JP4247995B2 - 固体撮像素子のデータ読出回路、撮像装置および固体撮像素子のデータ読出方法 - Google Patents

固体撮像素子のデータ読出回路、撮像装置および固体撮像素子のデータ読出方法 Download PDF

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Description

本発明は、固体撮像素子のデータ読出回路の回路規模および消費電流を削減する技術に関する。
一般に、撮像装置において、データ読出回路は、ピクセルアレイのコラム毎に設けられ、ピクセル回路から雑音信号および雑音信号が重畳されたデータ信号をそれぞれ読み出し、CDS(Correlated Double Sampling;相関二重サンプリング)回路により同相雑音を除去した信号(実際のデータ信号)を生成し、その生成された信号をADC(Analog-to-Digital Conversion;A/D変換)回路によりA/D変換する。
また、特許文献1には、データ読出回路の回路規模および消費電流の削減を目的として、チョッパ型電圧比較器と、チョッパ型電圧比較器の入力ノードをピクセル回路の出力ノードに接続する第1スイッチと、チョッパ型電圧比較器の入力ノードおよびランプ信号生成部の出力ノードの間に設けられるキャパシタとを備えて構成されるデータ読出回路が開示されている。
特開2002−21834号公報
CDS回路とADC回路とが独立して設けられるデータ読出回路では、アンプ数の増大により回路規模が増大してしまう。この結果、データ読出回路のコストが上昇してしまう。また、アンプ数の増大は、消費電流の増大やデータ読出精度の低下の要因にもなる。さらに、特許文献1のデータ読出回路では、入力側から出力側へキャパシタを介して信号が伝達されるチョッパ型電圧比較器を用いているため、データ読出動作に要する時間が長くなってしまう。ピクセル数が多い撮像装置には高速なデータ読出動作が要求されるため、そのような撮像装置には適用できない。
本発明の目的は、固体撮像素子のデータ読出回路のデータ読出速度を低下させることなく、データ読出回路の回路規模を低減し、そのコストを削減することにある。本発明の別の目的は、固体撮像素子のデータ読出回路の消費電流を削減することにある。
本発明の一形態では、撮像装置の固体撮像素子は、雑音信号および雑音信号が重畳された仮データ信号をそれぞれ出力する。撮像装置のデータ読出回路は、雑音信号の電圧および仮データ信号の電圧に基づいて、仮データ信号から雑音信号が除去された実データ信号の電圧を示すディジタル値を出力する。データ読出回路は、差動増幅器および測定回路を備えて構成される。差動増幅器は、雑音信号の電圧が第1入力端子に設定されるとともに、仮データ信号の電圧が第2入力端子に設定される。差動増幅器は、第1および第2入力端子間における電圧の大小関係の入れ替わりに応答して出力信号を反転させる。測定回路は、差動増幅器の第1および第2入力端子間における電圧の大小関係が入れ替わる方向に第1および第2入力端子における一方の入力端子の電圧が変化し始めてから差動増幅器の出力信号が反転するまでの一方の入力端子の電圧変化量を測定し、測定結果をディジタル値として出力する。
このような構成のデータ読出回路では、雑音信号を除去するためのCDS回路を特別に設けることなく、差動増幅器および測定回路によりCDS回路およびADC回路の双方の機能(雑音除去機能およびA/D変換機能)を実現できる。CDS回路を特別に設ける必要がないため、データ読出回路の回路規模を低減でき、そのコストを削減できる。また、CDS回路とADC回路とを個別に設ける場合に比べてアンプ数を低減できるため、データ読出回路の消費電流を削減できるうえに、データ読出精度の向上にも寄与する。さらに、キャパシタを介すことなく固体撮像素子からの信号を伝達するため、データ読出速度が低下することを回避できる。特に、撮像装置のピクセル数が多い場合に、本発明を適用することで多大な効果が得られる。
本発明の前記一形態の好ましい例では、一方の入力端子が第2入力端子である場合(すなわち、第2入力端子の電圧が仮データ信号の電圧から変化する場合)、ランプ信号生成回路は、仮データ信号の電圧が雑音信号の電圧よりも低い場合に、所定の傾きで電圧が上昇するランプ信号を生成する。容量素子は、一端が第2入力端子に接続され、他端がランプ信号を受ける。すなわち、容量素子の容量カップリングを利用して第2入力端子の電圧を上昇させる。このため、第2入力端子の電圧を簡易な回路構成で変化(上昇)させることができる。
本発明の前記一形態の好ましい例では、一方の入力端子が第1入力端子である場合(すなわち、第1入力端子の電圧が雑音信号の電圧から変化する場合)、ランプ信号生成回路は、仮データ信号の電圧が雑音信号の電圧よりも低い場合に、所定の傾きで電圧が下降するランプ信号を生成する。容量素子は、一端が第1入力端子に接続され、他端がランプ信号を受ける。すなわち、容量素子の容量カップリングを利用して第1入力端子の電圧を下降させる。このため、第1入力端子の電圧を簡易な回路構成で変化(下降)させることができる。
本発明の前記一形態の好ましい例では、一方の入力端子が第2入力端子である場合、ランプ信号生成回路は、仮データ信号の電圧が雑音信号の電圧よりも高い場合に、所定の傾きで電圧が下降するランプ信号を生成する。容量素子は、一端が第2入力端子に接続され、他端がランプ信号を受ける。すなわち、容量素子の容量カップリングを利用して第2入力端子の電圧を下降させる。このため、第2入力端子の電圧を簡易な回路構成で変化(下降)させることができる。
本発明の前記一形態の好ましい例では、一方の入力端子が第1入力端子である場合、ランプ信号生成回路は、仮データ信号の電圧が雑音信号の電圧よりも高い場合に、所定の傾きで電圧が上昇するランプ信号を生成する。容量素子は、一端が第1入力端子に接続され、他端がランプ信号を受ける。すなわち、容量素子の容量カップリングを利用して第1入力端子の電圧を上昇させる。このため、第1入力端子の電圧を簡易な回路構成で変化(上昇)させることができる。
本発明の前記一形態の好ましい例では、一方の入力端子は、仮データ信号の電圧が設定される第2入力端子である。第1および第2入力端子は、それぞれ反転入力端子および非反転入力端子である。すなわち、差動増幅器の第1および第2入力端子間における電圧の大小関係が入れ替わる方向に電圧が変化する入力端子は、仮データ信号の電圧が設定される非反転入力端子である。従って、非反転入力端子の電圧は仮データ信号の電圧から変化し、反転入力端子の電圧は雑音信号の電圧に設定されたままで変化しない。同一構成の複数の固体撮像素子において、各固体撮像素子から出力される雑音信号の電圧はほぼ同一ある。これに対して、各固体撮像素子から出力される仮データ信号の電圧は、各固体撮像素子の露光量に応じて異なる。従って、差動増幅器の反転入力端子の電圧を常にほぼ一定にでき、データ読出精度をより向上できる。
本発明では、差動増幅器および測定回路により雑音除去機能およびA/D変換機能の双方を実現できるため、データ読出速度を低下させることなくデータ読出回路の回路規模(コスト)および消費電流を低減でき、データ読出精度にも寄与できる。
以下、図面を用いて本発明の実施形態を説明する。図中、太線で示す信号は、複数本で構成される信号である。図1は、本発明の第1実施形態を示している。第1実施形態の撮像装置ID1では、データ読出回路DRC1は、例えば、複数のピクセル回路PC1がマトリクス状に配置されたピクセルアレイの信号出力線SOL(コラム)毎に設けられている。
各ピクセル回路PC1(固体撮像素子)は、周知の4トランジスタ型ピクセル回路であり、nMOSトランジスタQ1〜Q4およびフォトダイオードPDを有している。トランジスタQ1、Q2は、リセット電圧供給線VRとフォトダイオードPDのカソードとの間に直列に接続されている。トランジスタQ1のゲートは、リセット信号RSTを受けている。トランジスタQ2のゲートは、トリガ信号TRGを受けている。フォトダイオードPDのアノードは、接地線に接続されている。トランジスタQ3、Q4は、リセット電圧供給線VRと信号出力線SOLとの間に直列接続されている。トランジスタQ3のゲートは、トランジスタQ1、Q2の接続ノードに接続されている。トランジスタQ4のゲートは、セレクト信号SELを受けている。このような4トランジスタ型ピクセル回路PC1は、トランジスタ数が多いため回路規模が増大するが、データ読出精度を向上できるという利点がある。
データ読出回路DRC1は、差動増幅器AMP、スイッチSW1、SW2、キャパシタC1、C2、ランプ信号生成回路RSG1、カウンタCNTおよびラッチ回路LC1(測定回路)を有している。差動増幅器AMPの反転入力端子(第1入力端子)は、一端が差動増幅器AMPの出力端子に接続されたスイッチSW2の他端に接続されている。差動増幅器AMPの反転入力端子は、一端が接地線に接続されたキャパシタC2の他端にも接続されている。差動増幅器AMPの非反転入力端子(第2入力端子)は、一端が信号出力線SOLに接続されたスイッチSW1の他端に接続されている。差動増幅器AMPの非反転入力端子は、一端でランプ信号RMPを受けるキャパシタC1の他端にも接続されている。
ランプ信号生成回路RSG1は、データ読出動作におけるA/D変換動作の開始に伴って、ランプ信号RMPの電圧を所定の傾きで上昇させる。カウンタCNTは、A/D変換動作の開始に伴ってアップカウントを開始し、カウンタ値CVをラッチ回路LC1に出力する。ラッチ回路LC1(測定結果出力回路)は、差動増幅器AMPの出力信号の立ち上がりエッジに応答してカウンタ値CVをラッチし、ラッチしたカウンタ値CVをA/D変換結果のディジタル値Doとして出力する。
図2は、第1実施形態におけるデータ読出動作を示している。第1実施形態のデータ読出動作では、ピクセル回路PC1から雑音信号を読み出すためのNリード動作、ピクセル回路PC1から実データ信号に雑音信号が重畳された仮データ信号を読み出すためのS+Nリード動作、およびA/D変換動作が順次実施される。
まず、Nリード動作において、データ読出対象のピクセル回路PC1を選択するためのセレクト信号SELの活性化に伴ってトランジスタQ4がオンする。これと同時に、リセット信号RSTの活性化に伴ってトランジスタQ1がオンする。トランジスタQ3は、トランジスタQ1、Q2の接続ノードの電圧(リセット電圧に対応)に応じてオンするため、信号出力線SOLは、雑音信号(リセットノイズ信号)の電圧(Nレベル)に設定される。そして、リセット信号RSTの非活性化後にスイッチSW1、SW2が共にオンすると、差動増幅器AMPの入力ノードN1、N2の電圧は、共にNレベルに設定される。なお、スイッチSW2がオンした際、差動増幅器AMPの反転入力端子および非反転入力端子間のオフセット電位が両入力端子間の電位差に含まれてキャパシタC2により保持されるため、このオフセット電位はその後の動作でキャンセルされる(オフセットキャンセル動作、Auto−Zero動作)。また、リセット信号RSTの非活性化に伴ってトランジスタQ1がオフする。
次に、S+Nリード動作において、スイッチSW1、SW2が共にオフした後に、トリガ信号TRGの活性化に伴ってトランジスタQ2がオンする。トランジスタQ3は、トランジスタQ1、Q2の接続ノードの電圧(フォトダイオードPDの露光量に対応)に応じてオンするため、信号出力線SOLは、仮データ信号の電圧(S+Nレベル)に設定される。そして、トリガ信号TRGの非活性化後にスイッチSW1がオンすると、差動増幅器AMPの入力ノードN1の電圧は、S+Nレベルに設定される。このとき、スイッチSW2はオフしているため、差動増幅器AMPの入力ノードN2の電圧は、Nレベルに設定されたままである。従って、差動増幅器AMPの出力信号(出力ノードN3の信号)は、入力ノードN1の電圧が入力ノードN2の電圧より低いことを示す低レベルに設定される。また、トリガ信号TRGの非活性化に伴ってトランジスタQ2がオフする。なお、差動増幅器AMPの入力ノードN1の電圧(S+Nレベル)と入力ノードN2の電圧(Nレベル)との電位差Sが実データ信号の電圧に相当する。
この後、A/D変換動作において、スイッチSW1がオフした後に、ランプ信号生成回路RSG1は、ランプ信号RMPの電圧を所定の傾きで上昇させ始める。これに伴い、キャパシタC1の容量カップリングにより、差動増幅器AMPの入力ノードN1の電圧も一定の傾きでS+Nレベルから上昇し始める。これと同時に、カウンタCNTは、カウントアップ動作を開始する。そして、差動増幅器AMPの入力ノードN1の電圧が入力ノードN2の電圧(Nレベル)を上回ると、すなわち差動増幅器AMPの入力ノードN1の電圧と入力ノードN2の電圧との大小関係が入れ替わると、差動増幅器AMPの出力信号は、低レベルから高レベルへ変化する。差動増幅器AMPの出力信号の立ち上がりエッジに応答して、ラッチ回路LC1は、カウンタ値CVをラッチし、ラッチしたカウンタ値CVをA/D変換結果のディジタル値Doとして出力する。
このような構成のデータ読出回路DRC1では、CDS回路を特別に設けることなく、CDS回路およびADC回路の双方の機能が実現される。CDS回路を特別に設ける必要がないため、データ読出回路DRC1の回路規模が低減され、コストも削減される。また、CDS回路とADC回路とを個別に設ける場合に比べてアンプ数が低減されるため、データ読出回路DRC1の消費電流が削減される。
図3は、本発明の比較例を示している。本発明の比較例を説明するにあたって、図1で説明した要素と同一の要素については、同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。本発明の比較例のデータ読出回路DRCaは、CDS回路を構成するスイッチSWa、SWb、キャパシタCa、Cbおよび差動増幅器AMPa、AMPbと、ADC回路を構成するスイッチSWc、Swd、SWe、キャパシタCc、差動増幅器AMPc、ランプ信号生成回路RSGa、カウンタCNTaおよびラッチ回路LCaとを有している。
差動増幅器AMPaの非反転入力端子は、一端が信号出力線SOLに接続されたスイッチSWaの他端に接続されている。差動増幅器AMPaの非反転入力端子は、一端が接地線に接続されたキャパシタCaの他端にも接続されている。差動増幅器AMPaの反転入力端子は、差動増幅器AMPaの出力端子に接続されている。差動増幅器AMPbの非反転入力端子は、一端が差動増幅器AMPaの出力端子に接続されたキャパシタCbの他端に接続されている。差動増幅器AMPbの非反転入力端子は、一端が電源線Vrefに接続されたスイッチSWbの他端にも接続されている。差動増幅器AMPbの反転入力端子は、差動増幅器AMPbの出力端子に接続されている。
差動増幅器AMPcの非反転入力端子は、一端が差動増幅器AMPbの出力端子に接続されたスイッチSWcの他端に接続されている。差動増幅器AMPcの非反転入力端子は、一端でランプ信号RMPを受けるスイッチSWdの他端にも接続されている。差動増幅器AMPcの反転入力端子は、一端が差動増幅器AMPcの出力端子に接続されたスイッチSWeの他端に接続されている。差動増幅器AMPcの反転入力端子は、一端が接地線に接続されたキャパシタCcの他端にも接続されている。
ランプ信号生成回路RSGaは、データ読出動作におけるA/D変換動作の開始に伴って、ランプ信号RMPの電圧を所定の傾きで下降させる。カウンタCNTaは、A/D変換動作の開始に伴ってアップカウント動作を開始し、カウンタ値CVをラッチ回路LCaに出力する。ラッチ回路LCaは、差動増幅器AMPcの出力信号の立ち下がりエッジに応答してカウンタ値CVをラッチし、ラッチしたカウンタ値CVをA/D変換結果のディジタル値Doとして出力する。
図4は、本発明の比較例におけるデータ読出動作を示している。第1実施形態と同様に、本発明の比較例のデータ読出動作では、Nリード動作、S+Nリード動作およびA/D変換動作が順次実施される。
まず、Nリード動作において、データ読出対象のピクセル回路PC1を選択するためのセレクト信号SELの活性化に伴ってトランジスタQ4がオンする。これと同時に、リセット信号RSTの活性化に伴ってトランジスタQ1がオンする。トランジスタQ3は、トランジスタQ1、Q2の接続ノードの電圧(リセット電圧に対応)に応じてオンするため、信号出力線SOLは、雑音信号の電圧(Nレベル)に設定される。また、リセット信号RSTの活性化に伴ってスイッチSWbがオンする。そして、リセット信号RSTの非活性化後にスイッチSWaがオンすると、差動増幅器AMPaの出力ノードNaの電圧は、Nレベルに設定される。また、リセット信号RSTの非活性化に伴ってトランジスタQ1がオフする。
次に、S+Nリード動作において、スイッチSWa、SWbが共にオフした後に、トリガ信号TRGの活性化に伴ってトランジスタQ2がオンする。トランジスタQ3は、トランジスタQ1、Q2の接続ノードの電圧(フォトダイオードPDの露光量)に応じてオンするため、信号出力線SOLは、仮データ信号の電圧(S+Nレベル)に設定される。そして、トリガ信号TRGの非活性化後にスイッチSWaがオンすると、差動増幅器AMPaの出力ノードNaの電圧は、S+Nレベルに設定される。これと同時に、スイッチSWc、SWeが共にオンすると、差動増幅器AMPcの入力ノードNb、Ncは、共に電圧VrefからNレベルとS+Nレベルとの電位差Sを引いた電圧(Vref−S)に設定される。
この後、A/D変換動作において、スイッチSWa、SWc、SWeがオフし、スイッチSWb、SWdがオンした後に、ランプ信号生成回路RSGaは、ランプ信号RMPの電圧を所定の傾きで下降させ始める。これにより、差動増幅器AMPcの入力ノードNbの電圧も一定の傾きで電圧Vrefから下降し始める。これと同時に、カウンタCNTは、カウントアップ動作を開始する。そして、差動増幅器AMPcの入力ノードNbの電圧が入力ノードNcの電圧(Vref−S)を下回ると、差動増幅器AMPcの出力信号は、高レベルから低レベルへ変化する。差動増幅器AMPcの出力信号の立ち下がりエッジに応答して、ラッチ回路LCaは、カウンタ値信号CVをラッチし、ラッチしたカウンタ値信号CVをA/D変換結果のディジタル値Doとして出力する。
このような構成のデータ読出回路DRCaでは、CDS回路とADC回路とが個別に設けられているため、アンプ数の増大により回路規模が増大してしまう。この結果、データ読出回路DRCaのコストが上昇してしまう。また、アンプ数が増大するため、データ読出回路DRCaの消費電流が増大するうえに、データ読出精度が低下してしまう。
以上、第1実施形態では、CDS回路およびADC回路を一体化して構成できるため、データ読出速度を低下させることなくデータ読出回路DRC1の回路規模(コスト)および消費電流を低減でき、データ読出精度の向上にも寄与できる。また、キャパシタC1の容量カップリングを利用して差動増幅器AMPの入力ノードN1の電圧を上昇させるため、差動増幅器AMPの非反転入力端子の電圧を簡易な回路構成で上昇させることができる。さらに、差動増幅器AMPの非反転入力端子の電圧をS+Nレベルから上昇させ、反転入力端子の電圧をNレベルに設定したままで変化させないため、差動増幅器AMPの特性を向上でき、データ読出精度の向上に寄与できる。
図5は、本発明の第2実施形態を示している。第2実施形態を説明するにあたって、第1実施形態で説明した要素と同一の要素については、同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。第1実施形態と同様に、第2実施形態の撮像装置ID2では、データ読出回路DRC2は、例えば、複数のピクセル回路PC1がマトリクス状に配置されたピクセルアレイにおける信号出力線SOL(コラム)毎に設けられている。データ読出回路DRC2は、キャパシタC1が接地線に接続され、キャパシタC2がランプ信号RMPを受けること、および第1実施形態(図1)のランプ信号生成回路RSG1に代えてランプ信号生成回路RSG2を有することを除いて、第1実施形態のデータ読出回路DRC1と同一である。ランプ信号生成回路RSG2は、データ読出動作におけるA/D変換動作の開始に伴って、ランプ信号RMPを所定の傾きで下降させる。
図6は、第2実施形態におけるデータ読出動作を示している。まず、第1実施形態(図2)と同様に、Nリード動作およびS+Nリード動作が順次実施される。この後、A/D変換動作において、スイッチSW1がオフした後に、ランプ信号生成回路RSG2は、ランプ信号RMPの電圧を所定の傾きで下降させ始める。これにより、キャパシタC2の容量カップリングにより、差動増幅器AMPの入力ノードN2の電圧も一定の傾きでNレベルから下降し始める。これと同時に、カウンタCNTは、カウントアップ動作を開始する。
そして、差動増幅器AMPの入力ノードN2の電圧が入力ノードN1の電圧(S+Nレベル)を下回ると、差動増幅器AMPの出力信号は、低レベルから高レベルへ変化する。差動増幅器AMPの出力信号の立ち上がりエッジに応答して、ラッチ回路LC1は、カウンタ値CVをラッチし、ラッチしたカウンタ値CVをA/D変換結果のディジタル値Doとして出力する。以上のような第2実施形態でも、第1実施形態と同様の効果が得られる。
図7は、本発明の第3実施形態を示している。第3実施形態を説明するにあたって、第1および第2実施形態で説明した要素と同一の要素については、同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。第1実施形態と同様に、第3実施形態の撮像装置ID3では、データ読出回路DRC3は、例えば、複数のピクセル回路PC2がマトリクス状に配置されたピクセルアレイにおける信号出力線SOL(コラム)毎に設けられている。
各ピクセル回路PC2は、周知の3トランジスタ型ピクセル回路であり、第1実施形態(図1)のピクセル回路PC1からトランジスタQ2を取り除いて構成されている。このような3トランジスタ型ピクセル回路は、データ読出精度が低下するが、トランジスタ数が少ないため回路規模を低減できるという利点がある。データ読出回路DRC3は、第1実施形態(図1)のランプ信号生成回路RSG1に代えて第2実施形態(図5)のランプ信号生成回路RSG2を有すること、および第1実施形態のラッチ回路LC1に代えてラッチ信号LC2を有することを除いて、第1実施形態のデータ読出回路DRC1と同一である。ラッチ回路LC2は、差動増幅器AMPの出力信号の立ち下がりエッジに応答して、カウンタ値CVをラッチし、ラッチしたカウンタ値CVをA/D変換結果のディジタル値Doとして出力する。
図8は、第3実施形態におけるデータ読出動作を示している。第3実施形態のデータ読出動作では、ピクセル回路PC2から実データ信号に雑音信号が重畳された仮データ信号を読み出すためのS+Nリード動作、ピクセル回路PC2から雑音信号を読み出すためのNリード動作、およびA/D変換動作が順次実施される。
まず、S+Nリード動作において、データ読出動作の対象となるピクセル回路PC1を選択するためのセレクト信号SELの活性化に伴ってトランジスタQ4がオンする。このとき、トランジスタQ3は、トランジスタQ1およびフォトトランジスタPDの接続ノードの電圧(フォトトランジスタPDの露光量)に応じてオンしているため、信号出力線SOLは、仮データ信号の電圧(S+Nレベル)に設定される。そして、スイッチSW1、SW2が共にオンすると、差動増幅器AMPの入力ノードN1、N2の電圧は、共にS+Nレベルに設定される。
次に、Nリード動作において、スイッチSW1、SW2が共にオフした後に、リセット信号RSTの活性化に伴ってトランジスタQ1がオンする。これにより、信号出力線SOLは、雑音信号の電圧(Nレベル)に設定される。そして、リセット信号RSTの非活性化後にスイッチSW1がオンすると、差動増幅器AMPの入力ノードN1の電圧は、Nレベルに設定される。従って、差動増幅器AMPの出力信号は、入力ノードN1の電圧が入力ノードN2の電圧より高いことを示す高レベルに設定される。また、リセット信号RSTの非活性化に伴ってトランジスタQ1がオフする。
この後、A/D変換動作において、スイッチSW1がオフした後に、ランプ信号生成回路RSG2は、ランプ信号RMPの電圧を所定の傾きで下降させ始める。これ伴い、キャパシタC1の容量カップリングにより、差動増幅器AMPの入力ノードN1の電圧が一定の傾きでNレベルから下降し始める。これと同時に、カウンタCNTは、カウントアップ動作を開始する。そして、差動増幅器AMPの入力ノードN1の電圧が入力ノードN2の電圧(S+Nレベル)を下回ると、差動増幅器AMPの出力信号は、高レベルから低レベルへ変化する。差動増幅器AMPの出力信号の立ち下がりエッジに応答して、ラッチ回路LC2は、カウンタ値信号CVをラッチし、ラッチしたカウンタ値信号CVをA/D変換結果のディジタル値Doとして出力する。以上のような第3実施形態では、データ読出動作の対象が3トランジスタ型ピクセル回路である場合にも、第1実施形態と同様の効果が得られる。
図9は、本発明の第4実施形態を示している。第4実施形態を説明するにあたって、第1〜第3実施形態で説明した要素と同一の要素については、同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。第3実施形態と同様に、第4実施形態の撮像装置ID4では、データ読出回路DRC4は、例えば、複数のピクセル回路PC2がマトリクス状に配置されたピクセルアレイにおける信号出力線SOL(コラム)毎に設けられている。データ読出回路DRC4は、第2実施形態(図5)のランプ信号生成回路RSG2に代えて第1実施形態(図1)のランプ信号生成回路RSG1を有すること、および第1実施形態のラッチ回路LC1に代えて第3実施形態(図7)のラッチ信号LC2を有することを除いて、第2実施形態のデータ読出回路DRC2と同一である。
図10は、第4実施形態におけるデータ読出動作を示している。第4実施形態のデータ読出動作では、まず、第3実施形態(図8)と同様に、S+Nリード動作およびNリード動作が順次実施される。この後、A/D変換動作において、スイッチSW1がオフした後に、ランプ信号生成回路RSG1は、ランプ信号RMPの電圧を所定の傾きで上昇させ始める。これに伴い、キャパシタC2の容量カップリングにより、差動増幅器AMPの入力ノードN2の電圧が一定の傾きでS+Nレベルから上昇し始める。これと同時に、カウンタCNTは、カウントアップ動作を開始する。そして、差動増幅器AMPの入力ノードN2の電圧が入力ノードN1の電圧(Nレベル)を上回ると、差動増幅器AMPの出力信号は、高レベルから低レベルへ変化する。差動増幅器AMPの出力信号の立ち下がりエッジに応答して、ラッチ回路LC2は、カウンタ値信号CVをラッチし、ラッチしたカウンタ値信号CVをA/D変換結果のディジタル値Doとして出力する。以上のような第4実施形態でも、第1および第3実施形態と同様の効果が得られる。
なお、第1〜第4実施形態では、データ読出回路内に1段の差動増幅器を設けた例について述べたが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではない。例えば、必要なゲインに応じて、データ読出回路内に多段の差動増幅器を設けてもよい。また、第1および第2実施形態(第3および第4実施形態)では、S+Nリード動作(Nリード動作)時に、スイッチSW1を一旦オフさせる例について述べたが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではない。例えば、S+Nリード動作(Nリード動作)時に、データ読出回路側からピクセル回路側への影響を無視してよい場合、スイッチSW1をオンさせたままにしてもよい。
また、第1〜第4実施形態では、仮データ信号の読出電圧が雑音信号の読出電圧より低い例について述べたが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではない。例えば、フォトダイオードPDとして特性が逆のものを使用する場合、仮データ信号の読出電圧は雑音信号の読出電圧より高くなり、データ読出回路に適用するランプ信号RMPの電圧変化方向(上昇方向または下降方向)に逆の特性を与えなければならないことは言うまでもない。
以上の実施形態において説明した発明を整理して、付記として開示する。
(付記1)
固体撮像素子の雑音信号の電圧が第1入力端子に設定されるとともに、前記固体撮像素子の前記雑音信号が重畳された仮データ信号の電圧が第2入力端子に設定され、前記第1および第2入力端子間における電圧の大小関係の入れ替わりに応答して出力信号を反転させる差動増幅器と、
前記大小関係が入れ替わる方向に前記第1および第2入力端子における一方の入力端子の電圧が変化し始めてから前記出力信号が反転するまでの前記一方の入力端子の電圧変化量を測定し、測定結果を前記仮データ信号から前記雑音信号が除去された実データ信号の電圧を示すディジタル値として出力する測定回路とを備えていることを特徴とする固体撮像素子のデータ読出回路。
(付記2)
付記1記載の固体撮像素子のデータ読出回路において、
前記一方の入力端子が前記第2入力端子である場合、
前記仮データ信号の電圧が前記雑音信号の電圧よりも低い場合に、所定の傾きで電圧が上昇するランプ信号を生成するランプ信号生成回路と、
一端が前記第2入力端子に接続され、他端が前記ランプ信号を受ける容量素子とを備えていることを特徴とする固体撮像素子のデータ読出回路。
(付記3)
付記1記載の固体撮像素子のデータ読出回路において、
前記一方の入力端子が前記第1入力端子である場合、
前記仮データ信号の電圧が前記雑音信号の電圧よりも低い場合に、所定の傾きで電圧が下降するランプ信号を生成するランプ信号生成回路と、
一端が前記第1入力端子に接続され、他端が前記ランプ信号を受ける容量素子とを備えていることを特徴とする固体撮像素子のデータ読出回路。
(付記4)
付記1記載の固体撮像素子のデータ読出回路において、
前記一方の入力端子が前記第2入力端子である場合、
前記仮データ信号の電圧が前記雑音信号の電圧よりも高い場合に、所定の傾きで電圧が下降するランプ信号を生成するランプ信号生成回路と、
一端が前記第2入力端子に接続され、他端が前記ランプ信号を受ける容量素子とを備えていることを特徴とする固体撮像素子のデータ読出回路。
(付記5)
付記1記載の固体撮像素子のデータ読出回路において、
前記一方の入力端子が前記第1入力端子である場合、
前記仮データ信号の電圧が前記雑音信号の電圧よりも高い場合に、所定の傾きで電圧が上昇するランプ信号を生成するランプ信号生成回路と、
一端が前記第1入力端子に接続され、他端が前記ランプ信号を受ける容量素子とを備えていることを特徴とする固体撮像素子のデータ読出回路。
(付記6)
付記2〜5のいずれかに記載の固体撮像素子のデータ読出回路において、
前記測定回路は、
前記ランプ信号の電圧が変化し始めたときにカウント動作を開始するカウンタと、
前記出力信号の反転に応答して前記カウンタのカウンタ値を取得して前記ディジタル値として出力する測定結果出力回路とを備えていることを特徴とする固体撮像素子のデータ読出回路。
(付記7)
付記1記載の固体撮像素子のデータ読出回路において、
前記一方の入力端子は、前記第2入力端子であり、
前記第1および第2入力端子は、それぞれ反転入力端子および非反転入力端子であることを特徴とする固体撮像素子のデータ読出回路。
(付記8)
雑音信号および前記雑音信号が重畳された仮データ信号をそれぞれ出力する固体撮像素子と、
前記雑音信号の電圧および前記仮データ信号の電圧に基づいて、前記仮データ信号から前記雑音信号が除去された実データ信号の電圧を示すディジタル値を出力するデータ読出回路とを備え、
前記データ読出回路は、
前記雑音信号の電圧が第1入力端子に設定されるとともに、前記仮データ信号の電圧が第2入力端子に設定され、前記第1および第2入力端子間における電圧の大小関係の入れ替わりに応答して出力信号を反転させる差動増幅器と、
前記大小関係が入れ替わる方向に前記第1および第2入力端子における一方の入力端子の電圧が変化し始めてから前記出力信号が反転するまでの前記一方の入力端子の電圧変化量を測定し、測定結果を前記ディジタル値として出力する測定回路とを備えていることを特徴とする撮像装置。
(付記9)
付記8記載の撮像装置において、
前記一方の入力端子が前記第2入力端子である場合、
前記データ読出回路は、
前記仮データ信号の電圧が前記雑音信号の電圧よりも低い場合に、所定の傾きで電圧が上昇するランプ信号を生成するランプ信号生成回路と、
一端が前記第2入力端子に接続され、他端が前記ランプ信号を受ける容量素子とを備えていることを特徴とする撮像装置。
(付記10)
付記8記載の撮像装置において、
前記一方の入力端子が前記第1入力端子である場合、
前記データ読出回路は、
前記仮データ信号の電圧が前記雑音信号の電圧よりも低い場合に、所定の傾きで電圧が下降するランプ信号を生成するランプ信号生成回路と、
一端が前記第1入力端子に接続され、他端が前記ランプ信号を受ける容量素子とを備えていることを特徴とする撮像装置。
(付記11)
付記8記載の撮像装置において、
前記一方の入力端子が前記第2入力端子である場合、
前記データ読出回路は、
前記仮データ信号の電圧が前記雑音信号の電圧よりも高い場合に、所定の傾きで電圧が下降するランプ信号を生成するランプ信号生成回路と、
一端が前記第2入力端子に接続され、他端が前記ランプ信号を受ける容量素子とを備えていることを特徴とする撮像装置。
(付記12)
付記8記載の撮像装置において、
前記一方の入力端子が前記第1入力端子である場合、
前記データ読出回路は、
前記仮データ信号の電圧が前記雑音信号の電圧よりも高い場合に、所定の傾きで電圧が上昇するランプ信号を生成するランプ信号生成回路と、
一端が前記第1入力端子に接続され、他端が前記ランプ信号を受ける容量素子とを備えていることを特徴とする撮像装置。
(付記13)
付記9〜12のいずれかに記載の撮像装置において、
前記測定回路は、
前記ランプ信号の電圧が変化し始めたときにカウント動作を開始するカウンタと、
前記出力信号の反転に応答して前記カウンタのカウンタ値を取得して前記ディジタル値として出力する測定結果出力回路とを備えていることを特徴とする撮像装置。
(付記14)
付記8記載の撮像装置において、
前記一方の入力端子は、前記第2入力端子であり、
前記第1および第2入力端子は、それぞれ反転入力端子および非反転入力端子であることを特徴とする撮像装置。
(付記15)
第1および第2入力端子間における電圧の大小関係の入れ替わりに応答して出力信号を反転させる差動増幅器の前記第1入力端子に固体撮像素子の雑音信号の電圧を設定するとともに、前記第2入力端子に前記固体撮像素子の前記雑音信号が重畳された仮データ信号の電圧を設定し、
前記大小関係が入れ替わる方向に前記第1および第2入力端子における一方の入力端子の電圧を変化させ、
前記一方の入力端子の電圧が変化し始めてから前記出力信号が反転するまでの前記一方の入力端子の電圧変化量を測定し、測定結果を前記仮データ信号から前記雑音信号が除去された実データ信号の電圧を示すディジタル値として出力することを特徴とする固体撮像素子のデータ読出方法。
付記6または付記13の発明では、測定回路のカウンタは、ランプ信号の電圧が変化し始めたときにカウント動作を開始する。測定回路の測定結果出力回路は、差動増幅器の出力信号の反転に応答してカウンタのカウンタ値を取得してディジタル値として出力する。これにより、一方の入力端子の電圧変化量を測定し、測定結果をディジタル値として出力する測定回路を容易に構成できる。
以上、本発明について詳細に説明してきたが、前述の実施形態およびその変形例は発明の一例に過ぎず、本発明はこれらに限定されるものではない。本発明を逸脱しない範囲で変形可能であることは明らかである。
本発明の第1実施形態を示すブロック図である。 第1実施形態におけるデータ読出動作を示すタイミングチャートである。 本発明の比較例を示すブロック図である。 本発明の比較例におけるデータ読出動作を示すタイミングチャートである。 本発明の第2実施形態を示すブロック図である。 第2実施形態におけるデータ読出動作を示すタイミングチャートである。 本発明の第3実施形態を示すブロック図である。 第3実施形態におけるデータ読出動作を示すタイミングチャートである。 本発明の第4実施形態を示すブロック図である。 第4実施形態におけるデータ読出動作を示すタイミングチャートである。
符号の説明
AMP 差動増幅器
C1、C2 キャパシタ
CNT カウンタ
CV カウンタ値
DRC1〜DRC4 データ読出回路
Do ディジタル値
ID1〜ID4 撮像装置
LC1、LC2 ラッチ回路
N1、N2 入力ノード
N3 出力ノード
PC1、PC2 ピクセル回路
Q1〜Q4 nMOSトランジスタ
RMP ランプ信号
RSG1、RSG2 ランプ信号生成回路
RST リセット信号
SEL セレクト信号
SW1、SW2 スイッチ
TRG トリガ信号
VR リセット電圧供給線

Claims (10)

  1. 固体撮像素子の雑音信号の電圧が第1入力端子に設定されるとともに、前記固体撮像素子の前記雑音信号が重畳された仮データ信号の電圧が第2入力端子に設定され、前記第1および第2入力端子間における電圧の大小関係の入れ替わりに応答して出力信号を反転させる差動増幅器と、
    前記大小関係が入れ替わる方向に前記第1および第2入力端子における一方の入力端子の電圧が変化し始めてから前記出力信号が反転するまでの前記一方の入力端子の電圧変化量を測定し、測定結果を前記仮データ信号から前記雑音信号が除去された実データ信号の電圧を示すディジタル値として出力する測定回路とを備えていることを特徴とする固体撮像素子のデータ読出回路。
  2. 請求項1記載の固体撮像素子のデータ読出回路において、
    前記一方の入力端子が前記第2入力端子である場合、
    前記仮データ信号の電圧が前記雑音信号の電圧よりも低い場合に、所定の傾きで電圧が上昇するランプ信号を生成するランプ信号生成回路と、
    一端が前記第2入力端子に接続され、他端が前記ランプ信号を受ける容量素子とを備えていることを特徴とする固体撮像素子のデータ読出回路。
  3. 請求項1記載の固体撮像素子のデータ読出回路において、
    前記一方の入力端子が前記第1入力端子である場合、
    前記仮データ信号の電圧が前記雑音信号の電圧よりも低い場合に、所定の傾きで電圧が下降するランプ信号を生成するランプ信号生成回路と、
    一端が前記第1入力端子に接続され、他端が前記ランプ信号を受ける容量素子とを備えていることを特徴とする固体撮像素子のデータ読出回路。
  4. 請求項1記載の固体撮像素子のデータ読出回路において、
    前記一方の入力端子が前記第2入力端子である場合、
    前記仮データ信号の電圧が前記雑音信号の電圧よりも高い場合に、所定の傾きで電圧が下降するランプ信号を生成するランプ信号生成回路と、
    一端が前記第2入力端子に接続され、他端が前記ランプ信号を受ける容量素子とを備えていることを特徴とする固体撮像素子のデータ読出回路。
  5. 請求項1記載の固体撮像素子のデータ読出回路において、
    前記一方の入力端子が前記第1入力端子である場合、
    前記仮データ信号の電圧が前記雑音信号の電圧よりも高い場合に、所定の傾きで電圧が上昇するランプ信号を生成するランプ信号生成回路と、
    一端が前記第1入力端子に接続され、他端が前記ランプ信号を受ける容量素子とを備えていることを特徴とする固体撮像素子のデータ読出回路。
  6. 請求項1記載の固体撮像素子のデータ読出回路において、
    前記一方の入力端子は、前記第2入力端子であり、
    前記第1および第2入力端子は、それぞれ反転入力端子および非反転入力端子であることを特徴とする固体撮像素子のデータ読出回路。
  7. 雑音信号および前記雑音信号が重畳された仮データ信号をそれぞれ出力する固体撮像素子と、
    前記雑音信号の電圧および前記仮データ信号の電圧に基づいて、前記仮データ信号から前記雑音信号が除去された実データ信号の電圧を示すディジタル値を出力するデータ読出回路とを備え、
    前記データ読出回路は、
    前記雑音信号の電圧が第1入力端子に設定されるとともに、前記仮データ信号の電圧が第2入力端子に設定され、前記第1および第2入力端子間における電圧の大小関係の入れ替わりに応答して出力信号を反転させる差動増幅器と、
    前記大小関係が入れ替わる方向に前記第1および第2入力端子における一方の入力端子の電圧が変化し始めてから前記出力信号が反転するまでの前記一方の入力端子の電圧変化量を測定し、測定結果を前記ディジタル値として出力する測定回路とを備えていることを特徴とする撮像装置。
  8. 請求項7記載の撮像装置において、
    前記一方の入力端子が前記第2入力端子である場合、
    前記データ読出回路は、
    前記仮データ信号の電圧が前記雑音信号の電圧よりも低い場合に、所定の傾きで電圧が上昇するランプ信号を生成するランプ信号生成回路と、
    一端が前記第2入力端子に接続され、他端が前記ランプ信号を受ける容量素子とを備えていることを特徴とする撮像装置。
  9. 請求項7記載の撮像装置において、
    前記一方の入力端子が前記第1入力端子である場合、
    前記データ読出回路は、
    前記仮データ信号の電圧が前記雑音信号の電圧よりも低い場合に、所定の傾きで電圧が下降するランプ信号を生成するランプ信号生成回路と、
    一端が前記第1入力端子に接続され、他端が前記ランプ信号を受ける容量素子とを備えていることを特徴とする撮像装置。
  10. 第1および第2入力端子間における電圧の大小関係の入れ替わりに応答して出力信号を反転させる差動増幅器の前記第1入力端子に固体撮像素子の雑音信号の電圧を設定するとともに、前記第2入力端子に前記固体撮像素子の前記雑音信号が重畳された仮データ信号の電圧を設定し、
    前記大小関係が入れ替わる方向に前記第1および第2入力端子における一方の入力端子の電圧を変化させ、
    前記一方の入力端子の電圧が変化し始めてから前記出力信号が反転するまでの前記一方の入力端子の電圧変化量を測定し、測定結果を前記仮データ信号から前記雑音信号が除去された実データ信号の電圧を示すディジタル値として出力することを特徴とする固体撮像素子のデータ読出方法。
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