JP4183903B2 - 摩擦ローラ式無段変速機 - Google Patents

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Description

【0001】
本発明は、請求の範囲の第1項中の上位概念に示す構成の摩擦ローラ式無段変速機に関する。
【0002】
この種の摩擦ローラ式無段変速機は通常1つの共通軸に対して同軸的に配置された複数の入力ディスク並びに出力ディスクを備え、これらのディスクは向き合って対をなしていて内面がトロイダル形に形成されており、入力ディスクと出力ディスクとの各対の間に摩擦ローラが配置されている。摩擦ローラは入力ディスクのみならず出力ディスクとも摩擦接触をなしていて、入力ディスクから伝達されるトルクを摩擦結合によって出力ディスクへ伝達する。摩擦ローラの回転数は入力ディスクへの接触個所とディスク回転軸線との間隔が大きい程高い。これに対して出力ディスクの回転数は、摩擦ローラと出力ディスクとの接触個所がディスク回転軸線に接近する程高い。従って、摩擦ローラを旋回させることによって出力ディスクの回転数を無段階かつ任意に調節することができる。このことを目的として摩擦ローラの回転軸が1つの保持体に支承されていて、この保持体が旋回機構を介して制御される。
【0003】
このような形式の摩擦ローラ式無段変速機の原理は既に1939年に発行された米国特許第2152796号明細書に示されている。即ち、2対の凹面形の入力ディスクと出力ディスクとが支承されていて、ディスク相互間には旋回可能に支承された摩擦ローラが配置されており、これによって、入力軸を介して入力ディスク及び摩擦ローラに伝達されたトルクが、摩擦ローラの相対位置次第で相応の変速比で出力ディスク、歯車段及び中空軸を介して1つの遊星歯車装置の形の加算変速機へ供給される。遊星歯車装置の出力部は例えば自動車の駆動輪に連結された出力軸を駆動する。出力軸は入力軸に対して平行かつ間隔をおいて配置される。出力歯車及び両方の出力ディスクは回転可能に1つのスリーブ上に支承されており、スリーブ自体は両端において軸受支持部材に支持されている。各1つの入力ディスクと出力ディスクとの間に軸受支持部材を配置するにはディスク相互間に十分大きなスペースの確保を前提とする。
【0004】
米国特許第3739658号明細書に記載の変速機はやはり2対配置された入力ディスクと出力ディスクとを有する2段式のバリエータを備えている。この構成例の場合1つの軸受支持部材が設けられており、この軸受支持部材は変速機ケーシングの構成部材であって、両方の出力ディスク間のスペースに配置されている。出力ディスクから導出される出力は差動装置としても働く遊星歯車装置を介して1つの中空軸へ導かれる。中空軸は出力歯車に結合されていて、ボール軸受を介して軸受支持部材内で回転可能に保持されている。
【0005】
出力歯車は1つの歯車に駆動結合されており、この歯車はトルクコンバータのケーシングに固定されている。トルクコンバータは変速機の出力軸を駆動する。出力軸の入口にトルクコンバータを配置することは変速機の入力軸と出力軸との軸間隔が比較的大きいことが条件となる。かくしてこの変速機の用途が著しく限定される。と言うのは、所要の組付けスペースが常に用意されているわけではないからである。
【0006】
米国特許第4893517号明細書によれば、入力軸がケーシングを貫通した構成の摩擦ローラ式無段変速機が知られている。ケーシングは仕切り壁によって2つの中空室に分割されており、各中空室には入力ディスク及びこれに向き合う出力ディスクが互いの間に位置する摩擦ローラと共に支承されている。両方の中空室内の入力ディスクも出力ディスクも1つの共通軸上に位置しており、この共通軸に対して相対的に摩擦ローラを所望の速度変換のために旋回させることができる。2対の入力ディスク及び出力ディスクは互いに鏡面対称的に両方の中空室内に配置されている。両方の出力ディスクは両方の中空室を分割する仕切り壁の両側に背中合わせに並んで位置し、仕切り壁内には1つの歯車が支承されていて、この歯車は両方の出力ディスクによって共通にその出力トルクで負荷される。
【0007】
このトルクは出力軸に結合されている別の歯車を介して出力軸へ伝達される。出力軸は入力軸と平行に配置されていて、しかも両方の中空室の単に一方のみを貫通して一端が仕切り壁内で支承されている。
【0008】
仕切り壁はその内部に支承されている歯車、この歯車用の軸受及びスペーサと一緒にあらかじめ組み立てられた組付けユニットとしてケーシング内に挿入してケーシングに締結される。しかしながら、組付けユニットとしての組立て可能性はわずかな部材数に限られる。従って、変速機を完成させるための組立てコストは依然として著しく大きい。また、この変速機の構造に起因する別の難点として、変速機ケーシングに極めて大きな力が伝わり、このことが安定した構造形式を−相応に大きな重量と共に−必要とするという点があげられる。
【0009】
米国特許第5033322号明細書にも摩擦ローラ式無段変速機の例が記載されているが、この変速機は基本的に上述した変速機と同じ構造形式を有しており、要するに各1つの入出力ディスク及びディスク相互間に旋回可能に支承された複数の摩擦ローラの形の2つの変速機ユニットを備えている。このような無段変速機の場合に一方の変速機ユニットが制御装置によって制御される際に常に他方の変速機ユニットの摩擦ローラの保持体が振動にさらされるのを防止するために、この公知例には摩擦ローラの第1の保持体組の運動と第2の保持体組の運動とを相互に防止し合う機械式の機構が設けられている。この機構は上部並びに下部の横リンク(ヨーク)から成っており、これらの横リンクは摩擦ローラの保持体(トラニオン)用の軸受を受容していて、ケーシングに固定されたピンを中心として旋回可能に配置されている。横リンク組は相互の相対運動を防止するために縦方向のロッドを介して互いに剛性的に結合されている。これによって、保持体へ摩擦ローラから及ぼされる振動を制限し、ひいては第2の変速機ユニットにおけるスリップを減少させようとする。
【0010】
米国特許第4934206号明細書による摩擦式無段変速機の場合、出力歯車が1つのスリーブに相対回転不能に結合されており、スリーブは、一端を仕切り壁内の軸受によって支承され、他端は1つの出力ディスクへ移行している。このような駆動結合のために出力歯車は1つのつば部を備えており、このつば部は同時に−スプライン結合によって−別の出力ディスクを出力歯車に相対回転不能に固定するために設けられている。しかしながら、有効トルクが大きい場合、出力ディスクを出力歯車に相対回転不能に結合することは不適当であると実証されている。さらに、出力ディスクを変速機主軸に直接に支承することは不都合な影響を受ける。というのは、この支承部と出力歯車のつば部の外径との間の偏心が避けられないからである。
【0011】
本発明の課題は、出力軸及び出力軸上に固定された歯車を、コンパクトな構造形式のまま簡単な組付けが可能になるように支承もしくは配置することである。
【0012】
このような課題を本発明は、請求の範囲第1項中の上位概念に示す摩擦ローラ式無段変速機において第1項中の特徴事項に示す構成によって解決した。有利な実施態様が請求の範囲第2項以降に示されている。
【0013】
本発明によって得られる利点は特に次の点にある。即ち、出力軸及び出力軸に相対回転不能に結合した歯車が、現有の保持フレームを考慮した上で簡単に組み付けられるように支承もしくは配置されているのである。
【0014】
以下に、有利な実施例を示す図面に従って本発明を詳述する。
【0015】
同一部分を同じ符号で示す図面において符号1は摩擦ローラ式無段変速機(もしくはトロイダル変速機)のケーシングである。この無段変速機の入力軸3は図示してない発進機構、例えば自動車の駆動機械のトルクコンバータ又は湿式の発進クラッチに結合されている。ケーシング1内には2つの変速機ユニットが入力軸3と同軸に配置されている。一方の変速機ユニットは、向き合う内面をトロイダル形に形成された各1つの入力ディスク5及び出力ディスク6を有しており、他方の変速機ユニットはやはり向き合う内面をトロイダル形に形成された入力ディスク15及びこれに対置する出力ディスク16を有している。両方の変速機ユニットにはそれぞれ特に2つの摩擦ローラ11、21が設けられており、これらの摩擦ローラは旋回可能な保持体12に固定されていて、入力軸3の軸線に対して相対的に傾くことができる。摩擦ローラ11、21は、入力ディスク5、15及び出力ディスク6、16の摩擦ローラに面する内面摩擦接触しており、各変速機ユニットの両方の摩擦ローラは入力軸3の軸線に対して対称的に配置されている。
【0016】
摩擦ローラ11、21が図示してない旋回機構によって入力軸3の軸線に対して相対的に傾けられると、摩擦ローラ11、21の周面の接触点が第2図の位置から入力ディスク並びに出力ディスクのトロイダル形の内面に沿ってずらされ、これによって入力速度と出力速度との間の変速比が連続的、即ち無段に調節されることになる。
【0017】
すべての入出力ディスク5、15、6、16は1つのトルク軸34上に支承されており、このトルク軸はケーシング1に対して相対的に軸線方向でわずかに摺動可能である。一方の変速機ユニットの入力ディスク5はトルク軸34上で個所13において相対回転不能に固定されているが、軸方向では可動に支承されている。他方の変速機ユニットの入力ディスク15もトルク軸34にキー結合部25によって相対回転不能に結合されている。両方の変速機ユニットの背中合わせに並んで鏡面対称にケーシング1内に配置されている両方の出力ディスク6、16は1つの共通のブッシュ14上に配置されており、出力ディスク16の方は、トルク軸34を回転可能に包囲している1つの歯車8に相対回転不能に結合されている。これによって、一方の入力ディスク5から出力ディスク6へ伝えられるトルク及び他方の入力ディスク15から出力ディスク16へ伝えられるトルクは、ブッシュ14に相対回転不能に結合されている両方の出力ディスクから歯車8へ伝えられる。この歯車8は歯車9とかみ合っており、歯車9は出力軸10に結合されている。符号24で歯車8の軸受が示されており、符号32で出力軸10の軸受が示されている。
【0018】
出力歯車8と出力ディスクとの相対回転不能な結合は次のようになされている。
【0019】
出力歯車8には「図で見て右に位置して」1つのインナーリング55が相対回転不能に例えば溶接によって設けられている。このインナーリング55は外周部に外歯を有している。この外歯に1つのアウターリング56の内歯がかみ合っている。内歯及び外歯は一緒にキー結合部57を形成している。
【0020】
アウターリング56は出力ディスク16に相対回転不能に例えば溶接によって結合されている。このようにして出力ディスク16と出力歯車8との間に相対回転不能の結合部が得られ、この結合部を介して各出力ディスク6、16の出力が合算され、出力歯車8、ひいては出力軸10の歯車9へ導かれる。
【0021】
溶接結合部の代わりに、組付け状態が許す限り、ねじ結合部をインナーリング55もしくはアウターリング56の固定に利用することもできる。
【0022】
別の実施態様として、インナーリング55を完全に省略することも可能である。即ち、出力歯車8自体の歯の一部をキー結合部の部分として利用するのである。この場合、アウターリング56の内歯を相応に適合させることになる。
【0023】
出力ディスク16と出力歯車8との以上述べた相対回転不能の結合は一面において大きなトルクの伝達を許容する。他面においては簡単な組付けが保証される。というのは、出力歯車8への方向で出力ディスク16を軸方向で押しずらすことによっていわば自動的にキー結合が得られるからである。キー結合部はさらに、変速機の軸方向でほとんどスペースを必要としないという利点も有する。
【0024】
出力歯車8を支承するための両方の軸受24は鉢形の軸受支持部材7の1つのつば部58上に一緒に並んで配置されている。軸受24のインナーリングはつば部58に対して不動に位置したままであり、アウターリングは出力歯車8と一緒に回転する。軸方向で並んで位置する軸受は出力歯車8の歯幅にほぼ相当する軸方向長さを占めている。前述のような配置によって特に軸方向で短かな構造形式を得ることができる。軸受24はつば部58、出力歯車8における各1つの止めリング59、60によって軸方向で位置固定されている。組付けの際、出力歯車8は軸受24と一緒に前組み立てされたユニットとしてつば部58上へ嵌め付けられ、止めリング59を介して位置固定される。
【0025】
符号4でローラ状の圧着機構が示されているが、この圧着機構はカム面を有する入力ディスク15とやはカム面を有するディスク35との間に設けられており、ディスク35は軸線方向で摺動可能に軸受23を介して入力軸3上に支承されていると共に相対回転不能に結合されている。このディスク35は圧着機構4を介して入力ディスク15に出力ディスク16への方向の負荷を及ぼす。符号36でスラストディスクを示しており、このディスクに入力ディスク5が軸受37を介して支えられている。圧着機構によって入力軸3及びスラストディスク36を介して入力ディスク5が出力ディスク6側へ動かされる。
【0026】
符号7は、トルク軸34及びブッシュ14が中央を貫通する鉢形の軸受支持部材7を示している。この軸受支持部材7は歯車8と出力ディスク6との間に配置されており、従ってこれら両方の構成部材を互いに分離している。この場合軸受支持部材は、出力ディスク16に固定された歯車8を受容するように構成されている。歯車8には出力軸10の被動歯車9がかみ合っている。
【0027】
ブッシュ14は軸受支持部材7の孔内にニードル軸受33を介して支承されている。軸受支持部材7はケーシング1内に配置された1つの保持フレーム2に支持されている。軸受支持部材7は上部並びに下部のフレームクランプ28、29に着脱可能にか又は永久的に結合されており、要するに締結されているか又は溶接されている。保持フレーム2は軸受支持部材7と上部並びに下部のフレームクランプ28、29とから成っている。フレームクランプはピン42、43を介して上部の横ヨーク40、41を保持し、ピン48、49を介して下部の横ヨーク50、51を保持している。下部の横ヨーク50、51には摩擦ローラ11、21用の保持体12、22が支承されている。
【0028】
歯車8の被動側の支承部は不動の軸受インナーリングを有しており、これによって被動歯車9は支承部のアウターリングと共に回転する。以上の軸受支持部材7の構成及び軸受24の配置によって、幅広で高負荷可能な歯車8、9の使用にも拘わらず、軸方向で比較的短かな変速機構造が可能になる。
【0029】
符号19で鉢形の軸受支持部材7と上部フレームクランプ28との間の固定部材、例えばねじ部材が示されている。符号20、30は横ヨーク40、41のピン42、43用の固定ねじを示し、符号46、47は横ヨーク50、51のピン48、49用の固定ねじを示している。
【0030】
出力軸10は、下部フレームクランプ29の中央開口45内へ部分的に入り込む保持部分31内に軸受32と共に支承されている。軸受32は被動歯車9によって包囲されており、これに対して保持部分31はケーシング1に支えられているか又は保持フレーム2又は図示のように油圧制御機構26に固定されている。軸受32は保持フレーム2に着脱可能に固定されており、出力軸10の回転の際にこの軸受インナーリング又はアウターリングは不動のままである。
【0031】
本発明の無段変速機の運転中に、例えば自動車の原動機からのトルクは入力軸3及び圧着機構4、35を介して入力ディスク15へ伝達され、入力ディスク15は伝達されたトルクを所属の摩擦ローラを介して出力ディスク16へ伝える。また、入力ディスク15のトルクはキー結合部25を介してトルク軸34へ伝達され、所属の軸受13を介して入力ディスク5へ伝えられ、入力ディスク5は所属の摩擦ローラを介して出力ディスク6を負荷する。要するに、第1の変速機ユニットにおいても第2の変速機ユニットにおいてもトルクは入力ディスクからディスク相互間に配置されてプレセットされた傾斜平面内で転動する摩擦ローラを介して出力ディスクへ伝達される。
【0032】
両方の出力ディスク6、16は共通に歯車8を負荷し、歯車8は出力を被動歯車9を介して所望の変速比で出力軸10へ伝達する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による無段変速機の鉛直断面図。
【図2】 図1中のII−II線に沿って90度ずらして示す断面図である。
【符号の説明】
1 ケーシング
2 保持フレーム
3 入力軸
4 圧着機構
5 入力ディスク
6 出力ディスク
7 軸受支持部材
8 歯車
9 歯車
10 出力軸
11 摩擦ローラ
12 保持体
13 軸受
14 ブッシュ
15 入力ディスク
16 出力ディスク
17 中空室
18 軸線
19 固定部材
20 固定部材
21 摩擦ローラ
22 保持体
23 軸受
24 軸受
25 キー結合部
26 油圧制御機構
27 中空室
28 上部フレームクランプ
29 下部フレームクランプ
30 固定部材
31 保持部分
32 軸受
33 ニードル軸受
34 トルク軸
35 ディスク
36 スラストディスク
37 軸受
38 ねじ孔
39 ねじ孔
40 上部の横ヨーク
41 上部の横ヨーク
42 ピン
43 ピン
44 耳部
45 中央開口
46 固定部材
47 固定部材
48 ピン
49 ピン
50 下部の横ヨーク
51 下部の横ヨーク
55 インナーリング
56 アウターリング
57 キー結合部
58 つば部
59 止めリング
60 止めリング

Claims (3)

  1. 摩擦ローラ式無段変速機であって、
    ケーシング(1)と、
    入力軸(3)と、
    入力軸(3)に対して同軸的に配置されたトロイダル形の内面をなす2つの入力ディスク(5、15)と、
    入力軸(3)に対して同軸的に配置されて両方の入力ディスク(5、15)をトルク伝達式に結合しているトルク軸(34)と
    入力軸(3)に対して同軸的に配置されてトルク伝達式に結合されたトロイダル形の内面をなす2つの出力ディスク(6、16)であって、各1つの出力ディスクが各1つの入力ディスクと対をなすとともに、両方の出力ディスク(6、16)が互いに鏡面対称に並んで配置されている、2つの出力ディスク(6、16)と、
    各1対の入力ディスク及び出力ディスクの内面相互間に旋回可能に配置され、入力ディスクから対をなす出力ディスクへトルクを伝達するための複数の摩擦ローラ(11、21)と、
    各摩擦ローラ(11、21)用の各一つの支持体(12、22)と、
    各支持体(12、22)用の旋回機構と、
    一方の入力ディスク(15)を他方の入力ディスク(5)への方向並びに出力ディスクへの方向で加圧下で負荷を及ぼすために一方の入力ディスク(15)と協働する1つの圧着機構(4)と、
    2つのかみ合う歯車を有する歯車装置(8、9)であって、一方の歯車(9)が出力軸(10)と結合されていて、他方の歯車(8)が両方の出力ディスク相互間に配置されていてこれら出力ディスクから伝達すべきトルクを受ける、歯車装置(8、9)と、
    1つの軸受支持機構(7、31)であって、この軸受支持機構(7、31)内において、出力ディスクとトルク伝達式に結合された歯車(8)が少なくとも1つの軸受(24)を介して支承されるとともに出力軸(10)の一端が軸受(32)を介して支承されている、軸受支持機構(7、31)と、を備えた形式のものにおいて、
    ケーシング(1)に1つの保持フレーム(2)が着脱可能に固定されており、
    この保持フレーム(2)は上部フレームクランプ(28)と下部フレームクランプ(29)とを有しており、
    軸受支持機構(7、31)は1つの軸受支持部材(7)と1つの別個の保持部分(31)から成っており、
    軸受支持部材(7)は、鉢形をなしており、かつ、上部フレームクランプ下部フレームクランプとを互いに結合しており、
    下部フレームクランプは開口(45)を有し、開口(45)に出力軸の歯車(9)及び保持部分(31)が入り込んでおり、
    出力軸(10)の一端を支承している軸受(32)が保持部分(31)内に配置されていることを特徴とする、摩擦ローラ式無段変速機。
  2. 出力軸(10)の軸受(32)は、半径方向から見た場合には歯車(9)によって包囲されていて、かつ、出力軸(10)の軸受(32)は、側面から見た場合には歯車装置(8、9)に対して同心的に位置していることを特徴とする、請求項1に記載の摩擦ローラ式無段変速機。
  3. 保持部分(31)はケーシング(1)及び保持フレーム(2)の両方のうちの少なくとも一方に支えられていることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の摩擦ローラ式無段変速機。
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