JP2003291403A - 光プリントヘッドの輝度補正方法及び補正値を書き込んだメモリ部を備えた光プリントヘッド - Google Patents

光プリントヘッドの輝度補正方法及び補正値を書き込んだメモリ部を備えた光プリントヘッド

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JP2003291403A JP2002096751A JP2002096751A JP2003291403A JP 2003291403 A JP2003291403 A JP 2003291403A JP 2002096751 A JP2002096751 A JP 2002096751A JP 2002096751 A JP2002096751 A JP 2002096751A JP 2003291403 A JP2003291403 A JP 2003291403A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光プリントヘッドの輝度補正方法及び補正値
を書き込んだメモリ部を備えた光プリントヘッドに関
し、レンズアレイのバラツキを光源の制御によって補償
する。 【解決手段】 直線状に配列されている多数の発光素子
上に結像レンズを配置して構成される光プリントヘッド
の輝度を補正する際に、特定のスライスレベルにおけ
る、前記光プリントヘッドの各発光素子の主走査方向及
び副走査方向の各発光素子のビーム径が均一になるよう
に補正値を選ぶ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光プリントヘッドの
輝度補正方法及び補正値を書き込んだメモリ部を備えた
光プリントヘッドに関するものであり、特に、高速プリ
ンタの光源として用いられる光プリントヘッドにおける
濃淡ムラを限度見本の限度内に収めるための各ドットの
輝度補正方法に特徴のある光プリントヘッドの輝度補正
方法及び補正値を書き込んだメモリ部を備えた光プリン
トヘッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子写真法は複写機、電子写真ファクシ
ミリ、電子写真プリンタ等の画像形成装置において広く
使用されている技術であり、電子写真法として、例え
ば、米国特許第2297691号明細書等に記載されて
いるように、光導電性絶縁体を用いた方式が一般的に使
用される。
【0003】この方式では、コロナ放電や電荷供給ロー
ラによって帯電させられた光導電性絶縁体上にLEDな
どの光を照射することによって静電潜像を形成したの
ち、トナーと称される顔料や染料により着色した樹脂粉
末を上記静電潜像に静電的に付着させて現像を行い、可
視化されたトナー画像を形成する。
【0004】次いで、このトナー画像を紙やフィルム等
の記録媒体上へ転写したのち、熱、圧力、光などによっ
てトナーを記録媒体上で溶融した後に固化して、最終的
に記録媒体上に定着したトナー画像を得ている。
【0005】図8参照 図8は、従来の画像形成装置に搭載されるLEDヘッド
の概略的斜視図であり、SLA(セルフォック・レンズ
・アレイ)の構成を理解し易いようにレンズホルダ及び
ヘッド筐体の一部を欠落させて図示している。
【0006】図に示すように、複数のLEDチップ31
はプリント回路基板32上に潜像担持体の幅方向にアレ
イ状に配列され、プリント回路基板32はヘッド筐体3
3に固定されている。一方、SLA34は、レンズホル
ダ35によってLEDチップ31に対向するように配置
される。
【0007】図9参照 この様なLEDヘッドを画像形成装置に搭載する場合に
は、図に示すように事前に各LEDチップ31からの光
量が均一になるように光量補正のみを行なってから装置
に搭載していた。即ち、まず、LEDヘッドを組み立て
たのち、光パワーメータを用いて光量補正を行い、その
測定結果において各LEDに対応するドットに光量のバ
ラツキが有る場合には、各LEDに流す電流を調整して
光量が一定になるように制御していた。
【0008】図10参照 図10は、1ドット間隔にLEDチップを点灯させた状
態の模式図であり、光量が均一な状態になるように補正
されていると、ドット径、MTF(Modulatio
n Transfer Function:振幅伝達関
数)値も均一になり、下段に示すように、均一な幅のラ
イン・アンド・スペースからなるきれいな印字が得られ
るのが通常であった。なお、MTFは、光量をIとする
と、 MTF=(Imax −Imin )/(Imax +Imin ) で表される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、光量補正を行
うことにより、潜像担持体上における1ドット毎の光量
を均一にしても、SLAを構成するファイバの微妙な傾
き等によるバラツキが原因で結像位置が異なることによ
り、像面でのドット径が異なる場合があるので、この様
子を図11を参照して説明する。
【0010】図11参照 図11は、1ドット間隔にLEDチップを点灯させた状
態の模式図であり、ドット径が異なったドットNGがあ
る場合、下段に示すライン・アンド・スペースパターン
が不均一になり、また、ドット径のばらつきはMTF値
を悪化させ、印字上での濃淡ムラを引き起こすため、光
量の均一化だけでは印字出力の濃淡ムラは除去されない
という問題があった。
【0011】この場合、SLAを交換すれば問題はない
ものの、良品レベルが全て保証されるとは限らないこと
と、SLAは非常に高価であるため、このような多少の
バラツキを有するSLAを有効に使用する方策が必要に
なる。
【0012】したがって、本発明は、レンズアレイのバ
ラツキを光源の制御によって補正することを目的とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理的構
成図であり、この図1を参照して本発明における課題を
解決するための手段を説明する。 図1(a)及び(b)参照 上記目的を達成するため、本発明は、直線状に配列され
ている多数の発光素子上に結像レンズを配置して構成さ
れる光プリントヘッドの輝度補正方法において、特定の
スライスレベルにおける、前記光プリントヘッドの各発
光素子の主走査方向及び副走査方向のビーム径が均一に
なるように補正値を選ぶことを特徴とする。
【0014】また、本発明は、直線状に配列されている
多数の発光素子上に結像レンズを配置して構成される光
プリントヘッドの輝度補正方法において、特定のスライ
スレベルにおける、前記各発光素子のビームの面積が均
一になるように補正値を選ぶことを特徴とする。
【0015】これらの場合、特定のスライスレベルとし
ては、各発光素子に対し光量のバックグラウンド値から
共通の一定の光量、即ち、固定スライスレベルを用いれ
ば良く、それによって、輝度のバラツキは大きくなるも
のの、印字品質は良好になり、バラツキを有する結像レ
ンズを有効に利用することができる。
【0016】また、本発明は、直線状に配列されている
多数の発光素子上に結像レンズを配置して構成される光
プリントヘッドの輝度補正方法において、特定のスライ
スレベルにおける、前記各発光素子のビームの仮想的体
積が均一になるように補正値を選ぶことを特徴とする。
【0017】この場合、特定のスライスレベルとして
は、各発光素子に対し光量のバックグラウンド値から共
通の2つの一定の光量、即ち、2つの固定スライスレベ
ルを用いれば良く、それによって、輝度のバラツキは大
きくなるものの、印字品質は良好になる。なお、「仮想
的体積」とは、ビームの強度分布を三次元的に表現した
場合の仮想的な体積を意味し、特定のスライスレベルに
おける仮想的体積とは、2つの固定スライスレベルで挟
まれたビーム強度分布における仮想的な体積を意味す
る。
【0018】また、上記の各輝度補正方法では不十分な
場合には、さらに、各発光素子における光量の初期補正
値とビーム形状補正後の差分の前記発光素子の配列方向
に沿った傾きが限度見本の限度値を満たす小さな傾きに
なるように段差傾き補正を行えば良く、それによって、
補正段差の発生した継ぎ目部分の傾きを小さくして印字
品質を良好にすることができる。
【0019】また、上記の補正の結果を格納するメモリ
部を備えることによって、バラツキを有する結像レンズ
を用いても輝度ムラの少ない光プリントヘッドを構成す
ることがで、また、この様な、光プリントヘッドを搭載
することによって画像形成装置の低コスト化が可能にな
る。
【0020】
【発明の実施の形態】ここで、図2乃至図7を参照し
て、本発明の実施の形態を説明する。 図2参照 本発明の実施の形態の輝度補正方法を実施するための概
念的装置構成図であり、固定ステージ11上に設けたX
Yテーブル12にCCDカメラ13を固定し、測定対象
となるLEDヘッド14の結像位置にCCDカメラ13
の焦点が来るように焦点を合わせ、CCDカメラ13を
LEDヘッド14の長手方向、即ち、主走査方向である
X方向に走査するとともに、副走査方向であるY方向に
も走査して各LEDチップの発光像、即ち、ビームドッ
トを撮影する。
【0021】この場合、CCDカメラ13及びXYステ
ージ12はコントローラ部15によって制御され、測定
結果から補正値算出処理部16において後述する方法で
補正値を算出し、算出した結果を補正用EEPROM書
込装置17に格納するとともに、点灯制御部18に補正
された制御信号を送り、LEDヘッド14の輝度ムラを
許容値以下に低減する。
【0022】図3参照 図3は、本発明の実施の形態のフロー図であり、まず、
従来と同様に、 LEDヘッドの組立を行い、次いで、 光パワーメータを用いて各LEDチップの光量の測定
を行い、次いで、 各LEDチップの光量が一定になるように補正を行
う。
【0023】次いで、輝度補正後に再びCCDカメラを
用いて、 MTF値、主副ビーム径、ビーム面積、及び、ビーム
体積の測定を行ない、基準値を満たしている場合には良
品とし、基準を満たしていない場合には、 ビームプロファイルの形状補正、即ち、CCDカメラ
で測定しながら主副ビーム径、ビーム面積、及び、ビー
ム体積の補正を行う。
【0024】次いで、ビームプロファイルの形状補正
後、再び、CCDカメラを用いて、 主副ビーム径、ビーム面積、及び、ビーム体積の測定
を行ない、基準値を満たしている場合には良品とし、基
準を満たしていない場合には、 段差傾き補正、を行う。
【0025】次いで、段差傾き補正後、再び、CCDカ
メラを用いて、 主副ビーム径、ビーム面積、及び、ビーム体積の測定
を行ない、基準値を満たしている場合には良品とし、基
準を満たしていない場合には、不良品としてSLAを廃
棄する。
【0026】次に、上記のビームプロファイルの形状
補正及び段差傾き補正の具体的手法を説明するが、ま
ず、図4を参照して主副ビーム径の補正方法を説明す
る。 図4(a)乃至(c)参照 図4(a)は、LEDヘッドの主走査方向及び副走査方
向の固定スライスレベルでの基準値を示したもので、こ
の場合の固定スライスレベルは、1/e2 ≒0.135
4とする。
【0027】図4(b)参照 次に、上記のの工程において光量補正を行ったLED
ヘッドについて各ドットの固定スライスレベルにおける
主走査方向及び副走査方向のビーム径を測定するもので
あり、図の場合には、基準値よりビーム径が大きい場合
を示している。なお、この場合のビーム径は、例えば、
CCDカメラで撮像したビームスポットにおける、固定
スライスレベルに相当する階調レベルで両端が挟まれた
ピクセルの数から値を算出する。
【0028】図4(c)参照 次いで、固定スライスレベルにおけるビーム径が基準値
に近づくようにLEDチップに流す電流を制御し、補正
データを補正用EEPROM書込装置に格納する。この
場合、主走査方向及び副走査方向の両方が徐々に基準値
になるように制御することによって、輝度にバラツキは
でてくるものの、ビーム径を揃えることができ、それに
よって印字精度を高めることができる。
【0029】この様な工程が終了したのち、再び、主副
ビーム径、ビーム面積、及び、ビーム体積を測定し、基
準値を満たしていた場合には、良品として出荷し、基準
値を満たさない場合には、図5に示すビーム面積の補正
を行う。
【0030】図5参照 図5は、ビーム径を補正後のLEDチップに対してビー
ム面積の補正を行うものであり、補正前に測定した固定
スライスレベルにおけるビーム面積が基準値に近づくよ
うに電流を制御するものであり、その補正値は補正用E
EPROM書込装置に格納する。なお、この場合のビー
ム面積は、例えば、CCDカメラで撮像したビームスポ
ットにおける、固定スライスレベルに相当する階調レベ
ルで外周が囲まれた領域内のピクセルの数で表す。
【0031】この様な工程が終了したのち、再び、主副
ビーム径、ビーム面積、及び、ビーム体積を測定し、基
準値を満たしていた場合には、良品として出荷し、基準
値を満たさない場合には、図6に示すビーム体積の補正
を行う。
【0032】図6参照 図6は、ビーム面積を補正後のLEDチップに対してビ
ーム体積の補正を行うものであり、補正前に測定した二
つの異なった固定スライスレベルにおけるビーム体積が
基準値に近づくように電流を制御するものであり、その
補正値は補正用EEPROM書込装置に格納する。
【0033】なお、この場合のビーム体積は、例えば、
CCDカメラで撮像したビームスポットにおける、固定
スライスレベルに相当する階調レベルで外周が囲まれた
領域内のピクセルの数を、下方固定スライスレベルから
上方固定スライスまでの階調の数だけ面積を数えてその
総和を求めるものである。
【0034】例えば、下方固定スライスレベルの階調を
50とし、上方スライスレベルの階調を100とし、各
階調nにおける面積をSn とした場合、ビーム体積V
は、 V=ΣSn (n=50→100) で表されることになる。
【0035】この様なビームプロファイル形状補正の工
程が終了したのち、再び、主副ビーム径、ビーム面積、
及び、ビーム体積を測定し、基準値を満たしていた場合
には、良品として出荷し、基準値を満たさない場合に
は、図7に示す段差傾き補正を行う。
【0036】即ち、基準値を満たさない場合とは、例え
ば、上記の各種のビームプロファイル形状補正の結果、
主副ビーム径、ビーム面積、及び、ビーム体積に問題が
なくても、補正により連続した幾つかのドットの光量が
段階的に減少する場合である。
【0037】図7(a)参照 図7(a)は、ビームプロファイル形状補正後の各ドッ
トの補正値を例示したものであり、ビームプロファイル
形状が基準値を満たすように電流値を補正した結果、電
流値の補正値、即ち、光量の補正値に段差が発生した場
合を示している。
【0038】図7(b)参照 図7(b)は、各ドットの光量の変化として連続して示
したものであり、左側の傾斜部においては、光量変化の
傾斜ΔIがa%以下と小さいため左側の傾斜部において
は問題はないものの、右側の傾斜部においては立ち上が
りが大きいため光量変化の傾斜ΔIがa%以上と大きく
なる。なお、この光量変化の傾斜ΔIは、Iを所定区間
における光量とした場合、 ΔI=〔I(区間max)−I(区間min)〕/I
(区間平均) で表す。
【0039】したがって、両方の傾斜部の継ぎ目におい
て光量の変化が大きくなるので、印字した場合、継ぎ目
が限度見本の限度値を越えて線として認識される場合が
あり、その場合に段差傾き補正を行う。なお、段差傾き
補正を行う目安は、使用目的、使用条件により異なる
が、一般的な基準を示すと、カラー印字の場合には、Δ
I>5%、モノクロ印字の場合にはΔI>10%で補正
を行う。
【0040】図7(c)参照 図7(c)は、段差傾き補正後の各ドットの補正量を示
したものであり、傾斜が急にならないように、ΔI≦a
%となるように補正量を徐々に増加させていく。
【0041】図7(d)参照 図7(d)は、段差傾き補正後の各ドットの光量を示す
図であり、右側の傾斜を光量スムージング処理によって
小さくしているので、傾斜が−から+へ変化する継ぎ目
における光量変化が気になることがなくなる。
【0042】この様な段差傾き補正後に、再び、CCD
カメラで測定を行い、主副ビーム径、ビーム面積、及
び、ビーム体積が基準を満たしている場合に、良品とし
て出荷し、この段階でも基準を満たさない場合には不良
品として廃棄する。
【0043】この様に、本発明の実施の形態において
は、各補正後にCCDカメラで測定し主副ビーム径、ビ
ーム面積、及び、ビーム体積を満たさない場合に、順次
別の補正を繰り返し行っているので、本来、不良品とし
て扱われるバラツキのあるSLAを製品に使用すること
が可能になり、SLAの無駄をなくすことができるとと
もに、画像形成装置の低コスト化も可能になる。
【0044】以上、本発明の実施の形態を説明したが、
本発明は実施の形態に記載した構成及び条件に限られる
ものではなく、各種の変更が可能である。例えば、上記
の実施の形態においては、ビーム径補正、ビーム面積補
正、及び、ビーム体積補正を行ってから段差傾き補正を
行っているが、ビーム面積補正やビーム体積補正は必ず
しも行う必要はないものである。
【0045】また、上記の実施の形態においては、ビー
ム径補正を行ってからビーム面積補正を行っているが、
逆に、ビーム面積補正を行ってから、ビーム径補正を行
っても良いものである。
【0046】さらには、ビーム径補正或いはビーム面積
補正のいずれかを行ったのち、直ちに、段差傾き補正を
行っても良いものである。
【0047】また、上記の実施の形態においては、光量
測定をCCDカメラで行い、径、面積、及び、体積をピ
クセルの数を数えることによって行っているが、必ずし
もCCDカメラである必要はなく、他の撮像装置を用
い、撮像した結果を画像処理しても良いものである。
【0048】また、上記の実施の形態においては、補正
値を補正用EEPROM書込装置を用いて格納している
が、必ずしもEEPROMである必要はなく、FeRA
M(強誘電体RAM)、FLASHメモリ等の他の不揮
発性のメモリを用いても良く、さらには、電池バックア
ップ機能を万全にしているならばSRAMを用いても良
いものである。
【0049】ここで、改めて本発明の詳細な特徴を説明
する。 (付記1) 直線状に配列されている多数の発光素子上
に結像レンズを配置して構成される光プリントヘッドの
輝度補正方法において、特定のスライスレベルにおけ
る、前記光プリントヘッドの各発光素子の主走査方向及
び副走査方向のビーム径が均一になるように補正値を選
ぶことを特徴とする光プリントヘッドの輝度補正方法。 (付記2) 直線状に配列されている多数の発光素子上
に結像レンズを配置して構成される光プリントヘッドの
輝度補正方法において、特定のスライスレベルにおけ
る、前記各発光素子のビームの面積が均一になるように
補正値を選ぶことを特徴とする光プリントヘッドの輝度
補正方法。 (付記3) 上記特定のスライスレベルが、上記各発光
素子に対し光量のバックグラウンド値から共通の一定の
光量であることを特徴とする付記1または2に記載の光
プリントヘッドの輝度補正方法。 (付記4) 直線状に配列されている多数の発光素子上
に結像レンズを配置して構成される光プリントヘッドの
輝度補正方法において、特定のスライスレベルにおけ
る、前記各発光素子のビームの仮想的体積が均一になる
ように補正値を選ぶことを特徴とする光プリントヘッド
の輝度補正方法。 (付記5) 上記特定のスライスレベルが、上記各発光
素子に対し光量のバックグラウンド値から共通の2つの
一定の光量であることを特徴とする付記4記載の光プリ
ントヘッドの輝度補正方法。 (付記6) 上記各発光素子における光量の初期補正値
とビーム形状補正後の差分の前記発光素子の配列方向に
沿った傾きが限度見本の限度値を満たす小さな傾きにな
るように段差傾き補正の補正値を選ぶことを特徴とする
付記1乃至3のいずれか1に記載の光プリントヘッドの
輝度補正方法。 (付記7) 付記1乃至付記6のいずれか1に記載の輝
度補正方法によって設定した補正値を書き込んだメモリ
部を備えたことを特徴とする光プリントヘッド。 (付記8) 付記7記載の光プリントヘッドを搭載した
ことを特徴とする画像形成装置。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、光量補正、ビームプロ
ファイル補正、段差傾き補正を順次行っているので、本
来、廃棄されるバラツキのある結像レンズを良品として
取り扱うことが可能になり、画像処理装置の低コスト化
に寄与するところが大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理的構成の説明図である。
【図2】本発明の実施の形態の輝度補正方法を実施する
ための概念的構成図である。
【図3】本発明の実施の形態のフロー図である。
【図4】本発明の実施の形態における主副ビーム径の補
正方法の説明図である。
【図5】本発明の実施の形態におけるビーム面積の補正
方法の説明図である。
【図6】本発明の実施の形態におけるビーム体積の補正
方法の説明図である。
【図7】本発明の実施の形態における段差傾きの補正方
法の説明図である。
【図8】従来の画像形成装置の搭載されるLEDヘッド
の概略的斜視図である。
【図9】従来のLEDヘッドの光量補正フロー図であ
る。
【図10】理想的なLED点灯状態の説明図である。
【図11】一部のドット径が不良なLED点灯状態の説
明図である。
【符号の説明】
11 固定ステージ 12 XYテーブル 13 CCDカメラ 14 LEDヘッド 15 コントローラ部 16 補正値算出処理部 17 補正用EEPROM書込装置 18 点灯制御部 31 LEDチップ 32 プリント回路基板 33 ヘッド筐体 34 SLA 35 レンズホルダ
フロントページの続き Fターム(参考) 2C162 AE28 AE47 AF21 AF70 AF84 FA04 FA17 5C051 AA02 CA08 DA03 DB02 DB22 DB29 DC02 DC04 DC05 DE30 DE33 FA01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直線状に配列されている多数の発光素子
    上に結像レンズを配置して構成される光プリントヘッド
    の輝度補正方法において、特定のスライスレベルにおけ
    る、前記光プリントヘッドの各発光素子の主走査方向及
    び副走査方向のビーム径が均一になるように補正値を選
    ぶことを特徴とする光プリントヘッドの輝度補正方法。
  2. 【請求項2】 直線状に配列されている多数の発光素子
    上に結像レンズを配置して構成される光プリントヘッド
    の輝度補正方法において、特定のスライスレベルにおけ
    る、前記各発光素子からビームの面積が均一になるよう
    に補正値を選ぶことを特徴とする光プリントヘッドの輝
    度補正方法。
  3. 【請求項3】 直線状に配列されている多数の発光素子
    上に結像レンズを配置して構成される光プリントヘッド
    の輝度補正方法において、特定のスライスレベルにおけ
    る、前記各発光素子からビームの仮想的体積が均一にな
    るように補正値を選ぶことを特徴とする光プリントヘッ
    ドの輝度補正方法。
  4. 【請求項4】 上記各発光素子における光量の初期補正
    値とビーム形状補正後の差分の前記発光素子の配列方向
    に沿った傾きが限度見本の限度値を満たす小さな傾きに
    なるように段差傾き補正の補正値を選ぶことを特徴とす
    る請求項1乃至3のいずれか1項に記載の光プリントヘ
    ッドの輝度補正方法。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4のいずれか1項に
    記載の輝度補正方法によって設定した補正値を書き込ん
    だメモリ部を備えたことを特徴とする光プリントヘッ
    ド。
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