JP4904615B2 - 壁紙の製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、住宅等の壁面や天井面等に貼着する内装用の化粧シートに関し、更に詳しくは、安価で、かつ、耐スクラッチ性、耐汚染性等の表面物性に優れた壁紙の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
壁紙等の建築内装材としては、火災に対する安全性の面から、難燃性が要求され、建築基準法で一定の難燃性が義務づけられている場合も多い。また、建築内装材には、室内の居住空間としての快適性を高める為に高い意匠性が求められ、特に立体的な意匠を持たせる為には、柔軟性のみでなく高度に発泡させ得る材料が有利となる。この様な要求に応え得る材料として、従来、塩化ビニル樹脂を用いたものが広く用いられてきた。しかし、塩化ビニル樹脂等のハロゲンを含む樹脂組成物は火災時や焼却時に有害なガスを発生するという欠点を有している。
【0003】
また、これらの建築内装材は、該建築内装材の表面に付着した汚れが染みつきやすく、これを除去しづらいといった問題や、前記建築内装材の表面強度が弱く破損しやすいといった問題がある。これは建築内装材が、汚染性や擦傷性に問題がある塩化ビニル樹脂から構成されていることと、施工性や意匠性を高めることを目的に、発泡や凹凸模様を形成する加工を行うために、これにより建築内装材の表面に微細な凹凸や空隙が生じるためである。
【0004】
上記問題を解決するために、従来より、建築内装材の表面に表面保護層を設ける方法が採られている。すなわち、(1)建築内装材の表面に、たとえば、アクリル系樹脂等を塗工して表面保護層とする方法、また(2)建築内装材の表面に、耐汚染性や耐擦傷性等に優れたフイルム、たとえば、フッ素系フイルムやエチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物フイルム等を接着剤等を用いて貼合せて表面保護層とする方法が採られている。
【0005】
しかし、(1)の方法は、加工適性を考慮して有機溶剤や水等の溶媒を用いて比較的低粘度に調節されるため、薄い表面保護層を設ける場合には適した方法であるが、厚い表面保護層を設ける場合には、加工工数が増えるなど作業が煩雑になる。また、このようにして設けた表面保護層は、発泡や凹凸模様に追従できずに表面保護層の厚さにバラツキが生じると共に、極端な場合には部分的に表面保護層に亀裂が入り、発泡層が露出するといった問題が発生する。
【0006】
また、(2)の方法は表面保護層がフイルムからなるため、表面物性自体は良好であるが、例えば、発泡層を発泡させて該発泡層に凹凸模様を形成してからフイルムを貼合せて表面保護層を形成する場合は、発泡層にフィットした状態でフイルムを貼ることが難しく、また、フイルムを貼合せて表面保護層を形成してから、発泡と凹凸模様を形成する加工を行うと、凹凸模様がシャープに形成されないといった問題が発生する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
そこで本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、火災時や焼却時に有害なガスの発生を抑えることができ、かつ、耐磨耗性、耐スクラッチ性、耐汚染性等の表面物性に優れ、美麗な印刷絵柄と凹凸模様を有する意匠性に優れた壁紙の製造方法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明の解決手段は、基材層上に、発泡剤およびオレフィン系熱可塑性樹脂からなる混合樹脂物を加熱溶融押出しして未発泡層を形成した積層体を作製し、前記積層体の前記未発泡層面に絵柄層を形成し、前記絵柄層上の全面に2層同時加熱溶融押出してナイロン樹脂と接着性樹脂からなる表面層を前記接着性樹脂が前記絵柄層面にくるように形成し、その後、加熱発泡炉で前記未発泡層を発泡させて発泡樹脂層となすと共に、前記表面層側からエンボス版を用いて凹凸模様を形成後、冷却することを特徴とする壁紙の製造方法とするものである。このような構成とすることにより、本発明の製造方法により得られる壁紙は、人間や環境に優しく、表面耐摩耗性、耐汚染性等の表面物性に優れると共に、エンボス加工が容易で、シャープな凹凸模様を賦与することができるため、意匠性に優れたものとすることができる
【0009】
また、本発明は、前記表面層がナイロン樹脂と接着性樹脂との2層同時加熱溶融押出し塗工法で形成されている構成とすることにより、密着性に優れた壁紙とすることができるともに、生産性にも優れる
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の具体的な実施形態を図面を参照しながら説明する。図1は本発明により得られる壁紙の実施形態の層構成図であり、1は壁紙、2は基材層、3は発泡樹脂層、4は絵柄層、5は表面層、6は凹凸模様をそれぞれ表している。
【0013】
図1は本発明により得られる壁紙の実施形態の層構成図であって、本発明の壁紙1は、基材層2上に、オレフィン系熱可塑性樹脂からなる発泡樹脂層3と、絵柄層4とナイロン樹脂からなる表面層5を順に積層し、前記表面層5側から前記発泡樹脂層3にかけて凹凸模様6を施したものである。
【0014】
本発明に用いる基材層2としては、紙、難燃紙、不燃紙、有機繊維又は無機繊維の織布、不織布が用いられるが、加熱発泡させることを考慮してセルロースやポリエステル等の耐熱性のある素材が好ましい。また、施工後の火災等による燃焼を考慮して、スルファニル酸グアナジンや燐酸グアナジンなどの水溶性難燃剤を含浸させたパルプ主体の難燃紙、あるいは、炭酸カルシウム、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウムなどの無機質材を混抄した無機質紙などの通常壁紙用裏打紙といわれているものを用いることができ、その坪量としては30〜120g/m2 が好ましい。
【0015】
また、本発明により得られる壁紙1を構成する前記発泡樹脂層3を形成するオレフィン系熱可塑性樹脂としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン、ポリブタジエン、ポリイソプレン等のポリオレフィンの1種ないしエチレン、プロピレン、ブテン、ブタジエン、イソプレン等のオレフィンの2種以上の共重合体、あるいは、炭素数が4以上のαオレフィンの共重合体(線状低密度ポリエチレン)、あるいは、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−アクリル酸メチル共重合体、エチレン−アクリル酸エチル共重合体、エチレン−メタクリル酸共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物、あるいは、アイオノマー、あるいはこれらの1種ないしそれ以上からなる混合樹脂を挙げることができる。その中でも特に、エチレン−酢酸ビニル共重合体が酢酸ビニル含有量により酸素指数が異なり、酢酸ビニル含有量が多い程、酸素指数が高くなる。そのために本発明の化粧シートの発泡樹脂層3を形成するオレフィン系熱可塑性樹脂としては、エチレン−酢酸ビニル共重合体が好ましく、酢酸ビニルの含有率を5%以上とすることで樹脂の燃焼熱が小さくなるので難燃性の点で好ましい。また、45%以下とすることで加工機への粘着性を適性に抑制でき良好な加工性を得られる。
【0016】
また、本発明の発泡樹脂層3に用いる発泡剤としては、低沸点の炭化水素を内包した熱膨張型カプセル発泡剤を用いることができるが、低コストであるとともに、分解熱量が小さく、難燃性かつ自己消化性に優れ、水に安定で、無毒であり、前記発泡樹脂層3に難燃性を付与することができる点等からアゾジカルボンアミド、アゾビスホルムアミド等のアゾ系化合物の熱分解型発泡剤が好適である。アゾジカルボンアミドは分解温度が高く、発泡促進剤の併用により分解温度を下げることも出来るため好ましい。発泡促進剤としては無機塩系、金属石鹸系、酸類が用いられる。発泡剤の添加量は、要求される意匠性により適宜決めればよいが、概ね発泡樹脂層3を形成するエチレン−酢酸ビニル共重合体100重量部に対して2〜10重量部が適当である。
【0017】
また、本発明の発泡樹脂層3に用いる難燃剤としては、シリコーン系、リン酸系、無機系金属水酸化物等が考えられ、環境に優しく、難燃剤を添加することにより少量で有効的に難燃性を付与することができるものが好ましく、シリコーン系難燃剤が極めて有効である。特に高分子量のシリコーン系難燃剤を用いると樹脂溶融時(樹脂発泡時)の溶融張力が安定し発泡セルが緻密となり好ましいものであり、具体的には、ポリジメチルシロキサン単体、ないし、エポキシ基あるいはメタクリレート基を有するポリジメチルシロキサン誘導体と二酸化珪素との混合物が好ましい。シリコーン系難燃剤を100%用いることにより、発泡樹脂層3を形成する樹脂100重量部に対して30重量部で十分に難燃性を付与することができるが、シリコーン系難燃剤は高価であるためにシリコーン系難燃剤を100%用いることは出来ず、他の環境に優しい難燃剤と併用せざるを得ない。このシリコーン系難燃剤と併用する難燃剤としては、無機系難燃剤、具体的には水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、炭酸カルシウム、炭酸バリウム、酸化チタン等の無機質の1種ないし2種以上の混合物からなるものを併用するのが好ましい。
【0018】
また、前記発泡樹脂層3に用いる着色剤としては、有機顔料、無機顔料のいずれであってもよく、要するに意匠に合わせて任意に用いればよいが、高隠蔽顔料である必要があり、無機顔料、例えば、二酸化チタン、亜鉛華、弁柄、朱、コバルトブルー、チタン黄、カーボンブラック、あるいはアルミニウム、真鍮等の金属顔料、二酸化チタン被覆雲母、塩基性炭酸鉛等の箔粉からなる真珠光沢(パール)顔料等が一般的に好適である。
【0019】
次に、本発明の絵柄層4は、一般的にはグラビア印刷、オフセット印刷、シルクスクリーン印刷等周知の印刷法によりインキにて形成することができる。印刷絵柄としては、木目柄、石目柄、布目柄、皮紋柄、幾何学図形、文字、記号、あるいは、全面ベタ等の印刷絵柄がある。インキとしては、ビヒクルとして、塩素化ポリエチレン、塩素化ポリプロピレン等の塩素化ポリオレフィン、ポリエステル、イソシアネートとポリオールからなるポリウレタン、アクリル、酢酸ビニル、塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体、セルロース系樹脂、ポリアミド系樹脂等を1種ないし2種以上混合して用い、これに顔料、溶剤、各種補助剤等を加えてインキ化したものを用いることができるが、本発明の目的からしてポリエステル、イソシアネートとポリオールからなるポリウレタン、アクリル、酢酸ビニル、セルロース系樹脂、ポリアミド系樹脂等の1種ないし2種以上混合した非塩素系樹脂が好適である。
【0020】
次に、本発明により得られる壁紙1に用いられる表面層5について説明する。この表面層5を設けることによって、耐スクラッチ性、耐摩耗性、耐汚染性等の表面物性に優れた壁紙とすることができ、用いる樹脂としては、耐スクラッチ性、耐摩耗性、耐汚染性等に優れるナイロン樹脂が好ましいものである。即ち、ナイロン樹脂とは、主鎖にアミド結合を持つ重合体で、ジアミンと二塩基酸の重縮合、ラクタムの開環重合、アミノカルボンの重縮合などによって得られるポリアミド樹脂のうち線状のものをナイロン樹脂という。ナイロン樹脂にはナイロンmn(mはジアミン、nは二塩基酸のそれぞれの炭素原子数)とナイロンn(nはω−アミノ酸またはラクタムの炭素原子数)の二つのタイプがある。これら高機能性プラスチックの一つであるナイロン樹脂は、結晶性の線状高分子であり、分子鎖中に特異なアミド結合−CONH−が存在するため、種々の優れた性質(耐衝撃性、耐摩耗性、自己消火性)を有する。また、表面層5の形成方法としては、例えば前記樹脂を加熱溶融したものを押出しコート法等の塗工手段を用いて塗工するなり、あるいは前記樹脂をフイルム化したものを周知のドライラミネーション法等で貼合することにより形成することができる。この表面層5の厚さは表面物性や加工性、コスト対効果等の観点から5〜30μmの範囲が好ましい。
【0021】
また、凹凸模様6の形成は、周知の枚葉、あるいは、輪転式のエンボス機を用いて化粧シートが加熱された状態にあるときに、基材層2上の最も外側の層からエンボス版で凹凸を施して後に冷却することにより、前記表面層5から前記発泡樹脂層3にかけて形成したものである。この凹凸模様6の形状としては、木目板導管溝、石板表面凹凸、布表面テクスチュア、梨地、砂目、ヘアライン、万線条溝等がある。
【0022】
次に、本発明の壁紙1の製造方法について、上記した実施形態の壁紙1を例に挙げて説明する。まず、裏打紙からなる基材層2上に、発泡剤、難燃剤、二酸化チタンを含むエチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂からなる混合樹脂物を加熱溶融押出しして積層体を作製し、該積層体の表出する前記未発泡層面にコロナ放電処理を施すと共に、該コロナ放電処理を施した面にグラビア印刷にて絵柄層4を形成し、該絵柄層4面全面に加熱溶融押出して未延伸ナイロン樹脂からなる表面層5を形成して後に、このものを加熱発泡炉で前記未発泡層を発泡させて発泡樹脂層3となすと共に、前記表面層5側から前記発泡樹脂層3にかけて、エンボス版にて凹凸模様6を形成後、冷却することにより、壁紙1を得ることができる。このように前記発泡樹脂層3を未発泡の状態で溶融押出しして形成することにより、絵柄層4を鮮明に形成することができると共に、表面層5が未延伸ナイロン樹脂よりなるために、エンボス賦形性にすぐれシャープな凹凸模様6を極めて効率的に得ることができる。また、図示してないが、表面層5を形成する場合に、ナイロン樹脂と接着性樹脂の2層同時加熱溶融押出して、該接着性樹脂が絵柄層4と接するように設けることで密着性に優れたものとすることができる。
【0023】
【実施例】
実施例1
坪量70g/m2 の難燃性裏打紙(興人製、WK870D)上に、下記に示す配合の発泡樹脂層形成組成物を100μmになるようにTダイ押出し法にて製膜同時ラミネートして、積層体を作成した。次に積層体の樹脂層面にコロナ放電処理を施して後に、該コロナ放電処理面にアクリル系樹脂からなる水性インキ(ザ・インクテック製、オーデAG)でグラビア印刷して砂目柄模様の絵柄層を設けて、印刷シートを作成した。次にナイロン樹脂(UBEナイロン7024B、宇部興産(株)製)と接着性ポリオレフィン樹脂(UBEBONDF5200、宇部興産(株)製)をTダイ押出し機を用いて2層同時押出し製膜すると同時に、上記の印刷シートの印刷面に接着性ポリオレフィン樹脂側がくるようにラミネートした。次いで、このものを加熱発泡炉(200℃で60秒)で加熱発泡させると共に、前記ナイロン樹脂側から砂目柄模様のエンボス版にてエンボス加工を行い凹凸模様を形成した本発明の壁紙を得た。
【0024】
〔発泡樹脂層形成組成物の配合〕 単位重量部
樹脂 エチレン−酢酸ビニル共重合体(MFR=60) 100
充填材 水酸化アルミニウム 50
発泡剤 ADCA 6
顔料 二酸化チタン 15
難燃剤 シリコーン系 5
【0025】
実施例2
前述の実施例1の印刷シートに2軸延伸ナイロンフイルム(ユニロンG100、出光石油化学(株)製)15μmをウレタン系接着剤を介してラミネートした以外、実施例1と同様にして壁紙を得た。
【0026】
比較例1
前述の実施例1の印刷シートにラミネートする樹脂層をエチレン−ビニルアルコール共重合体樹脂(エバールHF−M、クラレ(株)製)15μmとした以外、実施例1と同様にして壁紙を得た。
【0027】
比較例2
前述の実施例1の印刷シートにフイルムを積層せずに、印刷シートを加熱発泡させると共に、印刷面からエンボスを行い壁紙を得た。
【0028】
Figure 0004904615
【0029】
【発明の効果】
以上説明した如く、本発明により得られる壁紙は、基材層上に、発泡剤およびオレフィン系熱可塑性樹脂を主体とする発泡樹脂層と絵柄層とナイロン樹脂からなる表面層が順次設けられると共に、前記表面層から前記発泡樹脂層にかけて凹凸模様が施されているために、火災時や焼却時に有毒なガスを発生することがなく、かつ、耐摩耗性、耐スクラッチ性、耐汚染性等の表面物性及び意匠付与性に優れた壁紙を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の壁紙の第1の実施形態の層構成図である。
【符号の説明】
1 壁紙
2 基材層
3 発泡樹脂層
4 装飾層
5 表面層
6 凹凸模様

Claims (1)

  1. 基材層上に、発泡剤を含むオレフィン系熱可塑性樹脂からなる混合樹脂物を加熱溶融押出しして未発泡層を形成した積層体を作製し、前記積層体の前記未発泡層面に絵柄層を形成し、前記絵柄層上の全面に2層同時加熱溶融押出してナイロン樹脂と接着性樹脂からなる表面層を前記接着性樹脂が前記絵柄層面にくるように形成し、その後、加熱発泡炉で前記未発泡層を発泡させて発泡樹脂層となすと共に、前記表面層側からエンボス版を用いて凹凸模様を形成後、冷却することを特徴とする壁紙の製造方法
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