JP4640040B2 - 無線送信装置 - Google Patents

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Description

本発明は、オンオフ信号に応じて予め設定されたデータを無線信号として送信する無線送信装置に関する。
従来、例えば防犯に用いられる赤外線センサを用いた人体検知装置が知られている。このような人体検知装置において、赤外線センサがオンすると、無線信号を送信することによって人体を検知したことを防犯用の監視装置に通知するようにした無線送信装置も知られている。このように、無線でセンサのオンオフ情報を通知する無線送信装置においては、省配線を目的として無線を用いていることから動作用電源には電源配線が不要な電池が用いられている。
一方、例えばオンオフ信号のような特定のイベントに対して間欠的に動作する回路において消費電力を低減する技術として、動作が不要なイベント監視期間において同期回路における同期用クロックの周波数を低下させる技術、例えばマイクロコンピュータの動作用クロックの周波数を低下させたり、イベント監視用のタイマ回路を用いてマイクロコンピュータを間欠的に起動させ、マイクロコンピュータを動作させない期間はマイクロコンピュータへのクロック供給を停止すると共にタイマ回路へは、低周波数のクロックを供給することにより消費電力を低減する技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−202830号公報
ところで、上述のような無線送信装置では、動作用電源に電池を用いていることから、電池の消耗を低減するため消費電力低減の必要性が高い。そこで、上述の間欠的に動作する回路における消費電力の低減技術を上述の無線送信装置に適用し、赤外線センサがオンしなければ、低周波数のクロックで赤外線センサのオンオフ信号の監視動作を行うようにしたり、赤外線センサにおけるオンオフ信号の監視回路にのみ低周波数のクロック信号を供給し、他の回路部分へのクロック信号供給を停止したりすることが考えられる。
しかし、このような方法では、少なくともオンオフ信号の監視回路に対しては、低周波数のクロック信号を供給する必要があるため完全にクロック信号を停止させることはできず、無線送信を行わない期間であっても、クロック信号の発振回路や監視回路において電力消費が継続するという不都合があった。
本発明は、このような問題に鑑みて為された発明であり、オンオフ信号に応じて当該オンオフ信号を示すデータを無線信号として送信する無線送信装置において、消費電力を低減することができる無線送信装置を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、本発明に係る無線送信装置は、オンオフ信号を受信する制御信号受信部と、前記制御信号受信部により受信されたオンオフ信号に応じて、当該オンオフ信号を示すデータを無線信号として送信する無線信号送信回路と、前記無線信号送信回路を動作させるためのクロック信号を生成する発振回路と、前記制御信号受信部により受信されたオンオフ信号の信号変化を検出し、前記発振回路の動作を開始させる信号変化検出部と、前記無線信号送信回路による前記無線信号の送信が終了した場合に前記発振回路の動作を停止させる制御部とを備えることを特徴としている。
また、上述の無線送信装置は、赤外線強度の変動を検出する赤外線センサをさらに備え、前記赤外線センサは、赤外線強度の変動の検出の有無に応じて前記オンオフ信号を出力することを特徴としている。
また、上述の無線送信装置は、前記信号変化検出部は、前記オンオフ信号の立ち上がり及び立ち下がりのうちいずれか一方を、前記信号変化として検出することを特徴としている。
また、上述の無線送信装置は、前記無線信号送信回路は、前記制御信号受信部により受信されたオンオフ信号に応じて、前記無線信号を複数回送信することを特徴としている。
また、上述の無線送信装置は、前記データを予め記憶する半導体メモリと、前記半導体メモリから読み出した前記データを記憶するレジスタとを備え、前記制御部は、前記レジスタに前記データが記憶されていない場合、前記半導体メモリから読み出した前記データを前記レジスタに記憶させると共に前記オンオフ信号に応じて前記無線信号送信回路に前記データを送信させ、前記レジスタに前記データが記憶されている場合、前記半導体メモリから前記データを読み出すことなく前記レジスタに記憶されている前記データを前記オンオフ信号に応じて前記無線信号送信回路に送信させることを特徴としている。
また、上述の無線送信装置は、前記データを予め記憶する半導体メモリと、前記半導体メモリから読み出した前記データを記憶するレジスタと、前記制御部及び前記半導体メモリの動作用電源電圧を検出し、当該検出された動作用電源電圧が予め設定された設定電圧を超える場合に前記制御部を動作させる旨の指示信号を出力する電圧検出部とを備え、前記制御部は、前記制御部を動作させる旨の指示信号を受信した場合に前記半導体メモリから読み出した前記データを前記レジスタに記憶させ、前記オンオフ信号に応じて前記レジスタに記憶されている前記データを前記無線信号送信回路に送信させることを特徴としている。
また、上述の無線送信装置は、前記信号変化検出部により検出された前記オンオフ信号の変化の回数を計数する計数部をさらに備え、前記制御部は、前記計数部による計数回数が、予め設定された回数に達した場合、前記半導体メモリから読み出した前記データを前記レジスタに再び記憶させることを特徴としている。
また、上述の無線送信装置は、前記半導体メモリに記憶されているデータを前記レジスタに記憶させる旨の操作指示を受け付ける受付部をさらに備え、前記制御部は、前記受付部により前記操作指示が受け付けられた場合に前記半導体メモリから読み出した前記データを前記レジスタに再び記憶させることを特徴としている。
また、上述の無線送信装置は、前記制御部は、前記発振回路の動作開始後、予め設定された第1の設定時間の経過後に前記無線信号送信回路の動作を開始させることを特徴としている。
また、上述の無線送信装置は、前記半導体メモリの動作用電源電圧を供給する電源供給部をさらに備え、前記制御部は、前記半導体メモリから前記データを読み出す際に前記電源供給部から前記半導体メモリへ前記動作用電源電圧を供給させた後、予め設定された第2の設定時間の経過後に前記半導体メモリから前記データの読み出しを行い、前記データの読み出し後に前記電源供給制御部から前記半導体メモリへの前記動作用電源電圧の供給を停止させることを特徴としている。
このような構成の無線送信装置は、制御信号受信部により受信されたオンオフ信号の信号変化が信号変化検出部によって検出されると、発振回路が動作を開始して無線信号送信回路を動作させるためのクロック信号が生成され、無線信号送信回路によって当該オンオフ信号を示すデータが無線信号として送信される。そして、無線信号の送信が終了すると、発振回路の動作が停止して無線信号送信回路へのクロック信号の供給も停止するので、前記無線信号を送信しない期間において発振回路の動作を停止させることができ、オンオフ信号に応じて当該オンオフ信号を示すデータを無線信号として送信する無線送信装置において、消費電力を低減することができる。
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各図において同一の符号を付した構成は、同一の構成であることを示し、その説明を省略する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の一実施形態に係る無線送信装置の構成の一例を示すブロック図である。図1に示す無線送信装置1は、赤外線センサ2と、全体制御部3と、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)4と、無線信号送信回路5と、アンテナ6と、発振回路7とを備えている。
赤外線センサ2は、受光した赤外線強度の変動によって人体の在、不在を検出し、その在/不在に応じてハイレベル/ローレベルになるオンオフ信号TRIGを全体制御部3へ出力する。なお、オンオフ信号TRIGを全体制御部3へ出力するものは、赤外線センサに限られず、オンオフ信号を出力するものであればよく、例えば防犯センサや、火災センサや、家屋の壁に取り付けられた壁スイッチや、家電製品の操作に用いられるリモコンスイッチ等であってもよい。
EEPROM4は、例えばシリアルインターフェースを備えた書換可能な不揮発性の半導体メモリで、赤外線センサ2がオンしてオンオフ信号TRIGがハイレベルになったこと、すなわち赤外線センサ2により人の存在が検出されたことを示すデータが予め記憶されている。
全体制御部3は、フリップフロップ31と、ROMI/F32と、送信制御部33と、ステートマシン34(制御部)とを備えている。フリップフロップ31は、例えばD−フリップフロップで、クロック入力端子311には赤外線センサ2からのオンオフ信号TRIGが入力され、D入力端子にはハイレベルの信号電圧が印加され、ステートマシン34からの制御信号によりリセットされるようになっている。そして、フリップフロップ31は、クロック入力端子で受信されたオンオフ信号TRIGの立ち上がりを検出し、発振回路7へ発振動作を開始させるべく発振指示信号POWER_ONを出力する信号変化検出部の一例に相当している。
ROMI/F32は、レジスタ321を備えており、ステートマシン34からの制御信号に応じてEEPROM4からレジスタ321へデータを読み出すインターフェイス回路である。送信制御部33は、ステートマシン34からの制御信号に応じてレジスタ321に記憶されているデータを無線信号送信回路5へ出力し、無線信号送信回路5にそのデータを無線信号として送信させる。無線信号送信回路5は、送信制御部33からの制御信号に応じて、送信制御部33から出力されたデータをアンテナ6から無線信号として放射させる。
ステートマシン34は、オンオフ信号の変化の回数を計数するカウンタCT_TRIG(計数部)を備え、赤外線センサ2から出力されたオンオフ信号TRIGを受信して、フリップフロップ31と、ROMI/F32と、送信制御部33との動作を制御する順序回路である。また、全体制御部3には、図略の電源リセットIC(Integrated Circuit)やリセットスイッチ等から出力されるリセット信号RESETが入力されており、全体制御部3の各回路部は、リセット信号RESETに応じて初期化されるようになっている。
この場合、フリップフロップ31及びステートマシン34は、制御信号受信部の一例にも相当している。
発振回路7は、例えば水晶発振回路等の発振回路で、無線信号送信回路5等の内部回路を動作させるためのクロック信号CLKを全体制御部3及び無線信号送信回路5へ出力する。
次に、上述のように構成された無線送信装置1の動作を説明する。図2は、無線送信装置1の動作を説明するための状態遷移図である。また、図3は、無線送信装置1の動作を説明するためのタイミングチャートである。まず、リセット信号RESETがハイレベルになると、全体制御部3の状態が初期化され、ステートマシン34はステートIDLE1となる。また、レジスタ321にEEPROM4からデータを読み込み済みであることを示す読込済フラグREAD_FLGと、既にデータ送信済みであることを示す送信済フラグDONE_FLGと、オンオフ信号TRIGがオンに変化した回数をカウントするカウンタCT_TRIGとが’0’にされる。カウンタCT_TRIGは、例えば0から31までカウントした後に0に戻るカウンタである。
そして、リセット信号RESETがローレベルとなってリセットが解除された後、赤外線センサ2によって人の存在が検出され、オンオフ信号TRIGがハイレベルに変化すると、その立ち上がりによりフリップフロップ31がセットされて発振指示信号POWER_ONがハイレベルにされる。そうすると、発振回路7が発振を開始してクロック信号CLKが全体制御部3及び無線信号送信回路5へ出力される。
これにより、フリップフロップ31によってオンオフ信号TRIGの変化が検出され、発振回路7が発振を開始するので、オンオフ信号TRIGの変化を監視するために発振回路7を動作させておく必要がなく、発振回路7やオンオフ信号TRIGの変化を監視する監視回路等を動作させるための電力が必要ないので、無線送信装置1における消費電力を低減することができる。
次に、発振回路7からクロック信号CLKが全体制御部3及び無線信号送信回路5へ出力されると、ステートマシン34は動作を開始してオンオフ信号TRIG、読込済フラグREAD_FLG、及び送信済フラグDONE_FLGを参照し、オンオフ信号TRIGがハイレベル(TRIG=’1’)になり、かつ読込済フラグREAD_FLGと送信済フラグDONE_FLGとが’0’であれば、ステートSTM1_GOへ移行する。
次に、ステートSTM1_GOでは、EEPROM4からレジスタ321へデータを読み出すべく、ROMI/F32の動作を制御するサブステートマシンSTM1が起動されると共に、読込済フラグREAD_FLGが’1’にセットされる。そして、ステートマシン34はステートSTM1_WAITへ移行してサブステートマシンSTM1の処理終了待ち状態となる。一方、サブステートマシンSTM1により、ROMI/F32の動作が制御され、EEPROM4からレジスタ321へ、赤外線センサ2がオンした旨を示すデータが読み出され、レジスタ321にデータが記憶されると読込処理終了フラグSTM1_DONEが’1’にセットされる。
なお、ステートSTM1_GO及びステートSTM1_WAITにおいてEEPROM4のデータ読みだしを実行する期間を除き、EEPROM4への動作用電源電圧の供給を停止する構成としてもよい。これにより、EEPROM4の読み出しを行わない場合におけるEEPROM4での漏れ電流を低減し、無線送信装置1の消費電力を低減することができる。
次に、ステートSTM1_WAITにおいて、読込処理終了フラグSTM1_DONEが’1’になると、ステートマシン34はステートSTM2_GOへ移行して送信制御部33の動作を制御するサブステートマシンSTM2が起動されると共に、データ送信済みであることを示すべく送信済フラグDONE_FLGが’1’にセットされる。そして、ステートマシン34はステートSTM2_WAITへ移行してサブステートマシンSTM2の処理終了待ち状態となる。なお、送信済フラグDONE_FLGは、赤外線センサ2がオフしてオンオフ信号TRIGがローレベルになると、ステートマシン34により非同期で’0’にリセットされるようになっている。
一方、サブステートマシンSTM2により、送信制御部33の動作が制御され、送信制御部33によってレジスタ321から無線信号送信回路5へ、赤外線センサ2がオンした旨を示すデータが出力される。そして、無線信号送信回路5によって、送信制御部33からの制御信号に応じて、赤外線センサ2がオンした旨を示すデータが無線信号としてアンテナ6を介して放射され、無線信号の送信が終了すると、送信処理終了フラグSTM2_DONEが’1’にセットされる。
次に、ステートSTM2_WAITにおいて、送信処理終了フラグSTM2_DONEが’1’になると、ステートマシン34はステートIDLE0へ移行して、オンオフ信号TRIGがオンに変化した回数をカウントするカウンタCT_TRIGを1加算すると共に、フリップフロップ31のリセット信号である信号RST_POWONをパルス状にハイレベルに変化させ、ステートIDLE1へ移行する。そうすると、フリップフロップ31がリセットされて発振指示信号POWER_ONがローレベルとなり、発振回路7の発振動作が停止する。
これにより、ステートマシン34によって、無線信号の送信の終了(送信処理終了フラグSTM2_DONE=’1’)を条件として発振回路7の発振動作が停止されるので、例えば、図3に示すように、無線信号の送信動作中(ステートSTM2_WAIT)あるいはそれ以前に赤外線センサがオフしてオンオフ信号TRIGがローレベルに変化した場合であっても、送信終了まで送信動作を継続することができ、赤外線センサ2がオンした旨を示すデータが送信できなくなることが抑制される。
また、ステートマシン34によって、無線信号の送信の終了(送信処理終了フラグSTM2_DONE=’1’)を条件として発振回路7の発振動作が停止されるので、例えば図4に示すように、無線信号の送信動作終了後(ステートSTM2_WAIT終了後)もオンオフ信号TRIGがハイレベルで継続している場合であっても、発振回路7の発振動作が継続することなく停止されるので、無線送信装置1における消費電力を低減することができる。
また、ステートIDLE0で信号RST_POWONがパルス状にハイレベルに変化され、発振指示信号POWER_ONがローレベルにされると同時に発振回路7の発振動作が停止して全体制御部3へのクロック信号CLKの供給が停止する構成にした場合には、ステートマシン34が動作するためのクロック信号CLKも停止してしまい、ステートマシン34においてステートIDLE0からステートIDLE1へ移行できないおそれがある。そのため、例えばフリップフロップ31から発振回路7へ出力される発振指示信号POWER_ONの立ち下がりタイミングを遅延素子等で遅延させることにより、図5に示すように、発振指示信号POWER_ONがローレベルにされてから発振回路7の発振動作の停止までの時間を遅らせて、クロック信号CLKを少なくとも1クロック出力してから停止することで、ステートマシン34におけるステートIDLE0からステートIDLE1への移行の確実性を向上させることが望ましい。
また、赤外線センサ2がオフすれば、オンオフ信号TRIGがローレベルとなり、送信済フラグDONE_FLGが’0’にリセットされる。
次に、再び赤外線センサ2によって人の存在が検出され、オンオフ信号TRIGがハイレベルに変化すると、その立ち上がりによりフリップフロップ31がセットされて発振指示信号POWER_ONがハイレベルにされる。そうすると、発振回路7が発振を開始してクロック信号CLKが全体制御部3及び無線信号送信回路5へ出力される。
そして、発振回路7からクロック信号CLKが全体制御部3及び無線信号送信回路5へ出力されると、ステートマシン34は動作を開始してオンオフ信号TRIGと読込済フラグREAD_FLGと送信済フラグDONE_FLGとを参照し、オンオフ信号TRIGがハイレベル(TRIG=’1’)になり、かつ読込済フラグREAD_FLGは’1’にセットされており、送信済フラグDONE_FLGは’0’なのでステートSTM2_GOへ移行し、再びEEPROM4からデータを読み出すことなくレジスタ321に記憶されているデータを用いて無線信号送信回路5に無線送信動作を行わせる。
これにより、一度EEPROM4から読み出したデータをレジスタ321に記憶させた後は、EEPROM4からのデータ読み出し動作を繰り返し実行することがないので、無線送信装置1における消費電力を低減することができる。
また、図4に示すように、ステートIDLE0からステートIDLE1に移行した際に、赤外線センサ2がオン状態のままオフしておらず、従って送信済フラグDONE_FLGが’1’のままであった場合には、オンオフ信号TRIGがハイレベル(TRIG=’1’)であってもステートIDLE1から他のステートに移行することがないので、誤って無線信号の送信動作を繰り返すことが防止される。
以降、上述の動作と同様に、ステートSTM2_GO、ステートSTM2_WAIT、ステートIDLE0、及びステートIDLE1の動作サイクルが繰り返される。そして、ステートIDLE0において、ステートマシン34の動作サイクルが繰り返される都度、すなわちオンオフ信号TRIGがローレベルからハイレベルに変化する都度、その回数がカウンタCT_TRIGによりカウントされ、例えばカウンタCT_TRIGのカウント値が31になると、読込済フラグREAD_FLGが’0’にリセットされる。
そうすると、ステートマシン34は、次のサイクルにおいて、ステートIDLE1からステートSTM1_GOへ移行し、再びEEPROM4からデータを読み出してレジスタ321に記憶させ、新たに記憶させたデータを用いて無線信号送信回路5に無線送信動作を行わせる。これにより、所定回数の動作サイクル、例えば32回の動作サイクルに1回、EEPROM4からデータを読み出してレジスタ321に記憶させることができるので、例えばノイズの影響等によりレジスタ321に記憶されている送信用データがデータ化けを生じた場合であっても、所定回数の動作サイクル毎に正しいデータに修正することができ、送信データの信頼性を向上させることができる。
なお、無線送信装置1は、オンオフ信号TRIGの立ち上がりを信号変化として検出し、当該信号変化を示す無線信号送信動作を行う例を示したが、オンオフ信号TRIGの立ち下がりを信号変化として検出してもよく、オンオフ信号TRIGの立ち上がりと立ち下がりとを両方信号変化として検出し、当該信号変化を示す無線信号送信動作を行うようにしてもよい。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態に係る無線送信装置について説明する。本発明の第2の実施形態に係る無線送信装置1aは、第1の実施形態に係る無線送信装置とは、ステートマシン34aの動作が異なる。第2の実施形態に係る無線送信装置1aは、無線送信の信頼性を向上させるべく、ステートマシン34aにおける1回の動作サイクルで、複数回、例えば2回、送信用のデータを無線信号として送信する。その他の構成は第1の実施形態に係る無線送信装置と同様であるのでその説明を省略し、以下本実施形態の動作について説明する。
図6は、図1に示す無線送信装置1aの動作を説明するための状態遷移図である。なお、図6に示す状態遷移図では、説明の簡単のため、無線送信装置1aの特徴的な動作についてのみ記載し、他の動作についてはその記載を省略している。また、図7は、無線送信装置1aの動作を説明するためのタイミングチャートである。まず、リセット信号RESETがハイレベルになると、全体制御部3の状態が初期化され、ステートマシン34aはステートIDLE1となる。また、ステートマシン34aにおける同一動作サイクル内での無線信号送信回数をカウントする回数カウンタCT_TXが、ゼロにリセットされる。
そして、リセット信号RESETがローレベルとなってリセットが解除された後、赤外線センサ2によって人の存在が検出され、オンオフ信号TRIGがハイレベルに変化すると、その立ち上がりによりフリップフロップ31がセットされて発振指示信号POWER_ONがハイレベルにされる。そうすると、発振回路7が発振を開始してクロック信号CLKが全体制御部3及び無線信号送信回路5へ出力される。
これにより、フリップフロップ31によってオンオフ信号TRIGの変化が検出され、発振回路7が発振を開始するので、オンオフ信号TRIGの変化を監視するために発振回路7を動作させておく必要がなく、発振回路7やオンオフ信号TRIGの変化を監視する監視回路等を動作させるための電力が必要ないので、無線送信装置1aにおける消費電力を低減することができる。
次に、発振回路7からクロック信号CLKが全体制御部3及び無線信号送信回路5へ出力されると、ステートマシン34aは動作を開始してオンオフ信号TRIGを参照し、オンオフ信号TRIGがハイレベル(TRIG=’1’)になると、ステートSTM1_GOへ移行する。
次に、ステートSTM1_GOでは、EEPROM4からレジスタ321へ赤外線センサ2がオンした旨を示すデータを読み出すべく、ROMI/F32の動作を制御するサブステートマシンSTM1が起動される。そして、ステートマシン34aはステートSTM1_WAITへ移行してサブステートマシンSTM1の処理終了待ち状態となる。一方、サブステートマシンSTM1により、ROMI/F32の動作が制御され、EEPROM4からレジスタ321へ、赤外線センサ2がオンした旨を示すデータが読み出され、レジスタ321にデータが記憶されると読込処理終了フラグSTM1_DONEが’1’にセットされる。
次に、ステートSTM1_WAITにおいて、読込処理終了フラグSTM1_DONEが’1’になると、ステートマシン34aはステートSTM2_GOへ移行して送信制御部33の動作を制御するサブステートマシンSTM2が起動されると共に、回数カウンタCT_TXが1加算される。
そして、ステートマシン34aはステートSTM2_WAITへ移行してサブステートマシンSTM2の処理終了待ち状態となる。一方、サブステートマシンSTM2により、送信制御部33の動作が制御され、送信制御部33によってレジスタ321から無線信号送信回路5へ、送信用のデータが出力される。そして、無線信号送信回路5によって、送信制御部33からの制御信号に応じて、赤外線センサ2がオンした旨を示すデータが無線信号としてアンテナ6を介して放射され、無線信号の送信が終了すると、送信処理終了フラグSTM2_DONEが’1’にセットされる。
次に、ステートSTM2_WAITにおいて、送信処理終了フラグSTM2_DONEが’1’になると、ステートマシン34aは回数カウンタCT_TX<2、すなわちまだ無線送信動作を2回行っていなければ、ステートDONE1へ移行して、次に2回目の無線送信動作を実行するまでの時間を計測するタイマTMを起動し、ステートDONE2へ移行する。
そして、ステートマシン34aは、ステートDONE2においてタイマTMがタイムアップするまでの時間待ち処理を行った後、タイマTMがタイムアップすると、ステートSTM1_GOへ移行して再びステートSTM1_GO、ステートSTM1_WAIT、ステートSTM2_GO、ステートSTM2_WAITの処理を実行する。
次に、ステートSTM2_WAITにおいて、送信処理終了フラグSTM2_DONEが’1’になると、ステートマシン34aは回数カウンタCT_TX>=2、すなわち無線送信動作を2回行ったので、ステートIDLE0へ移行し、回数カウンタCT_TXをゼロにリセットすると共に、フリップフロップ31のリセット信号である信号RST_POWONをパルス状にハイレベルに変化させ、ステートIDLE1へ移行する。そうすると、フリップフロップ31がリセットされて発振指示信号POWER_ONがローレベルとなり、発振回路7の発振動作が停止する。
これにより、赤外線センサ2が1回オンし、オンオフ信号TRIGがローレベルからハイレベルへ変化すると、赤外線センサ2がオンしたことを示すデータが無線信号として2回送信されるので、無線通信による情報伝達の信頼性を向上させることができる。
なお、ステートSTM2_WAITにおける回数カウンタCT_TXの判定回数、すなわち赤外線センサ2が1回オンした場合の無線信号の送信回数は2回に限られず、3回以上であってもよい。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態に係る無線送信装置について説明する。図8は、本発明の第3の実施形態に係る無線送信装置1bの構成の一例を示すブロック図である。図8に示す無線送信装置1bは、図1に示す無線送信装置1とは、下記の点で異なる。すなわち、無線送信装置1bは、電源リセットIC8(電圧検出部)と、リセットスイッチ9(受付部)と、論理回路35と、ORゲート36とをさらに備える。また、ステートマシン34bの動作が異なる。
電源リセットIC8は、無線送信装置1bにおける各部に供給される動作用電源電圧Vを検出し、当該検出された動作用電源電圧Vが予め設定された設定電圧以下の場合に無線送信装置1bにおける各部を初期化するべく電源リセット信号PON_RSTをハイレベルで出力し、当該検出された動作用電源電圧Vが予め設定された設定電圧Vrefを超える場合に各部を動作させるべく電源リセット信号PON_RSTをロ−レベルで出力する。
リセットスイッチ9は、無線送信装置1bにおける各部を初期化させる旨の操作指示を受け付ける操作スイッチで、ユーザの操作に応じてリセット信号RESETを出力する。
図9は、論理回路35の構成の一例を示す回路図である。図9に示す論理回路35は、マルチプレクサ351と、フリップフロップ352とを備えている。フリップフロップ352のクロック端子には、発振回路7から出力されたクロック信号CLKが入力されている。フリップフロップ352の非同期セット入力端子には、電源リセットIC8から出力された電源リセット信号PON_RSTが入力され、電源リセット信号PON_RSTがハイレベルのときにフリップフロップ352のQ出力である制御フラグRST_FLGがハイレベル(=’1’)となる。
また、フリップフロップ352のD入力端子には、マルチプレクサ351の出力端子が接続されている。そして、マルチプレクサ351によって、ステートマシン34bから出力された制御信号RST2がローレベル(=’0’)のときはフリップフロップ352のQ出力が選択され、フリップフロップ352のD入力端子へ出力されて制御フラグRST_FLGが保持され、ステートマシン34bから出力された制御信号RST2がハイレベル(=’1’)のときは固定値の’0’が選択されてフリップフロップ352のD入力端子がローレベルにされ、制御フラグRST_FLGがローレベル(=’0’)になる。
そして、図8に戻って論理回路35から制御フラグRST_FLGがORゲート36へ出力される。ORゲート36は、制御フラグRST_FLGとフリップフロップ31の出力信号POWER_ON_S1との論理和信号を発振指示信号POWER_ONとして発振回路7へ出力する。
その他の構成及び動作は、図1に示す無線送信装置1と同様であるのでその説明を省略し、本実施形態における特徴的な動作について説明する。図10は、無線送信装置1bの動作を説明するための状態遷移図である。また、図11は、無線送信装置1bの動作を説明するためのタイミングチャートである。
まず、無線送信装置1bに電源が投入されると、動作用電源電圧Vが上昇し、電源リセットIC8によって動作用電源電圧Vが設定電圧Vref以下の場合に電源リセット信号PON_RSTがハイレベルにされ、さらに動作用電源電圧Vが設定電圧Vrefを超えて所定時間電源リセット信号PON_RSTがハイレベルのまま維持された後、ローレベルにされてリセットが解除される。
そうすると、読込済フラグREAD_FLGが’0’に初期化されると共にステートマシン34bはステートPON_RSTに遷移する。また、電源リセット信号PON_RSTがハイレベルになると、論理回路35によって制御フラグRST_FLGがハイレベルにされ、ORゲート36によって発振指示信号POWER_ONもハイレベルにされるので、図11に示すようにクロック信号CLKが動作し始める。
その後、電源リセットIC8によって電源リセット信号PON_RSTがローレベルにされてリセットが解除されとステートマシン34bはステートPON_RSTからステートSTM1_GOに遷移する。ステートマシン34bは、ステートSTM1_GOから、クロック信号CLKの1周期後にステートSTM1_WAITに遷移する。
次に、ステートSTM1_GOでは、EEPROM4からレジスタ321へデータを読み出すべく、ROMI/F32の動作を制御するサブステートマシンSTM1が起動されると共に、読込済フラグREAD_FLGが’1’にセットされる。そして、ステートマシン34はステートSTM1_WAITへ移行してサブステートマシンSTM1の処理終了待ち状態となる。一方、サブステートマシンSTM1により、ROMI/F32の動作が制御され、EEPROM4からレジスタ321へ、赤外線センサ2がオンした旨を示すデータが読み出され、レジスタ321にデータが記憶されると読込処理終了フラグSTM1_DONEが’1’にセットされる。
次に、ステートマシン34bは、ステートSTM1_WAITにおいて、読込処理終了フラグSTM1_DONEが’1’になると、制御フラグRST_FLGは’1’なので、ステートIDLE0に遷移し、ステートマシン34bによって制御信号RST2がハイレベルにされて制御フラグRST_FLGがローレベル(’0’)にされると共に、FFリセット信号RST_POWONがハイレベルにされてフリップフロップ31の出力信号POWER_ON_S1がローレベルにされ、ORゲート36により発振指示信号POWER_ONがローレベルにされる結果、発振回路7は動作を停止し、ステートマシン34bや無線信号送信回路5もその動作を停止する。
そして、ステートIDLE1に遷移し、赤外線センサ2のオンオフ信号TRIG(センサ出力)がオンになると、フリップフロップ31によって出力信号POWER_ON_S1がハイレベルにされ、ORゲート36によって発振指示信号POWER_ONがハイレベルにされ、図11に示すように発振回路7によるクロック信号CLKの発振が開始される。
クロック信号CLKが出力されると、レジスタ321には既にEEPROM4からデータが読み込まれており、読込済フラグREAD_FLGが’1’にセットされているので、ステートマシン34bはステートIDLE1からステートSTM2_GOに遷移する。すなわち、電源投入後の起動処理において、ステートSTM1_GOへ移行してサブステートマシンSTM1によるEEPROM4からレジスタ321へのデータ読込処理が実行された後はステートSTM1_GOへは遷移せず、EEPROM4からのデータ読込処理を実行しないので、EEPROM4からのデータ読込処理における消費電力を低減することができる。
ステートSTM2_GOでは、ステートマシン34bにより、送信制御部33の動作を制御するサブステートマシンSTM2が起動され、ステートマシン34bはステートSTM2_WAITへ移行してサブステートマシンSTM2の処理終了待ち状態となる。サブステートマシンSTM2及び送信制御部33の動作は図1に示す無線送信装置1と同様であるのでその説明を省略する。
そして、送信制御部33による送信処理が終了してサブステートマシンSTM2により送信処理終了フラグSTM2_DONEが’1’にされると、ステートマシン34bはステートIDLE0に遷移し、ステートマシン34bによって制御信号RST2がハイレベルにされて制御フラグRST_FLGがローレベル(’0’)にされると共に、FFリセット信号RST_POWONがハイレベルにされてフリップフロップ31の出力信号POWER_ON_S1がローレベルにされ、ORゲート36により発振指示信号POWER_ONがローレベルにされる結果、発振回路7は動作を停止し、ステートマシン34bや無線信号送信回路5もその動作を停止する。
これにより、電源投入後にEEPROM4からのデータ読込処理を実行した後、センサ2がオンオフした際(無線信号送信回路5によりデータを送信する際)には、EEPROM4からレジスタ321へのデータ読込処理を行わないので、消費電力を低減することができる。またデータ送信時にEEPROM4からのデータ読み出し処理を実行せず、すぐにデータ送信動作に入りデータ送信完了後に停止状態に移行するので、この動作期間を短縮することができ、消費電力を低減することができる。
また、カウンタCT_TRIGを備えない構成とすれば、センサ2のオンオフ回数(無線信号送信回路5によるデータの送信回数)に関わらずEEPROM4からのデータ読み出し処理は実行されないので、さらに消費電力を低減することができる。
また、上述のように、センサ2がオンオフした際(無線信号送信回路5によりデータを送信する際)には、EEPROM4からのデータ読込処理を行わないとすると、ノイズ等、何らかの要因でレジスタ321に記憶させたデータが変化した場合、カウンタCT_TRIGがカウントアップするまで送信データに誤りが生じたままの状態が継続することとなる。さらに、カウンタCT_TRIGを備えない構成として消費電力を低減した場合には、無線送信装置1bが再起動されるまで送信データに誤りが生じたままの状態が継続することとなる。
そこで、無線送信装置1bは、リセットスイッチ9を備え、ユーザがリセットスイッチ9を操作することで強制的にEEPROM4からレジスタ321へのデータ読込を実行させることにより、送信データの誤りを修正可能にしている。
すなわち、図10におけるステートIDLE1において、ユーザがリセットスイッチ9を操作してリセット信号RESETがハイレベルで出力されると、無線送信装置1b内の各部が初期化され、ステートマシン34bにおいて読込済フラグREAD_FLGが’0’にされる。そして、赤外線センサ2のオンオフ信号TRIG(センサ出力)がオン(’1’)になると、読込済フラグREAD_FLGが’0’なので、ステートマシン34bはステートSTM1_GOに遷移してEEPROM4からレジスタ321へのデータ読込処理が実行され、以後ステートSTM2_GO、ステートSTM2_WAIT、ステートIDLE0、及びステートIDLE1の処理が繰り返される。
これにより、ユーザがリセットスイッチ9を操作することにより、EEPROM4からレジスタ321へのデータ読込を強制的に実行させることができるので、無線信号送信回路5から送信されるデータが疑わしいと判断される場合はユーザがリセットスイッチ9を操作することにより、EEPROM4からレジスタ321へのデータ読込を実行させることにより、データを修正して無線送信装置1bの信頼性を向上させることができる。
また、レジスタ321に記憶させたデータに誤りが生じる確率が非常に低い場合には、カウンタCT_TRIGのカウント回数を増大させてEEPROM4からのデータ読込頻度を低下させたり、カウンタCT_TRIGを備えずEEPROM4からのデータ読込を電源投入後に1回だけ行う構成として消費電力を低減することができ、この場合、レジスタ321に記憶させたデータに誤りが生じた際には、ユーザがリセットスイッチ9を操作することによりEEPROM4からレジスタ321へのデータ読込を強制的に実行させることができるので、無線送信装置1bの信頼性を確保しつつ消費電力を低減することができる。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4の実施形態に係る無線送信装置について説明する。図12は、本発明の第4の実施形態に係る無線送信装置1cの構成の一例を示すブロック図である。図12に示す無線送信装置1cは、図8に示す無線送信装置1bとは、下記の点で異なる。すなわち、無線送信装置1cは、ステートマシン34cがタイマ341をさらに備え、ステートマシン34cの動作が異なる。
図13は、タイマ341の構成の一例を示すブロック図である。図13に示すタイマ341は、発振回路7から出力されたクロック信号CLKをカウントする8ビットカウンタCT1,CT2と、8ビットカウンタCT1の全ビットが’1’になったことを検出して8ビットカウンタCT2に桁上げする桁上げ回路342と、8ビットカウンタCT2のカウント値が予め設定された設定値に達し、すなわち予め設定された設定時間T1(第1の設定時間)に達した場合にタイムアップを示すタイムアップフラグCLKUPを’1’にする比較回路343と、オンオフ信号TRIGを反転して8ビットカウンタCT1,CT2のリセット端子へ入力するインバータ344とを備えている。これにより、タイマ341は、発振回路7の発振開始後、設定時間T1の経過後にタイムアップフラグCLKUPを’1’にするようにされている。
その他の構成及び動作は図8に示す無線送信装置1bと同様であるのでその説明を省略し、本実施形態の特徴的な動作について説明する。図14は、無線送信装置1cの動作の一例を示す状態遷移図である。また、図15は、無線送信装置1cの動作の一例を示すタイミングチャートである。
まず、図10に示す無線送信装置1bの動作と同様、無線送信装置1cの電源が投入されると、ステートPON_RST、ステートSTM1_GO、ステートSTM1_WAIT、ステートIDLE0、及びステートIDLE1の処理が実行される。そして、ステートIDLE1において、赤外線センサ2のオンオフ信号TRIG(センサ出力)がオン(’1’)になると、フリップフロップ31によって出力信号POWER_ON_S1がハイレベルにされ、ORゲート36によって発振指示信号POWER_ONがハイレベルにされ、図15に示すように発振回路7によるクロック信号CLKの発振が開始される。
さらに、発振回路7からクロック信号CLKが出力されると、タイマ341によってクロック信号CLKのパルス数がカウントされ、すなわち発振回路7の動作開始後の経過時間が計時され、設定時間T1が経過すると、タイマ341によってタイムアップフラグCLKUPが’1’にされる。
そうすると、ステートマシン34cは、オンオフ信号TRIGが’1’、読込済フラグREAD_FLGが’1’、タイムアップフラグCLKUPが’1’であるから、ステートSTM2_GOへ遷移し、サブステートマシンSTM2が起動されて無線信号送信回路5から無線信号が送信される。
この場合、図15に示すように、ステートIDLE1における発振回路7によるクロック信号CLKの発振動作の開始後、設定時間T1が経過してからステートSTM2_GOへ遷移し、無線信号送信回路5から無線信号が送信されるので、発振回路7の発振動作が不安定な期間はサブステートマシンSTM2、送信制御部33、無線信号送信回路5を動作させず、回路動作の安定性の向上を図ることができる。
発振回路7は、発振動作の開始後クロック信号CLKの発振が安定するまでに数msec程度の時間が必要となるので、設定時間T1としては、発振回路7の発振が安定するまでの時間、例えば数msec程度の時間が設定される。
(第5実施形態)
次に、本発明の第5の実施形態に係る無線送信装置について説明する。図16は、本発明の第5の実施形態に係る無線送信装置1dの構成の一例を示すブロック図である。図16に示す無線送信装置1dは、図12に示す無線送信装置1cとは、下記の点で異なる。すなわち、無線送信装置1dは、EEPROM4の動作用電源電圧を供給する電源供給部10をさらに備える。また、ステートマシン34dは、タイマ341と同様に構成されたタイマ345をさらに備え、ステートマシン34cとは動作が異なる。
タイマ345は、設定値が、EEPROM4に動作用電源電圧が供給されてからEEPROM4のアクセスが可能になるまでの時間T2(第2の設定時間)が設定されている。なお、タイマ345を備えず、タイマ341にタイマ341の機能とタイマ345の機能とを兼用させてもよい。
その他の構成及び動作は、図12に示す無線送信装置1cと同様であるのでその説明を省略し、本実施形態の特徴的な動作について説明する。図17は、無線送信装置1dの動作の一例を示す状態遷移図である。図17においては、説明の簡単のため、図12に示す無線送信装置1cと同様の部分、例えば、読込済フラグREAD_FLGの動作やステートIDLE1における設定時間T1の待ち動作などは省略している。
まず、無線送信装置1dに電源が投入されると、動作用電源電圧Vが上昇し、電源リセットIC8によって動作用電源電圧Vが設定電圧Vref以下の場合に電源リセット信号PON_RSTがハイレベルにされ、さらに動作用電源電圧Vが設定電圧Vrefを超えた後所定時間電源リセット信号PON_RSTがハイレベルのまま維持された後、ローレベルにされてリセットが解除される。
そうすると、ステートマシン34dはステートPON_RSTに遷移するが、電源供給部10はEEPROM4への動作用電源電圧の供給を行わない状態が維持される。また、電源リセット信号PON_RSTがハイレベルになると、論理回路35によって制御フラグRST_FLGがハイレベルにされ、ORゲート36によって発振指示信号POWER_ONもハイレベルにされて、発振回路7によるクロック信号CLKの発振動作が開始される。
そして、電源リセットIC8によって電源リセット信号PON_RSTがローレベルにされてリセットが解除されとステートマシン34dはステートPON_RSTからステートSTM1_GO1へ遷移し、電源供給部10からEEPROM4へ動作用電源電圧の供給を開始させると共に、タイマ345による計時動作を開始させ、ステートSTM1_GO2へ遷移する。
ステートSTM1_GO2では、タイマ341のタイムアップ待ちを行い、時間T2が経過してタイムアップフラグCLKUPが’1’になると、ステートSTM1_GO3へ遷移してサブステートマシンSTM1を起動し、EEPROM4からレジスタ321へのデータの読み出しが実行される。
すなわち、電源供給部10からEEPROM4へ動作用電源電圧の供給が開始されてから時間T2経過後にEEPROM4からレジスタ321へのデータの読み出しが実行されるので、EEPROM4への動作用電源電圧の供給が開始された後、EEPROM4の動作が不安定な状態においてEEPROM4からデータが読み出されることが回避され、EEPROM4からレジスタ321へのデータ読み出し動作の信頼性を向上させることができる。
そして、ステートマシン34dはステートSTM1_WAITへ移行してサブステートマシンSTM1の処理終了待ち状態となり、サブステートマシンSTM1によるEEPROM4からのデータ読み出し動作が終了して読込処理終了フラグSTM1_DONEが’1’になると、電源供給部10からEEPROM4への動作用電源電圧を停止させてステートIDLE0に遷移する。
これにより、EEPROM4を動作させるために必要な、ステートSTM1_GO1、ステートSTM1_GO2、ステートSTM1_GO3、及びステートSTM1_WAITの間のみ、EEPROM4の動作用電源電圧が供給されるので、EEPROM4を動作させる必要のない期間におけるEEPROM4での待機電力の消費がなくなり、無線送信装置1dにおける消費電力を低減することができる。
本発明の一実施形態に係る無線送信装置の構成の一例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る無線送信装置の動作を説明するための状態遷移図である。 本発明の第1の実施形態に係る無線送信装置の動作を説明するためのタイミングチャートである。 本発明の第1の実施形態に係る無線送信装置の動作を説明するためのタイミングチャートである。 本発明の第1の実施形態に係る無線送信装置の動作を説明するためのタイミングチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る無線送信装置の動作を説明するための状態遷移図である。 本発明の第2の実施形態に係る無線送信装置の動作を説明するためのタイミングチャートである。 本発明の第3の実施形態に係る無線送信装置の構成の一例を示すブロック図である。 図8に示す論理回路の構成の一例を示す回路図である。 本発明の第3の実施形態に係る無線送信装置の動作を説明するための状態遷移図である。 本発明の第3の実施形態に係る無線送信装置の動作を説明するためのタイミングチャートである。 本発明の第4の実施形態に係る無線送信装置の構成の一例を示すブロック図である。 図12に示すタイマの構成の一例を示すブロック図である。 本発明の第4の実施形態に係る無線送信装置の動作を説明するための状態遷移図である。 本発明の第4の実施形態に係る無線送信装置の動作を説明するためのタイミングチャートである。 本発明の第5の実施形態に係る無線送信装置の構成の一例を示すブロック図である。 本発明の第5の実施形態に係る無線送信装置の動作を説明するための状態遷移図である。
符号の説明
1,1a,1b,、1c,1d 無線送信装置
2 赤外線センサ
4 EEPROM
5 無線信号送信回路
6 アンテナ
7 発振回路
9 リセットスイッチ
10 電源供給部
31 フリップフロップ
32 ROMI/F
33 送信制御部
34,34a,34b,34c,34d ステートマシン
321 レジスタ
341,345 タイマ
CLK クロック信号
TRIG オンオフ信号

Claims (8)

  1. オンオフ信号を受信する制御信号受信部と、
    前記制御信号受信部により受信されたオンオフ信号に応じて、当該オンオフ信号を示すデータを無線信号として送信する無線信号送信回路と、
    前記無線信号送信回路を動作させるためのクロック信号を生成する発振回路と、
    前記制御信号受信部により受信されたオンオフ信号の信号変化を検出し、前記発振回路の動作を開始させる信号変化検出部と、
    前記無線信号送信回路による前記無線信号の送信が終了した場合に前記発振回路の動作を停止させる制御部と
    前記データを予め記憶するシリアルインターフェースを備えたEEPROMからなる半導体メモリと、
    前記半導体メモリから読み出した前記データを記憶するレジスタとを備え、
    前記制御部は、前記レジスタに前記データが記憶されていない場合、前記半導体メモリから読み出した前記データを前記レジスタに記憶させると共に当該レジスタに記憶されたデータを、前記オンオフ信号に応じて前記無線信号送信回路に送信させ、前記レジスタに前記データが記憶されている場合、前記半導体メモリから前記データを読み出すことなく前記レジスタに記憶されている前記データを前記オンオフ信号に応じて前記無線信号送信回路に送信させること
    を特徴とする無線送信装置。
  2. オンオフ信号を受信する制御信号受信部と、
    前記制御信号受信部により受信されたオンオフ信号に応じて、当該オンオフ信号を示すデータを無線信号として送信する無線信号送信回路と、
    前記無線信号送信回路を動作させるためのクロック信号を生成する発振回路と、
    前記制御信号受信部により受信されたオンオフ信号の信号変化を検出し、前記発振回路の動作を開始させる信号変化検出部と、
    前記無線信号送信回路による前記無線信号の送信が終了した場合に前記発振回路の動作を停止させる制御部と、
    前記データを予め記憶する不揮発性の半導体メモリと、
    前記半導体メモリから読み出した前記データを記憶するレジスタと、
    前記制御部及び前記半導体メモリの動作用電源電圧を検出し、当該検出された動作用電源電圧が予め設定された設定電圧を超える場合に前記制御部を動作させる旨の指示信号を出力する電圧検出部とを備え、
    前記制御部は、前記制御部を動作させる旨の指示信号を受信した場合に前記半導体メモリから読み出した前記データを前記レジスタに記憶させ、前記オンオフ信号に応じて前記レジスタに記憶されている前記データを前記無線信号送信回路に送信させ、
    前記信号変化検出部により検出された前記オンオフ信号の変化の回数を計数する計数部をさらに備え、
    前記制御部は、前記計数部による計数回数が、予め設定された回数に達した場合、前記半導体メモリから読み出した前記データを前記レジスタに再び記憶させること
    を特徴とする無線送信装置。
  3. 赤外線強度の変動を検出する赤外線センサをさらに備え、
    前記赤外線センサは、赤外線強度の変動の検出の有無に応じて前記オンオフ信号を出力すること
    を特徴とする請求項1又は2記載の無線送信装置。
  4. 前記信号変化検出部は、前記オンオフ信号の立ち上がり及び立ち下がりのうちいずれか一方を、前記信号変化として検出すること
    を特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の無線送信装置。
  5. 前記無線信号送信回路は、前記制御信号受信部により受信されたオンオフ信号に応じて、前記無線信号を複数回送信することを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の無線送信装置。
  6. 前記半導体メモリに記憶されているデータを前記レジスタに記憶させる旨の操作指示を受け付ける受付部をさらに備え、
    前記制御部は、前記受付部により前記操作指示が受け付けられた場合に前記半導体メモリから読み出した前記データを前記レジスタに再び記憶させること
    を特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の無線送信装置。
  7. 前記制御部は、前記発振回路の動作開始後、予め設定された第1の設定時間の経過後に前記無線信号送信回路の動作を開始させること
    を特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の無線送信装置。
  8. 前記半導体メモリの動作用電源電圧を供給する電源供給部をさらに備え、
    前記制御部は、前記半導体メモリから前記データを読み出す際に前記電源供給部から前記半導体メモリへ前記動作用電源電圧を供給させた後、予め設定された第2の設定時間の経過後に前記半導体メモリから前記データの読み出しを行い、前記データの読み出し後に前記電源供給制御部から前記半導体メモリへの前記動作用電源電圧の供給を停止させること
    を特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の無線送信装置。
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