JP2010109888A - 固体撮像装置、撮像システム、および、固体撮像装置の駆動方法 - Google Patents

固体撮像装置、撮像システム、および、固体撮像装置の駆動方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 カラムA/D形式において、行に沿った方向に生じるシェーディングを低減する。
【解決手段】 アナログ信号を出力する画素が行列状に配列された画素配列と、前記画素配列の同一列に設けられた複数の前記画素が共通に接続された垂直出力線と、前記アナログ信号をデジタル信号に変換する複数のA/D変換部と、複数の前記A/D変換部に定電流を供給する定電流供給部と、を有し、前記複数のA/D変換部の各々は、前記定電流を積分する積分部と、積分された前記定電流と前記アナログ信号とを比較して、比較信号を出力する比較部と、前記比較信号に応じたデジタル信号を保持するデジタル保持部と、を備え、前記積分部は一方の端子に前記定電流を受ける入力容量を有し、前記比較部は前記入力容量を介して前記定電流供給部と接続される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、スキャナ、デジタルスチルカメラ、デジタルカムコーダ等に用いられる固体撮像装置に関する。
近年、CMOSイメージセンサはデジタルスチルカメラやデジタルカムコーダ、さらには携帯電話に搭載されるカメラユニットなどの幅広い用途に利用されるようになってきている。CMOSイメージセンサについては、部品数の削減や消費電力の低減を目的として、A/D変換回路を内蔵することが研究されており、様々な形態のものが提案されている。その中で、画素配列の列、すなわちカラムに対応してA/D変換回路を設けたカラムA/Dと呼ばれる形式がある。
A/D変換回路においてはアナログ信号と参照信号とを比較するが、参照信号を固定の電圧値として与えるものが特許文献1に記載されている。この形式によれば、各列に設けられたA/D変換回路に含まれる抵抗素子の両端には一定の電流が流れるので、参照電圧を時間的に変化させる形式と比較して高速化が容易になるとしている。
特開2005−348324号公報
図10は、従来の固体撮像装置の構成を模式的に示す図であり、特許文献1の図1を引用したものである。説明のために、特許文献1における符号とは異なる符号を付加している。
固定値の参照電圧V_DEを、各列に設けられたA/D変換回路に対して共通に入力している。各列のA/D変換回路が変換動作を開始すると、各列のA/D変換回路に含まれる抵抗Rの両端には、一定の電流が流れる。しかし、固定値の参照電圧を供給する配線CLは抵抗値を持っているために、配線CLには電位勾配が生じる。つまり、抵抗Rの両端の電圧が各列で異なるために、各列の抵抗Rの両端に流れる電流は互いに異なる大きさとなる。
すなわち、各列で同時に積分動作を開始したとしても、それぞれの回路において流れる電流値が異なるので、仮にA/D変換するアナログ信号の値が等しくても、比較器COMPの出力が反転するまでの時間が異なってしまうことが考えられる。このため、一括して変換する1行分の信号において行に沿った方向にシェーディングが生じる。このことは、撮像装置における画素配列の列数が増え、参照電圧を与える配線が長くなるほど顕著になる。
本発明は、上述の懸念を鑑みて、列並列型A/Dを備えた固体撮像装置において、シェーディングの発生を低減することを目的とする。
本発明の第一の側面である固体撮像装置は、アナログ信号を出力する画素が行列状に配列された画素配列と、前記画素配列の同一の列に設けられた複数の前記画素が共通に接続された垂直出力線と、前記垂直出力線に接続され、前記アナログ信号をデジタル信号に変換する複数のA/D変換部と、複数の前記A/D変換部に定電流を供給する定電流供給部と、を有し、前記複数のA/D変換部の各々は、前記定電流を積分する積分部と、積分された前記定電流と前記アナログ信号とを比較して、比較信号を出力する比較部と、前記比較信号に応じたデジタル信号を保持するデジタル信号保持部と、を備え、前記積分部は一方の端子に前記定電流を受ける入力容量を有し、前記比較部は前記入力容量を介して前記定電流供給部と接続されることを特徴とする固体撮像装置である。
本発明の第二の側面である固体撮像装置は、アナログ信号を出力する画素が行列状に配列された画素配列と、前記画素配列の同一の列に設けられた複数の前記画素が共通に接続された垂直出力線と、前記垂直出力線に接続され、前記アナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換部と、複数の前記A/D変換部に定電流を供給する定電流供給部と、を有し、前記A/D変換部の各々は、前記垂直出力線と接続されるアナログ信号処理部と、前記定電流供給部と接続され、前記定電流を積分する積分部と、前記アナログ信号処理部の出力および前記積分部の出力を入力とする比較部と、前記比較部から出力される比較信号に基づいてデジタル信号を保持するデジタル信号保持部と、を備えることを特徴とする固体撮像装置である。
本発明の第三の側面である固体撮像装置は、アナログ信号を出力する画素が行列状に配列された画素配列と、前記画素配列の同一の列に設けられた複数の前記画素が共通に接続された垂直出力線と、前記垂直出力線に接続され、前記アナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換部と、複数の前記A/D変換部に定電流を供給する定電流供給部と、前記A/D変換部の入力部と前記垂直出力線または前記定電流供給部と接続するスイッチ部と、を有し、前記A/D変換部の各々は積分部と比較部とを備え、前記積分部は、一方の端子が前記スイッチ部に接続され、他方の端子が差動増幅器の反転入力端子に接続された入力容量と、前記差動増幅器の反転入力端子と出力端子との間に設けられた帰還容量と、を含み、前記比較部は接続容量を介して前記積分部の出力端子と接続されることを特徴とする固体撮像装置である。
本発明によれば、A/D変換結果のシェーディングを低減することができる。
(第1の実施形態)
本発明に係る第1の実施形態を、図を用いて説明する。
図1(a)は、本実施形態に係る固体撮像装置1の概略を示すブロック図である。固体撮像装置1は、画素100が行列状に配列された画素配列PAを有する。図1(a)に示す構成において、同一の列に配された複数の画素100はそれぞれ共通の垂直出力線106に接続されている。垂直走査回路123は、同一の行に配された画素100に共通の制御信号を供給する構成になっている。画素100は、垂直走査回路123から供給される制御信号に応じて、アナログ信号を垂直出力線106に出力する。
垂直出力線106の各々は、A/D変換部であるA/D変換回路124の第1の入力端子に接続される。第1の入力端子には、画素100から垂直出力線106に出力されたアナログ信号に対してノイズ低減や増幅などの処理を行うアナログ信号処理回路128が接続される。アナログ信号処理回路128は、その入力端子と出力端子とが短絡された回路であってもよい。アナログ信号処理回路128の出力端子は、比較部である比較回路126の一方の入力端子に接続される。各A/D変換回路124の第2の入力端子は、参照信号供給線113を介して定電流供給部である定電流回路140に接続される。A/D変換回路124の第2の入力端子は、積分部である積分回路125と接続されている。積分回路125は定電流回路140から供給される電流を積分した結果としての電圧を、出力端子から出力する。積分回路125の出力端子は比較回路126の他方の入力端子に接続される。比較回路126の出力端子はデジタル信号保持部であるデジタル信号記憶回路127に接続される。比較回路から出力された比較信号を受けて、デジタル信号記憶回路127はデジタル信号を保持する。デジタル信号記憶回路127の出力端子からはA/D変換回路124のA/D変換結果としてのデジタル信号が出力される。各デジタル信号記憶回路127からの出力は共通の端子を介して固体撮像装置1から出力しても良いし、異なる出力端子を介して固体撮像装置1から出力しても良い。
また、抵抗129は、参照信号供給線113が持つ寄生抵抗を示す。
図2は、画素100の構成例を示す等価回路図である。
101は入射光に応じて光電変換を行い、発生した電荷を蓄積するフォトダイオードであって、そのカソードは転送MOSトランジスタ102の一方の主電極と接続される。転送MOSトランジスタ102の他方の主電極は、リセットMOSトランジスタ103の一方の主電極に接続されるとともに、増幅MOSトランジスタ104の制御電極にも接続される。増幅MOSトランジスタ104のゲート端子には、不図示の浮遊拡散層(Floating Diffusion;以下FD部とする)の容量(以下、FD容量とする)が接続される。リセットMOSトランジスタ103の他方の主電極は増幅MOSトランジスタ104の一方の主電極に接続されるとともに、電源VDDと接続される。ここで、電源VDDとスイッチ111とは電圧供給部を構成する。増幅MOSトランジスタ104の他方の主電極は、選択MOSトランジスタ105を介して垂直出力線106に接続される。垂直出力線106には、定電流源107が接続される。
転送MOSトランジスタ102は、信号PTXによってオンになると、フォトダイオード101に蓄積された電荷を増幅MOSトランジスタ104の制御電極に転送する。リセットMOSトランジスタ103は、信号PRESによってオンになると、電源VDDから与えられる電圧に応じて、増幅MOSトランジスタ104の制御電極の電位をリセットする。信号PSELによって選択MOSトランジスタ105がオンになると、増幅MOSトランジスタ104と定電流源107とが電気的に接続され、ソースフォロワ回路として動作する。ソースフォロワ回路が動作すると、垂直出力線の106の電位は、増幅MOSトランジスタ104のゲート電位に応じたレベルとなる。信号PTX、PRES、およびPSELは、例えば垂直走査回路123から供給される。
図1(b)は、図1(a)に示した固体撮像装置をより詳細に示した図である。図1(b)におけるアナログ信号処理回路128はアナログ信号処理部であり、一方の端子がA/D変換回路124の第1の入力端子に接続されたクランプ容量108を含むクランプ回路を持つ構成となっている。また、積分回路125は、一方の端子がA/D変換回路124の第2の入力端子に接続された入力容量116と、入力容量116の他方の端子と一方の端子が接続され、他方の端子が接地された保持容量115とを含む。ここで保持容量115は、この節点における容量負荷を示しており、専用の容量素子が接続されてあっても良いし、比較器141の入力容量などを含む寄生容量であっても良い。
図1(b)における比較回路126は、スイッチ109および110と、比較器141とを含む。比較器141の一方の端子は、クランプ容量108の他方の端子に接続されるとともに、スイッチ109を介して基準電圧電源Vrefに接続される。また、比較器141の他方の端子は、入力容量116の他方の端子に接続されるとともにスイッチ110を介して基準電圧電源Vrefに接続される。スイッチ109は、信号RES1によって導通または非導通に切り替えられる。また、スイッチ110は信号RES2によって導通または非導通に切り替えられる。ここでは、比較器141の論理閾値は0よりもわずかに負側になっており、2つの入力端子が同電位である場合にはハイレベルの信号を出力するものとして説明を進める。
図1(b)におけるデジタル信号記憶回路127は、カウンタ130を含んで構成される。カウンタ130は、基準クロックCLKに同期してカウント動作を行うもので、活性化入力端子ENに入力される、比較器141の出力信号に応じてカウント動作を停止または開始する。カウンタ130は、信号RES2によって、保持していたカウント値がリセットされる。
図1(b)において、参照信号供給線113には定電流回路140に加えて、スイッチ111が接続されている。信号RES3によってスイッチ111がオンになると、参照信号供給線113は、電源電圧VDDにリセットされる。
次に、図1(b)に構成を示した固体撮像装置の動作を、図3を参照しながら説明する。各信号パルスに付された符号は、図1(b)および図2中の各端子に付された符号と対応している。なお、図1(b)および図2中の各スイッチは、与えられる信号がハイレベルの時にオン、すなわち導通状態になり、与えられる信号がローレベルの時にオフ、すなわち非導通状態になる。
図3における時刻t3に先だって所定の露光時間が経過しており、フォトダイオード101には光電変換によって得られた電荷が蓄積されているものとする。また、COMPOUTは、比較器141の出力を表している。
時刻t1に信号PRESがハイレベルからローレベルに遷移することで、増幅MOSトランジスタ104のゲート端子、すなわちFD部をリセットする動作が終了する。これによりFD部の容量であるFD容量には、FD部をリセットしたことに応じた電圧、言い換えれば暗時に対応する電圧が保持される。
同じく時刻t1には信号RES3がハイレベルに遷移し、参照信号供給線113が固定電圧である電源電圧VDDにリセットされる。これによって各列の入力容量116の一方の端子は等しくVDDにリセットされる。
時刻t2に、信号RES3がローレベルに遷移する。このとき、参照信号供給線113には定電流回路140のみが接続された状態となるので、各列の入力容量116の一方の端子からの放電が開始する。この後、参照信号供給線113の寄生抵抗129の抵抗値の総和と、入力容量116の容量値の総和とで決まる時定数に相当する時間が経過した後に、各列の入力容量116の一方の端子から流れ出る放電電流は定常状態に落ち着く。定常状態においては、参照信号供給線113には、寄生抵抗129のために電位の勾配が生じているが、各列の入力容量116が持つ容量値が等しければ、各入力容量116の一方の端子から流れ出る電流量は互いに等しくなる。
同じく時刻t2に信号PSELがハイレベルになると、選択MOSトランジスタ105が導通状態となり、増幅MOSトランジスタ104と定電流源107とでソースフォロワ回路が構成される。これにより、時刻t1でFD部をリセットしたことに対応するレベルが暗時出力として垂直出力線106に現れ、クランプ容量108の一方の端子に入力される。
時刻t3において信号RES1がローレベルになるとスイッチ109がオフになり、垂直出力線106に現れたレベルがクランプ容量108にクランプされる。時刻t1から時刻t3までの期間は十分に短いので、時刻t3においてクランプされるレベルは、時刻t1においてFD部をリセットしたことに対応するレベルとして扱える。
時刻t4から時刻t5にわたって信号PTXがハイレベルになると転送MOSトランジスタ102がオンになり、フォトダイオード101に蓄積された電荷がFD部に転送される。転送された電荷の量に応じてFD部の電位が変動し、FD部の電位変動に伴って垂直出力線106に現れるレベルも変動する。このとき、クランプ容量108の他方の端子は電気的に浮遊状態であるので、時刻t3でクランプされた暗時出力からの変動分だけが比較器141の一方の入力端子に入力されることになる。言い換えると、画素100を構成する各MOSトランジスタに起因する画素に固有のノイズや、FD部をリセットすることで生じるランダムノイズが低減された信号が比較器141の一方の入力端子に入力される。
上で説明した電位の変動を、式を用いて説明する。フォトダイオード101からFD部に転送される電荷が電子であり、その電荷量の絶対値をQとすると、FD部の容量値をCFDとして、FD部の電位はQ/CFDだけ低下する。これに対応して、垂直出力線106のレベルも変化し、明時出力としてクランプ容量108の一方の端子に与えられる。増幅MOSトランジスタ104と定電流源107とで形成されるソースフォロワ回路のゲインをGsfとすると、垂直出力線106の電位Vvlの、暗時出力からの変化分ΔVvlは次式で表せる。
Figure 2010109888
この電位変化分ΔVvlが比較器141の一方の入力端子である負入力端子に伝達されるので、負入力端子の電位は次式で表される値となる。
Figure 2010109888
次に、時刻t6からA/D変換動作が開始する。時刻t6に信号RES2がローレベルになると、スイッチ110がオフになる。これにより、保持容量115に保持された電荷は、放電電流Irefによって入力容量116および参照信号供給線113を介して放電される。このことは電流Irefを時間積分していることと同義に扱うことが可能であり、各列の保持容量115の容量値が等しくCsであるとすると、比較器141の他方の入力端子である正入力端子の電位Vrampは時間に対して一定の傾きIref/Csで下降する。つまり、傾きIref/Csの参照信号を比較器141に入力していることになる。ある時刻t(時刻tは時刻t6以降)における比較器141の正入力端子の電位Vrampは時刻tの関数として次式で表される。以下では、Vrampを参照電圧とも呼ぶ。
Figure 2010109888
ここで重要なのは、時刻t6の時点で各列の比較器141の正入力端子に与えられる初期電位は等しくVrefであり、正入力端子の電位の時間に対する変化量も各列で等しくIref/Csである点である。各列の入力容量116の一方の端子は、時刻t2に信号RES3がローレベルになった後に電位勾配を有しているにもかかわらず、参照信号として比較器の正入力端子に与えられる電位は電位勾配の影響を受けない。そのために、従来技術で懸念される、行に沿った方向に生じるシェーディングを低減することができる。
また、図1(b)に示したように、信号RES2はカウンタ130のリセット端子Rに入力されるので、時刻t6に信号RES2がローレベルになると、カウンタ130のリセット状態が解除されるので、基準クロックCLKに同期してカウント動作が開始する。
ここで、時刻t2に入力容量116の一方の端子からの放電すなわち積分動作が開始してから、A/D変換動作が開始するまでの期間が、基準クロックCLKの1クロック以上から、(参照信号供給線113の寄生抵抗の総和)×(入力容量116の総和)で表される時定数の10倍程度あれば、各入力容量116から放電される放電電流は十分に一定になる。従って、積分回路125による積分動作が開始してからA/D変換動作が開始するまでの期間は入力容量116の総和を含めた参照信号供給線113の時定数の10倍以下の長さに設定すれば良い。
時刻t7に、比較器141の正入力端子に与えられる参照電圧Vrampが、比較器の負入力端子に与えられる信号Vsigを下回ると、比較器141の出力である比較信号COMPOUTがハイレベルからローレベルに変化する。出力COMPOUTはカウンタ130の活性化入力端子ENに入力されているため、出力COMPOUTがローレベルになると、カウンタ130は直前のカウント値を保持したままカウント動作を停止する。このときカウンタ130から得られるカウンタ出力DOUTは、式(1)で表される信号に対応したカウント値となっている。つまり、カウンタ130は、画素100から出力されるアナログ信号に対応したデジタル信号を記憶する機能を実現している。
以上で説明したように、本実施例に係る固体撮像装置においては、参照信号供給線113に生じた電位勾配の影響を受けることなく、各列の比較器141に対して一様な参照信号を供給することができる。したがって、従来技術では懸念される、行に沿った方向に生じるシェーディングを低減することができる。
ここでは画素100を2行×3列の6個配列した例を示したが、画素配列PAに含まれる画素100の数を限定するものではない。また、画素100の構成は、図2に例示した等価回路で表す構成に限定するものではない。
また、ここでは参照信号供給線113を固定電圧である電源電圧VDDにリセットし、その後定電流回路140によって参照信号供給線113の電位を下げるように構成されているが、極性を逆転させた構成であっても良い。つまり、参照信号供給線113を固定電圧であるGNDにリセットし、その後定電流回路140によって参照信号供給線113の電位を上げるように構成しても良い。
(第2の実施形態)
次に、本発明に係る第2の実施形態を、図4および5を用いて説明する。
図4は、本実施形態に係る固体撮像装置の構成例を示す等価回路図である。第1の実施形態との相違点は、積分回路125とアナログ信号処理回路128が共通化されている点である。また、デジタル信号記憶回路127は、Nビットのフリップフロップ131を含んで構成されており、各列のフリップフロップ131に対して共通なNビットのカウンタ信号を供給する共通カウンタ130が設けられている。また、第1の実施形態では参照信号供給線113に対して電源電圧VDDを与えてから定電流回路140によって電位を下げるように構成されていた。これに対して本実施形態では、参照信号供給線113をGNDにリセットした後に定電流回路140によって電位を上げるように構成されている。また、積分部の入力部はスイッチ112を介して垂直出力線106または参照信号供給線113に接続される構成となっている。
また、比較器141の論理閾値は、第1の実施形態とは異なり、0よりもわずかに正側になっており、2つの入力端子が同電位である場合にはローレベルの信号を出力する。そして、正入力端子の電位が負入力端子の電位を上回るとハイレベルの信号を出力するものとする。
図5を参照しながら、本実施形態に係る動作を説明する。なお、画素100は、第1の実施形態と同様に図2に等価回路図を示した構成であるものとする。また、時刻t4に先だって所定の露光時間が経過しており、フォトダイオード101には光電変換によって得られた電荷が蓄積されているものとする。また、COMPOUTは比較器141の出力を表している。
時刻t1に信号PRESがハイレベルからローレベルに遷移することで、増幅MOSトランジスタ104のゲート端子、すなわちFD部をリセットする動作が終了する。これによりFD部の容量であるFD容量には、FD部をリセットしたことに応じた電圧、言い換えれば暗時に対応する電圧が保持される。
時刻t1においては、信号RES1およびFBがハイレベルであるので、帰還容量121の両端はショートされ、帰還容量121の両端電圧は0となる。
時刻t2に信号PSELがハイレベルになると、選択MOSトランジスタ105が導通状態となり、増幅MOSトランジスタ104と定電流源107とでソースフォロワ回路が構成される。これにより、時刻t1でFD部をリセットしたことに対応するレベルが暗時出力として垂直出力線106に現れ、クランプ容量108の一方の端子に入力される。
時刻t3aに信号RES1がローレベルに遷移するとスイッチ109がオフになり、垂直出力線106に現れたレベルがクランプ容量108にクランプされる。時刻t1から時刻t3aまでの期間は十分に短いので、時刻t3aにおいてクランプされるレベルは、時刻t1においてFD部をリセットしたことに対応するレベルとして扱える。
時刻t3bにおいて、信号RES2がローレベルに遷移するとスイッチ110がオフになり、積分回路125のオフセットが接続容量142にクランプされる。
時刻t4からt5にわたって信号PTXがハイレベルになると転送MOSトランジスタ102がオンになり、フォトダイオード101に蓄積された電荷がFD部に転送される。転送された電荷量に応じてFD部の電位が変動し、FD部の電位変動に伴って垂直出力線106に現れるレベルも変動する。このとき、差動増幅器としての演算増幅器120の反転入力端子と接続された側のクランプ容量108の端子は電気的に浮遊状態にあるので、時刻t3aでクランプされた暗時出力からの変動分だけが演算増幅器120の反転入力端子に入力されることになる。言い換えると、画素100を構成する各MOSトランジスタに起因する画素に固有のノイズや、FD部をリセットすることで生じるランダムノイズが低減された信号が演算増幅器120の反転入力端子に入力される。
上で説明した電位の変動を、式を用いて説明する。フォトダイオード101からFD部に転送される電荷が電子であり、その電荷量の絶対値をQとすると、FD部の容量値をCFDとして、FD部の電位はQ/CFDだけ低下する。これに対応して、垂直出力線106のレベルも変化し、明時出力としてクランプ容量108の一方の端子に与えられる。増幅MOSトランジスタ104と定電流源107とで形成されるソースフォロワ回路のゲインをGsfとすると、垂直出力線106の電位Vvlの、暗時出力からの変化分ΔVvlは次式で表せる。
Figure 2010109888
この電位変化分ΔVvlは、演算増幅器120、クランプ容量108、および帰還容量121によって構成される反転増幅回路により増幅され、増幅された信号Vsは帰還容量121に保持される。増幅された信号Vsは、次式で表される。
Figure 2010109888
ここでC0はクランプ容量108の容量値を、Cfは帰還容量121の容量値を表す。式(5)から理解されるように、反転増幅回路のゲインは−C0/Cfとなる。
時刻t6aに信号FBがローレベルになり、時刻t6bに信号RES1がハイレベルになると、スイッチ109がオンされて演算増幅器120は電圧フォロワとして動作する。このとき、演算増幅器120の出力端子は、クランプ容量108、帰還容量121、および演算増幅器120の反転入力端子が共通に接続されるノードAに接続されているので、演算増幅器120のオフセットはノードBにおいてキャンセルされる。また、ノードAを基準電圧Vrefにリセットすることができる。
時刻t6bには信号SELINがハイレベルとなり、クランプ容量108の一方の端子がスイッチ部であるスイッチ112を介して参照信号供給線113に接続される。また、同じく時刻t6bには信号RES3がハイレベルとなるので、参照信号供給線113および、クランプ容量108の一方の端子は等しくGNDにリセットされる。信号RES3がローレベルになり、スイッチ111がオフになると、各列のクランプ容量108を定電流回路140によって充電する充電過程が開始する。信号RES3がローレベルになってから、参照信号供給線113の寄生抵抗129の総和とクランプ容量108の総和との積で決まる時定数が経過した後に、充電過程は定常状態となる。第1の実施形態でも説明したように、積分動作が開始してから、A/D変換動作が開始するまでの期間が、き準クロックCLKの1クロック以上から、(参照信号供給線113の寄生抵抗の総和)×(入力容量116の総和)で表される時定数の10倍程度あれば、各入力容量116から放電される放電電流は十分に一定になる。
時刻t7bに信号RES1がローレベルになり、時刻t7cに信号FBがハイレベルになると、スイッチ109がオフになり、スイッチ143がオンになる。すると、定電流回路140によって一定の電流値Irefでクランプ容量108が充電される。したがって、積分回路132の出力Voutは時間に対して一定の傾きIref/Cfを持って低下し、時刻t(時刻tは時刻t7c以降)における出力Voutは次式で表される。
Figure 2010109888
時刻t7cに信号RES4がローレベルになると、カウンタ130のリセット状態が解除され、カウンタ130によるカウンタ動作が開始する。カウンタ130から出力されたカウント値は各列のフリップフロップ131に入力される。
時刻t8において、積分回路132の出力VoutがVrefを下回ると、比較器141の出力はローレベルからハイレベルになる。比較器141の出力はフリップフロップ131のクロック端子CKに入力されており、比較器141の出力がハイレベルになったときのカウンタ130のカウント値がフリップフロップ131にラッチされる。このときフリップフロップ131にラッチされる値が画素100から出力されたアナログ信号に対応するデジタル値となる。
本実施形態によれば、第1の実施形態では別個に設けられていた積分回路125とアナログ信号処理回路128とが共通化されているので、列間でのゲイン誤差が低減できる。これは、定電流回路140から供給される電流を積分する過程と、画素からのアナログ信号を増幅する過程と出同一のクランプ容量108および帰還容量121を利用しているために、容量の相対精度に起因する誤差が相殺されるためである。従って、本実施形態によれば、列間でのゲイン誤差が少なく、かつ高いS/N比を有する固体撮像装置が実現できる。
また、本実施形態に係る固体撮像装置では、クランプ容量108が第1の実施形態における入力容量116としても機能するので、回路を構成する要素を削減できる。このことは、微細化が進み、各列の幅が小さい固体撮像装置において列A/D変換回路を搭載する上では特に有利である。
(第3の実施形態)
次に、本発明に係る第3の実施形態を、図6を用いて説明する。
図6は、本実施形態に係る固体撮像装置の概略構成を示す図である。本実施形態においては、画素配列のうち奇数列の画素100aに対応するA/D変換回路124aと、偶数列の画素100bに対応するA/D変換回路124bとを、画素配列PAを挟んで反対側に設けている点で、第1および第2の実施形態とは異なる。このように構成することで、各列のA/D変換回路124aおよび124bを、形成するのに利用できる面積が、第1または第2の実施形態と比べて2倍にできる。
図6に示す構成において、奇数列目の画素100aはそれぞれの列に対応するA/D変換回路124aに接続され、偶数列の画素100bはそれぞれの列に対応するA/D変換回路124bに接続される。A/D変換回路124aの一方の入力端子は定電流回路140aに接続され、A/D変換回路124bの一方の入力端子は定電流回路140bに接続される。言い換えると、奇数列の画素に対応するA/D変換回路124aからなるA/D変換部群と偶数列の画素に対応するA/D変換回路124bからなるA/D変換部群につき一個の定電流回路が設けられている。A/D変換回路124aおよび124bの構成は、第1または第2の実施形態で示したようなものでよい。
ここで、参照信号供給線113aおよび113bを電気的に接続することも考えられる。その場合には、1つの定電流回路を設ければ良いが、参照信号供給線113aおよび113bを接続するための配線を必要とするため、参照信号供給線が持つ時定数が大きくなる。
これに対して、図6に示したように参照信号供給線113aおよび113bを独立に設け、それぞれに異なる定電流回路140aまたは140bを接続することで時定数を低減できるという効果が得られる。時定数が小さくなると、A/D変換回路に含まれる積分回路における充電または放電過程が定常状態になるまでの時間を短縮できるので、動作の高速化に有利となる。
(第4の実施形態)
図7は、本発明の第4の実施形態に係る固体撮像装置の概略構成を示す図である。
本実施形態においては、画素配列PAを左右に分割して扱う。つまり、画素配列PAの左半分に属する列に対応するA/D変換回路124Lと、画素配列PAの右半分に属する列に対応するA/D変換回路124Rとで、異なる定電流回路に接続される。このように構成することで、第1または第2の実施形態に対して参照信号供給線113の長さを約半分にすることができるので、参照信号供給線の時定数を低減できる。したがって、定電流回路による充電または放電過程が定常状態になるまでの時間を短縮できるので、動作の高速化に有効である。
図7では画素配列を左右で2分割しているが、3以上の群に分割しても良い。また、分割した各群に含まれるA/D変換回路の数は互いに異なっていても良い。
なお、説明を簡略化するために第1から第4の各実施形態ではモノクロームの固体撮像装置として説明してきたが、各画素にカラーフィルタを設けても良い。
(第5の実施形態)
図8は、本発明の第5の実施形態に係る固体撮像装置の概略構成を示す図である。
図8における画素配列PAの画素に対して、ベイヤ配列のカラーフィルタが設けられている。図中に示したGbおよびGrは、それぞれ緑色の光を透過するカラーフィルタが設けられていることを意味し、Bは青色の光を透過するカラーフィルタが、Rは赤色の光を透過するカラーフィルタがそれぞれ設けられていることを意味する。
本実施形態においては、Gb、Gr、B、Rの各カラーフィルタが配された画素は互いに異なるA/D変換回路に接続される。図では、2行分の配列のみを示しているが、3行以上の配列の場合には、同一の列であって、同一の色のカラーフィルタが配された画素は共通のA/D変換回路に接続される。
異なる色のカラーフィルタが配された画素に接続されたA/D変換回路は互いに異なる定電流回路に接続される。図8においては、Gbのカラーフィルタが配された画素に対して定電流回路140GB、Grのカラーフィルタが配された画素に対して定電流回路140GRがそれぞれ設けられる。また、Bのカラーフィルタが配された画素に対して定電流回路140BL、Rのカラーフィルタが配された画素に対して定電流回路140REがそれぞれ設けられる。各定電流回路によって供給される低電流は、それぞれが対応する画素のカラーフィルタの、基準光源に対する透過率に応じて設定される。より具体的には、基準光源で照射した被写体を撮像した場合に得られるデジタル値が、各画素でほぼ一定となるように調整する。このような調整を行うことで、固体撮像装置から出力された信号の処理が容易になるので、後段の信号処理回路の負荷を低減することができる。
(第6の実施形態)
図9は、本発明を適用した前述の各実施形態の固体撮像装置を用いた撮像システム1000の構成図である。1001は、レンズのプロテクトとメインスイッチを兼ねるバリア、1002は、被写体の光学像を固体撮像装置1004に結像させる光学系であるレンズである。レンズ1002を通過した光量は、絞り1003によって可変される。固体撮像装置1004(上術の各実施形態で説明した固体撮像装置に相当する)は、レンズ1002により結像された光学像を画像データとして変換する。信号処理部1007は、固体撮像装置1004から出力された画像データに対して各種の補正を行ったりデータを圧縮したりする。タイミング発生部1008は、信号処理部1007に各種タイミング信号を出力する。なお、1007、1008の各回路は固体撮像装置1004と同一チップ上に形成しても良い。撮像システム1000は、各種演算と撮像システム1000の全体を制御する全体制御・演算部1009、画像データを一時的に記憶するためのメモリ部1010や、記録媒体に記録又は読み出しを行うための記録媒体制御インターフェース部1011を備える。さらに、画像データの記録又は読み出しを行うための半導体メモリ等が着脱可能な記録媒体1012、外部コンピュータ等と通信するための外部インターフェース(I/F)部1013を備える。
次に、図9に示す撮像システム1000の動作について説明する。バリア1001がオープンされるとメイン電源がオンされ、次に全体制御・演算部1009などのコントロール系の電源がオンし、さらに、固体撮像装置1004などの撮像系回路の電源がオンされる。
次に、露光量を制御する動作を行う。全体制御・演算部1009は絞り1003を開放にし、このとき固体撮像装置1004から出力された信号は、信号処理部1007へ入力される。信号処理部1007は、その信号を基に、露出を求めるための演算を全体制御・演算部1009に行わせる。この演算を行った結果により被写体の明るさを判断し、全体制御・演算部1009は絞りを制御する。この判断は、例えば全体制御・演算部に予め記憶されたデータの比較等によって行うことができる。
次に、固体撮像装置1004から出力された信号をもとに、高周波成分を取り出し被写体までの距離を求めるための演算を全体制御・演算部1009で行う。その後、レンズ1002を駆動し、その状態で合焦しているか否かを判断し、合焦していないと判断したときは、再びレンズ1002を駆動し測距を行う。この判断は、例えば全体制御・演算部に予め記憶されたデータの比較等によって行うことができる。
そして、合焦していると判断された後に本露光が始まる。露光が終了すると、固体撮像装置1004から出力された画像信号は、信号処理部1007で処理された後に全体制御・演算1009によってメモリ部1010に蓄積される。その後、メモリ部1010に蓄積されたデータは、全体制御・演算部1009の制御により記録媒体制御I/F部を介して半導体メモリ等の着脱可能な記録媒体1012に記録される。また外部I/F部1013を介して直接コンピュータ等に入力しても良い。
以上で説明した各実施例は、いずれも例示的なものであり、本発明の要旨を逸脱しない範囲で具体的な構成を変更しても良い。
第1の実施形態に係る固体撮像装置を模式的に表す図 本発明の実施形態に係る画素の構成例を示す図 第1の実施形態に係る固体撮像装置のタイミングチャート 第2の実施形態に係る固体撮像装置の構成例を示す図 第2の実施形態に係る固体撮像装置のタイミングチャート 第3の実施形態に係る固体撮像装置を模式的に表す図 第4の実施形態に係る固体撮像装置の概略構成を示す図 第5の実施形態に係る固体撮像装置の概略構成を示す図 第6の実施形態に係る撮像システムの構成例を示す図 特許文献1の図1を引用した図
符号の説明
100 画素
101 フォトダイオード
102 転送MOSトランジスタ
103 リセットMOSトランジスタ
104 増幅MOSトランジスタ
105 選択MOSトランジスタ
106 垂直出力線
107 定電流源
108 クランプ容量
113、113a、113b 参照信号供給線
115 保持容量
116 入力容量
120 演算増幅器
121 帰還容量
123 垂直走査回路
125 積分回路
126 比較回路
127 デジタル信号記憶回路
129 抵抗
130 カウンタ
131 フリップフロップ
133 共通カウンタ
140 定電流回路
141 比較器

Claims (10)

  1. アナログ信号を出力する画素が行列状に配列された画素配列と、
    前記画素配列の同一の列に設けられた複数の前記画素が共通に接続された垂直出力線と、
    前記垂直出力線に接続され、前記アナログ信号をデジタル信号に変換する複数のA/D変換部と、
    複数の前記A/D変換部に定電流を供給する定電流供給部と、を有し、
    前記複数のA/D変換部の各々は、
    前記定電流を積分する積分部と、
    積分された前記定電流と前記アナログ信号とを比較して、比較信号を出力する比較部と、
    前記比較信号に応じたデジタル信号を保持するデジタル信号保持部と、を備え、
    前記積分部は一方の端子に前記定電流を受ける入力容量を有し、前記比較部は前記入力容量を介して前記定電流供給部と接続されること
    を特徴とする固体撮像装置。
  2. 前記積分部は、
    反転入力端子が前記入力容量の他方の端子に接続された差動増幅器と、
    前記反転入力端子と出力端子とを接続する帰還容量と、を備えること
    を特徴とする請求項1に記載の固体撮像装置。
  3. 前記入力容量の一方の端子は、前記定電流供給部または垂直出力線に接続されることを特徴とする請求項2に記載の固体撮像装置。
  4. 複数の定電流供給部を有し、
    複数の前記A/D変換部を含むA/D変換部群につき一の定電流供給部が設けられることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の固体撮像装置。
  5. 前記画素配列に含まれる複数の画素には、ベイヤ配列のカラーフィルタが配され、
    一の前記A/D変換部群は、同一の色のカラーフィルタが配された画素に対応して設けられることを特徴とする請求項4に記載の固体撮像装置。
  6. 請求項1ないし5に記載の固体撮像装置の駆動方法であって、
    前記固体撮像装置は参照信号供給線を介して前記入力容量の一方の端子に固定電圧を供給する電圧供給部をさらに有し、
    前記電圧供給部により複数の前記入力容量の一方の端子を固定電圧に設定した後に、
    前記積分部によって前記定電流を積分する積分動作を開始し、
    前記積分動作の開始から、前記A/D変換回路によるA/D変換動作が開始するまでの期間が、前記参照信号供給線の時定数の10倍以下の長さであること
    を特徴とする固体撮像装置の駆動方法。
  7. アナログ信号を出力する画素が行列状に配列された画素配列と、
    前記画素配列の同一の列に設けられた複数の前記画素が共通に接続された垂直出力線と、
    前記垂直出力線に接続され、前記アナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換部と、
    複数の前記A/D変換部に定電流を供給する定電流供給部と、を有し、
    前記A/D変換部の各々は、
    前記垂直出力線と接続されるアナログ信号処理部と、
    前記定電流供給部と接続され、前記定電流を積分する積分部と、
    前記アナログ信号処理部の出力および前記積分部の出力を入力とする比較部と、
    前記比較部から出力される比較信号に基づいてデジタル信号を保持するデジタル信号保持部と、を備えること
    を特徴とする固体撮像装置。
  8. 前記アナログ信号処理部は、前記画素からのアナログ信号をクランプするクランプ回路を含むことを特徴とする請求項7に記載の固体撮像装置。
  9. アナログ信号を出力する画素が行列状に配列された画素配列と、
    前記画素配列の同一の列に設けられた複数の前記画素が共通に接続された垂直出力線と、
    前記垂直出力線に接続され、前記アナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換部と、
    複数の前記A/D変換部に定電流を供給する定電流供給部と、
    前記A/D変換部の入力部と前記垂直出力線または前記定電流供給部と接続するスイッチ部と、を有し、
    前記A/D変換部の各々は積分部と比較部とを備え、
    前記積分部は、一方の端子が前記スイッチ部に接続され、他方の端子が差動増幅器の反転入力端子に接続された入力容量と、
    前記差動増幅器の反転入力端子と出力端子との間に設けられた帰還容量と、を含み、
    前記比較部は接続容量を介して前記積分部の出力端子と接続されること
    を特徴とする固体撮像装置。
  10. 請求項1ないし9のいずれかに記載の固体撮像装置と、
    前記画素配列に像を形成する光学系と、
    前記固体撮像装置から出力された信号を処理する信号処理部と、を備えることを特徴とする撮像システム。
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