JP2010028624A - アナログデジタル変換器及びアナログデジタル変換方法、並びに撮像装置及びその駆動方法 - Google Patents

アナログデジタル変換器及びアナログデジタル変換方法、並びに撮像装置及びその駆動方法 Download PDF

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Abstract

【課題】消費電力の低減を実現することができるアナログデジタル変換器を提供する。
【解決手段】第1のコンパレータ7で、先のタイミングでAD変換を行なったアナログ信号と後のタイミングでAD変換を行なうアナログ信号の大小関係を比較し、比較結果に基づいてDAC3によってダウンカウント若しくはアップカウントのランプ波を出力する。また、比較結果に基づいて、カウンタ制御部8によって昇順若しくは降順にカウントを行なう様にカウンタ5を制御する。カウンタ5では、先のタイミングでAD変換を行なったアナログ信号と後のタイミングでAD変換を行なうアナログ信号との差分のみをカウントする。
【選択図】図2

Description

本発明はアナログデジタル変換器(ADC:Analog to Digital Converter)及びアナログデジタル変換方法、並びに撮像装置及びその駆動方法に関する。詳しくは、アナログ信号を時間に変換することによって、アナログ値をデジタル値に変換するADC及びその変換方法、並びにこうしたADCを備える撮像装置及びその駆動方法に係るものである。
CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)型イメージセンサ等の固体撮像素子は、近年、広く用いられている。具体的には、例えば、携帯電話等の各種携帯端末機器に搭載される撮像装置や、デジタルスチールカメラあるいはデジタルビデオカメラ等の撮像装置の画像入力装置(撮像デバイス)として広く用いられている(例えば、特許文献1参照。)。
図6はCMOS型イメージセンサを説明するための模式図である。ここで示すCMOS型イメージセンサは、画素アレイ部202と、垂直走査回路203と、カラム信号処理部204と、水平走査回路206と、データ信号処理部207と、タイミングジェネレータ208を有する。
ここで、画素アレイ部202は、光電変換素子を有する多数の画素201がマトリクス状に配列されて構成されており、垂直走査回路203は、画素アレイ部202の各画素を1行ずつ選択して各画素のシャッタ動作や読み出し動作を制御する。
また、カラム信号処理部204は、画素アレイ部202からの信号を1行ずつ読み出して、列毎に所定の信号処理を行なう。なお、信号処理としては、例えば、CDS処理(画素トランジスタの閾値のバラツキに起因する固定パターンノイズを除去する処理)、AGC(オートゲインコントロール)処理、アナログデジタル変換処理等がある。
更に、水平走査回路206は、カラム信号処理部の信号を1つずつ選択して水平信号線205に導く様に構成されており、データ信号処理部207は、水平信号線205からの信号を意図した出力形態にデータ変換を行なう。なお、タイミングジェネレータ208は、基準クロックに基づいて各部の動作に必要な各種パルス信号を供給する。
また、画素アレイ部の各画素201は、図7で示す様に、光電変換素子101に加えて、転送トランジスタ102、リセットトランジスタ103、増幅トランジスタ104及び選択トランジスタ105の4つのトランジスタを有する回路構成となっている。ここでは、これらトランジスタ102〜105として、nチャネル型のMOSトランジスタを用いた回路例を示している。なお、光電変換素子としては、例えばフォトダイオードが考えられる。
ここで、転送トランジスタ102は、フォトダイオード101のカソード電極とFD(フローティングディフュージョン)部106との間で接続され、転送ゲートパルスTGが与えられる転送制御線111にゲート電極が接続されている。また、リセットトランジスタ103は、電源Vddにドレイン電極が、FD部106にソース電極が、リセットパルスRSが与えられるリセット制御線112にゲート電極がそれぞれ接続されている。
更に、増幅トランジスタ104は、FD部106にゲート電極が、電源Vddにドレイン電極が、選択トランジスタ105のドレイン電極にソース電極がそれぞれ接続されている。また、選択トランジスタ105は、選択パルスSELが与えられる選択制御線113にゲート電極が接続され、垂直信号線216にソース電極がそれぞれ接続されている。なお、垂直信号線は同垂直信号線に定電流を供給する定電流源217と接続されると共に、カラム信号処理部とも接続されている。
図8は、増幅トランジスタ104及び選択トランジスタ105を除く画素部分の断面構造を示す模式図である。
p型基板131の表層部にn型拡散領域132,133,134が形成されている。また、p型基板131の上には、n型拡散領域132とn型拡散領域133との間の上方にゲート電極135が、n型拡散領域133とn型拡散領域134との間の上方にゲート電極136が、それぞれ図示しないゲート酸化膜(SiO)を介して形成されている。
図7との対応関係において、フォトダイオード101は、p型基板131とn型拡散領域132とのpn接合によって形成されている。転送トランジスタ102は、n型拡散領域132及びn型拡散領域133とその間のゲート電極135とによって形成されている。リセットトランジスタ103は、n型拡散領域133及びn型拡散領域134とその間のゲート電極136とによって形成されている。
n型拡散領域133はFD部106となり、増幅トランジスタ104のゲート電極と電気的に接続される。リセットトランジスタ103のドレイン領域となるn型拡散領域134には電源電位Vddが与えられる。そして、フォトダイオード101を除くp型基板131の上面は、遮光層137によって覆われている。
次に、図8の断面図を基にして、図9の波形図を用いて画素201の回路動作について説明する。
図8に示す様に、フォトダイオード101に光が照射されると、光の強さに応じて電子(−)と正孔(+)の対が誘起される(光電変換)。また、図9において、時刻T1で選択トランジスタ105のゲート電極に選択パルスSELが印加され、同時にリセットトランジスタ103のゲート電極にリセットパルスRSが印加される。その結果、リセットトランジスタ103が導通状態になり、時刻T2でFD部106が電源電位Vddにリセットされる。
FD部106がリセットされると、このリセット時のFD部106の電位がリセットレベルVnとして増幅トランジスタ104を介して信号線216に出力される。このリセットレベルは、画素201固有のノイズ成分に対応したものとなる。リセットパルスRSは、所定の期間(時刻T1〜T3)のみアクティブ("H"レベル)状態となる。FD部106は、リセットパルスRSがアクティブ状態から非アクティブ("L"レベル)状態に遷移した後もリセットされた状態を保っている。このリセット状態にある期間がリセット期間となる。
次に、選択信号SELがアクティブ状態のままで、時刻T4で転送トランジスタ102のゲート電極に転送ゲートパルスTGが印加される。すると、転送トランジスタ102が導通状態となり、フォトダイオード101で光電変換され、蓄積された信号電荷がFD部106に転送される。その結果、FD部106の電位が信号電荷の電荷量に応じて変化する(時刻T4〜T5)。このときのFD部106の電位が信号レベルVsとして増幅トランジスタ104を介して信号線216に出力される(信号読み出し期間)。そして、信号レベルVsとリセットレベルVnとの差分RSI1が、ノイズ成分を除去した純粋な画素信号レベルとなる。
通常、明るい物体を撮像した方が、暗い物体を撮像するよりもフォトダイオード101に蓄積される電荷が多いので、垂直信号線216上におけるレベル差RSI1は大きくなる。
ところで、画素アレイ部202の各画素201からは、信号電荷に応じた電気信号が順に読み出されることとなるが、各画素201から読み出されたアナログの電気信号を、ADCにてデジタル信号に変換して外部に出力する方式が一般に採用されている。なお、ADCにてデジタル信号に変換して外部に出力する点については、例えば、特許文献2や特許文献3に記載がなされている。
以下、図面を用いて従来のADCの一例について説明を行なう。なお、図10は従来のADCの構成を説明するための模式図であり、図11は従来のADCの原理を説明するための模式図である。
図10で示す従来のADC301は、カウンタクロック供給線302と、デジタルアナログ変換器(DAC:Digital to Analog Converter)303と、コンパレータ304と、カウンタ305から構成されている。
ここで、カウンタクロック供給線302にはカウンタクロックが供給され、DAC303はカウンタクロック供給線302と接続されている。また、コンパレータ304はDAC303と接続されており、カウンタ305はコンパレータ304及びカウンタクロック供給線302と接続されている。
上記したDAC303には、カウンタクロック供給線302を介してカウンタクロック(図11中の"カウンタクロック"参照。)が入力される。そして、カウンタクロックの立ち上がりタイミング及び立ち下がりタイミングでその出力値が一定割合で減少するランプ波(アナログ信号)を出力する様に構成されている(図11中の"DAC出力(ランプ波)"参照。)。
また、上記したコンパレータ304では、画素アレイ部202(画素201)から読み出されたアナログ信号である画素出力(図11中の"画素出力値"参照。)とランプ波が入力される。そして、画素出力とランプ波の関係が「(ランプ波)>(画素出力)」の場合にはハイレベル(Hレベル)信号を出力し、「(ランプ波)<(画素出力)」の場合にはローレベル(Lレベル)信号を出力する様に構成されている(図11中の"コンパレータ出力"参照。)。
更に、上記したカウンタ305はDDR(Double Date Rate)カウンタであり、入力されるカウンタクロックの立ち上がりタイミング及び立ち下がりタイミングの両方でカウントを行なう様に構成されている(図11中の"カウンタ出力"参照。)。また、上記したカウンタ305は、コンパレータ304からの出力信号がLレベルとなったタイミングでカウントが停止する様に構成されている。
上記の様に構成されたADCでは、コンパレータの出力がHレベル信号からLレベル信号に反転したタイミング、即ち、ランプ波が画素出力よりも小さくなったタイミングでカウントを停止する。そして、その時のカウント値を画素出力のデジタル値として出力し、画素出力(電気信号)を時間に変換することでアナログ値(画素出力)をデジタル値(カウント値)に変換しているのである。
以下、図12を参照して具体的に説明を行なう。ここで、図中符合V(N−1)は第(N−1)行目の画素出力(アナログ値)を示し、図中符合Vは第N行目の画素出力(アナログ値)を示している。また、図中符合C(N−1)は第(N−1)行目の画素出力のカウント動作を示しており、C(N−1)が一定値を示す期間はカウンタの停止期間を示し、C(N−1)が変動(傾斜)している期間はカウンタの動作期間を示している。同様に、図中符合Cは第N行目の画素出力のカウント動作を示しており、Cが一定値を示す期間はカウンタの停止期間を示し、Cが変動(傾斜)している期間はカウンタの動作期間を示している。
なお、図12では説明の便宜上、V(N−1)とV、C(N−1)とCの双方を示しているが、実際にはV(N−1)が出力された後にVが出力され、C(N−1)でカウントを行なった後にCでカウントを行なうものである。具体的には、図12では符合t1と符合t5、符合t3と符合t7とが同位置に示されているが、符号t1,t2,・・・,t8の順に時間が経過しているものである。
上記の様に構成されたADCでは、先ず、第(N−1)行目の画素のリセットレベルVnをデジタル変換するために、図中符合t1で示すタイミングでランプ波の減少を開始すると共にカウントを開始する。そして、図中符合t2で示す第(N−1)行目の画素のリセットレベルVnとランプ波との交点(出力値が同一となったタイミング)でのカウント値を第(N−1)行目の画素のリセットレベルVnのカウント値(デジタル値)として決定する。
ここで、第(N−1)行目の画素のリセットレベルVnをデジタル変換するために、カウンタを動作させる期間は図12中符合LP(N−1)で示す期間ということとなる。
続いて、第(N−1)行目の画素の信号レベルVsをデジタル変換するために、図中符合t3で示すタイミングでランプ波の減少を開始すると共にカウントを開始する。そして、図中符合t4で示す第(N−1)行目の画素の信号レベルVsとランプ波との交点(出力値が同一となったタイミング)でのカウント値を第(N−1)行目の画素の信号レベルVsのカウント値(デジタル値)として決定する。
ここで、第(N−1)行目の画素の信号レベルVsをデジタル変換するために、カウンタを動作させる期間は図12中符合LD(N−1)で示す期間ということとなる。
同様に、第N行目の画素のリセットレベルVnをデジタル変換するために、図中符合t5で示すタイミングでランプ波の減少を開始すると共にカウントを開始する。そして、図中符合t6で示す第N行目の画素のリセットレベルVnとランプ波との交点(出力値が同一となったタイミング)でのカウント値を第N行目の画素のリセットレベルVnのカウント値(デジタル値)として決定する。
ここで、第N行目の画素のリセットレベルVnをデジタル変換するために、カウンタを動作させる期間は図12中符合LPNで示す期間ということとなる。
続いて、第N行目の画素の信号レベルVsをデジタル変換するために、図中符合t7で示すタイミングでランプ波の減少を開始すると共にカウントを開始する。そして、図中符合t8で示す第N行目の画素の信号レベルVsとランプ波との交点(出力値が同一となったタイミング)でのカウント値を第N行目の画素の信号レベルVsのカウント値(デジタル値)として決定する。
ここで、第N行目の画素の信号レベルVsをデジタル変換するために、カウンタを動作させる期間は図12中符合LDNで示す期間ということとなる。
以上の様にして、画素出力(電気信号)を時間に変換し、アナログ値(画素出力)をデジタル値(カウント値)に変換しているのである。
ここで、上記ではランプ波の値が一定割合で減少する場合(ダウンカウントのランプ波の場合)を例に挙げて説明を行なっているが、出力値が一定割合で増加するアップカウントのランプ波を用いても良い。以下、アップカウントのランプ波を用いてアナログ値(画素出力)をデジタル値(カウント値)に変換する場合について、図13を参照して具体的に説明を行なう。
即ち、アップカウントの場合には、先ず、第(N−1)行目の画素のリセットレベルVnをデジタル変換するために、図中符合t1で示すタイミングでランプ波の増加を開始すると共にカウントを開始する。そして、図中符合t2で示す第(N−1)行目の画素のリセットレベルVnとランプ波との交点(出力値が同一となったタイミング)でのカウント値を第(N−1)行目の画素のリセットレベルVnのカウント値(デジタル値)として決定する。
ここで、第(N−1)行目の画素のリセットレベルVnをデジタル変換するために、カウンタを動作させる期間は図13中符合LP(N−1)で示す期間ということとなる。
続いて、第(N−1)行目の画素の信号レベルVsをデジタル変換するために、図中符合t3で示すタイミングでランプ波の増加を開始すると共にカウントを開始する。そして、図中符合t4で示す第(N−1)行目の画素の信号レベルVsとランプ波との交点(出力値が同一となったタイミング)でのカウント値を第(N−1)行目の画素の信号レベルVsのカウント値(デジタル値)として決定する。
ここで、第(N−1)行目の画素の信号レベルVsをデジタル変換するために、カウンタを動作させる期間は図13中符合LD(N−1)で示す期間ということとなる。
同様に、第N行目の画素のリセットレベルVnをデジタル変換するために、図中符合t5で示すタイミングでランプ波の増加を開始すると共にカウントを開始する。そして、図中符合t6で示す第N行目の画素のリセットレベルVnとランプ波との交点(出力値が同一となったタイミング)でのカウント値を第N行目の画素のリセットレベルVnのカウント値(デジタル値)として決定する。
ここで、第N行目の画素のリセットレベルVnをデジタル変換するために、カウンタを動作させる期間は図13中符合LPNで示す期間ということとなる。
続いて、第N行目の画素の信号レベルVsをデジタル変換するために、図中符合t7で示すタイミングでランプ波の増加を開始すると共にカウントを開始する。そして、図中符合t8で示す第N行目の画素の信号レベルVsとランプ波との交点(出力値が同一となったタイミング)でのカウント値を第N行目の画素の信号レベルVsのカウント値(デジタル値)として決定する。
ここで、第N行目の画素の信号レベルVsをデジタル変換するために、カウンタを動作させる期間は図13中符合LDNで示す期間ということとなる。
アップカウントのランプ波を用いた場合には、以上の様にして、アナログ値(画素出力)をデジタル値(カウント値)に変換しているのである。
特開平10−126697号公報 特開2000−152082号公報 特開2002−232291号公報
ところで、近年では、撮像装置の消費電力の低減が強く求められており、それに伴って、ADCにおける消費電力の低減が求められている。なお、ADCの消費電力の大部分をカウンタが占めており、カウント動作期間の短縮化を図ることによって、ADC及び撮像装置の消費電力の低減が実現するものと考えられる。
本発明は以上の点に鑑みて創案されたものであって、消費電力の低減を実現することができるADC及びアナログデジタル変換方法、並びに消費電力の低減を実現することができる撮像装置及びその駆動方法を提供することを目的とするものである。
上記の目的を達成するために、本発明に係るアナログデジタル変換器では、先のタイミングでデジタル信号に変換されたアナログ信号と、後のタイミングでデジタル信号に変換されるアナログ信号とを比較する第1の比較部と、該第1の比較部の比較結果に基づいて、アップカウントの参照信号若しくはダウンカウントの参照信号のいずれか一方の参照信号を生成する参照信号生成部と、後のタイミングでデジタル信号に変換されるアナログ信号と、前記参照信号生成部で生成された参照信号とを比較する第2の比較部と、該第2の比較部による比較処理を開始した時点から先のタイミングでデジタル信号に変換されたアナログ信号のカウント値に達する期間の経過後にカウントを開始し、前記第2の比較部による比較処理が完了するまでのカウント値を先のタイミングでデジタル信号に変換されたアナログ信号のカウント値と加算若しくは減算することで後のタイミングでデジタル信号に変換されるアナログ信号のカウント値を計数するカウンタとを備える。
また、本発明に係るアナログデジタル変換器では、先のタイミングでデジタル信号に変換されたアナログ信号と、後のタイミングでデジタル信号に変換されるアナログ信号とを比較する第1の比較部と、該第1の比較部の比較結果に基づいて、アップカウントの参照信号若しくはダウンカウントの参照信号のいずれか一方の参照信号を生成する参照信号生成部と、後のタイミングでデジタル信号に変換されるアナログ信号と、前記参照信号生成部で生成された参照信号とを比較する第2の比較部と、該第2の比較部による比較処理を開始した時点から先のタイミングでデジタル信号に変換されたアナログ信号のカウント値に達する期間の経過後に、先のタイミングでデジタル信号に変換されたアナログ信号のカウント値からカウントを開始し、前記第2の比較部による比較処理が完了するまでのカウント値を後のタイミングでデジタル信号に変換されるアナログ信号のカウント値として計数するカウンタとを備える。
ここで、カウンタが、第2の比較部による比較処理を開始した時点から先のタイミングでデジタル信号に変換されたアナログ信号のカウント値に達する期間の経過後にカウントを開始することによって、カウンタ動作期間の短縮化が実現する。即ち、先のタイミングでデジタル信号に変換されたアナログ信号との差分のみを計数して後のタイミングでデジタル信号に変換されるアナログ信号のカウント値を計数することによって、カウント動作期間の短縮化が実現する。
また、本発明に係るアナログデジタル変換器では、先のタイミングでデジタル信号に変換されたアナログ信号と、後のタイミングでデジタル信号に変換されるアナログ信号とを比較する第1の比較部と、該第1の比較部の比較結果に基づいて、アップカウントの参照信号若しくはダウンカウントの参照信号のいずれか一方の参照信号を生成する参照信号生成部と、後のタイミングでデジタル信号に変換されるアナログ信号と、前記参照信号生成部で生成された参照信号とを比較する第2の比較部と、先のタイミングでデジタル信号に変換されたアナログ信号のカウント値を記憶するカウント値記憶手段と、前記第2の比較部による比較処理を開始した時点から前記カウント値記憶手段に記憶されたカウント値に達する期間の経過後にカウントを開始し、前記第2の比較部による比較処理が完了するまでのカウント値を前記カウント値記憶手段に記憶されたカウント値に加算若しくは減算することで後のタイミングでデジタル信号に変換されるアナログ信号のカウント値を計数するカウンタとを備える。
また、本発明に係るアナログデジタル変換器では、先のタイミングでデジタル信号に変換されたアナログ信号と、後のタイミングでデジタル信号に変換されるアナログ信号とを比較する第1の比較部と、該第1の比較部の比較結果に基づいて、アップカウントの参照信号若しくはダウンカウントの参照信号のいずれか一方の参照信号を生成する参照信号生成部と、後のタイミングでデジタル信号に変換されるアナログ信号と、前記参照信号生成部で生成された参照信号とを比較する第2の比較部と、先のタイミングでデジタル信号に変換されたアナログ信号のカウント値を記憶するカウント値記憶手段と、前記第2の比較部による比較処理を開始した時点から前記カウント値記憶手段に記憶されたカウント値に達する期間の経過後に、前記カウント値記憶手段に記憶されたカウント値からカウントを開始し、前記第2の比較部による比較処理が完了するまでのカウント値を後のタイミングでデジタル信号に変換されるアナログ信号のカウント値として計数するカウンタとを備える。
ここで、カウンタが、第2の比較部による比較処理を開始した時点からカウント値記憶手段に記憶されたカウント値に達する期間の経過後にカウントを開始することによって、カウント動作期間の短縮化が実現する。即ち、先のタイミングでデジタル信号に変換されたアナログ信号との差分のみを計数して後のタイミングでデジタル信号に変換されるアナログ信号のカウント値を計数することによって、カウント動作期間の短縮化が実現する。
また、上記の目的を達成するために、本発明に係るアナログデジタル変換方法では、先のタイミングでデジタル信号に変換されたアナログ信号と、後のタイミングでデジタル信号に変換されるアナログ信号とを比較する第1の比較工程と、該第1の比較工程の結果、先のタイミングでデジタル信号に変換されたアナログ信号よりも後のタイミングでデジタル信号に変換されるアナログ信号の方が大きい場合にはダウンカウントの参照信号を生成し、先のタイミングでデジタル信号に変換されたアナログ信号よりも後のタイミングでデジタル信号に変換されるアナログ信号の方が小さい場合にはアップカウントの参照信号を生成する参照信号生成工程と、後のタイミングでデジタル信号に変換されるアナログ信号と、前記参照信号生成工程で生成される参照信号とを比較する第2の比較工程と、該第2の比較工程を開始した時点から先のタイミングでデジタル信号に変換されたアナログ信号のカウント値に達する期間の経過後にカウントを開始し、前記第1の比較工程の結果が先のタイミングでデジタル信号に変換されたアナログ信号よりも後のタイミングでデジタル信号に変換されるアナログ信号の方が大きい場合には前記第2の比較工程が完了するまでのカウント値を先のタイミングでデジタル信号に変換されたアナログ信号のカウント値と加算することで後のタイミングでデジタル信号に変換されるアナログ信号のカウント値を計数し、前記第1の比較工程の結果が先のタイミングでデジタル信号に変換されたアナログ信号よりも後のタイミングでデジタル信号に変換されるアナログ信号の方が小さい場合には前記第2の比較工程が完了するまでのカウント値を先のタイミングでデジタル信号に変換されたアナログ信号のカウント値と減算することで後のタイミングでデジタル信号に変換されるアナログ信号のカウント値を計数するカウント計数工程とを備える。
また、本発明に係るアナログデジタル変換方法では、先のタイミングでデジタル信号に変換されたアナログ信号と、後のタイミングでデジタル信号に変換されるアナログ信号とを比較する第1の比較工程と、該第1の比較工程の結果、先のタイミングでデジタル信号に変換されたアナログ信号よりも後のタイミングでデジタル信号に変換されるアナログ信号の方が大きい場合にはダウンカウントの参照信号を生成し、先のタイミングでデジタル信号に変換されたアナログ信号よりも後のタイミングでデジタル信号に変換されるアナログ信号の方が小さい場合にはアップカウントの参照信号を生成する参照信号生成工程と、後のタイミングでデジタル信号に変換されるアナログ信号と、前記参照信号生成工程で生成される参照信号とを比較する第2の比較工程と、前記第1の比較工程の結果が先のタイミングでデジタル信号に変換されたアナログ信号よりも後のタイミングでデジタル信号に変換されるアナログ信号の方が大きい場合には、前記第2の比較工程を開始した時点から先のタイミングでデジタル信号に変換されたアナログ信号のカウント値に達する期間の経過後に、先のタイミングでデジタル信号に変換されたアナログ信号のカウント値から昇順にカウントを開始し、前記第2の比較工程が完了するまでのカウント値を後のタイミングでデジタル信号に変換されるアナログ信号のカウント値として計数し、前記第1の比較工程の結果が先のタイミングでデジタル信号に変換されたアナログ信号よりも後のタイミングでデジタル信号に変換されるアナログ信号の方が小さい場合には、前記第2の比較工程を開始した時点から先のタイミングでデジタル信号に変換されたアナログ信号のカウント値に達する期間の経過後に、先のタイミングでデジタル信号に変換されたアナログ信号のカウント値から降順にカウントを開始し、前記第2の比較工程が完了するまでのカウント値を後のタイミングでデジタル信号に変換されるアナログ信号のカウント値として計数するカウント計数工程とを備える。
ここで、第2の比較工程を開始した時点から先のタイミングでデジタル信号に変換されたアナログ信号のカウント値に達する期間の経過後にカウントを開始することによって、カウント計数工程の短縮化が実現する。即ち、先のタイミングでデジタル信号に変換されたアナログ信号との差分のみを計数して後のタイミングでデジタル信号に変換されるアナログ信号のカウント値を計数することによって、カウント計数工程の短縮化が実現する。
また、上記の目的を達成するために、本発明に係る撮像装置では、入射光に応じたアナログ信号を蓄積する画素がマトリクス状に配列された画素アレイ部と、該画素アレイ部の画素列毎に設けられ、先のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号と、後のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号とを比較する第1の比較部と、該第1の比較部の比較処理の結果、先のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号よりも後のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号の方が大きい場合にはダウンカウントの参照信号を生成し、先のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号よりも後のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号の方が小さい場合にはアップカウントの参照信号を生成する参照信号生成部と、後のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号と、前記参照信号生成部で生成された参照信号とを比較する第2の比較部と、該第2の比較部による比較処理を開始した時点から先のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号のカウント値に達する期間の経過後にカウントを開始し、前記第1の比較部の比較処理の結果、先のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号よりも後のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号の方が大きい場合には前記第2の比較部による比較処理が完了するまでのカウント値を先のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号のカウント値と加算することで後のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号のカウント値を計数し、先のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号よりも後のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号の方が小さい場合には前記第2の比較部による比較処理が完了するまでのカウント値を先のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号のカウント値と減算することで後のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号のカウント値を計数するカウンタとを備える。
また、本発明に係る撮像装置では、入射光に応じたアナログ信号を蓄積する画素がマトリクス状に配列された画素アレイ部と、該画素アレイ部の画素列毎に設けられ、先のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号と、後のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号とを比較する第1の比較部と、該第1の比較部の比較処理の結果、先のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号よりも後のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号の方が大きい場合にはダウンカウントの参照信号を生成し、先のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号よりも後のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号の方が小さい場合にはアップカウントの参照信号を生成する参照信号生成部と、後のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号と、前記参照信号生成部で生成された参照信号とを比較する第2の比較部と、前記第1の比較部の比較処理の結果、先のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号よりも後のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号の方が大きい場合には、前記第2の比較部による比較処理を開始した時点から先のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号のカウント値に達する期間の経過後に、先のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号のカウント値から昇順にカウントを開始し、前記第2の比較部による比較処理が完了するまでのカウント値を後のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号のカウント値として計数し、先のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号よりも後のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号の方が小さい場合には、前記第2の比較部による比較処理を開始した時点から先のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号のカウント値に達する期間の経過後に、先のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号のカウント値から降順にカウントを開始し、前記第2の比較部による比較処理が完了するまでのカウント値を後のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号のカウント値として計数するカウンタとを備える。
ここで、カウンタが、第2の比較部による比較処理を開始した時点から先のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号のカウント値に達する期間の経過後にカウントを開始することによって、カウント動作期間の短縮化が実現する。即ち、先のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号との差分のみを計数して後のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号のカウント値を計数することによって、カウント動作期間の短縮化が実現する。
また、本発明に係る撮像装置では、入射光に応じたアナログ信号を蓄積する画素がマトリクス状に配列された画素アレイ部と、該画素アレイ部の画素列毎に設けられ、先のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号と、後のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号とを比較する第1の比較部と、該第1の比較部の比較処理の結果、先のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号よりも後のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号の方が大きい場合にはダウンカウントの参照信号を生成し、先のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号よりも後のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号の方が小さい場合にはアップカウントの参照信号を生成する参照信号生成部と、後のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号と、前記参照信号生成部で生成された参照信号とを比較する第2の比較部と、先のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号のカウント値を記憶するカウント値記憶手段と、前記第2の比較部による比較処理を開始した時点から前記カウント値記憶手段に記憶されたカウント値に達する期間の経過後にカウントを開始し、前記第2の比較部による比較処理が完了するまでのカウント値を前記カウント値記憶手段に記憶されたカウント値に加算若しくは減算することで後のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号のカウント値を計数するカウンタとを備える。
また、本発明に係る撮像装置では、入射光に応じたアナログ信号を蓄積する画素がマトリクス状に配列された画素アレイ部と、該画素アレイ部の画素列毎に設けられ、先のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号と、後のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号とを比較する第1の比較部と、該第1の比較部の比較処理の結果、先のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号よりも後のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号の方が大きい場合にはダウンカウントの参照信号を生成し、先のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号よりも後のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号の方が小さい場合にはアップカウントの参照信号を生成する参照信号生成部と、後のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号と、前記参照信号生成部で生成された参照信号とを比較する第2の比較部と、先のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号のカウント値を記憶するカウント値記憶手段と、前記第2の比較部による比較処理を開始した時点から前記カウント値記憶手段に記憶されたカウント値に達する期間の経過後に、前記カウント値記憶手段に記憶されたカウント値からカウントを開始し、前記第2の比較部による比較処理が完了するまでのカウント値を後のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号のカウント値として計数するカウンタとを備える。
ここで、カウンタが、第2の比較部による比較処理を開始した時点からカウント値記憶手段に記憶されたカウント値に達する期間の経過後にカウントを開始することによって、カウント動作期間の短縮化が実現する。即ち、先のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号との差分のみを計数して後のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号のカウント値を計数することによって、カウント動作期間の短縮化が実現する。
また、上記の目的を達成するために、本発明に係る撮像装置の駆動方法では、マトリクス状に配列された画素で入射光に応じたアナログ信号を蓄積する蓄積工程と、先のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号と、後のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号とを比較する第1の比較工程と、該第1の比較工程の結果、先のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号よりも後のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号の方が大きい場合にはダウンカウントの参照信号を生成し、先のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号よりも後のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号の方が小さい場合にはアップカウントの参照信号を生成する参照信号生成工程と、後のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号と、前記参照信号生成工程で生成される参照信号とを比較する第2の比較工程と、該第2の比較工程を開始した時点から先のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号のカウント値に達する期間の経過後にカウントを開始し、前記第1の比較工程の結果が先のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号よりも後のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号の方が大きい場合には前記第2の比較工程が完了するまでのカウント値を先のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号のカウント値と加算することで後のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号のカウント値を計数し、前記第1の比較工程の結果が先のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号よりも後のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号の方が小さい場合には前記第2の比較工程が完了するまでのカウント値を先のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号のカウント値と減算することで後のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号のカウント値を計数するカウント計数工程とを備える。
また、本発明に係る撮像装置の駆動方法では、マトリクス状に配列された画素で入射光に応じたアナログ信号を蓄積する蓄積工程と、先のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号と、後のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号とを比較する第1の比較工程と、該第1の比較工程の結果、先のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号よりも後のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号の方が大きい場合にはダウンカウントの参照信号を生成し、先のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号よりも後のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号の方が小さい場合にはアップカウントの参照信号を生成する参照信号生成工程と、後のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号と、前記参照信号生成工程で生成される参照信号とを比較する第2の比較工程と、前記第1の比較工程の結果、先のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号よりも後のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号の方が大きい場合には、前記第2の比較工程を開始した時点から先のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号のカウント値に達する期間の経過後に、先のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号のカウント値から昇順にカウントを開始し、前記第2の比較工程が完了するまでのカウント値を後のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号のカウント値として計数し、前記第1の比較工程の結果、先のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号よりも後のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号の方が小さい場合には、前記第2の比較工程を開始した時点から先のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号のカウント値に達する期間の経過後に、先のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号のカウント値から降順にカウントを開始し、前記第2の比較工程が完了するまでのカウント値を後のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号のカウント値として計数するカウント計数工程とを備える。
ここで、第2の比較工程を開始した時点から先のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号のカウント値に達する期間の経過後にカウントを開始することによって、カウント計数工程の短縮化が実現する。即ち、先のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号との差分のみを計数して後のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号のカウント値を計数することによって、カウント計数工程の短縮化が実現する。
本発明を適用したADC及びアナログデジタル変換方法、並びに撮像装置及びその駆動方法では、カウント動作期間(カウント計数工程)の短縮化が実現し、消費電力の低減を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明し、本発明の理解に供する。
図1は本発明を適用した撮像装置の一例であるCMOS型イメージセンサを説明するための模式図である。ここで示すCMOS型イメージセンサは、従来と同様に、画素アレイ部22と、垂直走査回路23と、カラム信号処理部24と、水平走査回路26と、データ信号処理部27と、タイミングジェネレータ28を有する。
ここで、画素アレイ部22は、光電変換素子を有する多数の画素21がマトリクス状に配列されて構成されており、垂直走査回路23は、画素アレイ部22の各画素を1行ずつ選択して各画素のシャッタ動作や読み出し動作を制御する。
また、カラム信号処理部24は、画素アレイ部22からの信号を1行ずつ読み出して、列毎に所定の信号処理を行なう。なお、信号処理としては、従来のCMOS型イメージセンサと同様に、CDS処理、AGC処理、アナログデジタル変換処理等がある。
更に、水平走査回路26は、カラム信号処理部の信号の1つずつを選択して水平信号線25に導く様に構成されており、データ信号処理部27は、水平信号線25からの信号を意図した出力形態にデータ変換を行なう。なお、タイミングジェネレータ28は、基準クロックに基づいて各部の動作に必要な各種パルス信号を供給する。
また、画素アレイ部の各画素21は、従来と同様に、光電変換素子11に加えて、転送トランジスタ12、リセットトランジスタ13、増幅トランジスタ14及び選択トランジスタ15の4つのトランジスタを有する回路構成となっている(図7参照)。ここでは、これらトランジスタ12〜15として、nチャネル型のMOSトランジスタを用いた回路例を示している。なお、光電変換素子としては、例えばフォトダイオードが考えられる。
ここで、転送トランジスタ12は、フォトダイオード11のカソード電極とFD部16との間で接続され、転送ゲートパルスTGが与えられる転送制御線17にゲート電極が接続されている。また、リセットトランジスタ13は、電源Vddにドレイン電極が、FD部16にソース電極が、リセットパルスRSが与えられるリセット制御線18にゲート電極がそれぞれ接続されている。
更に、増幅トランジスタ14は、FD部16にゲート電極が、電源Vddにドレイン電極が、選択トランジスタ15のドレイン電極にソース電極がそれぞれ接続されている。また、選択トランジスタ15は、選択パルスSELが与えられる選択制御線19にゲート電極が接続され、垂直信号線30にソース電極がそれぞれ接続されている。なお、垂直信号線は同垂直信号線に定電流を供給する定電流源31と接続されると共に、カラム信号処理部とも接続されている。
なお、画素部分の断面構造については、上記した従来の構造と全く同一であるために、ここでの記載は省略する(図8参照)。
また、図2はカラム信号処理部24に設けられているADCを説明するための模式図である。ここで示すADC1は、従来のADCと同様に、カウンタクロック供給線2と、DAC3と、第2のコンパレータ(従来のADCのコンパレータに相当)4と、カウンタ5が設けられている。また、ADC1には、第1のP相用ラッチ回路6a、第2のP相用ラッチ回路6b、第1のD相用ラッチ回路6c及び第2のD相用ラッチ回路6dが設けられている。更に、第1のコンパレータ7と、カウント制御部8と、P相用カウント停止点ラッチ回路9と、D相用カウント停止点ラッチ回路10が設けられている。
ここで、カウンタクロック供給線2にはカウンタクロックが供給され、DAC3はカウンタクロック供給線2と接続されている。また、第2のコンパレータ4はDAC3と接続されており、カウンタ5は第2のコンパレータ4及びカウンタクロック供給線2と接続されている。
また、第1のP相用ラッチ回路6aには、画素アレイ部22(画素21)から読み出されたアナログ信号である画素出力が入力可能に構成され、入力された画素出力を一時的に保持可能に構成されている。更に詳しくは、第1のP相用ラッチ回路6aには、アナログ信号のリセットレベルVn(P相)の画素出力が入力され、保持可能に構成されている。
同様に、第1のD相用ラッチ回路6cについても、画素アレイ部22(画素21)から読み出されたアナログ信号である画素出力が入力可能に構成され、入力された画素出力を一時的に保持可能に構成されている。更に詳しくは、第1のD相用ラッチ回路6cには、アナログ信号の信号レベルVs(D相)の画素出力が入力され、保持可能に構成されている。
また、第2のP相用ラッチ回路6bは、第1のP相用ラッチ回路6aと接続されることで第1のP相用ラッチ回路6aからの出力信号(アナログ信号)が入力可能に構成され、入力された出力信号を一時的に保持可能に構成されている。更に詳しくは、第2のP相用ラッチ回路6bには、アナログ信号のリセットレベルVn(P相)の画素出力が入力され、保持可能に構成されている。
同様に、第2のD相用ラッチ回路6dは、第1のD相用ラッチ回路6cと接続されることで第1のD相用ラッチ回路6cからの出力信号(アナログ信号)が入力可能に構成され、入力された出力信号を一時的に保持可能に構成されている。更に詳しくは、第2のD相用ラッチ回路6dには、アナログ信号の信号レベルVs(D相)の画素出力が入力され、保持可能に構成されている。
更に、第1のコンパレータ7では、第2のP相用ラッチ回路6b及び第2のD相用ラッチ回路6dと接続され、第2のP相用ラッチ回路からの出力信号(アナログ信号)及び第2のD相用ラッチ回路からの出力信号(アナログ信号)が入力可能に構成されている。また、第1のコンパレータ7は、画素アレイ部22(画素21)から読み出されたアナログ信号である画素出力(アナログ信号)が入力可能に構成されている。そして、ラッチ回路からの出力信号と画素出力との関係が、「(画素出力)>(ラッチ回路からの出力信号)」の場合にはHレベル信号を出力し、「(画素出力)<(ラッチ回路からの出力信号)」の場合にはLレベル信号を出力する様に構成されている。
また、第1のコンパレータ7は、DAC3と接続されており、DAC3は第1のコンパレータ7の出力信号に基づいてランプ波を生成する様に構成されている。具体的には、第1のコンパレータ7からHレベル信号が入力された場合には、その出力値が一定割合で減少するダウンカウントのランプ波(アナログ信号)を出力する様に構成されている。一方、第1のコンパレータ7からLレベル信号が入力された場合には、その出力値が一定割合で増加するアップカウントのランプ波(アナログ信号)を出力する様に構成されている。
また、第1のコンパレータ7は、カウント制御部8と接続されており、カウント制御部8は第1のコンパレータ7の出力信号に基づいてカウンタ5のカウントを制御する様に構成されている。具体的には、第1のコンパレータ7からHレベル信号が入力された場合には、カウント値を、1,2,3,4,5・・・といった具合にカウンタ5が昇順に計数する様に制御する。一方、第1のコンパレータ7からLレベル信号が入力された場合には、カウント値を、33,32,31,30,29・・・といった具合にカウンタ5が降順に計数する様に制御する。
また、第2のコンパレータ4には、画素アレイ部22(画素21)から読み出されたアナログ信号である画素出力とダウンカウント若しくはアップカウントのランプ波が入力される。そして、ダウンカウントのランプ波を用いている際においては、画素出力とランプ波の関係が「(ランプ波)>(画素出力)」の場合にはHレベル信号を出力し、「(ランプ波)<(画素出力)」の場合にはLレベル信号を出力する様に構成されている。一方、アップカウントのランプ波を用いている際においては、画素出力とランプ波の関係が「(ランプ波)<(画素出力)」の場合にはLレベル信号を出力し、「(ランプ波)>(画素出力)」の場合にはHレベル信号を出力する様に構成されている。
更に、P相用カウント停止点ラッチ回路9は、先のタイミングでアナログデジタル変換を行なったアナログ信号のリセットレベルVn(P相)のカウント値を一時的に保持可能に構成されている。同様に、D相用カウント停止点ラッチ回路10は、先のタイミングでアナログデジタル変換を行なったアナログ信号の信号レベルVs(D相)のカウント値を一時的に保持可能に構成されている。
また、カウンタ5はDDRカウンタであり、入力されるカウンタクロックの立ち上がりタイミング及び立ち下がりタイミングの両方でカウントを行なう様に構成されている。
ここで、カウンタ5は、第2のコンパレータ4での比較処理を開始した時点からカウント停止点ラッチ回路に保持されているカウント値に達する期間の経過後にカウントを開始する様に構成されている。即ち、第2のコンパレータが比較処理を開始したとしても、先のタイミングでアナログデジタル変換を行なったアナログ信号のカウント値に達するまではカウントを開始せずに停止状態(非駆動状態)を保つ様に構成されている。
また、カウンタ5は、カウント停止点ラッチ回路に保持されているカウント値からカウントを開始する様に構成されている。即ち、先のタイミングでアナログデジタル変換を行なったアナログ信号のカウント値としてX(任意の数字)が保持されている場合には、後のタイミングでアナログデジタル変換を行なうアナログ信号はXからカウントを開始する様に構成されている。
更に、カウンタ5は、ダウンカウントのランプ波を用いている場合には、第2のコンパレータ4からの出力信号レベルがLレベルとなったタイミングでカウントが停止する様に構成されている。そして、Lレベルとなったタイミングでのカウント値を画素出力のデジタル値として出力することとなる。
一方、アップカウントのランプ波を用いている場合には、第2のコンパレータ4からの出力信号がHレベルとなったタイミングでカウントが停止する様に構成されている。そして、Hレベルとなったタイミングでのカウント値を画素出力のデジタル値として出力することとなる。
ここで、本実施例では、各画素に2つの信号線が配線され、一の信号線がラッチ回路6(6a〜6d)と接続されると共に、他の信号線が第1のコンパレータ7と第2のコンパレータ4に接続された場合を例に挙げて説明を行なっている。しかしながら、各画素出力値がラッチ回路6(69a〜6d)、第1のコンパレータ7及び第2のコンパレータ4に入力可能に構成されていれば充分である。従って、図5で示す様に、各画素に1つの信号線が配線され、信号線を分岐してラッチ回路(6a〜6d)、第1のコンパレータ7及び第2のコンパレータ4と接続しても良い。
以下、図3及び図4を参照して本発明を適用したCMOS型撮像装置のADCによるアナログデジタル変換について具体的に説明を行なう。ここで、図中符合V(N−1)は第(N−1)行目の画素出力(アナログ値)を示し、図中符合Vは第N行目の画素出力(アナログ値)を示している。
ここで、以下では、「第N行目の画素出力が第(N−1)行目の画素出力よりも大きい場合」と「第N行目の画素出力が第(N−1)行目の画素出力よりも小さい場合」とに分けて説明を行なう。また、図中符合Cは第N行目の画素出力のカウント動作を示しており、Cが一定値を示す期間はカウンタの停止期間を示し、Cが変動(傾斜)している期間はカウンタの動作期間を示している。
また、以下では、第(N−1)行目の画素で生成された信号電荷のアナログデジタル変換を行い、その後に、第N行目の画素で生成された信号電荷のアナログデジタル変換を行なう場合を例に挙げて説明を行なう。即ち、先のタイミングで第(N−1)行目の画素で生成された信号電荷のアナログデジタル変換がなされ、後のタイミングで第N行目の画素で生成された信号電荷のアナログデジタル変換がなされる場合を例に挙げて説明を行なう。
本発明を適用したCMOS型撮像装置のADCでは、第N行目の画素出力値のアナログデジタル変換を行なう際には、第(N−1)行目の画素出力値が第1のP相用ラッチ回路6a及び第1のD相用ラッチ回路6cに保持されている。具体的には、第(N−1)行目の画素出力値のP相の出力値が第1のP相用ラッチ回路6aに保持されると共に、第(N−1)行目の画素出力値のD相の出力値が第1のD相用ラッチ回路6cに保持されている。
また、第N行目の画素出力値をアナログデジタル変換を行なう際には、第(N−1)行目の画素出力値のカウント値がP相用カウント停止点ラッチ回路9及びD相用カウント停止点ラッチ回路10に保持されている。具体的には、第(N−1)行目の画素出力値のP相の出力値のカウント値がP相用カウント停止点ラッチ回路9に保持されると共に、第(N−1)行目の画素出力値のD相の出力値のカウント値がD相用カウント停止点ラッチ回路10に保持されている。
なお、以下では、第(N−1)行目の画素出力値のP相の出力値をP(N−1)、第(N−1)行目の画素出力値のD相の出力値をD(N−1)と表し、第N行目の画素出力値のP相の出力値をP、第N行目の画素出力値のD相の出力値をDと表す。
(1)第N行目の画素出力が第(N−1)行目の画素出力よりも大きい場合(図3参照)
本発明を適用したCMOS型撮像装置のADCでは、先ず、第N行目の画素のリセットレベルVnをデジタル変換するために、Pが第1のP相用ラッチ回路6aに入力されると共に、第1のコンパレータ7に入力される。また、第1のP相用ラッチ回路6aにPが入力されると、第1のP相用ラッチ回路6aに保持されていたP(N−1)は第2のP相用ラッチ回路6bを介して第1のコンパレータ7に入力される。
即ち、本発明を適用したCMOS型撮像装置のADCでは、先ず、P(N−1)とPが第1のコンパレータ7に入力されることとなり、第1のコンパレータ7でP(N−1)とPとの大小関係の比較を行なう。そして、P(N−1)とPの関係が「P>P(N−1)」であるために、第1のコンパレータ7はHレベル信号を出力することとなる。
次に、第1のコンパレータ7からのHレベル信号が入力されたDAC3は、ダウンカウントのランプ波を出力する。また、第1のコンパレータ7からのHレベル信号が入力されたカウント制御部8は、カウンタ5が昇順に計数する様に制御を行なう。
以上の様にして、DAC3から出力されるランプ波が決定され、また、カウント制御部8によるカウンタ5の制御を行なった後、Pをデジタル変換すべく、図中符号t1で示すタイミングでランプ波の減少を開始する。なお、従来のADCでは、ランプ波の減少を開始すると共にカウントを開始していたが、本実施例では、図中符号t1で示すタイミングでランプ波の減少のみを開始し、カウントは開始しない。
次に、P相用カウント停止点ラッチ回路9に保持されているP(N−1)のカウント値に達するタイミング(図中符号t2で示すタイミング)でカウントを開始する。なお、図中符合t2で示すタイミングにおいて、P相用カウント停止点ラッチ回路9に保持されているP(N−1)のカウント値から昇順にカウントを行なう。
そして、図中の符号t3で示すランプ波とPとの交点(出力値が同一となったタイミング)でカウントを停止し、そのときのカウント値をPのカウント値として決定する。
ここで、Pのカウント値を決定するために、カウンタを動作させる期間は符合t2で示すタイミングから符合t3で示すタイミングまでであり、図3中符合MPNで示す期間ということとなる。
なお、Pのカウント値が決定すると、決定されたカウント値はP(N−1)のカウント値に換えて、第(N+1)行目の画素出力値のアナログデジタル変換時に備えて、P相用カウント停止点ラッチ回路9に保持されることとなる。
続いて、第N行目の画素の信号レベルVsをデジタル変換するために、Dが第1のD相用ラッチ回路6cに入力されると共に、第1のコンパレータ7に入力される。また、第1のD相用ラッチ回路6cにDが入力されると、第1のD相用ラッチ回路に保持されていたD(N−1)は第2のD相用ラッチ回路6dを介して第1のコンパレータ7に入力される。
そして、D(N−1)とDが第1のコンパレータ7に入力されると、第1のコンパレータ7でD(N−1)とDとの大小関係の比較を行なう。そして、D(N−1)とDの関係が「D>D(N−1)」であるために、第1のコンパレータ7はHレベル信号を出力することとなる。
次に、第1のコンパレータ7からHレベル信号が入力されたDAC3は、ダウンカウントのランプ波を出力する。また、第1のコンパレータ7からHレベル信号が入力されたカウント制御部8は、カウンタ5が昇順に計数する様に制御を行なう。
以上の様にして、DAC3から出力されるランプ波が決定され、また、カウント制御部8によるカウンタ5の制御を行なった後、Dをデジタル変換すべく、図中符合t4で示すタイミングでランプ波の減少を開始する。なお、従来のADCでは、ランプ波の減少を開始すると共にカウントを開始していたが、本実施例では、図中符合t4で示すタイミングでランプ波の減少のみを開始し、カウントは開始しない。
次に、D相用カウント停止点ラッチ回路10に保持されているD(N−1)のカウント値に達するタイミング(図中符合t5で示すタイミング)でカウントを開始する。なお、図中符合t5で示すタイミングにおいて、D相用カウント停止点ラッチ回路10に保持されているD(N−1)のカウント値から昇順にカウントを行なう。
そして、図中の符合t6で示すランプ波とDとの交点(出力値が同一となったタイミング)でカウントを停止し、そのときのカウント値をDのカウント値として決定する。
ここで、Dのカウント値を決定するために、カウンタを動作させる期間は符合t5で示すタイミングから符合t6で示すタイミングまでであり、図3中符合MDNで示す期間ということとなる。
なお、Dのカウント値が決定すると、決定されたカウント値はD(N−1)のカウント値に換えて、第(N+1)行目の画素出力値のアナログデジタル変換時に備えて、D相用カウント停止点ラッチ回路10に保持されることとなる。
第N行目の画素出力が第(N−1)行目の画素出力よりも大きい場合には、以上の様にして、第N行目の画素出力値(アナログ信号)がカウント値(デジタル信号)に変換されることとなる。
(2)第N行目の画素出力が第(N−1)行目の画素出力よりも小さい場合(図4参照)
本発明を適用したCMOS型撮像装置のADCでは、先ず、第N行目の画素のリセットレベルVnをデジタル変換するために、Pが第1のP相用ラッチ回路6aに入力されると共に、第1のコンパレータ7に入力される。また、第1のP相用ラッチ回路6aにPが入力されると、第1のP相用ラッチ回路6aに保持されていたP(N−1)は第2のP相用ラッチ回路6bを介して第1のコンパレータ7に入力される。
即ち、本発明を適用したCMOS型撮像装置のADCでは、先ず、P(N−1)とPが第1のコンパレータ7に入力されることとなり、第1のコンパレータ7でP(N−1)とPとの大小関係の比較を行なう。そして、P(N−1)とPの関係が「P<P(N−1)」であるために、第1のコンパレータ7はLレベル信号を出力することとなる。
次に、第1のコンパレータ7からのLレベル信号が入力されたDAC3は、アップカウントのランプ波を出力する。また、第1のコンパレータ7からのLレベル信号が入力されたカウント制御部8は、カウンタ5が降順に計数する様に制御を行なう。
以上の様にして、DAC3から出力されるランプ波が決定され、また、カウント制御部8によるカウンタ5の制御を行なった後、Pをデジタル変換すべく、図中符号t1で示すタイミングでランプ波の増加を開始する。なお、従来のADCでは、ランプ波の増加を開始すると共にカウントを開始していたが、本実施例では、図中符号t1で示すタイミングでランプ波の増加のみを開始し、カウントは開始しない。
次に、P相用カウント停止点ラッチ回路9に保持されているP(N−1)のカウント値に達するタイミング(図中符号t2で示すタイミング)でカウントを開始する。なお、図中符合t2で示すタイミングにおいて、P相用カウント停止点ラッチ回路9に保持されているP(N−1)のカウント値から降順にカウントを行なう。
そして、図中の符号t3で示すランプ波とPとの交点(出力値が同一となったタイミング)でカウントを停止し、そのときのカウント値をPのカウント値として決定する。
ここで、Pのカウント値を決定するために、カウンタを動作させる期間は符合t2で示すタイミングから符合t3で示すタイミングまでであり、図4中符合MPNで示す期間ということとなる。
なお、Pのカウント値が決定すると、決定されたカウント値はP(N−1)のカウント値に換えて、第(N+1)行目の画素出力値のアナログデジタル変換時に備えて、P相用カウント停止点ラッチ回路9に保持されることとなる。
続いて、第N行目の画素の信号レベルVsをデジタル変換するために、Dが第1のD相用ラッチ回路6cに入力されると共に、第1のコンパレータ7に入力される。また、第1のD相用ラッチ回路6cにDが入力されると、第1のD相用ラッチ回路に保持されていたD(N−1)は第2のD相用ラッチ回路6dを介して第1のコンパレータ7に入力される。
そして、D(N−1)とDが第1のコンパレータ7に入力されると、第1のコンパレータ7でD(N−1)とDとの大小関係の比較を行なう。そして、D(N−1)とDの関係が「D<D(N−1)」であるために、第1のコンパレータ7はLレベル信号を出力することとなる。
次に、第1のコンパレータ7からLレベル信号が入力されたDAC3は、アップカウントのランプ波を出力する。また、第1のコンパレータ7からLレベル信号が入力されたカウント制御部8は、カウンタ5が降順に計数する様に制御を行なう。
以上の様にして、DAC3から出力されるランプ波が決定され、また、カウント制御部8によるカウンタ5の制御を行なった後、Dをデジタル変換すべく、図中符合t4で示すタイミングでランプ波の増加を開始する。なお、従来のADCでは、ランプ波の増加を開始すると共にカウントを開始していたが、本実施例では、図中符合t4で示すタイミングでランプ波の増加のみを開始し、カウントは開始しない。
次に、D相用カウント停止点ラッチ回路10に保持されているD(N−1)のカウント値に達するタイミング(図中符合t5で示すタイミング)でカウントを開始する。なお、図中符合t5で示すタイミングにおいて、D相用カウント停止点ラッチ回路10に保持されているD(N−1)のカウント値から降順にカウントを行なう。
そして、図中の符合t6で示すランプ波とDとの交点(出力値が同一となったタイミング)でカウントを停止し、そのときのカウント値をDのカウント値として決定する。
ここで、Dのカウント値を決定するために、カウンタを動作させる期間は符合t5で示すタイミングから符合t6で示すタイミングまでであり、図4中符合MDNで示す期間ということとなる。
なお、Dのカウント値が決定すると、決定されたカウント値はD(N−1)のカウント値に換えて、第(N+1)行目の画素出力値のアナログデジタル変換時に備えて、D相用カウント停止点ラッチ回路10に保持されることとなる。
第N行目の画素出力が第(N−1)行目の画素出力よりも小さい場合には、以上の様にして、第N行目の画素出力値(アナログ信号)がカウント値(デジタル信号)に変換されることとなる。
ここで、本実施例のCMOS型イメージセンサでは、カウント停止点ラッチ回路に保持されているカウント値から昇順あるいは降順にカウントを行なうADCを例に挙げて説明を行なっている。しかしながら、差分のみをカウンタでカウントすることができれば充分であって、必ずしもカウント停止点ラッチ回路に保持されているカウント値から昇順あるいは降順にカウントを行なう必要はない。
例えば、差分のみをカウンタでカウントを行なった後に、カウント停止点ラッチ回路に保持されているカウント値と加算或いは減算することによってカウント値を計数しても良い。
また、本実施例のCMOS型イメージセンサでは、先のタイミングで(N−1)行目の画素で生成された信号電荷が読み出され、後のタイミングでN行目の画素で生成された信号電荷が読み出された場合を例に挙げて説明を行なっている。しかしながら、必ずしも(N−1)行目の画素で生成された信号電荷が先のタイミングで読み出される必要はない。従って、先のタイミングで第N行目の画素で生成された信号電荷が読み出され、後のタイミングで(N−1)行目の画素で生成された信号電荷が読み出されても良い。
更に、本実施例のCMOS型イメージセンサでは、第(N−1)行目に属する画素と第N行目に属する画素といった具合に、隣接する2画素の差分をカウントする場合を例に挙げて説明を行なっている。しかしながら、必ずしも隣接する2画素の差分をカウントする必要はなく、第(N−3)行目に属する画素と第N行目に属する画素といった具合に、隣接しない2画素の差分をカウントしても良い。但し、隣接する2画素の場合には、一般に差分が小さいと考えられるが故に、隣接する2画素の差分をカウントした方がカウント動作期間のより一層の短縮化が期待できるものである。
また、本実施例のCMOS型イメージセンサでは、上述の様に、第(N−1)行目に属する画素と第N行目に属する画素といった具合に、同一フレーム内の2画素の差分をカウントする場合を例に挙げて説明を行なっている。しかしながら、必ずしも同一フレーム内の2画素の差分をカウントする必要はなく、例えば、同一画素における先のフレームと後のフレームとの差分をカウントしても良い。
本発明を適用したCMOS型イメージセンサでは、第N行目の画素出力値をアナログデジタル変換を行なうにあたって、第(N−1)行目の画素出力値との差分のみをカウンタ5でカウントを行なっており、カウンタ5の動作期間の低減が実現する。
即ち、従来のADCでは(N−1)行目の画素出力値とは無関係に第N行目の画素出力値のアナログデジタル変換を行なっており、Pをデジタル変換するためにカウンタを動作させる期間は図12及び図13中符合LPNで示す期間となっている。また、Dをデジタル変換するためにカウンタを動作させる期間は図12及び図13中符合LDNで示す期間となっている。これに対して、本発明を適用したCMOS型イメージセンサでは、差分のみをカウンタでカウントすることでアナログデジタル変換を行なっており、Pをデジタル変換するためにカウンタを動作させる期間は図3及び図4中符合MPNで示す期間のみである。また、Dをデジタル変換するためにカウンタを動作させる期間は図3及び図4中符合MDNで示す期間のみである。
上記の様に、カウンタの動作期間の短縮化が実現することによって、消費電力の低減が実現することとなる。特に、リセットレベル信号については、画素出力が入射光量に依存せずに、各画素ともに概ね同レベルと考えられるために、差分のみをカウントすることによるカウンタの動作期間の短縮化の効果は顕著に現れるものであると期待できる。
また、カウンタの動作期間の短縮化によって、各画素のアナログデジタル変換時間の短縮化が実現し、そのことで、CMOS型撮像装置の動作の高速化が実現することとなる。
本発明を適用した撮像装置の一例であるCMOS型イメージセンサを説明するための模式図である。 本発明のADCを説明するための模式図である。 本発明のアナログデジタル変換を説明するための模式図(1)である。 本発明のアナログデジタル変換を説明するための模式図(2)である。 本発明のADCの変形例を説明するための模式図である。 従来のCMOS型イメージセンサを説明するための模式図である。 画素アレイ部を説明するための模式図である。 画素部分の断面構造を示す模式図である。 画素の回路動作を説明するための波形図である。 従来のADCの構成を説明するための模式図である。 従来のADCの原理を説明するための模式図である。 従来のアナログデジタル変換を説明するための模式図(1)である。 従来のアナログデジタル変換を説明するための模式図(2)である。
符号の説明
1 ADC
2 カウンタクロック供給線
3 DAC
4 第2のコンパレータ
5 カウンタ
6a 第1のP相用ラッチ回路
6b 第2のP相用ラッチ回路
6c 第1のD相用ラッチ回路
6d 第2のD相用ラッチ回路
7 第1のコンパレータ
8 カウント制御部
9 P相用カウント停止点ラッチ回路
10 D相用カウント停止点ラッチ回路
11 光電変換素子
12 トランジスタ
13 リセットトランジスタ
14 増幅トランジスタ
15 選択トランジスタ
16 FD部
17 転送制御線
18 リセット制御線
19 選択制御線
21 画素
22 画素アレイ部
23 垂直走査回路
24 カラム信号処理部
25 水平信号線
26 水平走査回路
27 データ信号処理部
28 タイミングジェネレータ
30 垂直信号線
31 定電流源

Claims (16)

  1. 先のタイミングでデジタル信号に変換されたアナログ信号と、後のタイミングでデジタル信号に変換されるアナログ信号とを比較する第1の比較部と、
    該第1の比較部の比較結果に基づいて、アップカウントの参照信号若しくはダウンカウントの参照信号のいずれか一方の参照信号を生成する参照信号生成部と、
    後のタイミングでデジタル信号に変換されるアナログ信号と、前記参照信号生成部で生成された参照信号とを比較する第2の比較部と、
    該第2の比較部による比較処理を開始した時点から先のタイミングでデジタル信号に変換されたアナログ信号のカウント値に達する期間の経過後にカウントを開始し、前記第2の比較部による比較処理が完了するまでのカウント値を先のタイミングでデジタル信号に変換されたアナログ信号のカウント値と加算若しくは減算することで後のタイミングでデジタル信号に変換されるアナログ信号のカウント値を計数するカウンタとを備える
    アナログデジタル変換器。
  2. 前記参照信号生成部は、先のタイミングでデジタル信号に変換されたアナログ信号よりも後のタイミングでデジタル信号に変換されるアナログ信号の方が大きい場合にはダウンカウントの参照信号を生成し、先のタイミングでデジタル信号に変換されたアナログ信号よりも後のタイミングでデジタル信号に変換されるアナログ信号の方が小さい場合にはアップカウントの参照信号を生成し、
    前記カウンタは、先のタイミングでデジタル信号に変換されたアナログ信号よりも後のタイミングでデジタル信号に変換されるアナログ信号の方が大きい場合には前記第2の比較部による比較処理が完了するまでのカウント値を先のタイミングでデジタル信号に変換されたアナログ信号のカウント値と加算することで後のタイミングでデジタル信号に変換されるアナログ信号のカウント値を計数し、先のタイミングでデジタル信号に変換されたアナログ信号よりも後のタイミングでデジタル信号に変換されるアナログ信号の方が小さい場合には前記第2の比較部による比較処理が完了するまでのカウント値を先のタイミングでデジタル信号に変換されたアナログ信号のカウント値と減算することで後のタイミングでデジタル信号に変換されるアナログ信号のカウント値を計数する
    請求項1に記載のアナログデジタル変換器。
  3. 先のタイミングでデジタル信号に変換されたアナログ信号と、後のタイミングでデジタル信号に変換されるアナログ信号とを比較する第1の比較部と、
    該第1の比較部の比較結果に基づいて、アップカウントの参照信号若しくはダウンカウントの参照信号のいずれか一方の参照信号を生成する参照信号生成部と、
    後のタイミングでデジタル信号に変換されるアナログ信号と、前記参照信号生成部で生成された参照信号とを比較する第2の比較部と、
    該第2の比較部による比較処理を開始した時点から先のタイミングでデジタル信号に変換されたアナログ信号のカウント値に達する期間の経過後に、先のタイミングでデジタル信号に変換されたアナログ信号のカウント値からカウントを開始し、前記第2の比較部による比較処理が完了するまでのカウント値を後のタイミングでデジタル信号に変換されるアナログ信号のカウント値として計数するカウンタとを備える
    アナログデジタル変換器。
  4. 前記参照信号生成部は、先のタイミングでデジタル信号に変換されたアナログ信号よりも後のタイミングでデジタル信号に変換されるアナログ信号の方が大きい場合にはダウンカウントの参照信号を生成し、先のタイミングでデジタル信号に変換されたアナログ信号よりも後のタイミングでデジタル信号に変換されるアナログ信号の方が小さい場合にはアップカウントの参照信号を生成し、
    前記カウンタは、先のタイミングでデジタル信号に変換されたアナログ信号よりも後のタイミングでデジタル信号に変換されるアナログ信号の方が大きい場合には先のタイミングでデジタル信号に変換されたアナログ信号のカウント値から昇順にカウントすることで後のタイミングでデジタル信号に変換されるアナログ信号のカウント値を計数し、先のタイミングでデジタル信号に変換されたアナログ信号よりも後のタイミングでデジタル信号に変換されるアナログ信号の方が小さい場合には先のタイミングでデジタル信号に変換されたアナログ信号のカウント値から降順にカウントすることで後のタイミングでデジタル信号に変換されるアナログ信号のカウント値を計数する
    請求項3に記載のアナログデジタル変換器。
  5. 先のタイミングでデジタル信号に変換されたアナログ信号と、後のタイミングでデジタル信号に変換されるアナログ信号とを比較する第1の比較部と、
    該第1の比較部の比較結果に基づいて、アップカウントの参照信号若しくはダウンカウントの参照信号のいずれか一方の参照信号を生成する参照信号生成部と、
    後のタイミングでデジタル信号に変換されるアナログ信号と、前記参照信号生成部で生成された参照信号とを比較する第2の比較部と、
    先のタイミングでデジタル信号に変換されたアナログ信号のカウント値を記憶するカウント値記憶手段と、
    前記第2の比較部による比較処理を開始した時点から前記カウント値記憶手段に記憶されたカウント値に達する期間の経過後にカウントを開始し、前記第2の比較部による比較処理が完了するまでのカウント値を前記カウント値記憶手段に記憶されたカウント値に加算若しくは減算することで後のタイミングでデジタル信号に変換されるアナログ信号のカウント値を計数するカウンタとを備える
    アナログデジタル変換器。
  6. 先のタイミングでデジタル信号に変換されたアナログ信号と、後のタイミングでデジタル信号に変換されるアナログ信号とを比較する第1の比較部と、
    該第1の比較部の比較結果に基づいて、アップカウントの参照信号若しくはダウンカウントの参照信号のいずれか一方の参照信号を生成する参照信号生成部と、
    後のタイミングでデジタル信号に変換されるアナログ信号と、前記参照信号生成部で生成された参照信号とを比較する第2の比較部と、
    先のタイミングでデジタル信号に変換されたアナログ信号のカウント値を記憶するカウント値記憶手段と、
    前記第2の比較部による比較処理を開始した時点から前記カウント値記憶手段に記憶されたカウント値に達する期間の経過後に、前記カウント値記憶手段に記憶されたカウント値からカウントを開始し、前記第2の比較部による比較処理が完了するまでのカウント値を後のタイミングでデジタル信号に変換されるアナログ信号のカウント値として計数するカウンタとを備える
    アナログデジタル変換器。
  7. 前記カウント値記憶手段は、前記カウンタが後のタイミングでデジタル信号に変換されるアナログ信号のカウント値を計数した後に、同カウント値を記憶する
    請求項5または請求項6に記載のアナログデジタル変換器。
  8. 先のタイミングでデジタル信号に変換されたアナログ信号と、後のタイミングでデジタル信号に変換されるアナログ信号とを比較する第1の比較工程と、
    該第1の比較工程の結果、先のタイミングでデジタル信号に変換されたアナログ信号よりも後のタイミングでデジタル信号に変換されるアナログ信号の方が大きい場合にはダウンカウントの参照信号を生成し、先のタイミングでデジタル信号に変換されたアナログ信号よりも後のタイミングでデジタル信号に変換されるアナログ信号の方が小さい場合にはアップカウントの参照信号を生成する参照信号生成工程と、
    後のタイミングでデジタル信号に変換されるアナログ信号と、前記参照信号生成工程で生成される参照信号とを比較する第2の比較工程と、
    該第2の比較工程を開始した時点から先のタイミングでデジタル信号に変換されたアナログ信号のカウント値に達する期間の経過後にカウントを開始し、前記第1の比較工程の結果が先のタイミングでデジタル信号に変換されたアナログ信号よりも後のタイミングでデジタル信号に変換されるアナログ信号の方が大きい場合には前記第2の比較工程が完了するまでのカウント値を先のタイミングでデジタル信号に変換されたアナログ信号のカウント値と加算することで後のタイミングでデジタル信号に変換されるアナログ信号のカウント値を計数し、前記第1の比較工程の結果が先のタイミングでデジタル信号に変換されたアナログ信号よりも後のタイミングでデジタル信号に変換されるアナログ信号の方が小さい場合には前記第2の比較工程が完了するまでのカウント値を先のタイミングでデジタル信号に変換されたアナログ信号のカウント値と減算することで後のタイミングでデジタル信号に変換されるアナログ信号のカウント値を計数するカウント計数工程とを備える
    アナログデジタル変換方法。
  9. 先のタイミングでデジタル信号に変換されたアナログ信号と、後のタイミングでデジタル信号に変換されるアナログ信号とを比較する第1の比較工程と、
    該第1の比較工程の結果、先のタイミングでデジタル信号に変換されたアナログ信号よりも後のタイミングでデジタル信号に変換されるアナログ信号の方が大きい場合にはダウンカウントの参照信号を生成し、先のタイミングでデジタル信号に変換されたアナログ信号よりも後のタイミングでデジタル信号に変換されるアナログ信号の方が小さい場合にはアップカウントの参照信号を生成する参照信号生成工程と、
    後のタイミングでデジタル信号に変換されるアナログ信号と、前記参照信号生成工程で生成される参照信号とを比較する第2の比較工程と、
    前記第1の比較工程の結果が先のタイミングでデジタル信号に変換されたアナログ信号よりも後のタイミングでデジタル信号に変換されるアナログ信号の方が大きい場合には、前記第2の比較工程を開始した時点から先のタイミングでデジタル信号に変換されたアナログ信号のカウント値に達する期間の経過後に、先のタイミングでデジタル信号に変換されたアナログ信号のカウント値から昇順にカウントを開始し、前記第2の比較工程が完了するまでのカウント値を後のタイミングでデジタル信号に変換されるアナログ信号のカウント値として計数し、前記第1の比較工程の結果が先のタイミングでデジタル信号に変換されたアナログ信号よりも後のタイミングでデジタル信号に変換されるアナログ信号の方が小さい場合には、前記第2の比較工程を開始した時点から先のタイミングでデジタル信号に変換されたアナログ信号のカウント値に達する期間の経過後に、先のタイミングでデジタル信号に変換されたアナログ信号のカウント値から降順にカウントを開始し、前記第2の比較工程が完了するまでのカウント値を後のタイミングでデジタル信号に変換されるアナログ信号のカウント値として計数するカウント計数工程とを備える
    アナログデジタル変換方法。
  10. 入射光に応じたアナログ信号を蓄積する画素がマトリクス状に配列された画素アレイ部と、
    該画素アレイ部の画素列毎に設けられ、先のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号と、後のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号とを比較する第1の比較部と、
    該第1の比較部の比較処理の結果、先のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号よりも後のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号の方が大きい場合にはダウンカウントの参照信号を生成し、先のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号よりも後のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号の方が小さい場合にはアップカウントの参照信号を生成する参照信号生成部と、
    後のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号と、前記参照信号生成部で生成された参照信号とを比較する第2の比較部と、
    該第2の比較部による比較処理を開始した時点から先のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号のカウント値に達する期間の経過後にカウントを開始し、前記第1の比較部の比較処理の結果、先のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号よりも後のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号の方が大きい場合には前記第2の比較部による比較処理が完了するまでのカウント値を先のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号のカウント値と加算することで後のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号のカウント値を計数し、先のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号よりも後のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号の方が小さい場合には前記第2の比較部による比較処理が完了するまでのカウント値を先のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号のカウント値と減算することで後のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号のカウント値を計数するカウンタとを備える
    撮像装置。
  11. 入射光に応じたアナログ信号を蓄積する画素がマトリクス状に配列された画素アレイ部と、
    該画素アレイ部の画素列毎に設けられ、先のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号と、後のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号とを比較する第1の比較部と、
    該第1の比較部の比較処理の結果、先のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号よりも後のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号の方が大きい場合にはダウンカウントの参照信号を生成し、先のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号よりも後のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号の方が小さい場合にはアップカウントの参照信号を生成する参照信号生成部と、
    後のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号と、前記参照信号生成部で生成された参照信号とを比較する第2の比較部と、
    前記第1の比較部の比較処理の結果、先のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号よりも後のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号の方が大きい場合には、前記第2の比較部による比較処理を開始した時点から先のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号のカウント値に達する期間の経過後に、先のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号のカウント値から昇順にカウントを開始し、前記第2の比較部による比較処理が完了するまでのカウント値を後のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号のカウント値として計数し、先のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号よりも後のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号の方が小さい場合には、前記第2の比較部による比較処理を開始した時点から先のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号のカウント値に達する期間の経過後に、先のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号のカウント値から降順にカウントを開始し、前記第2の比較部による比較処理が完了するまでのカウント値を後のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号のカウント値として計数するカウンタとを備える
    撮像装置。
  12. 入射光に応じたアナログ信号を蓄積する画素がマトリクス状に配列された画素アレイ部と、
    該画素アレイ部の画素列毎に設けられ、先のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号と、後のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号とを比較する第1の比較部と、
    該第1の比較部の比較処理の結果、先のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号よりも後のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号の方が大きい場合にはダウンカウントの参照信号を生成し、先のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号よりも後のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号の方が小さい場合にはアップカウントの参照信号を生成する参照信号生成部と、
    後のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号と、前記参照信号生成部で生成された参照信号とを比較する第2の比較部と、
    先のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号のカウント値を記憶するカウント値記憶手段と、
    前記第2の比較部による比較処理を開始した時点から前記カウント値記憶手段に記憶されたカウント値に達する期間の経過後にカウントを開始し、前記第2の比較部による比較処理が完了するまでのカウント値を前記カウント値記憶手段に記憶されたカウント値に加算若しくは減算することで後のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号のカウント値を計数するカウンタとを備える
    撮像装置。
  13. 入射光に応じたアナログ信号を蓄積する画素がマトリクス状に配列された画素アレイ部と、
    該画素アレイ部の画素列毎に設けられ、先のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号と、後のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号とを比較する第1の比較部と、
    該第1の比較部の比較処理の結果、先のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号よりも後のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号の方が大きい場合にはダウンカウントの参照信号を生成し、先のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号よりも後のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号の方が小さい場合にはアップカウントの参照信号を生成する参照信号生成部と、
    後のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号と、前記参照信号生成部で生成された参照信号とを比較する第2の比較部と、
    先のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号のカウント値を記憶するカウント値記憶手段と、
    前記第2の比較部による比較処理を開始した時点から前記カウント値記憶手段に記憶されたカウント値に達する期間の経過後に、前記カウント値記憶手段に記憶されたカウント値からカウントを開始し、前記第2の比較部による比較処理が完了するまでのカウント値を後のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号のカウント値として計数するカウンタとを備える
    撮像装置。
  14. 後のタイミングで読み出しが行なわれた画素は、先のタイミングで読み出しが行なわれた画素と隣接している
    請求項10、請求項11、請求項12または請求項13に記載の撮像装置。
  15. マトリクス状に配列された画素で入射光に応じたアナログ信号を蓄積する蓄積工程と、
    先のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号と、後のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号とを比較する第1の比較工程と、
    該第1の比較工程の結果、先のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号よりも後のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号の方が大きい場合にはダウンカウントの参照信号を生成し、先のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号よりも後のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号の方が小さい場合にはアップカウントの参照信号を生成する参照信号生成工程と、
    後のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号と、前記参照信号生成工程で生成される参照信号とを比較する第2の比較工程と、
    該第2の比較工程を開始した時点から先のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号のカウント値に達する期間の経過後にカウントを開始し、前記第1の比較工程の結果が先のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号よりも後のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号の方が大きい場合には前記第2の比較工程が完了するまでのカウント値を先のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号のカウント値と加算することで後のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号のカウント値を計数し、前記第1の比較工程の結果が先のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号よりも後のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号の方が小さい場合には前記第2の比較工程が完了するまでのカウント値を先のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号のカウント値と減算することで後のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号のカウント値を計数するカウント計数工程とを備える
    撮像装置の駆動方法。
  16. マトリクス状に配列された画素で入射光に応じたアナログ信号を蓄積する蓄積工程と、
    先のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号と、後のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号とを比較する第1の比較工程と、
    該第1の比較工程の結果、先のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号よりも後のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号の方が大きい場合にはダウンカウントの参照信号を生成し、先のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号よりも後のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号の方が小さい場合にはアップカウントの参照信号を生成する参照信号生成工程と、
    後のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号と、前記参照信号生成工程で生成される参照信号とを比較する第2の比較工程と、
    前記第1の比較工程の結果、先のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号よりも後のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号の方が大きい場合には、前記第2の比較工程を開始した時点から先のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号のカウント値に達する期間の経過後に、先のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号のカウント値から昇順にカウントを開始し、前記第2の比較工程が完了するまでのカウント値を後のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号のカウント値として計数し、前記第1の比較工程の結果、先のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号よりも後のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号の方が小さい場合には、前記第2の比較工程を開始した時点から先のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号のカウント値に達する期間の経過後に、先のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号のカウント値から降順にカウントを開始し、前記第2の比較工程が完了するまでのカウント値を後のタイミングで読み出しが行なわれた画素で生成されたアナログ信号のカウント値として計数するカウント計数工程とを備える
    撮像装置の駆動方法。
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