JP4184502B2 - 化粧シート - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、建築物の内装、建具の表面化粧、車両内装等に用いる化粧シートに関し、さらに詳しくは、環境に優しく、かつ、燃え難い化粧シートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、建築物の内装、建具の表面化粧、車両内装等に用いられる化粧シートとしては、発泡等による凹凸模様を施した意匠からなる化粧シートが一般的であり、この発泡等による凹凸模様は、通常、基材上に塗工された発泡剤を添加した塩化ビニル樹脂等の被発泡樹脂を加熱発泡炉で発泡させることにより形成されている。
【0003】
しかし昨今は、塩化ビニル樹脂を用いた化粧シートは、焼却時に塩化水素ガス等の有害なガスが発生するために、一般の焼却炉では焼却処分することができないといった廃材処理の問題や火災時にはこの塩化水素ガス等の有害なガスを吸引して中毒になるといった問題等があり、使用することを避けるようになり、これに代わる化粧シートとして、塩化ビニル樹脂を用いない非塩化ビニル系樹脂を用いた化粧シートが使用されるようになってきた。
【0004】
この非塩化ビニル系樹脂を用いた化粧シートとしては、ポリエチレン等のオレフィン系樹脂を用いた化粧シートがその代表的なものとして挙げられるが、このポリエチレン等のオレフィン系樹脂は、塩化ビニル樹脂と比較して環境に優しい反面、可燃性であり、少なくとも化粧シートに要求される難燃性とするために、通常種々の難燃剤が大量にこのポリエチレン等のオレフィン系樹脂に添加されるために、化粧シートとしたときのコストが高くなるという問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
そこで本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、塩化ビニル樹脂を用いた化粧シートと同等程度の難燃性を有する環境に優しい化粧シートであって、かつ、種々の難燃剤を大量に使用する必要がないために化粧シートとしたときのコストを安価にすることができる化粧シートを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、上記のような問題点を解決するために、請求項1記載の本発明の化粧シートは、エチレン−酢酸ビニル共重合体を主体とする少なくとも一つの層を有する中間層の一方の面に基材層を設け、他方の面にオレフィン系熱可塑性樹脂を主体とする表面層を設けた化粧シートにおいて、前記中間層がエチレン−酢酸ビニル共重合体を主体とする発泡層と該発泡層の両側に設けたエチレン−酢酸ビニル共重合体を主体とする着色層とオレフィン系熱可塑性樹脂を主体とする支持層とからなり、前記着色層が前記表面層側に設けられていると共に、前記表面層に難燃剤が添加されていることを特徴とするものである。
【0007】
請求項1記載の構成とすることにより、最も層の厚い(樹脂量の多い)発泡層を構成する樹脂にポリエチレンよりも酸素指数の高いエチレン−酢酸ビニル共重合体を用いることにより、種々の難燃剤を大量に使用する必要がない安価で環境に優しい化粧シートを得ることができる。また、発泡層と着色層とを別々に設けることにより、着色層は発泡剤により黄みや赤みを帯びた発泡層の影響を受けることなく、濁りのない着色層を得ることができる。また、この着色層に発泡層同様にポリエチレンよりも酸素指数の高いエチレン−酢酸ビニル共重合体を用いることにより、種々の難燃剤の使用量をさらに減らすことができるために、一層安価な化粧シートを得ることができる
【0008】
さらにまた、表面層を設けたことにより、耐スクラッチ性、耐汚染性、耐薬品性等の諸物性に優れた化粧シートを得ることができるし、また、発泡層が着色層と支持層とで挟まれるために、尚一層発泡層の発泡効率を高めることができ、発泡セルのバラツキの少ないほぼ一様な形状の発泡層を有する化粧シートを得ることができる
【0009】
また、請求項記載の発明は、請求項記載の化粧シートにおいて、前記支持層がエチレン−酢酸ビニル共重合体を主体とする樹脂組成物からなることを特徴とするものである。このように構成することにより、種々の難燃剤の使用量をさらに減らすことができ、尚一層安価な化粧シートを得ることができる。
【0010】
また、請求項記載の発明は、請求項記載の化粧シートにおいて、前記表面層のオレフィン系熱可塑性樹脂が低密度ポリエチレンからなることを特徴とするものである。このように構成することにより、加工性が向上し、安価な化粧シートを得ることができる。
【0011】
また、請求項記載の発明は、請求項記載の化粧シートにおいて、前記低密度ポリエチレンが炭素数が4以上のαオレフィンの共重合体からなることを特徴とするものである。このように構成することにより、塩化ビニル樹脂とほぼ同等の風合いを有する化粧シートを得ることができる。
【0012】
また、請求項記載の発明は、請求項1〜4のいずれかに記載の化粧シートにおいて、前記表面層上に、絵柄層が形成され、該絵柄層上に保護層が形成されていることを特徴とするものである。このように構成することにより、意匠性に優れると共に、耐スクラッチ性、耐薬品性、耐汚染性等の諸物性に優れた化粧シートを得ることができる。
【0013】
また、請求項記載の発明は、請求項1〜5のいずれかに記載の化粧シートにおいて、前記基材層上の最も外側の層から前記発泡層にかけて凹凸模様が施されていることを特徴とするものである。このように構成することにより、様々な形状の凹凸模様を有する化粧シートを得ることができる。
【0014】
また、請求項記載の発明は、請求項1〜6のいずれかに記載の化粧シートにおいて、前記基材層が紙基材からなり、該紙基材に難燃剤、あるいは、無機充填剤が添加されていることを特徴とするものである。このように構成することにより、基材層に難燃剤を付与することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
上記の本発明について、図面等を用いて以下に説明する。
まず、図1は本発明にかかる化粧シートの第1の実施形態の層構成図、図2は本発明にかかる化粧シートの第2の実施形態の層構成図、図3は本発明にかかる化粧シートの第3の実施形態の層構成図、図4は本発明にかかる化粧シートの第4の実施形態の層構成図であり、図中の1,1’,1'',1''' は化粧シート、2は紙基材、3は中間層、4は表面層、5は絵柄層、6は保護層、31は発泡層、32は着色層、33は支持層、Aは凹凸模様をそれぞれ示す。
【0016】
図1は本発明の化粧シートの第1の実施形態の層構成図を示したものであり、本発明の化粧シート1は、基材層としての紙基材2上に、エチレン−酢酸ビニル共重合体を主体とする発泡層31からなる中間層3と、オレフィン系熱可塑性樹脂を主体とする表面層4とを順に積層し、前記表面層4側から前記中間層3を形成する前記発泡層31にかけて凹凸模様Aを施したものである。このように最も層の厚い(樹脂量の多い)前記発泡層31を構成する樹脂にポリエチレンよりも酸素指数の高いエチレン−酢酸ビニル共重合体を用いることにより、前記表面層4に添加する種々の難燃剤の使用量を少なくすることができる。また、前記表面層4を設けたことにより、発泡層が表出しないために発泡層の発泡効率を高めることができ、発泡セルのバラツキの少ないほぼ一様な形状の発泡層を得ることができる。さらに、この表面層4により、耐スクラッチ性、耐汚染性、耐薬品性等の諸物性に優れた化粧シートとすることができる。
【0017】
図2は本発明の化粧シートの第2の実施形態の層構成図を示したものであり、本発明の化粧シート1’は、図1で示した前記中間層3がエチレン−酢酸ビニル共重合体を主体とする発泡層31とエチレン−酢酸ビニル共重合体、着色剤を主体とする着色層32とからなり、前記着色層32が前記表面層4側に設けられていること以外は本発明の第1の実施形態の化粧シート1と同じであり説明は省略するが、このように発泡層31と着色層32とを別々に設けることにより、着色層32は発泡剤により黄みや赤みを帯びた発泡層31の影響を受けることなく、濁りのない着色層32を得ることができる。また、この着色層に発泡層同様にポリエチレンよりも酸素指数の高いエチレン−酢酸ビニル共重合体を用いることにより、種々の難燃剤の使用量をさらに減らすことができるために、一層安価な化粧シートを得ることができる。
【0018】
図3は本発明の化粧シートの第3の実施形態の層構成図を示したものであり、本発明の化粧シート1''は、図1で示した前記中間層3が前記発泡層31と前記発泡層31の両側に設けたエチレン−酢酸ビニル共重合体、着色剤を主体とする着色層32とオレフィン系熱可塑性樹脂を主体とする支持層33とからなり、前記着色層32が前記表面層4側に設けられていること以外は本発明の第1の実施形態の化粧シート1と同じであり説明は省略するが、このように支持層33を設けることにより、発泡層の発泡効率を本発明の第1および第2の実施形態の化粧シート1、1’よりもさらに高めることができ、発泡セルのバラツキのさらに少ないほぼ一様な形状の発泡層とすることができる。また、この支持層33をエチレン−酢酸ビニル共重合体を主体とする樹脂組成物で形成することにより、種々の難燃剤の使用量を尚一層少なくすることができる。
【0019】
図4は本発明の化粧シートの第4の実施形態の層構成図を示したものであり、本発明の化粧シート1''' は、基材層としての紙基材2上に中間層3となる支持層33、発泡層31、着色層32と、表面層4を順に形成し、前記表面層4上に絵柄層5を設け、該絵柄層5上全面に保護層6を設け、該保護層6側から前記中間層3の前記発泡層31にかけて凹凸模様Aを施したものである。このように表面層4上に絵柄層5と保護層6を形成することにより、意匠性に優れると共に耐スクラッチ性、耐薬品性、耐汚染性に優れた化粧シートとすることができる。
【0020】
次に、本発明の化粧シートについて更に詳しく説明する。
本発明の化粧シートの中間層3の少なくとも一つの層に用いるエチレン−酢酸ビニル共重合体は、酢酸ビニル含有量により酸素指数が異なり、酢酸ビニル含有量が多い程、酸素指数が高くなる。そのために本発明の化粧シートの中間層3の少なくとも一つの層に用いるエチレン−酢酸ビニル共重合体は、少なくとも酢酸ビニル含有量が15%程度は含有しているものを用いる。また、前記中間層3の少なくとも一つの層に用いるエチレン−酢酸ビニル共重合体を加熱溶融してTダイから押し出す場合にあっては、ペレット化が必要であることからエチレン−酢酸ビニル共重合体の酢酸ビニル含有量は45%以下である。
【0021】
また、本発明に用いる前記紙基材2としては、スルファニルグアナジンや燐酸グアニジンなどの水溶性難燃剤を含浸させたパルプ主体の難燃紙、あるいは、水酸化アルミニウムや水酸化マグネシウムなどの無機質剤を混抄した無機質紙などの通常難燃紙と言われているものを用いることができ、この坪量としては、50〜300g/m2 が適当である。
【0022】
また、本発明の化粧シートを構成する前記表面層4および前記支持層33を形成するオレフィン系熱可塑性樹脂としては、たとえば、ポリエチレン,ポリプロピレン,ポリブテン,ポリブタジエン,ポリイソプレン等のポリオレフィンの1種ないしエチレン,プロピレン,ブテン,ブタジエン、イソプレン等のオレフィンの2種以上の共重合体、あるいは、炭素数が4以上のαオレフィンの共重合体(線状低密度ポリエチレン)、あるいは、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−アクリル酸メチル共重合体、エチレン−アクリル酸エチル共重合体、エチレン−メタクリル酸共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物、あるいは、アイオノマー、あるいは、これらの1種ないしそれ以上からなる混合樹脂を挙げることができ、いずれの樹脂を用いても構わないが、前記表面層4を形成する好まし樹脂としては、加工のし易さの点から低密度ポリエチレンを挙げることができるが、その中でも特に、塩化ビニル樹脂に近い風合いが出せる点等から炭素数が4以上のαオレフィンの共重合体(線状低密度ポリエチレン)が好適である。また、前記支持層33を形成する好ましい樹脂としては、加工のし易さやの点から低密度ポリエチレン、あるいは、線状低密度ポリエチレンを挙げることができるが、種々の難燃剤の使用量を少なくすることができる点で、ポリエチレンよりも酸素指数が高い、少なくとも酢酸ビニル含有量が15%のエチレン−酢酸ビニル共重合体がより好ましい。
【0023】
また、前記発泡層31に用いる発泡剤としては、低沸点の炭化水素を内包した熱膨張型カプセル発泡剤を用いることのできるが、低コストであると共に、難燃性や自己消火性に優れ、前記発泡層31に難燃性を付与することができる点等からアゾジカルボンアミド、アゾビスホルムアミド等のアゾ系化合物の熱分解型発泡剤が好適である。なお、前記熱分解型発泡剤の前記オレフィン系熱可塑性樹脂に対する混合量は、要求される意匠により適宜決めればよいが、概ね発泡層31を形成するエチレン- 酢酸ビニル共重合体100 重量部に対して2〜10重量部が適当である。
【0024】
また、前記着色層32に用いる着色剤としては、有機顔料、無機顔料等のいずれであってもよく、要するに意匠に合わせて任意に用いればよいが、高隠蔽顔料である必要があり、無機顔料、たとえば、二酸化チタン、亜鉛華、弁柄、朱、コバルトブルー、チタン黄、黄鉛、カーボンブラック、あるいは、アルミニウム、真鍮等の金属顔料、二酸化チタン被覆雲母、塩基性炭酸鉛等の箔粉からなる真珠光沢(パール)顔料等が一般的に好適である。これらは、粉状あるいは鱗片状箔片として、前記着色樹脂層5に用いられる熱可塑性樹脂に添加、分散せしめられる。
【0025】
また、凹凸模様Aの形成は、周知の枚葉、あるいは、輪転式のエンボス機を用いて、化粧シートが加熱された状態にある時に、基材層上の最も外側の層からエンボス版で凹凸を施して後に冷却することにより、前記基材層上の最も外側の層から発泡層31にかけて凹凸模様Aを形成することができる。この凹凸模様Aの形状としては、木目板導管溝、石板表面凹凸、布表面テクスチュア、梨地、砂目、ヘアライン、万線条溝等がある。
【0026】
また、前記中間層3および前記表面層4は、紫外線による劣化を防止し、耐候性を向上させる目的で、必要に応じて光安定剤としてラジカル捕捉剤、および/ないし、紫外線吸収剤を添加することができる。このラジカル捕捉剤としては、ヒンダードアミン系ラジカル捕捉剤が好ましい。この理由としては、ヒンダードアミン系ラジカル捕捉剤は、テトラアルキルピペリジンを母核に持ち、紫外線で発生するラジカルを捕捉するラジカル捕捉作用がある他に、ヒドロペルオキシド(ROOH)の不活性作用等の各種作用機構によりその効果が発揮されると推定されており、多機能の安定剤として優れた性能が得られる。ヒンダードアミン系ラジカル捕捉剤の具体例としては、ビス−(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)セバケート、ビス−(N−メチル−2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)セバケート、ビス−(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル)セバケート、1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル−トリデシル−1,2,3,4−ブタンテトラカルボキシレート、テトラギス−(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)−1,2,3,4−ブタンテトラカルボキシレート等の他、たとえば、特公平4−82625号公報に開示されている化合物などのヒンダードアミン系ラジカル捕捉剤を挙げることができる。このヒンダードアミン系ラジカル捕捉剤の添加量としては前記中間層3および前記表面層4を形成するエチレン−酢酸ビニル共重合体あるいはオレフィン系熱可塑性樹脂100 重量部に対して0.01〜3.0 重量部添加するのが適当である。
【0027】
また、紫外線吸収剤としては、たとえば、2−(2'−ヒドロキシ−3',5'−ジ−tert−ブチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−(2'−ヒドロキシ−3'−tert−ブチル−5'−メチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−(2'−ヒドロキシ−3'−tert−アミル−5'−イソブチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−(2'−ヒドロキシ−3'−イソブチル−5'−メチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−(2'−ヒドロキシ−3'−イソブチル−5'−プロピルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール等の2'−ヒドロキシフェニル−5−クロロベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤類、2−(2'−ヒドロキシ−3',5'−ジ−tert−ブチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2'−ヒドロキシ−5'−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール等の2'−ヒドロキシフェニルベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤類、2,2'−ジヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2,2'−ジヒドロキシ−4,4'−ジメトキシベンゾフェノン、2,2',4,4'−テトラヒドロキシベンゾフェノン等の2,2'−ジヒドロキシベンゾフェノン系紫外線吸収剤類、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン等の2−ヒドロキシベンゾフェノン系紫外線吸収剤類、サリチル酸フェニル、4−tert−ブチル−フェニル−サリシレート等のサリチル酸エステル系紫外線吸収剤類、2−エチル−ヘキシル−2−シアノ−3,3−ジフェニルアクリレート、エチル−2−シアノ−3,3−ジフェニルアクリレート、オクチル−2−シアノ−3,3−ジフェニルアクリレート等のシアノアクリレート系紫外線吸収剤類等を用いることができる。これら紫外線吸収剤の添加量は、前記中間層3および前記表面層4を形成するエチレン−酢酸ビニル共重合体あるいはオレフィン系熱可塑性樹脂100 重量部に対して、通常0.1 〜10重量部程度である。また、ラジカル捕捉剤と併用して用いる場合、特に耐候性と耐熱水性との両立の観点から、また、環境に優しいことを考慮すると、紫外線吸収剤として非塩素系のベンゾフェノン系、または、シアノアクリレート系が好適である。また、上記したラジカル捕捉剤、あるいは、紫外線吸収剤は、前記中間層3および前記表面層4に必要に応じて必要なものを適宜添加すればよい。
【0028】
また、化粧シートは通常少なくとも難燃性が要求され、ポリエチレン等のオレフィン系樹脂からなる化粧シートは、一般的には可燃性であり、種々の難燃剤をポリエチレン等のオレフィン系樹脂に大量に添加することにより、難燃性が付与されている。この種々の難燃剤を大量に添加することによるコスト高を防止することが本発明の化粧シートの目的であり、この目的を達成するために本発明の化粧シートは、前記中間層3を酢酸ビニルの含有量が少なくとも15%のエチレン−酢酸ビニル共重合体で形成することにより、本発明の化粧シートを構成する前記表面層4に添加する種々の難燃剤の使用量を少なくし、これにより安価な化粧シートを得るものである。本発明の化粧シートの前記表面層4に用いる難燃剤としては、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、炭酸カルシウム、炭酸バリウム、酸化チタン等の無機物の1種ないし2種以上の混合物からなるものを挙げることができる。また、前記中間層3についても必要に応じて前記難燃材を添加してもよく、前記難燃剤の前記表面層4および前記中間層3を形成する樹脂に対する添加量は、化粧シートとして必要とされる難燃性を確保できればよく、前記表面層4および前記中間層3を形成する樹脂100 重量部に対して、概ね5〜75重量部が適当であり、前記中間層3にエチレン−酢酸ビニル共重合体以外のオレフィン系熱可塑性樹脂、たとえば、低密度ポリエチレンを用いた場合に比べて、種々の難燃剤の使用を総量として少なくとも10%は少なくすることができる。その他、リン酸エステル、シリコーンパウダー等の難燃剤を挙げることができる。
【0029】
また、前記絵柄層5の形成は、一般的にはグラビア印刷、オフセット印刷、シルクスクリーン印刷、転写シートからの転写印刷等周知の印刷法によりインキにて形成することができる。印刷絵柄としては、木目柄、石目柄、布目柄、皮紋柄、幾何学図形、文字、記号、あるいは、全面ベタ等の印刷絵柄がある。インキとしては、ビヒクルとして、塩素化ポリエチレン、塩素化ポリプロピレン等の塩素化ポリオレフィン、ポリエステル、イソシアネートとポリオールからなるポリウレタン、ポリアクリル、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、セルロース系樹脂、ポリアミド系樹脂等を1種ないし2種以上混合して用い、これに顔料、溶剤、各種補助剤等を加えてインキ化したものを用いることができるが、環境に優しい化粧シートを考慮すると、ポリエステル、イソシアネートとポリオールからなるポリウレタン、ポリアクリル、ポリ酢酸ビニル、セルロース系樹脂、ポリアミド系樹脂等の1種ないし2種以上混合した非塩素系のビヒクルが好適である。
【0030】
また、前記保護層6は、本発明の化粧シート1''' に耐スクラッチ性、耐薬品性、耐汚染性等を付与するために設けられるものであり、エポキシ系樹脂、アクリル系樹脂、ウレタン系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリエステル系樹脂、あるいは、前記表面層4等で説明したオレフィン系熱可塑性樹脂等の樹脂が適当であり、前記絵柄層5等のように前記保護層6と直接に接する層との接着性等を考慮して、上記樹脂の1種ないし2種以上を混合したものを適宜用いればよい。また、前記保護層6の形成方法としては、たとえば、前記樹脂を溶液化したもの、あるいは、加熱溶融したものを、周知のグラビア印刷法、ロールコート法、あるいは、押し出しコート法等の塗工手段を適宜用いて塗工するなり、あるいは、上記樹脂をフィルム化したものを周知のドライラミネーション法等で貼合することにより形成することができる。この保護層9の厚さとしては、ドライ時で0.5 〜100 μm、通常は1〜15μm程度である。
【0031】
次に、本発明の化粧シートの一製造方法について、上記した第4の実施形態の化粧シート1''' を例に挙げて一実施例を説明する。まず、基材層としての紙基材2上に、中間層3を形成するオレフィン系熱可塑性樹脂を主体とする支持層33と、発泡剤を主体とする添加剤を含むエチレン−酢酸ビニル共重合体からなる発泡させることにより発泡層31となる未発泡層と、顔料として二酸化チタンを主体とする添加剤を含むエチレン−酢酸ビニル共重合体からなる着色層32と、オレフィン系熱可塑性樹脂を主体とする表面層4とを、前記支持層33が前記紙基材2と接するように4層で共押出して積層体を作製し、該積層体の表出する前記表面層4面にコロナ放電処理を施すと共に、該コロナ放電処理を施した面にグラビア印刷にて絵柄層5を形成し、該絵柄層5面全面に保護層6を形成して後に、このものを加熱発泡炉で前記未発泡層を発泡させて発泡層31となすと共に、前記保護層6側から前記発泡層31にかけて、エンボス版にて凹凸模様Aを形成後、冷却することにより、化粧シート1''' を得ることができる。このように前記中間層3と前記表面層4とを共押出しにより形成することにより、4層を一度に形成することができ、極めて効率的である。
【0032】
また、前記製造方法においては、前記支持層33と、特に前記表面層4には、顔料、難燃剤等の添加剤を含まないか、ないし、前記添加剤を含むとしても10%以下が好適である。この理由としては、前記発泡層31や前記着色層32には発泡剤や着色剤としての顔料、あるいは、難燃剤等の添加剤が多く添加されており、共押出し機で共押出した際に、前記支持層33と前記表面層4とで前記発泡層31や前記着色層32とを挟んだ状態で共押出しすることにより、前記発泡層31や前記着色層32に多く添加された前記添加剤が共押出し機のリップに付着して該リップに傷を付けたり、あるいは、共押出しされた4層の表出層に筋等が入るのを防止するといった意味合いもあるからである。また、前記支持層33は、本発明の化粧シートにおいては、今まで縷々説明してきたように前記支持層33を設けた構成とする方が好ましいが、基材層と接する位置に設けるものであり、コストや品質要求度により設けるか否かを決めればよい。
【0033】
【実施例】
上記の本発明について、以下に実施例を挙げて、さらに詳しく説明する。
実施例1
坪量70g/m2の難燃紙〔特種製紙製:TT-70CD〕を用い、この表面に表1〜3に示す配合の支持層形成組成物、発泡層形成組成物、着色層形成組成物、表面層形成組成物とをTダイから4層で共押出して、難燃紙70g/m2/支持層10μm/発泡層100 μm/着色層20μm/表面層10μmからなる積層体を作製し、該積層体の前記表面層面にコロナ放電処理を施して後に、該コロナ放電処理面にアクリル−ウレタン樹脂(プレポリマーとしてアクリルポリオールを用い、イソシアネートと反応してウレタン結合を形成させる2液反応型樹脂をいう)からなる印刷インキでグラビア印刷して砂目柄模様の絵柄層を形成し、該絵柄層面全面に2液硬化型ウレタン樹脂を周知のグラビア印刷法でドライ時に2g/m2となるように塗工して保護層を形成した。このものを加熱発泡炉(200 ℃で1分)で未発泡の発泡層を発泡させると共に、前記保護層側から砂目柄模様のエンボス版にてエンボス加工を行い、本発明の一実施例の化粧シートを得た。
【0034】
【表1】
表1
Figure 0004184502
【0035】
【表2】
表2
Figure 0004184502
【0036】
【表3】
表3
Figure 0004184502
【0037】
比較例1
坪量70g/m2の難燃紙〔特種製紙製:TT-70CD〕を用い、この表面に表4〜6に示す配合の支持層形成組成物、発泡層形成組成物、着色層形成組成物、表面層形成組成物とをTダイから4層で共押出して、難燃紙70g/m2/支持層10μm/発泡層100 μm/着色層20μm/表面層10μmからなる積層体を作製し、該積層体の前記表面層面にコロナ放電処理を施して後に、該コロナ放電処理面にアクリル−ウレタン樹脂(プレポリマーとしてアクリルポリオールを用い、イソシアネートと反応してウレタン結合を形成させる2液反応型樹脂をいう)からなる印刷インキでグラビア印刷して砂目柄模様の絵柄層を形成し、該絵柄層面全面に2液硬化型ウレタン樹脂を周知のグラビア印刷法でドライ時に2g/m2となるように塗工して保護層を形成した。このものを加熱発泡炉(200 ℃で1分)で未発泡の発泡層を発泡させると共に、前記保護層側から砂目柄模様のエンボス版にてエンボス加工を行い、本発明の一実施例の化粧シートを得た。
【0038】
【表4】
表4
Figure 0004184502
【0039】
【表5】
表5
Figure 0004184502
【0040】
【表6】
表6
Figure 0004184502
【0041】
上記で作製した実施例1および比較例1の化粧シートについて、建築基準法施行令(昭和25年政令第338 号)第1条第5号及び第6号の規定に基づき準不燃材料及び難燃材料の指定を行う時に用いる表面試験に準じて加熱試験を行い、その結果を表7に纏めて示した。
【0042】
【表7】
表7
Figure 0004184502
注〕tdθは、温度時間面積を表す(単位:摂氏度・分)
Caは、発煙係数を表す
【0043】
表7の結果からも明らかなように、本発明の実施例1は、比較例1に比較して燃焼時の発熱量を低く抑えることができる。
【0044】
【発明の効果】
本発明の化粧シートは、今まで縷々説明してきたが、本発明の化粧シートを構成する中間層を形成する樹脂にポリエチレンよりも酸素指数の高いエチレン−酢酸ビニル共重合体を用いることにより、種々の難燃剤を大量に使用することなく化粧シートの難燃性能を格段に向上させることができるという効果を奏するものである。また、難燃剤の使用量を減らすことができるために、コストダウンを図ることができると共に環境にも優しいという効果を奏するものである。また、本発明の化粧シートを構成する中間層と表面層とを共押出しにより形成することにより、複数の層を一度に形成することができ、極めて効率的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる化粧シートの第1の実施形態の層構成図である。
【図2】 本発明にかかる化粧シートの第2の実施形態の層構成図である。
【図3】 本発明にかかる化粧シートの第3の実施形態の層構成図である。
【図4】 本発明にかかる化粧シートの第4の実施形態の層構成図である。
【符号の説明】
1,1’,1'',1''' 化粧シート
2 紙基材
3 中間層
4 表面層
5 絵柄層
6 保護層
31 発泡層
32 着色層
33 支持層
A 凹凸模様

Claims (7)

  1. エチレン−酢酸ビニル共重合体を主体とする少なくとも一つの層を有する中間層の一方の面に基材層を設け、他方の面にオレフィン系熱可塑性樹脂を主体とする表面層を設けた化粧シートにおいて、前記中間層がエチレン−酢酸ビニル共重合体を主体とする発泡層と該発泡層の両側に設けたエチレン−酢酸ビニル共重合体を主体とする着色層とオレフィン系熱可塑性樹脂を主体とする支持層とからなり、前記着色層が前記表面層側に設けられていると共に、前記表面層に難燃剤が添加されていることを特徴とする化粧シート。
  2. 前記支持層がエチレン−酢酸ビニル共重合体を主体とする樹脂組成物からなることを特徴とする請求項記載の化粧シート。
  3. 前記表面層のオレフィン系熱可塑性樹脂が低密度ポリエチレンからなることを特徴とする請求項1記載の化粧シート。
  4. 前記低密度ポリエチレンが炭素数が4以上のαオレフィンの共重合体からなることを特徴とする請求項記載の化粧シート。
  5. 前記表面層上に、絵柄層が形成され、該絵柄層上に保護層が形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の化粧シート。
  6. 前記基材層上の最も外側の層から前記発泡層にかけて凹凸模様が施されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の化粧シート。
  7. 前記基材層が紙基材からなり、該紙基材に難燃剤、あるいは、無機充填剤が添加されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の化粧シート。
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