JP3763483B2 - レーダ方位補間回路 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、レーダ方位算出に係り、特にレーダ方位算出の精度向上を可能とするレーダ方位補間回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
アンテナが回転するレーダの多くは、方位基準信号と方位変化信号の2種類のパルス信号でアンテナの向きを外部に出力している。
この方位基準信号は、アンテナが1回転する間に1回、基準方位(例えば、北)を向く度に発生する。また、前記方位変化信号は、アンテナが一定角度回転する度に発生する。例えば、アンテナが1回転する間に前記方位変化信号が360回発生している場合は、1度毎に1回発生していることになる。
従来、レーダの方位算出は前記基準方位から前記方位変化信号の数をカウントすることで実現していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来からの方法では、前記方位変化信号の間隔より細かい精度ではレーダの方位を知ることができないという欠点があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、カウンタを使用して前記方位変化信号間を適宜な間隔で分割可能なクロックで細かくカウントして前記方位変化信号未満のレーダの方位データを算出するレーダ方位補間回路を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、レーダから出力される方位基準信号と方位変化信号からレーダの向きを算出するレーダ方位回路において、前記方位変化信号によりカウントアップされ、レーダ方位値の上位ビットを生成する方位カウンタと、前記方位変化信号間を適宜な時間間隔に分割できるクロック信号を生成するとともに、前記方位変化信号を検出した時タイミング信号となるラッチ信号とリセット信号とを順に連続して生成するタイミング制御部と、前記リセット信号でリセットされ、前記クロック信号によりカウントアップされ、レーダ方位値の補助値を生成する補助カウンタと、前記ラッチ信号でこの補助カウンタのカウント値をラッチして補間基準値として保持するレジスタと、この補間基準値で、前記補助カウンタのカウント値をカウントする度に除算して前記レーダ方位値の下位ビットである補間値を算出する補間値算出部とを有し、前記レーダ方位値の上位ビットとこの下位ビットとを合成することによってレーダ方位値を求めるものである。
【0005】
【作用】
本発明によれば、前記方位変化信号間を適宜な間隔で分割可能なクロックで細かくカウントして、その結果をもとに補間値を算出して前記方位変化信号でカウントして得られた方位値の下位データとして合成してレーダ方位値とするのでレーダ方位の算出精度を向上できる。
【0006】
【実施例】
図1は本発明の1実施例を示すレーダ方位補間回路のブロック図、図2はこのレーダ方位補間回路の動作を説明するタイミングチャート図である。
図1に示すように、方位カウンタ1、補助カウンタ2、補間値算出部3、タイミング制御部4、およびレジスタ5から構成される。
レーダの方位はレーダ(図示せず。)からの方位基準信号S1と方位変化信号S2から算出する。
【0007】
タイミング制御部4は方位変化信号S2間を適宜な間隔で分割するクロックCKを生成し、方位変化信号S2とクロックCKから補助カウンタ2をリセットするリセット信号RSTとレジスタ5に補助カウンタ2のカウント値をラッチするラッチ信号LTを生成して全体を制御するタイミング制御部である。
方位カウンタ1は方位基準信号S1と方位変化信号S2を受けて、方位基準信号S1によりリセットされ、方位変化信号S2によりカウントアップされ、レーダ方位値の上位ビットARGを生成し、補助カウンタ2は方位変化信号S2が入力される度にリセット信号RSTでリセットされ、クロックCKによりカウントアップされ、レーダ方位値の補助値AX1を生成する。
【0008】
レジスタ5は補助カウンタ2からのレーダ方位値の補助値AX1を方位変化信号S2が入力される度にラッチ信号LTでラッチし、レーダ方位値の補助値AX1の最大値を補間基準値D1として保持するレジスタ、補間値算出部3はレジスタ5に保持された補間基準値D1と補助カウンタ2のレーダ方位値の補助値AX1を受けて、レーダ方位値の補助値AX1を補間基準値D1で除算し、得られた商が1未満の場合はそのまま、1以上の場合は1以上になる直前の商を前記レーダ方位値の下位ビットとなる補間値AUXとして生成する。
1以上の商をそのまま下位ビットとして使用しないのは、商が1以上の場合は方位変化信号S2が来てないにもかかわらず方位変化信号S2が来たことに相当するので、このような不都合を回避するためである。
【0009】
図2において、S1は方位基準信号、S2は方位変化信号、LTは補助カウンタ2のカウントの最大値をレジスタ5にラッチするラッチ信号、RSTは補助カウンタ2のカウンタをリセットするリセット信号、AX1は補助カウンタ2のカウント値、AUXは補間値算出部3から得られる方位変化信号S2間隔内を適宜な間隔で分割した補間値であるレーダ方位値の下位データ、ARGは方位変化信号S2間隔を基準単位とするレーダ方位値の上位データである。
【0010】
図1および図2に基づいて、本発明のレーダ方位補間回路の動作を説明する。
前述したように、レーダの方位はアンテナの回転に従ってレーダで生成される方位基準信号S1および方位変化信号S2を用いて算出する。
方位基準信号S1は方位カウンタ1に入力され、方位変化信号S2はタイミング制御部4に入力される。
周知のように、図2(G)に示すように方位カウンタ1は方位基準信号S1でリセットされ、方位変化信号S2でカウントアップされるので、基準方位を起点に方位変化信号S2が出力されるタイミングであるアンテナの一定回転角度単位でレーダの向きを算出できる。この方位カウンタ1のカウント値をレーダ方位値の上位データARGとする。
【0011】
次に、本発明のレーダ方位補間値の生成について説明する。
タイミング制御部4では、方位変化信号S2の後縁を検出して、図2(C)に示すように補助カウンタ2がリセットされる直前に補助カウンタ2のカウント最大値をレジスタ5に補間基準値D1としてラッチするラッチ信号LTを、図2(D)に示すように補助カウンタ2をリセットするリセット信号RSTを生成する。
【0012】
続いて、具体的に補間値生成について説明する。
前述したように、補助カウンタ2は、方位変化信号S2が入力される度にリセット信号RSTでリセットされ、クロックCKでカウントアップする動作を繰り返しているので、方位変化信号S2が入力されると、補助カウンタ2は、図2(E)に示すように、それまで前回の方位変化信号S2が入力された後にカウントアップされたカウント値mとなっている(図2−(1))。ここで、図2(C)に示すようなラッチ信号LTでこのカウント値mは補間基準値D1としてレジスタ5に保持される。
次に、図2(D)に示すようなリセット信号RSTで補助カウンタ2はリセットされ、図2(E)に示すようにクロックCKにてカウントアップが開始され、次の方位変化信号S2が入力されるまでカウントアップが続けられる。このカウント値AX1は補間値算出部3に入力され、図2(F)に示すように、保持されている補間基準値D1(この場合はm)で除算されて、レーダ方位値の下位データとなる補間値AUXが生成される(図2−(2))。
前述したように、アンテナが1回転する間に方位変化信号S2が360回発生しているものとすれば、従来の方法では、1度単位でしかレーダ方位を算出できないが、例えば方位変化信号間を60分割した単位で補間値AUXを算出すれば、1分単位で算出できることになる。
【0013】
アンテナの回転速度が一定である場合は、補間基準値D1は常に一定の値となり、補間値AUXは正確に算出することができる。
レーダは運用開始時、アンテナ回転速度変更時、および運用終了時にはアンテナの回転速度が変化するので、方位変化信号S2は常に一定時間間隔で発生するわけではないが、アンテナの回転速度は漸増または漸減するというように滑らかに変化することが分かっているから、前述したように方位変化信号S2が入力される度に補間基準値D1を更新することにより補間値算出部3で算出されるレーダ方位値の下位ビットである補間値AUXの精度が大きく悪くなることはない。
【0014】
【発明の効果】
本発明によれば、以上説明したように、常時方位変化信号S2が入力される度に補間基準値が更新されるので、アンテナの回転速度が一定となっている場合だけでなく、レーダの運用開始時、運用終了時、およびアンテナ回転速度変更時などのアンテナの回転速度が変化している場合でも、アンテナの回転速度の変動は漸増または漸減するので、問題なく方位変化信号S2未満のレーダ方位を算出できる。
従って、方位変化信号S2間を適宜な間隔の分割可能なクロックで細かくカウントして、その結果をもとに補間値AUXを算出して方位変化信号S2でカウントして得られた方位値ARGの下位データとして合成してレーダ方位値とするのでレーダ方位算出精度を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例を示すレーダ方位補間回路のブロック図である。
【図2】図1のレーダ方位補間回路の動作を説明するタイミングチャート図である。
【符号の説明】
1 方位カウンタ
2 補助カウンタ
3 補間値算出部
4 タイミング制御部
5 レジスタ

Claims (1)

  1. レーダから出力される方位基準信号と方位変化信号からレーダの向きを算出するレーダ方位回路において、
    前記方位変化信号によりカウントアップされ、レーダ方位値の上位ビットを生成する方位カウンタと、
    前記方位変化信号間を適宜な時間間隔に分割できるクロック信号を生成するとともに、前記方位変化信号を検出した時タイミング信号となるラッチ信号とリセット信号とを順に連続して生成するタイミング制御部と、
    前記リセット信号でリセットされ、前記クロック信号によりカウントアップされ、レーダ方位値の補助値を生成する補助カウンタと、
    前記ラッチ信号でこの補助カウンタのカウント値をラッチして補間基準値として保持するレジスタと、
    この補間基準値で、前記補助カウンタのカウント値をカウントする度に除算して前記レーダ方位値の下位ビットである補間値を算出する補間値算出部とを有し、
    前記レーダ方位値の上位ビットとこの下位ビットとを合成することによってレーダ方位値を求めることを特徴とするレーダ方位補間回路。
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