JP4198835B2 - 書き込み装置、画像形成装置及びledヘッド - Google Patents

書き込み装置、画像形成装置及びledヘッド Download PDF

Info

Publication number
JP4198835B2
JP4198835B2 JP24119499A JP24119499A JP4198835B2 JP 4198835 B2 JP4198835 B2 JP 4198835B2 JP 24119499 A JP24119499 A JP 24119499A JP 24119499 A JP24119499 A JP 24119499A JP 4198835 B2 JP4198835 B2 JP 4198835B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
led
writing
correction
image carrier
electrostatic latent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP24119499A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001063138A (ja
Inventor
健一 芦田
則夫 中島
Original Assignee
株式会社沖データ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社沖データ filed Critical 株式会社沖データ
Priority to JP24119499A priority Critical patent/JP4198835B2/ja
Priority to US09/624,941 priority patent/US6897982B1/en
Publication of JP2001063138A publication Critical patent/JP2001063138A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4198835B2 publication Critical patent/JP4198835B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K15/00Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers
    • G06K15/02Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers using printers
    • G06K15/12Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers using printers by photographic printing, e.g. by laser printers
    • G06K15/1238Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers using printers by photographic printing, e.g. by laser printers simultaneously exposing more than one point
    • G06K15/1242Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers using printers by photographic printing, e.g. by laser printers simultaneously exposing more than one point on one main scanning line
    • G06K15/1247Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers using printers by photographic printing, e.g. by laser printers simultaneously exposing more than one point on one main scanning line using an array of light sources, e.g. a linear array
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K15/00Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers
    • G06K15/02Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers using printers
    • G06K15/12Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers using printers by photographic printing, e.g. by laser printers
    • G06K15/1204Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers using printers by photographic printing, e.g. by laser printers involving the fast moving of an optical beam in the main scanning direction
    • G06K15/1209Intensity control of the optical beam

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像形成装置等の像担持体に画像を書き込む書き込み装置、および上記像担持体に書き込まれる画像ドットを補正する書き込み補正方法、ならびに上記書き込み装置を備えた画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
上記画像形成装置の一つに、タンデム型あるいは中間転写型の電子写真プリンタがある。電子写真プリンタは、露光装置、静電潜像担持体、現像装置、転写装置、定着装置、記録媒体を搬送する搬送機構、等を備えている。
【0003】
電子写真プリンタでは、均一に帯電された静電潜像担持体の表面を露光装置により露光することにより、上記静電潜像担持体上に静電潜像を形成する。静電潜像担持体上に形成された静電潜像を現像装置により現像し、上記静電潜像に応じてトナーを付着させることにより、静電潜像担持体上にトナー像を形成する。静電潜像担持体上に形成されたトナー像が転写領域に達すると、転写装置により上記トナー像が記録媒体上に転写される。このあと、記録媒体上に転写されたトナー像は、定着装置のヒートローラと加圧ローラとにより記録媒体上に定着するように処理される。
【0004】
上記の露光装置の一つにLEDヘッドがある。LEDヘッドは、配線基板と、LEDアレイチップと、ドライバICと、レンズアレイ(例えば、日本板硝子社製の商品名「セルフォックレンズアレイ」)と、上記配線基板および上記レンズアレイを保持するための保持部材とを備えている。
【0005】
LEDアレイチップは、配線基板上に一列に1個または複数個配置されており、上記記録媒体(例えば、印刷用紙)の幅分以上の露光光源を形成している。このLEDアレイチップ上には、印刷ドットデータ(以下、ラスタデータと称する)にそれぞれ対応する複数のLED(の発光部)が一列に配置されている。ドライバICは、上記配線基板上に1個または複数個配置されており、上記LEDを個別に駆動する。上記レンズアレイは、複数のガラスシリンダ(レンズ)を配列したものであり、上記LEDからの光を上記静電潜像担持体上に収束し、上記静電潜像担持体表面を露光させる。
【0006】
上記のLEDヘッドを備えたプリンタでは、ラスタデータに従ってそれぞれのLEDを発光させ、この光をレンズアレイにより静電潜像担持体上に収束させることにより、静電潜像担持体上に静電潜像を形成する。
【0007】
LEDヘッド内のそれぞれのLEDの発光強度にはばらつきがある。このため、従来のLEDヘッドでは、露光エネルギーを一定値に補正するための補正パラメータをLEDごとにあらかじめ用意しておき、上記の補正パラメータに従って露光エネルギーのばらつきを補正している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記構成のLEDヘッドにおいては、ガラスシリンダの配列が不均一であること等によりレンズアレイに位置的な解像力のばらつきがあったり、レンズアレイの取り付け誤差より収束光の焦点位置が最良焦点位置からずれていたりすると、静電潜像担持体上に収束された露光ドットが歪み、露光ドットの解像力にばらつきを生じる。このため、上記従来のLEDヘッドでは、露光エネルギーばらつきを±2[%]程度に補正したとしても、レンズアレイの解像力に±10[%]程度のばらつきがあると、トナー画像に濃度ムラが発生してしまう。
【0009】
本発明は、このような従来の課題を解決するためになされたものであり、形成画像の濃度ムラを低減することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、像担持体上に画像を書き込む書き込み装置において、上記像担持体上に画像ドットを書き込む複数の書き込み部と、上記ドットをスクリーン角に応じて補正するための補正パラメータをあらかじめ保持するデータ保持手段と、上記正パラメータに従って上記書き込み部を個別に駆動する駆動手段とを備え、上記補正パラメータは、各ドットの上記スクリーン角に垂直な方向の幅を略一定にする補正値を有することを特徴とする書き込み装置を提供する。
【0011】
本発明は、また、像担持体と、上記像担持体上に画像を書き込む書き込み手段と、上記書き込み手段の動作を制御する制御手段とを備え、上記書き込み手段は、上記像担持体上に画像ドットを書き込む複数の書き込み部と、上記ドットをスクリーン角に応じて補正するための補正パラメータをあらかじめ保持するデータ保持手段と、上記の補正パラメータに従って上記書き込み部を個別に駆動する駆動手段とを有し、上記補正パラメータは、各ドットの上記スクリーン角に垂直な方向の幅を略一定にする補正値を有し、上記制御手段は、上記補正パラメータを上記駆動手段に送ることを特徴とする画像形成装置を提供する。
【0012】
本発明は、また、静電潜像担持体を露光することにより上記静電潜像担持体上に静電潜像を書き込むLEDヘッドにおいて、上記静電潜像担持体上に静電潜像ドットを書き込むための光を発する複数の発光部を有するLEDアレイと、上記LEDアレイの上記複数の発光部からの光を上記静電潜像担持体上に収束させる複数のレンズと、上記ドットをスクリーン角に応じて補正するための補正パラメータをあらかじめ保持するデータ保持手段と、上記補正パラメータに従って上記書き込み部を個別に駆動する駆動手段とを備え、上記補正パラメータは、各ドットの上記スクリーン角に垂直な方向の幅を略一定にする補正値を有することを特徴とするLEDヘッドを提供する。
【0023】
【発明の実施の形態】
第1の実施形態
図1は本発明の実施の形態のLEDヘッド100の断面構造図である。図1において、101は配線基板、102はLEDアレイチップ、103はドライバICチップ、104はワイヤ、105はレンズアレイ、106は配線基板101およびレンズアレイ105の保持部材、107はプリンタの静電潜像担持体である。
【0024】
また、図2はLEDプリンタに搭載されたLEDヘッド100の配線基板101の上面図である。図2において、108はデータ保持回路、109はLEDヘッド100に設けられた信号入力端子、110はプリンタに設けられたLEDヘッドコントロール部、111はLEDヘッドコントロール部110とLEDヘッド100の信号入力端子109とを接続するケーブル、112はLEDアレイ、113は駆動回路である。
【0025】
LEDヘッド100は、配線基板101と、LEDアレイ112(発光手段)を構成する複数のLEDアレイチップ102と、駆動回路113(駆動手段)を構成する複数のドライバICチップ103と、ワイヤ104と、レンズアレイ105(光学手段)と、保持部材106と、データ保持回路108(データ保持手段)と、信号入出力端子109とを備えている。
【0026】
配線基板101は、例えばガラスエポキシ基板に銅箔などの導体パターンを形成したものである。
【0027】
LEDアレイチップ102は、例えば、GaAsPなどを基板材料として、600[dpi]、A4サイズの場合、1チップ当たり約42.3[μm]間隔で192個のLED(の発光部)102−1を一列に形成したものである。このLEDアレイチップ102を26チップ、配線基板101上に一列に配置し、A4用紙幅以上のLEDアレイ112を構成している。
【0028】
ドライバICチップ103は、LEDアレイチップ102に1対1に対応してLEDアレイチップ102と並列に配線基板101上に配置されており、LED102−1を個別に駆動する駆動回路113を構成している。
【0029】
ドライバICチップ103とLEDアレイチップ102、および配線基板101の導体パターンとドライバICチップ103は、それぞれワイヤ104により電気的に接続されている。このワイヤ104の材質としては、直径が約30[μm]の金線が一般的である。
【0030】
レンズアレイ105は、屈折率分布を要したガラスシリンダ(レンズ)が2列の千鳥状にLEDアレイ112の長さ以上に配列され、両側を熱膨張の少ないFRP(Fiber-Reinforced Plastics:繊維強化プラスチック)板で挟まれ、シリコン充填材で接着されている。配線基板101上のLED102−1から発した光は、ある距離だけ離れたレンズアレイ105に達したあと、レンズアレイ105のガラスシリンダ内を屈折しながら通過し、レンズアレイ105のガラスシリンダ内を通過したあと、ある距離離れた静電潜像担持体107上に正立等倍の露光像を形成する。
【0031】
データ保持回路108は、電気的に読み書き可能なEEPROM,EPROM等を有し、LED露光エネルギーをスクリーン角に応じて補正するための補正パラメータをあらかじめ保持している。なお、上記のLED露光エネルギーは、レンズアレイ105により静電潜像担持体107上に収束されたそれぞれのLED光のエネルギーである。ここでは、レンズアレイ105を通過したあとのLED光強度をLED露光強度、レンズアレイ105を通過したあとのLED光エネルギーをLED露光エネルギーと称し、LEDの発光強度および発光エネルギーと区別する。また、上記のスクリーン角については、あとで説明する。
【0032】
次に、LEDヘッド100の動作について説明する。LEDプリンタの印刷時に、LEDヘッドコントロール部110は、ラスタデータを順次駆動回路113に送るとともに、データ保持回路108にあらかじめ記憶してある補正パラメータ値を読み出して順次駆動回路113に送る。これより、駆動回路113は、上記のラスタデータに従ってLEDアレイ112の複数のLEDを選択的に発光させる(駆動する)とともに、LED露光エネルギーを上記の補正パラメータに従って個別に補正する。そして、レンズアレイ105により、均一に帯電された静電潜像担持体107上にLED光を収束させ、静電潜像担持体107上にラスタデータに対応した静電潜像を形成する。
【0033】
LED露光エネルギーは、次式、
(LED露光エネルギー)=(LED露光強度)×(露光時間)…(1)
により決まる。上記(1)式のLED発光強度は、主にLEDに流れる電流(駆動電流)に依存し、レンズアレイ105の特性にも依存する。駆動回路113は、駆動電流または露光時間を個別に設定することより、上記の補正パラメータに従ってLED露光エネルギーを個別に補正する。
【0034】
従来のLEDヘッドでは、データ保持回路にあらかじめ記憶してある補正パラメータは、LED露光エネルギーが一定になるように(LED露光エネルギーのばらつきがなくなるように)、LED露光エネルギーを補正するパラメータであった。例えば、600[dpi]のLEDヘッドでは、LED露光エネルギーは、約12〜15[pJ(ピコジュール)]の範囲で一定値になるように補正されていた。
【0035】
これに対し、第1の実施形態のLEDヘッド100のデータ保持回路108にあらかじめ記憶してある補正パラメータは、LED露光エネルギーのばらつきと、上記スクリーン角に応じた方向のLED露光ドット幅(LED露光ドット解像力)のばらつきとが小さくなるように、LED露光エネルギーを補正するパラメータである。LED露光ドットが歪むと、LED露光ドット幅にばらつきを生じる。
【0036】
LED露光ドットの歪みについて以下に説明する。レンズアレイ105のガラスシリンダが均一に配列されている場合は、図3のようにLED露光ドットは真円となるが、ガラスシリンダの配列が不均一になった場合には、例えば図4(a)〜(d)のようにLED露光ドットは真円から外れ、歪んでしまう。また、レンズアレイ105のガラスシリンダが均一に配列されていても、レンズアレイ105の取り付け誤差により最良焦点位置からずれた場合にも、図4(a)〜(d)のようにLED露光ドットが歪んでしまう。LED露光ドットが歪み、LED露光ドット幅(LED露光ドット解像力)にばらつきを生じると、LED露光エネルギーを一定に補正してもトナー画像に濃度ムラができる。この濃度ムラは、上記のスクリーン角に沿った方向の露光ドット幅(あとで説明する図5〜図7参照)がばらついたときに顕著になる。
【0037】
タンデム型のLEDカラープリンタおよび上記のスクリーン角について以下に説明する。タンデム型のLEDカラープリンタでは、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)のそれぞれ独立した露光/現像プロセスによりカラートナー画像を形成し、それぞれのプロセスごとにLEDヘッド100を配置している。このようなLEDカラープリンタでは、LED露光ドットが歪むと、カラートナー画像に濃度ムラができてしまう。
【0038】
タンデム型LEDカラープリンタでカラー画像を形成する場合には、Y,M,C,Kそれぞれの色のスクリーン角(印刷スクリーン角)が決められている。LEDカラープリンタは、静電潜像担持体107をライン順次に露光し、2次元の静電潜像を形成する。異なるスクリーン角では、上記の静電潜像における露光ドットの配列、従ってトナー画像におけるトナードットの配列、印刷画像における印刷ドットの配列が異なる。
【0039】
ここでは、Yはスクリーン角−45゜で印刷され、MおよびKはスクリーン角+45゜で印刷され、Cはスクリーン角90゜で印刷されるものと仮定する。
【0040】
スクリーン角−45゜でYを全面に印刷する場合には、例えば、第1ラインでは第1,3,5…ドットにYドットを印刷し、第2ラインでは第2,4,6…ドットにYドットを印刷する。また、スクリーン角−45゜でMまたはKを全面に印刷する場合には、例えば、第1ラインでは第2,2,6…ドットにMまたはKドットを印刷し、第2ラインでは第1,3,5…ドットにMまたはKドットを印刷する。また、スクリーン角90゜のCを全面に印刷する場合には、例えば、それぞれのラインで第1,3,5…ドットにCドットを印刷する。
【0041】
データ保持回路108にあらかじめ記憶しておく第1の実施形態の補正パラメータを求める手順について以下に説明する。第1の実施形態の補正パラメータ(の配列をLcorrectと表記し、補正パラメータLcorrectの第iドット(i=1,2,3…imax)のパラメータ値をLcorrect(i)と表記する。
【0042】
まず、LED露光エネルギーを一定にする、つまりLED露光エネルギーのばらつきをなくすためのパラメータPcorrectを求める。パラメータPcorrectの第iドット(i=1,2,3…imax)のパラメータ値をPcorrect(i)と表記する。この露光エネルギーを一定値にするためのパラメータPcorrectは、従来のLEDヘッドにおいてデータ補正回路に記憶されている補正パラメータである。パラメータPcorrectに従って駆動電流を個別に設定すればLED露光強度を一定にすることができる。従って、露光時間を一定に設定すればLED露光エネルギーを一定にすることができる。また、パラメータPcorrectに従って露光時間を個別に設定すれば、LED露光エネルギーを一定にすることができる。
【0043】
パラメータPcorrectを求めるには、例えば、LEDアレイ112の複数のLEDの内の1ドットのみを発光させ、レンズアレイ105を通過したLED光をレンズアレイ105の上からCCDカメラなどで撮像する。そして、得られたカメラ画像からLED露光強度を求める。そして、このLED露光強度を一定値に補正するためのパラメータ値を計算する。このパラメータ値は、LEDごとに計算される。
【0044】
また、スクリーン角に沿った方向の露光ドット幅(あとで説明する図5〜図7参照)を一定値(ここでは、LEDの発光部のピッチとする)にする、つまり上記露光ドット幅のばらつきをなくすためのパラメータWDratioを求める。パラメータWDratioの第iドット(i=1,2,3…imax)のパラメータ値をWDratio(i)と表記する。
【0045】
パラメータWDratioを求めるには、例えば、LEDアレイ112の複数のLEDを1ドットおきに発光させ、レンズアレイ105を通過したLED光をレンズアレイ105の上からCCDカメラなどで撮像する。そして、得られたカメラ画像をピークの明るさが1になるように正規化し、この正規化した画像をある閾値以上の値で2値化する。例えば、閾値としては1/e2(eは自然対数の底)が一般的に定義されている。次に、上記の2値化画像から、スクリーン角に沿った方向のLED露光ドット幅を求める。そして、このLED露光ドット幅が発光部ピッチに等しくなるようにLED露光強度を補正するパラメータ値を計算する。このパラメータ値は、LEDごとに計算される。
【0046】
600[dpi]のLEDアレイ112の場合、発光部ピッチは1/600[mm](=42.3[μm])であり、スクリーン角に沿った方向のLED露光ドット幅が42.3[μm]になるように補正するパラメータ値を計算する。
【0047】
例えば、図5のようにLED露光ドットが歪んでいる場合には、スクリーン角−45°に沿った方向のLED露光ドット幅が42.3[μm]よりも大きいため、LED露光強度を小さくして上記の露光ドット幅を42.3[μm]にするパラメータ値を計算する。
【0048】
また、図6の場合には、スクリーン角90°に沿った方向のLED露光ドット幅は、42.3[μm]であるため、LED露光強度および上記の露光ドット幅を変更しないパラメータ値を採用する。
【0049】
また、図7の場合には、スクリーン角+45°に沿った方向のLED露光ドット幅が42.3[μm]よりも小さいため、LED露光強度を大きくして上記のLED露光ドット幅が42.3[μm]になるようにするパラメータ値を計算する。
【0050】
図8は600[dpi]のLEDヘッド100でLEDを1ドットおきに発光させ場合の2次元露光強度分布の等高図である。また、図9は図8の2次元露光強度分布におけるスクリーン角に沿った方向の1次元露光強度分布を示す図であり、(a)はスクリーン角−45°または+45°の場合、(b)はスクリーン角90°の場合である。
【0051】
図9の1次元発光強度分布を閾値(例えば1/e2)で2値化したときのLED露光ドット幅WD(i)(ただし、iはドット番号であり、i=1,2,3…imax)、つまり図9の1次元発光強度分布の閾値(例えば1/e2)でのLED露光ドット幅WD(i)を、ドットごとに求める。そして、LED露光ドット幅WD(1),WD(2),WD(3)…WD(imax)の平均値WDavgを、
【0052】
【数1】
Figure 0004198835
により計算する。次に、LED露光ドット幅の平均値WDavgに対するLED露光ドット幅WD(i)の割合をパラメータ値WDratio(i)として、
【0053】
【数2】
Figure 0004198835
により計算する。
【0054】
上記のパラメータWDratioを補正パラメータとしてデータ保持回路108に記憶させれば、スクリーン角に沿った方向のLED露光ドット幅を一定にすることができる。
【0055】
しかし、LED露光ドット幅を一定に補正をすることは、LED露光エネルギーを一定にする補正(パラメータPcorrectによる補正)を無視することになり、上記LED露光ドット幅を一定にする補正では、LED露光エネルギーのばらつきによる濃度ムラが逆に顕在化することになる。
【0056】
そこで、本発明の第1の実施形態では、スクリーン角に沿った方向のLED露光ドット幅を一定するパラメータWDratioに、重みα(<1)を乗じることにより、スクリーン角に沿った方向のLED露光ドット幅のばらつきを小さくするパラメータWDcorrectを求め、このパラメータWDcorrectと、LED露光エネルギーを一定にするパラメータPcorrectとにより、LED露光エネルギーのばらつき、およびスクリーン角に沿った方向のLED露光ドット幅のばらつきをともに小さくする補正パラメータLcorrectを求め、この補正パラメータをデータ保持回路108に記憶させる。パラメータWDcorrectの第iドット(i=1,2,3…imax)のパラメータ値をWDcorrect(i)と表記する。
【0057】
上記(3)式のパラメータWDratio(i)に重みα(<1)を乗じることにより、パラメータ値WDcorrect(i)を求める。つまり、
WDcorrect(i)=α×WDratio(i)…(4)
により、それぞれのLEDについてパラメータWDcorrectを計算する。重みαの最適値は、露光/現像プロセス条件により変化するものであるが、0.2〜0.4あたりが適当である。
【0058】
さらに、LED露光エネルギーを一定にするパラメータ値Ρcorrect(i)から上記LED露光ドット幅のばらつきを小さくするパラメータ値WDcorrect(i)を差し引くことにより、LED露光エネルギーのばらつきおよび上記LED露光ドット幅のばらつきを補正するパラメータ値Lcorrect(i)を求める。つまり、
Lcorrect(i)=Ρcorrect(i)−WDcorrect(i)…(5)
により、それぞれのLEDについて、LED露光エネルギーのばらつきおよび上記LED露光ドット幅のばらつきを補正する補正パラメータLcorrectを計算する。
【0059】
なお、露光ドット幅WD(i)ではなく、露光ドット解像力の指標であるMTF値により、補正パラメータLcorrectを計算することも可能である。第iドットのMTF値MTF(i)は、
【0060】
【数3】
Figure 0004198835
のように定義される。上記(6)式において、MAX(i),MIN(i)は、図9(a)のLED露光強度分布におけるそれぞれのドットの最大値および最小値である。上記(6)式のMTF(i)を用いる場合には、上記(2)式および(3)式のWD(i)をMTF(i)としてパラメータ値Lcorrect(i)を計算する。
【0061】
上記の補正パラメータLcorrectは、例えば(表1)のように、ドット個数分(第1ドットから第imaxドット)のパラメータ値がデータ保持回路108に記憶される。
【0062】
【表1】
Figure 0004198835
この第1の実施形態では、補正パラメータLcorrectに従って、LED露光エネルギーのばらつき、およびスクリーン角に沿った方向のLED露光ドット幅のばらつきを補正するため、スクリーン角に沿った方向のLED露光ドット幅のばらつきは、それ以外の方向のLED露光ドット幅のばらつきよりも小さくなる。このため、スクリーン角に沿った方向の濃度ムラは非常に小さくなり、濃度ムラを低減することができる。
【0063】
第1の実施形態のLEDヘッド100をY,M,C,Kの露光/現像ユニットにそれぞれ備えたタンデム型のLEDカラープリンタの動作を以下に説明する。Y,M,C,Kを印刷する位置に搭載されたLEDヘッド100を、それぞれ100Y,100M,100C,100K、静電潜像担持体107を、それぞれ107Y,107M,107C,107Kと表記する。
【0064】
LEDヘッド100Yのデータ保持回路108には、Yのスクリーン角−45゜に対応する補正パラメータLcorrect(YLcorrectと表記する)があらかじめ保持されており、LEDヘッド100Mおよび100Kのデータ保持回路108には、MおよびKのスクリーン角+45゜に対応する補正パラメータLcorrect(それぞれMLcorrectおよびKLcorrectと表記するがあらかじめ保持されており、LEDヘッド100Cのデータ保持回路108には、Cのスクリーン角90゜に対応する補正パラメータLcorrect(CLcorrectと表記する)があらかじめ保持されている。
【0065】
印刷する前に、LEDヘッドコントロール部110は、LEDヘッド100x(x=Y,M,C,K)のデータ保持回路108に記憶されている補正パラメータxLcorrectを上記のデータ保持回路108から読み出し、LEDヘッド100xの駆動回路113に送る。
【0066】
次に、LEDヘッドコントロール部110は、LEDヘッド100xの駆動回路113に1ライン分のラスタデータを送り、駆動回路113により、LEDヘッド100xのLEDアレイ112のLEDを上記のラスタデータに従って選択的に発光させる。
【0067】
LEDヘッド100xにおいて、上記のラスタデータに従って発光駆動される第iドットのLEDは、補正パラメータxLcorrectのパラメータ値xLcorrect(i)に従って設定された個別の駆動電流により一定の発光時間、あるいは一定の駆動電流によりパラメータ値xLcorrect(i)に従って設定された個別の発光時間、発光する。補正パラメータxLcorrectにより、LED露光エネルギーのばらつき、およびスクリーン角に沿った方向のLED露光ドット幅のばらつきが補正される。つまり、補正パラメータxLcorrectにより、LED露光ドットがスクリーン角に応じて補正される。
【0068】
上記ラスタデータの転送およびLEDヘッド100xの発光動作をラインごとに順次実施することにより、色xのドット配列パターンに従って静電潜像担持体107xが露光され、静電潜像担持体107x上にそれぞれ静電潜像が形成される。
【0069】
LEDヘッド100Y,100M,100C,100Kのそれぞれにおいて、色x(=Y,M,C,K)のスクリーン角に対応する補正パラメータxLcorrectにより、LED露光エネルギーが色xのスクリーン角に応じて補正されるため、Y,M,C,Kそれぞれのトナー画像の濃度ムラを低減することができ、Y,M,C,Kの4色を重ねてできるカラー印刷画像も濃度ムラが低減された印刷画像となる。
【0070】
なお、補正パラメータLcorrectは、ページごとにデータ保持回路108から読み出して駆動回路113にセットしてもよいし、プリンタの立ち上げ時に1回のみセットするようにしてもよい。ただし、ページごとにセットすれば、ノイズ等により補正パラメータ値が化けても、ページごとに更新されるため、ノイズ等による印刷品質の低下を防止することができる。
【0071】
以上のように第1の実施形態によれば、LED露光ドットのばらつきをスクリーン角に応じて補正するための補正パラメータLcorrectをデータ保持回路108にあらかじめ記憶させておき、上記の補正パラメータLcorrectをデータ保持回路108から駆動回路113に転送し、この補正パラメータLcorrectに従ってLED露光ドットのばらつきをスクリーン角に応じて補正することにより、カラー画像の濃度ムラを低減することができる。
【0072】
なお、上記第1の実施形態では、スクリーン角が−45°,90°,+45゜の場合について説明したが、他のスクリーン角であっても、それぞれに最適化した補正パラメータをデータ保持回路にあらかじめ記憶させておくことにより、カラー画像の濃度ムラを低減することが可能である。
第2の実施形態
本発明の第2の実施形態は、上記第1の実施形態において、補正パラメータLcorrectをデータ保持回路108に記憶させる方法を変更したものであり、この他は上記第1の実施形態と同じである。
【0073】
上記第1の実施形態では、LEDヘッド100ごとに、Y,M,C,Kのスクリーン角の内のいずれか1個のスクリーン角に対応する補正パラメータLcorrectをデータ保持回路108に記憶させていたが、その場合、LEDヘッド100はY,M,C,Kのいずれか1色のスクリーン角にしか対応できないため、タンデム型のLEDカラープリンタでは、LEDヘッド100を4種類用意する必要があった(ただし、上記第1の実施形態では、MとKのスクリーン角を同じ+45°にしてあるため、スクリーン角+45°に対応する補正パラメータLcorrectを記憶させたLEDヘッド100は、MとKのスクリーン角に対応することが可能である)。
【0074】
そこで、第2の実施形態では、Y,M,C,Kのスクリーン角に対応する補正パラメータLcorrectをそれぞれ計算し、これら複数の補正パラメータLcorrect(以下、Yのスクリーン角に対応する補正パラメータLcorrectをYLcorrect、Mのスクリーン角に対応する補正パラメータLcorrectをMLcorrect、Cのスクリーン角に対応する補正パラメータLcorrectをCLcorrect、Kのスクリーン角に対応する補正パラメータLcorrectをKLcorrectと表記する)を全てデータ保持回路108に記憶させる(ただし、上記第1の実施形態では、MとKのスクリーン角を同じにしてあるため、補正パラメータMLcorrectおよびKLcorrectについては、いずれか一方のみをデータ保持回路108に記憶させてもよい)。これにより、1個のLEDヘッド100でそれぞれのスクリーン角に対応することが可能となる。
【0075】
上記の補正パラメータYLcorrect,MLcorrect,CLcorrect,KLcorrectをデータ保持回路108に記憶させるときは、例えば(表2)のようにアドレスを変えて記憶させる。(表2)では、補正パラメータYLcorrectは0番地より、補正パラメータMLcorrectは10000番地より、補正パラメータCLcorrectは20000番地より、補正パラメータKLcorrectは30000番地より、それぞれ記憶させる。
【0076】
【表2】
Figure 0004198835
この第2の実施形態では、データ保持回路108にY,M,C,Kのスクリーン角にそれぞれ対応する補正パラメータYLcorrect,MLcorrect,CLcorrect,KLcorrectを全て記憶させてあるため、プリンタ本体内でのLEDヘッド100の取り付け位置が変えられ、他のスクリーン角で露光することになっても、新たなスクリーン角に対応する補正パラメータをデータ保持回路108から読み出し、駆動回路113に送ることにより、LED露光エネルギーのばらつきを新たなスクリーン角に応じて補正することができる。
【0077】
第2の実施形態のLEDヘッド100Y,100M,100C,100Kを備えたタンデム型のLEDカラープリンタの動作を以下に説明する。LEDヘッド100Y,100M,100C,100Kのデータ保持回路108には、いずれも、4種の補正パラメータYLcorrect,MLcorrect,CLcorrect,KLcorrectがあらかじめ保持されている。
【0078】
印刷をする前に、LEDヘッドコントロール部110は、LEDヘッド100x(=Y.M.C.K)のデータ保持回路108に保持されている補正パラメータYLcorrect,MLcorrect,CLcorrect,KLcorrectの中から、色xのスクリーン角に対応する補正パラメータxLcorrectを読み出し、LEDヘッド100xの駆動回路113に送る。データ保持回路108内での補正パラメータYLcorrect,MLcorrect,CLcorrect,KLcorrectの先頭アドレスは、あらかじめLEDヘッドコントロール部110の補正値アドレス指示レジスタ110−1(図2参照)に記憶されている。LEDヘッドコントロール部110は、補正パラメータxLcorrectの先頭アドレスに従ってデータ保持回路108を制御し、補正パラメータxLcorrectを駆動回路113に転送させる。
【0079】
すなわち、LEDヘッドコントロール部110は、LEDヘッド100Yについては読み出しの先頭アドレスを0番地に、LEDヘッド100Mについては読み出しの先頭アドレスを10000番地に、LEDヘッド100Cについては読み出しの先頭アドレスを20000番地に、LEDヘッド100Kについては読み出しの先頭アドレスを30000番地に、それぞれ指定する。これにより、LEDヘッド100xのデータ保持回路108から補正パラメータxLcorrectが読み出され、LEDヘッド100xの駆動回路113に送られる。
【0080】
次に、LEDヘッドコントロール部110は、LEDヘッド100xの駆動回路113に1ライン分のラスタデータを送り、駆動回路113により、LEDヘッド100xのLEDアレイ112のLEDを上記のラスタデータに従って選択的に発光させる。
【0081】
LEDヘッド100xにおいて、上記のラスタデータに従って発光駆動される第iドットのLEDは、補正パラメータxLcorrectのパラメータ値xLcorrect(i)に従って設定された個別の駆動電流により一定の発光時間、あるいは一定の駆動電流によりパラメータ値xLcorrect(i)に従って設定された個別の発光時間、発光する。補正パラメータxLcorrectにより、LED露光エネルギーのばらつきおよびスクリーン角に沿った方向のLED露光ドット幅のばらつきが補正される。つまり、補正パラメータxLcorrectにより、LED露光ドットがスクリーン角に応じて補正される。
【0082】
上記ラスタデータの転送およびLEDヘッド100xの発光動作をラインごとに順次実施することにより、色xのスクリーン角に従って静電潜像担持体107xが露光され、静電潜像担持体107x上にそれぞれ静電潜像が形成される。
【0083】
LEDヘッド100Y,100M,100C,100Kのそれぞれにおいて、色x(=Y,M,C,K)のスクリーン角に対応する補正パラメータxLcorrectにより、LED露光ドットが色xのスクリーン角に応じて補正されるため、Y,M,C,Kそれぞれのトナー画像の濃度ムラを低減することができ、Y,M,C,Kの4色を重ねてできるカラー印刷画像も濃度ムラが低減された印刷画像となる。
【0084】
以上のように第2の実施形態によれば、Y,M,C,Kのスクリーン角にそれぞれ対応する補正パラメータYLcorrect,MLcorrect,CLcorrect,KLcorrectをデータ保持回路108にあらかじめ全て記憶させておき、適用するスクリーン角に対応する補正パラメータをデータ保持回路108から駆動回路113に転送することにより、複数の異なるスクリーン角に対応できる。
【0085】
また、LED露光ドットのばらつきをスクリーン角に応じて補正することにより、上記第1の実施形態と同じように、カラー画像の濃度ムラを低減することができる。
第3の実施形態
本発明の第3の実施形態は、上記第2の実施形態において、補正パラメータYLcorrect,MLcorrect,CLcorrect,KLcorrectをデータ保持回路108に記憶させる方法を変更したものであり、この他は上記第2の実施形態と同じである。
【0086】
上記第2の実施形態では、(表2)のように、それぞれ1[dot]単位のパラメータ値により構成される4種類の補正パラメータYLcorrect,MLcorrect,CLcorrect,KLcorrectをデータ保持回路108に記憶させるため、上記第1の実施形態と比較して4倍の容量のデータ保持回路108が必要となってしまう。
【0087】
第iドットの補正パラメータ値YLcorrect(i),MLcorrect(i),CLcorrect(i),KLcorrect(i)を上記(5)式に準じて表すと、
YLcorrect(i)=Ρcorrect(i)−YWDcorrect(i)…(6)
MLcorrect(i)=Ρcorrect(i)−MWDcorrect(i)…(7)
CLcorrect(i)=Ρcorrect(i)−CWDcorrect(i)…(8)
CLcorrect(i)=Ρcorrect(i)−KWDcorrect(i)…(9)
となる。上記(6)〜(9)式において、LED露光エネルギーを一定するためのパラメータ値Ρcorrect(i)はそれぞれに共通であり、LED露光ドット幅を補正するためのパラメータ値YWDcorrect(i),MWDcorrect(i),CWDcorrect(i),KWDcorrect(i)は、それぞれに固有である。
【0088】
LED露光強度のばらつきは、全体で±30[%]程度存在する。パラメータΡcorrectにより均一のLED露光強度に補正されたあとに、LED露光ドット幅の補正のためにパラメータWDcorrectにより補正されるLED露光強度は±6[%]程度であることが実験的に確認されている。
【0089】
従って、パラメータ値Pcorrect(i)による補正精度とパラメータ値WDcorrect(i)による補正精度を同じにした場合には、パラメータ値WDcorrect(i)は、補正パラメータ値Lcorrect(i)およびパラメータ値Pcorrect(i)よりも少ないビット数で表記することができる。これにより、共通のパラメータΡcorrectと、固有のパラメータYWDcorrect,MWDcorrect,CWDcorrect,KWDcorrectとをデータ保持回路108に記憶させれば、上記第2の実施形態よりもデータ容量を少なくすることができる。
【0090】
上記のパラメータPcorrect,YWDcorrect,MWDcorrect,CWDcorrect,KWDcorrectをデータ保持回路108に記憶させるときは、例えば(表3)のようにアドレスを変えて記憶させる。(表3)では、共通のパラメータPcorrectは0番地より、固有のパラメータYWDcorrectは10000番地より、固有のパラメータMWDcorrectは15000番地より、固有のパラメータCWDcorrectは20000番地より、固有のパラメータKWDcorrectは25000番地より、それぞれ記憶させる。
【0091】
【表3】
Figure 0004198835
600[dpi]、A4サイズで、4992[dot]のLEDが配列されているLEDヘッド100の場合、1[%]ステップで補正するものとすると、±30[%]の露光強度ばらつきを均一に補正するための共通のパラメータPcorrectには、1[dot]当たり6[bit](26=64値を識別するためのデータ)が必要であり、また±6[%]の露光ドット歪みを補正するための固有のパラメータWDcorrectには、4[bit](24=16値を識別するためのデータ)が必要である。従って、(表3)のように、パラメータPcorrect,YWDcorrect,MWDcorrect,CWDcorrect,KWDcorrectをデータ保持回路108に記憶させる場合に必要な容量は、
(6[bit]×4992[dot])+4×(4[bit]×4992[dot])=109824[bit]
となる。これに対し、上記第2の実施形態のように、それぞれ1[dot]当たり6[bit]の補正パラメータ値から構成される補正パラメータYLcorrect,MLcorrect,CLcorrect,YLcorrectをデータ保持回路108に記憶させる場合に必要な容量は、
4×(6[bit]×4992[dot])=119801[bit]
となる。従って、それぞれのスクリーン角に共通のパラメータPcorrectと、スクリーン角ごとに固有のパラメータYWDcorrect,MWDcorrect,CWDcorrect,KWDcorrectとを、データ保持回路108に記憶させることにより、上記第2の実施形態よりもデータ保持回路108の容量を軽減できる。
【0092】
さらに、露光ドット歪みは、レンズアレイ105のガラスシリンダ(レンズ)の配列乱れが原因であることから、上記のレンズ単位で変化する。このため、パラメータYWDcorrect,MWDcorrect,CWDcorrect,KWDcorrectについては、1[dot]単位で(ドットごとに)パラメータ値を記憶させる必要はなく、同じレンズに対応する複数[dot]単位で(つまり、レンズごとに)パラメータ値を記憶させておけばよい。
【0093】
例えば、レンズアレイ105のガラスシリンダ径が0.9[mm]、600[dpi]のLEDアレイチップ102の場合は、同じガラスシリンダに対応する、0.9[mm]/42.3[μm]=21.276[dot]のLEDは同様の露光ドット歪みを持つことになる。従って、この場合には、21[dot]ごとに、パラメータYWDcorrect,MWDcorrect,CWDcorrect,KWDcorrectを1個ずつ記憶させておけばよい。例えば、同じガラスシリンダに対応する21[dot]のLEDの内の真ん中のLEDのパラメータ値を記憶させるようにする。つまり、それぞれのパラメータYWDcorrect,MWDcorrect,CWDcorrect,KWDcorrectについて、パラメータ値WDcorrect(11),WDcorrect(32),WDcorrect(53)…を記憶させる。また、例えば、上記21[dot]のパラメータ値の平均値を記憶させてもよい。
【0094】
1[dot]単位のパラメータPcorrectと、21[dot]単位のパラメータYWDcorrect,MWDcorrect,CWDcorrect,KWDcorrectとをデータ保持回路108に記憶させるときは、例えば(表4)のようにアドレスを変えて記憶させる。(表4)では、1[dot]単位のパラメータPcorrectは0番地より、21[dot]単位のパラメータYWDcorrectは10000番地より、21[dot]単位のパラメータMWDcorrectは10500番地より、21[dot]単位の補正パラメータCWDcorrectは11000番地より、21[dot]単位の補正パラメータKWDcorrectは11500番地より、それぞれ記憶させる。
【0095】
【表4】
Figure 0004198835
600[dpi]、A4サイズで、4992[dot]のLEDが配列されているLEDヘッド100の場合、(表4)のように、パラメータPcorrect,YWDcorrect,MWDcorrect,CWDcorrect,KWDcorrectをデータ保持回路108に記憶させる場合に必要な容量は、
(6[bit]×4992[dot])+4×(4[bit]×4992[dot])/21=33756[bit]
となる。従って、データ保持回路108の容量を、上記第2の実施形態のおよそ1/4(正確には、33756/119801=0.28)に軽減できる。
【0096】
このように第3の実施形態では、上記第2の実施形態よりもデータ保持回路108の少容量化を図ることができるため、上記第2の実施形態よりもLEDプリントヘッド100のコストダウンを図ることができる。また、上記第2の実施形態と同じように、同じLEDプリントヘッド100で複数の異なるスクリーン角に対応することができる。
【0097】
第3の実施形態のLEDヘッド100Y,100M,100C,100Kを備えたタンデム型のLEDカラープリンタの動作を以下に説明する。LEDヘッド100Y,100M,100C,100Kのデータ保持回路108には、いずれも、(表4)にようにパラメータPcorrect,YWDcorrect,MWDcorrect,CWDcorrect,KWDLcorrectがあらかじめ保持されている。
【0098】
印刷をする前に、LEDヘッドコントロール部110は、LEDヘッド100x(x=Y,M,C,K)のデータ保持回路108から補正パラメータxLcorrectを出力させ、この補正パラメータxLcorrectをLEDヘッド100xの駆動回路113に送る。データ保持回路108内でのパラメータPcorrect,MWDcorrect,CWDcorrect,KWDcorrectの先頭アドレスは、あらかじめLEDヘッドコントロール部110の補正値アドレス指示レジスタ110−1に記憶されている。LEDヘッドコントロール部110は、パラメータPcorrectの先頭アドレスおよびパラメータxWDcorrectの先頭アドレスに従ってデータ保持回路108を制御し、補正パラメータxLcorrectを生成させる。なお、補正パラメータxLcorrectをLEDヘッド100xの駆動回路113に送ったあとの動作は、上記第2の実施形態と同じである。
【0099】
図10は本発明の第3の実施形態のLEDヘッドにおけるデータ保持回路108の構成図である。図10のように、データ保持回路108内には、1[dot]単位のパラメータPcorrectが記憶されている補正値保持部121と、それぞれ21[dot]単位のパラメータYWDcorrect,MWDcorrect,CWDcorrect,KWDcorrectが記憶されている補正値保持部122と、演算部123と、カウンタ124とが設けられている。パラメータPcorrectは、CLOCK信号に応じて補正値保持部121から読み出される。また、パラメータxWDcorrect(x=Y,M,C,K)は、補正値保持部122の前段に配置されたカウンタ124によってCLOCK信号が21回入力されるごとに補正値保持部122から読み出されるようになっている。読み出されたパラメータPcorrectおよびxWDcorrectは、演算部123に入力される。演算部123は、上記(5)式に従って補正パラメータxLcorrectを計算する。計算された補正パラメータxLcorrectは、駆動回路113に送られる。
【0100】
なお、LEDヘッドコントロール部110内に演算部123およびカウンタ124を配置し、データ保持回路108から補正パラメータPcorrectおよびxWDcorrectをLEDヘッドコントロール部110に読み込み、LEDヘッドコントロール部110において補正パラメータxLcorrectを計算し、この補正パラメータxLcorrectをLEDヘッド100xの駆動回路113に送ることも可能である。
【0101】
以上のように第3の実施形態によれば、それぞれのスクリーン角に共通のドットごとのパラメータPcorrectと、スクリーン角ごとに固有のレンズ単位のパラメータYWDcorrect,MWDcorrect,CWDcorrect,KWDcorrectとを、言い換えると、光量補正のパラメータPcorrectと、スクリーン角に応じた補正のパラメータYWDcorrect,MWDcorrect,CWDcorrect,KWDcorrectとを、データ保持回路108に記憶させておくことにより、上記第2の実施形態と比較して、データ保持回路108の少容量化およびコストダウンを図ることができる。
【0102】
また、適用するスクリーン角に対応する補正パラメータxLcorrectをパラメータPcorrectとxWDcorrectから生成し、この補正パラメータxLcorrectによりLED露光ドットのばらつきをスクリーン角に応じて補正することにより、上記第2の実施形態と同じように、複数の異なるスクリーン角に対応できるとともに、上記第1および第2の実施形態と同じように、カラー画像の濃度ムラを低減することができる。
【0103】
なお、中間転写型のLEDカラープリンタにおいて、1個のLEDヘッド100により順次Y,M,C,Kの全ての色を露光するときには、それぞれの色のスクリーン角に対応する補正パラメータYLcorrect,MLcorrect,CLcorrect,KLcorrectを順次切り換えて駆動回路113にセットすることにより、それぞれの色のLED露光ドットのばらつきをそれぞれの色のスクリーン角に応じて補正することができる。
【0104】
図11は中間転写型のLEDカラープリンタに搭載された本発明の第2または第3の実施形態のLEDヘッド100における配線基板101の上面図である。図11のように、LEDヘッドコントロール部110に、ラスタデータとともに色信号を入力し、色が変わる度にカウンタ110−2をカウントアップする。このとき、カウンタ110−2をカウントアップする度に補正値アドレス指示レジスタ110−1によるデータ保持回路108のアドレス先頭値が順次切り変わる。上記第2の実施形態の場合には、上記のアドレス先頭値は、カウントアップの度に、0,10000,20000,30000と切り替わり((表2)参照)、上記第3の実施形態の場合には、上記のアドレス先頭値は、カウントアップの度に、10000,10500,11000,11500と切り替わる((表4)参照)。中間転写型のLEDカラープリンタでは、補正パラメータは、色が変わる度にデータ保持回路108から駆動回路113に転送され、1ページにおいて計4回転送される。
【0105】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、像担持体に書き込むドットをレンズの特性またはスクリーン角に応じて補正するための補正パラメータをデータ保持手段にあらかじめ記憶させておき、上記の補正パラメータに従って上記のドットを補正することにより、形成画像の濃度ムラを低減することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のLEDヘッドの断面構造図である。
【図2】LEDプリンタに搭載された本発明の実施の形態のLEDヘッドにおける配線基板の上面図である。
【図3】正常なLED露光ドットを説明する図である。
【図4】歪んだLED露光ドットを説明する図である。
【図5】スクリーン角−45°のLED露光ドットおよびその補正を説明する図である。
【図6】スクリーン角90°のLED露光ドットを説明する図である。
【図7】スクリーン角+45°のLED露光ドットおよびその補正を説明する図である。
【図8】600[dpi]のLEDヘッドでLEDを1ドットおきに発光させ場合の2次元露光強度分布の等高図である。
【図9】図8の2次元露光強度分布におけるスクリーン角に直交する方向の1次元露光強度分布を示す図である。
【図10】本発明の第3の実施形態のLEDヘッドにおけるデータ保持回路108の構成図である。
【図11】中間転写型のLEDカラープリンタに搭載された本発明の第2または第3の実施形態のLEDヘッドにおける配線基板の上面図である。
【符号の説明】
100 LEDヘッド、 102 LEDアレイチップ、 102−1 LED、 103 ドライバICチップ、 105 レンズアレイ、 107 静電潜像担持体、 108 データ保持回路、 110 LEDヘッドコントロール部、 110−1 補正値アドレス指示レジスタ、 110−2 カウンタ、 112 LEDアレイ、 113 駆動回路、 121,122 補正値保持部、 123 演算部、 124 カウンタ。

Claims (9)

  1. 像担持体上に画像を書き込む書き込み装置において、
    上記像担持体上に画像ドットを書き込む複数の書き込み部と、
    上記ドットをスクリーン角に応じて補正するための補正パラメータをあらかじめ保持するデータ保持手段と、
    上記正パラメータに従って上記書き込み部を個別に駆動する駆動手段と
    を備え
    上記補正パラメータは、各ドットの上記スクリーン角に垂直な方向の幅を略一定にする補正値を有する
    ことを特徴とする書き込み装置。
  2. 上記データ保持手段は、互いに異なる複数のスクリーン角にそれぞれ対応する複数の上記補正パラメータをあらかじめ保持する
    ことを特徴とする請求項1記載の書き込み装置。
  3. 前記像担持体は、露光により静電潜像が形成される静電潜像担持体であり、
    前記複数の書き込み部は、上記静電潜像担持体上に静電潜像ドットを書き込むための光を発する複数の発光部であり、
    上記発光部からの光を上記像担持体上に収束させる複数のレンズがさらに設けられ、
    上記補正パラメータの補正値は、
    上記複数のレンズのうちの所定のレンズにおいて光が収束される上記発光部単位で保持される
    ことを特徴とする請求項1に記載の書き込み装置。
  4. 像担持体と、
    上記像担持体上に画像を書き込む書き込み手段と、
    上記書き込み手段の動作を制御する制御手段と
    を備え、
    上記書き込み手段は、
    上記像担持体上に画像ドットを書き込む複数の書き込み部と、
    上記ドットをスクリーン角に応じて補正するための補正パラメータをあらかじめ保持するデータ保持手段と、
    上記の補正パラメータに従って上記書き込み部を個別に駆動する駆動手段と
    を有し、
    上記補正パラメータは、各ドットの上記スクリーン角に垂直な方向の幅を略一定にする補正値を有し、
    上記制御手段は、上記補正パラメータを上記駆動手段に送る
    ことを特徴とする画像形成装置。
  5. 上記書き込み手段を複数備え、
    それぞれの書き込み手段は、適用されるスクリーン角に対応する上記補正パラメータを上記データ保持回路にあらかじめ保持している
    ことを特徴とする請求項記載の画像形成装置。
  6. 上記データ保持手段は、互いに異なる複数のスクリーン角にそれぞれ対応する複数の上記補正パラメータをあらかじめ保持しており、
    上記制御手段は、上記書き込み手段に適用するスクリーン角に対応する補正パラメータを上記複数の補正パラメータの中から選択し、上記駆動手段に送る
    ことを特徴とする請求項記載の画像形成装置。
  7. 前記像担持体は、露光により静電潜像が形成される静電潜像担持体であり、
    前記複数の書き込み部は、上記静電潜像担持体上に静電潜像ドットを書き込むための光を発する複数の発光部であり、
    上記発光部からの光を上記像担持体上に収束させる複数のレンズがさらに設けられ、
    がさらに設けられ、
    上記補正パラメータの補正値は、
    上記複数のレンズのうちの所定のレンズにおいて光が収束される上記発光部単位で保持される
    ことを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  8. 静電潜像担持体を露光することにより上記静電潜像担持体上に静電潜像を書き込むLEDヘッドにおいて、
    上記静電潜像担持体上に静電潜像ドットを書き込むための光を発する複数の発光部を有するLEDアレイと、
    上記ドットをスクリーン角に応じて補正するための補正パラメータをあらかじめ保持するデータ保持手段と、
    上記補正パラメータに従って上記書き込み部を個別に駆動する駆動手段と
    を備え、
    上記補正パラメータは、各ドットの上記スクリーン角に垂直な方向の幅を略一定にする補正値を有する
    ことを特徴とするLEDヘッド。
  9. 上記LEDアレイの上記複数の発光部からの光を上記静電潜像担持体上に収束させる複数のレンズをさらに備え、
    上記補正パラメータの補正値は、上記複数のレンズのうちの所定のレンズにおいて光が収束される上記発光部単位で保持されることを特徴とする請求項8記載のLEDヘッド。
JP24119499A 1999-08-27 1999-08-27 書き込み装置、画像形成装置及びledヘッド Expired - Fee Related JP4198835B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24119499A JP4198835B2 (ja) 1999-08-27 1999-08-27 書き込み装置、画像形成装置及びledヘッド
US09/624,941 US6897982B1 (en) 1999-08-27 2000-07-25 Image-writing device and method and image-forming apparatus reducing dot width variations in relation to a screen angle

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24119499A JP4198835B2 (ja) 1999-08-27 1999-08-27 書き込み装置、画像形成装置及びledヘッド

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001063138A JP2001063138A (ja) 2001-03-13
JP4198835B2 true JP4198835B2 (ja) 2008-12-17

Family

ID=17070619

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24119499A Expired - Fee Related JP4198835B2 (ja) 1999-08-27 1999-08-27 書き込み装置、画像形成装置及びledヘッド

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6897982B1 (ja)
JP (1) JP4198835B2 (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20040114026A1 (en) * 2002-12-12 2004-06-17 Hirohito Kondo Image forming apparatus
JP4312535B2 (ja) * 2003-08-06 2009-08-12 シャープ株式会社 パターン露光装置
JP5010108B2 (ja) 2005-03-25 2012-08-29 株式会社沖データ 半導体複合装置、プリントヘッド、及びそれを用いた画像形成装置
JP5034209B2 (ja) * 2005-10-14 2012-09-26 富士ゼロックス株式会社 プリントヘッドおよび画像形成装置
JP5063910B2 (ja) * 2006-03-23 2012-10-31 株式会社沖データ 画像形成装置及び画像形成方法
JP2008058867A (ja) * 2006-09-04 2008-03-13 Seiko Epson Corp 電気光学装置、その駆動方法および電子機器
JP2008119872A (ja) * 2006-11-09 2008-05-29 Seiko Epson Corp 補正値決定方法、露光装置および画像形成装置
JP5288732B2 (ja) * 2007-05-31 2013-09-11 京セラ株式会社 光プリントヘッドの補正方法、光プリントヘッドおよび画像形成装置
JP6107116B2 (ja) * 2012-12-18 2017-04-05 セイコーエプソン株式会社 原稿照明装置、密着型イメージセンサーモジュールおよび画像読み取り装置
DE102013105724B3 (de) * 2013-06-04 2014-08-28 Océ Printing Systems GmbH & Co. KG Verfahren zur Einstellung der Druckqualität bei einem elektrofotografischen Drucker
JP6520630B2 (ja) * 2015-10-13 2019-05-29 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置及び画像形成制御方法
JP7155823B2 (ja) * 2018-09-28 2022-10-19 ブラザー工業株式会社 画像形成装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0691621B2 (ja) * 1988-11-24 1994-11-14 大日本スクリーン製造株式会社 網目版画像記録方法および装置
GB9008318D0 (en) * 1990-04-12 1990-06-13 Crosfield Electronics Ltd Methods and apparatus for half-tone imaging
US5359424A (en) * 1991-06-05 1994-10-25 Seiko Epson Corporation Thermal transfer image forming apparatus using different gamma functions for different density ranges
US5436644A (en) * 1991-09-18 1995-07-25 Konica Corporation Image forming method

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001063138A (ja) 2001-03-13
US6897982B1 (en) 2005-05-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6686946B2 (en) Density unevenness suppressing image forming apparatus and method
JP4198835B2 (ja) 書き込み装置、画像形成装置及びledヘッド
US7417659B2 (en) Exposure device, LED print head, and image forming apparatus having the exposure device and the LED print head
JP5493386B2 (ja) 露光装置、画像形成装置、露光制御プログラム
US20160018754A1 (en) Light emission element array chip, chip mounting substrate, and image forming apparatus
US20090041504A1 (en) Light Exposure Head and Image Formation Apparatus Using the Same
KR100781910B1 (ko) 광 프린터 헤드의 점등 방법
JP2017121782A (ja) 制御システム、画像形成システム、制御方法および制御プログラム
US7123278B2 (en) Led printer and image forming apparatus including the same
US20100225730A1 (en) Exposure device, image forming apparatus and computer-readable medium
JP2018134820A (ja) 光書込み装置およびそれを備える画像形成装置
JP2008155458A (ja) 発光装置および画像形成装置
JP2004098390A (ja) 画像形成装置
JP2003291403A (ja) 光プリントヘッドの輝度補正方法及び補正値を書き込んだメモリ部を備えた光プリントヘッド
JP2005254739A (ja) 画像形成装置
JP2022053039A (ja) 発光装置および画像形成装置
JP6176445B2 (ja) プリントヘッドの光量調整方法、画像形成装置、及び画像形成装置の製造方法
US11366416B2 (en) Light-emitting-device head and image forming apparatus with switching unit defining switching positions coinciding with dots in an image
JP2024034230A (ja) 画像形成装置、補正チャート及び方法
JP2001322309A (ja) 画像形成装置
JP2023141875A (ja) 画像形成装置、補正チャートおよび補正情報の生成方法
JP4591135B2 (ja) 露光装置および画像形成装置
JP2005096364A (ja) 画像形成装置
JP3029692B2 (ja) 電子写真方式プリンタ装置
JP2000085178A (ja) 露光装置及び画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050824

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080424

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080513

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080710

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080930

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081002

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111010

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111010

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121010

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121010

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131010

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees