JP4178209B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、パチンコ機(雀球機、アレンジボール機等も含む)、スロットマシン等の遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば、パチンコ機において、遊技盤の役物装置、可動入賞装置(センター役物とも呼ばれている)等には、図柄を変動表示する図柄表示装置、あるいは、可動体(人物、人形、動物等のキャラクターに似せた可動体)を有する可動演出装置等の遊技演出装置が装着されているのが一般的である。また、このような遊技演出装置の周囲に対し、発光体と装飾レンズとを備えた装飾レンズ装置が装着され、発光体を点滅制御することによって装飾性の向上を図ることが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、発光体を点滅制御して、その発光体が発する光を装飾レンズから出射させて装飾性を図ることは、単調で飽きやすく、装飾効果が小さいという問題点があった。
【0004】
この発明の目的は、前記問題点に鑑み、鮮烈な印象を与えて演出効果(装飾効果)を高めることができる遊技機を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
主制御装置により制御される遊技演出装置としての図柄表示装置及び回転演出装置を備えた役物装置が遊技盤の装着孔に合わせて設置された遊技機において、
前記役物装置では、遊技盤の前側と後側に位置する前装飾部材と、後枠部材とから構成されて図柄透視用開口部を形成し、後枠部材に形成した窓枠部の後側に、前記主制御装置から発信される図柄変動用制御信号により図柄変動表示する方形状の図柄用表示部を有する前記図柄表示装置を設置して前記図柄用表示部を窓枠部に垂立状態で臨ませるとともに、後枠部材の後側の右辺部と上辺部そして左辺部の各位置に、前記主制御装置から発信される発光用制御信号により点灯・点滅される複数個の発光体を配置接続したランプ基板が配置されて夫々の発光体を前記図柄透視用開口部の外側3周辺位置に臨ませる一方、前記後枠部材の外側に、前記主制御装置から発信される駆動出力用制御信号により駆動・停止されるモータが設置されており、
前記回転演出装置では、前記役物装置の図柄透視用開口部に沿った右辺側と上辺側そして左辺側の各位置に、前記夫々の発光体の前側に位置して外周の後側から照らされる垂立状の第1回転演出体と、水平状の第2回転演出体と、垂立状の第3回転演出体とが配設支持されるとともに、各回転演出体が、前記モータを駆動源として、出力歯車,入力歯車そして各々の連動歯車を介して同期的に回転可能に連繋されており、
前記第1、第2、第3の各回転演出体では、透光性を有する透明又は半透明の合成樹脂材より中空筒形状に形成されて前記各位置のランプ基板の発光体に対するレンズ体をなし、夫々の外周に発光体からの発光に照明変化を生ずる螺旋状のレンズカット部を形成し、
前記図柄表示装置の図柄用表示部に表示される図柄設定表示条件に応じて、前記各位置のランプ基板の発光体が適時点灯・点滅制御されるように設定されるとともに、前記モータの駆動・停止制御により前記第1、第2、第3の各回転演出体が同期的に回転・停止されるように設定した遊技機を提供する。
【0006】
技演出装置としての図柄表示装置の回りには複数の回転演出体がそれぞれ回転可能に配設され、複数の回転演出体は、共通の駆動手段と、その駆動手段の駆動力を伝達する連動手段によってそれぞれ同期して回転動作される構成にしてある。したがって、図柄表示装置の回りに配設された複数の回転演出体が同期して回転動作することによって、遊技者に対し鮮烈な印象を与えることができる。また、複数の回転演出体を専用のモータ、ソレノイド等の駆動手段によってそれぞれ個別に動かす必要もなく、この分だけ構造を簡単化し、コスト低減を図ることが可能となる。
【0007】
また、複数の回転演出体は、遊技演出装置の作動に関連して回転動作される。したがって、遊技演出装置の作動に関連してその周囲の複数の回転演出体を同期して回転動作させることによって、演出効果を極めて有効に発揮させることができる。
【0008】
また、遊技演出装置は、図柄を変動表示する表示部を有する図柄表示装置によって構成されている。したがって、図柄表示装置の表示部の図柄変動に関連してその周囲の複数の回転演出体を同期して回転動作させることによって、演出効果を極めて有効に発揮させることができる。例えば、図柄表示装置の表示部に表示された図柄がリーチ状態となり、複数の回転演出体が同期して回転動作したときに、大当たりとなる確率を高く設定することも可能である。この場合には、遊技者に対し大当たりとなる期待感を増大させて与えることが可能となる。
【0009】
また、複数の回転演出体には、その少なくとも一部に透光性のレンズ部が設けられ、複数の回転演出体の各レンズ部に対応して発光体が配設されている。したがって、発光体が発する光が複数の回転演出体のレンズ部を透して前方に出射されることによって、遊技の演出効果(装飾効果)を一層高めることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)
この発明の実施の形態1を図1〜図5にしたがって説明する。遊技機としてのパチンコ機の遊技盤を正面(前面)から表した図1において、遊技盤10の前面の周縁部には、外レール12と内レール13とを備えた案内レール11が装着されている。案内レール11の内側には、遊技領域15が区画形成されるとともに、外レール12と内レール13との間には、図示しない球発射装置から発射された球(パチンコ球)を遊技領域15の上部に案内する球発射通路14が形成されている。遊技盤10の遊技領域15の略中央部には役物装置40(センター役物と呼ばれることもある)が装着されとともに、役物装置40の上下左右側方の計4箇所に風車器18がそれぞれ配設されている。また、遊技盤10の遊技領域15には、その役物装置40の片側(図1に向かって左側)に位置して普通図柄始動用ゲート口を有するゲート器20が設けられている。
【0011】
また、遊技盤10の遊技領域15には、役物装置40の下方中央部に位置しかつ開閉部材28による可変始動口26を備えた始動用入賞器としての入球装置25が配設されている。この入球装置25の可変始動口26に球が流入すると、後述する図柄表示装置61が作動するようになっている。なお、球がゲート器20の普通図柄始動用ゲート口を通過することで、後述する普通図柄表示部63が作動して普通図柄の抽選が行われる。そして、普通図柄表示部63の抽選に基づいて、入球装置25の開閉部材28が所定時間(例えば、1秒間)開放し、これによって入球装置25の可変始動口26に対し球が流入し易くなるようになっている。
【0012】
また、遊技盤10の遊技領域15には、その入球装置25の下方に位置してアタッカ装置30が装着されている。このアタッカ装置30には、その略中央部に開閉扉31によって開閉される大入賞口32が設けられている。また、遊技盤10の遊技領域15には、その最下端に位置しかつアタッカ装置30の下方においてアウト口33が形成され、さらに、アタッカ装置30の左右両側方に位置して装飾用レンズ36を有するサイド装飾部材35が配設されている。これらサイド装飾部材35の所定位置には一般入賞口37が設けられている。なお、遊技領域15の略全域にわたって多数の釘(図示しない)が配設されている。
【0013】
図2〜図4に示すように、役物装置40は、前装飾部材41、後枠部材45、回転演出装置70及び図柄表示装置61(この発明の遊技演出装置に相当する)を備えている。役物装置40の本体部をなす前装飾部材41は、複数又は単数の構成部材によって形成され、遊技盤10の略中央部に貫設された役物装着孔10aの前面開口部の周縁を塞ぐようにして枠状に構成されている。そして、前装飾部材41はビス等によって遊技盤10の前側からその遊技盤10の前面に取り付けられている。この前装飾部材41は、後述する回転演出装置70の複数の回転演出体(第1〜第3の回転演出体80、90、100)の配設領域外周部を取り囲むようにして形成されている。
【0014】
図3と図4に示すように、遊技盤10の後側面には、役物装着孔10aの後面開口部の周縁に沿って後枠部材45が装着されている。この後枠部材45は、複数又は単数の枠構成部材によって形成され、その中央部には略四角形の開口窓を構成する窓枠部45aが形成されている。後枠部材45の窓枠部45aの後側には、その開口窓に表示部62を臨んで遊技演出装置としての図柄表示装置61が装着されている。この図柄表示装置61の表示部62の略全域には、特別図柄が変動表示される特別図柄表示領域が設けられている。また、表示部62の一部には、普通図柄が変動表示される普通図柄表示部63が設けられている。
【0015】
図2と図3に示すように、後枠部材45の前側には、図柄表示装置61の表示部62の回り位置して回転演出装置70の複数の回転演出体が配設されている。この実施の形態1においては、表示部62前方の上側及び左右両側の3辺に沿って回転演出装置70の第1〜第3の回転演出体80、90、100がそれぞれ回転可能に装着されている。また、第1〜第3の回転演出体80、90、100は、その少なくとも一部に透光性のレンズ部を有している。この実施の形態1において、第1〜第3の回転演出体80、90、100は、透明、又は半透明の合成樹脂材料よりなり中空の円筒状に形成されている。そして第1〜第3の回転演出体80、90、100は、その略全体が透光性のレンズ体をなし、これら第1〜第3の回転演出体80、90、100の外周面には螺旋状のレンズカット部81、91、101が凹設又は凸設されている(図5参照)。
【0016】
図2と図3に示すように、第1〜第3の回転演出体80、90、100のそれぞれの端板の中心部には軸82、92、102がそれぞれ突設されている。図2に向かって右側に位置する第1回転演出体80は、略垂直状をなして後枠部材45の片側部に軸82を中心として回転可能に装着されている。また、図2に向かって上側に位置する第2回転演出体90は、略水平状をなして後枠部材45の上部に軸92を中心として回転可能に装着されている。また、図2に向かって左側に位置する第3回転演出体100は、略垂直状をなして後枠部材45の反対側部に軸102を中心として回転可能に装着されている。そして、第1回転演出体80が駆動手段としてのモータ73によって回転駆動されることで、連動手段(この実施の形態1では連動歯車85、95、96、105)を介して第2回転演出体90と第3回転演出体100とが同期して回転されるようになっている。
【0017】
すなわち、第1回転演出体80の下側の軸82には、モータ73の出力軸74に設けた出力歯車75に噛み合う入力歯車83が設けられている。また、第1回転演出体80の上側の軸82には傘歯車よりなる連動歯車85が設けられている。また、第2回転演出体90の左右の軸92には、傘歯車よりなる連動歯車95、96がそれぞれ設けられている。そして、第2回転演出体90の図2に向かって右側の連動歯車95が第1回転演出体80の連動歯車85にトルク伝達可能に噛み合わされている。また、第3回転演出体100の上側の軸102には、第2回転演出体90の連動歯車96にトルク伝達可能に噛み合う傘歯車よりなる連動歯車105が設けられている。また、図4に示すように、モータ73は、後枠部材45の下部に形成された取付部45aに固定されている。そして、モータ73は、パチンコ機の所定位置に設置された主制御基板(図示しない)に電気的に接続され、主制御基板から伝達される信号に基づいて作動制御されるようになっている。
【0018】
図3と図4に示すように、後枠部材45には、第1〜第3回転演出体80、90、100の後側に位置して複数(多数)のLED、ランプ等よりなる発光体111が配設された単数又は複数のランプ基板110が装着されている。また、各発光体111は、その発光色が、例えば、赤、青、緑に異なるとともに、赤、青、緑の順を繰り返して配列されてもよい。また、ランプ基板110は、パチンコ機の所定位置に設置されたランプ制御基板を介して主制御基板(図示しない)に電気的に接続され、主制御基板から伝達される信号に基づいてランプ制御基板を介して各発光体111が点滅制御されるようになっている。
【0019】
この実施の形態1に係る遊技機としてのパチンコ機は上述したように構成される。したがって、パチンコ遊技の際、図示しない球発射装置から球発射通路14に発射された球(パチンコ球)は、遊技領域15の上部に打ち出され、多数の釘、風車器18等に案内されながら遊技領域15の下部に向けて流れる。遊技領域15に打ち出された球のうち、一部の球はゲート器20の普通図柄始動用ゲート口を通過したり、あるいは、入球装置25の可変始動口26、一般入賞口37等の入球口に流入する。また、これら入球口に流入しなかった多くの球は遊技領域15の下部のアウト口33に流入し、機外に排出される。
【0020】
球がゲート器20の普通図柄始動用ゲート口を通過すると、その球がセンサによって検出され、その検出信号が主制御装置(図示しない)に送られる。すると、その信号が図柄表示装置61に伝達され、その表示部62の一部に設けられた普通図柄表示部63の図柄が変動する。そして普通図柄表示部63には、抽選結果に基づく図柄が表示される。普通図柄表示部63の図柄が当たり図柄となって表示されると、入球装置25の可変始動口26の開閉部材28が所定時間(例えば、1秒間)開放して閉じる。入球装置25の可変始動口26に球が流入すると、その球がセンサによって検出され、その検出信号が主制御装置に送られる。すると、その信号が図柄表示装置61に伝達され、これによって表示部62に表示された図柄が変動し、設定時間後停止する。そして、表示部62には抽選結果に基づく図柄が表示される。
【0021】
表示部62に表示された図柄が「大当たり図柄」、例えば「7・7・7」となって停止した場合、大当たりとなる。すると、アタッカ装置30の開閉扉31によって大入賞口32が開かれる。大入賞口32に球が10個流入するか、あるいは、30秒経過すると、開閉扉31によって大入賞口32が閉じられる。大入賞口32の開放時において、その大入賞口32に設けられた特定領域に球が入ると、開閉扉31によって大入賞口32が一旦閉じた後、再び開く。開閉扉31によって大入賞口32が所定回数(例えば、最大16回)開閉を繰り返すことで、大当たり遊技が終了する。
【0022】
さて、遊技演出装置としての図柄表示装置61の表示部62の回りの上側及び左右両側の計3辺に沿って第1〜第3の回転演出体80、90、100がそれぞれ回転可能に装着されている。そして、パチンコ遊技の際、主制御装置から伝達される信号に基づいて駆動手段としてのモータ73が作動されると、その出力軸74と一体に回転する出力歯車75のトルクが入力歯車83に伝達され、第1回転演出体80が所定方向に回転される。すると、連動手段としての連動歯車85、95、96及び105によって第2回転演出体90並びに第3回転演出体100が同期して回転動作される。このようにして、図柄表示装置61の表示部62の回りの上側及び左右両側の3辺に沿って配設された第1〜第3の回転演出体80、90、100が同期して回転動作することによって、遊技者に対し鮮烈な印象を与えて遊技の演出効果(装飾効果)を高めることができる。また、モータ73を常に作動状態にして第1〜第3の回転演出体80、90、100を常時回転させてもよい。
【0023】
また、この実施の形態1においては、第1〜第3の回転演出体80、90、100は、その略全体が透光性のレンズ体をなし、その後側には複数(多数)のLED、ランプ等よりなる発光体111が配設されている。そして、パチンコ遊技の際、主制御基板から伝達される信号に基づいてランプ制御基板を介して各発光体111が点灯・点滅制御される。各発光体111が発する光は第1〜第3の回転演出体80、90、100の前側を透して前方に出射される。これによって、遊技の演出効果(装飾効果)を一層高めることができる。さらに、第1〜第3の回転演出体80、90、100の外周面に形成された螺旋状のレンズカット部81、91、101から光を拡散して出射したり、あるいは光を集光して出射させることができため、これによっても演出効果(装飾効果)を高めることができる。また、パチンコ機の起動スイッチがONの状態にあるときに、発光体111が点灯状態に保持されるようにしてもよく、所定周期で点滅するようにしてもよい。
【0024】
また、第1〜第3の回転演出体80、90、100の駆動手段をなすモータ73の作動・停止時期や発光体111の点灯・点滅時期を遊技演出装置としての図柄表示装置61の表示部62の図柄変動に関連して設定することもできる。この場合には、演出効果を極めて有効に発揮させることができる。例えば、パチンコ遊技時において、図柄表示装置61の表示部62の図柄が変動する直前あるいは直後、あるいはリーチ状態となったとき、あるいは大当たりとなったときに、主制御装置から伝達される信号に基づいてモータ73を所定時間だけ駆動した後、停止したり、あるいは発光体111を点滅するように設定する。これによって、図柄表示装置61の表示部62の図柄が変動する直前あるいは直後、あるいはリーチ状態となったときは、第1〜第3の回転演出体80、90、100が同期回転するとともに、発光体111が点滅することで、遊技者に対し臨場感のある演出効果(装飾効果)を付与することができ、遊技の興趣を高めることが可能となる。
【0025】
また、例えば、図柄表示装置61の表示部62の図柄が変動する直前あるいは直後で、第1〜第3の回転演出体80、90、100が同期回転したとき、又は発光体111が点滅したときに、リーチ状態、あるいは大当たりとなる確率を高く設定することも可能である。この場合には、遊技者に対しリーチ状態、あるいは大当たりとなる期待感を増大させて与えることが可能となる。また、図柄表示装置61の表示部62に表示された図柄が大当たりとなったときに第1〜第3の回転演出体80、90、100が同期回転し、又は発光体111が点滅するように設定しておくことにより、大当たり遊技の演出効果を高めることができる。また、図柄表示装置61の表示部62に表示された図柄が大当たりとなったときあるいは大当たり遊技終了直後において、第1〜第3の回転演出体80、90、100が同期回転したとき、又は発光体111が点滅したときに、確率変動となるように設定しておくことにより、遊技の興趣をより一層高めることが可能となる。
【0026】
なお、この発明は前記実施の形態1に限定するものではなく、例えば、図6〜図10に示す実施の形態2〜6のように変更してもよい。
(実施の形態2)図6に示す実施の形態2においては、遊技演出装置(例えば、図柄表示装置61)の回りに回転可能に配設される複数の回転演出体、例えば、第1〜第3の回転演出体80、90、100が中空の筒状に形成され、その内部、言い換えると、第1〜第3の回転演出体80、90、100の前筒部の後側に複数のLED、ランプ等よりなる発光体111が配設されたランプ基板110が装着されている。したがって、この実施の形態2においては、第1〜第3の回転演出体80、90、100の前筒部の後側に接近して発光体111を配設することによって、発光体111が発する光は第1〜第3の回転演出体80、90、100の前筒部から出射するため、光が拡散して損出する不具合が軽減される。但し、この場合、ランプ基板110に給電用接続線115は第1〜第3の回転演出体80、90、100の軸82、92、102の中心に貫設された配線孔を通してランプ制御基板(図示しない)に接続される。
【0027】
(実施の形態3)
図7に示す実施の形態3においては、中空の円筒状に形成された複数の回転演出体、例えば、第1〜第3の回転演出体80、90、100の横断面において、例えば、90度範囲毎にレンズ形態が異なるレンズ部A,B,C,Dを設けたものである。すなわち、レンズカット形状、例えば、凹凸のレンズカット形状が大小異なるレンズ部A,Bと、凹凸のレンズカットがないレンズ部C,Dとをそれぞれ設けたものである。したがって、第1〜第3の回転演出体80、90、100の回転角度に応じて光りを広い範囲で拡散したり、あるいは狭い範囲で拡散したり、あるいは拡散することなく出射させることができ、光による演出効果を高めることが可能となる。
【0028】
(実施の形態4)
図8に示す実施の形態4においては、中空の四角筒状に形成された複数の回転演出体、例えば、第1〜第3の回転演出体80、90、100の横断面において、この各辺毎にレンズ色が異なるレンズ部E,F,G,Hを設けたものである。例えば、赤色のレンズ部E、青色のレンズ部F、緑色のレンズ部G、黄色のレンズ部Hをそれぞれ設けたものである。この場合、第1〜第3の回転演出体80、90、100のレンズ部E,F,G,Hの色が同色になったときに、あるいは、特定された色(例えば赤色)で同色になったときに、遊技者に対し有利となる特典、例えば、大当たり、確率変動(大当たり後に再度大当たりとなる確率が増大された状態をいう)等の特典を付与するように設定することが可能である。
【0029】
(実施の形態5)
図9に示す実施の形態5においては、中空の三角筒状に形成された複数の回転演出体、例えば、第1〜第3の回転演出体80、90、100の横断面において、この各辺毎にレンズ色が異なるレンズ部J,K,Lを設けたものである。例えば、赤色のレンズ部J、青色のレンズ部K、緑色のレンズ部Lをそれぞれ設けたものである。この場合においても、第1〜第3の回転演出体80、90、100のレンズ部J,K,Lの色が同色になったときに、あるいは、特定された色(例えば赤色)で同色になったときに、遊技者に対し有利となる特典を付与するように設定することが可能となる。
【0030】
(実施の形態6)
図10に示す実施の形態6においては、不透明な材料によって平板状に形成された複数の回転演出体、例えば、第1〜第3の回転演出体80、90、100の横断面において、その一側面と反対面に異なる表示、例えば、異なる色、文字(遊技説明文等も含む)、図柄等の表示M,Nを付したものである。この場合においても、第1〜第3の回転演出体80、90、100の色、文字、図柄等の表示M,Nが同じ表示になったときに、遊技者に対し有利となる特典を付与するように設定することが可能となる。
【0031】
すなわち、この発明においては、遊技演出装置(例えば、図柄表示装置61)の回りに回転可能に配設される複数の回転演出体全体を透明又は半透明の合成樹脂によって形成することで、その回転演出体全体をレンズ部として機能させることができる。また、複数の回転演出体に対し部分的に透光性のレンズ部を設けることも可能である。また、複数の回転演出体をレンズ部が設けられることなく不透明に形成することもできる。この場合には、発光体が不要となることは言うまでもない。また、遊技演出装置は、例えば、第2種パチンコ機に採用される役物装置(入賞装置)の可動体(人物、人形、動物等のキャラクターに似せた可動体)を有する可動演出装置であってもよい。また、複数の回転演出体を備えた回転演出装置70は、パチンコ機以外の遊技機、例えばスロットマシンであっても採用することができる。
【0032】
【発明の効果】
以上述べたように、この発明によれば、遊技演出装置の回りに配設された複数の回転演出体が同期して回転動作することによって、遊技者に対し鮮烈な印象を与えることができ、遊技の演出効果(装飾効果)を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1に係る遊技機としてのパチンコ機の遊技盤を示す正面図である。
【図2】同じく遊技演出装置及び複数の回転演出体を有する回転演出装置を備えた役物装置を拡大して示す正面図である。
【図3】同じく図2のIII−III線に基づく遊技盤の縦断面図である。
【図4】同じく図2のIV−IV線に基づく回転演出装置の拡大断面図である。
【図5】同じく回転演出体を破断して示す斜視図である。
【図6】この発明の実施の形態2の回転演出体を示す縦断面図である。
【図7】この発明の実施の形態3の回転演出体を示す横断面図である。
【図8】この発明の実施の形態4の回転演出体を示す横断面図である。
【図9】この発明の実施の形態5の回転演出体を示す横断面図である。
【図10】この発明の実施の形態6の回転演出体を示す横断面図である。
【符号の説明】
10 …遊技盤
10a …装着孔
40 …役物装置
41 …前装飾部材
45 …後枠部材
45a …窓枠部
61 …図柄表示装置(遊技演出装置)
62 …図柄用表示部
70 …回転演出装置
73 …モータ(駆動手段)
75 …出力歯車
80 …第1回転演出体
81,91,101 …レンズカット部
83 …入力歯車
85,95,96,105 …連動歯車(連動手段)
90 …第2回転演出体
100 …第3回転演出体
110 …ランプ基板
111 …発光体

Claims (1)

  1. 主制御装置により制御される遊技演出装置としての図柄表示装置及び回転演出装置を備えた役物装置が遊技盤の装着孔に合わせて設置された遊技機において、
    前記役物装置では、
    遊技盤の前側と後側に位置する前装飾部材と、後枠部材とから構成されて図柄透視用開口部を形成し、後枠部材に形成した窓枠部の後側に、前記主制御装置から発信される図柄変動用制御信号により図柄変動表示する方形状の図柄用表示部を有する前記図柄表示装置を設置して前記図柄用表示部を窓枠部に垂立状態で臨ませるとともに、後枠部材の後側の右辺部と上辺部そして左辺部の各位置に、前記主制御装置から発信される発光用制御信号により点灯・点滅される複数個の発光体を配置接続したランプ基板が配置されて夫々の発光体を前記図柄透視用開口部の外側3周辺位置に臨ませる一方、前記後枠部材の外側に、前記主制御装置から発信される駆動出力用制御信号により駆動・停止されるモータが設置されており、
    前記回転演出装置では、
    前記役物装置の図柄透視用開口部に沿った右辺側と上辺側そして左辺側の各位置に、前記夫々の発光体の前側に位置して外周の後側から照らされる垂立状の第1回転演出体と、水平状の第2回転演出体と、垂立状の第3回転演出体とが配設支持されるとともに、各回転演出体が、前記モータを駆動源として、出力歯車,入力歯車そして各々の連動歯車を介して同期的に回転可能に連繋されており、
    前記第1、第2、第3の各回転演出体では、
    透光性を有する透明又は半透明の合成樹脂材より中空筒形状に形成されて前記各位置のランプ基板の発光体に対するレンズ体をなし、夫々の外周に発光体からの発光に照明変化を生ずる螺旋状のレンズカット部を形成し、
    前記図柄表示装置の図柄用表示部に表示される図柄設定表示条件に応じて、前記各位置のランプ基板の発光体が適時点灯・点滅制御されるように設定されるとともに、前記モータの駆動・停止制御により前記第1、第2、第3の各回転演出体が同期的に回転・停止されるように設定したことを特徴とする遊技機。
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