JP4211230B2 - インターネットファクシミリ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、通信ネットワーク上のメールサーバとの間で所定のプロトコルに従って通信をすることによって、自身を送信先とした電子メールを受信する機能を備えるインターネットファクシミリ装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、インターネットファクシミリ装置では、通信ネットワーク上のメールサーバとの間で、所定のプロトコル、すなわちPOP3(Post Office Protocol 3)に従って通信をすることによって、自身を送信先とした電子メールを受信する機能を備えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来のインターネットファクシミリ装置では、通信ネットワーク上の他の装置、例えば、パーソナルコンピュータと比較すれば、データの記憶容量は小さいものとなっているため、大容量のファイルが添付されている電子メールが受信できなかったり、送信された全ての電子メールの受信ができないことがあり、このような事態が発生したことを装置においてユーザが確認することができなかった。
【0004】
本発明は、上記事情を考慮してなされたものであり、通信ネットワークを通じて送信される電子メールを受信できたか否かをユーザが容易に確認することができ、的確な対処をすることができるインターネットファクシミリ装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に記載のインターネットファクシミリ装置では、電子メールの受信履歴を記録する受信履歴記録手段を備えることを特徴とする。
【0006】
請求項2に記載のインターネットファクシミリ装置では、受信履歴は、少なくとも、受信に失敗した電子メールに添付されているファイルのサイズに関する情報、及び、そのファイルのデータフォーマットに関する情報を含んでいることを特徴とする。
【0007】
請求項3に記載のインターネットファクシミリ装置では、受信履歴記録手段によって記録した受信履歴を出力する出力手段を更に備えることを特徴とする。
【0008】
請求項4に記載のインターネットファクシミリ装置では、メールサーバとの通信時に、メールサーバに対する接続エラーや認証エラー、電子メールの受信エラーなどのエラーが発生したときには、その旨を上記受信履歴記録手段によって記録するとともに、出力手段によって出力することを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態について、図面とともに説明する。図1は、本発明のインターネットファクシミリ装置1の要部構成の一例を示す図、図2は、インターネットファクシミリ装置1を用いて構成したファクシミリシステムの構成を示す図である。
【0010】
インターネットファクシミリ装置1は、電話回線Lを接続するとともに、通信ネットワークとして、通信ネットワークの1つであるLAN(N)を接続しており、このLAN(N)には、図2に示すように、メールサーバ2とインターネットとを接続している。
【0011】
なお、ここでは、通信ネットワークとしてLAN(N)を示しているが、本発明はこの例に限られず、WANや専用線などの他の種類のネットワーク、あるいは、LAN(N)とインターネットとの組み合わせといったような、複数種類のネットワークを組み合わせたもので構成してもよい。
【0012】
インターネットファクシミリ装置1は、公衆回線網(PSTN)やLAN(N)を通じて受信した画像データを、所定のプロトコルに従って、クライアント2や、公衆回線網に接続された他のファクシミリ装置や、インターネットに接続された他のファクシミリ装置に配信することができる。また、インターネットファクシミリ装置1で読みとった画像データを、所定のプロトコルに従って、クライアント2や、公衆回線網に接続された他のファクシミリ装置や、インターネットに接続された他のファクシミリ装置に送信することができる。
【0013】
また、インターネットファクシミリ装置1は、メールサーバ2とPOP3に従った通信をすることによって、自身のメールアドレスが指定され、メールサーバ2に格納された電子メールを受信したり、メールサーバ2とSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)に従った通信をすることによって、メールサーバ2に、送信先のメールアドレスを指定した電子メールを格納させることができる。
【0014】
インターネットファクシミリ装置1は、図1に示すように、以下の各部を制御するCPU10と、受信した電子メールを格納するRAM11と、制御プログラムなどを予め記憶したROM12と、原稿から画像データを読み取り、画像データに変換するスキャナ13と、データを所定の記録紙に記録するプリンタ14と、電話回線Lに対する接続制御をするNCU15と、ファクシミリ通信に必要な各種信号を変復調するモデム16と、液晶画面や各種操作キーなどで構成される操作パネル17と、データをファクシミリ通信のためにMH,MR,MMR方式などで符号化および復号するCODEC18と、LAN(N)をイーサネットなどの規格に準じて接続するLANインタフェース19とを備える。
【0015】
このような構成において、本発明では、メールサーバ2とPOP3に従った通信をすることによって、自身のメールアドレスが指定され、メールサーバ2に格納された電子メールを受信する際の動作に特徴があり、これについて、図3のフローチャートとともに説明する。
【0016】
すなわち、インターネットファクシミリ1は予め設定された時間毎に自動的にメールサーバ2にアクセスするようにしており、アクセス時には受信開始日時をRAM11に記録する(100,101)。このとき、メールサーバ2にアクセスできれば(102)、後述する処理に移行する一方、できなければ(102)、受信結果として「接続エラー」とRAM11に記録して、メールサーバ2との通信を終了する(103,116)
メールサーバ2にアクセスできれば、メールサーバ2に、インターネットファクシミリ1のユーザ名、パスワードを送出して認証を受け(104)、認証を受ければ(105)、後述する処理に移行する一方、認証を受けなければ(105)、受信結果として「認証エラー」とRAM11に記録して、メールサーバ2との通信を終了する(106,116)。
【0017】
メールサーバ2から認証を受ければ、新着メールがあるかどうかを確認し(107)、新着メールがあれば(108)、後述する処理に移行する一方、新着メールがなければ(108)、受信結果として「新着メールなし」とRAM11に記録して、メールサーバ2との通信を終了する(109,116)。
【0018】
新着メールがあれば、全ての新着メールの受信が完了するまでステップ110〜113の処理を繰り返す。すなわち、1通ずつ新着メールを受信し(110)、受信できればそのメールをメールボックスから削除する一方(111,113)、受信できなければ、受信エラーとなった理由をRAM11に記録する(111,112)。なお、受信できない理由としては、電子メール添付のファイルサイズ大などといった、ファイルサイズに関する情報や、ファイルのデータフォーマットが未対応などといった、ファイルのデータフォーマットに関する情報などを記録する。
【0019】
このような処理を繰り返し、全ての新着メールの受信が完了すれば(114)、受信結果として「受信○通、エラー△通」とRAM11に記録して(115)、メールサーバ2との通信を終了する(116)。
【0020】
インターネットファクシミリ装置1は、このようにしてメールサーバ2から電子メールを受信するが、RAM11に記録した内容は、図4のフローチャートに示す処理によって、図5に示すような電子メール受信履歴として出力される。すなわち、所定時、例えば、所定時間間隔、所定日時、所定履歴件数、所定エラー発生時などには(200)、RAM11の受信履歴をプリンタ14で記録したり、操作パネル17に表示したり、予め設定された送信先にファクシミリ送信したり、予め設定された送信先に電子メールとして送信する(201)。なお、ステップ201のこれらの処理は、いずれかの処理だけを行ってもよいし、2以上組み合わせて行ってもよい。
【0021】
受信履歴の出力態様としては、出力時点でのRAM11の記録内容すべてを出力すればよいが、先述した接続エラーや認証エラー、受信エラーが発生したときには、それに関連する内容、すなわち、エラー内容と対応する理由のみを出力するようにしてもよい。
【0022】
【発明の効果】
以上の説明からも理解できるように、本発明の請求項1に記載のインターネットファクシミリ装置では、電子メールの受信履歴を記録する受信履歴記録手段を備えるので、通信ネットワークを通じて送信される電子メールが受信できたか否かをユーザが容易に確認することができ、的確な対処をすることができる。
【0023】
請求項2に記載のインターネットファクシミリ装置では、受信履歴は、少なくとも、受信に失敗した電子メールに添付されているファイルのサイズに関する情報、及び、そのファイルのデータフォーマットに関する情報を含んでいるので、ユーザがこれらの情報を含む受信履歴を参照することによって、インターネットファクシミリ装置の記憶容量の空きを増やしたり、ファイルのサイズやそのフォーマットを変更してもらって再度送信してもらうといった対処が可能となり、利便である。
【0024】
請求項3に記載のインターネットファクシミリ装置では、受信履歴記録手段によって記録した受信履歴を出力する出力手段を更に備えるので、容易に受信履歴が確認でき、予め設定された送信先にファクシミリ送信したり、予め設定された送信先に電子メールとして送信するようにすれば、インターネットファクシミリ装置から離れたところにいても受信履歴の確認をすることができ、利便である。
【0025】
請求項4に記載のインターネットファクシミリ装置では、メールサーバとの通信時に、メールサーバに対する接続エラーや認証エラー、電子メールの受信エラーなどのエラーが発生したときには、その旨を受信履歴記録手段によって記録するとともに、出力手段によって出力するので、エラー発生時点でユーザがその旨を確認でき、メールサーバとの通信のための設定情報の確認や、電子メールのファイルサイズに関する情報の確認など、適切な対処をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインターネットファクシミリ装置の要部構成の一例を示す図である。
【図2】インターネットファクシミリ装置を用いて構成したファクシミリシステムの構成を示す図である。
【図3】インターネットファクシミリ装置の動作の一例について説明するためのフローチャートである。
【図4】インターネットファクシミリ装置の動作の他例について説明するためのフローチャートである。
【図5】受信履歴の構成の一例を示す図である。
【符号の説明】
1・・・インターネットファクシミリ装置
10・・・CPU
14・・・プリンタ
16・・・モデム
17・・・操作パネル
19・・・LANインタフェース
N・・・LAN
Claims (3)
- 通信ネットワーク上のメールサーバとの間で、所定のプロトコルに従って通信をすることによって、自身を送信先とした電子メールを受信する機能を備えるインターネットファクシミリ装置において、
上記電子メールの受信履歴を記録する受信履歴記録手段を備え、
上記メールサーバとの通信時に、メールサーバに、ユーザ名、パスワードを送出して認証を受けるとともに、上記メールサーバに対する接続エラーや認証エラー、上記電子メールの受信エラーなどのエラーが発生したときには、その旨を上記受信履歴記録手段によってメールサーバに対する接続単位で記録することを特徴とするインターネットファクシミリ装置。 - 請求項1において、
上記受信履歴は、少なくとも、受信に失敗した電子メールに添付されているファイルのサイズに関する情報、及び、そのファイルのデータフォーマットに関する情報を含んでいることを特徴とするインターネットファクシミリ装置。 - 請求項1または請求項2において、
上記受信履歴記録手段によって記録した受信履歴を出力する出力手段を更に備えることを特徴とするインターネットファクシミリ装置。
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