JPH09118546A - 複数の層で構成されるコーティングをガラス板の表面から除去するための装置および方法 - Google Patents

複数の層で構成されるコーティングをガラス板の表面から除去するための装置および方法

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JPH09118546A
JPH09118546A JP8274864A JP27486496A JPH09118546A JP H09118546 A JPH09118546 A JP H09118546A JP 8274864 A JP8274864 A JP 8274864A JP 27486496 A JP27486496 A JP 27486496A JP H09118546 A JPH09118546 A JP H09118546A
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glass sheet
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Fortunato Vianello
フォルチュナート・ビアネッロ
Dino Moschini
ディノ・モスキーニ
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FUORU L BAAZE D BIANETSURO FUO
FUORU L BAAZE D BIANETSURO FUORUCHIYUNAATO E CO SNC
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FUORU L BAAZE D BIANETSURO FUO
FUORU L BAAZE D BIANETSURO FUORUCHIYUNAATO E CO SNC
For El Base di Vianello Fortunato and C SNC
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガラス板の表面からコーティングを除去する
ための装置を提供する。 【解決手段】 装置は、ガラス板(1)の端縁部分(1
2)に沿って可動である少なくとも1つのヘッド(1
0)と、ヘッド(10)で設けられる少なくとも1つの
動力設備付ツール(32a)とを含む。ツール(32
a)は、カップ形状タイプのものであり、コーティング
(3)を処理するための作用平坦面(39)を有する。
ツール(32a)は、その平坦面(39)の輪形部分上
で、ガラス板コーティング(3)と接触している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】この発明はガラス板の表面上に堆積される
1つ以上の層によって構成されるコーティングを除去す
るための方法および装置に関する。
【0002】今日、赤外線の通路に対するバリアを構成
して屋内空間から外への熱の伝達を制限するという目的
を実質的に有する、「低放射性」に関して公知の処理
を、特別なガラス板の製造中に行なうことは公知であ
る。
【0003】この処理は、絶縁性ガラスパネルの内側チ
ャンバを形成するように、後で周辺が第1のブチル密封
剤によってスペーサフレームの側面において関連づけら
れるガラス板の全面に材料の複数の層を塗布することに
ある。
【0004】いわゆるマグネトロンのための層の典型的
な連続は、ガラス板の表面から始まり、それに続く酸化
スズの第1の非導電性の層は、ガラスに強力に固着さ
れ、約300オングストロームの厚みである。
【0005】約100オングストロームの厚みの銀の第
2の導電性の層と、約35オングストロームの厚みのア
ルミニウムの第3の導電性の層とが、第1の層の上に塗
布される。
【0006】約300オングストロームの厚みであり、
実質上保護的な特徴を有する酸化スズの第4の非導電性
の層が次いで設けられる。
【0007】こうして処理されたガラス板は、それが二
重ガラスユニットを形成し、それらの処理された表面が
二重ガラスユニットの内側に面することで大気中の作用
因子の攻撃を受けなくなるまで、パッケージングに始ま
って加工に終わるまで、複数の層によって適当に保護さ
れなければならない。
【0008】しかしながら、これらの層の不変性は、コ
ーティングの連続性がガラス板の外側端縁方向で妨げら
れる場合にのみ達成され得、この連続性は、たとえ厚み
が原子レベルであっても、ガラス板の外側端縁から絶縁
性ガラスパネルの内側へ向かう酸化を引き起こすのに実
際十分であり、この結果、たとえば、第2のシールを構
成する密封剤の固着、第1のシールを構成する密封剤の
固着、「低放射性」コーティングの効力、および美観と
いったような、絶縁性ガラスパネルの優良な品質に必要
不可欠である特徴を損なうであろう。
【0009】したがって、ガラス板の周縁に近接する層
は従来除去される。応じて、除去は、熱を、層を除去す
る作用因子として用いることにより従来行なわれ、した
がって、ガラス板のその端縁にて炎が送られる、可燃性
ガスを燃料として供給されるトーチを用いることは公知
である。
【0010】しかしながら、この解決法は、結果の質が
不十分であることが、このプロセスの自動化における客
観的な難しさとともに認められているため、現在は用い
られていない。
【0011】除去は放電によっても従来行なわれ(米国
特許出願第08/546,641号を参照)、この方法
は、ガラス板の表面を如何様にも変化させないという事
実にも鑑み、非常に有効であるが、送り動作速度が遅い
という制限を依然として有している。
【0012】この分野において、ガラス板の周縁帯と直
接接触する唯一の部分である外側母線によってその作用
部分が構成される円筒形の研削といしで行なわれる研削
で層を除去することによって、ガラス板の縁部の層を除
去することも公知である。
【0013】ガラス板の表面に対する作用ができるだけ
許容可能なものであるように、研磨作用のある混合物の
支持体は、硬度値の小さい、ゴム状の材料で通常は構成
される。
【0014】この従来的な方法は、実質的に、処理され
る部分を上に向けてガラス板が水平面上に置かれる状態
で、研削といしをガラス板の周縁上において通過させる
ことにある。
【0015】この従来的な手動による方法は、操作者の
敏感度のみに基づく制御を除いては、ガラス板の表面へ
の研削といしの圧力に対する制御が全くないため、かな
りの欠点を有する。
【0016】さらに、混合物の材料により構成される研
磨作用のある粒子および他の異質の粒子を含む、生じた
塵は、特に、「エッジング」として知られる研削動作中
において、および絶縁性ガラスパネルを形成するため
の、洗浄から2つ以上のガラス板の結合にわたる次の処
理において、ガラス板および特に非常に敏感であるその
処理された表面にとって危険な汚染物質である。
【0017】操作は水平な台の上で行なわれるが、切削
動作に加えて送り動作も動力化されるという点で先の方
法とは異なる、半自動方法を用いて研削することにより
除去を行なうことも公知である。
【0018】しかしながら、ガラス板をセンタリングす
るための操作と、各側において研削機を始動させ停止さ
せるための操作とにおいては、依然として手動作業がと
られる。
【0019】これらの手順の両方において、塵吸引の効
果は、そのような機械に設置される低い動力レベルと、
ガラス板の水平配置との両方のため、不確実なものであ
り、したがって、ガラス板の表面の汚染に関し、依然と
してかなりの問題がある。
【0020】これも外側母線によりその作用部分が構成
される1つ以上の円筒形の研削といしの作用によって、
垂直面に対してわずかに角をなして配置されるガラス板
上で行なわれる、自動研削による除去も従来的に行なわ
れ、研削機の送り動作のみを通して、または研削機およ
びガラス板の送り動作の組合せを通してのいずれでで
も、ガラス板の全周に沿って全自動的に行なわれること
に加えて、それはガラス板表面に対する研削機の圧力を
制御しようとする試みをさらに取入れる。
【0021】しかしながら、この制御は容易には実行さ
れず、というのもそれは、ガラス板のサイズのためであ
り;その縁およびしたがって境界線上の位置で作業しな
ければならないためであり;研削といしのいかなる弾性
のある変形性もはっきりとは認められらないという事実
にも鑑み、研削といしとガラス板との接触は研削といし
の外側母線、したがって面ではなく線分に沿ってのみ生
ずるためであり;研削といしの特性の可変性のためであ
り;研削といしの直径は摩耗係数として変化するためで
あり;塗布される層の厚みが薄いためにガラスが摩耗さ
れるかもしれないからである。
【0022】上述の方法の一例は欧州特許第EP 01
65232号に記載されているが、これは上述したすべ
ての欠点を示す。
【0023】少なくとも1つの板にコーティングが設け
られる、多重ガラスユニットに結合されるガラス板を準
備するための方法および装置を開示する、欧州特許第E
P0 517 176 A1号も公知であり、この特許
から、その外側母線のみがガラス板と接触するよう動作
する研削といしを用いるという概念に基づく教示が利用
可能であり、この方法およびこの装置は、切削線の位置
にまたがる領域のコーティングを除去し、次いで同機械
上でガラス板を切削するために、水平な切削台上におい
て直接適用される。
【0024】すべての従来的な除去方法は、このよう
に、研削といしとガラス板との接触を与えるのに不利な
システムによって実質的に不利なものとされ、結果とし
てガラス板の表面を損傷するという欠点を伴い、ガラス
板はしたがって、ブチル密封剤により構成される第1の
シールおよびポリスルフィド、ポリウレタンまたはシリ
コン密封剤を用いて行なわれる第2のシールの正確な固
着には適合しない粗さおよび変化した組成を有し;ガラ
ス板のコーティングの作用面は研磨作用のある塵で汚染
されるという別の欠点を伴い;さらに、研削といしがガ
ラス板を押す力を調整することが困難であるという別の
欠点を伴う。
【0025】ゆえに、この発明の主要な目的は、上に挙
げた先行技術の欠点を取除き、したがって、1つ以上の
層により構成されるコーティングが上に塗布されるガラ
ス板の端縁を手動または自動で処理することを可能に
し、同時に絶縁性ガラスパネルを形成するために第1お
よび第2のシールの最適固着を可能にする方法および装
置を提供して、上述の問題を解決することである。
【0026】この目的の範囲内において、1つの目的
は、下にあるガラス板の表面に影響することなく、コー
ティングのみを除去することである。
【0027】別の目的は、活性的なままである領域にお
ける、したがって二重ガラスユニットの内側にある領域
における、コーティングの表面を決して汚染しない方法
および装置を提供することである。
【0028】別の重要な目的は、ガラス板の端縁の処理
の結果、層の酸化を防止することをさらに可能にし、し
たがって処理されたガラス板のすべての物理的および美
観上の特徴を維持する方法および装置を提供することで
ある。
【0029】先行技術においては線形的な接触は研削と
いしに対する過剰な摩耗を必然的に伴うということか
ら、別の目的は、研磨作用のある研削といしの消耗を低
減することである。
【0030】別の目的は、ガラス板の処理表面の範囲
を、精密かつ必要に応じて定めることを可能にする装置
を提供することである。
【0031】別の目的は、使用に際して信頼性がありか
つ安全である方法および装置を提供することである。
【0032】この後明らかになるこれらの目的および他
の目的は、ガラス板の表面に堆積される複数の層から構
成されるコーティングを除去するための方法によって達
成され、この方法は、選択的に異なる順序で、ガラス板
を載せてそれが少なくとも1つの動力設備付研削といし
に隣接するよう運ぶ第1のステップと、それに続いて、
その少なくとも1つの第1の研削といしをそのコーティ
ングに近接しておく第2のステップと、それに続いて、
その少なくとも1つの第1の研削といしを、そのガラス
板の少なくとも一方の側において相対的に移動させる第
3のステップとを含む。
【0033】この少なくとも1つの研削といしはカップ
状のタイプのものであり、ガラス板の表面上に堆積され
る複数の層によって構成されるコーティングを除去する
ための装置によって、その平坦な面したがって輪形部分
に沿って生ずる表面接触を生じさせることによって、コ
ーティングと相互作用し、この装置は、ガラス板の縁に
沿って可動である少なくとも1つの第1のヘッドと、少
なくとも1つの選択的な第2の固定されたヘッドとによ
って構成され、これらのヘッドは、第1の研削といしお
よび選択的な第2の研削といしをそれぞれ設け、これら
研削といしは動力設備を設けられ、かつその平坦面が輪
形部分のコーティングを処理する作用面であるカップ状
のタイプのものである。
【0034】有利なことに、この装置は、点状の支点に
ついてのカップ状ツールの回転軸の向きが、ガラス板の
周縁に対して直角をなす面、ガラス板に対して直角をな
しかつガラス板の周縁に正接する面、および組合された
その両方の面において、ガラス板に対して直角をなす面
に対して傾斜し得るよう、その回転軸の向きを与えるこ
とをさらに特徴とする。
【0035】この発明のさらなる特徴および利点は、添
付の図面において非限定的な例によってのみ示される、
いくつかの特定的であるが限定的ではないその実施例の
以下の詳細な説明から明らかとなる。
【0036】図を参照して、参照番号1は、絶縁性ガラ
スパネルの空気空間を構成するよう、スペーサフレーム
のところで第1のシールによって同様のガラス板ととも
に結合され得るタイプのガラス板を示す。
【0037】スペーサは、空気空間に位置する表面上に
適合された微細な穿孔を有し、かつその内側に適合され
た吸湿性の材料を有する、閉じた、内部が中空のプロフ
ァイルによって構成され得る。
【0038】コーティング3(図4および図9を参照)
は、(完全な除去の例においては、)絶縁性のガラスパ
ネルの空気空間に接触するガラス板1の表面2に塗布さ
れ、このコーティングは、たとえば、いわゆる「低放射
性」処理のために、またはいずれの場合においても、非
限定的な意味で、ガラス板に薄く陰影をつけるかもしく
はそれを反射性またはフォトクロミックにするための処
理のような他の処理のために用いられるタイプの材料の
複数の層によって構成される。
【0039】単に例として与えられる、記載される解決
法は、表面2から始まって、酸化スズの第1の非導電層
4を考慮し、その上に、銀の第2の導電層5およびそれ
に続くアルミニウムの第3の導電層6が塗布される。
【0040】さらに、主に保護的な特性を有する第4の
非導電性酸化スズ層7が設けられる。
【0041】ガラス板1は、下方支持のための適合され
たローラ8の列と、後部支持のためのラック9とによっ
て搬送され得、このローラ列およびラックによって、ガ
ラス板がコーティング除去装置に搬送される。
【0042】この装置は、第1の可動ヘッド10と選択
的な第2の固定されたヘッド11とによって構成され、
第1のヘッド10は、適合される動力設備付ベルト13
に関連づけられ、かつ実質的に垂直方向に移動するよう
にされ、一方選択的な第2のヘッド11はガラス板1の
下側端縁12のところで作用する。
【0043】この動力設備をつけられたベルト13は、
選択的に水平方向の並進運動をさらに行ない得る垂直な
ブリッジに沿って実質的に垂直方向に移動するようにさ
れる。
【0044】ガラス板を水平方向に送るための第1のキ
ャリッジ14がさらに設けられ、このキャリッジは、適
合された吸引装置14aによって、側面2に対向する側
でガラス板と係合してそれをコーティング除去装置の方
向へ搬送する。
【0045】柱31に関連づけられる2つのガイド30
aおよび30bに沿って第1のヘッド10を垂直移動さ
せるための第2のキャリッジ15aがさらに設けられ、
選択的な第2のヘッド11は、代わりに、プレート15
bによって、図3に示されるように、柱31の下方端に
しっかりと結合される。
【0046】この第1のヘッドおよび選択的な第2のヘ
ッドは、本体が支持体35にしっかりと結合されかつそ
の心棒38がスライダ34に関連づけられる空気圧ピス
トン等のアクチュエータ36によって支持体35に対し
軸方向に移動し得る適合されたスライダ34に取付けら
れるモータ33によって起動される、カップ形状の、研
削といし32aおよび32b等のツールをそれぞれ有す
る。
【0047】2つのガイド30aおよび30bは、支持
体35の垂直運動に対する基準を構成する。
【0048】各研削といしは、除去されるべきコーティ
ング3を支持するガラス板の表面2に対するその平坦面
39の一部の接触を介して、接線に沿って動作する。
【0049】この方法は、実際には、ガラス板がラック
9上に載せられ次いで第1のヘッドおよび選択的な第2
のヘッドのための基準位置に搬送される第1のステップ
を必然的に伴い、この第2のヘッドは、第1のヘッドと
干渉することを避けるよう、第1のヘッドに関してオフ
セットした位置に配置され、第2のステップにおいて
は、第1および第2のヘッドを駆動するモータを起動し
た後、第1および第2のヘッドは、コーティング3と、
端縁12に最も近いところで接触するよう、順に移動さ
れる。
【0050】これに第3のステップが続き、この第3の
ステップでは、第2のキャリッジ15aは、ガラス板の
第1の垂直側を処理するために垂直方向のストロークを
生ずるよう動力を与えられる。
【0051】このステップおよびその後のステップは、
ガラス板が矩形または起伏のついた形状を有する両方の
場合でもガラス板の全周にわたっての移動を可能にする
動きのシーケンスを、第1の研削といしのみを使用する
かまたは第2の研削といしと組合せて第1の研削といし
を使用する場合のいずれによっても可能にする、数値制
御型の集中論理ユニットによって制御される。
【0052】このように、この発明は意図された目的を
達成していることが認められ、ガラス板の表面を損傷す
ることを避け、汚染を引起こすかもしくは研磨作用のあ
る塵の発生を取除くかまたは大きく制限することを可能
にする方法および装置が提供され、さらには、記載され
る従来的な装置で用いられる研削といしのために使用さ
れる混合物よりも硬い混合物を有する、研磨作用のある
研削といしを用いて、ごくわずかな摩耗しか受けない研
削といしを用いることを可能にすることもできる。
【0053】さらに、研削といしとガラス板との間の最
適接触を達成するために研削といしにかけられる力を調
整するための装置の単純化も認められる。
【0054】この発明は、当然のことながら、そのすべ
てがその同じ発明的概念の範囲内にある数多くの修正物
および変形物が可能である。
【0055】応じて、コーティングを構成する層は任意
の種類のものであってもよく、その層の組合せも任意の
種類のものであってもよい。
【0056】この装置は、ガラスプレート、および/ま
たはツールを与えられる第1および第2のヘッドの動き
を制御するための、適合された、電子的に駆動されるア
クチュエータをさらに含み、このアクチュエータは、制
御された態様で、ガラス板の周囲の矩形または起伏のつ
いた経路を生じさせるようそれらの相互接続を調整し、
ガラス板および/またはヘッドの加速および減速勾配の
条件を調整する。
【0057】この装置はさらに、この発明に従ってコー
ティングの微小な研磨により生じたどのようなごくわず
かな塵の発生をも取除くように適合される1つ以上の吸
引フードを含み得る。
【0058】この方法は、当然のことながら、全自動ま
たは半自動または手動で行なわれ得る。
【0059】最後に、ガラス板のコーティングの1つ以
上の層の除去は、ガラス板を実質的に垂直に、または水
平面上に、または傾斜した面上に配置した状態で行ない
得ることが注目される。
【0060】図11〜図15には、上述した、接線に沿
った研磨の性能をさらに改良し、したがって、ガラス板
の表面上での「より軽い」作用と、縁のある部分ともと
のままの部分との間の境界を完全に明確にすることと、
完全に平坦ではないガラス板上でも処理が行なえること
と、ツールの寿命を大きく延ばすこととを達成するため
のさらなる装置が示される。
【0061】この解決法において、装置は、ガラス板の
端縁と接触する研削といしの線形部分における圧力を許
容可能な値にまで落とすまたは減ずるような方向づけ
を、その球状の支点の周囲で行なわれるようにされてい
る。これは実際に最も重要な領域であり、というのも、
この種の処理向けの研削といしはガラス板の表面を変え
ることなくコーティングを除去するように適合された切
削特性を有しなければならないという理由から、これら
研削といしに典型的な補助混合物が低いコンシステンシ
ーを有することを特に考慮すると、ガラス板の鋭利な端
縁は、研削といしの面の「仕上げをし直す」切刃のよう
に働くからである。
【0062】この方向づけは、ツールの切削動作の回転
軸を、それがガラス板に直角になる位置に対して再び方
向づけることによって達成される。この再方向づけは、
2つの面上で行なわれ、一方の面は、ガラス板の周囲に
垂直であり、他方の面は、ガラス板の周囲に平行であり
かつガラス板に垂直である。ガラス板の周囲に対して直
角をなす面上での再方向づけは、偏心要素(手動または
サーボ機構によって調整され得る)によって行なわれ、
ガラス板の周囲に平行な面上での再方向づけは、(サー
ボ機構によって)ツールおよびガラス板の互いの前進に
対して先行または遅延される状態で、偏心要素に角運動
をさせることによって行なわれ、この運動はさらに、ガ
ラス板の周囲に対して直角である面に沿った再方向づけ
の成分を生じさせる。
【0063】ツールの切削動作の回転軸のこの再方向づ
けの位置は、3つの軸間の相関関係を調整する電子論理
ユニットによって、ガラス板の周囲に対し絶えず更新さ
れ、最初の2つの軸は水平スライダの動きと垂直スライ
ダの動きとに関連し、その組合せはガラス板の輪郭を
(矩形またはその他の形状を問わず)たどり、3番目の
軸はツールの切削動作の回転軸の再方向づけに関連す
る。
【0064】最初の2つの軸は参照される、先に呈示し
た解決法に記載されるが、それよりも、3番目の軸がこ
の解決法の主題であり、図12〜図15を参照して以下
にさらに明確に記載される。ツールまたは研削砥石10
2に切削動作を与えるモータ100は、ツールロックシ
ステム104がその突出したシャフト103上にしっか
りと結合されるモータの端部で、機構105からなる球
状の支点に連結される。そのモータ100は、その対向
する端部において、アクチュエータ107を設ける偏心
要素106に連結される。偏心要素106は、ガラス板
の周囲に対して直角をなす面上における回転軸の傾きを
調整することを可能にし、アクチュエータ107は、そ
の面を回転させて、それに、ガラス板の周囲に対して直
角に配される面上にある成分と、平行な面上にある成分
とを与え、さらに、その面の向きを、ガラス板の周囲の
形状の関数として更新することを可能にする。応じて、
偏心要素106およびアクチュエータ107の組合せ
は、ガラス板の周囲に対してそれぞれ直角および平行で
ある2つの面における、ツール102の回転軸の向きの
成分の所望される選択を可能にする。
【0065】考えられ得るが限定的ではない実施例の1
つにおいて、アクチュエータ107は、調整可能な偏心
要素106にしっかりと結合されかつ支持体109によ
って支持されるシャフト108を含み、歯付プーリー1
10は、このシャフト上に固定され、事実上の3番目の
電気駆動運動軸を構成する駆動シャフト103上に固定
された歯付プーリー112により起動されるベルト11
1によって駆動される。
【0066】機械のスイッチがオフされた後常にヘッド
の連節をリセットするために、ゼロ位置(セットポイン
ト)を認識するためのセンサ114がさらに設けられ
る。
【0067】この解決法に従ってこの装置を構成するユ
ニット全体は、図10および図11の参照番号115で
示される。
【0068】電子パネル116は、軸の3つの駆動シス
テム117、118および119と、数値制御ユニット
120と、シーケンシャル論理プログラマ121とを含
み、機械のすべての動作を制御し、コンピュータ122
は、コマンドおよびパラメータ入力、診断および統計の
ためにオペレータとのインタフェースを可能にする。
【0069】ガラス板123は、二重ガラスユニットの
内側に残り、それゆえいわゆる「低放射性」コーティン
グに影響される部分124と、このコーティングが除去
されてしまっているかまたは除去されている最中である
ため、ガラス板のその面が、第1のシール(ブチル密封
剤)および第2のシール(ポリスルフィドまたはポリウ
レタンまたはシリコン密封剤)を構成する密封剤の接着
に対して適合される、つまり、コーティング膜を有さ
ず、その酸化は、ガラス板の外側端縁から始まって、ガ
ラス板からの密封剤の分離を引起こすであろう、部分1
25とに関して示されている。
【0070】この発明の個々の構成要素を構成する材料
および寸法は当然のことながら特定の要件に従って最も
適切となるようにされてもよく、同じことがこの方法の
ステップの順序にも当てはまる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ガラス板の搬送のためのラックおよびローラ列
と、垂直キャリッジにおいて適用され、ガラス板の水平
側の処理も同じく可能にするためにローラの列の下部に
固定される、破線で示された装置との前面図である。
【図2】図1の要素の側面図である。
【図3】図1の要素の上面図である。
【図4】ガラス板の表面上におけるある層の塗布の、拡
大された寸法での横断断面図である。
【図5】矩形ガラス板および起伏のついたガラス板等の
2つの可能な構成における装置の使用の概略図である。
【図6】矩形ガラス板および起伏のついたガラス板等の
2つの可能な構成における装置の使用の概略図である。
【図7】装置の概略的な上面図である。
【図8】装置の概略的な側面図である。
【図9】層の除去の一例をわずかに拡大した尺度で示し
た、部分的な断面横方向斜視図である。
【図10】ガラスプレートを搬送するためのラックおよ
びローラ列と、破線で示された、垂直キャリッジのとこ
ろで適用される縁どりヘッド(この発明に従う装置を含
む)と、ガラス板の上側の水平側面にと同時に下側の水
平側面を選択的に処理するためにローラ列の下部に固定
される選択的な第2の縁どりヘッドとの前面図である。
【図11】図1の要素の側面図であり、処理されるべき
任意の周縁部をたどり、ヘッドを適当に方向づけるよ
う、それらのすべてに沿った動きが電子的に制御される
3つの運動軸、つまり水平スライダの移動のための軸
と、垂直スライダの移動のための軸と、研削ヘッドの球
状連結部の向きのための軸とを明瞭に示す図である。
【図12】図11に示される3番目の軸に実質的にあ
る、この発明に従う装置の実施例の1つの詳細な図であ
る。
【図13】図11に示される3番目の軸に実質的にあ
る、この発明に従う装置の実施例の1つの詳細な図であ
る。
【図14】図11に示される3番目の軸に実質的にあ
る、この発明に従う装置の実施例の1つの詳細な図であ
る。
【図15】システムを制御する論理ユニットの図であ
る。
【符号の説明】
8 ローラ列 9 ラック 10 第1のヘッド 11 第2のヘッド 14 キャリッジ 14a 吸引装置 15a 第2のキャリッジ 15b プレート 30a ガイド 30b ガイド 31 柱 32a 研削といし 32b 研削といし 33 モータ 34 スライダ 35 支持体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フォルチュナート・ビアネッロ イタリア、31056 バリオ・ディ・ロンカ ーデ、(プロビンス・オブ・トレビゾ)、 ビア・カペザーロ、4 (72)発明者 ディノ・モスキーニ イタリア、31050 サン・チプリアーノ、 (プロビンス・オブ・トレビゾ)、ビア・ ペンティア、17

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の層で構成されるコーティングをガ
    ラス板の表面から除去するための装置であって、前記装
    置は、 前記ガラス板(1)の端縁部分(12)に沿って可動で
    ある少なくとも1つのヘッド(10)と、 前記ヘッド(10)上に設けられる少なくとも1つの、
    動力設備を設けられたツール(32a)とを含み、前記
    ツール(32a)はカップ形状型でありかつ平坦な面
    (39)を有し、前記平坦な面(39)は前記コーティ
    ング(3)を処理するための作用面を構成し、前記ツー
    ル(32a)はその前記平坦な面(39)の輪形部分に
    沿って前記コーティング(3)と接触することを特徴と
    する、複数の層で構成されるコーティングをガラス板の
    表面から除去するための装置。
  2. 【請求項2】 前記装置は、 前記ガラス板(1)を下方および後方でそれぞれ支持
    し、ガラス板(1)を前記少なくとも1つのヘッド(1
    0)に隣接する基準位置へ搬送するためのローラ列
    (8)およびラック(9)と、 動力設備を設けたベルト(13)とを含み、 前記少なくとも1つのヘッド(10)は、実質的に垂直
    方向に移動されるよう、前記動力設備を設けたベルト
    (13)に関連づけられることを特徴とする、請求項1
    に記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記装置は、第2の動力設備付ツール
    (32b)を伴う第2の固定されたヘッド(11)を含
    み、前記ガラス板は、前記第1のヘッド(10)および
    前記第2のヘッド(11)でのコーティング処理のため
    に、前記ラック(9)上に載せられて前記基準位置へ搬
    送され、前記第2のヘッド(11)は、第1のヘッドと
    の間の干渉を避けるために、第1のヘッドに対してずれ
    た位置に配置されることを特徴とする、請求項2に記載
    の装置。
  4. 【請求項4】 前記ガラス板を水平方向に送るための第
    1のキャリッジ(14)をさらに含み、前記キャリッジ
    は、前記ガラス板と、コーティングを伴う面と対向する
    面で係合し、前記ガラス板を前記第1および第2のヘッ
    ド(10、11)の方向へ搬送するための吸引装置を含
    み、前記装置はさらに、ガイド(30a、30b)に沿
    って前記第1のヘッド(10)を垂直に移動させるため
    の第2のキャリッジ(15a)を含み、前記ガイドは柱
    (31)に関連づけられ、前記第2のヘッド(11)は
    プレート(15b)によって前記柱(31)の下端にし
    っかりと結合され、前記第1のヘッド(10)および前
    記第2のヘッド(11)は、前記ツール(32a、32
    b)を構成する第1および第2のカップ形状の研削とい
    しをそれぞれ有し、前記研削といしはモータによって起
    動され、前記モータは適合されたスライダ(34)上に
    取付けられ、前記スライダはアクチュエータ(36)の
    支持体(35)に対して軸方向に可動であり、前記アク
    チュエータは空気圧ピストンを含み、前記ピストンは、
    前記支持体にしっかりと結合される本体(37)と、心
    棒(38)とを有し、前記心棒は前記スライダに関連づ
    けられ、前記ガイド(30a、30b)は前記支持体
    (35)に接続されることを特徴とする、請求項2に記
    載の装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の研削といし(32a)と前記
    第2の研削といし(32b)とは、それらの平坦な面の
    一部が、除去されるべき前記コーティングのついた前記
    ガラス板(1)の表面に対して接触することによって、
    接線に沿って動作することを特徴とする、請求項3に記
    載の装置。
  6. 【請求項6】 少なくとも1つの吸引フードを含み、前
    記フードは、前記コーティングの微小な研磨により生ず
    る塵の微小な発生をも取除くようにされることを特徴と
    する、請求項1ないし5のいずれかに記載の装置。
  7. 【請求項7】 前記少なくとも1つのヘッド(10)
    は、直線および湾曲した輪郭の周縁部のいずれを有する
    ガラス板(1)も処理することを特徴とする、請求項1
    ないし6のいずれかに記載の装置。
  8. 【請求項8】 前記ガラス板および前記少なくとも1つ
    のヘッドを移動させ、制御される態様で、前記ガラス板
    および前記少なくとも1つのヘッドの加速および減速の
    条件を調整するための、電子的に駆動されるアクチュエ
    ータを含むことを特徴とする、請求項1ないし7のいず
    れかに記載の装置。
  9. 【請求項9】 前記動力設備を設けられたベルト(1
    3)に関連づけられる前記少なくとも1つのヘッド(1
    0)は垂直なブリッジに沿って実質的に垂直方向に可動
    であり、前記ブリッジは、前記ガラス板を移動させるこ
    となくその周縁部処理を実行するために水平方向にさら
    に可動であることを特徴とする、請求項2に記載の装
    置。
  10. 【請求項10】 複数の研削といしを伴う複数の可動
    ヘッドおよび複数の固定ヘッドを含むことを特徴とす
    る、請求項1ないし9のいずれかに記載の装置。
  11. 【請求項11】 球状の支点(105)をさらに含み、
    ツール(102)は、ガラス板(1)の表面に対して調
    整可能なように方向づけ可能な回転軸を有するために前
    記支点(105)に結合され、前記軸は、ガラス板の周
    囲に対して直角である面と、前記ガラス板に対して直角
    でありかつ前記ガラス板の周囲に正接する面と、その両
    方の面の組合せとにおいて、前記ガラス板(1)に直角
    である面に対して傾けられ得ることを特徴とする、請求
    項1ないし10のいずれかに記載の装置。
  12. 【請求項12】 前記回転軸の向きの範囲は、手動およ
    びサーボ/起動機構システムのいずれにも関係なく調整
    され得ることを特徴とする、請求項11に記載の装置。
  13. 【請求項13】 前記支点(105)についての前記ツ
    ールの回転軸の向きは、自動システムを通して、ガラス
    板(1)の周囲のどのような形状にも自動的に適合され
    ることを特徴とする、請求項12に記載の装置。
  14. 【請求項14】 前記ツール(32a、32b、10
    2)は、研磨作用のある研削といし、ブラシ、充填材
    料、不織布、および他の適合された材料のいずれによっ
    ても構成され得る、請求項1ないし13のいずれかに記
    載の装置。
  15. 【請求項15】 同時に動作する、より多くのヘッドを
    含むことを特徴とする、請求項1ないし14のいずれか
    に記載の装置。
  16. 【請求項16】 動作の全自動化のために、駆動システ
    ム(117、118、119)、シーケンシャル論理プ
    ログラマ(121)、数値制御ユニット(120)、コ
    ンピュータ(122)等の電子システムを含むことを特
    徴とする、請求項1ないし15のいずれかに記載の装
    置。
  17. 【請求項17】 前記ガラス板を載せて、作用平坦面を
    有するカップ形状型の少なくとも1つの動力設備付ツー
    ルに隣接する基準位置へ運ぶための第1のステップと、 前記少なくとも1つのツールと前記コーティングとを前
    記少なくとも1つのツールの平坦面の輪形部分に沿って
    接触させるよう、前記平坦面を伴う前記少なくとも1つ
    のツールを前記コーティングに近接させておく第2のス
    テップと、 前記コーティングを除去するために、前記少なくとも1
    つのツールを、前記ガラス板の少なくとも一方の側で移
    動させる第3のステップとを含む、複数の層でなるコー
    ティングをガラス板の表面から除去するための方法。
  18. 【請求項18】 前記ステップは数値制御型の集中論理
    ユニットによって制御され、前記ユニットは、前記ガラ
    ス板が矩形または異なる起伏を有する形状のいずれを有
    する場合でも、前記ガラス板の周囲で処理を行なう前記
    第1のツールおよびガラス板の移動のシーケンスを、第
    1のツールが単独で用いられる場合でも、前記第1のツ
    ールが第2のツールと組合せて用いられる場合でも可能
    にすることを特徴とする、請求項17に記載の方法。
  19. 【請求項19】 前記除去は、実質的に垂直または水平
    または傾斜した面上に配置される前記ガラス板上で行な
    われることを特徴とする、請求項1ないし18のいずれ
    かに記載の方法。
  20. 【請求項20】 前記1つ以上の層の前記除去は、全自
    動、半自動および手動の態様のいずれでも行なわれるこ
    とを特徴とする、請求項1ないし19のいずれかに記載
    の方法。
  21. 【請求項21】 既に切削されたガラス板、およびさま
    ざまな仕上げガラス板に分割するために切削前の状態で
    あるガラス板の両方に適用され得、前記ツールは、後者
    の例では、切削が後に行なわれるガラス板境界線にまた
    がる1つおよびそれぞれのそれ以上の経路で作業するこ
    とを特徴とする、請求項1ないし20のいずれかに記載
    の方法。
  22. 【請求項22】 任意の垂直な位置において、その垂直
    な位置に対してわずかに角度をなすよう配置されるガラ
    ス板、水平に配置されるガラス板、およびさまざまな傾
    斜をなして配置されるガラス板上で適用可能であること
    を特徴とする、請求項1ないし21のいずれかに記載の
    方法。
JP8274864A 1995-10-20 1996-10-17 複数の層で構成されるコーティングをガラス板の表面から除去するための装置および方法 Withdrawn JPH09118546A (ja)

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