JP3495667B2 - データ記録装置 - Google Patents

データ記録装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、データ記録装置に関
し、たとえばディジタルカメラやオーディオレコーダに
適用され、取り込み手段によって取り込まれたデータを
内部メモリを介して着脱可能な記録媒体に記録する、デ
ータ記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のディジタルカメラとしては、撮影
された被写体の動画像データを一旦内部メモリに蓄積
し、その後、メモリカードのような記録媒体に記録する
ものがあった。ただし、記録媒体の記録速度(記録レー
ト)がイメージセンサの撮影速度(撮影フレームレー
ト)よりも遅いため、撮影処理は予め定められた連続記
録可能時間が経過した時点で中止されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、取り外しが不
可能なイメージセンサについては撮影フレームレートが
予め確定しているのに対し、着脱可能な記録媒体につい
ては記録レートが確定していない。つまり、記録レート
は媒体毎に異なるため、カメラの設計時に記録媒体の記
録レートを知ることはできない。このため、従来技術で
は、連続記録可能時間を正確に求めることはできず、こ
の結果、実際の連続記録可能時間よりも短い時間が経過
した時点で撮影を中止する必要があった。
【0004】それゆえに、この発明の主たる目的は、で
きるだけ長い時間データを取り込むことができる、デー
タ記録装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、取り込み手
段によって連続的に取り込まれた所望データを内部メモ
リを介して着脱可能な記録媒体に記録するデータ記録装
置であって、記録媒体の記録速度を検出する検出手段、
記録速度に基づいて連続記録可能時間を算出する算出手
段、および連続記録可能時間に基づいて取り込み手段を
不能化する不能化手段を備える、データ記録装置であ
る。
【0006】
【作用】取り込み手段によって連続的に取り込まれた所
望データを内部メモリを介して着脱可能な記録媒体に記
録するとき、まず検出手段によって記録媒体の記録速度
が検出される。算出手段は、検出された記録速度に基づ
いて連続記録可能時間を算出し、不能化手段は、算出さ
れた連続記録可能時間に基づいて取り込み手段を不能化
する。
【0007】この発明のある実施例では、所望データの
記録に先立って、所定データ記録手段が所定データを記
録媒体に記録する。測定手段は、この所定データの記録
に要した時間を測定し、記録速度検出手段は、記録され
た所定データのデータ量と測定手段によって測定された
時間とに基づいて記録速度を算出する。算出された記録
速度は、記録速度記録手段によって記録媒体に記録され
る。所定データは、好ましくは取り込み手段によって過
去に取り込まれた所望データである。
【0008】この発明の他の実施例では、算出手段は、
内部メモリの容量、取り込み手段の取り込み速度、およ
び記録速度に基づいて連続記録可能時間を算出する。取
り込み手段は、好ましくは、被写体を所定時間毎に撮影
する撮影手段、および撮影手段による撮影画像データを
圧縮する圧縮手段を含み、取り込み速度は、単位時間に
圧縮手段によって生成される圧縮画像データのデータ量
で表される。
【0009】この発明のその他の実施例では、連続記録
可能時間は表示手段によって表示される。
【0010】この発明のさらにその他の実施例では、所
望データは内部メモリの容量よりも大きなサイズを持
つ。
【0011】この発明の他の実施例では、所望データは
書き込み手段によって循環的に内部メモリに書き込ま
れ、読み出し手段によって循環的に内部メモリから読み
出される。読み出された所望データは、記録手段によっ
て記録媒体に記録される。
【0012】
【発明の効果】この発明によれば、記録媒体の記録速度
に基づいて連続記録可能時間が算出され、算出された連
続記録可能時間に基づいて取り込み手段が不能化される
ため、必要かつ十分な時間データを取り込むことができ
る。
【0013】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0014】
【実施例】図1を参照して、この実施例のディジタルカ
メラ10は、CCDイメージャ12を含む。CCDイメ
ージャ12の前面には図示しない色フィルタが装着さ
れ、被写体の光像はこの色フィルタを通して受光面に照
射される。
【0015】電源が投入されると、システムコントロー
ラ38は、スルー画像表示処理をCPU36に命令す
る。CPU36は、スルー画像表示命令に応答して間引
き読み出しをタイミングジェネレータ(TG)14に命
令し、TG14は、CCDイメージャ12を間引き読み
出し方式で駆動する。これによって、受光面に照射され
た被写体像に対応する低解像度のカメラ信号(画素信
号)が、CCDイメージャ12から出力される。出力さ
れたカメラ信号は、CDS/AGC回路16で周知のノ
イズ除去およびレベル調整を施され、その後、A/D変
換器18によってディジタル信号(カメラデータ)に変
換される。
【0016】スルー画像表示処理が命令されたとき、C
PU36は信号処理回路20にも処理命令を与える。信
号処理回路20は、A/D変換器18から出力されたカ
メラデータに色分離,YUV変換などの処理を施し、こ
れによって生成されたYUVデータの書き込みをメモリ
制御回路22にリクエストする。メモリ制御回路22
は、このような書き込みリクエストに応答して、YUV
データをSDRAM24に一時的に格納する。CPU3
6は、ビデオエンコーダ26にも処理命令を与える。こ
のとき、ビデオエンコーダ26は、メモリ制御回路22
に対してYUVデータの読み出しをリクエストし、SD
RAM24から読み出されたYUVデータにエンコード
処理を施す。YUVデータはNTSC方式のコンポジッ
ト画像信号に変換され、変換されたコンポジット画像信
号がモニタ28に出力される。モニタ28には、被写体
のリアルタイムの動画像(スルー画像)が表示される。
【0017】オペレータがモード設定スイッチ42によ
って動画像撮影モードを設定し、かつシャッタボタン4
0を1回押すと、システムコントローラ38は、CPU
36に記録処理を命令する。すると、CPU36はJP
EGコーデック30に圧縮処理命令を与え、JPEGコ
ーデック30は、この圧縮命令に応答してメモリ制御回
路22にYUVデータの読み出しをリクエストする。メ
モリ制御回路22は、JPEGコーデック30からの読
み出しリクエストに応答してSDRAM24から連続す
るフレームのYUVデータつまり被写体の動画像データ
を読み出し、JPEGコーデック30に与える。動画像
データは、JPEGフォーマットに従って1フレームず
つ圧縮される。圧縮画像データ(JPEGデータ)が生
成されると、JPEGコーデック30は、この圧縮画像
データを書込リクエストとともにメモリ制御回路22に
与える。このため、圧縮画像データもまたSDRAM2
4に格納される。
【0018】ただし、圧縮画像データは、圧縮画像エリ
ア24aに格納される。圧縮画像エリア24aには図2
に示すように複数のメモリエリアが形成され、各メモリ
エリアは1フレーム分の圧縮画像データを格納できるだ
けの容量を持つ。メモリ制御回路22は、JPEGコー
デック30によって生成された圧縮画像データをメモリ
エリア1から順に格納していき、圧縮画像データがメモ
リエリアMまで書き込まれると、次フレームの圧縮画像
データをメモリエリア1に書き込む。つまり、圧縮画像
データの書き込みは、メモリエリア1〜Mに循環的に書
き込まれる。
【0019】CPU36は、圧縮画像エリア24aが満
杯になる前に、圧縮画像エリア24aからの圧縮画像デ
ータの読み出しをメモリ制御回路22にリクエストす
る。メモリ制御回路22は、圧縮画像データをメモリエ
リア1から順に読み出し、メモリエリアMからの読み出
しが完了すると、次の読み出し先をメモリエリア1に戻
す。つまり、圧縮画像エリア24aからの圧縮画像デー
タの読み出しもまた、循環的に行われる。このように、
圧縮画像エリア24aはリングバッファとして動作す
る。
【0020】CPU36は、読み出された圧縮画像デー
タを関連するヘッダデータとともにメモリカード34に
記録し、この結果、画像ファイルがメモリカード34内
に作成される。メモリカード34は着脱可能な記録媒体
であり、スロット33に装着されたときにI/F回路3
2と接続される。このため、ヘッダデータおよび圧縮画
像データは、I/F回路32を通してメモリカード34
に記録される。
【0021】JPEGコーデック30によって圧縮画像
データを生成するときの生成速度は、同じ圧縮画像デー
タをメモリカード34に記録するときの記録速度よりも
速い。このため、生成された圧縮画像データをそのまま
メモリカード34に出力したのでは、処理が破綻してし
まう。このような速度の相違によるの処理の破綻を防止
するために、圧縮画像エリア24aがSDRAM24に
形成され、JPEGコーデック30で生成された圧縮画
像データが一時的に圧縮画像エリア24aに待避され
る。
【0022】オペレータがシャッタボタン40を再度操
作すると、システムコントローラ38は記録処理の中止
をCPU36に命令する。すると、CPU36はJPE
Gコーデック30への圧縮処理命令の出力を中止する。
これによって、シャッタボタン40が操作された後は圧
縮画像データが生成されることはなく、圧縮画像エリア
24aへの圧縮画像データの書き込みも行われない。た
だし、圧縮画像エリア24aに圧縮画像データが残って
いる間は、読み出しリクエストがCPU36から出力さ
れ、圧縮画像データの読み出しおよびメモリカード34
への記録が引き続き行われる。そして、全ての圧縮画像
データが読み出された時点で読み出しリクエストの出力
が中止され、さらに全ての圧縮画像データがメモリカー
ド34に記録された時点で記録動作も中止される。記録
処理が行われている間もモニタ28にはスルー画像が表
示されており、このスルー画像表示は、記録が完了した
後も引き続き行われる。
【0023】図5〜図7を参照して、CPU36の処理
を詳しく説明する。電源の投入に応答してシステムコン
トローラ38からスルー画像表示処理命令が与えられる
と、CPU36はステップS1でYESと判断し、ステ
ップS3でスルー画像表示処理を行なう。つまり、TG
14に間引き処理を命令し、信号処理回路20およびビ
デオエンコーダ26に所定の信号処理を命令する。これ
によって、スルー画像がモニタ28に表示される。CP
U36は続いて、メモリカード34内に所定の記録速度
測定ファイルが記録されているかどうかをステップS5
で判断する。
【0024】メモリカード34に複数の画像ファイルと
記録速度測定ファイルが記録されている場合、メモリカ
ード34内のディレクトリは図3に示すような構造を持
つ。つまり、“SANY00N.JPG”(Nは整数)
で表される複数の画像ファイルが“¥¥DCIM¥SA
NDS¥”のディレクトリの下階層に配置され、“WS
PEED.TXT”で表される記録速度測定ファイルが
“¥¥SYSTEM¥”のディレクトリの下階層に配置
される。記録速度測定ファイルには、図4に示すように
機種の名称および記録速度が書き込まれる。図4によれ
ば、この記録速度測定ファイルは“SX112”という
機種によって作成され、かつメモリカード34がこの機
種に装着されたときの記録速度は700Kバイト/秒で
ある。
【0025】“¥¥SYSTEM¥”のディレクトリの
下階層に“WSPEED.TXT”で表される記録速度
測定ファイルが存在し、かつこの記録速度測定ファイル
に書き込まれた機種名がこの実施例のディジタルカメラ
10と同じであれば、CPU36はステップS5でYE
Sと判断する。これに対して、“¥¥SYSTEM¥”
のディレクトリの下階層に記録速度測定ファイルが存在
しないか、あるいは存在してもファイルの中に書かれて
いる機種名がこの実施例のディジタルカメラ10と異な
れば、CPU36はステップS5でNOと判断する。
【0026】ステップS5でYESと判断されると、C
PU36はステップS7で記録速度測定ファイルから記
録速度データを読み出し、ステップS9で数1に従って
連続記録可能時間を算出する。そして、算出した連続記
録可能時間をタイマ36bに設定する。
【0027】
【数1】連続記録可能時間=圧縮画像エリア/(圧縮画
像エリアへの書き込み速度−メモリカードへの記録速
度) 1秒間に15フレーム分の圧縮画像データが生成され、
各フレームの圧縮画像データ量が50Kバイトであると
き、圧縮画像エリア24aへの書き込み速度は750K
バイト/秒となる。一方、メモリカード34への記録速
度は、上述のように700Kバイト/秒である。このた
め、圧縮画像エリア24aの容量が7.5Mバイトであ
れば、連続記録可能時間は150秒となる。
【0028】一方、ステップS5でNOと判断された場
合、CPU36はステップS11に進み、記録可能時間
を初期化する。つまり、初期値をタイマ36bに設定す
る。初期値はたとえば10秒であり、この数値は、記録
処理を行なわないときに圧縮画像エリア24aが満杯に
なるまでに要する時間に相当する。
【0029】CPU36はその後、ステップS9または
S11で決定された連続記録可能時間をステップS13
でディスプレイ48に表示する。このため、オペレータ
は被写体を何秒間連続して撮影できるかをディスプレイ
48の表示によって容易に確認できる。
【0030】ステップS15ではシャッタボタン40が
操作されたかどうかを判断し、YESであれば、ステッ
プS17でレジスタ36aを初期化する。レジスタ36
aは、ステップS23の記録処理によってどれだけのデ
ータがメモリカード34に記録されたかを把握するため
のレジスタであり、ステップS19ではデータ量=0が
レジスタ36aに書き込まれる。CPU36は続いて、
ステップS19でJPEGコーデック30に圧縮処理を
命令し、ステップS21で時計37をセットする。CP
U36から圧縮命令が発されると、JPEGコーデック
30は、動画像データの圧縮を開始する。つまり、メモ
リ制御回路22に動画像データの読み出しをリクエスト
し、SDRM24から読み出された動画像データを1フ
レーム毎に圧縮する。そして、生成された圧縮画像デー
タを書き込みリクエストとともにメモリ制御回路22に
出力する。圧縮画像データは、メモリ制御回路22によ
って圧縮画像エリア24aに蓄積されていく。このと
き、圧縮画像データは、メモリエリア1〜Mに循環的に
書き込まれる。
【0031】ステップS23では、圧縮画像エリア24
aに蓄積された圧縮画像データの記録処理を行う。ま
ず、所定バイトの圧縮画像データの読み出しをメモリ制
御回路22にリクエストし、圧縮画像エリア24aから
読み出された所定バイトの圧縮画像データをI/回路3
2を通してメモリカード34に記録する。所定バイト分
の記録が完了すると、CPU36は、ステップS25お
よびS27でレジスタ36aの値および連続記録可能時
間を更新する。ステップS25では、レジスタ36aの
現在の値に所定ビットを加算し、ステップS27では、
タイマ36bに設定された連続記録可能時間およびディ
スプレイ48に表示された連続記録可能時間から所定時
間を引き算する。
【0032】CPU36はその後、ステップS29で連
続記録可能時間が“0”となったかどうかを判断し、ス
テップS31でシャッタボタン40が再度押されたかど
うかを判断する。そして、いずれもNOであればステッ
プS23〜S31の処理を繰り返す。このため、連続記
録可能時間が“0”となるかシャッタボタン40が押さ
れない限り、圧縮画像エリア24aからの圧縮画像デー
タの読み出し動作、および読み出された圧縮画像データ
のメモリカード34への記録動作が継続される。なお、
圧縮画像データの読み出し先は、メモリエリア1〜Mの
間で循環的に変化する。
【0033】ステップS29およびS31のいずれか一
方でもYESと判断されると、CPU36は、ステップ
S33で圧縮処理の中止をJPEGコーデック30に命
令する。JPEGコーデック30は、この中止命令に応
答して、メモリ制御回路22への読み出しのリクエス
ト、JPEG圧縮、およびメモリ制御回路22への書き
込みのリクエストを全て中止する。したがって、圧縮処
理は、オペレータがシャッタボタン40を押さなくと
も、連続記録可能時間が経過すると強制的に中止され
る。
【0034】ステップS35では、圧縮画像データの記
録が完了したかどうか判断する。圧縮画像エリア24a
にまだ圧縮画像データが残っていれば、CPU36はス
テップS35でNOと判断し、ステップS37およびS
39で上述のステップS23およびS25と同様の処理
を行う。そして、ステップS35に戻る。このような処
理を繰り返すことで、圧縮画像エリア24aの全ての圧
縮画像データがメモリカード34に記録されると、CP
U36はステップS35からステップS41に進む。ス
テップS45では時計37から時計データを取り込み、
ステップS47では数2に従って記録速度を算出する。
【0035】
【数2】記録速度=レジスタ値/時計データ値 上述のように、時計37は、記録開始直前にセットされ
るため、ステップS45で取り込まれた時計データは、
記録に要した時間を示す。一方、レジスタ36aの値
は、記録された圧縮画像データ量を示す。このため、数
2によって記録速度が求められる。
【0036】CPU36は続いて、ステップS43で記
録速度測定ファイルを作成する。具体的には、同じ機種
名が書かれている記録速度測定ファイルがメモリカード
34に存在しなければ、ステップS43で算出された記
録速度データおよびこの実施例のディジタルカメラ10
の機種名が書き込まれた記録速度測定ファイルを新規に
作成する。これに対して、同じ機種名が書き込まれた記
録速度測定ファイルがメモリカード34内に存在すれ
ば、このファイル内の記録速度データをステップS47
で算出された記録速度データによって更新する。このよ
うな処理を終えると、CPU36はステップS17に戻
る。
【0037】以上の説明から分かるように、この実施例
では、圧縮画像データがメモリカード34に実際に記録
され、この記録に要した時間と記録されたデータ量とに
基づいて連続記録可能時間が算出される。そして、算出
された連続記録可能時間が、メモリカード34に記録さ
れる。次回の撮影時は、メモリカード34に記録された
連続記録可能時間が検出され、この時間データがタイマ
36bに設定される。オペレータは、タイマ36bに設
定された時間だけ撮影を行うことができる。つまり、必
要かつ十分な時間だけ被写体の連続撮影(動画クリッ
プ)が可能となる。
【0038】メモリカード34から検出された連続記録
可能時間はまた、ディスプレイ48に表示される。この
ため、オペレータは、どの程度の時間連続して撮影でき
るかをディスプレイ48の表示から知ることができる。
【0039】なお、この実施例では、圧縮画像データを
実際に記録して連続記録可能時間を算出するようにした
が、連続記録可能時間は、所定量のダミーデータを記録
して算出するようにしてもよい。また、この実施例で
は、前回の撮影時に算出された連続記録可能時間を今回
の撮影に用いるようにしているが、今回の撮影によって
生成された圧縮画像データを記録するときに今回の連続
記録可能時間を求め、求められた連続記録可能時間が経
過した時点で撮影を中止するようにしてもよい。この場
合、今回の撮影によって生成された圧縮画像データを5
秒間記録した時点で連続記録可能時間を算出し、算出さ
れた連続記録可能時間から5秒を引き算した時間をタイ
マに設定するような処理が考えられる。
【0040】また、この実施例では、ディジタルカメラ
を用いて説明しているが、この発明は、無線通信によっ
てダウンロードした音楽データを内部メモリを介してメ
モリカードに記録するオーディオレコーダにも適用でき
る。また、ダウンロードするデータは、音楽データのほ
か、画像データや文字データであってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】SDRAMの圧縮画像エリアを示す図解図であ
る。
【図3】メモリカードのディレクトリ構造を示す図解図
である。
【図4】記録速度測定ファイルを示す図解図である。
【図5】図1実施例の動作の一部を示すフロー図であ
る。
【図6】図1実施例の動作の他の一部を示すフロー図で
ある。
【符号の説明】
10…ディジタルカメラ 12…CCDイメージャ 22…メモリ制御回路 24…SDRAM 30…JPEGコーデック 34…メモリカード 36…CPU 38…システムコントローラ

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】取り込み手段によって連続的に取り込まれ
    た所望データを内部メモリを介して着脱可能な記録媒体
    に記録するデータ記録装置であって、 前記記録媒体の記録速度を検出する検出手段、 前記記録速度に基づいて連続記録可能時間を算出する算
    出手段、および前記連続記録可能時間に基づいて前記取
    り込み手段を不能化する不能化手段を備える、データ記
    録装置。
  2. 【請求項2】前記所望データの記録に先立って所定デー
    タを前記記録媒体に記録する所定データ記録手段、 前記所定データの記録に要した時間を測定する測定手
    段、 前記所定データのデータ量と前記測定手段によって測定
    された時間とに基づいて前記記録速度を算出する記録速
    度算出手段、および前記記録速度を前記記録媒体に記録
    する記録速度記録手段をさらに備える、請求項1記載の
    データ記録装置。
  3. 【請求項3】前記所定データは前記取り込み手段によっ
    て過去に取り込まれた前記所望データである、請求項3
    記載のデータ記録装置。
  4. 【請求項4】前記算出手段は、前記内部メモリの容量、
    前記取り込み手段の取り込み速度、および前記記録速度
    に基づいて前記連続記録可能時間を算出する、請求項1
    ないし3のいずれかに記載のデータ記録装置。
  5. 【請求項5】前記取り込み手段は、被写体を所定時間毎
    に撮影する撮影手段、および前記撮影手段による撮影画
    像データを圧縮する圧縮手段を含み、 前記取り込み速度は単位時間に前記圧縮手段によって生
    成される圧縮画像データのデータ量で表される、請求項
    4記載のデータ記録装置。
  6. 【請求項6】前記連続記録可能時間を表示する表示手段
    をさらに備える、請求項1ないし5のいずれかに記載の
    データ記録装置。
  7. 【請求項7】前記所望データは前記内部メモリの容量よ
    りも大きなサイズを持つ、請求項1ないし6のいずれか
    に記載のデータ記録装置。
  8. 【請求項8】前記所望データを前記内部メモリに循環的
    に書き込む書き込み手段、 前記所望データを前記内部メモリから循環的に読み出す
    読み出し手段、および前記読み出し手段によって読み出
    された前記所望データを前記記録媒体に記録する記録手
    段をさらに備える、請求項1ないし7のいずれかに記載
    のデータ記録装置。
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