JP4209817B2 - 撥水性フィルタ部材、その製造方法、防水性機器、及びガスセンサ - Google Patents
撥水性フィルタ部材、その製造方法、防水性機器、及びガスセンサ Download PDFInfo
- Publication number
- JP4209817B2 JP4209817B2 JP2004194383A JP2004194383A JP4209817B2 JP 4209817 B2 JP4209817 B2 JP 4209817B2 JP 2004194383 A JP2004194383 A JP 2004194383A JP 2004194383 A JP2004194383 A JP 2004194383A JP 4209817 B2 JP4209817 B2 JP 4209817B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- repellent filter
- filter member
- resin sheet
- cylindrical
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D39/00—Filtering material for liquid or gaseous fluids
- B01D39/14—Other self-supporting filtering material ; Other filtering material
- B01D39/16—Other self-supporting filtering material ; Other filtering material of organic material, e.g. synthetic fibres
- B01D39/1692—Other shaped material, e.g. perforated or porous sheets
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N27/00—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means
- G01N27/26—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating electrochemical variables; by using electrolysis or electrophoresis
- G01N27/403—Cells and electrode assemblies
- G01N27/406—Cells and probes with solid electrolytes
- G01N27/4062—Electrical connectors associated therewith
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N27/00—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means
- G01N27/26—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating electrochemical variables; by using electrolysis or electrophoresis
- G01N27/403—Cells and electrode assemblies
- G01N27/406—Cells and probes with solid electrolytes
- G01N27/407—Cells and probes with solid electrolytes for investigating or analysing gases
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Immunology (AREA)
- Pathology (AREA)
- Filtering Materials (AREA)
- Measuring Oxygen Concentration In Cells (AREA)
Description
また、この酸素センサは上記酸素検出素子を固定する主体金具と、その主体金具の後端側に自身の先端部が固着され、酸素検出素子の後端側を覆うように軸線反対方向に延びた中空筒状の外筒部を含む。外筒部の開かれた端には中央に通気貫通孔を有するグロメットが嵌入されると共に、外筒部とグロメットは気密に封止されている。従って、内部電極は、主体金具と、外筒部と、グロメットとで構成される内部空間に収容されてなり、この内部空間への大気の導入は、グロメットの通気貫通孔を通して行われる。
ところで、この酸素検出素子の内部空間に、大気の導入と共に水が浸入することがあると、酸素検出素子の内部電極及び外部電極と接続される端子金具の間で短絡が生じたり、酸素検出素子と共に内部空間に収容されるヒータの通電端子金具と上記端子金具の間で短絡が生じたりして、酸素濃淡電池起電力を適切に取り出すことができなくなる虞がある。
一方、樹脂シートと通気貫通孔の内周面との間に隙間が空いていると、この隙間から浸水する虞があるので、この筒状金属部材の外径と通気貫通孔の内径とはほぼ同じとなるようにされている。そのため、筒状金属部材と共に樹脂シートを通気貫通孔内に押し込むと
、内側筒部材と通気貫通孔に挟まれて樹脂シートに発生する摩擦によって、大きな挿入抵抗が発生するが、これに抗して、筒状金属部材を押し込むことにより、樹脂シートを通気貫通孔内に押し込むことになる。
端を閉塞するように、上記内側筒部材の上記一方端及び上記内側筒部材の外周面のうち少なくとも上記一方端側を覆って、上記内側筒部材と一体化成型してなる有底筒形状の樹脂部材と、を備える撥水性フィルタ部材であって、上記樹脂部材のうち、上記内側筒部材の上記一方端を閉塞する底面部の少なくとも一部は、上記多孔質繊維構造を保持して通気性を有してなり、前記内側筒部材は、前記外周面に、前記樹脂部材と係合してこの樹脂部材の脱落を防止する係合部を備え、上記係合部は、上記内側筒部材の上記外周面から内周面まで貫通する貫通孔であり、上記樹脂部材は、自身の一部が上記貫通孔の内側にも入り込んで、径方向内側に突出する被係合部を有する撥水性フィルタ部材である。
さらに、樹脂部材と内側筒部材とが一体化成型されているため、樹脂シートのみを成型した撥水性フィルタ部材と内側筒部材の2つの部材を用いて通気貫通孔内などに組み付ける場合に比して、取り扱いが容易である。
また、本発明の撥水性フィルタ部材は、樹脂部材と内側筒部材とが一体化成型されている。このため、上述のように、樹脂シートのみを成型した撥水性フィルタ部材内に内側筒部材を挿入したものを、通気貫通孔内に挿入する場合に比して、挿入の際に生じる摩擦による抵抗力を、内側筒部材にも分散することができる。従って、通気貫通孔内に挿入するに当たって、挿入抵抗により、樹脂部材の底面部や肩部に掛かる応力を低減でき、これらの部分の亀裂等の発生を防止することができる。
この中でも、本発明では、係合部は、内側筒部材の外周面から内周面まで貫通する貫通孔であり、樹脂部材は、自身の一部が上記貫通孔の内側にも入り込んで、径方向内側に突出する被係合部を有している。
材について、上記棒状部の先端を覆い、この棒状部の径方向の外周面に掛かるように、上記樹脂シートを被せ、上記樹脂シートのうち、上記棒状部の先端より軸線方向先端側に位置するシート先端部について、そのうちの少なくとも一部を上記多孔質繊維構造をなす繊維部分が相互に融着しない温度に保持して上記底面部を形成しつつ、上記樹脂シートのうち、少なくとも上記棒状部のうち上記先端から離れた基端側棒状部の径方向外側に位置する基端側外周部を加熱し固化させて上記筒状側面部を形成する撥水性フィルタ部材の製造方法である。
従って、樹脂シートを用いて、筒状側面部を成型できるほか、シート先端部の少なくとも一部については、成形後も樹脂シートが有する多孔質繊維構造を維持できる。そのため、この製造方法によれば、筒状側面部を有するほか、底面部の少なくとも一部において、多孔質繊維構造が保持され、通気性を有する撥水性フィルタ部材を確実に製造することができる。
棒状部を有する雄型部材を用いる場合、この棒状部から、樹脂シートのうちのシート先端部に熱が伝わって、このシート先端部の温度が上がり、多孔質繊維構造をなす繊維部分が互いに融着してしまう虞があった。
このように、本発明の撥水性フィルタ部材の製造方法によれば、底面部において通気性を確保した撥水性フィルタ部材を確実に得ることができる。
これに対し、本発明の製造方法では、放熱部材を用い、樹脂シートのうち、シート先端部の少なくとも一部である当接部を、放熱部材に当接した状態として、この当接部を繊維部分が融着しない低温に保持している。
このため、この当接部においては、繊維部分が互いに融着することが防止される。従って、成型後には撥水性フィルタ部材の底面部の少なくとも一部は多孔質繊維構造が維持され、通気性を確保することができる。このように、本発明の撥水性フィルタ部材の製造方法によれば、底面部において通気性を確保した撥水性フィルタ部材を確実に得ることができる。
なお、当接部は、請求項5に記載の離間部でもあると好ましい。すなわち、棒状部が筒状あるいは先端に凹部を有する形状とし、当接部(離間部)が放熱部材には接触する一方、棒状部に接触しないようにされていると、当接部の温度上昇がさらに確実に防止されて、さらに好ましい。
これに対し、本発明の撥水性フィルタ部材の製造方法では、流体を用い、樹脂シートのうち、シート先端部の少なくとも一部である冷却部を、流体で冷却し、この冷却部を繊維部分が融着しない低温に保持している。
このため、この冷却部においては、棒状部から熱が伝わって繊維部分が互いに融着する
ことが防止される。従って、成型後には撥水性フィルタ部材の底面部の少なくとも一部は多孔質繊維構造が維持され、通気性を確保することができる。このように、本発明の撥水性フィルタ部材の製造方法によれば、底面部において通気性を確保した撥水性フィルタ部材を確実に得ることができる。
このため、この一方端閉塞部の少なくとも一部においては、繊維部分が互いに融着することが防止される。従って、成型後には撥水性フィルタ部材の底面部の少なくとも一部は多孔質繊維構造が維持され、通気性を確保することができる。このように、本発明の撥水性フィルタ部材の製造方法によれば、底面部において通気性を確保した撥水性フィルタ部材を確実に得ることができる。
側面部は、そのすべてが通気貫通孔内に配置されていても良いし、一部(底面部に近い部分)が通気貫通孔を通過して、挿入側とは逆側の通気貫通孔外に配置されていても良い。また、撥水性フィルタ部材の筒状側面部の他の一部(底面部とは逆の基端部分)が包囲部材の通気貫通孔に挿入されないまま、挿入側の通気貫通孔外に配置されていても良い。
一方、酸素検出素子30の外周面34のうち、先端部には同様な多孔質の外部電極35が形成されている。また、外部電極用端子部材38は、酸素検出素子30の外周面34のうち、外部電極35から後端側に向かって延びる形態で形成される外部リード部(図示しない)に接触することで、外部電極35と電気的導通を取っている。さらに、酸素検出素子30の外部電極35の電位は、外部電極用端子部材38に接続されている他方のセンサ出力リード線39を通して外部に取り出されている。
また、主体金具11には、主体金具11の先端側開口部から突出する酸素検出素子30の先端部を覆うように、排気ガスを透過させる複数のガス透過口が形成されたプロテクタ43が取り付けられている。従って、酸素検出素子30の外部電極35は、プロテクタ43のガス透過口を通して、排気ガス(測定ガス)と接触することができる。
また、図2、図3に示すようにグロメット17は、これらのリード線39、40、41、42の貫通孔とは別に、外気との通気を行う通気貫通孔18をその中央に有する。さらに、この通気貫通孔18の内部には、略シルクハット形状の撥水性フィルタ部材19が配置されている。この撥水性フィルタ部材19は、グロメット17をかしめることにより、このグロメット17と内側筒部材20との間に狭持されている。具体的には、グロメット17の縮径により、撥水性フィルタ部材19は、その筒状側面部19sが、内側筒部材20の外周面20gに押しつけられて固定されている。
フィルタ部材19は、有底円筒状に成型されてなり、軸線方向に延びる円筒状の筒状側面部19sと、この筒状側面部19sの一端を閉塞する円板状の底面部19tと、を含む。さらに、筒状側面部19sのうち底面部19tとは逆側の他端から径方向外側に拡がるフランジ部19fも含む。この撥水性フィルタ部材19は、後述するように、通気性と撥水性を有する多孔性繊維構造の樹脂シート54を、略シルクハット形状(フランジを有する有底円筒状)に成型してなる(図7参照)。このうち底面部19tは、樹脂シート54の有する多孔性繊維構造を保持する(図6(a)参照)ようにして成型されているので、撥水性フィルタ部材19は、この底面部19tにおいて通気性を有する撥水性フィルタとして機能する。
かくして、本実施例1の酸素センサ10では、センサ出力リード線39、40の電圧を測定することにより、排気ガスの酸素濃度を検出することができる。
なお、本実施例1の酸素センサ10では、酸素検出素子30をヒータ36で加熱することで、固体電化質体の早期活性化を図っている。
まず、主体金具11の内部に、インシュレータ12、13及びセラミック粉末14を用いて、酸素検出素子30をカシメ固定する。次いで、主体金具11の先端に、プロテクタ43をレーザにより装着する。
次いで、ヒータ36、内部電極用端子部材37及び外部電極用端子部材38の一部をセパレータ16の内部に収容すると共に、鍔部16bよりも先端側のセパレータ16の外周に断面略J字状で筒状の弾性部材22を配置する。その上で、金属外筒15にリード線39,40,41,42を挿通し、この金属外筒15を後端側からセパレータ16に被せ、金属外筒15の内側凸部15gとセパレータ16の鍔部16bとを当接させる。なおこの時点では、金属外筒15のセパレータカシメ部15fは未だカシメられておらず、セパレータ16の鍔部16bが挿通できる径とされている。
続いて、グロメット17をリード線39等に挿通し、金属外筒15の後端側に挿入する。なお、この時点では、金属外筒15のグロメットカシメ部15eは、未だカシメられておらず、グロメット17を挿入できる径とされている。このグロメット17の中央の通気貫通孔18には、撥水性フィルタ部材19及び内側筒部材20が配置されている。
さらに、セパレータ16を包囲している金属外筒15のうち、セパレータ16の鍔部16bよりも先端側を包囲している部位をカシメて弾性部材22を縮径させると共に、セパレータカシメ部15fを形成する。これにより、その内側に位置する弾性部材22を変形させ、鍔部16bをこの弾性部材22と金属外筒15の内側凸部15gとの間に弾性的に挟持して、セパレータ16を金属外筒15に固定する。
続いて、金属外筒15のうち、後端側のグロメットカシメ部15eをカシメて縮径させ、グロメット17を金属外筒15に気密に固定する。
この状態で、この先端部15cを外周からカシメて仮固定し、さらに、レーザによりこの先端部15cを主体金具11の後端側接続部11kに溶接する。
かくして、本実施例1の酸素センサ10が完成する。
本実施例1では、フィルタ装着工程において、まず撥水性フィルタ部材19の底面部19t及び円筒状の筒状側面部19sをグロメット17の通気貫通孔18内に挿入する。次いで、内側筒部材20の筒状部20tを、通気貫通孔18内で、かつ、既に挿入されている撥水性フィルタ部材19の筒状側面部19s内に挿入する。
うに、通気性と撥水性を有する多孔質繊維構造の樹脂シートから成型されてなり、筒状側面部19sと底面部19tを含む。従って、単なるシート形態の樹脂シートに比較して、取り扱いが容易である。
本実施例1の撥水性フィルタの製造方法は、撥水性フィルタ部材の製造装置50を用いて、樹脂シート54を熱成型して行う。この撥水性フィルタ部材の製造装置50は、樹脂シート54を熱成型するための貫通円孔形態を有する形成孔51kを有する雌型部材51と、この雌型部材51の形成孔51kの軸線上に配置された中空円筒状の棒状部52bを有する雄型部材52と、を備える。雄型部材52は、その棒状部52bを形成孔51kに挿入及び抜去可能とするために、雌型部材51に対し、形成孔51kの軸線上下方向(図7中、上下方法)に相対的に移動可能とされている。また、雌型部材51の形成孔51kは、棒状部52bの外径より、僅かに大きな内径を有している。また、雌型部材51のうち、この形成孔51kの内周面の径方向外側には、樹脂シート54を加熱するためのヒータ51hが埋め込まれており、形成孔51kの内周面を加熱している。
なお、図7(b)に示すように、棒状部52bのうち先端52s及びこの近傍と、樹脂シート54のうち、この先端52sより軸線方向先端側(図中下方)に位置するシート先端部54sが、雌型部材51の形成孔51kを抜けて雌型部材51から突出する形態となるように、棒状部52bが挿入される。
具体的には、棒状部52bのうち、その先端52sから基端方向(図中上方)に離れ、形成孔51k内に位置する部分を基端側部分52kとしたとき、その径方向外側(図中左右方向)に位置する樹脂シート54のうちの基端側外周部54gについては、これを加熱し固化させて、筒状側面部19sを成型することができる。
って、所望の外形を有する撥水性フィルタ部材19を成型することができる。
また、図6(b)に示すように、この筒状側面部19sにおいては、樹脂シート54の繊維部分が互いに融着しているため、繊維部分や隙間(気孔)がほとんど無くされ、概略PTFEからなる樹脂板とされた状態となっている。このため、この筒状側面部19sでは、通気性は無いが、剛性(コシ)が生じ、この筒状側面部19sの剛性によって、撥水性フィルタ部材19の略シルクハット形状を保持することができている。さらに、前述したように、この撥水性フィルタ部材19を単独で、グロメット17の通気貫通孔18内に押し込むことができる。
また、樹脂シート54のうち、雄型部材52の本体部52hと雌型部材51との間に挟まれた部分も熱成型されて、フランジ部19fとされる。
このように、本実施例の製造方法によれば、樹脂シート54を用いて、筒状側面部19sを成型できるほか、底面部19tの少なくとも一部について、成形後も樹脂シート54が有する多孔質繊維構造を維持した撥水性フィルタ部材19を確実に製造することができる。
このように、本実施例1の撥水性フィルタ部材の製造方法によれば、底面部19tにおいて通気性を確保した撥水性フィルタ部材19を確実に得ることができる。
(変形例1)
変形例1にかかる撥水性フィルタ部材19の製造方法を、図8を参照して説明する。前述の実施例1では、形成孔51k内に、円筒状の棒状部52bと共に樹脂シート54を圧入した。これに対し、本変形例1では、雌型部材61が、形成孔61kを半割とする第1
、第2雌型部材61x、61yに分割、離間できるようにされている。このため、雄型部材62の棒状部62bに樹脂シート64を被せた後、棒状部62bの径方向外側から、予め離間させておいた第1、第2雌型部材61x、61yを互いに合体させて、形成孔61kを構成すると共に、樹脂シート64のうち、棒状部62bの径方向外側に位置する部分を、加熱、押圧して、熱成型する点で異なる。
従って、異なる部分を中心に説明し、同様な部分は、説明を省略あるいは簡略化する。
なお、図8(b)に示すように、実施例1と同様、棒状部62bのうち先端62s及びこの近傍と、樹脂シート64のうち、この先端62sより軸線方向先端側(図中下方)に位置するシート先端部64sが、雌型部材61(第1、第2雌型部材61x、61y)よりも下方に突出する形態となるまで、棒状部62bが下降されている。
また、実施例1と同じく、樹脂シート64のうち、雄型部材62の本体部62hと雌型部材61との間に挟まれた部分も熱成型されて、フランジ部19fとされる。
して、離間部64rについては、多孔質繊維構造が維持され、実施例1と同様、撥水性フィルタ部材19の底面部19tについて、通気性を確保することができる。
従って、本変形例1の製造方法によっても、撥水性フィルタ部材19を確実に製造することができる。
これに対し、この変形例1の撥水性フィルタ部材19の製造方法では、分割した第1、第2雌型部材61x、61yを用いる。このため、棒状部62bに、その先端62sを覆うように樹脂シート64を掛け、その後、棒状部62bと共に、樹脂シート64のうち、この棒状部62bの径方向外側に位置する基端側外周部64gを、第1、第2雌型部材61x、61yを用いて、挟むようにして、径方向外側から押圧するとともに加熱する。従って、撥水性フィルタ部材19において肩部19kとなる部分に、応力が掛かることが無く、亀裂等が生じがたい。
ついで、変形例2にかかる撥水性フィルタ部の製造方法を、図9を参照して説明する。前述の実施例1では、円筒状の棒状部52bを用い、樹脂シート54に、この棒状部52bと離間する離間部52rを設け、棒状部52bとの離間によって、棒状部52bから、この離間部へ熱が伝わることを防止した。これに対し、本変形例2では、中実棒状の棒状部72bを用いる一方、樹脂シート74のうちシート先端部74sを、この棒状部72bの先端72sと放熱部材73の当接面73sとの間に挟み、放熱部材73からの放熱により、このシート先端部74sの温度上昇を防ぎ、繊維部分の融着を防止する点で異なる。
従って、異なる部分を中心に説明し、同様な部分は、説明を省略あるいは簡略化する。
なお、この放熱部材73は、熱伝導性の良い銅などからなり、樹脂シート74の溶融温度よりも十分低い温度を維持できるように放熱性が確保されている。
脂シート74が、形成孔71k内に圧入される。
なお、図9(b)に示すように、実施例1と同様、棒状部72bのうち先端72s及びこの近傍と、樹脂シート74のうち、この先端72sより軸線方向先端側(図中下方)に位置するシート先端部74sが、雌型部材71を突き抜けて下方に突出する形態となるまで、棒状部72bが下降されている。
このため、この当接部74tにおいては、繊維部分が互いに融着することが防止される。従って、成型後には撥水性フィルタ部材19の底面部19tにおいて、多孔質繊維構造が維持され、通気性を確保することができる。このように、本発明の撥水性フィルタ部材の製造方法によれば、底面部19tにおいて通気性を確保した撥水性フィルタ部材19を確実に得ることができる。
材120も、筒状部120tの他端(図中、下端)から径方向外側に突出するフランジ部120fを有している。さらに、本実施例2の内側筒部材120では、実施例1とは異なり、筒状部120tのうち軸線方向中央部付近に、その厚さ方向に貫通する貫通孔120cを複数周方向に分散して有する。
さらに、本実施例2の撥水性フィルタ部材200では、樹脂部材119の筒状側面部119sのうち、内側に包囲している内側筒部材120の貫通孔120cに重なる部分は、この貫通孔120c内部にもその一部が入り込んで、径方向内側に突出する被係合部119cを形成している。このため、樹脂部材119と内側筒部材120とは、一体となり容易に分離できない構造となっている。
この撥水性フィルタ部材200では、樹脂部材119の被係合部119cと、内側筒部材120の貫通孔120cとが互いに係合しているので、樹脂部材119が内側筒部材120から脱落しにくい構造になっている。従って、実施例1においては、撥水性フィルタ部材19と、内側筒部材20の2つの部材を取り扱う必要があったのに対して、本実施例2では、1つの撥水性フィルタ部材200を取り扱って、グロメット17に撥水性フィルタ部材200を組み付けることができ、取り扱いが容易である。
さらに、グロメット17の通気貫通孔18に撥水性フィルタ部材200を挿入するときには、貫通孔120c及び被係合部119cを有さない実施例1の撥水性フィルタ部材19及び内側筒部材20を用いる場合に比して、樹脂部材119にかかる挿入抵抗を確実に内側筒部材120に分散できる。このため、樹脂部材119の底面部119tや肩部119kに掛かる応力をさらに低減でき、これらの部分の亀裂等をさらに確実に防止することができる。
法について説明する。この撥水性フィルタ部材200の製造方法は、図13に示される撥水性フィルタ部材200の製造装置80を使用して、内側筒部材120に樹脂シート84を被せて、径方向外側から押圧すると共に加熱して、一体化成型する。
この撥水性フィルタ部材200の製造装置80は、樹脂シート84及び内側筒部材120を挿入し成型するための形成孔81kを有する雌型部材81と、この形成孔81kの軸線上、下方に配置された突起状の固定部82bを有する筒固定台82とを備える。筒固定台82は、形成孔81kの軸線上下方向(図13中、上下方法)に移動可能に構成されている。雌型部材81は、前述の変形例1において説明したのと同様に、形成孔81kの軸中心線を通る平面で半割(2分割)された第1、第2雌型部材81x、81yから構成される。この第1、第2雌型部材81x、81yは、それぞれ半円筒形状の第1、第2半円筒凹部81u、81vを有しており、互いに、形成孔81kの中心軸線に直交する線上を、逆方向に移動可能とされている。このため、第1、第2雌型部材81x、81yが、互いに合体した場合(図13(c)参照)には、第1、第2半円筒凹部81u、81vも合体して、1つの形成孔81kとなる。なお、形成孔81kの内径は、内側筒部材120の外径より僅かに大きくされている。また、第1、第2雌型部材81x、81yのうち、第1、第2半円筒凹部81u、81vの周面の径方向外側には、樹脂シート84を加熱するためのヒータ81hが埋め込まれており、第1、第2半円筒凹部81u、81vの周面を加熱している。
なお、図13(b)に示すように、実施例1と同様、内側筒部材120のうち一方端120i及びこの近傍と、樹脂シート84のうち、この一方端120iより軸線方向外側(図中上方)に位置し、一端側開口部120kを閉塞する開口閉塞部84kが、雌型部材81(第1、第2雌型部材81x、81y)よりも上方に突出する形態となるまで、筒固定台82及び内側筒部材120が上昇されている。
また、実施例1と同じく、樹脂シート84のうち、筒固定台82の本体部82hと雌型部材81との間に挟まれた部分も熱成型されて、フランジ部119fとされる。
例えば、実施例1、2及び変形例1、2では、内側筒部材に金属材(ステンレス)を用いたものを例示したが、樹脂シートを成型して撥水性フィルタ部材あるいは樹脂部材とする際の加熱に耐えうる耐熱性が有れば良い。従って、ステンレス、アルミニウムなどの金属材、アルミナなどのセラミック、ガラス、PTFE、ポリイミドなどの耐熱性の樹脂材などを用いても良い。
また、実施例1では、樹脂シートを成型した撥水性フィルタ部材19をグロメット17の内部に挿入した状態で保持するに当たり、内側筒部材20を内部に挿入した。しかし、撥水性フィルタ部材19の筒状側面部19sに十分な剛性が有れば、グロメット17の通気貫通孔18に撥水性フィルタ部材19のみを挿入して用いることもできる。
また、実施例2では、内側筒部材120の外周面120gに形成する係合部として貫通孔120cを例示したが、その他に、例えば、内側筒部材の外周面にブラスト加工、ローレット加工などによって凹凸部を形成することもできる。
さらに、実施例1、2及び変形例1では、撥水性フィルタ部材の製造において、ヒータを有する雌型部材を用い、撥水性フィルタ部材の径方向外側から加熱するものを例示したが、樹脂シートのうち先端を覆うシート先端部(底面部に対応する部分)が溶融しないよう加熱できれば良い。従って、雄型部材の棒状部にヒータを設け、この棒状部を昇温させ径方向内側から加熱しても良い。
さらに、実施例1及び変形例1では、撥水性フィルタ部材の製造において、中空筒状の形状の棒状部52b、62bを有する雄型部材52、62を使用した例を示したが、棒状部の先端において、樹脂シートと離間するようにすれば良く、例えば、棒状部の先端のうち、その先端部分にだけ凹部を形成した棒状部を含む雄型部材を使用することもできる。
さらに、上記各実施例及び変形例では、防水性機器として、酸素センサを例示したが、酸素センサに代表されるガスセンサのみならず、内部空間との通気を行う撥水性フィルタを備える電子機器その他の防水性機器についても、適用することができる。
15 金属外筒(包囲部材)
17 グロメット(包囲部材)
18 (グロメットの)通気貫通孔
19 撥水性フィルタ部材
200 撥水性フィルタ部材
119 樹脂部材
119c (樹脂部材の)被係合部
20、120 内側筒部材
120c (内側筒部材の)貫通孔(係合部)
21 内部空間
30 酸素検出素子
32 内周面(第1面)
34 外周面(第2面)
50、60、70、80 撥水性フィルタ部材の製造装置
52、62、72 雄型部材
52b、62b、72b (雄型部材の)棒状部
52g、62g、72g、82g (棒状部の)外周面
52h、62h、72h (雄型部材の)本体部
52k、62k、72k (棒状部の)基端側部分
52s、62s、72s、82s (棒状部の)先端
52t、62t 中空部
52tk (中空部の)開口
54、64、74、84 樹脂シート
54g、64g、74g (樹脂シートの)基端側外周部
54r、64r、74r、84r (樹脂シートの)離間部
54s、64s、74s (樹脂シートの)シート先端部
73 放熱部材
73s (放熱部材の)当接面
74t (樹脂シートの)当接部
82 筒固定台
82b (筒固定台の)固定部
82h (筒固定台の)本体部
84g (樹脂シートの)基端側外周部
84k (樹脂シートの)開口閉塞部(一端側閉塞部)
AR 空気
Claims (10)
- 通気性と撥水性を有する多孔質繊維構造の樹脂シートから、予め、有底筒形状に成型されてなり、
軸線方向に延びる筒状側面部と、
この筒状側面部の一端を閉塞する底面部であって、
この底面部のうち少なくとも一部は、上記多孔質繊維構造を保持して通気性を有する
底面部と、を備える
撥水性フィルタ部材。 - 筒形状を有し、一方端から他方端まで筒内を通じて通気可能な内側筒部材と、
通気性と撥水性を有する多孔質繊維構造の樹脂シートを、上記内側筒部材の一方端を閉塞するように、上記内側筒部材の上記一方端及び上記内側筒部材の外周面のうち少なくとも上記一方端側を覆って、上記内側筒部材と一体化成型してなる有底筒形状の樹脂部材と、を備える
撥水性フィルタ部材であって、
上記樹脂部材のうち、上記内側筒部材の上記一方端を閉塞する底面部の少なくとも一部は、上記多孔質繊維構造を保持して通気性を有してなり、
前記内側筒部材は、前記外周面に、前記樹脂部材と係合してこの樹脂部材の脱落を防止する係合部を備え、
上記係合部は、上記内側筒部材の上記外周面から内周面まで貫通する貫通孔であり、
上記樹脂部材は、自身の一部が上記貫通孔の内側にも入り込んで、径方向内側に突出する被係合部を有する
撥水性フィルタ部材。 - 通気性と撥水性を有する多孔質繊維構造の樹脂シートから成型されてなり、
軸線方向に延びる筒状側面部と、
この筒状側面部の一端を閉塞する底面部であって、
この底面部のうち少なくとも一部は、上記多孔質繊維構造を保持して通気性を有する
底面部と、を備える
撥水性フィルタ部材の製造方法であって、
棒状部を有する雄型部材について、上記棒状部の先端を覆い、この棒状部の径方向の外周面に掛かるように、上記樹脂シートを被せ、
上記樹脂シートのうち、上記棒状部の先端より軸線方向先端側に位置するシート先端部について、そのうちの少なくとも一部を上記多孔質繊維構造をなす繊維部分が相互に融着しない温度に保持して上記底面部を形成しつつ、
上記樹脂シートのうち、少なくとも上記棒状部のうち上記先端から離れた基端側棒状部の径方向外側に位置する基端側外周部を加熱し固化させて上記筒状側面部を形成する
撥水性フィルタ部材の製造方法。 - 請求項3に記載の撥水性フィルタ部材の製造方法であって、
前記樹脂シートのうち、前記基端側外周部を、径方向外側から前記棒状部の前記外周面に押圧しつつ加熱する
撥水性フィルタ部材の製造方法。 - 請求項3または請求項4に記載の撥水性フィルタ部材の製造方法であって、
前記雄型部材の前記棒状部は、
先端が開口する筒形状を有し、または、
上記棒状部の先端面に先端側が開口する凹部を有しており、
前記樹脂シートのうち、前記シート先端部の少なくとも一部である離間部を、上記棒状部と離間した状態として、この離間部を前記繊維部分が相互に融着しない温度に保持しつ
つ前記底面部を形成する
撥水性フィルタ部材の製造方法。 - 請求項3〜請求項5のいずれか1項に記載の撥水性フィルタ部材の製造方法であって、
前記樹脂シートのうち、前記シート先端部の少なくとも一部である当接部に、上記棒状部の先端よりも軸線方向先端側から放熱部材を当接させて、上記当接部を前記繊維部分が相互に融着しない温度に保持しつつ前記底面部を形成する
撥水性フィルタ部材の製造方法。 - 請求項3〜請求項5のいずれか1項に記載の撥水性フィルタ部材の製造方法であって、
前記樹脂シートのうち、前記シート先端部の少なくとも一部である冷却部に、上記棒状部の先端よりも軸線方向先端側から、上記樹脂シートの溶融温度よりも温度の低い流体を接触させて、上記冷却部を前記繊維部分が相互に融着しない温度に保持しつつ前記底面部を形成する
撥水性フィルタ部材の製造方法。 - 筒形状を有し、一方端から他方端まで筒内を通じて通気可能な内側筒部材と、
通気性と撥水性を有する多孔質繊維構造の樹脂シートを、上記内側筒部材の一方端を閉塞するように、上記内側筒部材の上記一方端及び上記内側筒部材の外周面のうち少なくとも上記一方端側を覆って、上記内側筒部材と一体化成型してなる有底筒形状の樹脂部材と、を有し、
上記樹脂部材のうち、内側筒部材の一方端を閉塞する底面部の少なくとも一部は、上記多孔質繊維構造を保持して通気性を有してなる
撥水性フィルタ部材の製造方法であって、
上記内側筒部材のうち、少なくとも上記一方端を閉塞し、上記外周面に掛かるように、上記樹脂シートを被せ、
上記樹脂シートのうち、上記一方端より軸線方向外側に位置する一方端閉塞部の少なくとも一部を、この樹脂シートにおける上記多孔質繊維構造をなす繊維部分が相互に融着しない温度に保持して前記底面部を形成しつつ、
上記樹脂シートのうち、上記内側筒部材の径方向外側に位置する筒部材外側部を加熱し固化させて、
上記樹脂部材を上記内側筒部材と一体化成型する
撥水性フィルタ部材の製造方法。 - 外部と通気性を有する内部空間を有する防水性機器であって、
防水性を有し、上記内部空間の少なくとも一部を囲み、自身を貫通し上記内部空間と上記外部とを連通する通気貫通孔を有する包囲部材と、
上記包囲部材の上記通気貫通孔内に装着され、上記通気貫通孔を通じて上記内部空間と上記外部との通気を可能とする一方、上記内部空間への上記通気貫通孔を通じた水の浸入を防止する撥水性フィルタ部材と、を備え、
上記撥水性フィルタ部材は、請求項1または請求項2に記載の撥水性フィルタ部材である
防水性機器。 - 第1面で基準ガスと接触し、これに対向する第2面で測定ガスと接触するガス検出素子と、
上記ガス検出素子のうちの上記第1面を含み上記第2面を含まない領域を空間表面の一部とした内部空間を、上記ガス検出素子と共に形成する防水性の包囲部材と、を有する
ガスセンサであって、
上記包囲部材は、
防水性を有し、上記内部空間の少なくとも一部を囲むグロメットであって、
自身を貫通し上記内部空間と上記外部とを連通する通気貫通孔を有し、
ゴム状弾性体からなる
グロメットを含み、
上記グロメットは、
その上記通気貫通孔内に装着された撥水性フィルタ部材であって、
この通気貫通孔を通じて上記内部空間と上記外部との通気を可能とする一方、
上記内部空間への上記通気貫通孔を通じた水の浸入を防止する
撥水性フィルタ部材を備え、
上記撥水性フィルタ部材は、請求項1または請求項2に記載の撥水性フィルタ部材である
ガスセンサ。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004194383A JP4209817B2 (ja) | 2004-06-30 | 2004-06-30 | 撥水性フィルタ部材、その製造方法、防水性機器、及びガスセンサ |
US11/168,443 US7562555B2 (en) | 2004-06-30 | 2005-06-29 | Water-repellent filter, a method of manufacturing a water-repellent filter member, and gas sensor |
DE102005030644A DE102005030644A1 (de) | 2004-06-30 | 2005-06-30 | Wasserabweisendes Filterelement, Verfahren zur Herstellung desselben, wasserdichtes Gerät und Gassensor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004194383A JP4209817B2 (ja) | 2004-06-30 | 2004-06-30 | 撥水性フィルタ部材、その製造方法、防水性機器、及びガスセンサ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006017542A JP2006017542A (ja) | 2006-01-19 |
JP4209817B2 true JP4209817B2 (ja) | 2009-01-14 |
Family
ID=35791974
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004194383A Expired - Fee Related JP4209817B2 (ja) | 2004-06-30 | 2004-06-30 | 撥水性フィルタ部材、その製造方法、防水性機器、及びガスセンサ |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US7562555B2 (ja) |
JP (1) | JP4209817B2 (ja) |
DE (1) | DE102005030644A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20210058021A (ko) | 2019-11-13 | 2021-05-24 | 주식회사 현대케피코 | 가스센서용 방수 구조 |
Families Citing this family (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE202004017413U1 (de) * | 2004-11-09 | 2005-01-20 | Big Dutchman International Gmbh | Regenerierbarer Filter |
FR2886926B1 (fr) * | 2005-06-10 | 2007-08-31 | Rexam Dispensing Systems Sas | Dispositif de filtration de l'air pour pompe de produit liquide ou semi-liquide |
JP4842870B2 (ja) * | 2007-03-28 | 2011-12-21 | 日本特殊陶業株式会社 | センサ製造用治具及びセンサ製造方法 |
JP5149239B2 (ja) | 2008-07-17 | 2013-02-20 | 日本特殊陶業株式会社 | センサ |
JP5102167B2 (ja) * | 2008-09-26 | 2012-12-19 | 日本特殊陶業株式会社 | センサ |
JP5155249B2 (ja) * | 2009-05-28 | 2013-03-06 | 日本特殊陶業株式会社 | センサ |
JP5214648B2 (ja) * | 2010-02-25 | 2013-06-19 | 日本特殊陶業株式会社 | ガスセンサ |
JP5440520B2 (ja) * | 2011-01-25 | 2014-03-12 | 株式会社デンソー | ガスセンサ |
JP5567603B2 (ja) * | 2012-01-06 | 2014-08-06 | 日本特殊陶業株式会社 | ガスセンサ |
JP5934727B2 (ja) | 2013-03-13 | 2016-06-15 | 日本特殊陶業株式会社 | ガスセンサ |
JP6175004B2 (ja) * | 2014-01-10 | 2017-08-02 | 日本特殊陶業株式会社 | センサ |
JP6535156B2 (ja) * | 2014-03-12 | 2019-06-26 | 日本碍子株式会社 | ガスセンサ |
DE202014006595U1 (de) | 2014-08-18 | 2015-11-19 | Big Dutchman International Gmbh | Filterelement zur Abtrennung von Partikeln aus einem partikelbelasteten Rohgasstrom |
US11054383B2 (en) * | 2018-01-22 | 2021-07-06 | InSyte Systems, Inc. | Chip-scale sensing device for low density material |
Family Cites Families (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3219700B2 (ja) * | 1996-09-18 | 2001-10-15 | 日東電工株式会社 | ベントフィルタ部材 |
US5891223A (en) * | 1997-08-20 | 1999-04-06 | Ultratech International, Inc. | Multi-stage vent filter |
JP2000298113A (ja) | 1999-04-15 | 2000-10-24 | Ngk Spark Plug Co Ltd | リード線取出構造及びそれを用いたガスセンサ |
JP4359368B2 (ja) | 1999-10-29 | 2009-11-04 | 日本特殊陶業株式会社 | ガスセンサ |
JP4180215B2 (ja) | 2000-01-27 | 2008-11-12 | 日本特殊陶業株式会社 | ガスセンサ |
US6500322B2 (en) | 1999-12-06 | 2002-12-31 | Ngk Spark Plug Co., Ltd. | Gas sensor |
JP4190137B2 (ja) | 2000-07-28 | 2008-12-03 | 日本特殊陶業株式会社 | 酸素センサ |
JP4358421B2 (ja) | 2000-09-18 | 2009-11-04 | 日本特殊陶業株式会社 | ガスセンサ |
US6395050B1 (en) * | 2000-10-05 | 2002-05-28 | Nuclear Filter Technology, Inc. | Vent filter with direct sample capability |
JP4355095B2 (ja) | 2000-10-06 | 2009-10-28 | 日本特殊陶業株式会社 | ガスセンサ |
US6471853B1 (en) * | 2000-11-22 | 2002-10-29 | Pti Technologies, Inc. | Prognostic health monitoring of fluidic systems using MEMS technology |
JP2002181765A (ja) | 2000-12-12 | 2002-06-26 | Ngk Spark Plug Co Ltd | ガスセンサ |
JP4312949B2 (ja) | 2000-12-13 | 2009-08-12 | 日本特殊陶業株式会社 | ガスセンサ |
JP4565761B2 (ja) | 2001-03-23 | 2010-10-20 | 日本特殊陶業株式会社 | 通気構造を有するセンサ |
JP2002372513A (ja) | 2001-06-14 | 2002-12-26 | Gomuno Inaki Kk | 酸素センサにおけるシール構造 |
JP3916943B2 (ja) * | 2001-06-14 | 2007-05-23 | 東海興業株式会社 | 通気可能栓、及びその製造方法 |
JP3935725B2 (ja) | 2001-12-28 | 2007-06-27 | 日本特殊陶業株式会社 | ガスセンサ |
JP2003336874A (ja) * | 2002-05-15 | 2003-11-28 | Nitto Denko Corp | 通気部材およびこれを用いた通気筐体 |
US6852216B2 (en) * | 2002-10-28 | 2005-02-08 | Pti Technologies, Inc. | Sensing device using MEMS technology and prognostic health monitoring |
-
2004
- 2004-06-30 JP JP2004194383A patent/JP4209817B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2005
- 2005-06-29 US US11/168,443 patent/US7562555B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2005-06-30 DE DE102005030644A patent/DE102005030644A1/de not_active Ceased
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20210058021A (ko) | 2019-11-13 | 2021-05-24 | 주식회사 현대케피코 | 가스센서용 방수 구조 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US7562555B2 (en) | 2009-07-21 |
DE102005030644A1 (de) | 2006-03-16 |
US20070017193A1 (en) | 2007-01-25 |
JP2006017542A (ja) | 2006-01-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4209817B2 (ja) | 撥水性フィルタ部材、その製造方法、防水性機器、及びガスセンサ | |
US7318339B2 (en) | Gas sensor unit and sensor cap | |
US20190265108A1 (en) | Temperature sensor | |
JP4358393B2 (ja) | ガスセンサ | |
US11428584B2 (en) | Temperature sensor, sensor element and manufacturing method of temperature sensor | |
JP2002289407A (ja) | 温度センサおよびその製造方法 | |
US20100263434A1 (en) | Gas sensor | |
JP2007101411A (ja) | センサ | |
JP5149239B2 (ja) | センサ | |
JP2002168702A (ja) | 温度センサ | |
JP4128357B2 (ja) | ガスセンサ | |
JP4934072B2 (ja) | ガスセンサ | |
JP5275624B2 (ja) | センサの製造方法 | |
JP2009270955A (ja) | 温度センサ用ガラス封止サーミスタ | |
CN114424031A (zh) | 低耐热性传感器的制造方法 | |
JPWO2018146776A1 (ja) | 温度センサ | |
JP4763645B2 (ja) | センサ | |
JP4180215B2 (ja) | ガスセンサ | |
JP4068426B2 (ja) | センサおよびセンサ製造方法 | |
US20140319117A1 (en) | Harness for electric heating catalyst | |
JP6607797B2 (ja) | ガスセンサ | |
JP6026904B2 (ja) | ガスセンサおよびその製造方法 | |
US20240186772A1 (en) | Electric wire connection body, method of manufacturing electric wire connection body, sensor element, and method of manufacturing sensor element | |
JP2008111820A (ja) | ガスセンサ | |
JP4842870B2 (ja) | センサ製造用治具及びセンサ製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060802 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080619 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080708 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080905 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080930 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20081023 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4209817 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111031 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111031 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111031 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111031 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121031 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121031 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131031 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |