JP4210034B2 - インク容器を一新するシステム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般にインクジェット印字システムに関し、より詳細には、インクジェット印字システム用インク容器を一新する(refurbishing)ことに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来技術のインクジェットプリンタには、紙等の印字媒体の上方を左右に移動するキャリッジに搭載されたプリントヘッドを有するタイプのものがある。印字媒体上の適当な位置の上方をプリントヘッドが通り過ぎるときに、制御システムがプリントヘッドを起動させ、インク滴を印字媒体上に噴出し所望の画像および文字を形成する。このようなプリンタが適切に作動するためには、プリントヘッド用のインク供給容器が信頼性の高いものでなければならない。
【0003】
インクジェットプリンタには、キャリッジに搭載されキャリッジと共に移動するインク供給容器を用いる種類のものがある。タイプによっては、このインク供給容器は、プリントヘッドとは別個に交換可能である。他のタイプでは、プリントヘッドとインク供給容器とが一緒に一体的なユニットを形成しており、いったんインク供給容器内のインクが枯渇すれば、1つのユニットとして交換される。
インク供給容器の1タイプが、ヨーロッパ特許出願番号第0778 144号に開示されている。これは、インクジェットプリンタ用インク供給容器を再充填する再充填キットおよび方法に向けられている。インク供給容器は、インク槽と液出口とを保持するシャシを有する。インク槽は、インクを収容している。シャシは、下端にキャップのついた硬い保護シェル内に封入されている。シャシは、本体と、インク槽を規定し支持するのに役立つフレームとを有する。フレームの両側には、槽の両面を封入するようにプラスチックシートが取り付けられた面が設けられている。シャシ本体には充填ポートが設けられて、インクが層内に導入できるようになっている。ヨーロッパ特許出願番号第0778 144号には、インク供給容器を再充填する3つの別個の方法が説明されている。ヨーロッパ特許出願番号第0498 117号には、他のタイプのインク供給容器が開示されている。これは、インク容器のカートリッジおよび製造方法に向けられている。インク容器のカートリッジは、インク収容部、中空のニードルで貫かれる栓、およびインクが収容部に逆流するのを防止する装置を含む。防止装置は、弁、その中を弁が動くことができる第1の液通路、および第1の通路よりもインク収容部近くに配置された第2の通路を含む。弁は、第2の通路を閉じることができる。
【0004】
「オフ・アクシス」の印字システムと呼ばれる、他の種類のプリンタは、キャリッジ上には配置されていないインク供給容器を用いる。プリントヘッドを断続的に補充するタイプのものがある。プリントヘッドは、静止した槽まで定期的に移動して補充を行う。米国特許出願番号第09/034,719号は、柔軟性を有する管等の管路を経由して、プリントヘッドが、交換可能なインク供給容器(supply or container)に液通し(fluidically coupled)ている、他の印字システムを説明している。これによって、印字動作中、プリントヘッドを連続的に補充することができる。
【0005】
本願の対応米国出願の親出願において、ハウジングに搭載されたメモリ装置を有する、交換可能なオフ・アクシスのインク容器が説明されている。プリンタのステーションに挿入すると、プリンタとメモリ装置との間で電気接続が確立される。この電気接続によって、プリンタとメモリとの間で情報のやり取りを行うことができる。メモリ装置は、プリンタが利用する情報を記憶しており、高品質の印字が保証される。この情報は、カートリッジをプリンタに搭載すると、自動的にプリンタに提供される。この情報のやり取りによって、カートリッジのプリンタとの互換性が保証される。
【0006】
記憶した情報によって更に、容器のインクが枯渇(deplete)してからその容器を用いることが防止される。槽のインクが枯渇してからプリンタを動作すると、プリントヘッドが損傷を受けたり壊れてしまう可能性がある。本願に関係するメモリ装置は、使用中に槽内に残っているインクの量に関して、プリントヘッドからのデータによって更新される。新しいカートリッジを取り付けると、プリンタは、その槽の容積を示す情報をメモリ装置から読み出す。使用中、印字システムはインクの使用量を推定し、カートリッジ内に残っているインクを示すようにメモリ装置を更新する。いったんインク容器内のインクが略枯渇すると、メモリ装置はインク切れ状態を反映するように更新される。すると、インクが枯渇したカートリッジ及びメモリ装置は廃棄される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、印字システム用の単一使用(single-use)のインク送出容器を一新する他に採りうる各方法を含む。
【0008】
【課題を解決するための手段】
一新する各方法は、インク送出容器上に元の(original)各要素の電気的および機械的な再構成または交換を含む。それぞれの方法は、インク送出容器上の現存するインク液出口、電気コネクタ、および情報記憶装置を利用する。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明はインク容器を一新する各方法を含むが、プリンタおよび元の備品のインク容器を十分に説明すると、本発明をよりはっきりと理解することができる。
【0010】
図1に、インク容器12、プリントヘッド14、および圧縮機16等の加圧気体源を有する印字システム10を示す。圧縮機16は、管路18でインク容器12に接続されている。インク容器12によって、インク等の印をつける液体(marking fluid)19が、管路20を経由してプリントヘッド14に供給される。インク容器12は、インク19を収容する液槽22、外部シェル24、およびシャシ26を含む。好適な実施例において、シャシ26は、外部シェル24を空気で加圧する管路18に接続するように構成された、空気入口28を含む。シャシ26にはまた、液出口30も含まれている。液出口30は、液槽22と液管路20との間を接続する管路20に接続するように構成されている。
【0011】
好適な実施例において、液槽22は柔軟性を有する材料から形成されており、外部シェル24を加圧することによって、液槽22から管路20を通ってプリントヘッド14への加圧したインクの流れが生じるようになっている。液槽22内の加圧インク源を用いることによって、液槽22からプリントヘッド14に比較的高流量で液体を流すことができる。プリントヘッドへのインク送出を高流量すなわち高速で行うことによって、印字システム10による印字を高スループットにすることができる。
【0012】
インク容器12はまた、複数の電気接点を含む。これについては以下により詳細に説明する。電気接点は、インク容器12上の回路とプリンタ制御エレクトロニクス(制御手段)32との間の電気接続を行う。プリントヘッド制御エレクトロニクス32は、印字システム10の様々な機能を制御する。こういった機能には、プリントヘッド14を起動してインクを施してポンプ16を起動し、インク容器12を加圧することが含まれるが、これに限定するものではない。インク容器12は、情報記憶装置34およびインク体積感知回路36を含む。情報記憶装置34は、インク容器12の容積やインクの特性等の情報を、プリンタ制御エレクトロニクス32に提供する。インク体積感知回路36は、インク容器12内の現在のインク体積に関する信号を、プリンタ制御エレクトロニクス32に供給する。
【0013】
図2は、印字システム10の1実施例を示す斜視図である。印字システム10は、同時にいくつかのインク容器12を収容するように構成された、プリンタのフレーム38を含む。図2に示す実施例は、同様のインク容器12を4つ有している。本実施例において、それぞれのインク容器は異なるカラーのインクを収容しており、シアン、イエロー、マゼンタ、およびブラックのインクを用いて4色印字を行うことができるようになっている。プリンタのフレーム38は、プリンタ10の動作を制御する制御盤40と、そこから紙が放出される媒体スロット42とを有する。
【0014】
図1も参照して、それぞれのインク容器12内のインク19が枯渇すると、容器12は、新しい供給インクを収容している新しいインク容器12と交換される。更に、インク容器12は、異なるインク特性が必要とされる用途のためや異なる媒体上での使用のためのインク交換等、インク切れ状態以外の理由でプリンタのフレーム38から取り外されるかもしれない。交換したインク容器12が、プリンタのフレーム38に関連した対応する電気接点と信頼性の高い電気接続を形成すると共に、必要な相互接続を適切に形成して、印字システム10が高い信頼性で作動するようにすることが重要である。
【0015】
図3および図4は、インク19を収容する液槽22(図1)を収容している外部シェル24を有する元もとある備品のインク容器12を示す。外部シェル24は、インク容器12をプリンタのフレーム38に挿入する方向に関して前端上に固定された前キャップ50と、後端上に固定された後キャップ52とを有する。前キャップ50は、そこを通って空気入口28および液出口30が槽22から突出している(図1)開口部44を、その前端上に有する。槽シャシ26は、前キャップ50に隣接する端すなわち基部(base)を有しており、空気入口28およびインク出口30が開口部44を通って突出するようになっている。開口部44は壁45に取り囲まれており、それによって開口部44が凹み内に配置されている。空気入口28および液出口30は、いったんインク容器12がプリンタのフレーム38内に適切に挿入されると、それぞれ圧縮機16およびプリントヘッド14(図1)と接続するように構成されている。空気入口28および液出口30については、以下でより詳細に説明する。
【0016】
前キャップ50はまた、壁45が取り囲んでいる凹み内に配置された別の開口部46も有する。シャシ26の基部すなわち端はまた、開口部46にもさらされている。複数の平らな電気接触パッド(electrical contact pads)54が、槽シャシ26上に配置されており、開口部46内に配置されて、インク容器12に関連する回路とプリンタ制御エレクトロニクス32との間の電気接続を行う。接触パッド54は、長方形で直線的に1行に配置されている。接触パッド54のうちの4つは情報記憶装置34に電気的に接続されており、4つは図1に関して説明したインク体積感知回路36に電気的に相互接続されている。好適な実施例において、情報記憶装置34は半導体メモリであり、インク体積感知回路36は誘導感知装置を含む。壁45は、情報記憶装置34および接触パッド54を機械的損傷から保護するのに役立つ。更に壁45は、不注意で指が接触パッド54に接触することを最小限にするのに役立つ。接触パッド54については、図5に関してより詳細に説明する。
【0017】
好適な実施例において、インク容器12は、容器12の前キャップ50の両側に配置された1つまたはそれよりも多い手がかりおよびガイド用の造作(keying and guiding features)58、60を含む。手がかりおよびガイド用の造作58、60は、容器12の両側から外向きに突出して、プリンタのフレーム38(図2)上の対応する手がかりおよびガイド用の造作すなわちスロットと共に作動し、インク容器12をプリンタのフレーム38に挿入している間にインク容器12を整列させ案内する助けとなる。手がかりおよびガイド用の造作58、60はまた、手がかりの機能も果たし、適切なカラーやインクタイプ等の適切なインクのパラメータを有するインク容器12が確実にプリンタのフレーム38の指定されたスロットに挿入されるようにする。
【0018】
後キャップ52の片側には、ラッチ肩部62が設けられている。ラッチ肩部62は、プリンタ部上の対応するラッチの特徴(latching features)に対応して作動し、インク容器12をプリンタのフレーム38内に固定し、加圧空気、液体、電気等の相互接続が、高い信頼性で行われるようにしている。ラッチ肩部62は、重力の基準系に関して下向きに延びる、鋳造したタングである。図4に示すインク容器12は、座標系64のZ軸に沿ってプリンタのフレーム38(図2)に挿入されるよう配置されている。この向きでは、インク容器12にかかる重力はY軸に沿っている。
【0019】
図5は、電気接触パッド54の拡大図である。接触パッド54に隣接して、直立した案内部材72がシャシ26に搭載されている。電気接触パッド54は2対の接触パッド78を含んでおり、それぞれの対は、図1に示す体積感知回路36のうちの一方と電気的に接続されている。パッド78のそれぞれの対同士の間に間隔を置いて配置された4つの接触パッド80は、情報記憶装置34に電気的に接続されている。体積感知接触パッド78のそれぞれの対は、1行の接触パッド54の外側に配置されている。接触パッド78は、留め具84によってシャシ26に搭載されているフレキシブル回路82(図13)の一部である。体積感知接点78のそれぞれの対同士の間に配置された4つの中間接点80は、エポキシやガラス繊維等の非導電性基板86上に配置された金属導電層である。基板86上にはまた、メモリ装置34も搭載されており、基板86内に形成された導電トレース(図示せず)によって接続されている。メモリ装置34は、エポキシ等の保護コーティングによって封入して示している。接点80のある方とは反対側である、基板86の裏側は、接着材で接着されているか、留め具84によってシャシ26に取り付けられている。
【0020】
図6から、案内部材72が座標系64のZ軸に沿って延びているのがわかる。案内部材72は、遠端がとがった先細になっている。案内部材72は、重要な案内機能を果たし、インク容器12をプリンタのフレーム38に挿入する間に適切な電気接続が確実に行われるようにしている。図7は、プリンタのフレーム38内の収容ステーション89のインク容器のレセプタクルすなわち収容スロット88内に固定した1つのインク容器12を示す。インク容器の指示(indicia)90は、それぞれのインク容器のレセプタクル88に近接して位置してもよい。インク容器の指示90は、インク容器12をインク容器収容ステーション89内の適切なスロット88に挿入するためにユーザがカラーを照合する助けとなるような、カラーの見本やインクカラーを示す字句であってもよい。前述のように、図3および図4に示す鍵および案内の特徴58、60によって、インク容器12を誤ったスロット88内に取り付けることが防止される。インク容器12を誤ったレセプタクル88に取り付けてしまうと、カラーが不適切に混ざり合ったり異なるインクタイプのインクが混ざり合ってしまう可能性があり、これらはいずれも、印字品質を不良にしてしまう可能性がある。
【0021】
インク容器収容ステーション89内のそれぞれの収容スロット88は、鍵および案内の特徴すなわちスロット92とラッチ部94とを含む。鍵および案内のスロット92は、鍵および案内の特徴60(図3)と協同して、インク容器12をインク容器収容ステーション88内に案内する。インク容器12上の手がかりおよびガイド用の造作58(図3)に対応する手がかりおよびガイド用のスロット92は、図示されていない。ラッチ部94は、インク容器12上の対応するラッチの造作62とかみ合うように構成されている。手がかりおよびガイド用のスロット92の幾何学的形状は、レセプタクル88によって異なっていて、インク容器とレセプタクルとの間の互換性を保証している。
【0022】
図8は、インク容器収容ステーション89内の単一のインク容器収容スロット88を示す。スロット88は、インク容器12と相互接続する相互接続部を含む。好適な実施例において、こういった相互接続部は、液入口98、空気出口96、および電気的相互接続部100を含む。相互接続96、98、100のそれぞれは、フローティングプラットフォーム(floating platform)102上に配置されている。フローティングプラットフォーム102は、コイルばね101(図10A)によって、取り付けたインク容器12に向かってZ軸に沿ってバイアスされている。液入口98および空気出口96は、それぞれインク容器12上の対応する液出口30および空気入口28(図3)と接するように構成されている。電気的相互接続100は、インク容器12上の電気接点54とかみ合うように構成されている。
【0023】
挿入中にインク容器12を案内してインク容器12とプリンタのフレーム38との間に適切な相互接続が行われるようにするのは、インク容器12に関連する手がかりおよびガイド用の造作58、60と、インク容器収容ステーション89に関連した対応する手がかりおよびガイド用の造作92との間の、相互接続である。更に、インク容器収容ステーション89内のそれぞれのスロット88に関連する側壁が、インク容器12の対応する側壁とかみ合って、スロット88に挿入する間にインク容器12を案内し整列させる助けとなる。
【0024】
図9および図10Aは、フローティングプラットフォーム102の更なる詳細を示す。プラットフォーム102は、インク容器12をインク容器収容スロット88に挿入する方向と反対方向に、コイルばね101によってバイアスされている(図10A)。プラットフォーム102は、プラットフォーム102の動きをX、Y、およびZ軸のそれぞれの方向に制限する機械的拘束(図示せず)に向かってバイアスされている。従って、プラットフォーム102は、座標軸64のX、Y、Z軸のそれぞれの方向に動きの程度が制限されている。
【0025】
プラットフォーム102によって、電気コネクタ100が支持され、プラットフォーム102から突出している。電気コネクタ100は、略長方形であり、2つの側面(lateral sides)107、上面および下面、および遠端105を有する。端105からは、複数の、弾力性を有しばねでバイアスされた電気接点104が突出している。電気接点104は、薄いワイヤ状の部材であり、インク容器12に関連した対応する電気接点54(図3)とかみ合って、インク容器12をプリンタ制御エレクトロニクス32(図1)と電気的に接続する。電気コネクタ100は、その上面上に案内スロット106を有する。案内スロット106は、互いに対向し収束していく(converging)壁を有する。これらの壁は、協同して、案内部材72(図5および図10B)とかみ合う。案内部材72は案内スロット106とかみ合って、接点104を接触パッド54と適切に整列させる。図10Bは、電気接点104と適切に整列した接触パッド54を示す。
【0026】
図9および図10Aを参照して、液入口98および気体出口96は、フローティングプラットフォーム102から突出している。液入口98は、ニードル108を取り囲むインク供給スリーブ110を含む。ニードル108は、その遠端近くにポートを有する。ニードル108には、カラー111がシールし摺動するようにかみ合う。カラー111は、ばね113によって、遠端に向かってポートをふさぐように付勢されている。
【0027】
更に図10Aを参照して、インク出口30は、その遠端に隔壁122を有する円筒形の部材である。隔壁122は、ニードル108を収容するスリットを有する。好適な実施例において、ボール124とばね126とを含む逆止め弁がインク出口30内に配置されていて、ニードル108を挿入するまでインクの流出を防止している。ボール124は、隔壁122に当たった状態で固定されており、ニードル108によって、隔壁122から遠ざかる方向に押される。空気入口28もまた、スリットのある隔壁128を有する円筒形の部材である。
【0028】
図11A、図11B、および図15に示すように、シェル24は、その前端に円筒形の首部130を有する、略長方形の部材である。シャシ26は円形の板すなわち栓であり、シャシ26の前側が首部130の縁と同一平面上にある状態で、シャシ26が首部130に挿入され首部130をシールする。槽22は、シェル24内にぴったりと合った、つぶれることのできるバッグ等のつぶれることのできる槽である。槽22の開口部は、シールするようにシャシ26に接合されている。シャシ26は、シェル24およびキャップ50、52と共に、槽22用のハウジングを規定している。シェル24は気密であり、槽22を取り囲む空間内に圧力チャンバ132を作り出している。圧力チャンバ132には、空気入口28が通じている。図12を参照して、槽22の対向する両外側には、硬い補強材のプレート134が取り付けられている。インク容器12の外部シェル24は、柔軟性を有する槽22に対してシールされており、従って、圧力容器としての役割を果たす。使用中、外部シェル24を加圧することによって、つぶれることのできる槽22を加圧することができる。
【0029】
2つの誘導インク体積センサコイル36は、フレキシブル回路82の互いに対向する脚部上に形成されている。コイル36はそれぞれ、センサ接点78(図3)の1つの対に接続された2つのリード線138(図13)を有する。コイル36のうちの一方は槽22の一方の側に配置され、他方は反対側に配置されている。印字システム10に接続すると、制御装置32(図1)は、コイル36の一方に時間変化電流信号を供給する。この時間変化電流によって、他方のコイル36に電圧が誘導され、その大きさは、コイル36同士の間の離間距離が変化するにつれて変化する。インクが用いられるにつれて、槽22の互いに対向する側壁部は一緒になってつぶれ、コイルの対の電磁結合すなわち相互インダクタンスが変化する。結合におけるこの変化が制御装置32によって感知され、制御装置32はその結果としてインクレベルを推測する。更に、制御装置32はまた、インク容器12を取り付けるときに、コイル36のうちの一方に通じる2つの接触パッド54同士の間が電気的に導通しているかどうかを判定することによって、導通チェックも行う。
【0030】
インク容器12はそれぞれ、情報記憶装置34によって提供されるデータの形で表される、独自のインク容器に関する特徴を有する。このデータは、その取り付けたインク容器12に合わせてユーザがプリンタ10を再構成する必要なしに、自動的にインク容器12からメモリ装置34を経由して印字システム10に提供される。メモリ装置34は、保護セクション、一度だけ書き込めるセクション(write-once section)、および何度も書き込み/消去ができるセクション(multiple write/erase section)を有する。カートリッジ12を最初にプリンタ10内に取り付けると、制御装置32が、メーカの識別、部品の識別、システムの係数、整備モード(service mode)、およびインク供給容器の大きさ等のインク容器情報を読み出す。印字システム10はコイル36のうちの一方に通電し、他方の(受信(receiving))コイル36から初期受信コイル電圧を読み出す。受信コイル36からのこの初期受信コイル電圧は、インク容器12がフルの状態を示す。印字システム制御エレクトロニクスは次に、初期受信コイル電圧を示すパラメータを、メモリ装置34の保護部上に記録する。次に印字システム制御エレクトロニクスは、書き込み保護のフィーチャー(feature)を開始して、メモリの保護された部分における情報が変えられないことを保証する。
【0031】
一度だけ書き込めるセクションは、メモリの、制御装置32が一度だけ書き込むことができる部分である。何度も書き込み/消去ができるセクションは、一度よりも多くデータを書き込むことができる。このセクションにおいてデータを上書きすると、前に記憶していたデータが消去される。
【0032】
インク容器12を印字システム10に挿入すると、制御装置32は、様々な印字機能を制御するためのパラメータ情報をメモリ装置34から読み出す。例えば、制御装置32は、パラメータ情報を用いて、残っているインクの推定量を計算する。残っているインクが低インクしきい値体積よりも少ない場合には、そのことを示すメッセージがユーザに提供される。更に、インク容器12内のインクがしきい値体積よりも少ない場合には、制御装置32は印字システム10をディセーブルして、インクの供給なしでプリントヘッド14が動作するのを防止することができる。インクなしでプリントヘッド14を動作すると、その結果、プリントヘッドの信頼性が低下したり、プリントヘッド14が悲劇的な故障をしてしまう可能性がある。
【0033】
動作において、制御装置32は、インク容器12に関連するメモリ装置34から、初期体積情報を読み出す。印字中にインクが用いられるにつれて、インクレベルは制御装置32に監視され、メモリ装置34はインク容器12に残っているインクに関する情報を含むように更新される。その後制御装置32は、メモリ装置34を経由してインク容器12内の送出可能なインクのレベルを監視する。好適な実施例において、データは、接地に関する単一のデータラインを用いて、順次プリンタ10とメモリ装置34との間で転送される。
【0034】
好適な実施例において、体積情報は以下のものを含む。すなわち、(1)メモリの書き込み保護部における初期供給サイズのデータ、(2)メモリの一度だけ書き込める部分に記憶された粗いインクレベルのデータ、および(3)メモリの何度も書き込み/消去ができる部分に記憶された精密なインクレベルのデータ、である。初期供給サイズのデータは、インク容器12内に最初存在している送出可能なインクの量を示す。
【0035】
粗いインクレベルのデータは、多数の一度だけ書き込めるビットを含む。こういったビットはそれぞれ、インク容器12内に最初存在している送出可能なインクのうちの何分の1かに対応している。第1の好適な実施例において、8つの粗いインクレベルのビットのそれぞれが、インク容器12内に最初ある送出可能なインクの8分の1に対応している。以下の説明において用いる第2の好適な実施例において、7つの粗いインクレベルのビットのそれぞれが、インク容器12内に最初ある送出可能なインクの8分の1に対応し、1つの粗いインクレベルのビットが、インク切れ状態に対応する。しかし、粗いインクレベルのカウンタに所望される精度によって、これよりも多いまたは少ない粗いビットを用いてもよい。
【0036】
精密なインクレベルのデータは、インク容器12内に最初存在している送出可能なインクの体積の8分の1のうちの何分の1かに比例する、精密なビットの二進数を示す。従って、精密なビットの二進数全体の範囲は、1つの粗いインクレベルのビットと同等である。これについては、以下で更に説明する。
【0037】
印字システム10は、初期供給サイズのデータを読み出して、インク容器12内に最初存在している送出可能なインクの量すなわち体積を計算する。プリントヘッド14が噴出する滴体積は、各パラメータをベースにして印字システム10が決定する。インク容器12内の送出可能なインクの初期体積、およびプリントヘッド14の推定滴体積を用いて、印字システム10はそれぞれの滴が初期送出可能インク体積のうちの何分の1を表すかを計算する。これによって、印字システム10は、送出可能なインクの初期体積のうちの、インク容器12内に残っている何分の1かを監視することができる。
【0038】
印字中、印字システム10は、プリントヘッド14が噴出したインク滴の数に等しい滴カウントを維持する。印字システム10は、少量、通常1ページ、を印字した後、滴カウントを精密なビットの二進数の値に変換する。この変換は、精密なビットの二進数全体の範囲が、インク容器12内の送出可能なインクの初期体積の8分の1に対応する、という事実を利用している。精密なビットの二進数の値をフルにデクリメントまたはインクリメントする度に、印字システム10は、粗いインクレベルのビットのうちの1つをセットするように書き込みを行う。粗いインクレベルのビットのそれぞれはメモリ装置34の一度だけ書き込めるセクションにあり、これらのビットおよび対応するインクレベルの値を変えることはできないからである。
【0039】
印字システム10は、粗いインクレベルのビットと精密なインクレベルのビットとを定期的に照会して、インク容器12内に残っているのが初期送出可能インクの何分の1であるかを判定する。すると印字システム10は、印字システム10のユーザに、インク容器12内のインクレベルを示す「ガス計器(gas gauge)」その他の表示を提供する。好適な実施例において、印字システムは、第6の粗いインクレベルのビットがセットされると、「低インク警告」を行う。また、好適な実施例において、印字システムは、インク容器12のインクが略枯渇すると、第8の(最後の)粗いインクレベルのビットをセットする。この最後の粗いインクレベルのビットは、「インク切れ」ビットと呼ばれる。粗いインクレベルのビットを照会すると、印字システムは、インク切れビットのセットを、インク容器12についての「インク切れ」状態であると解釈する。
【0040】
体積は、インク使用の第2の段階の間においてのみ、誘導センサコイル36(図12)で感知される。第1の段階の間は、精密なカウンタと粗いカウンタの両方が用いられる。インク滴は、メモリ装置34の精密なカウンタ部にカウントされ記録される。精密なカウンタがフルにインクリメントまたはデクリメントする度に、別の粗いカウンタのビットがセットされる。第2の段階の間は、インクレベルセンサコイル36のみを用いる。受信コイル36からの電圧出力は、メモリ装置34上に記録されているパラメータが示す電圧レベルと比較される。パラメータが示す電圧出力は、メモリの書き込み/消去部上に記録される。連続する読み出しのそれぞれが、エラーチェック技術として直前の読み出しと比較され、コイルの誤動作(malfunction)を検出できるようにしている。
【0041】
印字システム10において、プリンタ10とメモリ装置34との間のデータ転送は、接地に関する単一のデータライン上で順次行われる。上述のように、インク容器12内のインクが枯渇していく間に、メモリ装置34は、その初期状態および現在の状態を示すデータを記憶する。プリンタ10は、メモリ装置34を、残っているインクの体積を示すように更新する。送出可能なインクの大部分または略すべてが枯渇してしまうと、プリンタ10は、インク容器12が「インク切れ」信号を供給することができるように、メモリ装置34を変える。プリンタ10は、インク容器12での印字を停止することによって応答してもよい。その時点で、ユーザは新しいインク容器12や、本発明に従って一新されたインク容器を挿入する。
【0042】
インクが枯渇した後も、容器12は潜在的に、新しい供給インクを補充すれば、更に用いることができる。しかし、こういったインク容器12は、1度だけ用いるように設計されている。メモリ装置内に記憶された情報が、再充填前に槽内にあったインクの量を示しているからである。再充填し再びプリンタ上に取り付けても、メモリ装置34内のデータは、再充填前に入っていたインクの体積を依然として示すであろう。メモリ装置34が知らせる低インク警告は、不正確なために、ユーザにとって無意味になろう。ユーザは、メモリ装置の様々な利点や安全装置を奪われる。その結果として、槽は再充填用に設計されてはいない。図14ないし図16に関して説明する本発明は、こういったインク容器12を再使用する方法および装置である。
【0043】
図14を参照して、インク容器12を一新する本発明の方法を示す。方法は、ステップ170で示すように、初期インクが少なくとも部分的に枯渇したインク容器12が生じることによって開始する。インク容器12は、1つまたはそれよりも多いインクジェットのプリントヘッド14に、インクを供給することによって、枯渇する。インクがプリントヘッド14に供給されると、インク容器12に関連するメモリ装置34は、インク容器12内に残っているインクを判定するための情報で更新される。
【0044】
ステップ172で表すように、最初のインクとは異なる新しいインクの源が液出口30に設けられて、液槽22を再充填する。液槽22は、インクが供給されるにつれて膨張し、圧力チャンバ132内の空気と置き換わる。ステップ174で表すように、圧力チャンバ132内の圧力を開放するために、空気入口28を通って空気が開放される。ステップ176で表すように、メモリ装置34が枯渇状態を示す信号を印字システム10に供給しないよう、メモリ装置34がディセーブルされる。ステップ178で表すように、液槽22内のインク体積の増大を示す新しい信号源が設けられる。好適な実施例において、新しい信号源は、再充填ステップ172の後の、印字に利用可能なインク体積の増大を示す。最後に、ステップ180において、インク容器12が再取り付けされ、インク容器12と印字システム10との間の液体的、空気的、および電気的接続が確立される。すると、再充填された槽22内の新しいインクは、管路20を経由し、プリントヘッド14が利用できるようになる。更に、新しい信号源は、印字システム制御エレクトロニクス32が利用できるようになり、印字システム制御エレクトロニクス32に情報を提供して、ステップ172において供給された新しいインクで印字できるようにすることができる。
【0045】
次に図15および図16を参照して、インク容器12を充填する方法および装置を示す(図14のステップ172およびステップ174)。インク容器12を一新するのに、つぶれることのできる槽22に交換インクを供給する。交換インクが供給されるにつれて、槽22は膨張し、圧力容器24と槽22との間の圧力チャンバ132内の空気と置き換わる。圧力チャンバ132への加圧を回避し、インク流量を最大限にするために、チャンバ132から空気入口28を経由して圧力容器24の外側の位置への空気の流路が確立される。
【0046】
インクがインク容器12に導入されると、シール部材124が、隔壁122に接触しているシール位置から非シール位置に動く。非シール位置において、シール部材124は、液出口30の遠端から遠ざかる方向に、中空のボス123内へと直線的に変位する。同時に、隔壁122を放射状に変位させることによって、隔壁122内に開口部すなわち経路が確立される。これを行う方法のひとつは、中空のニードル等の中空の管路を隔壁122を貫いて挿入して、この中空の管路が、シール部材124を直線的に変位し、隔壁122を放射状に変位するようにする、というものである。次に、インク源と槽22との間に、インクの流れが確立される。するとインクは、インク源から、隔壁122内の経路、シール部材124、およびボス123を通り、槽22へと流れる。インクの流れを一層よくするために、インク源を加圧してもよい。
【0047】
再充填動作中に圧力チャンバ132から空気が迅速に移動することができるようにするために、隔壁128を放射状に変位させることによって、隔壁128内に開口部すなわち経路を確立してもよい。これを行う方法のひとつは、中空のニードル等の中空の管路を隔壁128を貫いて挿入する、というものである。次に空気の流れが確立され、空気が、圧力チャンバ132から、中空のボス129および隔壁128内の開口部を通り、空気収集領域へと流れるようにする。様々な他に採り得るものがあるが、例えば、空気収集領域は大気外すなわち真空源(outside atmosphere or a source of vacuum)であってもよい。槽22を再充填する時、圧力チャンバ132に印加される真空源によって、インクの流れが更によくなる。
【0048】
次に図16を参照して、インク容器12用再充填装置の例示的実施例を示す。好ましくはインクスリーブ142およびベントスリーブ144を有する再充填アダプタ140が用いられる。インクスリーブ142とベントスリーブ144とは管状部材であり、インク出口30および空気入口28を覆って摺動する開いた下端を有する。インクスリーブ142は、内部に中空のニードル146が配置されており、この中空のニードル146は、遠端近くにポート147を有する。シールカラー148がシールするようにニードル146とかみ合い、ポート147をふさぐ閉位置と、図16に示す開位置との間で摺動するように動く。開位置において、インクはニードル146を通ってポート147から流出することができる。コイルばね150がシールカラー148を閉位置に付勢している。ニードル146は、管路152によってインク槽すなわちタンク156に接続されている。管路152内には好ましくはポンプ154が接続されていて、インクを圧力下でタンク156からくみ上げる。ベントスリーブ144内には、中空のニードル158または管状部材が搭載されている。
【0049】
再充填するには、アダプタ140がインク出口30および空気入口28の上に配置される。ニードル147が隔壁122のスリットを刺し貫き、ボール124を押し下げて、逆止め弁を開く。ニードル158は、隔壁128のスリットを刺し貫き、圧力チャンバ132を大気に通気する。ポンプ154がオンになって、矢印で示すように、インクがタンク156から槽22内にくみ上げられる。槽22の容積が膨張することによって置き換えられる圧力チャンバ132内の空気は、ニードル158を通って大気に通気される。いったん槽22を再充填すると、アダプタ140は取り外される。
【0050】
インクを再充填するのに加えて、メモリ装置34(図5)に関する一新(図14のステップ176およびステップ178)も行って、メモリ装置34がこれまで提供してきた利点が依然として存在するようにするべきである。メモリ装置34の一新については、その参照によって本明細書に組み込まれる米国特許出願番号第09/034,875号においてより詳細に説明している。シャシ26上に配置された元のメモリ装置34は、インク容器12の少なくとも部分的に枯渇したインクレベル状態を示す、データ信号の第1の源を提供する。すなわち、上述のとおり、メモリ装置34は、低減したインクレベルまたはインク切れ状態を反映するように印字システムによって変更された、メモリの一度だけ書き込める部分に記憶された粗いインクレベルのデータを含む。従って、インク容器12を再充填すると、その結果、残っているインクの量は変化するが、指示された粗いインクレベルは変化しない。従って、メモリ装置34は正確な残りインク情報を提供していないことになり、その結果、不適切な低インク状態信号が出てしまう。更に、再充填したインクは、メモリ装置34が示すのと同じインクのパラメータ(すなわち、密度、着色剤、溶剤、添加物、等の組成物の要因)を必ずしも有しているわけではないので、印字システム10は、この再充填したインクを適切に補償して高い印字品質を保証することができないかもしれない。
【0051】
メモリ装置34を一新するのに、カートリッジ12が再び取り付けられても(図14のステップ176)、メモリ装置34内に以前から存在するデータを、プリンタ10と更にやり取りすることはできなくなる。1技術において、メモリ装置34内のすべてのデータが消去される。これは、メモリ装置34をX線や電界等のエネルギー源にさらすことによって行うことができる。このエネルギー源が十分なら、メモリ装置34内のデータがリセットされる。次にインク容器12の槽を再充填する。そうすると、メモリ装置34を、再充填したインク容器12のパラメータを反映するように再プログラムすることができる。印字システム10に取り付けると、印字システムは、元のインク容器と同様の方法で、インク容器12と共に動作する。
【0052】
他の一新する方法において、メモリ装置34はディセーブルされ、ほぼ同一のメモリ装置またはエミュレータと交換される。新しいメモリ装置34は、元のメモリ装置34のエミュレータすなわち略レプリカであってもよい。エミュレータとは、プリンタ10と情報を交換する、メモリ装置34と機能的に同等である電子回路のことである。エミュレータは、機能的には同等であるが、構造は非常に異なっていてもよい。エミュレータは、メモリとしての機能を果たす部分を持つこともあり(likely)、槽22の容積、インクのタイプ、カラー、等を示す情報を提供することもある。エミュレータは、オプションで、新しい供給インクが供給される度等、元のメモリ装置34とは異なる方法でリセットされてもよい。更に、エミュレータは、槽22内のインクの実際の状態に関わらず動作することができるようにする情報をプリンタ10に提供するように構成されていてもよい。
【0053】
エミュレータや新しいメモリ装置等の新しい信号源には、プリンタ10が適切に動作するのに必要なデータが提供されるべきである。新しい信号源は、単一のワイヤ入力/出力を通じて、順次プリンタ10と情報をやり取りすることができるべきである。新しい信号源が提供するこのデータは、プリンタ10が、利用可能なインク体積の指示を行うのに用いる。
【0054】
インク容器12を一新する1技術において、第1のメモリ装置34はシャシ26(図5)から取り外される。基板86は、メモリ装置34および接触パッド80と共に1ユニットとして、シャシ26からてこで上げるその他の方法で取り外してもよい。新しいメモリ装置34またはエミュレータと接触パッド80とを有する新しい基板86は、シャシ26の、元の基板86、メモリ装置34、および接触パッド80が保持されていたのと同じ場所に固定されてもよい。新しい基板86は、留め具や接着材によって固定してもよい。フレキシブル回路82上に配置され誘導コイル36に接続された体積感知接触パッド78を取り外す必要はない。
【0055】
または、新しい1組の接触パッド80のみを含む基板86をシャシ26上に搭載してもよい。新しいメモリ装置34またはエミュレータは、インク容器12上の他の場所すなわち離れた場所に搭載して、リード線で新しい1組の接触パッド80と接続してもよい。
【0056】
他の一新する方法では、元の基板86、メモリ装置34、および接触パッド80が所定位置のままでいることができる。新しい基板86は、新しいメモリ装置34および接触パッド80と共に、元のメモリ装置34および接触パッド80の上に接合される。基板86の材料は、電気的絶縁体である。従って、基板86によって、新しい接触パッド80は、元の接触パッド80および元の接触パッド80を元のメモリ装置34に接続していた元の基板86における導電トレースから絶縁される。元の接触パッド80は、新しい基板86に覆われてプリンタ接点104(図9)との電気的係合から絶縁されているので、係合することができない。
【0057】
他の一新する方法において、元の接触パッド80のうちの使用可能な部分は所定位置のままであり、元のメモリ装置34から電気的に分離される。この方法において、好ましくは、ナイフ等の鋭利な物体で基板86を貫き接触パッド80を横切って、切り傷がつけられる。この切り傷によって、基板86は、保持される部分と使い捨ての部分とに分けられる。保持される方の部分は、接触パッド80のうちのかなりの部分を含む。基板86の使い捨ての方の部分は、メモリ装置34と、それに隣接するほんの少しの接触パッド80とを含む。この切り傷は、基板86の保持される方の部分上に含まれる接触パッド80の部分と、メモリ装置34の4つの端子との間の電気的導通を切断する。基板86の保持される方の部分上の接触パッド80の大きさは元の接触パッド80よりも小さいが、プリンタ接点104(図9)と接続するには十分な大きさである。
【0058】
通常、次に、シャシ26から基板86の使い捨ての方の部分を、第1のメモリ装置34と接触パッド80のその上に含まれる部分と共に、取り外す。すると、新しいメモリ装置34を、その端子を元の接触パッド80に接続した状態で、基板の保持される方の部分の上に含まれる元の接触パッド80に隣接してまたはその上に搭載することができる。オプションで、新しいメモリ装置34を、凹み(図3)以外のハウジング上のどこか他の場所に搭載したり、プリンタ10からさえ離れた場所に搭載して、リード線で元の接触パッド80に接続してもよい。または、基板86の保持される方の部分上の接触パッド80を、離れて配置したエミュレータまたはメモリ34に取り付けたリード線に接続してもよい。
【0059】
【発明の効果】
本発明は、いくつか利点を有する。単一使用の(使い捨て式)インク容器を液体的に一新するこういったいろいろな(alternate)方法によって、こうしたインク容器を再充填し、廃棄前に何度も用いることができるようになる。インク容器12を電気的に一新することによって、再充填後に槽22内に収容されるインク体積を印字システム10に提供して、印字システム10が再充填インクの使用を監視することができるようになる。再充填に用いた交換インクが元のインクと異なる(着色剤、溶剤、添加物、等が異なっていたり、成分の濃度が異なっている等)場合には、新しい信号源34がこの変化を反映することができる。新しい信号源34を有するインク容器が印字システム10内に取り付けられると、印字システム10は、インクの変化に関してユーザに警告を行うこともできる。これは、取り付けたインクのタイプや源を示す、印字システム10やコンピュータの画面が表示するメッセージの形であってもよい。このようなメッセージは、槽22内に収容されているインクが既知の源または組成のものであるかどうかを示してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 元の備品(original equipment)のインク送出システムを有する印字システムの概略図である。
【図2】 図1に関して説明される印字システムを組み込んだプリンタの等角図である。
【図3】 図1の印字システムのインク容器の端面等角図である。
【図4】 図3のインク容器の側面図である。
【図5】 図3のインク容器の部分拡大基端面図(proximal end view)である。
【図6】 図3のインク容器の、図5の6−6線側断面図である。
【図7】 インク容器のレセプタクル(receptacles)を示す、図2のプリンタの一部の部分拡大等角図である。
【図8】 図2のプリンタの、図7の8−8線部分拡大等角断面図である。
【図9】 図2のプリンタのインターフェース部の、拡大等角図である。
【図10A】 取り付けたインク容器の部分断面図も示す、図9に示すプリンタのインターフェース部の図9の10A−10A線部分断面図である。
【図10B】 図10Aのプリンタの、図10Aの10B−10B線拡大断面図である。
【図11A】 遠端から示した、図10Aおよび図10Bのインク容器の部分組立分解等角図である。
【図11B】 基端から示した、図10Aおよび図10Bのインク容器の部分組立分解等角図である。
【図12】 図10Aおよび図10Bのインク容器の、更なる組立分解等角図である。
【図13】 インク容器から取り外して示した、図10Aおよび図10Bのインク容器の誘導液レベルセンサ(inductive fluid level sensors)を示す、拡大側面図である。
【図14】 インク容器12を一新する方法を示すフローチャートである。
【図15】 前キャップ(leading cap)を取り外した状態の、図10Aおよび図10Bのインク容器の断面図である。
【図16】 前キャップを取り外した状態の、インク再充填中のインク容器を示す、図10Aおよび図10Bのインク容器の断面図である。
Claims (5)
- 再充填アダプタと第2のインク容器内の新しいインクの供給部とを用いて、第1のインク容器を再充填する方法であって、該再充填アダプタはインクスリーブとベントスリーブとを含み、該インクスリーブは、前記第2のインク容器の新しいインクの供給部に接続するためのインク入口ポートと再充填されるインクを前記第1のインク容器へと送るためのインク出口ポートとを有する第1の流体管を含み、該ベントスリーブは、前記第1のインク容器につながる空気入口と空気収集領域に液通する空気出口とを有する第2の流体管を含んでおり、
(a)前記再充填アダプタの前記インクスリーブの前記インク出口ポートを、前記第1のインク容器のインク出口に接続するステップと、
(b)前記ベントスリーブを前記第1のインク容器の空気入口に接続するステップと、
(c)前記再充填アダプタの前記インクスリーブの前記インク入口ポートを、前記第2のインク容器に接続するステップと、
(d)前記第2のインク容器から前記第1のインク容器へと前記アダプタを通って前記インクを流して、前記アダプタを通って前記第1のインク容器から同時に空気を流すようにするステップと
を含むことによって、インクで前記第1のインク容器を再充填する方法。 - 前記ステップ(a)および前記ステップ(b)の接続するステップを同時に行う請求項1に記載の方法。
- 前記第2のインク容器内に含まれる前記インクを加圧して、前記インクスリーブを通って前記第2のインク容器から前記第1のインク容器へと前記インクを流すことをさらに含む請求項1または2に記載の方法。
- 前記第1のインク容器が再充填された時点で前記アダプタを取り除くステップをさらに含む請求項1から3のいずれかに記載の方法。
- インクジェット印字システムのインクジェットプリントヘッドにインクを提供するインク容器を一新する方法であって、該インク容器が、インクジェット印字システムのインクジェットプリントヘッドに液通する液入口に着脱可能に結合でき、隔壁を含む液出口と、液槽と、前記インク容器内のインクの特性に関する情報を前記印字システムに通信するための、前記インク容器に搭載された電気接触パッドに接続されたメモリ装置とを含んでおり、
前記隔壁の内面からシール用ボールを変位させるステップと、
前記液出口にインク源を結合するステップと、
前記インク源から前記シール用ボールを通り液槽へのインクの流れを確立するステップと、
イネーブル情報を前記印字システムに提供して、前記印字システムが作動できるようにするために、前記メモリ装置を一新するステップと
を含んでなり、
前記インク容器が外部ハウジングによって形成される圧力チャンバを含んでおり、前記圧力チャンバと前記外部ハウジングの外側領域との間に空気の流れを確立しており、
前記インク容器が前記圧力チャンバと前記外部ハウジングの外側領域との間を連絡する空気入口を含んでおり、前記空気入口に管路を接続することと、前記圧力チャンバから前記空気入口を通り前記管路への空気の流れを確立して前記液槽へのインクの流れを高めることとを含むものである、インク容器を一新する方法。
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