JP3501411B2 - 撮像装置 - Google Patents
撮像装置Info
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- JP3501411B2 JP3501411B2 JP20730093A JP20730093A JP3501411B2 JP 3501411 B2 JP3501411 B2 JP 3501411B2 JP 20730093 A JP20730093 A JP 20730093A JP 20730093 A JP20730093 A JP 20730093A JP 3501411 B2 JP3501411 B2 JP 3501411B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は撮像装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、２次元ＣＣＤイメージセンサのよ
うな固体撮像素子から得られる映像情報を、磁気フロッ
ピーディスクや固体メモリを搭載したメモリカードなど
の記録媒体にスチル画として記録するようにした電子ス
チルカメラが知られている。
うな固体撮像素子から得られる映像情報を、磁気フロッ
ピーディスクや固体メモリを搭載したメモリカードなど
の記録媒体にスチル画として記録するようにした電子ス
チルカメラが知られている。
【０００３】この種の電子スチルカメラの場合に限ら
ず、記録媒体の容量は、有限であり、例えば磁気フロッ
ピーディスクの場合、２５フレーム分とされる。このた
め、撮影したスチル画が記録媒体の容量一杯に記録され
たときには、次に撮影したスチル画の記録エリアを確保
する必要がある。
ず、記録媒体の容量は、有限であり、例えば磁気フロッ
ピーディスクの場合、２５フレーム分とされる。このた
め、撮影したスチル画が記録媒体の容量一杯に記録され
たときには、次に撮影したスチル画の記録エリアを確保
する必要がある。
【０００４】この記録エリアの確保の方法としては、記
録媒体が交換可能な場合は、記録済みの媒体を新しい媒
体に交換する方法と、記録媒体が固定型で、容易に交換
できない場合には、電子スチルカメラを外部装置に接続
して、記録媒体上の映像情報を外部装置に転送して、記
録媒体上に空白領域ないし上書き可能領域を作る方法
が、従来、用いられている。
録媒体が交換可能な場合は、記録済みの媒体を新しい媒
体に交換する方法と、記録媒体が固定型で、容易に交換
できない場合には、電子スチルカメラを外部装置に接続
して、記録媒体上の映像情報を外部装置に転送して、記
録媒体上に空白領域ないし上書き可能領域を作る方法
が、従来、用いられている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、記録媒
体を交換する方法の場合には、交換作業が厄介であると
共に、交換作業中は、電子スチルカメラで撮影ができな
い。さらに、高価な記録媒体を多量に消費する必要があ
るという問題がある。
体を交換する方法の場合には、交換作業が厄介であると
共に、交換作業中は、電子スチルカメラで撮影ができな
い。さらに、高価な記録媒体を多量に消費する必要があ
るという問題がある。
【０００６】また、電子スチルカメラを外部装置に接続
して転送する方法は、煩雑な手動操作により、記録媒体
上の映像情報を外部装置に転送して、記録媒体上に空白
領域ないし上書き可能領域を作らなければならないとい
う問題があった。
して転送する方法は、煩雑な手動操作により、記録媒体
上の映像情報を外部装置に転送して、記録媒体上に空白
領域ないし上書き可能領域を作らなければならないとい
う問題があった。
【０００７】かかる点に鑑み、この発明の目的は、撮影
した映像情報の即時転送を可能とすることにより、記録
媒体の容量に制限されることなく撮影を可能とする撮像
装置を提供するところにある。
した映像情報の即時転送を可能とすることにより、記録
媒体の容量に制限されることなく撮影を可能とする撮像
装置を提供するところにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、この発明による撮像装置は、撮像素子で撮像された
映像情報を、自装置内において媒体に記憶する内部記憶
手段と、上記媒体に記憶された映像情報を、自装置の外
部にある外部記憶装置に転送するための通信手段と、上
記媒体に撮像済みの映像情報が記憶されているか否かを
判断する判断手段と、上記通信手段による上記外部記憶
装置との通信の可否を検出する通信可否検出手段と、上
記判断手段で上記媒体に撮像済みの映像情報が記憶され
ていると判断された場合は、上記通信可否検出手段で上
記外部記憶装置との通信が可能であると検出されたとき
に、上記撮像素子で新規に撮像される映像情報の上記媒
体への記憶を妨げることなく、上記通信手段により、上
記媒体に撮像済みの映像情報を上記外部記憶装置に即時
転送し、上記転送済みの映像情報が記憶されていた上記
媒体上の記憶領域を上記撮像素子で新規に撮像される映
像情報の書き込み可能領域とする制御手段と、を備え、
撮像した映像情報の即時転送を可能とすることを特徴と
する。
め、この発明による撮像装置は、撮像素子で撮像された
映像情報を、自装置内において媒体に記憶する内部記憶
手段と、上記媒体に記憶された映像情報を、自装置の外
部にある外部記憶装置に転送するための通信手段と、上
記媒体に撮像済みの映像情報が記憶されているか否かを
判断する判断手段と、上記通信手段による上記外部記憶
装置との通信の可否を検出する通信可否検出手段と、上
記判断手段で上記媒体に撮像済みの映像情報が記憶され
ていると判断された場合は、上記通信可否検出手段で上
記外部記憶装置との通信が可能であると検出されたとき
に、上記撮像素子で新規に撮像される映像情報の上記媒
体への記憶を妨げることなく、上記通信手段により、上
記媒体に撮像済みの映像情報を上記外部記憶装置に即時
転送し、上記転送済みの映像情報が記憶されていた上記
媒体上の記憶領域を上記撮像素子で新規に撮像される映
像情報の書き込み可能領域とする制御手段と、を備え、
撮像した映像情報の即時転送を可能とすることを特徴と
する。
【０００９】
【作用】上記の構成のこの発明によれば、通信手段によ
り記録媒体に記録されていた映像情報が外部の記録装置
等に転送される。そして、転送済みの映像情報が記録さ
れていた媒体上の記録領域は、新データの書き込みが可
能とされる。したがって、記録媒体には、常に、記録可
能領域が存在し、この領域に新規の映像情報の記録が可
能とされる。
り記録媒体に記録されていた映像情報が外部の記録装置
等に転送される。そして、転送済みの映像情報が記録さ
れていた媒体上の記録領域は、新データの書き込みが可
能とされる。したがって、記録媒体には、常に、記録可
能領域が存在し、この領域に新規の映像情報の記録が可
能とされる。
【００１０】
【実施例】以下、図１〜図３を参照しながら、この発明
による撮像装置を電子スチルカメラに適用した一実施例
について説明する。
による撮像装置を電子スチルカメラに適用した一実施例
について説明する。
【００１１】この発明の一実施例の構成を図１に示す。
図１において、レンズ１１に代表される光学系は、基本
的に、銀塩フィルムを使用する写真カメラと同様の絞り
とシャッタ（図示は省略）を備え、レンズ１１を通って
くる撮像光の光量に基づいて、絞りとシャッタとが自動
調整される、いわゆるＡＥによって、適正な露出が行な
われる。
図１において、レンズ１１に代表される光学系は、基本
的に、銀塩フィルムを使用する写真カメラと同様の絞り
とシャッタ（図示は省略）を備え、レンズ１１を通って
くる撮像光の光量に基づいて、絞りとシャッタとが自動
調整される、いわゆるＡＥによって、適正な露出が行な
われる。
【００１２】また、２０は撮像系、３０はシステム制御
回路（マイクロコンピュータ）である。
回路（マイクロコンピュータ）である。
【００１３】撮像系２０には、前述のようなＣＣＤ固体
撮像素子２１が搭載され、この撮像素子２１から出力さ
れるカラー映像信号は、撮像信号処理回路２２に供給さ
れて所定の信号処理が施される。処理回路２２の出力
は、Ａ／Ｄ変換器２３において、例えば、８ビット／１
画素のデジタル信号に変換されて、１画面分（１フレー
ムあるいは１フィールド）のデジタル映像信号がフレー
ムメモリ２４に一時的に記憶される。
撮像素子２１が搭載され、この撮像素子２１から出力さ
れるカラー映像信号は、撮像信号処理回路２２に供給さ
れて所定の信号処理が施される。処理回路２２の出力
は、Ａ／Ｄ変換器２３において、例えば、８ビット／１
画素のデジタル信号に変換されて、１画面分（１フレー
ムあるいは１フィールド）のデジタル映像信号がフレー
ムメモリ２４に一時的に記憶される。
【００１４】そして、このフレームメモリ２４から読み
出されたデジタル映像信号は、例えば、ＪＰＥＧ方式の
ような、適宜のデータ圧縮回路２５によりデータ圧縮さ
れた後、メモリカード２６に記録される。このデータ圧
縮により、記録データ量の低減が計られている。
出されたデジタル映像信号は、例えば、ＪＰＥＧ方式の
ような、適宜のデータ圧縮回路２５によりデータ圧縮さ
れた後、メモリカード２６に記録される。このデータ圧
縮により、記録データ量の低減が計られている。
【００１５】さらに、この実施例では、メモリカード２
６に記録された映像情報があるときには、このメモリカ
ード２６から記録映像情報が読み出され、その映像情報
が、適宜の通信インターフェイス２７と、所定の通信回
線Ｌｎとを通じて、大容量の外部装置１に転送される。
６に記録された映像情報があるときには、このメモリカ
ード２６から記録映像情報が読み出され、その映像情報
が、適宜の通信インターフェイス２７と、所定の通信回
線Ｌｎとを通じて、大容量の外部装置１に転送される。
【００１６】図示は省略するが、この外部装置１は、通
信インターフェイスを備えると共に、大容量の映像記録
装置を備え、転送されてきた映像情報を、その記録装置
に記録する処理を行なうものである。この場合、必要に
応じて映像情報は、データ伸長されて記録される。圧縮
されたデータのまま、記録するようにしても、もちろん
よい。
信インターフェイスを備えると共に、大容量の映像記録
装置を備え、転送されてきた映像情報を、その記録装置
に記録する処理を行なうものである。この場合、必要に
応じて映像情報は、データ伸長されて記録される。圧縮
されたデータのまま、記録するようにしても、もちろん
よい。
【００１７】また、システム制御回路３０には、操作部
３１と表示・指示部３２とが接続され、システム制御回
路３０からは、上述のような映像情報の流れを制御する
ための各種制御信号が、撮像信号処理回路２２、フレー
ムメモリ２４、メモリカード２６および通信インターフ
ェイス２７に供給される。
３１と表示・指示部３２とが接続され、システム制御回
路３０からは、上述のような映像情報の流れを制御する
ための各種制御信号が、撮像信号処理回路２２、フレー
ムメモリ２４、メモリカード２６および通信インターフ
ェイス２７に供給される。
【００１８】通信インターフェイス２７としては、外部
装置１と電子スチルカメラとを、例えば、数メートル程
度のケーブルで接続すれば足りる場合、ＳＣＳＩのよう
なコンピュータ・インターフェイスが使用される。
装置１と電子スチルカメラとを、例えば、数メートル程
度のケーブルで接続すれば足りる場合、ＳＣＳＩのよう
なコンピュータ・インターフェイスが使用される。
【００１９】また、通信回線Ｌｎがアナログ電話回線の
場合は、例えばＲＳ−２３２Ｃのような、コンピュータ
・インターフェイスとされ、モデム（図示は省略）を介
して接続される。
場合は、例えばＲＳ−２３２Ｃのような、コンピュータ
・インターフェイスとされ、モデム（図示は省略）を介
して接続される。
【００２０】そして、通信回線Ｌｎが統合デジタル通信
網（Integrated Services DigitalNetwork ）の場合
は、専用のインターフェイス・ボードが使用される。
網（Integrated Services DigitalNetwork ）の場合
は、専用のインターフェイス・ボードが使用される。
【００２１】更に、通信回線Ｌｎとしては、セルラー、
コードレスのようなアナログ無線回線や、デジタルセル
ラー、デジタルコードレスのようなデジタル無線回線を
使用することもできて、撮影者の行動が制約されなくな
る。この場合、図示は省略するが、適宜の無線送受信回
路が付加される。
コードレスのようなアナログ無線回線や、デジタルセル
ラー、デジタルコードレスのようなデジタル無線回線を
使用することもできて、撮影者の行動が制約されなくな
る。この場合、図示は省略するが、適宜の無線送受信回
路が付加される。
【００２２】次に、図２および図３をも参照しながら、
この発明の一実施例の撮影画像の転送動作について説明
する。この実施例では、両図に示すような撮影画像の転
送がバックグラウンド処理とされ、通常の撮像機能処理
は優先度の高いフォアグラウンド処理（割込み処理）と
される。
この発明の一実施例の撮影画像の転送動作について説明
する。この実施例では、両図に示すような撮影画像の転
送がバックグラウンド処理とされ、通常の撮像機能処理
は優先度の高いフォアグラウンド処理（割込み処理）と
される。
【００２３】まず、図２のステップＳ１において、初期
設定処理が行なわれ、次のステップＳ２においては、撮
影済みの映像情報の有無、即ち、メモリカード２６上に
映像情報が記録されているか否かが判断される。そし
て、メモリカード２６上に映像情報が記録されている場
合は、外部装置１との間で通信が可能か否かが判断され
る（ステップＳ３）。この判断は、図３の手順Ｐａに示
すように、電子スチルカメラ側からの送信要求に対し、
外部記録装置１側からの確認応答（ＡＣＫ）があったか
否かでなされる。
設定処理が行なわれ、次のステップＳ２においては、撮
影済みの映像情報の有無、即ち、メモリカード２６上に
映像情報が記録されているか否かが判断される。そし
て、メモリカード２６上に映像情報が記録されている場
合は、外部装置１との間で通信が可能か否かが判断され
る（ステップＳ３）。この判断は、図３の手順Ｐａに示
すように、電子スチルカメラ側からの送信要求に対し、
外部記録装置１側からの確認応答（ＡＣＫ）があったか
否かでなされる。
【００２４】外部記録装置１との間で通信が可能な場合
は、ステップＳ４に移行して、図３の手順Ｐｂに示すよ
うに、メモリカード２６上に記録されている映像情報Ｄ
ta〜Ｄtnが外部記録装置１に逐次転送され、外部記録装
置１側からはそれぞれＡＣＫが返送される。
は、ステップＳ４に移行して、図３の手順Ｐｂに示すよ
うに、メモリカード２６上に記録されている映像情報Ｄ
ta〜Ｄtnが外部記録装置１に逐次転送され、外部記録装
置１側からはそれぞれＡＣＫが返送される。
【００２５】メモリカード２６上の映像情報Ｄta〜Ｄtn
の転送が終わると、ステップＳ５に移行して、図３の手
順Ｐｃに示すように、転送した映像情報Ｄta〜Ｄtnが外
部装置１側から電子スチルカメラ側に、転送映像情報が
正しく転送されたか否かの確認のため送り返されるの
で、これが受信処理される。この際、電子スチルカメラ
側から外部記録装置１側にそれぞれＡＣＫが返送され
る。
の転送が終わると、ステップＳ５に移行して、図３の手
順Ｐｃに示すように、転送した映像情報Ｄta〜Ｄtnが外
部装置１側から電子スチルカメラ側に、転送映像情報が
正しく転送されたか否かの確認のため送り返されるの
で、これが受信処理される。この際、電子スチルカメラ
側から外部記録装置１側にそれぞれＡＣＫが返送され
る。
【００２６】次のステップＳ６において、システム制御
回路３０は、受信処理した映像情報Ｄra〜Ｄrnと、先に
転送した映像情報Ｄta〜Ｄtnとが一致するか否かを判断
し、両者が一致した場合は、一連の映像情報Ｄta〜Ｄtn
の転送が完了したと認識する。
回路３０は、受信処理した映像情報Ｄra〜Ｄrnと、先に
転送した映像情報Ｄta〜Ｄtnとが一致するか否かを判断
し、両者が一致した場合は、一連の映像情報Ｄta〜Ｄtn
の転送が完了したと認識する。
【００２７】そして、ステップＳ７に移行して、転送済
みの映像情報Ｄta〜Ｄtnがメモリカード２６から消去さ
れることなく、この映像情報Ｄta〜Ｄtnが記録されてい
た記録領域が空白と認識（書き込み可能領域として認
識）される。
みの映像情報Ｄta〜Ｄtnがメモリカード２６から消去さ
れることなく、この映像情報Ｄta〜Ｄtnが記録されてい
た記録領域が空白と認識（書き込み可能領域として認
識）される。
【００２８】それから、ステップＳ２に戻って、メモリ
カード２６の空白と認識された記録領域に、新規に撮影
された映像情報が、以前の映像情報に上書き記録される
ようにされ、上述のような転送処理が繰り返される。
カード２６の空白と認識された記録領域に、新規に撮影
された映像情報が、以前の映像情報に上書き記録される
ようにされ、上述のような転送処理が繰り返される。
【００２９】これにより、この実施例では、メモリカー
ド２６の記録容量が、実質的に、無制限に拡大されて、
１枚のメモリカードを使用する場合でも、その容量に制
約されることなく、撮影を続けることができる。
ド２６の記録容量が、実質的に、無制限に拡大されて、
１枚のメモリカードを使用する場合でも、その容量に制
約されることなく、撮影を続けることができる。
【００３０】また、上述の実施例では、転送済みの映像
情報がメモリカードから消去されることなく、転送済み
の映像情報が記録されていたメモリカード上の記録領域
を空白と認識するようにしたので、当該空白と認識され
る記録領域には、新たに撮影された画像の映像情報が上
書きされるまでは、転送済みとされた画像の映像情報が
残っている。撮影した画像を、確認したいという要求は
カメラの使用者とっては、多々生じることであるが、こ
の実施例においては、転送済みとされた画像であって
も、電子スチルカメラにおいて、それを再生して観るこ
とが可能であるというメリットがある。
情報がメモリカードから消去されることなく、転送済み
の映像情報が記録されていたメモリカード上の記録領域
を空白と認識するようにしたので、当該空白と認識され
る記録領域には、新たに撮影された画像の映像情報が上
書きされるまでは、転送済みとされた画像の映像情報が
残っている。撮影した画像を、確認したいという要求は
カメラの使用者とっては、多々生じることであるが、こ
の実施例においては、転送済みとされた画像であって
も、電子スチルカメラにおいて、それを再生して観るこ
とが可能であるというメリットがある。
【００３１】また、上述の実施例では、図３の手順Ｐ
ｂ、Ｐｃにおいて、映像情報の受信時に、外部記録装置
側、電子スチルカメラ側の双方から、単位映像情報Ｄta
〜ＤtnごとにＡＣＫが返送されるようにしたが、外部装
置側で、ＡＣＫに代えて、受信した単位映像情報Ｄta〜
Ｄtnを返送することにより、映像情報の転送処理時間を
短縮することができる。
ｂ、Ｐｃにおいて、映像情報の受信時に、外部記録装置
側、電子スチルカメラ側の双方から、単位映像情報Ｄta
〜ＤtnごとにＡＣＫが返送されるようにしたが、外部装
置側で、ＡＣＫに代えて、受信した単位映像情報Ｄta〜
Ｄtnを返送することにより、映像情報の転送処理時間を
短縮することができる。
【００３２】以上、この発明を電子スチルカメラに適用
した一実施例について説明したが、高速・大容量のメモ
リカードやディスクをバッファとして使用すると共に、
高速通信回線を使用することにより、ビデオカメラによ
る動画にも対応することができる。
した一実施例について説明したが、高速・大容量のメモ
リカードやディスクをバッファとして使用すると共に、
高速通信回線を使用することにより、ビデオカメラによ
る動画にも対応することができる。
【００３３】以上説明したように、この発明によれば、
撮像素子からの映像情報を所定の媒体に記録するように
した撮像装置において、媒体に記録された映像情報を外
部に転送する通信手段を設けると共に、この通信手段に
より転送された映像情報が記録されていた媒体上の記録
領域を少なくとも空白領域として認識するようにしたの
で、転送済みの映像情報が記録されていた媒体上の記録
領域に、新規の映像情報の記録が可能になり、媒体の容
量に制限されることなく撮影が可能な撮像装置が得られ
る。しかも、この発明によれば、新規な映像情報の媒体
への書き込みを優先しながら、通信手段により、媒体に
書き込まれている映像情報を外部に転送するようにする
ので、情報転送中のために記録したい新規な映像情報が
記録できなくなるような事態を回避することができる。
撮像素子からの映像情報を所定の媒体に記録するように
した撮像装置において、媒体に記録された映像情報を外
部に転送する通信手段を設けると共に、この通信手段に
より転送された映像情報が記録されていた媒体上の記録
領域を少なくとも空白領域として認識するようにしたの
で、転送済みの映像情報が記録されていた媒体上の記録
領域に、新規の映像情報の記録が可能になり、媒体の容
量に制限されることなく撮影が可能な撮像装置が得られ
る。しかも、この発明によれば、新規な映像情報の媒体
への書き込みを優先しながら、通信手段により、媒体に
書き込まれている映像情報を外部に転送するようにする
ので、情報転送中のために記録したい新規な映像情報が
記録できなくなるような事態を回避することができる。
【図１】この発明による撮像装置を電子スチルカメラに
適用した一実施例の構成を示すブロック図である。
適用した一実施例の構成を示すブロック図である。
【図２】この発明の一実施例の動作を説明するための流
れ図である。
れ図である。
【図３】この発明の一実施例の動作を説明するための通
信プロトコル図である。
信プロトコル図である。
２０ 撮像系
２１ 固体撮像素子
２４ フレームメモリ
２５ データ圧縮回路
２６ メモリカード
２７ 通信インタフェース
３０ システム制御回路（マイクロコンピュ
ータ） Ｌｎ 通信回線
ータ） Ｌｎ 通信回線
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平５−167965（ＪＰ，Ａ)
特開 昭64−47177（ＪＰ，Ａ)
特開 平５−130545（ＪＰ，Ａ)
特開 平４−324776（ＪＰ，Ａ)
特開 平５−49000（ＪＰ，Ａ)
特開 平４−318328（ＪＰ，Ａ)
特開 平４−150175（ＪＰ，Ａ)
特開 平２−262773（ＪＰ，Ａ)
Claims (7)
- 【請求項１】撮像素子で撮像された映像情報を、自装置
内において媒体に記憶する内部記憶手段と、 上記媒体に記憶された映像情報を、自装置の外部にある
外部記憶装置に転送するための通信手段と、上記媒体に撮像済みの映像情報が記憶されているか否か
を判断する判断手段と、 上記通信手段による上記外部記憶装置との通信の可否を
検出する通信可否検出手段と、上記判断手段で上記媒体に撮像済みの映像情報が記憶さ
れていると判断された場合は、 上記通信可否検出手段で
上記外部記憶装置との通信が可能であると検出されたと
きに、上記撮像素子で新規に撮像される映像情報の上記
媒体への記憶を妨げることなく、上記通信手段により、
上記媒体に撮像済みの映像情報を上記外部記憶装置に即
時転送し、上記転送済みの映像情報が記憶されていた上
記媒体上の記憶領域を上記撮像素子で新規に撮像される
映像情報の書き込み可能領域とする制御手段と、 を備え、撮像した映像情報の即時転送を可能とすること
を特徴とする撮像装置。 - 【請求項２】上記撮像素子で撮像された少なくとも１画
面分の映像情報を一時的に記憶する記憶素子を備え、上
記記憶素子から読み出された映像情報が、上記内部記憶
手段によって上記媒体に記憶されることを特徴とする請
求項１に記載の撮像装置。 - 【請求項３】上記通信手段により外部に転送される映像
情報は、データ圧縮されていることを特徴とする請求項
１に記載の撮像装置。 - 【請求項４】上記通信手段が有線通信に対応するもので
ある請求項１に記載の撮像装置。 - 【請求項５】上記通信手段が無線通信に対応するもので
ある請求項１に記載の撮像装置。 - 【請求項６】上記媒体に記憶された映像情報の送信完了
が受信側からの応答により認識される請求項１に記載の
撮像装置。 - 【請求項７】上記通信手段により転送した映像情報と上
記外部記憶装置から返送された当該映像情報とが一致し
ているか否かを判断して、一致していると判断したとき
に、転送した映像情報を転送済みとすることを特徴とす
る請求項１に記載の撮像装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20730093A JP3501411B2 (ja) | 1993-07-29 | 1993-07-29 | 撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20730093A JP3501411B2 (ja) | 1993-07-29 | 1993-07-29 | 撮像装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0746525A JPH0746525A (ja) | 1995-02-14 |
| JP3501411B2 true JP3501411B2 (ja) | 2004-03-02 |
Family
ID=16537503
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20730093A Expired - Lifetime JP3501411B2 (ja) | 1993-07-29 | 1993-07-29 | 撮像装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3501411B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5806005A (en) | 1996-05-10 | 1998-09-08 | Ricoh Company, Ltd. | Wireless image transfer from a digital still video camera to a networked computer |
| JP3360598B2 (ja) | 1998-02-18 | 2002-12-24 | ミノルタ株式会社 | 画像システム |
| JP2002101369A (ja) * | 2000-09-26 | 2002-04-05 | Yokohama Consulting Group:Kk | 撮影端末装置、画像処理サーバ、撮影方法及び画像処理方法 |
| JP2002281421A (ja) * | 2001-03-14 | 2002-09-27 | Nec Corp | 画像及び映像データ管理システムと管理方法 |
| JP2003179700A (ja) * | 2002-08-23 | 2003-06-27 | Hitachi Ltd | 携帯端末 |
| JP2004274525A (ja) | 2003-03-11 | 2004-09-30 | Sanyo Electric Co Ltd | ディジタルカメラ |
| JP5268960B2 (ja) * | 2010-02-03 | 2013-08-21 | キヤノン株式会社 | 情報処理装置、その制御方法、プログラム |
| JPWO2017168753A1 (ja) * | 2016-04-01 | 2018-11-22 | 富士通株式会社 | 通信システムおよび通信方法 |
-
1993
- 1993-07-29 JP JP20730093A patent/JP3501411B2/ja not_active Expired - Lifetime
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| JPH0746525A (ja) | 1995-02-14 |
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