JP4254098B2 - ガラス板の加工装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車の窓の合わせガラス等や、一般建造物の窓の複層ガラス等に用いられるガラス板の一方の面に形成された皮膜層を除去するガラス板の皮膜層除去装置及び自動車の窓ガラス等や、一般建造物の窓ガラス等に用いられるガラス板の一方の面に折割用の切線を形成するガラス板の切線形成装置等のガラス板の加工装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
熱線、紫外線等を遮断する機能を有した合わせガラスは、二枚のガラス板のそれぞれの一方の面にスパッタリング(金属蒸着)が施されて形成された熱線、紫外線等を遮断する皮膜層を互いに内向させて、その間にポリビニルブチラールシートを挟みながら二枚のガラス板に圧力、熱等を加えて、皮膜層とポリビニルブチラールシートとを接着させて形成されている。しかし、皮膜層とポリビニルブチラールシートとは互いに接着しにくいため、これらの接着状態が不完全となりやすく、これらの周囲の接着状態の不完全なところから湿気、空気等が浸入してポリビニルブチラールシートが酸化し、発色、変化してしまう。そこで、周囲における皮膜層を除去して、互いに接着しやすいガラス板とポリビニルブチラールシートとを接着させている。
【0003】
また、熱線、紫外線等を遮断する機能を有した複層ガラスは、二枚のガラス板のそれぞれの一方の面に形成された皮膜層を互いに内向させて、その間を密閉状態とするように、その間の周囲に、ブチル及びチオコールからなる粘着弾性体(以下ブチルゴムという)によりスペーサーを接着させて形成されている。しかし、皮膜層とブチルゴムとは互いに接着しにくいため、これらの接着状態が不完全となりやすく、これらの接着状態の不完全なところから湿気等が浸入して密閉状態が保てなくなり、複層ガラスの断熱効果が著しく減退し、皮膜層に水滴等が生じる。そこで、周囲における皮膜層を除去して互いに接着しやすいガラス板とブチルゴムとを接着させている。
【0004】
ところで、ガラス板の周囲の皮膜層に砥石を弾性力により接触させて、この砥石を回転させると共に砥石自体を移動させて皮膜層を研削して除去する場合、ガラス板の縁部まで確実に皮膜層を除去しようとすると、ガラス板の縁部を通り過ぎた後まで砥石を移動させざるを得ないのであるが、ガラス板の縁部を通り過ぎると、砥石は、当該砥石を弾性的に付勢している弾性力により下降されてガラス板を載置しているガラス板載置面に当接して載置面を不必要に研削してしまう虞がある。
【0005】
斯かる不都合は、ガラス板の一方の面に形成された皮膜層を除去するガラス板の皮膜層除去装置に限って生じるものではなく、ガラス板の一方の面に折割用の切線を形成するガラス板の切線形成装置においても生じるのであって、例えば、切線形成装置においては、切線を形成するカッタホイールがガラス板を載置しているガラス板載置面に当接してガラス板載置面に不必要に切線を形成してしまう虞がある。
【0006】
また、ガラス板に対する皮膜層の研削により砥石は徐々に擦り減ってその径が小さくなるのであるが、砥石の径が小さくなると弾性力に基づくガラス板への砥石の押圧力が小さくなる結果、砥石による皮膜層の除去が所望に行われなくなる虞があるので、砥石を早め早めに交換しなければならない等の不都合がある。
【0007】
本発明は、前記諸点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、ガラス板の載置面を不必要に研削又は切断することなしに、ガラス板の縁部まで確実に皮膜層を除去でき又は切線を形成できるガラス板の加工装置を提供することにある。
【0008】
本発明の他の目的とするところは、砥石が擦り減ってその径が小さくなっても、ガラス板への砥石の押圧力を所望の値にできて、砥石の交換作業に起因する製造効率の低下を回避できるガラス板の加工装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の第一の態様のガラス板の加工装置は、ガラス板を載置するガラス板載置面を有したガラス板載置手段と、ガラス板載置面に沿って移動自在である第一の可動台と、この第一の可動台をガラス板載置面に沿って移動させる第一の移動手段と、ガラス板載置面に対して接近・離反自在となるように第一の可動台に移動自在に設けられた第二の可動台と、この第二の可動台をガラス板載置面に対して接近・離反移動させる第二の移動手段と、第二の可動台に対して上昇、下降自在に当該第二の可動台に設けられた加工具と、ガラス板の一方の面に加工具を弾性的に押圧する弾性的押圧手段と、第二の可動台に対する加工具の上昇、下降位置を検出する検出手段とを具備しており、ここで、この検出手段の検出に基づいて第二の移動手段の作動を制御するようになっている。
【0010】
第一の態様のガラス板の加工装置では、第二の可動台に対する加工具の上昇、下降位置を検出する検出手段による検出で、例えば、加工具がガラス板の縁部を通り過ぎたことによる加工具の第二の可動台に対する所定位置以上の下降の検出で、第二の移動手段により第二の可動台をガラス板載置面に対して離反させることにより、加工具のガラス板載置面への当接を回避でき、而してガラス板の載置面を不必要に研削又は切断等の加工を行うことなしに、ガラス板の縁部までの確実な皮膜層の除去又は切線の形成等の加工を行うことができる上に、例えば、新たにガラス板載置面に載置されたガラスに対する被膜層の除去にあたって、第二の移動手段により第二の可動台を下降させている間に、加工具としての砥石のガラス板への当接に起因する検出手段による第二の可動台に対する砥石の所定位置以上の上昇の検出で、第二の移動手段による第二の可動台をガラス板載置面に対して接近させる作動を停止させることにより、砥石の径が小さくなっていても当該砥石を所定の押圧力でもってガラス板へ当接させることができ、而して、擦り減って径が小さくなった砥石でも所望に被膜層を除去できて、砥石の交換作業に起因する製造効率の低下を回避できる。
【0011】
加工具は、好ましくは本発明の第二の態様のガラス板の加工装置のように、ガラス板の少なくとも一方の面に形成された被膜層を除去する砥石であり、この場合には、ガラス板の加工装置は、砥石を回転させる回転手段を更に具備しており、斯かる回転手段は、好ましくは本発明の第三の態様のガラス板の加工装置のように、検出手段の検出に基づいてその作動が制御されるようになっているとよい。
【0012】
また、加工具は、本発明の第四の態様のガラス板の加工装置のように、ガラス板の一方の面に折割用の切線を形成するカッタホイールであってもよい。
【0013】
第二の移動手段は、好ましくは本発明の第五の態様のガラス板の加工装置のように、検出手段による第二の可動台に対する加工具の所定位置以上の上昇の検出で、第二の可動台をガラス板載置面に対して接近させる作動を停止するようになっており、また、好ましくは本発明の第六の態様のガラス板の加工装置のように、検出手段による加工具の第二の可動台に対する所定位置以上の下降の検出で、第二の可動台をガラス板載置面に対して離反させる作動を停止するようになっており、更にまた、好ましくは本発明の第七の態様のガラス板の加工装置のように、検出手段による加工具の第二の可動台に対する所定位置以上の下降の検出で、第二の可動台をガラス板載置面に対して離反させるようになっている。
【0014】
本発明の第八の態様のガラス板の加工装置は、ガラス板を載置するガラス板載置面を有したガラス板載置手段と、ガラス板載置面に沿って移動自在である第一の可動台と、この第一の可動台をガラス板載置面に沿って移動させる第一の移動手段と、ガラス板載置面に対して接近・離反自在となるように第一の可動台に移動自在に設けられた第二の可動台と、この第二の可動台をガラス板載置面に対して接近・離反移動させる第二の移動手段と、第二の可動台に対して上昇、下降自在に当該第二の可動台に設けられた加工具と、この加工具を回転させる回転手段と、ガラス板の一方の面に加工具を弾性的に押圧する弾性的押圧手段と、第二の可動台に対する加工具の上昇、下降位置を検出する検出手段とを具備しており、ここで、加工具は、ガラス板の少なくとも一方の面に形成された被膜層を除去する砥石であり、回転手段は、検出手段の検出に基づいてその作動が制御されるようになっている。
【0015】
第八の態様のガラス板の加工装置によれば、第二の可動台に対する砥石の上昇、下降位置を検出する検出手段の検出に基づいて回転手段の作動を制御するようになっているために、例えば、砥石がガラス板の縁部を通り過ぎたことによる砥石の第二の可動台に対する所定位置以上の下降の検出で、回転手段による砥石の回転を停止させることにより、砥石がガラス板載置面へ当接しても、ガラス板の載置面を不必要に研削することがなく、而してガラス板の縁部まで確実に皮膜層を除去できる。
【0016】
第八の態様のガラス板の加工装置において、回転手段は、本発明の第九の態様のガラス板の加工装置のように、検出手段による加工具の第二の可動台に対する所定位置以上の下降の検出で、砥石を回転させる作動を停止するようになっているとよい。
【0017】
本発明は、その第十の態様のガラス板の加工装置のように、第二の可動台と加工具との間に介在されていると共に第二の可動台に対して上昇、下降自在となるように当該第二の可動台に設けられた加工具支持手段を更に具備しており、ここで、加工具は、加工具支持手段を介して第二の可動台に対して上昇、下降自在となるように、当該第二の可動台に設けられているとよい。
【0018】
第十の態様のガラス板の加工装置では、弾性的押圧手段は、好ましくは本発明の第十一の態様のガラス板の加工装置のように、第二の可動台と加工具支持手段との間に介在されている。
【0019】
なお、加工具が砥石である場合には、回転手段は、砥石と加工具支持手段との間に介在されているとよい。
【0020】
第十又は第十一の態様のガラス板の加工装置において、検出手段は、好ましくは本発明の第十二の態様のガラス板の加工装置のように、第二の可動台に対する加工具支持手段の上昇、下降位置を検出して、第二の可動台に対する加工具の上昇、下降位置を検出するようになっている。
【0021】
斯かる第一から第十二のいずれかの態様のガラス板の加工装置は、本発明の第十三の態様のガラス板の加工装置のように、第一の移動手段による第一の可動台の移動方向に加工具を配向させる配向手段を更に具備しているとよく、第十三の態様のガラス板の加工装置においては、配向手段は、好ましくは本発明の第十四の態様のガラス板の加工装置のように、加工具を鉛直軸の周りで旋回させて、第一の移動手段による第一の可動台の移動方向に加工具を配向させるようになっており、第十四の態様のガラス板の加工装置においては、加工具は、本発明の第十五の態様のガラス板の加工装置のように、鉛直軸上又はその近傍においてガラス板を弾性的に押圧するように配されているとよい。
【0022】
第一から第九のいずれかの態様のガラス板の加工装置は、好ましくは本発明の第十六の態様のガラス板の加工装置のように、第二の可動台と加工具との間に介在されていると共に第二の可動台に対して上昇、下降自在となるように当該第二の可動台に設けられた加工具支持手段と、第一の移動手段による第一の可動台の移動方向に加工具を配向させる配向手段とを更に具備しており、ここで、加工具は、加工具支持手段を介して第二の可動台に対して上昇、下降自在となるように、当該第二の可動台に設けられており、配向手段は、加工具支持手段を鉛直軸の周りで旋回させて、第一の移動手段による第一の可動台の移動方向に加工具を配向させるようになっているとよい。
【0023】
第十六の態様のガラス板の加工装置では、弾性的押圧手段は、好ましくは本発明の第十七の態様のガラス板の加工装置のように、第二の可動台と加工具支持手段との間に介在されており、斯かる第十六又は第十七の態様のガラス板の加工装置では、検出手段は、本発明の第十八の態様のガラス板の加工装置のように、加工具支持手段の所定位置以上の下降を検出して、加工具の所定位置以上の下降を検出するようになっているとよく、第十六から第十八のいずれかの態様のガラス板の加工装置では、加工具は、本発明の第十九の態様のガラス板の加工装置のように、鉛直軸上又はその近傍においてガラス板を弾性的に押圧するように配されているとよく、また、第十六から第十九のいずれかの態様のガラス板の加工装置では、検出手段は、好ましくは本発明の第二十の態様のガラス板の加工装置のように、第二の可動台に対する加工具支持手段の上昇、下降位置を検出して、第二の可動台に対する加工具の上昇、下降位置を検出するようになっている。
【0024】
上記の各態様のガラス板の加工装置において、弾性的押圧手段としては、加工具の加工位置で弾性押圧力を所望に設定できるエアーシリンダ装置が好ましいのであるが、本発明はこれに限定されず、例えばコイルスプリングを用いたものであってもよく、また、弾性的押圧手段としてエアーシリンダ装置を用いる場合には、検出手段の検出に基づいてエアーシリンダ装置の作動を制御して、加工具によるガラス板の載置面の不必要な研削又は切断を回避するように、加工具を第一及び第二の可動台に対して上昇させるようにしてもよい。
【0025】
次に本発明及びその実施の形態を、図に示す好ましい例を参照して説明する。なお、本発明はこれらの例に何等限定されないのである。
【0026】
【発明の実施の形態】
図1から図4において、ガラス板の加工装置としての本例のガラス板の被膜層除去装置1は、ガラス板2を載置するガラス板載置面3を有したガラス板載置手段4と、ガラス板載置面3の上方においてガラス板載置面3に沿ってX及びY方向に移動自在である可動台5と、可動台5をガラス板載置面3の上方においてガラス板載置面3に沿ってX及びY方向に移動させる移動手段6と、ガラス板載置面3に対して接近・離反自在となるように可動台5にZ方向に移動自在に設けられた可動台7と、可動台7をガラス板載置面3に対して接近・離反移動させるようにZ方向に可動台7を移動させる移動手段8と、可動台7に対して上昇、下降自在に可動台7に設けられた加工具としての砥石(研削ホイール)9と、可動台7と砥石9との間に介在されていると共に可動台7に対して上昇、下降自在となるように可動台7に設けられた加工具支持手段としての砥石支持手段11と、砥石9と砥石支持手段11との間に介在されていると共に砥石9をその軸心12を中心としてR方向に回転させる回転手段13と、可動台7と砥石支持手段11との間に介在されていると共に可動台7に対して砥石9を下降させてガラス板2の一方の面に形成された被膜層14に砥石9を弾性的に押圧する弾性的押圧手段15と、移動手段6による可動台5の移動方向に砥石9を配向させる配向手段16と、可動台7に対する砥石9の上昇、下降位置を検出する検出手段17とを具備している。
【0027】
ガラス板載置手段4は、固定基台21と、載置されるガラス板2の他方の面を傷つけないように固定基台21の上面に固着された比較的硬質の材料からなるシート22とを具備しており、シート22の一方の面がガラス板載置面3となっている。
【0028】
可動台5は、可動台本体25と、可動台本体25の下面に固着されたスライダ26及びナット27と、可動台本体25の側面に固着された縦基板28と、縦基板28の側面にZ方向に伸びて固着された一対のレール29と、可動台本体25の側面に固着されたブラケット32とを具備しており、スライダ26は、X方向に伸びたフレーム30に設けられた一対のレール31にX方向に摺動自在に嵌合して、これにより可動台5は、X方向に移動自在となっている。フレーム30もまた、固定基台21にY方向に伸びた図示しないレールにスライダを介してY方向に摺動自在に嵌合しており、これにより可動台5は、フレーム30を介してY方向にも移動自在となっている。
【0029】
移動手段6は、X方向移動機構35とY方向移動機構(図示せず)とを具備しており、X方向移動機構35は、フレーム30に取付けられた電動モータ(図示せず)と、電動モータの出力回転軸に連結されてフレーム30に回転自在に支持されていると共にナット27に螺合したねじ軸36とを具備しており、電動モータの作動によるその出力回転軸の回転でねじ軸36を回転させて、可動台5をX方向に移動させるようになっており、Y方向移動機構は、X方向移動機構35と同様に構成されており、固定基台21に取付けられた電動モータ(図示せず)と、電動モータの出力回転軸に連結されて固定基台21に回転自在に支持されていると共にフレーム30のナット(図示せず)に螺合したねじ軸(図示せず)とを具備しており、電動モータの作動による出力回転軸の回転でねじ軸を回転させて、フレーム30をY方向に移動させるようになっている。
【0030】
移動手段6は、X方向移動機構35とY方向移動機構との作動で、可動台5をガラス板載置面3の上方においてX及びY方向に移動させ、而して砥石9をもX及びY方向に移動させるようになっている。
【0031】
可動台7は、可動台本体41と、可動台本体41の一方の側面に固着されたスライダ42と、可動台本体41の他方の側面に固着されたナット43と、可動台本体41の他方の側面に固着されたブラケット44と、可動台本体41の他方の側面に固着された支持部材69とを具備しており、スライダ42は、一対のレール29にZ方向に摺動自在に嵌合して、これにより可動台7は、Z方向に移動自在となっている。
【0032】
移動手段8は、ブラケット32に取付けられた電動モータ51と、電動モータ51の出力回転軸に連結されていると共に縦基板28の側面に軸受52を介して回転自在に支持されており、ナット43に螺合したねじ軸53とを具備しており、電動モータ51の作動によるその出力回転軸の回転でねじ軸53を回転させて、可動台7をZ方向に移動させるようになっている。
【0033】
砥石支持手段11は、スプラインシャフト61と、スプラインシャフト61の上端部に軸受62を介して相対的に鉛直軸66を中心としてr方向に回転自在に連結された中空の連結部材63と、スプラインシャフト61の下端部に一端部が固着されたL形連結部材64と、連結部材63に固着された鍔部65とを具備しており、スプラインシャフト61は、Z方向に移動自在であって且つ鉛直軸66を中心としてr方向に回転できるように、軸受67及び68を介して支持部材69に支持されている。
【0034】
軸受67は、スプラインシャフト61が貫通する外輪としての円筒部材71の内周面にZ方向に伸びて形成された溝とスプラインシャフト61の外面にZ方向に伸びて形成された溝とに嵌合して配されたボール72を具備しており、ボール72を介してスプラインシャフト61をZ方向に移動自在に円筒部材71に対して支持しており、軸受68は、内輪としての円筒部材71と外輪73との間に配されたボール74を具備しており、ボール74を介してスプラインシャフト61を鉛直軸66を中心としてr方向に回転自在に外輪73に対して支持しており、外輪73は支持部材69に固着されている。
【0035】
砥石9は、鉛直軸66上又はその近傍において被膜層14を弾性的に押圧するように配されている。
【0036】
回転手段13は、砥石支持手段11のL形連結部材64の下端部に固着されたエアーモータ81を具備しており、エアーモータ81の出力回転軸82に砥石9が取付けられており、回転手段13は、エアーモータ81の作動で砥石9をR方向に回転させるようになっている。
【0037】
エアーモータ81を介してL形連結部材64の下端部に連結された砥石9は、砥石支持手段11のスプラインシャフト61を介して可動台7に対して上昇、下降自在となるように、可動台7に設けられている。
【0038】
弾性的押圧手段15は、エアーシリンダ装置85を具備しており、エアーシリンダ装置85のピストンロッド86に連結部材63が取付けられており、弾性的押圧手段15は、エアーシリンダ装置85で発生される空気弾性力により連結部材63、スプラインシャフト61、L形連結部材64及びエアーモータ81を介して砥石9を下方に弾性的に付勢している。移動手段8により可動台7が上昇されている際には、エアーシリンダ装置85で発生される空気弾性力により連結部材63の下端面が支持部材69に当接されるようになっている。
【0039】
配向手段16は、可動台本体41に取付けられた電動モータ91と、電動モータ91の出力回転軸に固着された小歯車92と、小歯車92に噛合っていると共に円筒部材71に固着された大歯車93とを具備している。
【0040】
配向手段16は、電動モータ91の作動によるその出力回転軸の回転で小歯車92を回転させ、小歯車92の回転で大歯車93、円筒部材71及びボール72を介してスプラインシャフト61を鉛直軸66を中心としてr方向に回転させ、スプラインシャフト61のr方向の回転で、L形連結部材64及びエアーモータ81を介して砥石9を鉛直軸55の周りでr方向に旋回させて、而して、移動手段6による可動台5の移動方向に砥石9を配向させるようになっている。
【0041】
検出手段17は、支持部材69に取付けられた非接触センサ95を具備しており、非接触センサ95は、鍔部65のZ方向の位置を検出して、而して、可動台7に対する砥石支持手段11の上昇、下降位置を検出して、可動台7に対する砥石9の上昇、下降位置を検出するようになっている。
【0042】
移動手段8及び回転手段13は、以下述べるように、検出手段17の検出に基づいてその作動が制御されるようになっている。
【0043】
以上のガラス板の被膜層除去装置1では、新たなガラス板2の被膜層14を研削して除去する前は、図5に示すように、検出手段17により鍔部65が検出された状態であって、砥石9が上昇されてガラス板載置面3から離反された位置に移動手段8により移動されている。この状態で移動手段8及び回転手段13の電動モータ51及びエアーモータ81が作動されると、砥石9が下降されてガラス板載置面3に接近されガラス板2の被膜層14に当接し始めると、砥石9は、逆に、可動台7に対して相対的に上昇し、弾性的押圧手段15による砥石9のガラス板2の被膜層14への弾性的な押圧力が所定値となると、図1から図4に示すように、検出手段17により鍔部65を検出できなくなり、この検出手段17による鍔部65の上昇検出でもって、電動モータ51の作動を停止させる一方、移動手段6の電動モータを作動させて可動台5をガラス板載置面3の上方においてX及びY方向に移動させ始める。このように本例では、移動手段8は、検出手段17による可動台7に対する砥石9の所定位置以上の上昇の検出で、可動台7をガラス板載置面3に対して接近させる作動を停止するようになっている。
【0044】
更に、ガラス板の被膜層除去装置1では、予めプログラムされた移動手段6の電動モータの作動による可動台5のX及びY方向の移動で、回転する砥石9によりガラス板2の所望の領域の被膜層14が研削されて除去され、予め決められた全ての領域の被膜層14に対する研削、除去が完了すると、エアーモータ81及び移動手段6の電動モータの作動が停止される一方、電動モータ51が再び作動されて可動台7が上昇されて砥石9がガラス板2から離反し、砥石9とガラス板2との間に隙間が生じようとするが、エアーシリンダ装置85の空気弾性力によりスプラインシャフト61が下方に付勢されている結果、スプラインシャフト61が可動台7に対して相対的に下方に移動し、検出手段17により鍔部65の近接が検出されると、検出手段17の鍔部65の到来検出により電動モータ51の作動が停止されて、砥石9は、図5に示す位置で停止される。このように検出手段17は、砥石支持手段11の所定位置以上の下降を検出して、砥石9の所定位置以上の下降を検出し、本例では可動台7に対する砥石支持手段11の下降位置を検出して、可動台7に対する砥石9の下降位置を検出し、移動手段8は、検出手段17による砥石9の可動台7に対する所定位置以上の下降の検出で、本例では検出手段17による砥石9の可動台7に対する所定位置への下降の検出で、可動台7をガラス板載置面3に対して離反させる作動を停止するようになっている。
【0045】
ところで、ガラス板の被膜層除去装置1では、砥石9でもってガラス板2の被膜層14を研削している際に、ガラス板2の縁部100を通り過ぎて砥石9が移動して、エアーシリンダ装置85に付勢されて図6に示すように砥石9が下降すると、検出手段17により鍔部65の近接が検出されることになり、被膜層14の研削中において検出手段17により鍔部65の近接が検出されると、エアーモータ81の作動が停止されると共に、電動モータ51が作動されて可動台7が上昇され、砥石9のガラス板載置面3への当接が回避されるようになっている。このようにガラス板の被膜層除去装置1では、検出手段17は、砥石支持手段11の所定位置以上の下降を検出して、砥石9の所定位置以上の下降を検出するようになっており、移動手段8は、検出手段17による砥石9の可動台7に対する所定位置以上の下降の検出で、可動台7をガラス板載置面3に対して離反させるようになっていると共に、回転手段13は、検出手段17による砥石9の可動台7に対する所定位置以上の下降の検出で、砥石9を回転させる作動を停止するようになっている。なお、この場合、回転手段13による砥石9の回転作動停止を行わず、移動手段8による可動台7のガラス板載置面3に対する離反作動だけを行わせるようにしてもよく、また、移動手段8による可動台7のガラス板載置面3に対する離反作動を行わせないで、回転手段13による砥石9の回転作動停止だけを行わせるようにしてもよい。
【0046】
ガラス板の被膜層除去装置1では、可動台7に対する砥石9の上昇、下降位置を検出する検出手段17による検出で、例えば、砥石9がガラス板2の縁部100を通り過ぎたことによる砥石9の可動台7に対する所定位置以上の下降の検出で、移動手段8により可動台7をガラス板載置面3に対して離反させることにより、砥石9のガラス板載置面3への当接を回避でき、而してガラス板載置面3を不必要に研削することなしに、ガラス板2の縁部100まで確実に皮膜層14を除去できる上に、例えば、新たにガラス板載置面3に載置されたガラス板2に対する被膜層14の除去にあたって、移動手段8により可動台7を下降させている間に、砥石9のガラス板2への当接に起因する検出手段17による可動台7に対する砥石9の所定位置以上の上昇の検出で、移動手段8による可動台7をガラス板載置面3に対して接近させる作動を停止させることにより、砥石9の径が小さくなっていても当該砥石9を所定の押圧力でもってガラス板2へ当接させることができ、而して、擦り減って径が小さくなった砥石9でも所望に被膜層14を除去できて、砥石9の交換作業に起因する製造効率の低下を回避できる。
【0047】
なお、ガラス板2に折割用の切線を形成する際には、砥石9に代えてカッタホイールをスプラインシャフト61の延長された下端部に又はL形連結部材64の下端部であってエアーモータ81の出力回転軸82が配される位置と同等の位置に回転自在に取付ければよく、この場合には、エアーモータ81を設けなくてもよい。
【0048】
上記の例では、検出手段17の検出に基づいて回転手段13の作動をも制御するようになっているが、本発明ではこれに限定されない。
【0049】
【発明の効果】
本発明によれば、ガラス板の載置面を不必要に研削又は切断することなしに、ガラス板の縁部まで確実に皮膜層を除去でき又は切線を形成できるガラス板の皮膜層除去装置及びガラス板の切線形成装置等のガラス板の加工装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施の形態の一例の正面説明図である。
【図2】図1に示す例の右側面説明図である。
【図3】図1に示す例の右側面一部断面説明図である。
【図4】図1に示す例の左側面説明図である。
【図5】図1に示す例の動作説明図である。
【図6】図1に示す例の動作説明図である。
【符号の説明】
1 ガラス板の被膜層除去装置
2 ガラス板
3 ガラス板載置面
4 ガラス板載置手段
5、7 可動台
6、8 移動手段
9 砥石
11 砥石支持手段
15 弾性的押圧手段
17 検出手段
Claims (6)
- ガラス板を載置するガラス板載置面を有したガラス板載置手段と、ガラス板載置面に沿って移動自在である第一の可動台と、この第一の可動台をガラス板載置面に沿って移動させる第一の移動手段と、ガラス板載置面に対して接近・離反自在となるように第一の可動台にガラス板載置面に対して直交する方向に移動自在に設けられた第二の可動台と、この第二の可動台をガラス板載置面に対して直交する方向に接近・離反移動させる第二の移動手段と、第二の可動台に対して上昇、下降自在に当該第二の可動台に設けられていると共に鉛直軸に対して直交した軸心を有している研削ホイールと、この研削ホイールをその軸心を中心として回転させる回転手段と、第二の可動台と研削ホイールとの間に介在されていると共に第二の可動台が第二の移動手段によって移動される方向と同方向に伸びた鉛直軸上において研削ホイールを第二の可動台に対して下降させてガラス板の一方の面に弾性的に押圧する弾性的押圧手段と、研削ホイールを昇降自在に支持する研削ホイール支持手段と、研削ホイールの第二の可動台に対する位置を検出する検出手段とを具備しており、研削ホイールがガラス板の一方の面に当接する部位は、前記鉛直軸上に配されており、第二の移動手段は、検出手段の検出に基づいて研削ホイールの下降量が制御されるようになっているガラス板の加工装置。
- 第二の移動手段は、制御用モータからなる請求項1に記載のガラス板の加工装置。
- 第二の移動手段は、検出手段による研削ホイールの第二の可動台に対する所定位置以上の下降の検出で、第二の可動台をガラス板載置面に対して離反させるようになっている請求項1又は2に記載のガラス板の加工装置。
- 第一の移動手段による第一の可動台の移動方向に研削ホイールを配向させる配向手段を更に具備している請求項1から3のいずれか一項に記載のガラス板の加工装置。
- 配向手段は、研削ホイールを鉛直軸の周りで旋回させて、第一の移動手段による第一の可動台の移動方向に研削ホイールを配向させるようになっている請求項4に記載のガラス板の加工装置。
- 研削ホイールは、鉛直軸上においてガラス板を弾性的に押圧するように配されている請求項5に記載のガラス板の加工装置。
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