JP4234568B2 - モータ支持構造及び電動アクチュエータ - Google Patents
モータ支持構造及び電動アクチュエータ Download PDFInfo
- Publication number
- JP4234568B2 JP4234568B2 JP2003382847A JP2003382847A JP4234568B2 JP 4234568 B2 JP4234568 B2 JP 4234568B2 JP 2003382847 A JP2003382847 A JP 2003382847A JP 2003382847 A JP2003382847 A JP 2003382847A JP 4234568 B2 JP4234568 B2 JP 4234568B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- motor
- wave washer
- case
- output shaft
- recess
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Motor Or Generator Frames (AREA)
Description
請求項6に記載の発明は、前記被圧入部は、径方向内側に向かって延設されるとともに前記軸線方向に折り返された折り返し部を有する内環部であることを要旨とする。
請求項12に記載の発明は、前記被圧入部は、径方向内側に向かって延設されるとともに前記軸線方向に折り返された折り返し部を有する内環部であることを要旨とする。
請求項1,7に記載の発明によれば、ウェーブワッシャの周方向の回転が規制される。これにより、ケースの側壁面にウェーブワッシャの全周に亘って一様に平坦な着座面を確保できない場合であっても、ウェーブワッシャのケース側着座部を確実に所定位置に当接させることが可能になるとともに、モータの振動に伴うウェーブワッシャの組み付け後の空転が防止される。従って、ケースの側壁面に対してウェーブワッシャのケース側着座部を、モータの反出力軸側端部に対してモータ側着座部を安定して当接させることが可能になり、その結果、安定的にモータを支持することができる。また、ウェーブワッシャのケース側着座部の位置決めが容易になり、組み付け作業が容易化される。更に、ウェーブワッシャの空転によるケースの磨耗も防止される。
図1及び図2に示すように、本実施形態の電動アクチュエータ1は、駆動源としてのモータ2と、モータ2の回転を図示しないアクチュエータ出力部に伝達する減速機構4と、これらモータ2及び減速機構4を収容するケース5とを備えている。
図3(a)(b)及び図4に示すように、本実施形態のモータ2の反出力軸側端部11には、該反出力軸側端部11から軸線方向に向かって突出する突出部15が形成されており、ケース5の側壁面12には、モータ2の突出部15に対応する位置に開口方向(開口部6の方向、図3(b)、図4中上側)に向かって延設された凹部16が形成されている。
本実施形態では、モータ2は、突出部15が収容凹部19内に収容されるよう開口方向からケース5に装着される。このとき、ウェーブワッシャ13の係合突部23a,23bをケース5の各溝部31a,31bに挿入し、係合突部23a,23bが各溝部31a,31bに沿って移動するようにケース5にモータ2を装着する。そして、係合突部23a,23bが各溝部31a,31bの端部32a,32bに当接させることにより、モータ2及びウェーブワッシャ13を位置決めし、モータ2の出力軸側端部8をブラケット9にてケース5に固定する。そして、防振部材17のケース内側端面18に対してウェーブワッシャ13の第1起伏部対21を、モータ2の反出力軸側端部11に対して第2起伏部対22をそれぞれ弾圧的に当接させることにより、ウェーブワッシャ13にてモータ2の反出力軸側端部11を弾力的に支持させる。
(1)ウェーブワッシャ13の周方向に沿って180度対向位置にあり同一方向に向かって凸となる一対の起伏部20a,20cに係合突部23a,23bを形成し、ケース5の側壁面12には、係合突部23a,23bに対応する位置に溝部31a,31bを形成する。そして、両起伏部20a,20cより構成される第1起伏部対21をケース側着座部として溝部31a,31bと係合突部23a,23bとを係合させる。
・本実施形態では、ウェーブワッシャ13の回転規制手段としてウェーブワッシャ13の対向位置に2つ係合突部23a,23bを、ケース5の側壁面12には、対応する2つ(二本)の溝部31a,31bを形成し、それぞれを係合させることとした。
Claims (12)
- 反出力軸側端部から軸線方向に向かって延設された突出部を有するモータを、開口部を有するケースに対して前記開口部に沿って平行配置し、前記モータの出力軸側端部を前記ケースに固定するとともに、前記モータの突出部に嵌挿された状態で前記反出力軸側端部と前記ケースの側壁面との間に配設されたウェーブワッシャにて前記反出力軸側端部を弾力的に支持するモータ支持構造であって、
前記ウェーブワッシャの周方向の回転を規制する回転規制手段を備え、
前記回転規制手段は、
環状をなす前記ウェーブワッシャの外周の180度対向位置に設けられた係合突部と、
前記側壁面に形成された前記ウェーブワッシャの前記係合突部に対応する被係合凹部とから構成され、
前記ケースの側壁面には、前記モータの突出部に対応する位置に前記開口部の方向に向かって延設され前記モータの突出部を収容する凹部が形成されるとともに、
前記ケースの側壁面には、前記凹部の幅方向両端に、該凹部に連接されるとともに前記開口部の方向に向かって延設された溝部が形成され、
前記凹部の幅方向の長さは前記ウェーブワッシャの外径と略等しく設定されるとともに、前記溝部の幅方向の長さは前記係合突部の径方向の長さと略等しく設定されており、
前記回転規制手段を構成する被係合凹部は前記溝部であること、
を特徴とするモータ支持構造。 - 請求項1に記載のモータ支持構造において、
前記凹部には、弾性素材により形成された防振部材が該凹部の内面に当接する状態で配設されており、
前記モータの突出部に嵌挿されたウェーブワッシャは、前記反出力軸側端部に当接するとともに、前記防振部材における前記ケースの内側の端面に当接する状態で配設されること、
を特徴とするモータ支持構造。 - 請求項2に記載のモータ支持構造において、
前記ウェーブワッシャは、周方向に沿って180度対向位置にあり同一方向に向かって凸となる一対の起伏部を有し、
前記係合突部は、前記各起伏部に一対設けられること、
を特徴とするモータ支持構造。 - 請求項1〜請求項3のうちの何れか一項に記載のモータ支持構造において、
前記回転規制手段は、前記モータの突出部と、前記ウェーブワッシャに設けられ前記突出部に圧入される被圧入部とをさらに含んで構成されること、を特徴とするモータ支持構造。 - 請求項4に記載のモータ支持構造において、
前記被圧入部は、前記突出部よりも小径に形成されるとともに径方向外側に向かって凹設された開凹部を有する内環部であること、を特徴とするモータ支持構造。 - 請求項4に記載のモータ支持構造において、
前記被圧入部は、径方向内側に向かって延設されるとともに前記軸線方向に折り返された折り返し部を有する内環部であること、を特徴とするモータ支持構造。 - 駆動源としてのモータと、該モータの回転を減速し出力部に伝達する減速機構と、前記モータ及び減速機構を収容するケースとを備え、反出力軸側端部から軸線方向に向かって延設された突出部を有する前記モータは、前記ケースの開口部に沿って平行配置され、出力軸側端部が前記ケースに固定されるとともに、前記モータの突出部に嵌挿された状態で前記反出力軸側端部と前記ケースの側壁面との間に配設されたウェーブワッシャにて前記反出力軸側端部が弾力的に支持される電動アクチュエータであって、
前記ウェーブワッシャの周方向の回転を規制する回転規制手段を備え、
前記回転規制手段は、
環状をなす前記ウェーブワッシャの外周の180度対向位置に設けられた係合突部と、
前記側壁面に形成された前記ウェーブワッシャの前記係合突部に対応する被係合凹部とから構成され、
前記ケースの側壁面には、前記モータの突出部に対応する位置に前記開口部の方向に向かって延設され前記モータの突出部を収容する凹部が形成されるとともに、
前記ケースの側壁面には、前記凹部の幅方向両端に、該凹部に連接されるとともに前記開口部の方向に向かって延設された溝部が形成され、
前記凹部の幅方向の長さは前記ウェーブワッシャの外径と略等しく設定されるとともに、前記溝部の幅方向の長さは前記係合突部の径方向の長さと略等しく設定されており、
前記回転規制手段を構成する被係合凹部は前記溝部であること、
を特徴とする電動アクチュエータ。 - 請求項7に記載の電動アクチュエータにおいて、
前記凹部には、弾性素材により形成された防振部材が該凹部の内面に当接する状態で配設されており、
前記モータの突出部に嵌挿されたウェーブワッシャは、前記反出力軸側端部に当接するとともに、前記防振部材における前記ケースの内側の端面に当接する状態で配設されること、
を特徴とする電動アクチュエータ。 - 請求項8に記載の電動アクチュエータにおいて、
前記ウェーブワッシャは、周方向に沿って180度対向位置にあり同一方向に向かって凸となる一対の起伏部を有し、
前記係合突部は、前記各起伏部に設けられた一対の突部であること、
を特徴とする電動アクチュエータ。 - 請求項7〜請求項9のうちの何れか一項に記載の電動アクチュエータにおいて、
前記回転規制手段は、前記モータの突出部と、前記ウェーブワッシャに設けられ前記突出部に圧入される被圧入部とをさらに含んで構成されること、を特徴とする電動アクチュエータ。 - 請求項10に記載の電動アクチュエータにおいて、
前記被圧入部は、前記突出部よりも小径に形成されるとともに径方向外側に向かって凹設された開凹部を有する内環部であること、を特徴とする電動アクチュエータ。 - 請求項10に記載の電動アクチュエータにおいて、
前記被圧入部は、径方向内側に向かって延設されるとともに前記軸線方向に折り返された折り返し部を有する内環部であること、を特徴とする電動アクチュエータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003382847A JP4234568B2 (ja) | 2003-11-12 | 2003-11-12 | モータ支持構造及び電動アクチュエータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003382847A JP4234568B2 (ja) | 2003-11-12 | 2003-11-12 | モータ支持構造及び電動アクチュエータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005151646A JP2005151646A (ja) | 2005-06-09 |
JP4234568B2 true JP4234568B2 (ja) | 2009-03-04 |
Family
ID=34691793
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003382847A Expired - Fee Related JP4234568B2 (ja) | 2003-11-12 | 2003-11-12 | モータ支持構造及び電動アクチュエータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4234568B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5447266B2 (ja) * | 2010-08-02 | 2014-03-19 | 株式会社デンソー | 電動アクチュエータ |
-
2003
- 2003-11-12 JP JP2003382847A patent/JP4234568B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2005151646A (ja) | 2005-06-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6313969B2 (ja) | パワーステアリング装置 | |
JP5885959B2 (ja) | モータ | |
JP3971051B2 (ja) | モータ | |
JP6428867B2 (ja) | モータ | |
JP4219374B2 (ja) | メカニカルシール | |
US20190337554A1 (en) | Electric power steering system | |
JPWO2014133118A1 (ja) | モータ装置 | |
JP4668804B2 (ja) | モータ | |
JP2008174024A (ja) | 電動式パワーステアリング装置 | |
JP4234568B2 (ja) | モータ支持構造及び電動アクチュエータ | |
WO2018211997A1 (ja) | 波動歯車装置 | |
JP6934731B2 (ja) | 直動機構 | |
JP4968531B2 (ja) | 電磁クラッチ | |
JP2010230153A (ja) | クラッチ機構、および減速機付モータ | |
JP6674998B1 (ja) | コイルばねを利用したロックタイプ双方向クラッチ | |
JP3971058B2 (ja) | モータ | |
JP2001028863A (ja) | モータ | |
JP3709074B2 (ja) | ステッピングモータ | |
JP4857215B2 (ja) | 駆動力正逆切替装置 | |
JP2010223404A (ja) | クラッチ機構、および減速機付モータ | |
JP4759833B2 (ja) | 減速機一体型原動機 | |
JP2020118255A (ja) | ジョイント装置、及びモータ | |
JP2020025391A (ja) | モータ | |
JP5480080B2 (ja) | クラッチ及びモータ | |
JP7478305B1 (ja) | トルクリミッタ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20051220 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080516 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080610 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080804 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20081209 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20081211 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111219 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |