JP4198639B2 - 割り込み発生回路 - Google Patents

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Description

本発明は、割り込み発生回路に関し、更に詳しくは、検出対象から入力する周期的な外部信号に基づいて、検出対象が所望の状態となったと推定される時刻で割り込みを発生する割り込み発生回路に関する。
例えば、エンジンのクランクには、所定角度ごとに、周期的にパルスを発生するクランクセンサが取り付けられており、そのクランクセンサからの信号は、エンジンの各種の制御に用いられる。クランクセンサが30度ごとにパルスを発生するときには、クランクセンサによって、0度、30度、60度といった30度の倍数のクランク角を検出することができる。しかし、クランクセンサによって、直接に、15度、45度といった中間のクランク角を検出することはできない。中間のクランク角の検出には、検出対象から入力する外部信号としてクランクセンサからの信号を用い、その信号を用いて現在のクランク角を推定し、クランク角が所望の角度となったと推定される時刻で割り込みを発生する割り込み回路が用いられる。
図3は、上記動作を行う従来の割り込み発生回路の構成を示し、図4は、その動作例をタイミングチャートで示している。外部イベント信号は、一定周期ではないが周期的に立ち上がるパルス信号として構成される。外部イベント信号の最初のパルスは、例えばクランク角30度に対応し、次のパルスはクランク角60度に対応する。この割り込み発生回路200は、現在より1つ前の外部イベント信号の有効エッジ(立ち上がりエッジ又は立ち下がりエッジ)検出から、現在の外部イベント信号の有効エッジ検出までの時間によって、現在の外部イベント信号の有効エッジ検出から、次の外部イベント信号の有効エッジ検出までの時間を推定し、クランク角が所望の位置となったと思われる時刻に、割り込みを発生する。
外部イベント検出部201は、外部イベント信号の有効エッジを検出し、外部イベント検出信号を出力する。外部イベント信号の有効エッジ周期は、エンジンの回転数が高くなるにつれて短くなる。第1サブタイマ202は、クロック信号を入力し、外部イベント検出部201によって外部イベント信号の有効エッジが検出されてから、次の外部イベント信号の有効エッジが検出されるまでの間のクロック信号のパルスをカウントする。
外部イベント検出部201が外部イベント信号の有効エッジを検出した時点での第1サブタイマ202のカウント値は、外部イベント信号の1つ前の有効エッジが検出されてから、現在の有効エッジが検出されるまでの間の時間に相当する。カウント周期生成回路203は、外部イベント検出部201が外部イベント信号の有効エッジを検出した時点での第1サブタイマ202のタイマ値と、あらかじめ設定されている数Nとに基づいて、有効エッジ周期の1/Nの周期を1周期とし、N個のパルスを有する外部イベント分周信号を生成する。
外部イベント分周信号は、第2サブタイマ204とメインタイマ205とによってそれぞれカウントされる。外部イベント分周信号は、1つ前の外部イベント周期の時間幅の1/Nの周期を有するため、第2サブタイマ204及びメインタイマ205が外部イベント分周信号のパルスのカウントを開始してから、N個のパルスをカウントするまでに要する時間は、1つ前の外部イベント周期の時間幅を示している。メインタイマ205のカウント値は、現在の外部イベント周期の時間幅が1つ前の外部イベント周期の時間幅と同じであれば、外部イベント信号のパルスが発生した時点から進んだクランク角の回転角に対応する。例えばメインタイマ205のカウント値がN/2であれば、クランク角は、その時点では、外部イベント信号のパルス発生時点から、15度だけ進んだことになる。
コンペアレジスタ206には、割り込みを発生させたいクランク角に応じた所望の値が格納される。割り込み発生回路200は、メインタイマ205のカウント値と、所望の値がセットされるコンペアレジスタ206の値とが一致すると、その時点で、コンペア割り込みを発生させる。例えばクランク角30度を示す外部イベント信号のパルス発生後に、コンペアレジスタ206に「N/2」が格納されているときには、割り込み発生回路200は、メインタイマ205のカウント値が「N/2」となり、そのカウント値から推定されるクランク角が45度となった時点で、割り込みを発生させる。
現在の外部イベント周期の時間幅が、その1つ前の外部イベント周期の時間幅よりも短いときには、外部イベント検出部201は、メインタイマ205及び第2サブタイマ204のカウント値がMAX値となる前に、次の外部イベント信号の有効エッジを検出する。ここで、外部イベント信号の有効エッジが検出された際に、メインタイマ205を、第2サブタイマ204と同様にクリアすると、メインタイマ205のカウント値と、コンペアレジスタ206に格納された値とを一致させることができず、割り込みを発生させたいクランク角で、割り込みを発生させることができなくなる。このため、メインタイマ205のカウント値は、常に、MAX値までフルカウントすることにより、クリアされるように構成されている。
第2サブタイマ204のカウント値は、外部イベント信号のパルスの有効エッジが検出されると0にクリアされる。このため、メインタイマ205のカウント値がMAX値となる前に外部イベント信号のパルスの有効エッジが検出されたときには、第2サブタイマ204のカウント値と、メインタイマ205のカウント値とが一致しなくなる。この場合、セレクタ207には、Hレベルとなったクロック切替信号が入力され、メインタイマ205には、セレクタ207を介して、割り込み発生回路200内で最も周期が短いパルス信号であるクロック信号を入力する。これにより、メインタイマ205は、カウント値を、高速に進める。
外部イベント信号のパルスの有効エッジが検出された際に、メインタイマ205のカウント値がコンペアレジスタ206に格納された値にまで達していないときには、コンペア割り込みは、まだ発生していない。メインタイマ205がクロック信号をカウントし、そのカウント値を高速に進めている間に、メインタイマ205のカウント値と、コンペアレジスタ206に格納された値とが一致すると、その時点で、コンペア割り込みが発生する。メインタイマ205は、カウント値をMAX値までフルカウントして、カウント値をクリアする。
メインタイマ205がクロック信号をカウントしている間も、第2サブタイマ204は、カウント周期生成回路203が生成する外部イベント分周信号をカウントしている。メインタイマ205のカウント値と、第2サブタイマ204のカウント値とが一致すると、クロック切替信号はLレベルとなり、メインタイマ205は、再び、カウント周期生成回路203が出力する外部イベント分周信号をカウントする。以上のような、カウンタとコンペアレジスタを用いる技術は、例えば非特許文献1等に記載されている。
SH−2E SH7058F−ZTAT ハードウェアマニュアル(DocNo.RJJ09B0019−0200H) 11-172〜11−179(pp.378〜pp.385)
従来の技術では、上記のように、メインタイマ205のカウント値がMAX値となる前に次の外部イベント信号のパルスの有効エッジが検出される場合には、メインタイマ205が、周期が短いクロック信号をカウントすることでカウント値を高速に進め、第2サブタイマ204のカウント値に追いつくまでに要する時間、及び、メインタイマ205のカウント値がコンペアレジスタ206に格納された値と一致して、コンペア割り込みが発生するまでの時間は、外部イベント信号の有効エッジ検出時のメインタイマ205の値に依存する。このため、例えばコンペアレジスタ206に格納される値がメインタイマ205のカウント値のMAX値付近に設定される場合には、実際にクランク角が検出したい回転角となった時刻から、コンペア割り込みが発生するまでの時間は不定となり、この時間差を最小として、精度の高いクランク角検出を行うことはできない。
本発明は、検出対象から入力する周期的な外部信号に基づいて、検出対象が所望の状態となったと推定される時刻で割り込みを発生する割り込み発生回路であって、実際に検出対象が所望の状態となった時刻から、割り込みを発生する時刻までの時間差を短縮できる割り込み発生回路を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の割り込み発生回路は、検出対象から周期的な外部信号を入力し、該外部信号の有効エッジを検出してエッジ検出信号を発生するエッジ検出部と、パルス信号をカウントし、前記エッジ検出信号が発生するとカウント値をクリアするメインタイマと、前記メインタイマのカウント値と、所望の値を格納するコンペアレジスタの格納値とを比較し、該比較結果に基づいて割り込みを発生するか否かを判定する割り込み判定回路とを備え、前記割り込み判定回路は、前記エッジ検出信号が発生した際に、前記メインタイマのカウント値が、前記コンペアレジスタに格納された値よりも小さいときには、前記エッジ検出信号が発生したタイミングで割り込みを発生することを特徴とする。
外部信号は、例えば所定角度回転するごとにパルスを発生するセンサからの信号として構成される。コンペアレジスタに格納される値は、例えば検出したい回転角に対応する値に制御される。本発明の割り込み発生回路では、割り込み判定回路は、メインタイマのカウント値が、コンペアレジスタに格納された値よりも小さいときに、エッジ検出部が次のエッジ検出信号を発生すると、そのタイミングで割り込みを発生する。エッジ検出部がエッジ検出信号を発生した際に、メインタイマのカウント値が、コンペアレジスタに格納された値よりも小さいということは、実際には、割り込みを発生させたい時点を既に過ぎていることを意味している。本発明の割り込み発生回路では、その場合でも、エッジ検出信号の発生タイミングで、割り込みを発生させることができるため、実際に検出対象が所望の状態となった時刻から、割り込みを発生する時刻までの時間を短縮することができる。
本発明の割り込み発生回路では、前記割り込み判定回路は、前記メインタイマのカウント値が、前記コンペアレジスタに格納された値よりも小さいときに活性化され、且つ、前記メインタイマのカウント値が、前記コンペアレジスタに格納された値以上のときに非活性となるコンペアイネーブル信号が活性化状態のときに、前記メインタイマのカウント値が、前記コンペアレジスタに格納された値以上に移行すると割り込みを発生する構成を採用できる。この場合、パルス信号をカウントすることにより、メインタイマのカウント値がコンペレジスタに格納された値以上となるタイミングで、割り込みを発生させることができる。
本発明の割り込み発生回路は、前記エッジ検出信号が発生してから次のエッジ検出信号が発生するまでの時間間隔を測定するサブタイマと、前記パルス信号を生成するカウント信号生成回路であって、前記エッジ検出信号が発生すると、前記サブタイマによって測定された有効エッジ間の時間間隔と、分周比1/N(N:2以上の整数)とに基づいて、前記パルス信号の周期を設定するカウント信号生成回路とを更に備えることが好ましい。この場合、割り込み発生回路が割り込みを発生するタイミングと、割り込みを発生させたいタイミングとを近づけることができる。
本発明の割り込み発生回路では、前記分周比1/Nを、前記サブタイマで測定された有効エッジ間の時間間隔に応じて設定することができる。
Nが一定であれば、有効エッジ間の時間間隔が長いほど、メインタイマがカウントするパルス信号の周期は長くなり、有効エッジ間の時間間隔が短いほど、メインタイマがカウントするパルス信号の時間間隔は短くなる。例えば、有効エッジ間の時間間隔が長いときには、Nを大きな値に設定して、メインタイマのカウントするパルス信号の周期が長くなり過ぎないようにでき、また、これとは逆に、有効エッジ間の時間間隔が短いときには、Nを小さな値に設定して、メインタイマのカウントするパルス信号の周期が短くなり過ぎないようにすることができる。
本発明の割り込み発生回路では、割り込み判定回路は、エッジ検出信号が発生した際に、メインタイマのカウント値が、コンペアレジスタに格納された値よりも小さいときには、エッジ検出信号が発生したタイミングで割り込みを発生する。このため、実際に検出対象が所望の状態となった時刻から、割り込みを発生する時刻までの時間差を短くすることができる。
以下、図面を参照し、本発明の実施形態例に基づいて、本発明を更に詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態例の割り込み発生回路の構成を示している。この割り込み発生回路100は、外部イベント検出部101、サブタイマ102、カウント周期生成回路103、メインタイマ104、コンペアレジスタ105、及び、割り込み判定回路106を備える。割り込み発生回路100は、例えば所定距離を移動するごとに、或いは、所定角度だけ回転するごとにパルスを発生するセンサから外部イベント信号を入力して、パルス発生時点から、所望の距離だけ移動したと思われる時点、或いは、所望の回転角だけ回転したと思われる時点で割り込みを発生する。
図2は、図1に示す割り込み発生回路の各部の動作をタイミングチャートで示している。以下、図1及び図2を参照して、割り込み発生回路100が、クランク角が30度進むごとにパルスを発生するクランクセンサからの信号を外部イベント信号として入力し、クランク角が所望の角度となったと思われるタイミングで割り込みを発生される例について、割り込み発生回路100の動作について詳細に説明する。
図2において、外部イベント信号の最初のパルスP1は、例えばクランク角30度に対応し、次のパルスP2はクランク角60度に対応する。外部イベント検出部101は、外部イベント信号のパルスの有効エッジ(同図の例では立ち下がりエッジ)を検出する。外部イベント信号の有効エッジから次の外部イベント信号の有効エッジまでの間の期間をそれぞれ外部イベント周期T1、T2、T3、・・とする。クランク角の回転角は、外部イベント周期T1では30度から60度まで進み、外部イベント周期T2では、60度から90度まで進み、外部イベント周期T3では、90度から120度まで進む。
サブタイマ102は、外部イベント検出部101によって、外部イベント信号の有効エッジが検出されてから、次の外部イベント信号の有効エッジが検出されるまで、クロック信号をカウントする。外部イベント信号の有効エッジが検出された際のサブタイマ102のカウント値(タイマ値)は、外部イベント周期の時間幅を示す。
カウント周期生成回路103は、外部イベント検出部101が外部イベント信号の有効エッジを検出すると、その時点でのサブタイマ102のタイマ値と、あらかじめ設定されている分周比1/Nとに基づいて、入力するクロック信号から、有効エッジ周期の1/Nの周期を1周期とし、N個のパルスを有する外部イベント分周信号を生成する。カウント周期生成回路103は、例えば、外部イベント周期T1では、外部イベント信号のパルスP1が発生するまでの外部イベント周期の時間幅を1/8倍した周期の外部イベント分周信号を生成する。
メインタイマ104は、外部イベント検出部101が有効エッジを検出するとカウント値をクリアし、カウント周期生成回路103が生成した外部イベント分周信号のカウントを開始する。メインタイマ104のカウント値は、外部イベント周期の間に進むクランク角30度に対する分解能を示す。メインタイマ104がカウントする外部イベント分周信号の周期は、1つ前の外部イベント周期の時間幅を1/8倍した周期であるため、メインタイマ104のカウント値は、1つ前の外部イベント周期に基づいて推定されたクランク角の進みに対応する。メインタイマ104のカウント値が「4」のときには、クランク角は、外部イベント信号のパルス発生時点から、15度(30×(4/8)度)進んだと推定できる。
コンペアレジスタ105には、割り込みを発生させたいクランク角に対応する値が格納される。コンペアイネーブル信号は、メインタイマ104のカウント値が、コンペアレジスタ105に格納された値よりも小さいときにHレベルとなり、メインタイマ104のカウント値が、コンペアレジスタ105に格納された値よりも以上のときにLレベルとなるように制御される。
割り込み判定回路106は、コンペアイネーブル信号がHレベルのとき、メインタイマ104のカウント値と、コンペアレジスタ105に格納された値とを比較し、カウントアップされたメインタイマ104のカウント値が、コンペアレジスタ105に格納された値以上となると、割り込みを発生する。また、コンペアイネーブル信号は、外部イベント検出部101が外部イベント信号の次の有効エッジを検出すると、信号レベルが強制的にHレベルとなるように制御される。
外部イベント周期T1では、はじめ、メインタイマ104のカウント値は、コンペアレジスタ105に格納された値よりも小さいため、コンペアイネーブル信号はHレベルである。外部イベント分周信号の3つ目のパルスが出力された後に、コンペアレジスタ105に格納された値が変更されると、メインタイマ104のカウント値が、コンペアレジスタ105に格納された変更後の値よりも大きくなり、コンペイネーブル信号は、Lレベルとなる。このため、外部イベント周期T1では、上記した割り込み発生の要件を満たす時点は存在せず、割り込み判定回路106は、何れの時点においても割り込みを発生しない。
外部イベント検出部101が、クランク角が60度まで進んだことを示す、外部イベント信号の次のパルスP2の有効エッジを検出すると、メインタイマ104は、カウント値をクリアし、コンペアイネーブル信号は、LレベルからHレベルに変化する。また、カウント周期生成回路103は、その時点でのサブタイマ102のカウント値と、分周数1/Nとに基づいて、外部イベント周期T1の時間幅の1/8の周期を有する外部イベント分周信号を生成する。
外部イベント周期T1では、その周期終了時のメインタイマ104のカウント値が、MAX値まで到達していないが、これは、外部イベント周期T1の時間幅は、その1つ前の周期の時間幅よりも狭いこと、つまり、クランク角が30度から60度まで回転するのに要した時間が、0度から30度まで回転するのに要した時間に比して短いことを意味している。このため、カウント周期生成回路103が、外部イベント周期T2で生成する外部イベント分周信号の周期は、外部イベント周期T1において生成した外部イベント分周信号の周期に比して短い。
外部イベント周期T2では、クランク角が(60+5)度付近となったと思われるタイミングと、クランク角が(60+28)度付近となった思われるタイミングとで、割り込みを発生させたい。図2の例では、コンペアレジスタ105には、外部イベント周期T1において、クランク角5度付近に対応する値が既に格納されている。外部イベント周期T2では、メインタイマ104が外部イベント分周信号の3つ目のパルスによってカウント値をカウントアップすると、メインタイマ104のカウント値が、コンペアレジスタ105に格納された値を超える。このとき、コンペアイネーブル信号は、Hレベルであり、割り込み判定回路106は、メインタイマ104がカウントアップしたタイミングで、割り込みを発生する。
割り込み判定回路106が割り込みを発生すると、メインタイマ104のカウント値がコンペアレジスタ105に格納された値よりも大きくなることから、コンペアイネーブル信号は、Lレベルに変化する。これにより、メインタイマ104が外部イベント分周信号の4つ目のパルスによってカウントアップしても、割り込み判定回路106は、割り込みを発生しない。割り込み発生後、コンペアレジスタ105に格納される値は、外部イベント分周信号の5つ目のパルスの出力後に、次に割り込みを発生させたいクランク角28度付近に対応する値で更新される。コンペアレジスタ105に格納される値が更新されることで、メインタイマ104のカウント値が、コンペアレジスタ105に格納された値よりも小さくなって、コンペアイネーブル信号は、Hレベルとなる。
図2では、メインタイマ104のカウント値が、コンペアレジスタ105に格納された値まで到達する前に、また、MAX値に到達する前に、コンペアイネーブル信号がHレベルの状態で、外部イベント検出部101が、外部イベント信号の3つの目のパルスP3の有効エッジを検出する。これは、外部イベント周期T2において、メインタイマ104のカウント値に基づいて推定されるクランク角は、まだ、割り込みを発生させたいクランク角には到達していないものの、実際には、クランク角は、その割り込みを発生させたいクランク角を既に過ぎて、90度まで到達していることを意味している。
外部イベント周期T2では、メインタイマ104のカウント値がMAX値までカウントされたならば、割り込みが発生するクランク角が存在する。そこで、割り込み判定回路106は、外部イベント検出部101が外部イベント信号の有効エッジを検出した際に、コンペイネーブル信号がHレベルであれば、メインタイマ104のカウント値が、コンペアレジスタ105に格納された値よりも小さい場合であっても、その時点で、割り込みを発生する。
一方、外部イベント周期T1においても、外部イベント周期T2と同様に、メインタイマ104のカウント値がMAX値に到達する前に、次の外部イベント信号のパルスP2が発生している。しかし、このときには、コンペアレジスタ105に格納されている値は、メインタイマ104のカウント値よりも小さく、コンペアイネーブル信号はLレベルである。これは、メインタイマ104のカウント値をMAX値までカウントされたとしても、割り込みが発生するクランク角は存在しないことを意味している。従って、割り込み判定回路106は、コンペアイネーブル信号がLレベルのときには、外部イベント検出部101が外部イベント信号のパルスP2の有効エッジを検出した時点で、割り込みを発生しない。
外部イベント周期T3では、メインタイマ104は、外部イベント信号の3つ目のパルスP3の有効エッジが検出された時点でカウント値をクリアし、外部イベント分周信号をカウントする。図2の例では、外部イベント周期T3では、割り込みを発生させたいクランク角は存在しない。また、外部イベント周期T3の時間幅は、外部イベント周期T2の時間幅に比して広いため、メインタイマ104は、カウント周期生成回路103が出力する外部イベント分周信号のN個のパルスすべてをカウントした状態で、つまり、MAX値で、外部イベント信号の次のパルスP4の有効エッジが検出されるのを待つ。コンペアレジスタ105に格納される値は、外部イベント周期T3において、クランク角4度付近に対応する値で更新される。外部イベント周期T4では、割り込み判定回路106は、メインタイマ104のカウント値がコンペアレジスタ105に格納された値以上の値となると、割り込みを発生する。
本実施形態例では、コンペアイネーブル信号がHレベルのときに、外部イベント信号のパルスの有効エッジが検出されると、割り込み判定回路106は、メインタイマ104のカウント値が、コンペアレジスタ105に格納された値以上の値となっていなくても、その時点で、割り込みを発生する。この場合、実際には、外部イベント信号の有効エッジが検出された時点では、クランク角は割り込みを発生させたい回転角を既に過ぎている。本実施形態例では、上記の場合、外部イベント信号の有効エッジが検出された時点で、割り込みを発生させるため、実際にクランク角が割り込みを発生させたい回転角となった時刻から、割り込みが発生する時刻までの時間差を最小化できる。
なお、カウント周期生成回路103の分周比1/Nは、1つ前の外部イベント周期の時間幅に応じて可変とし、メインタイマ104が外部イベント分周信号の1パルスをカウントするときのカウント値の変化をNに連動して変化させることもできる。例えば1つ前の外部イベント周期の時間幅が広いときには、Nを大きくして、外部イベント分周期間に出力されるパルス数を増やすことができる。また、逆に、1つ前の外部イベント周期の時間幅が狭いときには、Nを小さくして、外部イベント分周期間に出力されるパルス数を減らすこともできる。
また、上記実施形態例では、メインタイマ104は、1つ前の外部イベント周期の時間幅に応じた周期のパルス信号をカウントする例について示したが、これには限定されない。例えば、メインタイマ104がカウントする信号の周期を、複数の外部イベント周期の時間幅の平均値に応じた周期に設定することもできる。
以上、本発明をその好適な実施形態例に基づいて説明したが、本発明の割り込み発生回路は、上記実施形態例にのみ限定されるものではなく、上記実施形態例の構成から種々の修正及び変更を施したものも、本発明の範囲に含まれる。
本発明の一実施形態例の割り込み発生回路の構成を示すブロック図。 割り込み発生回路の各部の様子を示すタイミングチャート。 従来の割り込み発生回路の構成を示すブロック図。 従来の割り込み発生回路の各部の様子を示すタイミングチャート。
符号の説明
100:割り込み発生回路
101:外部イベント検出部
102:サブタイマ
103:カウント周期生成回路
104:メインタイマ
105:コンペアレジスタ
106:割り込み判定回路

Claims (4)

  1. 検出対象から周期的な外部信号を入力し、該外部信号の有効エッジを検出してエッジ検出信号を発生するエッジ検出部と、
    パルス信号をカウントし、前記エッジ検出信号が発生するとカウント値をクリアするメインタイマと、
    前記メインタイマのカウント値と、所望の値を格納するコンペアレジスタの格納値とを比較し、該比較結果に基づいて割り込みを発生するか否かを判定する割り込み判定回路とを備え、
    前記割り込み判定回路は、前記エッジ検出信号が発生した際に、前記メインタイマのカウント値が、前記コンペアレジスタに格納された値よりも小さいときには、前記エッジ検出信号が発生したタイミングで割り込みを発生することを特徴とする割り込み発生回路。
  2. 前記割り込み判定回路は、前記メインタイマのカウント値が、前記コンペアレジスタに格納された値よりも小さいときに活性化され、且つ、前記メインタイマのカウント値が、前記コンペアレジスタに格納された値以上のときに非活性となるコンペアイネーブル信号が活性化状態のときに、前記メインタイマのカウント値が、前記コンペアレジスタに格納された値以上に移行すると割り込みを発生する、請求項1に記載の割り込み発生回路。
  3. 前記エッジ検出信号が発生してから次のエッジ検出信号が発生するまでの時間間隔を測定するサブタイマと、
    前記パルス信号を生成するカウント信号生成回路であって、前記エッジ検出信号が発生すると、前記サブタイマによって測定された有効エッジ間の時間間隔と、分周比1/N(N:2以上の整数)とに基づいて、前記パルス信号の周期を設定するカウント信号生成回路とを更に備える、請求項1又は2に記載の割り込み発生回路。
  4. 前記分周比1/Nが、前記サブタイマで測定された有効エッジ間の時間間隔に応じて設定される、請求項3に記載の割り込み発生回路。
JP2004157731A 2004-05-27 2004-05-27 割り込み発生回路 Expired - Fee Related JP4198639B2 (ja)

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