JP3217918B2 - 火災報知設備の端末装置 - Google Patents

火災報知設備の端末装置

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JP3217918B2 JP31612093A JP31612093A JP3217918B2 JP 3217918 B2 JP3217918 B2 JP 3217918B2 JP 31612093 A JP31612093 A JP 31612093A JP 31612093 A JP31612093 A JP 31612093A JP 3217918 B2 JP3217918 B2 JP 3217918B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、受信機から電源が供給
され、受信機とデータのやりとりを行う火災報知設備の
端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の火災報知設備の端末装置
としては、例えば図7に示すようなものがある。図7に
おいて、1は整流回路であり、整流回路1は図示しない
受信機からの電源を整流する。整流回路1に続いてノイ
ズ吸収回路2が設けられ、ノイズ吸収回路2はノイズの
吸収を行う。
【0003】3は定電圧回路であり、定電圧回路3は整
流回路1で整流され、ノイズ吸収回路2でノイズが吸収
された後の電圧から10Vの定電圧を発生させ、LED
駆動回路4、受光回路5、増幅回路6および3Vの定電
圧回路7に定電圧を供給する。ノイズ吸収回路2に続い
て伝送信号検出回路8が設けられ、伝送信号検出回路8
は受信機からの電圧モードによる呼出信号を検出して、
インタフェース回路9を介してMPU10に供給する。
MPU10にはROM11が接続されており、ROM1
1には例えばディップスイッチからなるアドレス種別設
定回路12からアドレス、種別、その他のデータが設定
されている。尚、アドレス種別設定回路を用いず、RO
M11に直接ROMライタ等でアドレス、種別、その他
のデータを書き込み、その後実装する場合もある。RO
M11に設定されたアドレス、種別、その他のデータ
は、MPU10により読み出されてMPU10内のRA
M13に格納される。14はMPU10のCPUであ
る。
【0004】煙検出は、LED駆動回路4、赤外LED
15、受光回路5および増幅回路6で行われる。さら
に、試験動作のためのテストLED16も設けられる。
LED駆動回路4は、伝送信号検出回路8、インタフェ
ース回路9を介してMPU10で受信機からのデータサ
ンプリングコマンドを受信してから、MPU10により
インタフェース回路9を介して駆動される。
【0005】LED駆動回路4の駆動により、赤外LE
D15は発光駆動する。赤外LED15の煙検出信号
は、受光回路5で受光され、増幅回路6で増幅された後
に、A/D変換され、デジタル検出データに変換され
て、MPU10のRAM13に記憶される。赤外LED
15と受光回路5による煙検出構造は通常散乱光式で行
われる。
【0006】MPU10からの応答信号は、インタフェ
ース回路9を介して応答信号出力回路17に与えられ、
応答信号出力回路17は電流モードで受信機に対して煙
検出データの送出を行う。3Vの定電圧回路7は、10
Vの定電圧回路3から10Vの定電圧供給を受けて、3
Vの定電圧を発生させ、インタフェース回路9、MPU
10、ROM11、アドレス種別設定回路12および電
圧検出回路18に常に3Vの定電圧を供給する。すなわ
ち、ROM11には電源立上げ後常時電源が供給されて
いる。
【0007】電源立上げ時には、電圧検出回路18がこ
れを検出し、MPU10をリセットする。これよりMP
U10はROM11からアドレス、種別、その他のデー
タを読み出して、RAM13に格納する。これ以外には
ROM11の動作としては、受信機からの制御で新しい
データをMPU10からROM11に書き込む動作と、
ROM11の新しいデータをMPU10のRAM13に
読み込む動作がある。これらの動作は、電源立上げ後定
期的に行うものではなく、電源立上げ後はほとんど行わ
れない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の火災報知設備の端末装置にあっては、電源立
上げ時にMPUがROMからアドレス、種別、その他の
データをRAMに読み込んだ後は、受信機からの制御が
ない限り、MPUがROMから、アドレス、種別、その
他のデータを読み込むことがないにもかかわらず、常時
ROMに電源が供給され、ROMが電源を例えば100
μAも消費するようになっていたため、通常監視状態で
電力消費の無駄が生じ、また、停電時に受信機、端末装
置、ベルなどを駆動するバッテリーが小型にならないの
で、受信機の小型化を図ることができず、また、電圧ド
ロップで端末装置に供給する電圧を十分確保することが
できず、動作を安定化することができなかった。さら
に、MPUの誤動作による書き込みミスでROMのデー
タが変ってしまうという問題点があった。
【0009】本発明は、電源立上げ時および受信機から
の制御がない限り、ROMに電源を供給しないようにす
ることで、電力消費の無駄をなくし、バッテリーの大型
化を防止して受信機の小型化を図り、電圧ドロップを小
さくして動作を安定化し、さらに、ROMのデータの変
化を防止することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、自己アドレスなどのデータが設定される
ROMと、該ROMから前記データを読み取りRAMに
書き込む制御手段を有し、受信機から電源が供給される
火災報知設備の端末装置において、前記ROMに電源を
供給する電源供給手段を設け、電源立上げ時および前記
受信機からのデータ変更の制御時にのみ前記電源供給手
段を動作させて電源を前記ROMに供給するように制御
する電源供給制御手段を前記制御手段内に設けたことを
特徴とする。
【0011】また、本発明は、自己アドレスなどのデー
タが設定されるROMと、該ROMから前記データを読
み取りRAMに書き込む制御手段を有し、受信機から電
源が供給される火災報知設備の端末装置において、前記
ROMに電源を供給する電源供給手段を設け、前記制御
手段が前記ROMから前記データを読み込む時および前
記ROMに新しいデータを書き込む時にのみ前記電源供
給手段を動作させて電源を前記ROMに供給するように
制御する電源供給制御手段を前記制御手段内に設けたこ
とを特徴とする。
【0012】また、本発明は、前記ROMとして、電気
的な手段でデータの書込みおよび消去が可能で、電源が
オフしてもデータが消えない固定記憶素子(EEPRO
M)を用いることを特徴とする。また、本発明は、前記
電源供給手段として、一個のトランジスタまたは、一対
のトランジスタを用いることを特徴とする。
【0013】また、本発明は、前記電源供給手段とし
て、インバータ回路を用いることを特徴とする。また、
本発明は、前記電源供給手段として、アンド回路を用い
ることを特徴とする。
【0014】
【作用】このような構成を備えた本発明の火災報知設備
の端末装置によれば、電源立上げ時および受信機からの
データ変更の制御時にのみ、電源供給制御手段により電
源供給手段を動作させて電源をROMに供給するように
制御するようにしたため、すなわち、ROMへの電源供
給の必要な時(ROMからRAMへのデータの読み込み
時およびROMへのデータの書き込み時)のみ、電源を
供給し、それ以外は電源供給をオフするようにしたた
め、端末装置の消費電流が減少し、火災報知設備全体の
消費電力の無駄を防止することができる。
【0015】また、端末装置の低電力消費によって、停
電時に必要なバッテリーの大型化を防止することがで
き、受信機の小型化、薄型化を図ることができ、大規模
火災放置設備における設計上の制約を軽減することがで
きる。また、装置の低電力消費によって、端末装置に供
給する電圧ドロップ(線路によるドロップ)を小さくす
ることができ、端末装置に供給する電圧を十分確保し、
動作を安定させることができる。
【0016】さらに、必要な時以外ROMへの電源供給
をオフするようにしたため、MPUの誤動作による書き
込みミスでROMのデータが変わってしまうことを防止
することができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1〜図3は本発明の第1実施例を示す図であ
る。図1は本発明の第1実施例に係るアナログ式煙感知
器の一部分を示すブロック図である。
【0018】図1において、21は図示しない整流回路
およびノイズ吸収回路に続いて設けられた伝送信号検出
回路であり、伝送信号検出回路21は図示しない受信機
からの電圧モードによる呼出信号を検出してインタフェ
ース回路22を介して制御手段としてのMPU23に送
出する。MPU23は通常のポーリングによる呼出信号
に対してはRAM24に記憶している検出データを返送
し、また、データサンプリングコマンドを受けると、検
出データの収集処理を行う。
【0019】MPU23は受信機からデータサンプリン
グコマンドを受信すると、図示しないLED駆動回路を
インタフェース回路22を介して駆動し、LED駆動回
路は赤外LEDを発光駆動する。赤外LEDの発光は、
受光回路で受光され、増幅回路で増幅された後に、MP
U23に取り込まれA/D変換によりデジタル検出デー
タに変換されて、RAM24に記憶される。
【0020】MPU23は、通常のポーリングによる呼
出信号を受信し、RAM24に格納されている自己アド
レスが一致すると、応答信号をインタフェース回路22
を介して応答信号出力回路25に与える。応答信号出力
回路25は受信機に対して検出データを送出する。26
は図示しない10Vの定電圧回路に続いて設けられた3
Vの定電圧回路であり、この定電圧回路26は10Vの
定電圧を受けて、3Vの定電圧を発生させ、インタフェ
ース回路22、MPU23および電圧検出回路27に3
Vの定電圧を供給する。
【0021】電圧検出回路27は、電源が立上り、定電
圧回路26から定電圧供給を受けて、電圧を検出する
と、MPU23をリセットする。28はROMであり、
ROM28にはアドレス、種別、その他のデータが設定
される。このROM28に対するデータの初期設定は、
ディップスイッチによるデータの読み込み又はROMラ
イタによるデータの書き込み等により行われる。ROM
28としては、電気的な手段でデータの書込みおよび消
去が可能で、電源がオフしてもデータが消えない固定記
憶素子(EEPROM)を用いる。
【0022】ROM25に設定されたアドレス、種別、
その他のデータの変更は、受信機からの制御により行わ
れる。すなわち、MPU23は受信機から伝送信号検出
回路21、インタフェース回路22を介してROMデー
タ変更のコマンドを受信すると、ROM28に新しいデ
ータの書き込みを行う。このROMデータの変更は、電
源立上げ後定期的に行われるものではなく、電源立上げ
後はほとんど行われない。
【0023】29は電源供給手段としての電源供給回路
であり、電源供給回路29はROM28とMPU23の
間に設けられる。電源供給回路29は、トランジスタ3
0と抵抗31,32により構成され、MPU23の制御
によりROM28に電源を供給する。トランジスタ30
のベースはMPU23のポートAに接続され、コレクタ
はROM28に接続され、エミッタは定電圧回路26に
接続されている。
【0024】33はMPU23内に設けられた電源供給
制御手段としての電源供給制御部でり、電源供給制御部
33は、電源立上げ時および受信機からのROMデータ
変更のコマンドがあったときのみ、電源供給回路29を
動作させて、電源をROM28に供給するように制御
し、アドレスなどのデータのRAM24への読み込みが
終了すると、ROM28への電源供給を停止し、また、
新しいデータがROM28に書き込まれ、ROM28か
らRAM24に新しいデータの読み込みが終了すると、
ROM28への電源供給を停止するように制御する。
【0025】すなわち、電源供給制御部33は、ROM
28からアドレスなどのデータをRAM24に読み込む
時およびROM28に受信機からの制御により新しいデ
ータを書き込む時にのみ電源供給回路29を動作させ
て、ROM28に電源を供給するように制御する。RA
M24には、電源立上り時にROM28からのアドレ
ス、種別、その他のデータが読み込まれ、また、受信機
からのROMデータ変更コマンドで変更された新しいデ
ータがROM28に書き込まれた後にROM28から読
み込まれる。また、RAM24には受光回路、増幅回路
からA/D変換された煙検出データが書き込まれる。な
お、34はCPUであり、CPU34は各部の制御を行
う。
【0026】次に、動作を説明する。図2および図3は
動作を説明するフローチャートである。図2において、
まず、ステップS1で電源をオンにする。これにより受
信機から端末装置側に電源が供給される。電源は、整流
回路で整流され、ノイズ吸収回路でノイズが吸収された
後に、10Vの定電圧回路で10Vの定電圧を発生さ
せ、10Vの定電圧が3Vの定電圧回路26に供給され
る。3Vの定電圧回路26は3Vの定電圧を発生させ、
インタフェース回路22、MPU23および電圧検出回
路27に供給する。
【0027】次に、ステップS2で電圧検出回路27は
定電圧回路26からの定電圧供給により、電圧を検出す
ると、MPU23をリセットする。次に、ステップS3
でMPU23がリセットすると、電源供給制御部33は
電源立上りを判別し、ポートAから負論理出力をトラン
ジスタ30のベースに与える。電源供給回路29がオン
になると、定電圧回路26からROM28に対して3V
の定電圧が供給される。
【0028】その後、ステップS4でROM28に設定
されていたアドレス、種別、その他のデータがMPU2
3のRAM24に読み込まれる。読み込みが未終了のと
きは、ステップS2に戻り、読み込みが終了したとき
は、ステップS5に進む。ステップS5ではデータのR
AM24への読み込み終了を判別すると、電源供給制御
部33はトランジスタ30のベースへの負論理出力を停
止し、電源供給回路29をオフにする。これにより、R
OM28には定電圧回路26から定電圧が供給されなく
なる。
【0029】その後、ステップS6で受信機からのポー
リングがあるか否かを伝送信号検出回路21で検出し、
ポーリングを検出し、通常のポーリングであるときは、
ステップS7でMPU23はアドレスが一致したら、R
AM24に記憶している煙検出データを応答信号出力回
路25を介して受信機に送信する。次に、ステップS8
で受信機からROMデータ変更コマンドがあったとき
は、これを伝送信号検出回路21で検出し、MPU23
はコマンドがROMデータを変更するものであると判別
し、ステップS9で電源供給制御部33はトランジスタ
30のベースに負論理出力を与え、電源供給回路29を
オンにする。これにより、3Vの定電圧が定電圧回路2
6よりROM28に供給される。
【0030】次に、ステップS10でMPU23は、R
OM28に新しいデータを書き込み、終了したら、ステ
ップS11でROM28に書き込んだ新しいデータをR
AM24に読み込む。読み込みが終了したら、ステップ
S12で電源供給制御部33は電源供給回路29をオフ
にして、ステップS6に戻る。こうして、ROM28に
は電源が供給されなくなる。
【0031】このように、ROM28への電源供給が必
要なとき、すなわち、電源立上り時および受信機からR
OMデータを変更する時(換言すれば、ROM28から
データを読み込む時およびROM28にデータを書き込
む時)以外ROM28への電源を供給しないようにした
ため、端末装置の消費電流が減少し、火災報知設備全体
の電力消費の無駄をなくすことができる。
【0032】また、端末装置の低電力消費によって、停
電時に必要なバッテリーの大型化を防止することがで
き、受信機の小型化、薄型化を図ることができ、また、
大規模装置における設計上の制約を軽減することができ
る。また、端末装置の低電力消費によって、火災報知設
備の端末装置に供給する電圧ドロップ(線路によるドロ
ップ)を小さくすることができ、端末装置に供給する電
圧を十分確保し、動作を安定させることができる。
【0033】さらに、必要な時以外ROM28への電源
供給をオフするため、MPU23の誤動作による書き込
みミスでROM28のデータが変わってしまうことを防
止することができる。次に、図4は本発明の第2実施例
を示すブロック図である。本実施例はMPU23からR
OM28に電源供給する電源供給手段としてインバータ
回路を用いたものである。
【0034】図4において、35は電源供給手段として
の電源供給回路であり、電源供給回路35はインバータ
回路36と抵抗37により構成されている。インバータ
回路36の出力側はROM28に接続され、入力側は抵
抗37を介して定電圧回路26に接続されるとともに、
MPU23のポートAに接続される。MPU23の電源
供給制御部33は、電源立上り時および受信機からRO
Mデータを変更するときのみ、負論理出力をインバータ
回路36に与えると、インバータ回路36からハイレベ
ル(3V)が出力され、ROM28に電源が供給され
る。
【0035】ROM28からアドレス、種別、その他の
データがRAM24に読み込まれた時およびROM変更
データをROM28に書き込み、ROM28からRAM
24にROM変更データを読み込んだ時に、電源供給制
御部33はインバータ回路36に対する負論理出力を停
止すると、電源供給回路35はオフになり、ROM28
への電源供給が停止される。
【0036】本実施例においても、前記実施例と同様な
効果を得ることができる。次に、図5は本発明の第3実
施例を示すブロック図である。本実施例は、MPU23
からROM28に電源を供給する電源供給手段として、
一対のトランジスタを用いたものである。図5におい
て、38は電源供給手段としての電源供給回路であり、
電源供給回路38は、一対のトランジスタ39,40と
抵抗41,42,43,44により構成されている。
【0037】MPU23のポートAは抵抗43を介して
トランジスタ39のベースに接続され、トランジスタ3
9のエミッタは定電圧回路26に接続され、トランジス
タ39のコレクタはトランジスタ40のベースに抵抗4
2を介して接続されている。トランジスタ40のエミッ
タは定電圧回路26に接続され、トランジスタ40のコ
レクタはROM28に接続されている。
【0038】MPU23の電源供給制御部33は、RO
M28へのデータの書き込み時およびROM28からR
AM24へのデータの読み込み時にのみ、ポートAから
正論理出力をトランジスタ39のベースに与え、トラン
ジスタ39をオンする。トランジスタ39がオンになる
と、トランジスタ40もオンになり、ROM28に電源
が供給される。
【0039】電源供給制御部32はトランジスタ39の
ベースへの正論理出力を停止すると、トランジスタ39
がオフになり、トランジスタ40もオフになる。こうし
て、ROM28への電源供給が停止される。本実施例に
おいても、前記実施例と同様な効果を得ることができ
る。次に、図6は本発明の第4実施例を示すブロック図
である。
【0040】本実施例は、MPU23からROM28に
電源を供給する電源供給手段として、アンド回路を用い
たものである。図6において、45は電源供給手段とし
ての電源供給回路であり、電源供給回路45はアンド回
路46と抵抗47,48により構成されている。アンド
回路46の出力側はROM28に接続され、アンド回路
46の一方の入力側はMPU23のポートAに接続さ
れ、他方の入力側は定電圧回路26に接続されている。
【0041】MPU23の電源供給制御部33がROM
28へのデータの書き込み時およびROM28からのデ
ータのRAM24への読み込み時にのみ、アンド回路4
6の一方の入力側に正論理出力を与えると、アンド回路
46はハイレベルをROM28に出力する。こうして、
ROM28には、電源が供給される。本実施例において
も前記実施例と同様な効果を得ることができる。
【0042】なお、第1〜第4実施例においては、アナ
ログ式煙感知器の場合を例にとって説明したが、アナロ
グ式煙感知器に限らず、他の感知器、中継器、他の端末
にも本発明を適用することができる。
【0043】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、電源立上げ時および受信機からのデータの変更時に
のみ、電源供給手段を電源供給制御手段により制御し
て、ROMに電源を供給し、ROMからRAMへのデー
タの読み込みが終了したときおよびROMに新しいデー
タを書き込み、ROMからRAMへの新しいデータの読
み込みが終了したときは、ROMへの電源をオフにする
ようにしたため、端末装置の消費電流が減少し、火災報
知設備全体の電力消費の無駄を防止することができる。
【0044】また、端末装置の低電力消費によって、停
電時に必要なバッテリーの大型化を防止することがで
き、受信機の小型化、薄型化を図ることができ、大規模
設備における設計上の制約を軽減することができる。ま
た、端末装置の低電力消費により、端末装置に供給する
電圧ドロップ(線路によるドロップ)を小さくすること
ができ、端末装置に供給する電圧を十分確保し、動作を
安定させることができる。
【0045】さらに、必要な時以外ROMへの電源供給
をオフするようにしたため、MPUの誤動作による書き
込みミスでデータが変わってしまうことを防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すブロック図
【図2】動作を説明するフローチャート(1)
【図3】動作を説明するフローチャート(2)
【図4】本発明の第2実施例を示すブロック図
【図5】本発明の第3実施例を示すブロック図
【図6】本発明の第4実施例を示すブロック図
【図7】従来例を示すブロック図
【符号の説明】
21:伝送信号検出回路 22:インタフェース回路 23:MPU(制御手段) 24:RAM 25:応答信号出力回路 26:定電圧回路 27:電圧検出回路 28:ROM 29,35,38,45:電源供給回路(電源供給手
段) 30,39,40:トランジスタ 31,32,37,41〜44,47,48:抵抗 33:電源供給制御部(電源供給制御手段) 34:CPU 36:インバータ回路 46:アンド回路

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自己アドレスなどのデータが設定されるR
    OMと、該ROMから前記データを読み取りRAMに書
    き込む制御手段を有し、受信機から電源が供給される火
    災報知設備の端末装置において、 前記ROMに電源を供給する電源供給手段を設け、電源
    立上げ時および前記受信機からのデータ変更の制御時に
    のみ前記電源供給手段を動作させて電源を前記ROMに
    供給するように制御する電源供給制御手段を前記制御手
    段内に設けたことを特徴とする火災報知設備の端末装
    置。
  2. 【請求項2】自己アドレスなどのデータが設定されるR
    OMと、該ROMから前記データを読み取りRAMに書
    き込む制御手段を有し、受信機から電源が供給される火
    災報知設備の端末装置において、 前記ROMに電源を供給する電源供給手段を設け、前記
    制御手段が前記ROMから前記データを読み込む時およ
    び前記ROMに新しいデータを書き込む時にのみ前記電
    源供給手段を動作させて電源を前記ROMに供給するよ
    うに制御する電源供給制御手段を前記制御手段内に設け
    たことを特徴とする火災報知設備の端末装置。
  3. 【請求項3】前記ROMとして、電気的な手段でデータ
    の書込みおよび消去が可能で、電源がオフしてもデータ
    が消えない固定記憶素子(EEPROM)を用いること
    を特徴とする請求項1,2の火災報知設備の端末装置。
  4. 【請求項4】前記電源供給手段として、一個のトランジ
    スタまたは、一対のトランジスタを用いることを特徴と
    する請求項1,2の火災報知設備の端末装置。
  5. 【請求項5】前記電源供給手段として、インバータ回路
    を用いることを特徴とする請求項1,2の火災報知設備
    の端末装置。
  6. 【請求項6】前記電源供給手段として、アンド回路を用
    いることを特徴とする請求項1,2の火災報知設備の端
    末装置。
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