JP4219374B2 - メカニカルシール - Google Patents

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Description

本発明は、例えば自動車に搭載される水冷式エンジン(以下、エンジンと称する)のウォータポンプにおいて用いられるメカニカルシールに関するものである。
従来、エンジンの冷却水をラジエータとエンジンのウォータジャケットとの間で循環させるためのウォータポンプは、エンジンのシリンダブロックに取り付けられるボディと、そのボディ内に固定される回動軸を有する軸受装置と、回動軸のエンジン側端部に取り付けられるインペラと、インペラ側からの冷却水の軸受装置側への移動を阻止するメカニカルシールと、ボディから突出した回動軸の外側端部に取り付けられる駆動用プーリを取り付けるためのフランジとを備えている。
このような構成のウォータポンプにおいて、メカニカルシールは、ケースと、その内部に取り付けられる複数のシール部材と、シール部材同士が密着するように付勢するスプリングなどにより構成されている。このようなメカニカルシールとしては例えば、特許文献1に記載のもののように、シール部材の容積を小さくするとともに、軸の回転力を効率よくそのシール部材に伝達するように、ケースを構成する部材をシール部材の切り欠き部に係合させるものが知られている。
特開平11−315935号公報
ところで近年、自動車のエンジンは、補機類が増加しているとともにエンジンルームの大きさが制限されるために、小さくすることが要求されている。このため、ウォータポンプについても、その組み付け位置のシリンダブロックが部分的に大きく外側に膨出しないことが望まれている。この場合、エンジンのシリンダブロックに組み付けられると、上述のメカニカルシールが軸方向に長くなる、つまり厚みが厚いことにより、シリンダブロックの外壁が膨出する部分が大きくなる。この結果、部分的にエンジンとエンジンルームとの間隔が狭くなるとところが形成されるものとなり、エンジンルームを大きくする必要が生じた。
そこで本発明は、このような不具合を解消することを目的としている。
すなわち、本発明のメカニカルシールは、回転可能に支持される回転軸に取り付けられて回転軸とともに回転する第一ケース部材と、回転軸を支持している部材に取り付けられて第一ケース部材との間に空間を形成する第二ケース部材と、第一ケース部材に取り付けられる第一シール部材と、第二ケース部材に取り付けられる付勢部材と、第一シール部材と同心で配置されて付勢部材により回転軸の軸方向に付勢されて第一シール部材に押しつけられる第二シール部材と、付勢部材の付勢力を第二シール部材に伝達する伝達部材とを備えてなり、付勢部材が、第一シール部材と第二シール部材との合計の厚みの範囲内となる第一シール部材及び第二シール部材の外側における位置に第二シール部材と同心で配置され、第二シール部材が、第一シール部材と密接する端部とは背向する端部側から付勢されることを特徴とする。
このような構成によれば、付勢部材が第一シール部材及び第二シール部材の厚み方向に、両者と直列な状態に配置されるものではない。したがって、厚み方向の寸法を小さくすることが可能になる。このため、例えばウォータポンプに使用する場合においては、インペラと軸受けとの間の距離を短縮することを可能にするため、ウォータポンプの回転軸方向の寸法を小さくすることができる。
組立を効率よくするためには、付勢部材が、第二シール部材の外側に位置するものが好ましい。付勢部材としては、一定の力で形状が変形してもその力を取り去ることによりもとの形状に復元するばね性を有するものであればよく、例えば押し(圧縮)バネであるウェーブスプリングが挙げられる。また、付勢部材としては、コイルスプリングであってもよい。
本発明は、以上説明したような構成であり、付勢部材が第一シール部材及び第二シール部材の厚み方向に、両者と直列な状態に配置されるものではないので、付勢部材の厚み寸法だけ従来に比較して厚み方向の寸法を小さくすることができる。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。
このメカニカルシールMSは、図1に示すように、自動車用の水冷式のエンジンEGのウォータポンプWPに組み込まれるものである。メカニカルシールMSは、ウォータポンプWPのインペラWP1と軸受WP2との間の回転軸WP3に取り付けられるもので、エンジンEGのウォータジャケットWJ内の冷却水が軸受WP2に到達しないように、回転軸WP3WP4の取付部分を密閉するものである。
メカニカルシールMSは、ウォータポンプWPのポンプボディWP5に回転可能に支持される回転軸WP3に取り付けられて回転軸WP3とともに回転する第一ケース部材1と、回転軸WP3を支持している部材であるポンプディWP5に取り付けられて第一ケース部材1との間に空間を形成する第二ケース部材2と、第一ケース部材1に取り付けられる第一シール部材3と、第二ケース部材2に取り付けられる付勢部材であるウェーブスプリング4と、第一シール部材3と同心で配置されてウェーブスプリング4により回転軸WP3の軸方向に付勢されて第一シール部材3に押しつけられる第二シール部材5と、ウェーブスプリング4の付勢力を第二シール部材2に伝達する伝達部材(ブリッジ)6と、第一シール部材3を第一ケース部材1に取り付ける円環形状の取付部材7と、第二ケース部材2と伝達部材6との間に取り付けられるベローズ8とを備えている。メカニカルシールMSを構成するそれぞれのものは、ほぼ円筒形状もしくはほぼ円環形状をしており、その中心を回転軸WP3の軸心にあわせて配置されるものである。
第一ケース部材1は、円筒形状をしており、回転軸WP3の外径とほぼ等しい内径を有している。また、第一ケース部材1の一方の端部にはフランジ1aが形成してあるとともに、フランジ1aから外側に突出する取付爪1bが離間して三カ所に形成してある。フランジ1aは、取付部材7を取り付けるためのもので、その外径は第一シール部材3の外径より小さく設定してある。そして取付爪1bが第一シール部材3が第一ケース部材1から抜け落ちることを妨げている。この第一ケース部材1のフランジ1aとは反対の傾斜端部1cは、伝達部材6が抜け落ちないように、外側言い換えれば回転軸WP3とは反対方向に向けて曲げることにより形成するものである。取付部材7は、第一シール部材3に対して緩衝材としても機能するもので、例えばゴムのような弾性を有する素材である。
第二ケース部材2は、第一ケース部材1より大径の円筒部材からなり、一方の端部に取付用フランジ2aを有し、他方の端部にウェーブスプリング4を収納する環状凹部2bを有するものである。第二ケース部材2の外径は、ポンプボディWP5の軸受部WP6の内径にほぼ等しいもので、第二ケース部材2を軸受部WP6に嵌め込むことによりメカニカルシールMSがウォータポンプWPに組み込まれるようになっている。また第二ケース部材2は第一ケース部材1よりその内径が他方の端部以外において大径であるので、第一ケース部材1と同心に配置した場合に第一ケース部材1との間に空間を形成するものとなる。そして、その形成された空間内に第一及び第二シール部材3,5、取付部材7、伝達部材6、ウェーブスプリング4及びベローズ8が配置されるものである。
第一シール部材3は、円環形状をなす耐久性と強度とを兼ね備えた例えばセラミックなどの素材からなり、取付部材7を介して第一ケース部材1のフランジ1aに取り付けられるもので、ポンプボディWP5に対しては第一ケース部材1とともに回転軸WP3の回転にあわせて回転するものである。第二シール部材5は、円環形状をなし例えば炭素などのような耐摩耗性能の高い素材からなるもので、第一シール部材3にウェーブスプリング4の付勢力により常に密着するように付勢されている。第一シール部材3と第二シール部材5とは、回転軸WP3の軸中心を同心として、回転軸方向に重ね合わさるように配置されるものである。第二シール部材5は、第一シール部材3と密着する端部5aとは背向する端部5bを、ベローズ8を介して伝達部材6により支持されるものである。この実施形態にあっては、第二シール部材5はそのベローズ8側の端部5bが、第一シール部材3と密接する端部5aに比べて径方向において幅広になっており、例えば五カ所において切欠部5cが形成してある。この切欠部5cには、伝達部材6の端部に設けられる立爪6aが遊びを持って係合するものである。
伝達部材6は、ほぼ円筒形状をしており、その一方の端部に外側に延びる外フランジ6bを備えるとともに、他方の端部に内側に延びる内フランジ6cを備えている。外フランジ6bはウェーブスプリング4を押さえるのに十分な面積を有するもので、内フランジ6cは第二シール部材5を支持するのに十分な面積を有しているとともに、周方向に離間して例えば五カ所に立爪6aを有している。そして内フランジ6cの内周部6dは、第一シール部材1の傾斜端部1cと対応するように内側に傾斜させてあり、伝達部材6を組み込んだ状態において、傾斜端部1cと離間した状態で重なり合うものである。
ウェーブスプリング4は、当該分野で広く知られているものを使用することができるもので、例えば波形に形成された細い板バネ鋼を螺旋状に巻回することにより形成されるもので、圧縮状態で力を発揮するものである。ウェーブスプリング4は、その一方の端部を第二ケース部材2の環状凹部2aに固定するものであってよい。このウェーブスプリング4は、第二シール部材5の中心を通る線分、言い換えれば回転軸WP3の軸線上にその中心を置いて、第二シール部材5より外側に間隔をあけて配置されるものである。
ベローズ8は、第二ケース部材2と伝達部材6との間に配置されて、ウォータジャケットWJ内の冷却水がウェーブスプリング4に達すること、したがって冷却水がウォータポンプWPの軸受WP2に到達することを阻止するものである。ベローズ8はその外側の縁部8aを、第二ケース部材2のフランジ2aに巻き付けるようにして第二ケース部材2に取り付けられるもので、その内側の縁部8bを第二シール部材5と伝達部材6の内フランジ6cとにより挟まれて支持される。ベローズ8の伝達部材6側の端部8bの内周壁には環状溝8cが形成してあり、第二シール部材5が係合するようになっている。したがって第二シール部材5は、組立時にその環状溝8cに嵌め込まれることによりベローズ8に保持されるものである。
このような構成において、メカニカルシールMSは以下の要領で組み立てられる。
まず、第一シール部材3に取付部材7を取り付け、取付部材7の弾性を利用して第一シール部材3を第一ケース部材1に組み付ける。次に伝達部材6にベローズ8を取り付け、伝達部材6に取り付けたベローズ8にその環状溝8cに第二シール部材5を嵌め込んで取り付ける。このようにして一体化した伝達部材6、ベローズ8及び第二シール部材5を第一シール部材3を一体化させた第一ケース部材1に組み付ける。そしてその後、第一ケース部材1の傾斜端部1cを伝達部材6に向かってかしめるようにして曲げる。これにより、第一ケース部材1に伝達部材6を回転自在な状態に一体化するものである。つまり、第二シール部材5とベローズ8とは、第一シール部材3を取り付けた第一ケース部材1から離脱しないものである。この後、ウェーブスプリング2を取り付けた第二ケース部材2を、第一ケース部材1、第一シール部材3、第二シール部材5、伝達部材6及びベローズ8を一体化させた組み立て品に、伝達部材6の外フランジ6bに押し当てるようにして嵌め込む。そして、第二ケース部材2のフランジ2aにベローズ8の外周部分を巻き付けて、組立を完了する。
以上のようにして第一ケース部材1と第二ケース部材2との個別の組み付けを完了した後、両者を結合する。すなわち、第二シール部材5、ウェーブスプリング4、伝達部材6及びベローズ8を組み込んだ第二ケース部材2の伝達部材6の内フランジ6cの内周部6dの内側に、第一シール部材3及び取付部材7を組み込んだ第一ケース部材1の傾斜端部1cを挿入して結合する。この状態において、ウェーブスプリング4により第一シール部材3及び第二シール部材5を介して第一ケース部材1が第二ケース部材2から離れるように移動するが、第一ケース部材1の傾斜端部1cが伝達部材6の内フランジ6cの内周部6dに接触することで、第一ケース部材1が第二ケース部材2側から抜け出ることはない。
このようにして組み立てたメカニカルシールMSは、ポンプボディWP5に軸受WP2により回転軸WP3が回転可能に取り付けられた状態において、ウォータポンプWPに組み付けられる。この場合、第二ケース部材2側がポンプボディWP5の所定位置に、第一ケース部材1側が回転軸WP3の所定位置にそれぞれ達するように、メカニカルシールMSを回転軸WP3に沿って圧入させるものである。
第一ケース部材1側及び第二ケース部材2側がそれぞれの所定位置に配置されると、第一ケース部材1側及び第二ケース部材2側がそれぞれ回転軸WP3の軸方向の位置を固定された状態となる。この状態にあっては、ウェーブスプリング4が第二シール部材5を第一シール部材3に向かって付勢力(圧縮バネ力)により付勢するので、第一ケース部材1の傾斜端部1cと伝達部材6の内フランジ6cの内周部6dとは接触していない状態に維持されるとともに、第一シール部材3と第二シール部材5とは水密に密接している状態に維持される。なお、ウェーブスプリング4は、この使用前の取付状態から、第一シール部材3と第二シール部材5との少なくとも一方が摩耗した場合に、第一シール部材3と第二シール部材5との密接の度合いがほぼ初期状態の度合いに保たれるように調整してあるものである。
このメカニカルシールMSが組み込まれ、エンジンEGに組み付けられたウォータポンプWPが作動すると、回転軸WP3が回転してインペラWP1が回転し、冷却水がウォータジャケットWJを介してエンジンEGの図示しない冷却系を循環する。回転軸WP3が回転することで、第一シール部材3は回転し、第二シール部材5は静止している。冷却水は、第一シール部材3、第二シール部材5及びベローズ8により、ウォータジャケットWJ側と軸受WP2側とが隔離されているので、冷却水はウォータジャケットWJ側から軸受WP2側に漏洩することはない。
このように、メカニカルシールMSにおいて、第二シール部材5を第一シール部材3に向けて付勢するウェーブスプリング4を第二シール部材5から離れた外側位置に同心に配置したので、メカニカルシールMSの軸方向の厚みを従来のものに比較して約1/2程度に減少させることができる。この結果、ウォータポンプWPの回転軸WP3を短くすることができるので、エンジンEGを小型化することができる。このため、自動車のボディ形状の設計の自由度を高くすることができる。
なお、上記実施形態にあっては、ウェーブスプリング4を第二シール部材5及び第一シール部材3の外側に配置したものを説明したが、ウェーブスプリング4を第二シール部材5及び第一シール部材3の内側に配置するものであってもよい。つまり、本発明は、ウェーブスプリング4やコイルスプリングなどの付勢部材を、第一シール部材3及び/又は第二シール部材5の側方(外側又は内側)に配置する。つまり、付勢部材と第一シール部材3及び/又は第二シール部材5との厚み方向の少なくとも一部が、第一シール部材3及び/又は第二シール部材5の側方において重なるようにして配置するものである。具体的には例えば、付勢部材の厚みの範囲内となる付勢部材の内側位置に、付勢部材とは離間して第二シール部材5を同心にして配置するか、もしくは第一シール部材3と第二シール部材5との合計の厚みの範囲内となる第一シール部材3及び第二シール部材5の外側における位置に付勢部材を同心にして配置するものである。このような配置において、付勢部材の付勢力を伝達部材6により第二シール部材5に伝達し得るように構成するものである。そしてこのような構成により、回転軸方向に第一シール部材3、第二シール部材5及び付勢部材の厚みが重ねられるように配置されることを回避することにより、メカニカルシールMSの回転軸方向の厚みを薄くし得る構成とするものである。
その他、各部の具体的構成についても上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
本発明の実施形態を示す斜視図。 同実施形態の使用状態を示す断面図。 同実施形態の断面図。
符号の説明
1…第一ケース部材
2…第二ケース部材
3…第一シール部材
4…ウェーブスプリング
5…第二シール部材
6…伝達部材
WP3…回転軸

Claims (2)

  1. 回転可能に支持される回転軸(WP3)に取り付けられて回転軸(WP3)とともに回転する第一ケース部材(1)と、
    回転軸(WP3)を支持している部材(WP5)に取り付けられて第一ケース部材(1)との間に空間を形成する第二ケース部材(2)と、
    第一ケース部材(1)に取り付けられる第一シール部材(3)と、
    第二ケース部材(2)に取り付けられる付勢部材(4)と、
    第一シール部材(3)と同心で配置されて付勢部材(4)により回転軸(WP3)の軸方向に付勢されて第一シール部材(3)に押しつけられる第二シール部材(5)と、
    付勢部材(4)の付勢力を第二シール部材(5)に伝達する伝達部材(6)とを備えてなり、
    付勢部材(4)が、第一シール部材(3)と第二シール部材(5)との合計の厚みの範囲内となる第一シール部材(3)及び第二シール部材(5)の外側における位置に第二シール部材(5)と同心で配置され、第二シール部材(5)が、第一シール部材(3)と密接する端部とは背向する端部側から付勢されるメカニカルシール。
  2. 付勢部材が、ウェーブスプリング(4)である請求項1記載のメカニカルシール。
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