JPH0691621B2 - 網目版画像記録方法および装置 - Google Patents

網目版画像記録方法および装置

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JPH0691621B2
JPH0691621B2 JP1205127A JP20512789A JPH0691621B2 JP H0691621 B2 JPH0691621 B2 JP H0691621B2 JP 1205127 A JP1205127 A JP 1205127A JP 20512789 A JP20512789 A JP 20512789A JP H0691621 B2 JPH0691621 B2 JP H0691621B2
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    • G03F5/22Screening processes; Screens therefor combining several screens; Elimination of moiré
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    • H04N1/4055Halftoning, i.e. converting the picture signal of a continuous-tone original into a corresponding signal showing only two levels producing a clustered dots or a size modulated halftone pattern
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、網目版画像記録方法およびそのための装置
に関し、特に、ロゼッタモアレの発生を防止するための
方法および装置に関する。
(従来の技術) 連続的な色調の変化を有するカラー画像の印刷物は、そ
のカラー画像を色分解して得られる複数の色分解画像か
らそれぞれ、いわゆる網目版画像を作成し、それらを対
応する色インキで刷り重ねて得られる。
このような複数の網目版画像を、互いに同一の網目構造
て構成した場合には、印刷紙面上における角網目版画像
相互の位置関係のずれにより、印刷物の視覚的な色調が
変化する、いわゆる「色うき」が生じ易い。
そこで、従来は複数の網目版画像を、互いに異なるスク
リーン角度(例えば0゜,15゜,45゜および75゜)を有す
る網目構造で構成していた。
(発明が解決しようとする課題) しかし、互いにスクリーン角度の異なる複数の網目版画
像を同一の紙面に印刷すると、上記のスクリーン角度の
相違に起因して周期的に微細な円環模様が発生する。こ
の円環模様はロゼッタモアレと呼ばれており、印刷紙面
上の比較的広い領域に発生することが多く、微細な模様
であるため普通は気がつかないが、一旦気がつくと気に
なりやすく、画質を劣化させるという問題があった。こ
のため、ロゼッタモアレの発生を防止しうる方法および
装置の開発が望まれていた。
(発明の目的) この発明は、従来技術における上述の課題を解決するた
めになされたもので、色うきや、ロゼッタモアレの発生
を防止することのできる網目版画像記録方法およびその
装置を提供することを目的とする。
本明細書での格子とは、各々各網点の中心を通る等間隔
の2組の平行線が交差してなす網目状の格子を意味し、
以下、これをスクリーンと記す。従って、上記の網目は
従来からの矩形のみでなく、後述する第5図で記述する
ような平行四辺形のものを含むものとする。
スクリーンピッチとは、この平行四辺形の隣接する2つ
の辺の各々の長さを意味し、又、スクリーン角度とは、
同じく平行四辺形の隣接する2つの辺の各々が水平線と
なす角度を意味し、一般に、各版の平行四辺形に相応す
る一方の辺を基準とする。尚、これらは実施例中におい
て詳述する。
さらに、本明細書での網目版画像とは、上記網目状格子
の格子点(上記の平行四辺形の各頂点を成す。)に位置
し、連続調画像の濃淡に応じてその形状・寸法を変化さ
せた微小点(ハーフトーンドットとも言うが、以下、単
に「網点」または「網点要素」と記す。)で構成される
画像を意味し、従来からの矩形ドット等によるものに捉
われないものとする。
(課題を解決するための手段) 上述の課題を解決するため、この発明の第1の構成は、
原画像を色分解して得られた複数の色分解画像をそれぞ
れ網目版画像として重ね合わせて記録する網目版画像記
録方法において、(a)前記複数の網目版画像のうちの
2以上の網目版画像のスクリーンピッチおよびスクリー
ン角度をそれぞれ互いに同一に設定するとともに、
(b)前記2以上の網目版画像におけるそれぞれの網点
要素の網点面積率に応じた記録形状を、互いに異なる伸
長方向を持った線状とする。
上記の構成において、網目版画像の第1,第2および第3
の網目版画像は、互いに共通するスクリーンの網目が、
平行四辺形の形状を有しており、前記第1と第2の網目
版画像におけるそれぞれの網点記録形状の伸長方向を、
前記平行四辺形の隣接する2辺にそれぞれ沿った2つの
方向とそれぞれ一致させるとともに、前記第3の網目版
画像における網点記録形状の伸長方向を、前記平行四辺
形の2つの対角方向のうちのいずれか一方と一致させる
ようにすることが好ましい。
また、この発明の第2の構成では、原画像を色分解して
得られた少なくとも3色分の複数の色分解画像をそれぞ
れ網目版画像として重ね合わせて記録する網目版画像記
録方法において、(a)前記複数の網目版画像における
それぞれの網点要素の網点面積率に応じた記録形状を、
互いに異なる伸長方向を持った線状とし、(b)前記複
数の網目版画像のそれぞれにおいて、所定の網点面積率
の範囲内における前記網点要素が前記伸長方向に沿って
互いに連結し、これによって等間隔の平行線群を形成す
るとともに、(c)前記複数の網目版画像の、第1と第
2の網目版画像における前記平行線群が互いに交差して
作る最小の平行四辺形の2本の対角線のうち、長い方の
対角線の方向を第3の網目版画像における前記伸長方向
とし、かつ、他方の短い方の対角線の長さと、当該短い
方の対角線方向に沿って測った第3の網目版画像の平行
線群のピッチとを等しくする。
なお、上記第1および第2の構成において、各網目版画
像は、約25%以下の網点面積率において網点要素が互い
に分離した島状に配置され、かつ、約75%以上の網点面
積率において網点要素の存在しない領域としての白抜け
要素が互いに分離した島状に配置されるように形成され
ることが好ましい。
一方、この発明の第3の構成では、原画像を色分解して
得られた複数の色分解画像を複数の網目版画像としてそ
れぞれ記録する網目版画像記録装置において、(a)前
記複数の網目版画像のそれぞれの網点の記録形状を画素
ごとのしきい値データによって規定する複数の網点パタ
ーンデータを、それぞれ対応する網目版画像についての
画像データの入力に同期して画素ごとに発生する網点パ
ターンデータ発生手段と、(b)前記画像データと、前
記網点パターンデータ発生手段から出力された前記網点
パターンデータとを比較して、その比較結果に応じた網
点記録信号を発生する網点信号発生手段とを備えてい
る。前記網点パターンデータ発生手段は、前記複数の網
点パターンデータとして、(ア)そのうちの2以上の網
点パターンデータにそれぞれ対応する2以上の網点版画
像のスクリーンピッチおよびスクリーン角度がそれぞれ
互いに同一であり、かつ、(イ)前記2以上の網点パタ
ーンデータの空間分布に基づいて形成されるそれぞれの
網点の網点面積率に応じた記録形状が、互いに異なる所
定の方向性を持った線状となる網点パターンデータを発
生する手段である。
なお、上記の第3の構成における網点パターンデータ発
生手段と網点信号発生手段とを、網点フォントデータ発
生手段に置換えてもよい。網点フォントデータ発生手段
は、画素ごとの濃度あるいは階調データに応じて、網点
の形状を規定する網点フォントデータを画素ごとに発生
する。つまり、網点フォントデータ発生手段は、網点パ
ターンデータ発生手段と網点信号発生手段とを合わせた
機能を有する。
(作用) 第1の構成では、各網目版画像のスクリーンピッチおよ
びスクリーン角度をそれぞれ同一にすることにより、こ
れらの網目版画像に基づいて作成される再現画像におけ
る繰り返しパターンの単位領域が網点と同程度の大きさ
になるので、ロゼッタパターンの発生の原因となる別な
繰り返しパターンが生じない。また、各網点の記録形状
を、互いに異なる所定の方向性を持った線状とすること
により、見当ずれによる網点同士の重複部分の面積が極
端に変化することが防止され、色うきが生じない。
また、少なくとも3つの網目版画像があり、また、それ
らの網目が平行四辺形の形状を有するスクリーンの場合
に、2つの網目版画像の網点記録形状のそれぞれの伸長
方向を、各々その平行四辺形の隣接する2辺の方向と
し、他の1つの網目版画像の網点記録形状の伸長方向を
その平行四辺形の2つの対角方向のうちの一方とすれ
ば、網点同士の重複部分の面積が少なくなり、色うきの
防止に特に有効である。
第2の構成のように、第3の網目版画像における網点要
素の伸長方向と平行線群のピッチとを、第1と第2の網
目版画像の平行線群が交差して作る最小の平行四辺形の
2つの対角線に従って決定すると、第1の構成における
前述の作用と同様な作用によってロゼッタパターンの発
生や色うきが防止できるほか、次のような作用も生じ
る。すなわち、第2の構成では第1,第2および第3の網
目版画像における平行線群の間隔を互いに近い値に保つ
ことができ、これによって、各網目版画像のドットゲイ
ンが互いに似通った特性を有するようになる。ドットゲ
インとは、網目版画像に基づいて印刷物を作成した場合
に網点の面積率が増加する割合を言う。各網目版画像の
ドットゲインが互いに似通った特性を有すると、色調の
安定した印刷物が得られる。
なお、第1と第2の構成において、約25%以下の網点面
積率における網点要素と、約75%以上の網点面積率にお
ける白抜け要素とのそれぞれを、互いに分離した島状に
配置するようにすれば、これらの要素が極めて細長い洗
浄になることがないので、ドットゲイン特性の安定性が
向上し、印刷物の色調が安定する。
第3の構成として、網目版画像記録装置を、第1の構成
のようなそれぞれの網目版画像に対応した網点パターン
データを発生する発生手段を備えた装置とすれば、これ
らの網点パターンデータと画像信号とを比較することに
より、上述のような網目版画像を容易に作成できる。な
お、網点パターンデータ発生手段と網点信号発生手段と
のかわりに、網点フォントデータ発生手段を用いても同
様である。
(実施例) A.第1の構成の実施例 A−1.第1の構成の基本的な考え方 従来の方法では、上述のように各網目版画像のそれぞれ
が規則的な網目構造を有しており、これらを互いに異な
るスクリーン角度で重ね合わせることが原因となって、
新たに規則的な円環模様(ロゼッタモアレ)が発生して
いたものである。
従って、まず各網目版画像のスクリーン角度を同一とす
れば、このようなロゼッタモアレの発生が防止できる。
ところが、各網目版画像のスクリーン角度とスクリーン
ピッチをそれぞれ同一とし、また、網点記録形状も同一
とすれば、各網目版画像相互の位置関係が印刷紙面上で
互いにずれた場合には色うきが生じてしまう。「色う
き」を具体的な例で示せば、イエロー,マゼンタおよび
シアンの3色のインクを重ね刷りしてグレーの印刷物を
作成したい場合に、イエロー版の見当がずれて、画像域
の用紙の地肌部(マゼンタ、シアンが刷られない部分)
にイエローのインクが刷られると、印刷物全体が黄色味
がかったものとなってしまう場合を挙げることができ
る。
そこで、各網目版画像のスクリーン角度とスクリーンピ
ッチとをそれぞれ同一にするとともに、それぞれの網点
記録形状を所定の方向性を持った線状とし、かつ、線状
の網点が伸びる方向を各網点版画像で異なるようにすれ
ば、各色の網点のインクが重なり合う部分の面積が少な
くなるので、見当ずれによって、その重複部分の面積が
変わったとしてもその変化量は比較的小さい。従って、
上述したような色うきを防止できるという効果がある。
この発明の第1の構成は、以上のような考え方に基づく
ものである。
A−2.網点の構成 第3A図〜第3H図は、この発明の第1の構成の一実施例に
おける網点の構成を示す説明図である。第3A図〜第3D図
は、4色刷りにおけるイエロー(Y),マゼンタ
(M),シアン(C)および墨(K)の各色に遂する網
目版画像Iy1,Im1,IC1,Ik1の一部であって、網点面積率
が約15%に相当する部分を示している。
各網目版画像Iyl,Im1,IC1,Ik1における網点Hy1,Hm1,H
c1,Hk1は、それぞれ特定の方向(以下、「伸長方向」と
呼ぶ。)Ay1,Am1,Ac1,Ak1に沿った細長い線状の記録形
状を有している。すなわち、網点Hy1〜Hk1は、所定の網
点面積(10〜15%程度)以上において、所定の伸長方向
Ay1〜Ak1に隣接する網点と繋がるようになり、各網目版
画像Iy1〜Ik1の画像平面上にそれぞれ平行線を形成す
る。このような線状の網点記録形状は、一般にカットラ
インと呼ばれる形状である。但し、従来のカットライン
では、複数の網目版画像におけるスクリーン角度をそれ
ぞれ異なる値としていたのに対し、この発明の第1の構
成においてはスクリーン角度を同一としていることに特
徴がある。以下、汎用されるスキャナ(本発明の適用例
としてのスキャナは第1図により後述する。)における
適用例として説明する。
スクリーン角度は網点Hy1〜Hk1の網点中心Oy1〜Ok1が作
る網目格子構造において、それぞれ2つの格子軸S1y1
S1k1およびS2y1〜S2k1の一方と水平方向とが反時計方向
になす小さい方の角度として一般に定義される。一方、
この明細書においては、スクリーン角度を、「網目格子
構造を規定する複数の格子軸の方向について、主走査方
向yから反時計回りに計った複数の角度のうち、最も小
さな角度」と定義する。従って、第3A図〜第3D図の各網
目版画像Iy1〜Ik1において、スクリーン角度はすべて0
゜である。さらに、第1の格子軸S1y1〜S1k1と第2の格
子軸S2y1〜S2k1との相互間の角度が互いに等しいため、
上述の第1と第2の格子軸のうちのいずれか一方の基準
として「スクリーン角度」を定義することができる。こ
の明細書における「スクリーン角度の同一」とは、この
ように、各網目版画像Iy1〜Ik1において第1の格子軸S1
y1〜S1k1と第2の格子軸S2y1〜S2k1の相互間の角度が互
いに等しく、かつ、各網目版画像Iy1〜Ik1に共通した定
義によって定められたそれぞれのスクリーン角度が互い
に等しいことを意味する。
一方、第1の格子軸S1y1〜S1k1に沿った網点中心間の距
離P1y1〜P1k1を第1のスクリーンピッチと定義し、第2
の格子軸S2y1〜S2k1に沿った網点中心間の距離P2y1〜P2
k1を第2のスクリーンピッチと定義する。第3図の例で
はこれらのスクリーンピッチが互いに等しく、次式を満
足する。
P1y1=P1m1=P1c1=P1k1=K1 …(1) P2y1=P2m1=P2c1=P2k1=K2 …(2) K1=K2 …(3) ここで、K1,K2はそれぞれ第1と第2のスクリーンピッ
チの値を示す定数である。
さらに、これらの網目版画像Iy1〜Ik1では、各網点Hy1
〜Hk1の伸長方向Ay1〜Ak1が互いに異なることが特徴と
なっている。すなわち、各伸長方向Ay1〜Ak1は、それぞ
れ主走査方向yに対して135゜,90゜,180゜(又は0゜)
および45゜の方向に向いている。
このように各網目版画像Iy1〜Ik1のスクリーン角度とス
クリーンピッチとをそれぞれ互いに同一とし、かつ、各
網点Hy1〜Hk1の伸長方向Ay1〜Ak1を異なる方向とすれ
ば、これらの網目版画像Iy1〜Ik1に基づいて第3E図に示
すような網点構成の再現画像It1を得ることができる。
同図の再現画像It1は、各網目版画像Iy1〜Ik1の網点中
心Oy1〜Ok1を画像平面上の同一点Ot1で一致させた場合
である。このとき、各網点Hy1〜Hk1の伸長方向がそれぞ
れ異なるので、互いに重複する領域が少なくなってい
る。従って、印刷時に見当ずれがあったとしても、重複
する領域が網点中心Ot1の周囲から他の部分に移るだけ
で、その面積はあまり変わることがなく、色うきが生ず
ることがないのである。また、再現画像It1における合
成された網点のパターンは、第3F図に示されるように、
網点中心Ot1のまわりの単位領域U1の繰り返しによって
形成されている。この単位領域U1は、網点面積率が100
%の場合の各網点の記録形状(以下、「100%網点形
状」と呼ぶ。)Uy1〜Uk1(第3A図〜第3D図参照)と同一
である。このように、再現画像It1は、正方形の単位領
域U1を一単位とする最小限の繰り返しパターンにより形
成されるので、ロゼッタモアレが発生しないのである。
第3E図〜第3H図の場合は、Y、M、C、Kの各色の網目
版画像Iy1〜Ik1のスクリーン角度およびスクリーンピッ
チをすべて同一としたが、ロゼッタモアレの発生に関係
が特に深いのは、M、C、Kの3色であるので、Y(イ
エロー)のための網目版画像Iy1は、これらと異なる網
目構造に従って構成した方がよい。例えば、網目版画像
Iy1のスクリーン角度のみを15゜又は30゜などに設定す
る。さらにこのときの網点要素の伸長方向をその網目構
造の格子の方向と一致させれば(第3C図全体を15゜又は
30゜等に傾けた状態)なお良い。このようにすれば、イ
エローの網点Hy1と他の網点Hm1,Hc1,Hk1との重なりの多
い部分と少ない部分が、全画像域において平均的に分布
するので、色うきの防止に有効である。
なお、ロゼッタモアレに関連の深い3つの網点Hm1,Hc1,
Hk1のうち、墨(K)の網点Hk1の伸長方向Ak1は、他の
2つ網点Hm1,Hc1の伸長方向Am1,Ac1のなす角を2等分す
る方向となっている。このように3つの網点の伸長方向
を調整することにより、各々のインク色の網点が平均的
に分布されるので色うきの防止効果はさらに向上する。
第3E図では、各網目版画像Iy1〜Ik1の網点中心Oy1〜Ok1
を、再現画像It1の一点でOt1で一致させていたが、互い
に異なる位置としてもよい。第3G図,第3H図は各網点中
心Oy1〜Ok1を一致させない場合における再現画像及びそ
の網点構成を示す図である。例えば、第3G図の再現画像
Itaでは各網点中心Oy1〜Ok1がそれぞれ異なる位置に設
定されている。このようにすれば、網点面積率の値が比
較的小さな(約数%の)場合に、各網点Hy1〜Hk1が重な
らないので、色ずれが起こりにくく、画質が良くなると
いう利点がある。また、第3H図の再現画像Itbのよう
に、1色(例えば墨)の網点中心Ok1のみを他の網点中
心Oy1,Om1,Oc1からずらしてもよい。
第4A図〜第4F図は、この発明の他の実施例における網点
の構成を示す説明図である。第4A図〜第4C図はそれぞれ
マゼンタ,シアンおよび墨に対する網目版画像Im2,Ic2,
Ik2を示す。網目版画像Im2〜Ik2の網目構造はそれぞれ
菱形の網目格子で構成されており、第1の格子軸S1m2,S
1c2,S1k2は主走査方向yに対して30゜の方向にある。す
なわち、これらの網目版画像Im2〜Ik2のスクリーン角度
は30゜で互いに同一である。
また、網目版画像Im2〜Ik2においては、スクリーンピッ
チもそれぞれ同一であり、以下の式を満足する。
P1m2=P1c2=P1k2=K3 …(4) P2m2=P2c2=P2k2=K4 …(5) K3=K4 …(6) ここで、 P1m2,P1c2,P1k2 :第1のスクリーンピッチ P2m2,P2c2,P2k2 :第2のスクリーンピッチ K3,K4 :第1と第2のスクリーンピッチの値を示す定数。
さらに、各網目版画像Im2〜Ik2のそれぞれの網点Hm2〜H
k2の伸長方向Am2〜Ak2は、それぞれ主走査方向yに対し
て30゜,90゜,150゜と異なる角度の方向となっている。
これらの伸長方向Am2〜Ak2は、そのうちの2つの方向が
交差して作る2つの角度のいずれか一方を、他の1方向
が2等分する関係にある。このような関係は、前述のよ
うに色うきの防止に適したものである。
第4D図はこれらの網目版画像Im2〜Ik2に基づいて得られ
た再現画像It2及びその網点構成を示す。再現画像It2
画像平面上では、各網点Hm2〜Hk2の網点中心Om2〜Ok2
互いに異なる位置に設定されている。また、この場合の
単位領域U2は第4E図に示すように正三角形であり、その
各辺の中央に網点中心Om2〜Ok2が存在する。なお、各網
点Hm2〜Hk2の100%網点形状Um2〜Uk2は第4A図〜第4C図
に示すように菱形であり、単位領域U2はその1/2の形状
を有している。
また、第4E図にはイエローに対する網目版画像が示され
ていないが、前述のようにイエローはロゼッタモアレの
発生との関連がほとんど無いので、スクリーン角度を他
の網目版画像Im2〜Ik2と異なる角度に設定することがで
きる。こうして、イエローの網目版画像のスクリーン角
度を他と異なる値とすることは、色うきの防止上好まし
いことは前述の通りである。
第4F図は、第4E図と同様に、菱形の網目構造を有する3
つの網点Hm3,Hc3,Hk3を重ね刷りした再現画像It3及びそ
の網点構成を示す。この場合には、各網点Hm3,Hc3,Hk3
の網点中心は互いに一致しており、単位領域U3は六角形
であり、各網点Hm3,Hc3,Hk3の100%網点形状と同一であ
る。
なお、第3A図〜第3H図および第4A図〜第4F図の例では第
1のスクリーンピッチと第2のスクリーンピッチとが互
いに等しいものとしていたが、これらの値が異なるよう
にしてもよい。第5A図〜第5E図は、第1と第2のスクリ
ーンピッチの値が互いに異なる場合の網点の構成を示す
図である。第5A図〜第5C図に示す網目版画像Im3〜Ik3
おいて、第1のスクリーンピッチP1m3〜P1k3と第2のス
クリーンピッチP2m3〜P2k3との関係は以下の式で表わさ
れる。
P1m3=P1c3=P1k3=K5 …(7) P2m3=P2c3=P2k3=K6 …(8) K5≠K6 …(9) この場合にも、各網目版画像Ic3〜Ik3のスクリーンピッ
チは同一であると言える。すなわち、この明細書におけ
る「スクリーンピッチの同一」とは、第1のスクリーン
ピッチP1m3〜P1k3が互いに等しく、かつ、第2のスクリ
ーンピッチP2m3〜P2k3が互いに等しいことを言い、第1
と第2のスクリーンピッチの値K5,K6が互いに異なって
いても良い。
また、各網点Hm3〜Hk3の伸長方向Am3〜Ak3は、それぞれ
30゜,90゜および170゜であり、互いに異なっている。第
5D図はこれらの3つの網目版画像Im3〜Ik3に基づいて得
られた再現画像It3及びその網点構成を示す。第5D図の
例では各網点中心Om3,Oc3,Ok3が同一位置に設定されて
いるが、これらが互いに異なる位置にあるとしても、第
3G図,第3H図あるいは第4D図と同様に、ロゼッタモアレ
と色うきの発生を防止できることは言うまでもない。
第5E図は、網目版画像Im3〜Ik3の網目構造と網点記録形
状の伸長方向Am3〜Ak3との関係を示す図である。図にお
いて、スクリーンの格子点である網点中心OH(=Om3,Oc
3,Ok3)は2つの単位ベクトル1,に基づく平行四
辺形の網目Rを構成し、スクリーンはこの網目Rを2次
元的に配列したものとして構成されている。この単位ベ
クトルは、第1の格子軸S1m3〜S1k3と同一の方向を
有し、かつ、その長さが第1のスクリーンピッチP1m3
P1k3と等しいベクトルである。また、単位ベクトル
は、第2の格子軸S2m3〜S2k3と同一の方向を有し、か
つ、その長さが第2のスクリーンピッチP2m3〜P2k3と等
しいものである。マゼンタおよびシアンの網点記録形状
の伸長方向Am3,Ac3はそれぞれこれらの単位ベクトル
1,の方向と等しい。また、墨の網点記録形状の伸
長方向Ak3は、この平行四辺形Rの2つの対角方向ベク
トル1,のうちの一方のベクトルと等しい。こ
のように、3つの網目版画像Im3〜Ik3の網点記録形状の
伸長方向Am3〜Ak3のうち、まずその2つの伸長方向Am3,
Ac3を平行四辺形の網目Rの2つの格子軸方向とそれぞ
れ一致させ、さらに、他の1つの伸長方向Ak3を網目R
の対角方向に合わせるようにすれば、第5D図に示すよう
に各網点Hm3〜Hk3が重なる部分が少なく抑えられるの
で、特に色うき防止の効果が大きいという利点がある。
A−3.装置の概略構成および動作 第1A図はこの発明の実施例を適用するカラースキャナの
概略構成を示すブロック図である。図において、カラー
スキャナ1は共通のシャフト2に固定された入力ドラム
3と出力ドラム4とを備えており、入力ドラム3には原
画OFが、また出力ドラム4には記録フィルムRFが巻回さ
れている。また、シャフト2の一端にはモータ5が、他
端にはロータリエンコーダ6が設けられている。
原画OFの読取りおよび記録フィルムRF上への画像記録に
際しては、モータ5によりシャフト2,入力ドラム3及び
出力ドラム4がθ方向に一定速度で回転される。そし
て、入力ドラム3の内部に備えられた図示しないハロゲ
ンランプなどの光源からの入射光LIが透明な入力ドラム
3及び原画OFを透過して入力ヘッド7に読取られる。
入力ヘッド7は図のx方向(副走査方向)に一定の比較
的遅い速度で移動する。従って、原画OFは、入力ドラム
3の周方向である主走査方向yに沿って、走査線順次に
読取られていくことになる。入力ヘッド7は入射光LI
色分解するとともにレッド(R),グリーン(G),ブ
ルー(B)などの色成分にそれぞれ対応する複数の色分
解入力信号SIを生成する。この色分解入力信号SIは画像
データ処理回路8に入力されて、色補正などの処理が行
なわれるとともに、Y,M,C,Kの4色のインクにそれぞれ
に対応する印刷濃度信号Sp(Spy,Spm,Spc,Spk)に変換
される。印刷濃度信号Spは、網変換回路9に入力され
て、網点を微小なドットで形成するためのドット信号Sd
に変換され、記録ヘッド10に与えられる。そして、記録
ヘッド10はドット信号Sdに基づいて、レーザ光LRにより
記録フィルムRFを露光し、網目版画像を記録する。第2
図は、記録フィルムRF上に記録された網目版画像の例を
示す説明図である。Y,M,C,Kの各色成分に対応する網目
版画像Iy1,Im1,Ic1,Ik1が1枚の記録フイルムRF上に記
録されている。なお、網目版画像Iy1,Im1,Ic1,Ik1の配
列順序は任意に変更しうることは言うまでもない。
網変換回路9は、第3A図〜第3D図に示すような網目版画
像Iy1,Im1,Ic1,Ik1を1枚の記録フィルムRF上に作成す
るドット信号Sdを生成するための回路であり、走査位置
計算回路91,ラインメモリ92,網点パターンデータメモリ
部(以下、「SPM部」と呼ぶ。)93およびコンパレータ9
4から構成される。このうち、走査位置計算回路91とSPM
部93とは、印刷濃度信号Spに同期して画素ごとに網点パ
ターンデータを発生する網点パターンデータ発生手段と
して機能する。また、コンパレータ94は網点記録信号で
あるドット信号Sdを生成する網点信号発生手段として機
能する。尚、ラインメモリ92は、1つの主走査線分の画
像の印刷濃度信号Spを走査順にドット単位で書き込み、
および、読み出しを行うためのものであって、第2図示
の例では、或る画像のY、M、C、Kの4色分の印刷濃
度信号が、この順に領域R1〜R4に対応するメモリ位置に
書き込まれる。
第1B図は網変換回路9の内部構成をより詳しく示すブロ
ック図である。走査位置計算回路91は、ロータリエンコ
ーダ6から単位回転角ごとに出力されるパルス信号Peに
基づいて、入力ドラム3および出力ドラム4上での走査
位置を計算等するための回路である。パルス信号Peは、
まず走査位置計算部911に与えられて、入力ドラム3上
における読取り位置の主走査位置yと副走査位置xが計
算される。前述のように、運転時には入力ドラム3,出力
ドラム4は一定速度でθ方向に回転し、かつ、入力ヘッ
ド7は一定速度でx方向に移動する。従って、図示しな
い所定の運転基準位置を起点としてパルス信号Peのパル
スをカウントすることにより、読取り画素の主走査位置
yのみでなく、副走査位置xも計算することができる。
また、この実施例では記録ヘッド10も入力ヘッド7と同
一速度でx方向に移動するので、出力ドラム4上での記
録位置は、読取り位置(x,y)と同一である。
走査位置データ(x,y)は、アドレス変換部912に与えら
れ、SPM部93に与えるべきアドレス(i,j)が求められ
る。
SPM部93は、YMCKの4色にそれぞれ対応する網点パター
ンデータDy,Dm,Dc,Dk(後述する)をそれぞれ記憶するS
PM931y,931m,931c,931kと、SPM931y〜931kのうちの1つ
を適宜選択するためのデータセレクタ932とを備えてい
る。
データセレクタ932を切換えるための選択信号Ssは、走
査位置計算回路91内の版判別回路915で生成される。こ
の選択信号Ssは、ロータリエンコーダ6からのパルス信
号Peに基づいて主走査位置計算部913が算出した記録画
素の主走査位置yと、版位置データメモリ914に予め蓄
えられた各網目版画像の位置データy1〜y4に基づいて算
出される。
版位置データメモリ914には、第2図に示す各領域R1〜R
4の基準点O1〜O4の主走査方向位置y1〜y4の値が版位置
データとして予め記憶されている。この版位置データy1
〜y4は記録フィルムRF上への出力条件に応じてオペレー
タにより予め設定されている。版判別回路915は、これ
らの版位置データy1〜y4と、主走査位置計算部913で算
出された主走査位置yとに基づいて、出力ドラム4上の
記録画素の位置が領域R1〜R4のいずれに存在するかを判
別する。版判別回路915で生成された選択信号Ssはデー
タセレクタ932に与えられ、各領域R1〜R4にそれぞれ対
応したSPM931y〜931kが選択される。
コンパレータ94には、このようにして選択されたSPMか
ら網点パターンデータDy〜Dkのいずれかが与えられると
ともに、ラインメモリ92から対応する印刷濃度データSp
y〜Spkのいずれかが入力される。
このようにして、同一の記録画素位置に対応した印刷濃
度データと網点パターンデータがコンパレータ94に入力
されると、これらの値の大小関係に従って、その記録画
素を露光すべきか否かを指示するドット信号Sdが生成さ
れる。このドット信号Sdは、前述のように記録ヘッド10
に入力され、記録フィルムRF上に各網目版画像Iy1〜Ik1
を順次記録していく。そして、この記録フィルムRFを用
いて各色成分ごとの印刷版を作成し、これらを用いて印
刷することにより、第3E図に示すような位置関係で再現
画像を作成することができる。
A−4.網点形状の変化及び網点パターンデータの構成 このような装置において、第3A図〜第3D図に示す網目版
画像を得るためには、SPM部93内の網点パターンデータD
y〜Dkを以下のように準備すればよい。
網点パターンデータDy〜Dkを決定するには、まず網点面
積率に対する網点記録形状の変化を決めておく必要があ
る。第6A図は、第3A図〜第3D図に示す各網点Hy1,Hm1,Hc
1,Hk1の網点面積率に対する記録形状の変化をそれぞれ
示す図である。図において、(a)〜(d)列はそれぞ
れ網点Hy1,Hm1,Hc1,Hk1の記録形状に対応し、図の左側
から右側に順次網点面積率1〜99%の場合を示してい
る。なお、網点面積率r%に対する網点Hy1をHy1(r)
と記している。また、第6A図の各網点記録形状は斜線が
施されている部分で示されており、その周囲の正方形の
枠はそれぞれの100%網点形状Uy1,Um1,Uc1,Uk1を示して
いる。
網点Hy1(r)は、網点面積率rが1%のときにはほぼ
点状だが、その後網点面積率rの増加に伴って伸長方向
Ay1に伸びていく。そして、網点面積率rが約15%のと
きには、100%網点形状Uy1のコーナー部C1,C2に達し、
伸長方向Ay1の前後に隣接する網点と繋がって単線状の
模様を形成する。網点面積率rが約15%以上では、この
単線の幅が次第に太くなる。網点Hy1(50)は、中央部Q
0及び2つの対角部Q1,Q2の3つの部分により構成されて
いる。対角部Q1,Q2は、第7図に示すように伸長方向Ay1
に沿って互いに隣接する網点Hy1同士が、互いに直線状
に形成されるように付加されているものである。第7図
は、網点Hy1(50)が3×3配列で並んでいる領域を示
す図である。図からもわかるように、伸長方向Ay1に沿
って互いに隣接する網点の中央部Q01,Q02と、これらの
網点に対して主走査方向y又は副走査方向xに隣接する
網点の対角部Q22,Q31とが合体して1本の単線を形成し
ている。そして、各網点の網点中心を通り、伸長方向Ay
1に伸びた多数の単線が平行に形成される。なお、網点H
y1(r)は、後述するように正方形の画素の集合として
形成されているため、露光部と非露光部との境界は階段
状となるが、第7図は、中央の網点以外の輪郭線は簡単
のため直線で表わされている。
第6A図に戻り、墨の網点Hk1(r)は、上記のイエロー
の網点Hy1(r)を90゜回転させたものである。
また、マゼンダの網点Hm1(r)は第6A図(b)に示す
ように、網点面積率rが約10%のときに、100%網点形
状Um1の対向する辺上にある2つの中点C3,C4に到達す
る。そして、網点面積率rが増大するに従って、その線
の太さが増大していく。
シアンの網点Hc1(r)は、マゼンタの網点Hm1(r)を
90゜回転させたものである。
第8A図〜第8B図は、このような網点の形状変化に対応し
た網点パターンデータの構成を示す概念図である。第8A
図は第6A図(a)の網点Hy1(r)に対応する網点パタ
ーンデータDyを示す。網点パターンデータDyは、網点パ
ターン座標(i,j)で指定される各アドレスごとに1つ
の画素PXが割当てられており、各画素ごとに所定の閾値
としてのデジタル値が登録されている。図の例では、網
点中心Oy1の周囲から外側に向かって0,1,2,…と順次大
きな値が例示的に書込まれている。これらのデジタル値
は前述したように画素ごとにコンパレータ94に入力さ
れ、印刷濃度データSpと比較される。そして、印刷濃度
データSpの値が網点パターンデータの値よりも大きい場
合には、その画素を露光するドット信号Sdがコンパレー
タ94より出力される。従って、印刷濃度データSpの値が
大きいほど1つの網点記録形状の面積が大きくなる。第
8A図には、網点面積率rが1%,10%,50%,90%および9
9%の場合について、それぞれ網点記録形状の輪郭を示
す線BY1,BY10,BY50,BY90,BY99が示されている。なお、
実線で示す輪郭線BY1,BY10,BY50は、その内部が露光さ
れる領域であることを示しており、一方、破線で示す輪
郭線BY90,BY99はその内部が露光されず、その他の部分
が露光される領域であることを示している。なお、簡単
のため、網点面積率rが50%のときに露光されない領域
については、画素PXの区分の逗子を省略している。
第8B図は、第8A図と同様に、第6A図(b)に示す網点Hm
1(r)に対応する網点パターンデータDmの構成を示す
概念図である。図において、第8A図の輪郭線BY1〜BY99
に対応する輪郭線BM1〜BM99が示されている。なお、シ
アンに対する網点パターンデータDcはマゼンタに対する
網点パターンデータDm(第8B図)を90゜回転したものと
して作成される。また、ブラックに対する網点パターン
データDkはイエローに対する網点パターンデータDy(第
8A図)を90゜回転したものとして作成される。
なお、従来の技術によれば、各網目版画像のスクリーン
角度を互いに異なる値(15゜,45゜,75゜など)に設定し
ていたため、各網目版画像ごとに複数の網点を含むよう
な広い画像領域について網点パターンデータを準備して
おく必要があった。一方、この発明によれば、例えば第
8A図および第8B図に示すように、各網目版画像ごとに、
1つの100%網点形状に相当する画像領域についての網
点パターンデータを準備しておけば、そのアドレス(i,
j)を記録画素の位置に合わせて適宜調整するだけで、
全画像領域の網点を形成することができるという利点も
ある。
第6B図は、第6A図に示す網点のうち、網点面積率が90%
以上の場合のイエローの網点Hy1(r)と墨の網点Hk
1(r)の変形例を示す図である。第6A図の網点Hy1(9
0)では、網点として露光されない領域としての2つの
白抜き要素B1,B2が互いに独立した形状を有している。
一方、第6B図の網点Hy1a(90)の白抜き要素B3は、隣接
する網点(図示せず)の白抜き要素B4と連結されて、1
つの白抜き領域を構成する。第6B図の網点Hy1a(98),H
y1a(99)も同様である。第6B図の場合には、約85%以
上の網点面積率において互いに独立した形状となる白抜
き要素の数が第6A図の場合の半分になるので、個々の白
抜き要素の形状が大きくなる。従って、印刷物に白抜き
要素を忠実に再現するのがより容易になるという利点が
ある。
第9図は、第4A図〜第4C図に対応する網点Hm2(r),Hc
2(r),Hk2(r)の網点面積率rに対する変化を示す
図である。これらに対応する網点パターンデータも第8
図と同様の考え方に従って作成されるが、その詳細は省
略する。
A−5.実施手順 第10図は上記の装置を用いて網目版画像の記録を行なう
実施手順を示すフローチャートである。ステップS1で
は、まずSPM931y〜931kに網点パターンデータDy〜Dkを
登録する。なお、このステップの代わりに、第3A図〜第
3C図や第4A図〜第4C図などに示す網点記録形状に対応す
る網点パターンデータDy〜Dkの組を予め多数組登録して
おき、そのうちの一組をオペレータが選択するようにし
てもよい。
ステップS2では、原画OFと記録フィルムRFとをそれぞれ
入力ドラム3及び出力ドラム4上にセットする。
次のステップS3では、画像データ処理回路8における色
修正などのいわゆるセットアップ条件を図示しないキー
ボードなどを利用してオペレータが設定する。
そして、ステップS4では入力ドラム3および出力ドラム
4を回転しつつ、原画OFの読取り及び記録フィルムRF上
への網目版画像の記録が行なわれる。
このようにして作成された網目版画像に基づいて、ステ
ップS5で各色成分ごとに印刷版が作成され、さらにステ
ップS6でこれらを刷り重ねることにより、カラー画像を
複製する。
なお、ステップS6の印刷時の見当ズレにより、各網目版
画像の網点中心が第3E図に対する第3H図のように完全に
一致しない場合もある。しかし、この場合も各網目版画
像は相互に平行移動した位相関係にあり、その繰り返し
パターンは1つの網点の大きさとほぼ同じ程度の大きさ
に維持されるので、ロゼッタモアレは発生しない。ま
た、このとき各網点の重複部分も変化するが、各網点記
録形状が互いに異なる伸長方向に伸びているのでその重
複部分の面積が見当ズレによって極端に変わることがな
く、視覚的な色調変化(色うき)が生ずることもない。
A−6.第1の構成の変形例 この発明の第1の構成の実施例における網点記録形状の
変化に、次のような工夫を加えることにより、印刷物の
品質に関してさらに好ましい網目版画像が得られる。
まず、第6A図に示す網点記録形状の変化におけるドット
ゲイン量を調べてみる。第11A図は従来の正方形状網点
に対するドットゲイン特性の典型例を示し、第11B図は
第6A図に示す網点Hm1(r)に対するドットゲイン特性
の例を示す。
ドットゲイン量G(%)は次式で与えられる。
G=印刷物上の網点面積率(%) −網フィルム上の網点面積率(%) …(10) ここで、網フィルムとは、網点が記録された記録フィル
ムのことである。網フィルムから印刷版を作り、印刷版
を用いて印刷を行うと、印刷物上の網点面積率が網フィ
ルム上の網点面積率よりも大きくなる。これは、インク
が印刷紙に押付けられて広がること等に起因している。
第11A図に示す従来の正方形状網点に対するドットゲイ
ン量G1は、上に凸のなだらかな曲線を描いている。一般
に、ドットゲイン量は、網点として露光される領域と非
露光領域との境界線の長さ(以下、「境界長」と呼
ぶ。)に依存している。従来の正方形状網点では、網点
面積率が50%のときに境界長が最大となる。従って、第
11A図においても網点面積率が50%の付近でドットゲイ
ン量G1が最大になっている。
第11B図のドットゲイン特性も、第6A図の網点Hm1(r)
の境界長に依存している。網点面積率rが10%以下のと
き、網点Hm1(r)の記録形状は、幅が一定のまま伸長
方向に伸びていくので、境界長が網点面積率rにほぼ比
例している。従って、第11B図のドットゲイン量G2も網
点面積率が10%に至るまではほぼ直線的に増加してい
く。また、網点面積率rが10%以上では、白抜け領域BL
(第6A図のHm1(10),Hm1(50)参照)が次第に細くな
っていくが、境界長は一定である。従って、第11B図の
ドットゲイン量G2も網点面積率が10%以上の部分ではほ
ぼ一定になっている。
ところが、網点面積率が70%以上になると、ドットゲン
イン量G2が急激に増加している。これは、網点面積率が
70%以上では白抜け領域BEの幅が極めて細くなるため
に、白抜け領域BEの一部がインクで塗りつぶされてしま
うようになるからである。そして、網点面積率が約83%
のところで、印刷物がべた塗りとなる。第11B図の2点
鎖線SLは、網点面積率とドットゲイン量の和が100%と
なる線である。ドットゲイン量G2が2点鎖線SLと交差す
る部分では、ドットゲインの効果によって網フィルム上
の白抜き領域が印刷物上で、塗りつぶされてしまう。こ
のように、網フィルム上では白抜き領域が存在するにも
かかわらず、印刷物上ではべた塗りとなってしまうと、
色調が急激に変化する現象(トーンジャンプ)が生じ
る。このような現象は印刷物の階調表現の連続性にとっ
て好ましくない。
また、網点面積率が比較的低い範囲のドットゲイン量G2
にも改善すべきところがある。網点面積率が数%〜20%
の範囲では、第11A図のドットゲイン量G1に比べて第11B
図のドットゲイン量G2がかなり大きい。このように、比
較的低い網点面積率においてドットゲイン量が大きい
と、小さな網点記録形状を印刷物上に再現するのが困難
である。従って、第11B図のドットゲイン特性は、網点
面積率が比較的低い場合における階調表現性の点からも
好ましくない。
さらに、網点記録形状の幅が細過ぎたり、白抜け領域の
幅が細過ぎたりすると、ドットゲイン量自体が不安定と
なるので、安定した階調表現が得られにくいという点も
考慮すべきである。
この変形例では、上述のような事実を考慮して、網点記
録形状に修正を加えている。第12図は、修正された網点
記録形状を示す図であり、第6A図または第6B図に対応し
ている。すなわち、第12図の(a−1)列および(a−
2)列の網点Hy1b(r)(r=1〜99%)は、第6A図の
(a)列の網点Hy1(r)を修正したものである。ま
た、第12図の(b−1)列および(b−2)列の網点Hm
1b(r)は、第6A図の(b)列の網点Hm1(r)を修正
したものである。なお、第12図において、シアンと墨の
網点は、それぞれイエローとマゼンタの網点を90%回転
させた形状を有しているので、図示を省略している。
第13A図と第13B図とは、第12図の網点Hy1b(r)とHm1b
(r)とにそれぞれ対応する網点パターンデータDyb,Dm
bの構成を示す概念図である。これらの図において、網
点面積率が2〜98%の場合について網点記録形状の輪郭
を示す線BY2〜BY98,BM2〜BM98が示されている。
第12図の網点Hy1b(r),Hm1b(r)は、網点面積率が2
6〜74%の範囲において、網点記録形状HE(ここでは特
に「網点要素」と呼ぶ。)が、その伸長方向に沿って隣
接する網点要素と互いに連結して、等間隔の平行線群を
形成する。これは、前に説明した第7図と同様の平行線
群である。つまり、網点面積率が26〜74%の範囲では、
第12図の網点と第6A図の網点とはほとんど等しい。
一方、網点面積率が約25%以下の範囲では、第14A図に
示すように網点要素HEが互いに分離した島状に配置され
る。これは、第6A図の網点では、網点面積率が10〜25%
の範囲においても隣接する網点要素同士が連結されてい
るのと異なっている。網点面積率が約25%以下の範囲に
おいて、第12図の網点要素HEの幅は第6A図の網点要素の
幅よりも大きくなっていることがわかる。このように、
網点要素を互いに分離した島状とすれば、個々の網点要
素の幅が太くなり、境界長が短くなる。従ってドットゲ
イン量が低下し、かつ安定するという効果がある。
また、網点面積率が約75%以上の範囲では、第14B図に
示すように露光されない領域である白抜き要素BEが互い
に分離した島状に配置される。第14B図の網点Hy1b(9
0)では、1つの網点の白抜き要素BE1は隣接する網点の
白抜き要素BE2と連結される。しかし、1対の白抜き要
素BE1,BE2は、他の白抜き要素の1対からは分離され
る。「互いに分離した島状に配置する」とは、このよう
な場合も含んでいる。このように、白抜き要素を互いに
分離した島状とすれば、個々の白抜き要素の幅が太くな
り、境界長が短くなる。従って、ドットゲインが低下
し、かつ安定するという効果がある。
第11C図は、第12図の網点Hm1b(r)に対するドットゲ
イン特性を示す図である。網点面積率が約25%以下の範
囲および約75%以上の範囲において、第11C図のドット
ゲイン量G3は、第11B図のドットゲイン量G2よりも小さ
いことがわかる。なお、図示していないが、これらの範
囲では、ドットゲイン量が低下しているとともに、ドッ
トゲイン量の値自体の安定性(再現性)も向上してい
る。
第12図のように網点の記録形状を修正すれば、網点面積
率が高い場合のトーンジャンプ現象を防止することがで
きるという利点がある。また、比較的高い網点面積率の
範囲と、比較的低い網点面積率の範囲においてドットゲ
イン量が低下し、かつ、ドットゲイン量の値の安定性が
向上するので、階調再現性が改善されるという利点があ
る。
なお、第11B図のようなドットゲンイン特性はインクの
特性や印刷用紙の紙質などに依存する。従って、網点要
素を互いに分離した島状とする網点面積率の範囲は、約
25%以下よりも広くできる場合がある。たとえば、この
範囲を約30%以下とすることができ、さらには、約35%
以下とするのが好ましい場合がある。同様に、白抜き要
素を互いに分離した島状とする網点面積率の範囲は、約
70%以上とすることができ、さらには、約65%以上とす
るのが好ましい場合がある。
B.第2の構成の実施例 B−1.第2の構成の基本的な考え方 この発明の第1の構成は、ロゼッタモアレと色うきの発
生を防止するという目的を達成している。一方、この発
明の第2の構成では、この目的に加えて、各網目版画像
の実質的にスクリーン線数(後述する)を互いに近づけ
ることによって、各網目版画像の印刷時の安定性を同程
度にするという目的を有している。
まず、この発明の第1の構成に従って作成した第5A図〜
第5D図の画像について、スクリーン線数を調べてみる。
一般に、 [スクリーン線数] =[1インチ当りの網点の配列数] =[スクリーンピッチ(インチ)の逆数] として定義されている。第5A図〜第5C図の各網目版画像
Im3,Ic3,Ik3の第1スクリーンピッチP1m3,P1c3,P1k3
前述したように互いに等しい。また、第2のスクリーン
ピッチP2m3,P2c3,P2k3も互いに等しい。従って、上述の
定義に従えば、各網目版画像Im3,Ic3,Ik3のスクリーン
線数は互いに等しい。ところで、従来から知られている
単線スクリーン(網点記録形状が平行線状になるスクリ
ーン)では、スクリーン線数は1インチあたりの平行線
の数としても定義できる。第5A図〜第5C図の各網目版画
像Im3,Ic3,Ik3もそれぞれ平行線状の記録形状を有して
いるので、従来の単線スクリーンと同様にして実質的な
スクリーン線数を定義することができる。すなわち、 [実質的なスクリーン線数] =[1インチ当りの平行線の数] =[平行線の間隔(インチ)の逆数] として定義できる。第5D図に示すように、各網目版画像
Im3,Ic3,Ik3のそれぞれにおける平行線の間隔dm3,dc3,d
k3は互いに異なっている。具体的には、間隔dm3,dk3
間隔dc3に比べて約40%小さい。これは、網目版画像I
m3,Ik3の実質的なスクリーン線数が網目版画像Ic3の実
質的なスクリーン線数よりも約40%多いことを意味す
る。
各網目版画像の実質的なスクリーン線数の差が約20%を
超えると、次のような問題が生じる可能性がある。この
発明の第1の構成の変形例のところで説明したように、
ドットゲイン量は網点と白抜き領域との境界線の長さに
依存している。この境界長は、実質的なスクリーン線数
にほぼ比例するので、ドットゲイン量は実質的なスクリ
ーン線数に依存する。従って、各網目版画像の実質的な
スクリーン線数の差が大きいと、ドットゲイン量も網目
版画像ごとに大きく異なることになる。各網目版画像の
ドットゲイン量の差が大きいと、網フィルム上の画像と
印刷物上の画像との関係が網目版画像によって大きく異
なるので、色調の再現性が悪化する。また、ドットゲイ
ン量の差が大きいことは、ドットゲンイン量の値自体の
安定性も大きく異なることを意味するので、色調の安定
性も悪化するという問題も生じる。これらの問題は、特
に画質のよい印刷物を得るために、大きなスクリーン線
数で網目版画像を作成した場合に顕著である。
そこで、この発明の第2の構成では、ロゼッタモアレの
発生に関連の深い3色の網目版画像における実質的なス
クリーン線数を近い値にするという特徴を有している。
すなわち、まず、3つの網目版画像のうち、第1の網目
版画像における網点の平行線群と第2の網目版画像にお
ける網点の平行線群とが互いに交差して作る最小の平行
四辺形に注目する。そして、第3の網目版画像における
網点記録形状の伸長方向を、上記の最小の平行四辺形の
2つの対角線のうちの1つの方向と合わせることによっ
て、ロゼッタモアレや色うきの発生を防止する。さら
に、第3の網目版画像における網点の平行線群のピッチ
を、上記最小の平行四辺形の2つの対角線のうち、より
短い方の対角線の長さと等しくすることによって、3つ
の網目版画像の実質的なスクリーン線数を互いに近づけ
ている。なお、第3の網目版画像において、平行線群の
ピッチをより短い方の対角線の長さと一致させたので、
網点記録形状の伸長方向は、より長い方の対角線の方向
と一致させている。以下、第2の構成について具体例に
従って説明する。
B−2.網点の構成 第15A図〜第15H図は、この発明の第2の構成の一実施例
における網点の構成を示す説明図である。第15A図〜第1
5C図は4色刷りにおけるM,C,Kの各色に対する網目版画
像Im4,Ic4,Ik4の一部であって、網点面積率が約20%に
相当する部分を示している。なお、イエローに対する網
目版画像は、ロゼッタモアレの発生との関連がほとんど
無いので省略されている。
各網目版画像Im4,Ic4,Ik4における網点Hm4,Hc4,Hk4は、
互いに異なる伸長方向Am4,Ac4,Ak4に沿った細長い線状
の記録形状を有している。そして、各網点Hm4,Hc4,Hk4
はそれぞれの伸長方向Am4,Ac4,Ak4に沿ってそれぞれ互
いに連結し、それによって等間隔の平行線群を形成して
いる。
第1と第2の網目版画像Im4,Ic4第1の格子軸S1m4,S1c4
と第2の格子軸S2m4,Sc4のなす角度は、第3の網目版画
像Ik4の第1の格子軸S1k4と第2の格子軸S2k4とのなす
角度と異なっている。すなわち、3つの網目版画像は、
「スクリーン角度が互いに同一である。」という性質を
有していない。また、スクリーンピッチには次のような
関係がある。
P1m4=P1c4≠P1k4 …(11) P2m4=P2c4=P2k4 …(12) このように、第2の構成では、「3つの網目版画像のス
クリーン角度とスクリーンピッチがそれぞれ互いに同
一」という条件は必ずしも満足する必要はない。但し、
第15A図,第15B図の例では、2つの網目版画像Im4,Ic4
のスクリーン角度とスクリーンピッチはそれぞれ互いに
同一になっている。
これらの網目版画像Im4,Ic4,Ik4に基づいて、第15D図に
示すような再現画像It4を得ることができる。この再現
画像It4は、第15A図〜第15C図の網目版画像Im4,Ic4,Ik4
の網点中心Om4,Oc4,Ok4を画像平面上の同一点Ot4で一致
させた場合の画像である。同図中に、第1と第2の網目
版画像Im4,Ic4の網点の平行線群が作る最小の平行四辺
形R4が示されている。平行四辺形R4の長い方の対角線DL
41の方向は、第3の網目版画像Ik4の網点Hk4の伸長方向
と一致している。また、平行四辺形R4の短い方の対角線
DL42の長さは、第3の網目版画像Ik4において対角線DL
42の方向に測った平行線群のピッチに等しい。なお、平
行四辺形R4は菱形であり、2つの対角線DL41,DL42は互
いに直交しているので、第3の網目版画像Ik4における
対角線DL42方向の平行線群ピッチは、その平行線相互の
間隔dk4に等しい。
第15E図は、第15D図の平行四辺形R4を示す図である。4
つの頂点V1〜V4を有する平行四辺形R4において、第1の
網目版画像Im4における平行線の間隔dm4は、頂点V2から に下した垂線の長さに等しい。第2の網目版画像におけ
る平行線の間隔dc4も同様に、頂点V2から に下した垂線の長さに等しい。頂点V2から との交点をVaとし、頂点V2から に下した垂線と との交点をVbとする。すると、直角三角形VaV2V4におい
て、斜辺 りも長い。同様に直角三角形VbV2V4において、 (=dc4)よりも長い。従って、対角線DL42の長さを第
3の網目版画像Ik4における平行線の間隔dk4としても、
この間隔dk4は、第1と第2の網目版画像Im4,Ic4におけ
る平行線の間隔dm4,dc4よりも長い。しかし、平行四辺
形R4の角度∠V2V1V4を小さくすれば、間隔dk4を他の間
隔dm4,dc4に近づけることができる。
具体的には、3つの網目版画像Im4,Ic4,Ik4のそれぞれ
における平行線の間隔dm4,dc4,dk4の関係は次のように
なっている。
dm4=dc4≒0.87・P2m4 …(13) dk4=P2k4=P2m4 …(14) 平行線の間隔dm4,dc4,dk4の差は約13%なので、各網目
版画像Im4,Ic4,Ik4の実質的なスクリーン線数の差も約1
3%である。実質的なスクリーン線数の差が約20%以内
であれば、印刷時の色調安定性も同程度と考えてよい。
従って、各網目版画像Im4,Ic4,Ik4の印刷時の色調安定
性が同程度に保たれている。
第3の網目版画像Ik3の平行線のピッチを、平行四辺形R
4の短い方の対角線DL42と等しくとっていることは、色
うきの防止にも効果がある。第15F図は、印刷時の見当
ズレによって、網点中心Ok4が間隔dk4の1/2だけx方向
にずれた場合の再現画像It4aを示している。第15F図の
ように見当ズレが生じても、網点のパターンが第15D図
と実質的に同じとなるので色うきが生じることはない。
また、第15D図と第15F図の中間の状態でも、印刷紙上の
白紙部,1次色部(1色で刷られている部分),2次色部
(2色で刷られている部分),3次色部(3色で刷られて
いる部分)のそれぞれの面積の比率はあまり変化しない
ので、色うきが発生することがない。従って、印刷され
た再現画像の色調は、見当ズレに対して安定したものに
なる。
3つの網目版画像Im4,Ic4,Ik4の位置関係は、第15D図,
第15F図のものに限らず、例えば第15G図、第15H図のよ
うな関係でもよい。第15G図の再現画像It4bと第15H図の
再現画像It4cは、網点中心Om4,Oc4,Ok4が画像平面上の
互いに異なる位置にあるように各網目版画像Im4,Ic4,Ik
4の位置が定められている。このような位置関係にすれ
ば、特に網点Hm4,Hc4,Hk4が小さく、それぞれが連結し
て平行線を形成していないような場合に、網点同士が刷
り重ねられる部分が少なくなるので色ずれが起こりにく
く、安定した色調が得られるという利点がある。
なお、網点Hm4の網点形状の変化は第9図の(c)列に
示す網点Hk2と同様であり、網点Hc4の網点形状の変化は
第9図の(a)列に示す網点Hm2と同様である。また、
網点Hk4の網点形状の変化は、第6A図の(c)列に示す
網点Hc1と同様である。但し、網点Hk4の第1のスクリー
ンピッチP1k4と第2のスクリーンピッチP2k4とは異なる
ので、その100%網点形状Uk4(第15C図参照)は長方形
となっている。
印刷物の色調安定性の観点からは、3つの網目版画像の
実質的なスクリーン線数の差を約20%以下とするのが望
ましい。第15A図〜第15C図のように、第1と第2の網目
版画像Im4,Ic4のスクリーン角度とスクリーンピッチが
それぞれ互いに同一である場合には、次のような関係式
を満足することによって、実質的なスクリーン線数の差
を約20%以下とすることが可能である。
Pa≧Pb≧0.75Pa …(15) ここで、 Pa:第1のスクリーンピッチまたは第2のスクリーンピ
ッチ(第15A図ではPa=P2m4としている。) Pb:スクリーンピッチPaと垂直な方向に沿った網点中心
のピッチ(第15A図参照) 第15A図,第15B図の例では、次式が成立しており、(1
5)式を満足している。
Pb≒0.87Pa …(16) なお、特に第15A図〜第15C図の例では、3つの網目版画
像Im4,Ic4,Ik4のそれぞれにおけるx方向の網点中心の
ピッチ(=Pa=P2k4)が互いに同一であり、また、y方
向の網点中心のピッチ(=Pb=P1k4)も互いに同一であ
る。このようにすれば、第15D図〜第15H図に示すよう
に、3色刷りの再現画像に現れる繰り返しパターンの1
単位が100%網点形状の2倍の大きさになるので、モア
レや色うきの発生を防止しやすいという利点がある。
第1と第2の網目版画像の平行線群が交差して作る最小
の平行四辺形は、第15D図のような菱形でなくてよい。
第16A図〜第16D図は、最終の平行四辺形が菱形でない場
合の網目版画像Im5,Ic5,Ik5と、再現画像It5の例を示す
図である。第16A図〜第16D図はそれぞれ第15A図〜第15D
図に対応している。第16D図に示す最小の平行四辺形R5
は菱形ではない。すなわち、第1の網目版画像Im5にお
ける平行線の間隔dm5と、第2の網目版画像Ic5における
平行線の間隔dc5とは等しくない。しかし、他の特徴は
第15A図〜第15D図と同一であり、ロゼッタモアレや色う
きの発生の防止の観点からは同等の効果を有してる。
第15A図,第15B図の網目版画像Im4,Ic4はスクリーン角
度とスクリーンピッチがそれぞれ互いに同一であるとし
たが、これらのスクリーンピッチを次のように変えるこ
ともできる。第17A図〜第17D図は第2の網目版画像のス
クリーンピッチを第15B図のものから変更した場合の画
像を示す図であり、第15A図〜第15C図および第15H図に
対応している。このうち、第17A図,第17C図の網目版画
像Im6,Ik6は第15A図,第15C図の網目版画像Im4,Ik4とそ
れぞれ同一である。一方、第17B図の網目版画像Ic6の第
1のスクリーンピッチP1c6は、第15B図の網目版画像Ic4
のスクリーンピッチP1c4の2/3となっている。第17A図〜
第17C図の3つの網目版画像Im6,Ic6,Ik6のスクリーンピ
ッチの関係は次のようになっている。
P1m6=3/2P1c6≠P1k4 …(17) P2m6=P2c6≠P2k6 …(18) 第2の網目版画像Ic6の第1のスクリーンピッチP1c6
方向は、網点Hc6が互いに連結する方向(すなわち伸長
方向)に沿った方向なので、網目版画像Ic6における平
行線群の構成と、第15B図の網目版画像Ic4における平行
線群の構成は変わらない。従って、網点同士が連結して
平行線群を形成した後は、第15A図〜第15C図の網目版画
像と第17A図〜第17C図の網目版画像とに差はない。但
し、網点面積率が比較的小さく、網点同士が連結して平
行線群を形成する以前は、第17A図〜第17C図の網目版画
像の方が色うきの防止上好ましい。これは、第17D図の
ように、網点中心Om6,Oc6,Ok6を異なる位置に配列した
場合に、比較的低い網点面積率において、白紙部,1次色
部,2次色部および3次色部の面積のバランスが適度に保
たれるからである。すなわち、見当ズレが生じても白紙
部,1次色部,2次色部,3次色部の面積の変化が第15H図の
場合に比べて小さいので、色うきの発生が防止されるの
である。なお、第1のスクリーンピーチP1m6とP1c6との
関係は、この例のように3:2の場合に限らず、整数比と
なっていれば同様の効果がある。
この発明の第2の構成に従って網目版画像を記録する装
置と手順は、第1の構成の場合と同様なので省略する。
B−3.第2の構成の変形例 この発明の第2の構成においても、前述の第1の構成に
おいて第12図で示したような変形が可能である。第18図
は、第12図に対応しており、その(a−1),(a−
2)列には第15A図の網点Hm4の形状に修正を加えた網点
Hm4a(r)(r=1〜99%)の記録形状が示されてい
る。同様に、 (b−1),(b−2)列には網点Hc4a(r)の記録形
状が、また、(c−1),(c−2)列には網点Hk4a
(r)の記録形状がそれぞれ示されている。
第18図に示す網点Hm4a,Hc4a,Hk4aでは、網点面積率が約
25%以下の範囲で網点要素が互いに分離した島状に配置
される。また、網点面積率が約75%以上では、逆に白抜
け要素が互いに独立した島状に配置される。そして、約
26〜約74%の範囲では、それぞれの網目版画像が平行線
群を構成する。
第18図のように網点記録形状を変化させれば、第12図の
場合と同様に、トーンジャンプを防止でき、また階調再
現性が向上するなどの利点がある。
C.その他の変形例 この発明は上記実施例に限られるものではなく、例えば
次のような変形も可能である。
網目版画像は、YMCKの4色のそれぞれに対して作成さ
れるとしたが、色の組合せはこれに限らず種々のものが
考えられる。例えば黒と茶の2色で印刷するダブルトー
ン印刷のために、これら2色に対応する網目版画像を作
成する場合にも適用できる。
すなわち、この発明の第1の構成は少なくとも2以上
の、また、第2の構成は少なくとも3以上の網目版画像
を作成する場合に適用することができるものである。
網目版画像は記録フィルム上に露光されて記録される
ものに限らず、他の記録媒体に記録されてもよい。例え
ば、原画を読取ってそのまま各色の印刷版を直接作成す
るような装置(ダイレクトプレートメーキング)におい
ては、印刷版そのものが記録媒体となる。
網点の形状は、第3A図〜第3H図および第4A図〜第4F図
に示すような直線状のものに限らず、細長い楕円や、い
わゆるチェーンドットのような形状にしてもよい。但
し、これらの他の形状の場合にも、網点面積率がおよそ
10〜90%の範囲において、所定の伸長方向に沿った長さ
が、他の方向に沿った長さよりも長い形状となっている
ことが好ましい。「方向性を持った線状」とは、このよ
うな種々の形状のものを含む用語である。
網点パターンデータDy〜Dkを発生する手段は、第1図
に示すSPM部93と走査位置計算回路91との組合せにより
構成されるものとしたが、第1図以外の構成をとるもの
であってもよい。特に、例えば第6A図に示すように2つ
の網点記録形状(例えばHy1(r)とHk1(r))が互い
に90゜回転しただけの関係にあるときは、どちらか一方
の網点パターンデータのみ記憶しておけば、他方の網点
パターンデータはそのアドレス(i,j)のiとjとの交
換するだけで得ることができる。
又、網目版画像のハーフトーンドットを濃度(あるい
は階調)に応じた網点フォントとして設定し、画像の濃
度信号を、対応する前記網点フォントに変換しても、上
述と同じ網目版画像を得ることができる。
(発明の効果) 以上説明したように、この発明の第1の構成によれば、
2以上の網目版画像のスクリーンピッチおよびスクリー
ン角度をそれぞれ同一に設定するので、再現画像におけ
る繰返しパターンの単位領域が網点と同程度の大きさと
なってロゼッタパターンの発生を防止することができ、
また、各網目版画像の網点記録形状を互いに異なる伸長
方向を持った線状に形成するので、見当ずれによる網点
相互の重複部分の面積が極端に変化することがなく、色
うきを防止することができるという効果がある。
また、上記構成において、第1,第2および第3の網目版
画像について互いに共通する網目が平行四辺形の形状を
有するスクリーンの場合に、第1と第2の網点版画像の
網点記録形状の伸長方向を、その平行四辺形の隣接する
2つの辺に沿った方向とそれぞれ一致させ、第3の網目
版画像の網点記録形状の伸長方向を、その平行四辺形の
2つの対角方向のいずれか一方と一致させるようにすれ
ば、上述の色うきをより有効に防止できる効果がある。
この発明の第2の構成によれは、第1と第2の網目版画
像における平行線群が互いに交差して作る最小の平行四
辺形の2本の対角線に基づいて、第3の網目版画像の網
点要素の伸長方向と、第3の網目版画像における平行線
群のピッチとを決定するので、第1の構成と同様にロゼ
ッタパターンと色うきの発生を防止でき、さらに、各網
目版画像の実質的なスクリーン線数を同程度にすること
ができる。従って、色調の安定した印刷物が得られると
いう効果がある。
また、上記の第1と第2の構成において、約25%以下の
網点面積率における網点要素と、約75%以上の網点面積
率における白抜け要素とのそれぞれを、互いに分離した
島状に配置するようにすれば、これらの要素が極めて細
長い線状になることがないので、ドットゲイン特性が安
定し、色調の安定した印刷物が得られるという効果があ
る。
さらに、この発明の第3の構成によれば、上述の方法を
適用する装置として、2以上の網目版画像の網点構造を
規定する網点パターンであって、それらの網目版画像が
それぞれ同一のスクリーンピッチ及びスクリーン角度を
有するとともに、それぞれの網点記録形状がそれぞれ異
なる所定の方向性を持った線状となるように規定する網
点パターンデータを発生する網点パターンデータ発生手
段を設け、これから読出された網点パターンデータと各
網目版画像に対応する画像信号とに基づいて網点記録信
号を発生する網点信号発生手段を備えるようにしたの
で、第1の構成と同様の機能を有する網目版画像を容易
に作成できるという効果がある。なお、網点パターンデ
ータ発生手段と網点信号発生手段とのかわりに、網点フ
ォントデータ発生手段を用いても同様な効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1A図および第1B図はこの発明の実施例を適用する装置
の構成を示すブロック図、 第2図は実施例における記録フィルム上の網目版画像を
示す概念図、 第3A図ないし第3H図,第4A図ないし第4F図,および第5A
図ないし第5E図はこの発明の第1の構成の実施例におけ
る網点の構成を示す説明図、 第6A図,第6B図,第7図および第9図は実施例における
網点記録形状の変化を示す説明図、 第8A図および第8B図は第6A図の網点に対応する網点パタ
ーンデータの構成を示す概念図、 第10図は実施例の手順を示すフローチャート、 第11A図ないし第11C図はドットゲイン特性を示す図、 第12図は,第14A図および第14B図はこの発明の第1の構
成の変形例における網点記録形状の変化を示す説明図、 第13A図および第13B図は第12図の網点に対応する網点パ
ターンデータの構成を示す概念図、 第15A図ないし第15H図,第16A図ないし第16D図,および
第17A図ないし第17D図はこの発明の第2の構成の実施例
における網点の構成を示す説明図、 第18図はこの発明の第2の構成の変形例における網点記
録形状の変化を示す説明図である。 1……カラースキャナ、9……網変換回路、 93……網点パターンメモリ部、 93ly,931m,931c,931k……網点パターンメモリ、 94……コンパレータ、 Iy1,Im1,IC1,Ik1……網目版画像、 Hy1,Hm1,HC1,Hk1……網点、 P1y1,P1m1,P1C1,P1k1……第1のスクリーンピッチ、 P2y1,P2m1,P2C1,P2k1……第2のスクリーンピッチ、 Ay1,Am1,AC1,Ak1……伸長方向、 Dy,Dm,Dc,Dk……網点パターンデータ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原画像を色分解して得られた複数の色分解
    画像をそれぞれ網目版画像として重ね合わせて記録する
    網目版画像記録方法において、 (a) 前記複数の網目版画像のうちの2以上の網目版
    画像のスクリーンピッチおよびスクリーン角度をそれぞ
    れ互いに同一に設定するとともに、 (b) 前記2以上の網目版画像におけるそれぞれの網
    点要素の網点面積率に応じた記録形状を、互いに異なる
    伸長方向を持った線状とすることを特徴とする網目版画
    像記録方法。
  2. 【請求項2】2以上の網目版画像の、第1、第2および
    第3の網目版画像は、 各網目版画像について互いに共通するスクリーンの網目
    が、平行四辺形の形状を有しており、 前記第1と第2の網目版画像におけるそれぞれの網点記
    録形状の伸長方向を、前記平行四辺形の隣接する2辺に
    それぞれ沿った2つの方向とそれぞれ一致させるととも
    に、 前記第3の網目版画像における網点記録形状の伸長方向
    を、前記平行四辺形の2つの対角方向のうちのいずれか
    一方と一致させる請求項1記載の網目版画像記録方法。
  3. 【請求項3】原画像を色分解して得られた少なくとも3
    色分の複数の色分解画像をそれぞれ網目版画像として重
    ね合わせて記録する網目版画像記録方法において、 (a) 前記複数の網目版画像におけるそれぞれの網点
    要素の網点面積率に応じた記録形状を、互いに異なる伸
    長方向を持った線状とし、 (b) 前記複数の網目版画像のそれぞれにおいて、所
    定の網点面積率の範囲内における前記網点要素が前記伸
    長方向に沿って互いに連結し、これによって等間隔の平
    行線群を形成するとともに、 (c) 前記複数の網目版画像の、第1と第2の網目版
    画像における前記平行線群が互いに交差して作る最小の
    平行四辺形の2本の対角線のうち、長い方の対角線の方
    向を第3の網目版画像における前記伸長方向とし、か
    つ、他方の短い方の対角線の長さと、当該短い方の対角
    線方向に沿って測った第3の網目版画像の平行線群のピ
    ッチとを等しくすることを特徴とする網目版画像記録方
    法。
  4. 【請求項4】各網目版画像は、約25%以下の網点面積率
    において網点要素が互いに分離した島状に配置され、か
    つ、約75%以上の網点面積率において網点要素の存在し
    ない領域としての白抜け要素が互いに分離した島状に配
    置されるように形成される請求項1,2または3記載の網
    目版画像記録方法。
  5. 【請求項5】原画像を色分解して得られた複数の色分解
    画像を複数の網目版画像としてそれぞれ記録する網目版
    画像記録装置であって、 (a) 前記複数の網目版画像のそれぞれの網点の記録
    形状を画素ごとのしきい値データによって規定する複数
    の網点パターンデータを、それぞれ対応する網目版画像
    についての画像データの入力に同期して画素ごとに発生
    する網点パターンデータ発生手段と、 (b) 前記画像データと,前記網点パターンデータ発
    生手段から出力された前記網点パターンデータとを比較
    して、その比較結果に応じた網点記録信号を発生する網
    点信号発生手段とを備え, 前記網点パターンデータ発生手段は、前記複数の網点パ
    ターンデータとして、 (ア)そのうちの2以上の網点パターンデータにそれぞ
    れ対応する2以上の網目版画像のスクリーンピッチおよ
    びスクリーン角度がそれぞれ互いに同一であり、かつ、 (イ)前記2以上の網点パターンデータの空間分布に基
    づいて形成されるそれぞれの網点の網点面積率に応じた
    記録形状が,互いに異なる所定の方向性を持った線状と
    なる網点パターンデータを発生する手段であることを特
    徴とする網目版画像記録装置。
  6. 【請求項6】原画像を色分解して得られた複数の色分解
    画像を複数の網目版画像としてそれぞれ記録する網目版
    画像記録装置であって、 前記複数の網目版画像のそれぞれの網点の記録形状を画
    素ごとの濃度あるいは階調データに応じて規定する複数
    の網点フォントデータを、それぞれ対応する網目版画像
    についての画像データの入力に同期して画素ごとに発生
    する網点フォントデータ発生手段を備え、 前記網点フォントデータ発生手段は、前記複数の網点フ
    ォントデータとして、 (ア)そのうちの2以上の網点フォントデータにそれぞ
    れ対応する2以上の網目版画像のスクリーンピッチおよ
    びスクリーン角度がそれぞれ互いに同一であり、かつ、 (イ)前記2以上の網点フォントデータの空間分布に基
    づいて形成されるそれぞれの網点の網点面積率に応じた
    記録形状が,互いに異なる所定の方向性を持った線状と
    なる網点フォントデータを発生する手段であることを特
    徴とする網目版画像記録装置。
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