JP4180215B2 - ガスセンサ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、排気ガス等の被測定ガスが流れる流路を形成する管に取り付けられ、基準ガスとしての大気を外部から導入して機能するガスセンサに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、混合ガス中から特定のガス成分の濃度を検出するガスセンサとして、HCセンサやNOxセンサ等種々のものが知られている。
この種のガスセンサとしては、例えば先行する特許出願(特願平10−374117)に示されるように、外気を導入する通気孔を、ガスセンサの上部に設けられたシール部材の中央を軸方向に貫通するように形成し、ガスセンサ下部に設置されたヒータ(熱源)から遠ざけることにより、当該通気孔を閉塞する撥水性フィルタの熱劣化を防止する構成を有するものがある。当該ガスセンサでは、シート状の撥水性フィルタを、通気孔に嵌挿可能な筒状挿入部材の外周面と通気孔の内周面との間に挟持する態様で前記通気孔内に固定することにより通気孔を閉塞し、その通気性と防水性を保持している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記構成では、フィルタを固定する際に、固定する方法によってはフィルタが引っ張られた状態で固定される事が有る。例えば、筒状挿入部材に被せた状態で、通気孔に挿入する様な場合には、通気孔の内面との間の摩擦力によりフィルタが引っ張られる状態となる。このため、フィルタとして、ある方向に延伸されて製造されることによりその方向とは直角の方向(以下「第1軸方向」という)に伸びやすくなった繊維構造体からなるものを使用する場合に問題となる。このような一軸加工のものは比較的製造が容易であるため安価に入手することができるが、一方で、その延性に方向性を有するため、通気孔に挿入しようとすると第1軸方向に延伸し、これに伴いそれとは直角方向(以下「第2軸方向」という)に収縮してしまうため、均一に挿入することが困難となる。特にフィルタを真円形のシート状に構成した場合には、第1軸方向に伸び、これと直角な第2軸方向には縮むことになるため、当該フィルタを筒状挿入部材の外周面と通気孔の内周面との界面に均一に挟持することが困難となる。この結果、フィルタが縮んだ側で界面から外れやすくなり、シール性が悪くなるといった問題が生じる。このような問題は、特にガスセンサの使用時にシール部材が熱膨張することにより、これに引きずられてフィルタが上昇し、使用後シール部材が冷却されて収縮する際に一旦上昇したフィルタが元に戻らずに抜け落ちてしまうといった現象となって現れる。
【0004】
また、このような問題に対処するために、真円形のシートの直径を大きく形成することも考えられるが、この場合は延伸方向のシートが余分となる。このため、不必要に材料コストが嵩み好ましくないといった問題があった。
本発明はこうした問題に鑑みてなされたものであり、基準ガス室と大気を通気状態に維持した状態で作動するガスセンサにおいて、低廉なフィルタを合理的に使用しつつ、そのシール性を保証できるガスセンサを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】
上記課題に鑑み、請求項1記載のガスセンサは、上記のように、第1軸方向に伸びやすいシート状のフィルタを、通気経路を閉塞するに設けるタイプのものであるが、シート状のフィルタを、前記第2軸方向(相対的に縮みやすい方向:以下、「収縮方向」ともいう)の長さが前記第1軸方向(相対的に伸びやすい方向:以下、「延伸方向」ともいう)の長さよりも長くなるように形成している。
【0006】
このため、フィルタを通気経路に固定する際には、上記延伸方向が延伸し、これに直角な収縮方向が収縮することになるが、この延伸方向の長さと収縮方向の長さを予め適切に設定すれば、この延伸・収縮により、結果としてフィルタが通気孔に均一に挿入されることになる。このため、フィルタが通気孔への挿入の際或いはガスセンサの使用時に、通気孔から抜け落ちる等の問題は生じない。この結果、フィルタによるシール性の信頼性を確保することができる。また、延伸方向の長さと収縮方向の長さを予め適切に設定することにより、収縮方向の長さを最小限に設定することもでき、材料を合理的に使用することができる。
【0007】
なお、前記通気経路としては、ガスセンサの基準ガス室を大気と隔離する壁の一部に設けた弾性を有するシール部材を貫通するように設けられていると、フィルタで通気経路を閉塞する際に、フィルタは弾性体であるシール部材に固定されることになるので、フィルタの固定面が弾性的に密着シールされ、フィルタの固定面での防水性が良好となり好ましい。
【0008】
更に、請求項2の様に前記通気経路を前記シール部材に設けた貫通孔とし、フィルタを貫通孔内に挿入して固定する様にすると、フィルタの固定が容易であり、フィルタの固定面がシール部材に気密に密着するので、フィルタの固定面での防水性が更に良好となる。
【0009】
更に、請求項3の様に前記貫通孔内に筒状部材を挿入し、フィルタをシール部材と筒状部材の間に固定する様にすると、フィルタはシール部材と筒状部材の間に気密に挟まれるので、フィルタの固定面における防水性が更に良好となる。
また、フィルタとしては、その低廉さから、上記のように、一軸方向に延伸成形された繊維構造体からなるもの使用することが望ましい。このようなフィルタは、延伸成形される際に繊維粒塊が分裂し繊維の糸を引く方向(繊維方向)に繊維質が硬化しておりその延伸性が小さくなっているが、逆にこれと直角の方向の延伸性は大きく、繊維の糸の間隔を大きくする態様で容易に延伸するという性質を有する。このため、上記と同様に繊維方向と直角な方向に伸びやすくなっている。
【0010】
そこで、請求項4記載のフィルタでは、この繊維方向を上記第2軸方向(収縮方向)として設定し、この繊維方向に直角な方向を上記第1軸方向(延伸方向)として設定することにより、同様の問題を解決している。
また、このように構成することで、一軸方向に延伸成形された安価なフィルタを採用することができ、ガスセンサのコスト低減を図ることができる。
【0011】
上記フィルタの具体的形状としては、例えば請求項5に記載のように、上記第2軸方向を長軸に、上記第1軸方向を短軸とした楕円形状に形成することが考えられる。ただし、このような楕円形に限られず、長方形状等のように長軸と短軸を有するような形状であれば採用できることはいうまでもない。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の好適な実施例を図面と共に説明する。本実施例は、本発明のガスセンサを酸素センサとして構成したものであり、図1は、当該酸素センサの全体構成を示す断面図である。
【0013】
同図に示すように、酸素センサ1は、ZrO2を主成分とする固体電解質体により先端が閉じた中空軸状に形成された検出素子2、検出素子2内に配置された軸状のセラミックヒータ3、検出素子2を収容するケーシング10等から構成されている。
【0014】
この検出素子2は、その軸方向における中央部付近の外周にて、絶縁性セラミックから形成されたセラミックホルダ6,7と、タルクから形成されたセラミック粉末8とを介して、電気的に絶縁された状態で金属製のケーシング10内に設けられている。検出素子2の内面及び外面には、そのほぼ全面を覆うように、Ptからなる一対の多孔質電極層(内側電極2a、外側電極2b)が設けられている。
【0015】
ケーシング10は、酸素センサ1を排気管等の取付部に固定すると共に、セラミックホルダ6,7及びセラミック粉末8を内部に収容し、検出素子2の閉じた先端部を排気管等の内部に突出させる主体金具9と、主体金具9の上部に延設され、上方から検出素子2の内面に大気を導入するための外筒16とから構成されている。
【0016】
主体金具9の下端部は縮管しており、この縮管部によりセラミックホルダ6,7及びセラミック粉末8を下方から支持している。また、当該下端部には、検出素子2の先端側を一定の空間を隔てて覆うようにプロテクタ11が取り付けられ、プロテクタ11には排ガスを透過させる複数のガス透過口12が形成されている。
【0017】
また、主体金具9の上端部には、内側に延出したフランジ部9aの先端縁により円形の上部開口部が形成されており、このフランジ部9aがリング5を介してセラミックホルダ6,7及びセラミック粉末8を上方から固定している。そして、その上部開口部を覆う態様で外筒16の下端開口端部が嵌合装着されている。
【0018】
外筒16の上部開口近傍には、セラミックで筒状に形成された絶縁性のセパレータ18が内挿されている。セパレータ18は、その上端部に鍔部18aが設けられ、外筒16が外方から加締められることにより、鍔部18aの下端面が外筒16上部に係止される態様で外筒16内に保持されている。
【0019】
また、外筒16の上端開口部には、ゴムで構成された円柱形状のシール部材17が設けられており、このシール部材17およびセパレータ18を貫通するように、検出素子2の電極に夫々接続されるリード線20,21及びセラミックヒータ3に接続される一対のリード線(図示せず)が配置されている。
【0020】
検出素子2用の一方のリード線20は、コネクタ部24、引出し線部25および内部電極接続部26で構成される端子金具23を介して、検出素子2の内側電極2aと電気的に接続されている。他方のリード線21は、コネクタ部34、引出し線部35および外部電極接続部36で構成される端子金具33を介して、検出素子2の外側電極2bと電気的に接続されている。
【0021】
また、セラミックヒータ3に通電するための一対のヒータ端子部40が、セラミックヒータ3の上端に固定され、このヒータ端子部40を介して、セラミックヒータ3内に埋設された図示しない発熱用抵抗回路に通電が行われる。
そして、酸素センサ1における外筒16の内部空間の換気は、シール部材17内部に設けられた撥水性フィルタ50を介して行われる。すなわち、撥水性フィルタ50を介して導入された外気は、セパレータ18の上端面に設けられた溝に沿って左右に分流し、その各々がセパレータ18に設けられた上記リード線20,21用の挿通孔を通って下方に配置された検出素子2の内面(つまり、内側電極2a)に送り込まれるのである。
【0022】
以下、この撥水性フィルタの取付構造について説明する。
図2に示すように、外筒16の開口端部47内側に設けられるシール部材17は、外部から酸素センサ1内部に気体を導入するための通気孔58と、酸素センサ1内部から引き出すべきリード線(即ち検出素子2用のリード線20,21及びセラミックヒータ3用のリード線)を夫々通過させる複数の挿通孔60を備えている。
【0023】
通気孔58はシール部材17に同軸に形成され、その内部には、撥水性フィルタ50が筒状挿入部材64を介して挿入され固定される。この筒状挿入部材64は両端が開口し、通気孔58に嵌合可能な筒状に形成されている。撥水性フィルタ50は、筒状挿入部材64の一方の開口64aとその外周面とを覆うように筒状挿入部材64に被せられた状態で、筒状挿入部材64と共に通気孔58に挿入される。このようにして、撥水性フィルタ50は、筒状挿入部材64の外周面と通気孔58の内周面との間に挟まれ、通気孔58を塞いだ状態で固定される。
【0024】
なお、筒状挿入部材64の両開口端の内、通気孔58への挿入方向(図2では上方)に対して反対側(図2では下方)にある開口端外周部には、鍔部64bが形成されている。筒状挿入部材64が通気孔58の下方から挿入されると、鍔部64bは通気孔58下側の開口縁部にて係止され、その結果、通気孔58内における筒状挿入部材64および撥水性フィルタ50の位置決めがなされる。
【0025】
ところで、撥水性フィルタ50は、例えばポリテトラフルオロエチレン(PTFE)の未焼成成形体を、PTFEの融点よりも低い加熱温度で一軸方向に延伸することにより得られる多孔質繊維構造体(例えば、商品名:ゴアテックス(ジャパンゴアテックス(株)))により、水滴等の水を主体とする液体の透過は阻止し、かつ気体(空気、水蒸気等)の透過は許容する撥水性フィルタとして構成されている。また、さらに撥油コートした多孔質繊維構造体(商品名:オレオベントフィルタ(ジャパンゴアテックス(株))を用いることもできる。これを用いることにより、付着した油分が気化して内部に侵入する危険性を低下させることができる。
【0026】
この撥水性フィルタ50は、一軸方向の延伸成形により比較的容易に製造されるため安価に入手することができるが、一軸方向に延伸されて製造されることにより、その延性に方向性が付与されている。すなわち、一方向に伸びやすくなり、相対的にこれと直角な方向に縮みやすくなっている。このため、撥水性フィルタ50を筒状挿入部材64に被せた状態で、通気孔58に挿入する際には、通気孔の内面との間の摩擦力により撥水性フィルタが一方向に偏って引っ張られる状態となる。このため、例えば撥水性フィルタ50を円形のシートで構成する場合には、一方向に延伸し、これと直角な方向には収縮することになるため、筒状挿入部材64の外周面と通気孔58の内周面との界面に均一に挟持することが困難となる。この結果、特にガスセンサの使用時にシール部材が熱膨張することにより、これに引きずられて撥水性フィルタが上昇したような場合には、使用後シール部材が冷却されて収縮する際に、一旦上昇した撥水性フィルタの収縮部が通気孔58から抜け落ちてしまうことが懸念される。
【0027】
このため、本実施例では、撥水性フィルタ50を、図3(a)に示すように、長軸の長さがa、短軸の長さがb(a>b)の楕円形のシート状に形成している。図3(b)に図3(a)の部分拡大図を示すように、撥水性フィルタ50には、微視的にみると繊維の方向性が確認される。つまり、複数の繊維粒塊50aが多数の繊維の糸50bで繋がれた状態となっている。これは、一軸方向に延伸加工される際に繊維粒塊50aが糸を引いた状態で分裂するためである。このような繊維は、延伸された方向(X方向:繊維方向)に繊維質が硬化しており延伸性は小さくなっているが、逆にこれと直角方向(Y方向)の延伸性は大きく、繊維の糸の間隔を大きくする態様で容易に延伸するという性質を有する。このため、撥水性フィルタ50には、引っ張られた際にほぼ真円形状となるように、予め繊維方向を長くし、これと直角な方向を短くした楕円形状を採用している。尚、上記長軸の長さa及び短軸の長さbは、撥水性フィルタ50が挿入される通気孔58の深さ等によりその最適値が異なるため、酸素センサ1の設計条件によって適切な値を適宜設定するものとする。
【0028】
そして、このように撥水性フィルタ50が装着されたシール部材17が外筒16の開口端部47の内側に配置され、外筒16を介して径方向に加締められ、筒状挿入部材64とシール部材17との間のシール性がより確実なものとされる。以上のように構成された酸素センサ1が、主体金具9の外周に形成されたネジ部9bを介し、外筒16が略上向きとなるよう、被測定ガスの流路を形成する管の取付孔に取り付けられると、プロテクタ11にて保護された検出素子2の先端部が流路を形成する管内部に突出して、被測定ガスに晒される。一方、検出素子2の内部には、通気孔58を介した換気により、上記外筒16を介して大気が導入される。通気孔58は、シート状に形成された通気性の撥水性フィルタ50にて塞がれていることから、外筒16内部への大気の導入を十分行うことができると共に、水等の侵入を防止している。その結果、検出素子2の内側電極2aと外側電極2bとの間には、大気中の酸素濃度と被測定ガス中の酸素濃度との比に応じた電圧が発生し、リード線20、21により検出信号として外部に出力される。 また、上述のように、上記撥水性フィルタ50の長軸の長さaと短軸の長さbを予め適切に設定することにより、撥水性フィルタ50を通気孔58に嵌挿する際の、撥水性フィルタ50の延伸・収縮により、結果として撥水性フィルタ50が通気孔58に均一に挿入されることになる。このため、撥水性フィルタ50が、通気孔58への挿入の際或いは酸素センサ1の使用時に通気孔58から抜け落ちる等の問題は生じない。この結果、撥水性フィルタ50によるシール性の信頼性を保持することができる。また、長軸の長さaと短軸の長さbさを予め適切に設定することにより、収縮方向の長さ(つまり、長軸の長さa)を最小限に設定することもでき、材料を合理的に使用することができる。また、このように構成することで、一軸方向に延伸成形された安価な繊維構造体を撥水性フィルタ50の材料として採用することができ、酸素センサ1のコスト低減を図ることができる。
【0029】
以上、本発明の実施例について説明したが、本発明の実施の形態は、上記実施例に何ら限定されることなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態をとり得ることはいうまでもない。
例えば、上記実施例では、撥水性フィルタ50の形状として楕円形状のものを用いたが、このような楕円形に限られず、長方形状等のように長軸と短軸を有するような形状であれば採用できることはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例に係る酸素センサの全体構成を示す断面図である。
【図2】 実施例の酸素センサを構成するシール部材および筒状挿入部材の構成を示す説明図である。
【図3】 実施例の撥水性フィルタの構成を示す説明図である。
【符号の説明】
1・・・酸素センサ、 2・・・検出素子、 2a・・・内側電極、
2b・・・外側電極、 9・・・主体金具、 10・・・ケーシング、
16・・・外筒、 17・・・シール部材、 50・・・撥水性フィルタ、
58・・・通気孔、 64・・・筒状挿入部材

Claims (5)

  1. 基準ガス室と、
    前記基準ガス室と大気を通気状態に維持する通気経路と、
    を有するガスセンサであって、
    前記通気経路を閉塞するように、通気性と防水性を有するシート状のフィルタが設けられ、
    前記フィルタは、第1軸方向に伸び易く、前記第1軸に垂直な第2軸方向に伸び難く、
    前記フィルタは、前記第1軸方向に短く、前記第2軸方向に長い形状であり、
    前記ガスセンサは、前記基準ガス室を大気から隔離する壁を有し、
    前記壁の一部は、弾性体からなるシール部材であり、
    前記通気経路は、前記シール部材を貫通して設けられている事、
    を特徴とするガスセンサ。
  2. 前記通気経路は、前記シール部材に設けられた貫通孔であり、
    前記フィルタは、前記貫通孔に挿入されている事、
    を特徴とする請求項1記載のガスセンサ。
  3. 前記貫通孔には筒状部材が挿入されており、
    前記貫通孔内面と前記筒状部材外面の間に前記フィルタを挟んで固定する事、
    を特徴とする請求項2記載のガスセンサ。
  4. 基準ガス室と、
    前記基準ガス室と大気を通気状態に維持する通気経路と、
    を有するガスセンサであって、
    前記通気経路を閉塞するように、通気性と防水性を有するシート状のフィルタが設けられ、
    前記フィルタは、第1軸方向に伸び易く、前記第1軸に垂直な第2軸方向に伸び難く、
    前記フィルタは、前記第1軸方向に短く、前記第2軸方向に長い形状であり、
    前記フィルタは、前記第2軸方向に伸ばされることで、前記第2軸方向に繊維方向が形成された繊維構造体である事、
    を特徴とするガスセンサ。
  5. 基準ガス室と、
    前記基準ガス室と大気を通気状態に維持する通気経路と、
    を有するガスセンサであって、
    前記通気経路を閉塞するように、通気性と防水性を有するシート状のフィルタが設けられ、
    前記フィルタは、第1軸方向に伸び易く、前記第1軸に垂直な第2軸方向に伸び難く、
    前記フィルタは、前記第1軸方向に短く、前記第2軸方向に長い形状であり、
    前記フィルタは、前記第2軸方向を長軸とし、前記第1軸方向を短軸とした楕円形状である事、
    を特徴とするガスセンサ。
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