JP2007104240A - 固体撮像装置、固体撮像装置の駆動方法および撮像装置 - Google Patents

固体撮像装置、固体撮像装置の駆動方法および撮像装置 Download PDF

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Abstract

【課題】回路規模を小さく抑えつつ、黒沈み現象を回避することが望まれている。
【解決手段】列並列ADCで用いられている既存のDAC18と比較器21およびAND回路22とを利用し、例えば1つのNAND回路41、1つのインバータ42および2つのスイッチ素子43,44によって構成されるラッチ回路32等の簡単なデジタル回路を追加するだけの極めて簡単な回路構成で黒沈み検出回路30Aを実現し、レイアウト面積を最小限に抑える。
【選択図】図4

Description

本発明は、固体撮像装置、固体撮像装置の駆動方法および撮像装置に関する。
CCD(Charge Coupled Device)型イメージセンサやCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)型イメージセンサなどの固体撮像装置は、近年、携帯電話等の各種携帯端末機器に搭載される撮像装置や、デジタルスチルカメラあるいはデジタルビデオカメラなどの撮像装置の画像入力装置(撮像デバイス)として広く用いられている。
図10は、一般的な固体撮像装置の画素部分の構成例を示す回路図である。図10に示すように、本例に係る単位画素100は、光電変換素子、例えばフォトダイオード101に加えて、例えば転送トランジスタ102、リセットトランジスタ103、増幅トランジスタ104および選択トランジスタ105の4つのトランジスタを有する回路構成となっている。ここでは、これらトランジスタ102〜105として、例えばnチャネル型のMOSトランジスタを用いた回路例を示している。
転送トランジスタ102は、フォトダイオード101のカソード電極とFD(フローティングディフュージョン)部106との間に接続され、転送ゲートパルスTGが与えられる転送制御線111にゲート電極が接続されている。リセットトランジスタ103は、電源Vddにドレイン電極が、FD部106にソース電極が、リセットパルスRSが与えられるリセット制御線112にゲート電極がそれぞれ接続されている。
増幅トランジスタ104は、FD部106にゲート電極が、信号線121にソース電極がそれぞれ接続されたソースフォロア回路構成となっている。信号線121の一端は定電流源122に接続されている。選択トランジスタ105は、電源VDDにドレイン電極が、増幅トランジスタ104のドレイン電極にソース電極が、選択パルスSELが与えられる選択制御線113にゲート電極がそれぞれ接続されている。
図11は、増幅トランジスタ104および選択トランジスタ105を除く画素部分の断面構造を示す断面図である。
p型基板131の表層部にn型拡散領域132,133,134が形成されている。また、p型基板131の上には、n型拡散領域132とn型拡散領域133との間の上方にゲート電極135が、n型拡散領域133とn型拡散領域134との間の上方にゲート電極136が、それぞれ図示しないゲート酸化膜(SiO2 )を介して形成されている。
図10との対応関係において、フォトダイオード101は、p型基板131とn型拡散領域132とのpn接合によって形成されている。転送トランジスタ102は、n型拡散領域132およびn型拡散領域133とその間のゲート電極135とによって形成されている。リセットトランジスタ103は、n型拡散領域133およびn型拡散領域134とその間のゲート電極136とによって形成されている。
n型拡散領域133はFD部106となり、増幅トランジスタ104のゲート電極と電気的に接続される。リセットトランジスタ103のドレイン領域となるn型拡散領域134には電源電位Vddが与えられる。そして、フォトダイオード101を除くp型基板131の上面は、遮光層137によって覆われている。
次に、図11の断面図を基にして、図12の波形図を用いて画素100の回路動作について説明する。
図11に示すように、フォトダイオード101に光が照射されると、光の強さに応じて電子(−)と正孔(+)の対が誘起される(光電変換)。また、図12において、時刻T1で選択トランジスタ105のゲート電極に選択パルスSELが印加され、同時にリセットトランジスタ103のゲート電極にリセットパルスRSが印加される。その結果、リセットトランジスタ103が導通状態になり、時刻T2でFD部106が電源電位Vddにリセットされる。
FD部106がリセットされると、このリセット時のFD部106の電位がリセットレベルVnとして増幅トランジスタ104を介して信号線121に出力される。このリセットレベルは、画素100固有のノイズ成分に対応したものとなる。リセットパルスRSは、所定の期間(時刻T1〜T3)のみアクティブ(“H”レベル)状態となる。FD部106は、リセットパルスRSがアクティブ状態から非アクティブ(“L”レベル)状態に遷移した後もリセットされた状態を保っている。このリセット状態にある期間がリセット期間となる。
次に、選択信号SELがアクティブ状態のままで、時刻T4で転送トランジスタ102のゲート電極に転送ゲートパルスTGが印加される。すると、転送トランジスタ102が導通状態となり、フォトダイオード101で光電変換され、蓄積された信号電荷がFD部106に転送される。その結果、FD部106の電位が信号電荷の電荷量に応じて変化する(時刻T4〜T5)。このときのFD部106の電位が信号レベルVsとして増幅トランジスタ104を介して信号線121に出力される(信号読み出し期間)。そして、信号レベルVsとリセットレベルVnとの差分RSI1が、ノイズ成分を除去した純粋な画素信号レベルとなる。
通常、明るい物体を撮像した方が、暗い物体を撮像するよりもリセット期間におけるフォトダイオード101に蓄積される電荷が多いので、信号線121上におけるレベル差RSI1は大きくなる。
(黒沈み現象の発生メカニズム)
ところで、固体撮像装置において、特に太陽光のような非常に強い光が画素100に入射すると、最も明るい部分が黒く沈んでしまう、いわゆる黒沈み現象が起こることが知られている。
この黒沈み現象の発生メカニズムについて、図13および図14を用いて説明する。図13は、黒沈み現象の発生メカニズムを説明する概略図であり、図11と実質的に同様の構造となっている。図14は、黒沈み現象時の波形図である。
リセット期間において、図11の場合と同様に、時刻T1′で選択トランジスタ105のゲート電極に選択パルスSELが印加され、同時にリセットトランジスタ103のゲート電極にリセットパルスRSが印加される。その結果、リセットトランジスタ103が導通状態になり、時刻T2′でFD部106が電源電位Vddにリセットされる。このリセット時のFD部106の電位がリセットレベルVnとして増幅トランジスタ104を介して信号線121に出力される。
しかしながら、図13に示すように、フォトダイオード101に太陽光のように非常に強い光が照射されると、p型基板131とn型拡散領域132とにより形成されるpn接合部に、図11と比較して多量の電子(−)と正孔(+)の対が誘起される。その結果、光電変換された過剰の電子がフォトダイオード101から溢れ出す。そのため、転送ゲートパルスTGが非アクティブ状態にあるにもかかわらず、過剰電子は転送トランジスタ102を飛び越えてFD部106へ到達する。このため、FD部106の電位が低下し、その結果、信号線121の電位が低下する(時刻T2′〜T4′)。
同様に、信号読出し期間において、選択信号SELがアクティブ状態のままで、時刻T4′で転送トランジスタ102のゲート電極に転送ゲートパルスTGが印加されると、転送トランジスタ102が導通状態になって、フォトダイオード101で光電変換され、蓄積された信号電荷をFD部106に転送する。その結果、FD部106の電位が信号電荷の電荷量に応じて変化する(時刻T4′〜T5′)。このときのFD部106の電位が信号レベルVsとして増幅トランジスタ104を介して信号線121に出力される。
このとき、上記のようにリセット期間において、過剰の電子が漏れ出した結果、図14から明らかなように、信号線121の電位はリセットパルスRSの印加時に比べて低下している。その結果、信号読み出し期間における電位差RSI2は、強い光が照射されているにもかかわらず低下してしまう。
図15は、黒沈み現象の発生メカニズムの説明図である。図15において、横軸が画素100への入射光量、縦軸が画素100から得られる画素信号量をそれぞれ表している。
通常は、信号読み出し期間の信号レベルVsigとリセット期間のリセットレベルVresとの差分Vsig−Vresが純粋な画素信号レベルとして出力され、入射光量が一定の光量Bを超えると信号レベルVsigが飽和してしまい、一定の画素信号レベルが出力される。
そして、光量Bよりもさらに大きな所定の光量Cで光リークノイズVnが徐々に大きな信号となり、光量Cを超えた領域で差分処理を行った場合には、強い光が照射されているにもかかわらず差分Vsig−Vresが小さくなるために、非常に明るいにもかかわらず黒く見える黒沈み現象が生じる。
ここで、光リークノイズVnについて説明する。強力な過大光が入射したとき、光を電子に変換する機能を有するフォトダイオード101に蓄積した電荷が溢れる場合があり、その溢れ分がノイズとなる。あるいは、フォトダイオード101から読み出した電荷を電気信号に変換する機能を有するFD部106に光が漏れ込んだ場合、その漏れ込み分がノイズとなる。
黒沈み現象を回避するために、従来は、信号レベルVsigが飽和する領域(光量Bを超える領域)にあるか、リセットレベルVresが変化する領域(光量Cを超える領域)にあるかを検出することによって入射光が非常に強いか否かを判断し、その判断結果に基づいて差分処理(Vsig−Vres)に対して補正を行うようにしていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−248304号公報
具体的には、図16に示すように、画素アレイ部201からNメモリ202、Sメモリ203を介して出力されるリセットレベルVres、信号レベルVsigをそれぞれ増幅するアンプ204と、信号レベルVsigとリセットレベルVresとの差分をとる差動アンプ205との間におけるリセットレベルVres側の信号線中にスイッチ206を挿入する。そして、光レベル検出回路207で信号レベルVresが所定のレベルVa以上であるか、あるいはリセットレベルVresが所定のレベルVbであるかを検出した場合にはスイッチ206をオフ(開)し、差動アンプ205での差分処理を中止することによって黒沈み現象を回避するようにしていた。
あるいは、図17に示すように、光レベル検出回路207で信号レベルVsigが所定のレベルVa以上であるか、あるいはリセットレベルVresが所定のレベルVbであるかを検出した場合にも、差動アンプ205での差分処理を行い、その差分をA/D変換回路208でデジタル信号に変換してメモリ209に記憶する一方、光レベル検出回路207による上記状態の検出時には、メモリ209から差分信号を読み出すときに変換回路210によってその差分信号を所定レベルの信号(信号レベルVa)に変換するか、あるいは光レベル検出回路207の飽和検知信号でA/D変換回路209のデジタルデータを飽和データに変換することによって黒沈み現象を回避するようにしていた。
しかしながら、上述した各従来技術では、信号レベルVresが所定のレベルVa以上であるか、あるいはリセットレベルVresが所定のレベルVbであるかを検出する光レベル検出回路207を、既存のシステムに対して余分に追加する必要があるために、黒沈み現象を回避する回路として回路規模が大きくなってしまうという問題がある。また、後者の従来技術では、光レベル検出回路207の出力信号に、黒沈み現象の検出用フラグとして余分なビットを増やさなければならない。
そこで、本発明は、黒沈み現象を検出するための回路規模を小さく抑えることが可能な固体撮像装置および固体撮像装置の駆動方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明では、外部からの入射光を電気信号に変換する光電変換素子を含む単位画素が複数配置されてなる画素アレイ部と、ランプ波形の参照信号を発生する参照信号生成手段と、前記単位画素から出力されるアナログ信号に含まれるリセット時のリセットレベルと入射光相当の信号レベルとを前記参照電圧と比較する比較手段と、前記比較手段への前記基準信号の供給に同期してカウント動作を開始し、前記比較手段の比較出力が反転するまでカウント動作を継続することによって前記比較手段での比較完了までの比較時間を計測し、前記リセットレベルおよび前記信号レベルに対応したカウント値を得るカウンタとを具備する固体撮像装置において、黒沈み現象を検出するに当たって、前記参照信号生成手段から所定値の検出値を出力し、前記リセットレベルが前記検出値に達したときの前記比較手段の比較結果を前記黒沈み現象の検出結果として一定期間保持し、その検出結果に基づいて黒沈み現象を回避する構成を採っている。
上記構成の固体撮像装置において、比較手段は、黒沈み現象を検出する期間ではリセットレベルを検出値と比較することで、黒沈み現象を検出する手段の一部を構成することになる。したがって、黒沈み現象を検出する手段としては、基本的に、黒沈み現象を検出する期間での比較手段の比較結果を一定期間保持するための回路を追加するだけの簡単な回路構成で実現できる。
本発明によれば、黒沈み現象を検出するための手段を簡単な回路構成で実現できるために、回路規模を小さく抑え、レイアウト面積を最小限に抑えることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明に係る固体撮像装置、例えば行列状の画素配列に対して列毎にアナログ−デジタル変換装置(以下、ADC(Analog-Digital Converter)と略す)を配置してなる列並列ADC搭載の固体撮像装置(例えば、CMOSイメージセンサ)の基本構成を示すブロック図である。
図1において、単位画素11は、光電変換素子、例えばフォトダイオードと画素トランジスタ(画素内アンプ)とを有し、行列状(n行m列)に2次元配置されることによって画素アレイ部12を構成している。単位画素11としては、例えば図10に示した4トランジスタ構成のものを用いることができる。
ただし、単位画素11としては、4トランジスタ構成のものに限られるものではなく、増幅トランジスタを選択トランジスタとして兼用した3トランジスタ構成のものなど、光電変換素子および当該光電変換素子で光電変換して得られる電荷に応じた信号を出力する出力トランジスタを含む構成のものであれば良い。
画素アレイ部12のn行m列の画素配置に対して、行毎に行制御線121(121−1〜121−n)が配線され、列毎に列信号線122(122−1〜122−m)が配線されている。この画素アレイ部12の周辺には、当該画素アレイ部12の周辺駆動回路として、行走査回路13、カラム処理部(列並列ADCブロック)14、列走査回路15、タイミング制御回路16などが設けられている。
行走査回路13は、行制御線121−1〜121−nを介して、画素アレイ部12の行アドレスや行走査の制御を行う。カラム処理部14は、列信号線122−1〜122−mの各一端側には、これら列信号線122−1〜122−m毎に配置されたADC20−1〜20−mによって構成されている。
これらADC20−1〜20−mの各々に対して、参照電圧VREFを供給する手段、例えばデジタル−アナログ変換装置(以下、DAC(Digital-Analog Converter)と略す)18が設けられている。DAC18は、タイミング制御回路16から与えられるクロック信号に同期して、時間が経過するにつれて階段状に変化(例えば、下降)する、いわゆるランプ(RAMP)波形の信号を参照電圧VREFとして生成する。
ADC20(20−1〜20−m)は、比較器21、AND回路22、カウンタ23およびメモリ装置24によって構成され、単位画素11から列信号線122−1〜122−mを経由して与えられるアナログ信号VSLをNビットのデジタル信号に変換する機能を有している。
比較器21は、行制御線121−1〜121−n毎に、選択行の単位画素11のアナログ信号VSLを、DAC18から与えられる参照電圧VREFと比較し、アナログ信号VSLが参照電圧VREFよりも低いときに比較出力Vcompが高レベル(以下、「“H”レベル」と記す)になり、アナログ信号VSLが参照電圧VREF以上になったときに比較出力Vcompが低レベル(以下、「“L”レベル」と記す)になる。
AND回路22は、タイミング制御回路16から参照電圧VREFの発生時に与えられるクロック信号CLKを一方の入力とし、比較器21の比較出力Vcompを他方の入力とし、比較器21の比較出力Vcompでクロック信号CLKをマスキングする。これにより、AND回路22からは、比較出力Vcompが“H”レベルのときにのみクロック信号CLKが通過し、クロック信号CKとしてカウンタ23に与えられる。
カウンタ23は、例えばアップ/ダウンカウンタからなり、クロック信号CKに同期してカウント動作を行うことにより、比較器21での比較時間、即ち比較器21に参照電圧VREFが与えられてから比較出力Vcompが“H”レベルから“L”レベルに反転するまでの時間を計測する。メモリ装置24は、カウンタ23のカウント結果を、AD変換結果であるNビットのデジタル信号として保持する。
列走査回路15は、カラム処理部14のADC20(20−1〜20−m)の各々に対する列アドレスや列走査の制御を行う。すなわち、ADC20の各々でAD変換され、当該ADC20内のメモリ装置24に保持されたNビットのデジタル信号は、列走査回路15による列走査によって順にNビット幅の水平出力線18に読み出され、当該水平出力線18によって外部へ出力される。
タイミング制御回路16は、行走査回路13、列走査回路15、DAC18およびカウンタ23などの各動作に必要なクロック信号やタイミング信号をマスタークロックMCKに基づいて生成し、これら生成したクロック信号やタイミング信号を該当する回路部分に供給する。
上記構成の列並列ADC搭載の固体撮像装置10において、画素アレイ部12の各画素11を駆動制御する周辺の回路、即ち行走査回路13、カラム処理部14、列走査回路15、タイミング制御回路16およびDAC18などは、画素アレイ部12と同一の半導体基板(チップ)上に集積される。
次に、上記構成の列並列ADC搭載固体撮像装置10における通常撮像時の動作について、図2のタイミングチャートを用いて説明する。図2には、参照電圧VREF、単位画素11から出力されるアナログ信号(列信号線122−1〜122−mの信号電圧)VSL、比較器21の比較出力Vcomp、クロック信号CLK,CKの各波形およびタイミング関係を示している。
ある選択行の単位画素11からの列信号線122−1〜122−mへの1回目の読み出し動作が安定した後に、DAC18から参照電圧VREFが比較器21に与えられることで、当該比較器21において列信号線122−1〜122−mの信号電圧VSLと参照電圧VREFとの比較動作が行われる。また、参照電圧VREFが比較器21に与えられると同時に、AND回路22を通過してクロック信号CLK、即ちクロック信号CKに同期して、カウンタ23が1回目のカウント動作を開始する。
この1回目のカウント動作では、図3に示すように、カウンタ23はクロック信号CKに同期してダウンカウント(0,−1,−2,…,−A)を行う。比較器21での比較動作において、参照電圧VREFと信号電圧VSLとが等しくなったとき、比較器21の比較出力Vcompの極性が“H”レベルから“L”レベルに反転する。この比較器21の比較出力Vcompの極性反転を受けて、クロック信号CLKがAND回路22でマスキングされる。
クロック信号CLKのマスキングにより、カウンタ23へのクロック信号CKの供給が停止されるために、カウンタ23はカウント動作を停止する。この1回目の読み出し動作では、単位画素11のリセットレベルVresの読み出しが行われる。そして、リセット期間における比較器21での比較時間に応じたカウント値が、リセットレベルVresに対応したカウント値としてカウンタ23に保持される。
2回目の読み出しでは、単位画素11毎の入射光量に応じた信号レベルVsigの読み出しが1回目の読み出しと同様の動作によって行われる。すなわち、ある選択行の単位画素11から列信号線122−1〜122−mへの2回目の読み出し動作が安定した後に、DAC18から参照電圧VREFが比較器21に与えられることで、当該比較器21において列信号線122−1〜122−mの信号電圧VSLと参照電圧VREFとの比較動作が行われる。参照電圧VREFが比較器21に与えられると同時に、カウンタ23でクロック信号CKに同期して2回目のカウントが行われる。
この2回目のカウント動作では、図3に示すように、カウンタ23はクロック信号CKに同期してアップカウント(0,+1,+2,…,+B)を行う。比較器21での比較動作において、参照電圧VREFと信号電圧VSLとが等しくなったとき、比較器21の比較出力Vcompの極性が“H”レベルから“L”レベルに反転する。この比較器21の比較出力Vcompの極性反転を受けて、クロック信号CLKがAND回路22でマスキングされる。クロック信号CLKのマスキングにより、カウンタ23へのクロック信号CKの供給が停止されるために、カウンタ23はカウント動作を停止する。
この2回目の読み出し動作では、単位画素11の信号レベルVsigの読み出しが行われる。ただし、2回目の読み出し動作では、1回目のカウントのカウント値、即ちダウンカウントのカウント値を基準に2回目のカウント、アップカウントが行われるために、カウンタ23の最終的なカウント値は、1回目のカウント値から2回目のカウント値を差し引いた値となる(図3参照)。そして、この最終的なカウント値は、単位画素11の信号レベルVsigを示す値としてメモリ装置24に保持される。
上述した一連のAD変換動作の終了後、列走査回路15による列走査により、メモリ装置22に保持されたNビットのデジタル信号がN本の水平出力線17を経て外部へ出力される。その後、順次行毎に、同様の上述した一連のAD変換動作が繰り返されることによって2次元画像が生成される。
[黒沈み検出回路]
上述した列並列ADC搭載固体撮像装置10において、本発明では、黒沈み現象を検出する手段(黒沈み検出回路)を、ADC20内の比較器21を利用して構成することを特徴としている。
(回路例1)
図4は、回路例1に係る黒沈み検出回路30Aの構成を示す回路図であり、図中、図1と同等部分には同一符号を付して示している。ここでは、ある画素列における単位画素11と共に示している。
図4において、本回路例1に係る黒沈み検出回路30Aは、DAC18とカラム処理部14の比較器21およびAND回路22とを利用し、これらに加えてインバータ31、ラッチ回路32およびNAND回路33を有し、単位画素11のリセット動作時にアクティブとなるリセットパルスRS(図12参照)が非アクティブ(“L”レベル)となるタイミングからの一定期間を黒沈み検出期間として黒沈み検出を行う構成となっている。
黒沈み検出期間において、DAC18は、参照電圧VREFの最大値よりも一定幅(検出幅)ΔVだけ低い一定値の黒沈み検出値を出力する。この黒沈み検出値としては、比較器21の比較動作において、通常光が単位画素11に入射したときの信号電圧(アナログ信号電圧)VSLよりも低く、黒沈み現象が起きるような過大光が単位画素11に入射したときに信号電圧VSLよりも高くなる値に設定される。すなわち、黒沈み検出値は、過大光の影響で、信号電圧VSLのリセットレベルが通常時よりもどの程度下降したら黒沈みと判断するかの指標となる。
DAC18は、適当なデジタルデータが入力されることで、参照電圧VREFとして、リセットレベル判定用の階段状のランプ波形および信号レベル判定用のランプ波形に加えて、黒沈み検出用の黒沈み検出値を生成する。すなわち、黒沈み検出値を決める検出幅ΔVは、DAC18に入力するデジタルデータによって任意に変更可能である。
比較器21は、先述したように、ランプ波形の参照電圧VREFに基づいてリセットレベルVresおよび信号レベルVsigの判定を行うことに加えて、黒沈み検出期間において、信号電圧VSLが黒沈み検出値以下になったときに、過大光に起因して黒沈み現象が発生することを検出する。比較器21の比較出力は、インバータ31で極性反転され、比較出力CMP_OUTとしてラッチ回路32にそのD(データ)入力として与えられるとともに、NAND回路33にその一方の入力として与えられる。
ラッチ回路32は、リセットパルスRSに同期してアクティブ(“L”レベル)となるプリセット信号LATCH_PRSTによってラッチ出力LATCH_OUTが初期化され、ラッチ信号SUN_LATCHが“H”レベルのとき比較器21の比較出力CMP_OUT、即ち黒沈み検出結果を記憶し、ラッチ信号SUN_LATCHが“L”レベルのとき記憶した黒沈み検出結果を保持する。ラッチ回路32は、ラッチした黒沈み検出結果を一定期間、例えば次にプリセット信号LATCH_PRSTが与えられるまでの期間、即ち1H(Hは水平期間)の期間に亘って保持する。
図6は、ラッチ回路32の構成の一例を示す回路図である。本例に係るラッチ回路32は、1つのNAND回路41、1つのインバータ42および2つのスイッチ素子43,44からなる簡単なデジタル回路構成となっている。ラッチ回路32のラッチ出力LATCH_OUTは、NAND回路33にその他方の入力として与えられる。
NAND回路33は、比較器21の比較出力CMP_OUTとラッチ出力LATCH_OUTとの否定論理積をとる。NAND回路33の演算結果であるカウント許可信号JUGDE_OUTは、AND回路22にその他方の入力として、比較器21の比較出力Vcompの代わりに供給されることで、黒沈み現象を回避する作用をなす。すなわち、NAND回路33は、特許請求の範囲における回避手段に相当する。
次に、上記構成の黒沈み検出回路30Aの回路動作について、図5のタイミングチャートを用いて説明する。図5は、リセットパルスRS、参照電圧VREF、信号電圧VSL、プリセット信号LATCH_PRST、比較出力CMP_OUT、ラッチ出力LATCH_OUT、カウント許可信号JUGDE_OUTおよびラッチ信号SUN_LATCHのタイミング関係を示すタイミングチャートである。
(1)過大光による黒沈みを検出する場合
過大光の入射により信号電圧VSLのリセットレベルVRESが下降し、上記黒沈み検出値に達すると、即ちその下降分が検出幅ΔVに達すると、比較器21の比較出力CMP_OUTが“H”レベルから“L”レベルに反転する。この“L”レベルの比較出力CMP_OUTは、ラッチ信号SUN_LATCHが“H”レベルになったときにラッチ回路32に記憶される。
そして、ラッチ信号SUN_LATCHが“H”レベルから“L”レベルに遷移すると、ラッチ回路32のラッチ出力LATCH_OUTが“L”レベルに保持される。このとき、ラッチ出力LATCH_OUTと比較出力CMP_OUTとの否定論理積がNAND回路33でとられることで、当該NAND回路33の出力であるカウント許可信号JUGDE_OUTが、“L”レベルから“H”レベルに遷移する。
ラッチ出力LATCH_OUTの“L”レベル状態が1H期間保持されるため、カウント許可信号JUGDE_OUTの“H”レベル状態も1H期間保持される。これにより、AND回路22がクロック信号CLKをクロック信号CKとして1H期間出力し続けるために、カウンタ23は停止せず、当該クロック信号CKに同期してフルカウント値(カウンタ23が取り得る最大カウント値)までカウント動作を続ける。
そして、カウンタ23のフルカウント値は、図1のメモリ装置24に保持され、列走査回路15による列走査により、水平出力線17を経て外部へ出力される。ここで、カウンタ23のフルカウント値は、白信号レベルに対応する値である。したがって、過大光、特に太陽光のような非常に強い光が単位画素11に入射したとしても、カウンタ23のフルカウント値に基づく信号レベルが白信号レベルであるために、最も明るい部分が黒く沈んでしまう黒沈み現象を回避することができる。
黒沈み検出期間の終了後は、通常の差分処理、即ち先述したリセット期間および信号読み出し期間での動作が順次行われることで、単位画素11の入射光強度に応じた信号レベルのデジタル信号が外部へ出力される。
(2)黒沈みが起きない通常の場合
許容範囲内の通常光が単位画素11に入射した場合は、信号電圧VSLのリセットレベルVRESは下降することがないために、比較器21の比較出力CMP_OUTは反転せず、“H”レベルのままである。
このとき、ラッチ出力LATCH_OUTが“H”レベルを保持するために、カウント許可信号JUGDE_OUTは比較器21の比較出力CMP_OUTに依存することになる。すなわち、カウント許可信号JUGDE_OUTとして、比較出力CMP_OUTの反転結果、即ち“L”レベルがAND回路22に与えられる。黒沈み検出期間の終了後は、通常の差分処理が行われる。
(回路例2)
図7は、回路例2に係る黒沈み検出回路30Bの構成を示す回路図であり、図中、図1と同等部分には同一符号を付して示している。ここでも、ある画素列における単位画素11と共に示している。
図7において、本回路例2に係る黒沈み検出回路30Bは、回路例1と同様にDAC18とカラム処理部14の比較器21およびAND回路22とを利用し、これらに加えてインバータ34、ラッチ回路35およびリセットレベル補正回路36を有し、単位画素11のリセット動作時にアクティブとなるリセットパルスRSが非アクティブとなるタイミングからの一定期間を黒沈み検出期間として黒沈み検出を行う構成となっている。
黒沈み検出期間において、DAC18は、参照電圧VREFの最大値よりも一定幅(検出幅)ΔVだけ低い一定値の黒沈み検出値を出力する。黒沈み検出値は、回路例1の場合と同様にして設定され、過大光の影響で、信号電圧VSLのリセットレベルが通常時よりもどの程度下降したら黒沈みと判断するかの指標となる。
DAC18は、適当なデジタルデータが入力されることで、参照電圧VREFとして、リセットレベル判定用の階段状のランプ波形および信号レベル判定用のランプ波形に加えて、黒沈み検出用の黒沈み検出値を生成する。すなわち、黒沈み検出値を決める検出幅ΔVは、DAC18に入力するデジタルデータによって任意に変更可能である。
比較器21は、先述したように、ランプ波形の参照電圧VREFに基づいてリセットレベルVresおよび信号レベルVsigの判定を行うことに加えて、黒沈み検出期間において、信号電圧VSLが黒沈み検出値以下になったときに、過大光に起因して黒沈み現象が発生することを検出する。比較器21の比較出力CMP_OUTは、AND回路22にその他方の入力として直接与えられる(図1の構成)とともに、インバータ34で極性反転され、ラッチ回路35にそのD(データ)入力として与えられる。
ラッチ回路35は、リセットパルスRSに同期してアクティブ(“L”レベル)となるプリセット信号LATCH_PRSTによってラッチ出力LATCH_OUTが初期化され、ラッチ信号SUN_LATCHが“H”レベルのとき比較器21の比較出力CMP_OUT、即ち黒沈み検出結果を記憶し、ラッチ信号SUN_LATCHが“L”レベルのとき記憶した黒沈み検出結果を保持する。ラッチ回路35としては、図6に示す回路構成のものが用いられる。
ここで、黒沈み検出結果については、一定期間、具体的にはリセット期間(リセットレベル出力期間)中保持されていれば十分であるために、当該リセット期間が終了するとラッチ回路35の初期化が行われる。すなわち、リセット期間終了のタイミングでアクティブ(“L”レベル)となるプリセット信号LATCH_PRSTによってラッチ回路35のラッチ出力LATCH_OUTの初期化が行われる。ラッチ回路35のラッチ出力LATCH_OUTは、リセットレベル補正回路36に供給される。
リセットレベル補正回路36は、特許請求の範囲における回避手段に相当し、ラッチ出力LATCH_OUTに応答してアクティブ状態となり、リセットレベルVRESを補正するための補正レベルを出力する。補正レベルとしては、ランプ波形である参照電圧VREFの変化幅内のレベル、例えば電源レベルが設定される。スイッチ素子37は、リセットレベル補正回路36の出力端と列信号線122(122−1〜122−m)との間に接続され、黒沈み期間が終了した後にアクティブ(“H”レベル)となる補正許可信号HOSEI_ENに応答して(閉)状態となり、リセットレベル補正回路36から出力される補正レベルを列信号線122に供給する。
次に、上記構成の黒沈み検出回路30Bの回路動作について、図8のタイミングチャートを用いて説明する。図8は、リセットパルスRS、参照電圧VREF、信号電圧VSL、プリセット信号LATCH_PRST、補正許可信号HOSEI_EN、比較出力CMP_OUT、ラッチ出力LATCH_OUTおよびラッチ信号SUN_LATCHのタイミング関係を示すタイミングチャートである。
(1)過大光による黒沈みを検出する場合
過大光の入射により信号電圧VSLのリセットレベルVRESが下降し、上記黒沈み検出値に達すると、即ちその下降分が検出幅ΔVに達すると、比較器21の比較出力CMP_OUTが“L”レベルから“H”レベルに反転する。この“H”レベルの比較出力CMP_OUTは、インバータ34で反転され(“L”レベル)、ラッチ信号SUN_LATCHが“H”レベルになったときにラッチ回路32に記憶される。
そして、ラッチ信号SUN_LATCHが“H”レベルから“L”レベルに遷移すると、ラッチ回路32のラッチ出力LATCH_OUTが“L”レベルに保持される。ラッチ出力LATCH_OUTの“L”レベル状態は、プリセット信号LATCH_PRSTがアクティブ(“L”レベル)となるリセット期間終了まで保持される。このラッチ出力LATCH_OUTは、リセットレベル補正回路36にフィードバックされる。
リセットレベル補正回路36は、“L”レベルのラッチ出力LATCH_OUTに応答してアクティブ状態となり、例えば電源レベルの補正レベルを出力する。ただし、黒沈み検出期間中は、補正許可信号HOSEI_ENが“L”レベル、即ちリセットレベル補正回路36と列信号線122(122−1〜122−m)との間の接続がオープン状態にあるために、リセットレベル補正回路36によるリセットレベルVRESの補正は行われない。
黒沈み検出期間が終了すると、補正許可信号HOSEI_ENが“H”レベルになり、当該補正許可信号HOSEI_ENに応答してスイッチ素子37がオン状態になることにより、リセットレベル補正回路36と列信号線122との間の接続がクローズ状態となるために、リセットレベル補正回路36から出力される補正レベルは、スイッチ素子37を介して列信号線122に供給される。
このとき、列信号線122には、過大光の入射により下降中の信号電圧VSLのリセットレベルVRESが与えられている状態にある。この状態で、リセットレベル補正回路36から列信号線122に補正レベルが供給されることで、リセットレベルVRESの補正が行われる。
すなわち、リセットレベルVRESは強制的に補正レベル、具体的には電源レベルまで持ち上げられ、上記黒沈み検出値を超えることになるために、比較器21の比較出力CMP_OUTが“H”レベルから“L”レベルに反転し、黒沈み検出が解除される。したがって、過大光、特に太陽光のような非常に強い光が単位画素11に入射したとしても、黒沈み現象を回避することができる。
リセットレベルVRESの補正後は、通常の差分処理、即ち先述したリセット期間および信号読み出し期間での動作が順次行われることで、単位画素11の入射光強度に応じた信号レベルのデジタル信号が外部へ出力される。
(2)黒沈みが起きない通常の場合
許容範囲内の通常光が単位画素11に入射した場合は、信号電圧VSLのリセットレベルVRESは下降することがないために、比較器21の比較出力CMP_OUTは反転せず、“L”レベルのままである。このとき、ラッチ出力LATCH_OUTが“H”レベルを保持するために、リセットレベル補正回路36が非アクティブ状態のままであり、当該リセットレベル補正回路36によるリセットレベルVRESの補正は行われない。黒沈み検出期間の終了後は、通常の差分処理が行われる。
上述した回路例1,2に係る黒沈み検出回路30A,30Bが、列並列ADCで用いられている既存のDAC18と比較器21およびAND回路22とを利用し、例えば1つのNAND回路41、1つのインバータ42および2つのスイッチ素子43,44によって構成されるラッチ回路32,35(図6参照)等の簡単なデジタル回路を追加するだけの極めて簡単な回路構成となっているために、黒沈み現象を回避するための回路のレイアウト面積を最小限に抑えることができる。
このように、黒沈み現象を回避するための回路を小規模な回路構成にて実現できることにより、特に列毎にADC20(20−1〜20−m)を配置してなる列並列ADC搭載固体撮像装置の場合のように、黒沈み現象を回避する回路を列毎に配置するに当たって、レイアウト面積に制約があったとしてもその制約内で配置でき、その結果、太陽光のような非常に強い光が入射した際に発生する黒沈み現象を確実に回避できる列並列ADC搭載固体撮像装置を実現できることになる。
なお、上記実施形態では、黒沈み検出回路30A,30Bによる黒沈み現象の発生検出を、単位画素11のリセットレベルVRESを読み出すリセット期間の始めに行うとしたが、リセット期間と信号読み出し期間との間で行うようにすることも可能である。
また、上記実施形態では、ランプ波形の参照電圧VREFを生成する手段(生成回路)としてDAC18を用いるとしたが、これに限られるものではなく、ランプ波形の参照電圧VREFを生成可能な回路であればその構成は問わない。
[適用例]
上記実施形態に係る列並列ADC搭載固体撮像装置10は、ビデオカメラやデジタルスチルカメラ等の撮像装置において、その撮像デバイス(画像入力装置)として用いて好適なものである。
ここに、撮像装置とは、撮像デバイスとしての固体撮像装置、当該固体撮像装置の撮像面(受光面)上に被写体の像光を結像させる光学系および当該固体撮像装置の信号処理回路を含み、携帯電話等の電子機器に搭載されて用いられるカメラモジュールや、当該カメラモジュールを搭載したデジタルスチルカメラやビデオカメラ等のカメラシステムを言うものとする。
図9は、本発明に係る撮像装置の構成の一例を示すブロック図である。図9に示すように、本例に係る撮像装置は、レンズ51を含む光学系、撮像デバイス52、カメラ信号処理回路53およびシステムコントローラ54等によって構成されている。
レンズ51は、被写体からの像光を撮像デバイス52の撮像面に結像する。撮像デバイス52は、レンズ51によって撮像面に結像された像光を画素単位で電気信号に変換して得られる画像信号を出力する。この撮像デバイス52として、先述した実施形態に係る列並列ADC搭載固体撮像装置10が用いられる。
カメラ信号処理部53は、撮像デバイス52から出力される画像信号に対して種々の信号処理を行う。システムコントローラ54は、撮像デバイス52やカメラ信号処理部53に対する制御を行う。特に、撮像デバイス52の列並列ADCが、画素全ての情報を読み出すプログレッシブ走査方式での通常フレームレートモードと、通常フレームレートモード時に比べて、画素の露光時間を1/Nに設定してフレームレートをN倍に上げる高速フレームレートモードとの各動作モードに対応したAD変換動作が可能であれば、外部からの指令に応じて動作モードの切り替え制御などを行う。
このように、携帯電話等の電子機器に搭載されて用いられるカメラモジュールや、当該カメラモジュールを搭載したデジタルスチルカメラやビデオカメラ等のカメラシステムにおいて、その撮像デバイス(画像入力装置)52として先述した実施形態に係る列並列ADC搭載固体撮像装置10を用いることで、当該固体撮像装置10では黒沈み現象を回避するための回路のレイアウト面積を最小限に抑えることができるために、システム全体の回路規模の縮小化に大きく寄与できる。
本発明に係る列並列ADC搭載固体撮像装置の基本構成を示すブロック図である。 列並列ADC搭載固体撮像装置における通常撮像時の動作説明に供するタイミングチャートである。 ダウンカウントおよびアップカウントのカウント動作を示す概念図である。 回路例1に係る黒沈み検出回路の構成を示す回路図である。 回路例1に係る黒沈み検出回路の回路動作の説明に供するタイミングチャートである。 ラッチ回路の構成の一例を示す回路図である。 回路例2に係る黒沈み検出回路の構成を示す回路図である。 回路例2に係る黒沈み検出回路の回路動作の説明に供するタイミングチャートである。 本発明に係る撮像装置の構成の一例を示すブロック図である。 一般的な固体撮像装置の画素部分の構成例を示す回路図である。 画素部分の要部の断面構造を示す断面図である。 画素の回路動作の説明に供する波形図である。 黒沈み現象の発生メカニズムを説明する概略図である。 黒沈み現象時の波形図である。 黒沈み現象の発生メカニズムの説明図である。 従来技術を示すブロック図である。 他の従来技術を示すブロック図である。
符号の説明
10…列並列ADC搭載固体撮像装置、11…単位画素、12…画素アレイ部、13…行走査回路、14…カラム処理部、15…列走査回路、16…タイミング制御回路、17…水平出力線、18…DAC(デジタル−アナログ変換装置)、20(20−1〜20−m)…ADC(アナログ−デジタル変換装置)、21…比較器、22…AND回路、23…カウンタ、24メモリ装置、30A,30B…黒沈み検出回路、31,34…インバータ、32,35…ラッチ回路、34…NAND回路、35…リセットレベル補正回路、37…スイッチ素子、121(121−1〜121−n)…行制御線、122(122−1〜122−m)…列信号線

Claims (5)

  1. 外部からの入射光を電気信号に変換する光電変換素子を含む単位画素が複数配置されてなる画素アレイ部と、
    ランプ波形の参照信号を発生するとともに、黒沈み現象を検出する期間では所定値の検出値を出力する参照信号生成手段と、
    前記単位画素から出力されるアナログ信号に含まれるリセット時のリセットレベルと入射光相当の信号レベルとを前記参照電圧または前記検出値と比較する比較手段と、
    前記比較手段への前記参照信号の供給に同期してカウント動作を開始し、前記比較手段の比較出力が反転するまでカウント動作を継続することによって前記比較手段での比較完了までの比較時間を計測し、前記リセットレベルおよび前記信号レベルに対応したカウント値を得るカウンタと、
    前記リセットレベルが前記検出値に達したときの前記比較手段の比較結果を前記黒沈み現象の検出結果として一定期間保持する黒沈み検出手段と、
    前記黒沈み検出手段の検出結果に基づいて黒沈み現象を回避する回避手段と
    を具備することを特徴とする固体撮像装置。
  2. 前記回避手段は、前記黒沈み検出手段が黒沈み現象を検出したときに、前記カウンタを白信号レベルに対応したフルカウント値になるまでカウント動作を行わせる
    ことを特徴とする請求項1記載の固体撮像装置。
  3. 前記回避手段は、前記黒沈み検出手段が黒沈み現象を検出したときに、前記リセットレベルを補正する
    ことを特徴とする請求項1記載の固体撮像装置。
  4. 外部からの入射光を電気信号に変換する光電変換素子を含む単位画素が複数配置されてなる画素アレイ部と、
    ランプ波形の参照信号を発生する参照信号生成手段と、
    前記単位画素から出力されるアナログ信号に含まれるリセット時のリセットレベルと入射光相当の信号レベルとを前記参照電圧と比較する比較手段と、
    前記比較手段への前記参照信号の供給に同期してカウント動作を開始し、前記比較手段の比較出力が反転するまでカウント動作を継続することによって前記比較手段での比較完了までの比較時間を計測し、前記リセットレベルおよび前記信号レベルに対応したカウント値を得るカウンタとを具備する固体撮像装置の駆動方法であって、
    黒沈み現象を検出するに当たって、前記参照信号生成手段から所定値の検出値を出力する第1ステップと、
    前記リセットレベルが前記検出値に達したときの前記比較手段の比較結果を前記黒沈み現象の検出結果として一定期間保持する第2ステップと、
    前記第2ステップでの検出結果に基づいて黒沈み現象を回避する第3ステップと
    を有することを特徴とする固体撮像装置の駆動方法。
  5. 固体撮像装置と、
    被写体からの像光を前記固体撮像装置の撮像面上に結像させる光学系とを具備する撮像装置であって、
    前記固体撮像装置は、
    外部からの入射光を電気信号に変換する光電変換素子を含む単位画素が複数配置されてなる画素アレイ部と、
    ランプ波形の参照信号を発生するとともに、黒沈み現象を検出する期間では所定値の検出値を出力する参照信号生成手段と、
    前記単位画素から出力されるアナログ信号に含まれるリセット時のリセットレベルと入射光相当の信号レベルとを前記参照電圧または前記検出値と比較する比較手段と、
    前記比較手段への前記参照信号の供給に同期してカウント動作を開始し、前記比較手段の比較出力が反転するまでカウント動作を継続することによって前記比較手段での比較完了までの比較時間を計測し、前記リセットレベルおよび前記信号レベルに対応したカウント値を得るカウンタと、
    前記リセットレベルが前記検出値に達したときの前記比較手段の比較結果を前記黒沈み現象の検出結果として一定期間保持する黒沈み検出手段と、
    前記黒沈み検出手段の検出結果に基づいて黒沈み現象を回避する回避手段とを有する
    ことを特徴とする撮像装置。
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