JP2009055526A - リモートコントロール信号受信回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】消費電力を抑制する。
【解決手段】リモートコントロール信号受信回路は、パルス状に変化するリモートコントロール信号のパルス間隔をカウントするパルス間隔カウント回路と、パルス間隔カウント回路のカウント結果に基づいて、リモートコントロール信号によって示されるデータを取得するデータ取得回路と、パルス間隔カウント回路のカウント結果と、データ取得回路のデータ取得結果とに基づいて、リモートコントロール信号に所定フォーマットの信号が含まれる場合に、所定フォーマットの信号の発生を知らせる割り込み信号を出力する割り込み信号出力回路と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、リモートコントロール信号受信回路に関する。
テレビやオーディオ機器等の様々な電子機器の動作を離れた場所から制御するために、リモートコントロール信号(リモコン信号)による制御が用いられている。例えば、電子機器を制御するための送信機において、赤外線の点灯/消灯が繰り返されることにより、パルス状に変化するリモコン信号が出力される。そして、電子機器に組み込まれた受信機において、送信機から出力されるリモコン信号が受信され、リモコン信号におけるパルスのパターンに応じて電子機器が制御されることとなる。
図14は、リモコン信号の一例を示す図である。図14に示すように、リモコン信号は、例えば、ガイドパルス及びデータパルスを含んで構成されている。ガイドパルスは、制御データの開始を示すものであり、データパルスは、例えば32ビットのビット列(0または1)により構成される制御データを示すものである。この制御データは、例えば、送信機で押されたボタンが何であるかを示すものである。さらに、送信機でボタンが押し続けられている場合等に、制御データの繰り返しを示すリピートパルスが生成されることがある。例えば、音量の上昇を指示するボタンが押し続けられている間、リピートパルスを出力し、音量を上昇させ続けることができる。
このようなリモコン信号を受信する受信機では、例えば、リモコン信号におけるパルスの間隔(例えば立ち上がりエッジの間隔)によって、ガイドパルスやデータパルス、リピートパルス等の判定が行われる。そして、例えば、制御データの取得が完了したタイミングや、リピートパルスを検出したタイミング等において、リモコン信号に応じた制御をCPU等に行わせるための割り込み信号が受信機から出力される(例えば、特許文献1)。
特開2001−177885号公報
ところで、リモコン信号の受信機では、外来ノイズ等の影響によって、リモコン信号が誤検出されることがある。このような誤検出によって割り込み信号が出力されてしまうと、CPU等において割り込み処理が実行される。この場合、CPU等でのソフトウェア処理において、受信機での検出が誤検出であるかどうかの判定がなされることとなる。そのため、誤検出が発生するとCPU等の処理回路におけるソフトウェア処理の負荷が増加することとなり、消費電力の増大を招くこととなる。
本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、消費電力を抑制可能なリモートコントロール信号受信回路を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明のリモートコントロール信号受信回路は、パルス状に変化するリモートコントロール信号のパルス間隔をカウントするパルス間隔カウント回路と、前記パルス間隔カウント回路のカウント結果に基づいて、前記リモートコントロール信号によって示されるデータを取得するデータ取得回路と、前記パルス間隔カウント回路のカウント結果と、前記データ取得回路のデータ取得結果とに基づいて、前記リモートコントロール信号に所定フォーマットの信号が含まれる場合に、前記所定フォーマットの信号の発生を知らせる割り込み信号を出力する割り込み信号出力回路とを備えることとする。
消費電力を抑制可能なリモートコントロール信号受信回路を提供することができる。
図1は、本発明の一実施形態であるリモートコントロール信号受信回路の構成を示す図である。リモートコントロール信号受信回路(リモコン信号受信回路)10は、電子機器の動作を決定するための赤外線等によるリモートコントロール信号(リモコン信号)を受信し、リモコン信号によって示されるデータの取得や、電子機器を制御するCPU(Central Processing Unit)15等の処理回路に対する割り込み信号の出力等を行う。
図2は、本実施形態におけるリモコン信号(DATAIN)のフォーマットを示す図である。リモコン信号は、ガイドパルス(開始パルス)及びデータパルスを含んで構成されている。ガイドパルスは、データの開始を示す信号であり、データパルスは、電子機器を制御するためのデータを示すパルスである。本実施形態では、これらのパルスの立ち上がりエッジの間隔によって、パルスの種類の判定や、データが0であるか1であるかの判定が行われる。また、リモコン信号には、リピートパルスが含まれる場合がある。リピートパルスは、データパルスによって示されるデータの繰り返しを示す信号である。例えば、リモコン信号の送信機で音量を上昇させるボタンが押し続けられている間、音量の上昇を指示するデータを示すデータパルスの後に、リピートパルスが繰り返し出力されることとなる。なお、本実施形態においては、リピートパルスはガイドパルスと同じフォーマットであり、リピートパルスの後にデータパルスは発生しないこととする。
リモコン信号受信回路10は、エッジ検出回路20、エッジカウンタ22、ガイドパルス判定分周設定レジスタ24、データパルス判定分周設定レジスタ26、セレクタ27、分周カウンタ28、判定カウンタ30、ガイドパルス判定値レジスタ32、データパルス判定値レジスタ34、判定回路36、データレジスタ38、リピート検出回路40、状態レジスタ42、割込レジスタ44、割込マスクレジスタ46、及びタイマ回路48を含んで構成されている。また、判定回路36は、図3に示すように、データ取得回路60、期間判定回路62、及びデータ終了割り込み信号出力回路64を含んで構成されている。なお、判定回路36及びリピート検出回路40は、例えば、後述する信号を生成可能に構成されたロジック回路により実現することができる。
エッジ検出回路20は、送信機から送信されてくるリモコン信号(DATAIN)の立ち上がりエッジを検出し、エッジの検出時にパルス状に変化する信号(EDGE)を出力する。エッジカウンタ22は、エッジ検出回路20から出力される信号(EDGE)の立ち上がりエッジに応じてカウントアップする例えば4ビットのカウンタである。
図4は、エッジ検出回路20及びエッジカウンタ22の動作の一例を示すタイミングチャートである。図4に示すように、リモコン信号(DATAIN)の立ち上がりエッジごとに、信号(EDGE)にパルスが発生し、信号(EDGE)のパルスに応じてエッジカウンタ22がカウントアップしている。なお、本実施形態では、ガイドパルスまたはリピートパルスが発生する期間をガイドフェーズ、データパルスが発生する期間をデータフェーズとし、ガイドフェーズの場合に信号(PHASE)が“1”(Hレベル)、データフェーズの場合に信号(PHASE)が“0”(Lレベル)であることとする。
ガイドパルス判定分周設定レジスタ24には、ガイドパルスを判定する際の判定カウンタ30の分周の設定値が格納される。データパルス判定分周設定レジスタ26には、データパルスを判定する際の判定カウンタ30の分周の設定値が格納される。セレクタ27は、判定回路36から出力される信号(PHASE)が“1”の場合に、ガイドパルス判定分周設定レジスタ24に格納された設定値を出力し、信号(PHASE)が“0”の場合に、データパルス判定分周設定レジスタ26に格納された設定値を出力する。分周カウンタ28は、セレクタ27から出力される設定値に応じて、カウント値をサイクリックに変化させる例えば6ビットのカウンタである。判定カウンタ30(パルス間隔カウント回路)は、分周カウンタ28のカウント値が一巡するごとにカウントアップする例えば4ビットのカウンタである。
図5〜7は、分周カウンタ28及び判定カウンタ30の動作の一例を示すタイミングチャートである。本実施形態では、ガイドパルス判定分周設定レジスタ24には“16”が設定され、データパルス判定分周設定レジスタ26には“8”が設定されていることとする。図5に示すように、信号(PHASE)が“1”の場合、セレクタ27からはガイドパルス判定分周設定レジスタ24に格納された設定値“16”が出力され、分周カウンタ28は、カウント値を“0”から“15”までサイクリックに変化させる。したがって、判定カウンタ30のカウント値は、分周カウンタ28の16カウントごとにカウントアップされていくこととなる。また、図6に示すように、信号(PHASE)が“0”の場合、セレクタ27からはデータパルス判定分周設定レジスタ26に格納された設定値“8”が出力され、分周カウンタ28は、カウント値を“0”から“7”までサイクリックに変化させる。したがって、判定カウンタ30のカウント値は、分周カウンタ28の8カウントごとにカウントアップされていくこととなる。また、図7に示すように、信号(PHASE)が変化した際には、分周カウンタ28及び判定カウンタ30のカウント値は一旦クリアされ、再度カウントを開始することとなる。
ガイドパルス判定値レジスタ32には、ガイドパルスを判定する際の判定カウンタ30のカウント値が設定される。データパルス判定値レジスタ34には、データパルスを判定する際の判定カウンタ30のカウント値が設定される。判定回路36は、エッジカウンタ22のカウント値や判定カウンタ30のカウント値等に基づいて各種の判定を行う回路である。データレジスタ38は、リモコン信号のデータパルスによって示されるデータが順次格納される記憶回路であり、例えばシフトレジスタにより構成される。
図8及び図9は、ガイドパルスの判定及びデータパルスの判定の一例を示すタイミングチャートである。本実施形態では、ガイドパルス判定値レジスタ32には“3〜5”が設定され、データパルス判定値レジスタ34にはデータ“0”の判定値として“2〜3”が設定され、データ“1”の判定値として“5〜6”が設定されていることとする。図8に示すように、信号(PHASE)が“1”であるガイドフェーズにおいて、リモコン信号(DATAIN)に発生するパルスが発生すると、判定カウンタ30がカウントを開始する。そして、判定カウンタ30のカウント値が“4”のときに、リモコン信号(DATAIN)に次のパルスが発生しており、“5〜6”の範囲内であるため、判定回路36(期間判定回路62)は、ガイドパルスであると判定し、信号(PHASE)を“0”に変化させる。また、図9に示すように、信号(PHASE)が“0”であるデータフェーズにおいて、判定カウンタ30は、リモコン信号(DATAIN)のパルス間隔(立ち上がりエッジの間隔)をカウントする。そして、判定回路36(データ取得回路60)は、判定カウンタ30のカウント値が“2〜3”の範囲内であれば、データが“0”であると判定し、データレジスタ38に“0”を格納する。また、判定回路36(データ取得回路60)は、判定カウンタ30のカウント値が“5〜6”の間であれば、データが“1”であると判定し、データレジスタ38に“1”を格納する。さらに、判定回路36(データ取得回路60)は、データパルスによって示されるデータを取得するごとに、取得したデータの数を示すカウント値(CNT)をカウントアップする。そして、判定回路36(期間判定回路62)は、判定カウンタ30のカウント値が“データパルスの判定値”を超えると、データフェーズが終了したと判定し、信号(PHASE)を“1”に変化させる。
リピート検出回路40(割り込み信号出力回路)は、リモコン信号にリピートパルスが発生したことを検出すると、割込み信号(REPEAT_INT)を出力する回路である。状態レジスタ42には、データのカウント値(CNT)やデータの受信完了を示す信号(HOLD)が格納される。割込レジスタ44には、CPU15に対する各種の割り込み信号が格納される。割込マスクレジスタ46(マスク回路)は、割込レジスタ44に格納された割り込み信号のCPU15への出力をマスクするためのデータが格納される。タイマ回路48(タイマ割り込み信号出力回路)は、所定時間をカウントした後に割り込み信号(TIMER_INT)を出力する回路である。本実施形態において、割込レジスタ44に格納される割り込み信号は、データの受信完了時に出力される割り込み信号(END)、リピートパルスの検出時に出力される割り込み信号(REPEAT_INT)、タイマ回路48におけるカウントが所定時間に達した際に出力される割り込み信号(TIMER_INT)である。そして、割込マスクレジスタ46に格納されるデータを変更することにより、割込レジスタ44に格納されてもCPU15に対する割り込みが発生しないようにマスクする割り込み信号を選択することができる。
図10は、リピート検出回路40から割り込み信号(REPEAT_INT)が出力される動作の一例を示すタイミングチャートである。図10は、データパルスの後にリピートパルスが発生した場合を示している。信号(PHASE)が“1”の状態において、判定カウンタ30のカウント値が“3〜5”の範囲となるパルスが発生すると、判定回路36(期間判定回路62)は、ガイドフェーズの終了を検出し、信号(PHASE)を“0”に変化させる。リピート検出回路40は、信号(PHASE)が“0”に変化したことにより、データフェーズの検出を示すデータフェーズ検出信号にパルスを発生させる。データフェーズ検出信号にパルスが発生した際に、データのカウント値(CNT)が“0”であれば、リピート検出回路40は、リピートパルスの検出期間を示すリピート検出範囲信号を“1”(Hレベル)に変化させる。そして、データフェーズにおいて、判定カウンタ30のカウント値が“7”を超えると、判定回路36(期間判定回路62)によって信号(PHASE)が“1”に変化させられるとともに、判定回路36(データ終了割り込み信号出力回路64)によって信号(HOLD)が“1”(Hレベル)に変化させられる。そして、信号(HOLD)が“1”となった際にリピート検出範囲信号が“1”であれば、リピート検出回路40は、リピート検出開始信号を“1”(Hレベル)に変化させる。また、リピート検出範囲信号は、リピート検出開始信号が“1”となった後に“0”(Lレベル)にクリアされる。その後、判定回路36(データ終了割り込み信号出力回路64)が割り込み信号(END)を“1”に変化させた際にリピート検出開始信号が“1”であれば、リピート検出回路40は、割り込み信号(REPEAT_INT)を“1”(Hレベル)に変化させる。また、リピート検出開始信号は、割り込み信号(REPEAT_INT)が“1”となった後に“0”(Lレベル)にクリアされる。なお、リピート検出範囲信号が“1”の間に、データのカウント値(CNT)がカウントアップされた場合、リピート検出回路40は、リピート検出範囲信号を“0”(Lレベル)に変化させる。この場合、リピート検出開始信号が“1”に変化しないため、リピートパルスの検出を示す割り込み信号(REPEAT_INT)も発生しないこととなる。
次に、リモコン信号受信回路10及びCPU15の連携動作について説明する。図11は、リモコン信号受信回路10の動作の一例を示すタイミングチャートである。また、図12は、タイマ割り込みを用いない場合におけるCPU15の動作の一例を示すタイミングチャートである。さらに、図13は、タイマ割り込みを用いる場合におけるCPU15の動作の一例を示すタイミングチャートである。
まず、タイマ割り込みを用いない場合の動作について、図11のタイミングチャート及び図12のフローチャートを参照して説明する。CPU15は、リモコン信号によるデータの受信処理を開始する(S10)。なお、受信処理を開始した状態は、消費電流を削減可能な待機モードとしてもよい。そして、リモコン信号受信回路10において、時刻T1にガイドパルスの受信が開始され、時刻T2にデータパルスの受信が開始される。そして、時刻T3に例えば32ビットのデータを示すデータパルスの受信が完了し、時刻T4に判定カウンタ30のカウント値が“データパルスの判定値”を超えると、信号(PHASE)が“1”に変化するとともに、信号(HOLD)が“1”に変化する。
信号(HOLD)が“1”に変化したことを受けて、時刻T5に割り込み信号(END)が“1”に変化する。ここで、割込マスクレジスタ46によるマスクは行われていないこととすると、割り込み信号(END)が“1”に変化したことによって、CPU15は、データの受信終了を示す割り込みを検知する(S12)。そして、CPU15は、データレジスタ38に格納された受信データを確認し(S14)、受信データに応じた処理を行う。そして、CPU15は、状態レジスタ42に格納されている信号(HOLD)を“0”にクリアし(S16)、割込レジスタ44に格納されている割り込み信号(END)を“0”にクリアする(S18)。さらに、CPU15は、割り込み信号(REPEAT_INT)以外による割り込みをマスクするためのデータを割込マスクレジスタ46に書き込む(S20)。そして、CPU15は、リピートパルスの受信処理を開始する(S22)。なお、リピートパルスの受信処理を開始した状態についても、消費電流を削減可能な待機状態とすることができる。
その後、時刻T7にパルスが発生し、時刻T8に次のパルスが発生すると、時刻T7から時刻T8の間の判定カウンタ30のカウント値によって、ガイドフェーズの終了が判定され、信号(PHASE)が“0”に変化するとともに、データフェーズ検出信号にパルスが発生する。そして、データフェーズ検出信号のパルスを受けて、時刻T9に、リピート検出範囲信号が“1”となる。
そして、時刻T10に、データフェーズにおいて判定カウンタ30のカウント値が“データパルスの判定値”を超えると、信号(PHASE)が“1”に変化するとともに、信号(HOLD)が“1”に変化する。このとき、リピート検出範囲信号が“1”であり、データのカウント値(CNT)が“0”であるため、リピート検出開始信号が“1”となる。続いて、時刻T11に、リピート検出範囲信号が“0”となり、時刻T12に、割り込み信号(END)が“1”となる。このとき、リピート検出開始信号が“1”であるため、割り込み信号(REPEAT_INT)が“1”となる。
これにより、CPU15は、割り込み信号(REPEAT_INT)による割り込みを検知し(S24)、リピートパルスが発生したと判定し(S26)、受信データに応じた繰り返し処理を実行する。なお、データパルスの発生後に、ノイズの影響によってパルスが誤検出された場合、誤検出されたパルスによってデータのカウント値(CNT)がカウントアップされていれば、割り込み信号(END)が“1”となっても割り込み信号(REPEAT_INT)は“1”とならない。そして、割込マスクレジスタ46によって割り込み信号(REPEAT_INT)以外による割り込みはマスクされているため、割り込み信号(END)が“1”になったとしてもCPU15への割り込みは発生せず、ノイズによる無駄な割り込み処理が実行されることがない。
次に、タイマ割り込みを用いる場合の動作について、図11のタイミングチャート及び図13のフローチャートを参照して説明する。CPU15の処理S40〜S48は、図12における処理S10〜S18と同様である。そして、CPU15は、割り込み信号(TIMER_INT)以外による割り込みをマスクするためのデータを割込マスクレジスタ46に書き込み(S50)、リピートパルスの受信処理を開始する(S52)。
一方、リモコン信号受信回路10においては、時刻T6に信号(END)がクリアされた後に、タイマ回路48がタイマのカウントを開始する。その後、時刻T12に割り込み信号(END)及び割り込み信号(REPEAT_INT)が“1”となるが、割込マスクレジスタ46によって割り込み信号(TIMER_INT)以外による割り込みはマスクされているため、割り込み信号(END)又は割り込み信号(REPEAT_INT)による割り込みは発生しない。なお、CPU15への割り込みは発生しないが、割り込み信号(END)及び割り込み信号(REPEAT_INT)の値“1”は割込レジスタ44に格納される。
そして、時刻T13に、タイマ回路48のカウント値が所定の値αに達すると、タイマ回路48が割り込み信号(TIMER_INT)を“1”(Hレベル)に変化させる。これにより、CPU15はタイマ回路48による割り込みを検知し(S54)、割り込みレジスタ44に格納されている割り込み信号(REPEAT_INT)を確認し(S56)、割り込み信号(REPEAT_INT)が“1”であれば、リピートパルスが発生したと判定し(S58)、受信データに応じた繰り返し処理を実行する。なお、データパルスの発生後に、ノイズの影響によってパルスが誤検出されたとしても、タイマ回路48が所定の値までカウントアップするまではCPU15に対する割り込みが発生せず、ノイズによる無駄な割り込み処理が実行されることがない。
以上、本実施形態のリモコン信号受信回路10について説明した。前述したように、リモコン信号受信回路10では、リモコン信号のパルス間隔のカウント結果と、リモコン信号によって示されるデータの取得結果とに基づいて、リモコン信号が所定フォーマットとなっている場合に、CPU15に対する割り込み信号が出力される。そのため、CPU15において無駄な割り込み処理が発生せず、消費電力を抑制することが可能となる。
また、リモコン信号受信回路10では、ガイドパルスとリピートパルスが同じフォーマットとなっており、このフォーマットのパルス発生後に、データパルスが発生していないと判定した場合に、リピートパルスが発生したことを示す割り込み信号(REPEAT_INT)を出力することとしている。これにより、ノイズの影響によってリピートパルスと誤検出されて無駄な割り込み信号が出力されることを防ぎ、消費電力の抑制が可能となる。
また、リモコン信号受信回路10では、データパルスによって示されるデータの受信終了を示す割り込み信号(END)を出力可能であるが、この割り込み信号(END)が出力された後に、割込マスクレジスタ46の設定によって、割り込み信号(END)によるCPU15への割り込みをマスクすることができる。これにより、割り込み信号(END)を出力する構成において、ノイズによって割り込み信号(END)による割り込みが頻繁に発生することを防ぎ、消費電力を抑制することが可能となる。
また、リモコン信号受信回路10では、データパルスの受信後の割り込み信号(END)が出力された後に、割り込み信号(END)及び割り込み信号(REPEAT_INT)をマスクし、タイマ回路48が所定時間カウントした後に割り込み信号(TIMER_INT)を出力するようにすることもできる。これにより、タイマ回路48で所定時間カウントされるまではCPU15に対する割り込みが発生しないように制御することが可能となる。すなわち、ノイズの影響によってCPU15で頻繁に割り込み処理が実行されることを防ぎ、消費電力の抑制が可能となる。
なお、上記実施例は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物も含まれる。
本発明の一実施形態であるリモートコントロール信号受信回路の構成を示す図である。 本実施形態におけるリモコン信号のフォーマットを示す図である。 判定回路の構成例を示す図である。 エッジ検出回路及びエッジカウンタの動作の一例を示すタイミングチャートである。 分周カウンタ及び判定カウンタの動作の一例を示すタイミングチャートである。 分周カウンタ及び判定カウンタの動作の一例を示すタイミングチャートである。 分周カウンタ及び判定カウンタの動作の一例を示すタイミングチャートである。 ガイドパルスの判定及びデータパルスの判定の一例を示すタイミングチャートである。 ガイドパルスの判定及びデータパルスの判定の一例を示すタイミングチャートである。 リピート検出回路から割り込み信号が出力される動作の一例を示すタイミングチャートである。 リモコン信号受信回路の動作の一例を示すタイミングチャートである。 タイマ割り込みを用いない場合におけるCPUの動作の一例を示すタイミングチャートである。 タイマ割り込みを用いる場合におけるCPUの動作の一例を示すタイミングチャートである。 リモコン信号の一例を示す図である。
符号の説明
10 リモートコントロール信号受信回路
15 CPU
20 エッジ検出回路
22 エッジカウンタ
24 ガイドパルス判定分周設定レジスタ
26 データパルス判定分周設定レジスタ
27 セレクタ
28 分周カウンタ
30 判定カウンタ
32 ガイドパルス判定値レジスタ
34 データパルス判定値レジスタ
36 判定回路
38 データレジスタ
40 リピート検出回路
42 状態レジスタ
44 割込レジスタ
46 割込マスクレジスタ
48 タイマ回路
60 データ取得回路
62 期間判定回路
64 データ終了割り込み信号出力回路

Claims (4)

  1. パルス状に変化するリモートコントロール信号のパルス間隔をカウントするパルス間隔カウント回路と、
    前記パルス間隔カウント回路のカウント結果に基づいて、前記リモートコントロール信号によって示されるデータを取得するデータ取得回路と、
    前記パルス間隔カウント回路のカウント結果と、前記データ取得回路のデータ取得結果とに基づいて、前記リモートコントロール信号に所定フォーマットの信号が含まれる場合に、前記所定フォーマットの信号の発生を知らせる割り込み信号を出力する割り込み信号出力回路と、
    を備えることを特徴とするリモートコントロール信号受信回路。
  2. 請求項1に記載のリモートコントロール信号受信回路であって、
    前記リモートコントロール信号は、前記データの開始を示す開始パルスと、前記開始パルスに続く、前記データを示すデータパルスとを含んで構成され、
    前記パルス間隔カウント回路のカウント結果に基づいて、前記開始パルスまたは前記データパルスの何れの期間であるかを判定する期間判定回路を更に備え、
    前記データ取得回路は、
    前記期間判定回路の判定結果と、前記パルス間隔カウント回路のカウント結果とに基づいて、前記データパルスの期間における前記リモートコントロール信号に含まれる前記データを取得し、
    前記割り込み信号出力回路は、
    前記期間判定回路の判定結果と、前記データ取得回路のデータ取得結果とに基づいて、前記開始パルスの後に前記データパルスが続いていない場合に、前記データの繰り返しを示す前記割り込み信号を出力すること、
    を特徴とするリモートコントロール信号受信回路。
  3. 請求項2に記載のリモートコントロール信号受信回路であって、
    前記期間判定回路の判定結果に基づいて、前記データパルスの期間の終了を示すデータ終了割り込み信号出力回路と、
    前記データ終了割り込み信号が出力された後に、前記データ終了割り込み信号の出力をマスクするマスク回路と、
    を更に備えることを特徴とするリモートコントロール信号受信回路。
  4. 請求項3に記載のリモートコントロール信号受信回路であって、
    前記期間判定回路の判定結果に基づいて、前記データパルスの期間の終了後、所定時間経過するとタイマ割り込み信号を出力するタイマ割り込み信号出力回路を更に備え、
    前記マスク回路は、
    前記データ終了割り込み信号が出力された後に、前記データ終了割り込み信号及び前記データの繰り返しを示す前記割り込み信号をマスクすること、
    を特徴とするリモートコントロール信号受信回路。
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