JP4173639B2 - 側壁を取り外し可能に接合するための接合装置を有する輸送容器 - Google Patents

側壁を取り外し可能に接合するための接合装置を有する輸送容器 Download PDF

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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D11/00Containers having bodies formed by interconnecting or uniting two or more rigid, or substantially rigid, components made wholly or mainly of plastics material
    • B65D11/18Containers having bodies formed by interconnecting or uniting two or more rigid, or substantially rigid, components made wholly or mainly of plastics material collapsible, i.e. with walls hinged together or detachably connected
    • B65D11/1833Containers having bodies formed by interconnecting or uniting two or more rigid, or substantially rigid, components made wholly or mainly of plastics material collapsible, i.e. with walls hinged together or detachably connected whereby all side walls are hingedly connected to the base panel

Description

【0001】
本発明は、請求項1の前提部に記載された容器に関する。
【0002】
この種類の容器は、空の状態で輸送する際に占める輸送容積ができるだけ小さくなるように、好ましくは分解可能または折りたたみ可能に形成される。
【0003】
側壁に配置されたロック部材を有する組立て済み輸送容器が幾つか知られている。これらのロック装置は、たいてい係止部材によって形成されており、突出部がそのために設けられた把持開口部に突入して固定されるので、側壁を互いに固定する際に比較的高い力の消費が必要となる。さらに、このような保持部材においては、両保持部材を弾性的に変形し、それによってロック装置の開閉を容易にすることは可能ではない。
さらに、DE9113549Uには、折りたたみ可能でヒンジによって底部と接続されている側壁に対する旋回ストッパを有する折りたたみ式箱が記載されている。この折りたたみ式箱は、その2つの側面に、側壁を使用位置または直立位置で保持するように形成された弾性変形可能なボルト部材を有している。この構成の欠点は、これらの弾性変形可能なボルト部材が容器の内部空間からだけ操作するように形成されており、したがって充填済みの容器ではこの作業が非常に難しいことである。
【0004】
本発明の課題は、側壁の構造に統合されている弾性変形可能なボルト部材によって、この側壁を他方の側壁に対して相対的に旋回しないように拘束し、しかもこの拘束をできるだけ容易に、もしくは片手操作で再び解除できるようにした輸送容器を提供することである。
【0005】
本発明の課題は請求項1の特徴部に記載した特徴によって解決される。この場合の驚くべき利点は、拘束装置が、側壁内に移動可能に支承されている弾性的に変形可能な保持アームによって形成され、2つの側壁の間もしくは底部と1つの側壁との間の拘束もしくは解放が保持アームの弾性的移動により、もしくは保持アームが側壁によって形成された平面に沿って運動することによって可能となることである。
【0006】
請求項2に記載されている別の有利な構成は、保持アームとこれに一体的に成形されているボルト部材とが単一の構成部材として形成されており、この構成部材によって拘束が、ひいては弾性的な変形可能性が実現される。
【0007】
請求項3に記載されている別の構成の利点は、ロック面がその位置調整により別の側壁に平面的に当接し、それによって2つの側壁の間で拘束が実現されることである。
【0008】
請求項4に記載されている別の有利な構成は、保持アームが内面と外面との間で底部に対して角位置で延びることができ、側壁内に存在する安定性を高める要因に適合させることができる。
【0009】
請求項5に記載されているさらに別の構成により、それぞれ2つの側壁を遊びなく別の側壁に拘束でき、それによって輸送容器のより安定した構成を実現できる。
【0010】
請求項6に記載されているさらに別の有利な構成では、拘束装置が一体的な構成部材によって形成され、この構成部材が容器壁に一体的に成形されており、その構成により同時に2つの側壁の間の拘束が可能となる。
【0011】
請求項に記載された構成の利点は、補剛リブ内における拘束装置もしくは保持アームの確実な支承が、補剛リブ内に配置されている貫通部によって保証されることである。
【0012】
請求項に記載された別の有利な構成においては、拘束装置を受容する側壁内に貫通部を配置することによって、ボルト部材の十分な可動性もしくは弾性的な移動が実現可能である。
【0013】
請求項に記載されたさらに別の有利な構成は、保持アームの十分な部分が変形用に利用でき、それによって側壁の間の拘束の確実な解除を実施できる。
【0014】
請求項10に記載されたさらに別の構成によって生じる利点は、互いに拘束されるべき側壁は、側壁の突出した部分のない画像領域を形成し、そのようにして側壁を互いに拘束でき、しかも拘束の解除を確保できることである。
【0015】
さらに別の有利な構成が請求項11および12に記載されている。2つの貫通部を有する補剛リブをこのように構成することにより、保持アームもしくはボルト部材に対する直線案内が実現されて、側壁面に対して垂直に作用する力を、側壁の長手方向延在に対して平行に作用する力に変換できる。
【0016】
請求項13および14に記載されている有利な構成では、両側壁の間の拘束を解除するための好ましい過程が記載されている。
【0017】
請求項15および16に記載されたさらに別の構成も有利であり、それによって拘束装置の遊びのない拘束が保証される。
【0018】
請求項17および18に記載されている構成により、拘束装置もしくは保持アームの側壁面に対して垂直な変形が可能になり、同時に側壁面に対して平行に進む拘束装置もしくは保持アームの変形が確実に回避される。
【0019】
請求項19から22には、ボルト部材を形成するウェブのための別の有利な構成が記載されており、ウェブもしくは保持アームの十分安定した構成が達成される。
【0020】
以下に、本発明をより理解できるように、図面に示した実施例に基づいて詳細に説明する。
最初に確認しておくと、記載された種々異なる構成形態において、同じ部材には同じ参照符号もしくは部材符号を付し、説明全体に含まれる開示内容は、同じ参照符号もしくは同じ部材符号を有する同じ部材にも意味に即して適用され得る。また説明中選択された上、下、横など位置指示は、直接説明および表現された図を基準とし、位置が変化する場合は意味に即して新しい位置に適用され得る。さらに、図示および説明された種々の実施例に基づく個々の特徴や特徴の組み合わせも、それ自体で独立した、発明的な、または本発明による解決手段をなす。
【0021】
図1には容器1、特に木枠箱状の輸送容器2が示されている。この木枠箱状の輸送容器2は、底部3と、互いに向き合う2つの長手方向側壁4と、これらの長手方向側壁4に対して直角に、かつ互いに向き合って配置されている2つの横断方向側壁5とからなる。横断方向側壁5は、互いに相対的に旋回可能な側壁6を形成している。見やすくするために、図1では、第1の横断方向側壁5に対して平行に延びている第2の横断方向側壁5は示さなかった。長手方向側壁4と横断方向側壁5もしくは側壁6とは、互いに向き合う内面7を有している。内面7は、側壁6が底部3に対して角位置に旋回するか、もしくは底部3に対して直角な位置にあるとき、極めて種々の輸送物を収容するための内部空間8を形成する。内面7と向き合って、側壁6がその外面9により、側壁6に対して平行に延びる側壁面10を形成する。ここで基本的に、横断方向側壁5と長手方向側壁4もしくは側壁6は、互いに直角に配置されている必要は決してなく、少なくとも3つの側壁6によって囲まれた内部空間8を形成できなければならないことを確認しておく。
【0022】
長手方向壁4と横断方向壁5もしくは側壁6は、リンク機構11を介して底部3に対して角位置に旋回可能に接合されている。この場合、このリンク機構11は、側壁が0°〜270°の範囲で旋回できるようにした、従来技術により公知のすべての可能なリンク機構11によって形成することも可能である。
【0023】
側壁6を底部3に対して直角に延びる位置に固定するために、側壁6の端面領域に接合装置12が配置されている。接合装置12は、側壁6を起こした充填姿勢で固定するように形成されている。接合装置12は、側壁6上に、この場合は横断方向側壁5上に配置された連結受容部13を包含する。連結受容部13は、別の側壁6もしくは長手方向側壁4内に配置されている連結部材14と対応している。連結受容部13は互いに垂直に延びている3つのウェブによって形成されていて、端面壁、この場合は横断方向側壁5として形成されている側壁6と接合されている。この構成により、連結受容部13のウェブは側壁6の端面壁と共に、連結部材14を拘束する目的で受容する働きをする内部空間を囲む。側壁6は、全長にわたって曲げ剛性を高めるために補剛リブ15が装備されている。補剛リブ15は水平方向もしくは垂直方向に配置できる。
【0024】
また、2つの側壁6もしくは長手方向側壁4内に拘束装置16が配置されている。この拘束装置16は弾性的に変形可能な保持アーム17を介して移動可能に支承されているボルト部材18を有している。この拘束装置16もしくは保持アーム17は、保持アーム17を受容する側壁6の長手方向延在に対して平行に延びていて、側壁6の長手方向延在に対して垂直に延びる補剛リブ15上に一体的に成形されている。この第1の補剛リブ15に対してボルト部材18の方向で間隔を置き、かつ第1の補剛リブ15に対して平行に延びる別の補剛リブ15は、保持アーム17を可動に支承するための貫通部19を有している。さらに、別の補剛リブ15の貫通部19を保持アーム17が貫通しており、この貫通部19は、保持アーム17の、ボルト部材18を形成する端部領域に対する案内機構を形成している。さらに側壁6は、壁板と、貫通部19を有する補剛リブ15との間の領域で貫通部を有しており、これが側壁面10に対して垂直に向けられた方向にボルト部材18が自由に運動できるようにしている。図1の表現に見られるように、拘束装置16は長手方向側壁4もしくはこの長手方向側壁4を受容する側壁6の構造内に完全に組み込まれているので、側壁6によって形成された側壁面10を越えて突き出すという不都合が回避され、それにより輸送容器2を充填姿勢でスペースを取らずに互いに並べることが可能となる。
【0025】
ここで基本的に確認すると、連結受容部13もしくは拘束装置16は輸送容器2のすべての側壁6上に配置することができ、それによって底部3に対して角状に起こされた充填姿勢で側壁6を固定することが可能となる。
【0026】
さらに、すべての側壁6は、その全長にわたって分布して輸送物の十分な換気に寄与できる開口部20を有している。基本的に横断方向側壁5の幅21は、底部3に対して垂直位置で起こされた2つの長手方向側壁4を隔てている開口幅22と同じ大きさか、もしくはわずかに小さい。これにより、横断方向側壁5が旋回する際に、底部に対して垂直に起こされた位置でも、長手方向側壁4が容易に変形することにより、連結受容部13が拘束装置16内に進入することが可能となる。
【0027】
図1の表現に従い、拘束装置16は側壁6および/または底部3内に、弾性変形可能な保持アーム17を介して移動可能に支承されたボルト部材18を有している。ボルト部材18は充填姿勢にある側壁において、少なくとも1つの側壁6を他の側壁6に対して相対的に旋回しないように拘束する。ボルト部材18は少なくとも1つの弾性変形可能な保持アーム17を介して側壁6と接合されており、この保持アーム17を介してロック位置から、接合装置12内の予荷重を除去するためのロック解除位置に移動できる。基本的に保持アーム17は内面7と外面9との間でこれら内面7と外面9に対して平行に、かつ底部3に対して平行に延びており、接合装置12がボルト部材18に向かって拡張している。さらにここに見られるように、ボルト部材18は、保持アーム17の、補剛リブ15とは反対に向けられた端部領域に配置されており、ボルト部材18はウェブによって形成されている。また、側壁6内には、保持アーム17に対して垂直に延びていて、弾性変形可能な保持アーム17を受容もしくは案内するための貫通部19を備えた少なくとも1つの補剛リブ15が配置されている。さらにまた、ボルト部材18の領域で、側壁6内に開口部もしくは貫通部が配置されており、これにより保持アーム17の、別の側壁6に向けられた端部領域に配置されたボルト部材が自由に運動することが可能となる。この場合、連結要素14はこの開口部もしくは貫通部において、側壁の長手方向延在に対して平行に、かつボルト部材18の方向に突き出す。
【0028】
一緒に記載された図2と図3には、連結受容部13と拘束装置16とを有する輸送容器2の部分領域が、断面した平面図もしくは側面図で示されている。ここから、2つの側壁6が充填姿勢で拘束された位置において、連結受容部13は拘束装置16の方向に延びる連結部材14を完全に囲むように把持しているのが分かる。さらに、連結部材14上には材料隆起部23が配置されていて、この材料隆起部23を受容する連結受容部13内の凹部24と対応している。この材料隆起部23もしくは凹部24は、連結受容部13が開くと連結部材14をはさみ込み、それによって横断方向側壁5が長手方向側壁4から自動的に固定解除されることが確実に回避されるように形成されている。長手方向側壁4の縁板の端面26から所定の間隔25を置いて、ボルト部材18のロック面27が配置されている。ボルト部材18は保持アーム17に一体的に成形されていて、接合装置12に向かって保持アーム17の長手方向延在に対してほぼ垂直に延びるロック面27を形成している。この間隔25は、横断方向側壁5の厚さにほぼ等しく、横断方向側壁5が長手方向側壁4の端面26から不都合に突き出すのを回避するようになっている。また、ボルト部材18には第1の補剛リブ15の方向で弾性変形可能な保持アーム17が接続している。保持アーム17はそのボルト部材18とは反対の端部領域で、側壁6内で長手方向延在に対して垂直に延びている第1の補剛リブ15上に一体的に成形されている。
【0029】
さらに、保持アーム17を受容もしくは案内するための第2の貫通部19を有していて、保持アーム17の長手方向延在に対して同様に垂直に延びている補剛リブ15が、保持アーム17の長手方向延在にわたって配置されている。この第2の補剛リブ15は第1の補剛リブ15から距離28だけ隔てられている。この距離28は、保持アーム17の変形時にボルト部材18の旋回が保証されるように選択される。ここで、補剛リブ15の間の距離28が、補剛リブ15との接合箇所とボルト部材18のロック面27との間の保持アーム17の全長の約2/3に相当すると有利である。さらに、側壁6の端面26とボルト部材18のロック面27との間の間隔は、側壁6の厚さにほぼ等しい。
【0030】
側壁6内に存在する安定性を高める要因に有利に適合できるように、保持アーム17がボルト部材18において底部3に対するあらゆる任意の角位置に配置できることは言うまでもない。
【0031】
ボルト部材18はウェブ29によって形成されていて、側壁面10に対して垂直に測定された厚さ30を有している。この厚さ30は、保持アーム17の厚さ31よりも大きく形成されている。ボルト部材18は保持アーム17の表面から突き出した少なくとも1つのウェブによって形成されている。この場合、ウェブ29はサイドウェブを介して保持アーム17に支持されており、ウェブ29およびサイドウェブは保持アーム17に一体的に形成されている。ボルト部材18の厚さ30は、連結部材14に向けられたボルト部材18の端部領域が側壁6もしくは長手方向側壁4の内面7から突き出して、ボルト部材18のロック面27が別の側壁6もしくは横断方向側壁5の内面7に当接して予荷重を生み出し、それによって両側壁6の間の拘束が実現されるように選択されている。
【0032】
もちろん、ボルト部材18の端面27と側壁6の内面7との間に、側壁6がわずかしか運動できないような距離を形成することも可能である。
【0033】
保持アーム17もしくはボルト部材18は、側壁面10に対して平行に測定された、貫通部19の開口幅33よりわずかに小さい幅32を有している。さらに貫通部19の開口幅34は、保持アーム17の厚さ31よりわずかに大きい。この有利な構成により、ボルト部材18を有する保持アーム17は、第2の補剛リブ15内に可動に配置もしくは支承されている。
【0034】
すでに触れたように、第1の補剛リブ15上に一体的に成形され、かつ第1の補剛リブ15とは反対に向けられたボルト部材18を有する保持アーム17は弾性変形可能に形成されているので、矢印35に従って力を加えた場合に保持アーム17の変形が可能である。これは破線で示した保持アーム17によって表されている。この理由から開口厚さ34は、2つの補剛リブ15の中間領域で矢印35に従って力を加えると、ボルト部材18が拘束装置16を受容する側壁6の外面9の方向に旋回できるように選択される。ボルト部材18のこの旋回により、別の側壁6もしくは横断方向側壁5は拘束装置16から解除され、それによって横断方向側壁5が保持アーム17の方向に旋回できる。このとき、両側壁6の間の接合の解除は、横断方向側壁5が連結部材14の長さ36に等しい量だけ外方に旋回することによって達成される。こうすることによって連結受容部13は、連結部材14を周囲から把持している位置から、解除された位置に移動する。次いで、長手方向側壁4は横断方向側壁5から離れる方向に動くことができる。それによって横断方向側壁5は完全に解除され、横断方向側壁5が底部3と同じ平坦な位置または底部3に対する他の任意の角位置に旋回することが可能になる。矢印35に従って力を加えることにより、保持アーム17の、補剛リブ15の間に配置された部分の長さが拡大する。これにより間隔25が拡大されて、ボルト部材18は横断方向側壁5を解除する姿勢に妨げられずに旋回できる。
【0035】
保持アーム17もしくはボルト部材18に隣接して、側壁面10に対して平行に延びる方向で2つの突出部37が延びており、端縁38は保持アーム17の短辺側40からわずかな距離39だけ隔てられている。突出部37のこの有利な配置により、ボルト部材18の追加的な案内が可能となり、それによって保持アーム17が側壁面10に対して平行に延びる方向に意図に反して旋回することを確実に回避できる。
【0036】
保持アーム17の側壁6内での支承は、次のように実現される。保持アーム17が別の側壁6に向かって側壁6の長手方向延在に対して平行に延びている。側壁6に向けられた端部領域で、保持アームはより大きい厚さ30を有しており、それによってこのボルト部材18は第1の側壁6の内面7から突き出し、こうして別の側壁6の拘束を可能にする。保持アーム17は、ボルト部材18とは反対側の端部領域で、側壁6の長手方向延在に対して垂直に延びる第1の補剛リブ15上に一体的に成形されている。第1の補剛リブ15に対して平行に、かつ接合装置12の方向で距離28を置いて配置されている第2の補剛リブ15に、保持アーム17を可動に支承するために貫通部19が配置されている。保持アーム17の寸法は、ボルト部材18を受容もしくは案内する貫通部19の寸法よりわずかに小さい。さらに貫通部19は、保持アーム17が側壁6もしくは横断方向側壁5または長手方向側壁4を固定する第1の姿勢から、横断方向側壁5または長手方向側壁4を解除する第2の姿勢に弾性変形可能に移動できるように形成されている。そうすることによって、第2の補剛リブ15は、保持アーム17を側壁6によって形成された側壁面10に対して平行に旋回可能に保持するための支承部を形成する。
【0037】
図4および図5には、輸送容器2の2つの側壁6の間の接合装置12の代わりの実施の形態が示されている。ここでも上掲の図と同様、同じ部材には等しい参照符号を使用する。
【0038】
接合装置12は、ここでも長手方向側壁4によって拘束された姿勢における横断方向側壁5を示している。この場合、連結受容部13は連結部材14を完全に囲むように把持しており、連結部材14の材料隆起部23が連結受容部13の凹部24内に突入して係合している。この実施例においても、長手方向側壁4における横断方向側壁5の最終的な拘束は、拘束装置16によって実現される。拘束装置16はやはり側壁6の長手方向延在に対して垂直に延びる第1の補剛リブ15上に一体的に成形された保持アーム17を有している。この接合とは反対側の保持アーム17の端部領域には、やはりボルト部材18が配置されている。ボルト部材18の厚さ30は、保持アーム17の厚さ31より大きい。ボルト部材18はそのロック面27に、連結受容部13のウェブによって仕切られた内部空間の内部に突き出す突起41を有している。
【0039】
この代わりの実施の形態においては、ロック面27は横断方向側壁5の内面7に当接せず、この特殊な場合は連結受容部13の端縁42に当接している。保持アーム17を側壁6内に支承するために、やはり第1の補剛リブ15から距離28だけ隔てられて第2の補剛リブ15が配置されている。
【0040】
この変化実施例ではボルト部材18のウェブ29が側壁面10に向かって延びていて、横断方向側壁5に向かって延びていないので、ボルト部材18はそのロック面27で連結受容部13と接触し、これをその姿勢で拘束する。ロック面27と連結受容部13との間に所定の距離を設けて、ボルト部材18の旋回を容易にすることももちろん可能である。さらに、拘束はロック面27だけで実現できるので、突起41の配置を不要にすることもできる。
【0041】
側壁6の構造内に、保持アーム17の長手方向案内に対して平行に延び、かつ第2の補剛リブ15に隣接している別の補剛リブ43が付加的に配置されている。この補剛リブ43も第2の補剛リブ15と同様に、ボルト部材18を有する保持アーム17を案内支承するために配置された貫通部19を有している。この補剛リブ43は第2の補剛リブ15から間隔44を置いて配置されており、この間隔44は保持アーム17の全長45に依存して自由に選択できる。この側壁6の構成により、貫通部19を有する補剛リブ15に対して平行に、かつ直接的に隣接して、保持アーム17に対する貫通部19を備えた別の補剛リブ43が配置されている。これにより、直接的に隣接する補剛リブ15、43は、保持アーム17の、ボルト部材18を有する端部領域を直線的に案内するための案内軌道46を形成している。
【0042】
保持アーム17をこのように構成し、もしくは第1の補剛リブ15に一体的に成形して、第2の補剛リブ15および別の補剛リブ43内で支承することにより、保持アーム17もしくはボルト部材18は補剛リブ15、43によって形成された案内軌道46を介して、側壁6によって形成された側壁面10に対して平行に直線移動可能に支承されている。第1の補剛リブ15と第2の補剛リブ15との間にある保持アーム17に、矢印35に従って力を加えると、保持アーム17はその弾性に基づいて輸送容器2の内部空間8の方向に変形する。
【0043】
両補剛リブ15、43によって案内軌道46を形成することにより、ボルト部材18が側壁面10に向かって旋回することが回避され、保持アーム17もしくはボルト部材18は強制案内によって引き起こされた直線運動に案内される。この構成によって得られる利点は、拘束を解除するか、もしくは保持アーム17が弾性的に変形する際にボルト部材18が側壁面10から突き出すことがなく、したがってボルト部材18もしくは保持アーム17が隣の容器と不都合に引っ掛かることを回避できることである。拘束の解除は、2つの補剛リブ15の間の領域で保持アーム17に矢印35のように圧力を加えると、保持アーム17の、ボルト部材18を有する端部領域が保持アーム17の長手方向延在の方向に直線的に移動し、端面26とロック面27との間の間隔25が拡大することによって実現される。
【0044】
保持アーム17は有利にも側壁6の内面7に対して平行に延びる平面内で曲げ剛性的に形成されており、保持アーム17の側壁面10に向かって不都合に変形することを確実に回避できる。さらにここで、保持アーム17の全長45および幅32が、保持アーム17の厚さ31の数倍であることを確認されたい。
【0045】
第1の補剛リブ15と第2の補剛リブ15との間の領域で保持アーム17が変形することにより、保持アーム部分47の長さは変化もしくは拡大して、ボルト部材18が直線運動によって接合装置12の連結受容部13を解除する姿勢に移動する。これを達成するために、実線で示された位置から破線で示された位置へのボルト部材18の移動量48は、連結受容部13の幅49と等しいか、これより大きくされている。
【0046】
ボルト部材18もしくは保持アーム17の部分の直線移動を可能にするために、保持アーム17が側壁6によって形成された側壁面10に対して垂直に変形可能に形成されており、この変形により保持アーム17の保持アーム部分47の延伸が実現され、第2の補剛リブ15および補剛リブ43における保持アーム17の支承を介して、この弾性変形がボルト部材18の直線移動に変換される。
【0047】
保持アーム17もしくはボルト部材18をより良好に案内するために、長手方向側壁4の内側部分50に突起51が配置されている。この場合、突起51の端面52は保持アーム17に当接しているか、またはわずかしか離れていないので、保持アーム17もしくはボルト部材18は側壁6の長手方向延在に対して垂直方向に案内される。
【0048】
図6には、輸送容器2の側壁6を接合するための接合装置12の別の実施の形態が、断面した平面図で示されている。ここでは側壁6は長手方向側壁5として、別の側壁6は長手方向側壁4として表される。基本的に確認すると、接合装置12もしくは保持アーム17は、任意の側壁6に、すなわち長手方向側壁4または横断方向側壁5に配置できる。
【0049】
この表現から明らかなように、長手方向側壁4は、横断方向側壁5とは反対側の端部領域53で、長手方向側壁4の内面7から突き出ている突出部54を有している。有利にも突出部54の外面55は長手方向側壁4の端面26と同一の平面内にあり、突出部54が横断方向側壁5から不都合に突き出すことが回避される。この突出部54は長手方向側壁4に一体的に成形されていて、内部空間8に向かって突き出すウェブ56を有している。この接合装置の変化実施例では、内部空間8は連結受容部13を形成している。長手方向側壁4の内面7とウェブ56もしくは連結受容部13との間に距離57を形成することにより、この領域で場合によっては受容されるべき連結部材14に対する受容室48が形成される。
【0050】
横断方向側壁5の、長手方向側壁4に向けられた端部領域59には、同様に連結部材14を形成するためのウェブ60が配置されている。この場合、このウェブ60もしくは連結部材14の向きは、ウェブ56もしくは連結受容部13と反対にされている。連結部材14もしくはウェブ60をそのように構成することにより、連結部材14が受容室58内に突入し、そうして横断方向側壁5と長手方向側壁4が荷重に抗して、横断方向側壁5と長手方向側壁4との長手方向に確実に保持されることが可能となる。この連結受容部13もしくは連結部材14の構成は、目的もしくは用途を満たす任意の形式で行うことができる。
【0051】
長手方向側壁4の凹部には、やはり弾性変形可能な保持アーム17と、その上に一体的に成形されたボルト部材18が配置されている。この場合、保持アーム17もまた長手方向側壁4内に配置された補剛リブ15上に一体的に成形されている。補剛リブ15におけるこの接合領域から、保持アーム17が長手方向側壁4の端部領域53に向かって延びている。この場合、保持アームはこの長手方向で内部空間8に向かって拡張しているので、ボルト部材18は長手方向側壁4の内面7から突き出している。この有利な構成により、横断方向側壁5もしくは連結部材14が長手方向側壁4の突出部54もしくは連結受容部13から外れることが回避される。そうすることによって、横断方向側壁5が輸送容器2の内部空間8に向かってたたみ入れられることが確実に回避される。ボルト部材18もしくは保持アーム17が横断方向側壁5に対して固定されることを回避するために、横断方向側壁5の内面7とボルト部材18のロック面27との間にわずかな距離61が設けられていることが有利である。もちろん、ロック面27が横断方向側壁5の内面7に当接して、これにある程度の予荷重を加え、そうして横断方向側壁の確実な保持と輸送容器2の騒音の少ない使用を達成することも可能である。
【0052】
両側壁6の間もしくは長手方向側壁4と横断方向側壁5との間の接合を外すことは、保持アーム17の材料の弾性変形可能な性質によって可能となる。保持アーム17のほぼ半分の位置で、好ましくはボルト部材18に近接して、長手方向側壁4の内面7に支持ウェブ62が一体的に配置されている。この場合、支持ウェブ62は長手方向側壁4の厚さの部分領域のみに延びている。保持アームに指圧などで矢印35のように圧力を加えると、保持アームはその弾性変形可能な性質により輸送容器2の内部空間8に向かって変形し、保持アーム17が支持ウェブ62で支持される。この支持により、他方では保持アーム17のボルト部材18が長手方向側壁4の外面10に向かって運ばれ、接合装置12のロック姿勢からロック解除姿勢に移動する。支持ウェブ62と補剛リブ15との間で保持アーム17が変形することにより、長手方向側壁4の端部領域53に向けられた保持アーム17の部分でも、支持ウェブ62を基準とした長さの変化が生じる。それによってまた横断方向側壁5もしくは接合装置12に作用する予荷重が消滅し、もしくはボルト部材18のロック面27と横断方向壁5の内面との間の距離61が拡大する。そうすることによって、保持アーム17もしくはボルト部材18が破線で示す姿勢に外方旋回することが可能となる。
【0053】
さらに、支持ウェブ62とは反対に向けられた外面10に仕切りウェブ63を配置することも可能である。それによって全保持アーム17が、抗しがたい状況下で横断方向側壁4の外面10を越えて外方旋回することが効果的に防止される。もちろん輸送容器2もしくはその個別部材の材料の弾性により、ボルト部材18の自由な運動性を制限することなく、保持アーム17を一部分で、もしくは一体的に支持ウェブ62と接合することも可能である。この場合は、保持アーム17が長手方向側壁4の外面10を越えて不都合に進出することが防がれるので、仕切りウェブ63の構成を不要にできる。
【0054】
保持アーム17はボルト部材18に向かって拡大して、ボルト部材18の領域でウェブ29の角状推移を有している。これによりボルト部材18と保持アーム17との間に角状平面もしくは傾斜平面64が形成される。この構成の特別の利点は、接合装置12が外されるか、もしくは横断方向側壁5が内部空間に向かってたたまれる場合、横断方向側壁5を新たにその使用姿勢に起こす際に保持アーム17に力を加える必要がないことである。これを実現するために、横断方向側壁5をその使用姿勢に旋回させて起こす際に、ウェブ60もしくは連結部材14がこの傾斜平面64と当接し、それによってボルト部材18がこの傾斜平面64上を滑動して長手方向側壁4の外面10の方向に動き、そして連結部材14がボルト部材18を通過して受容室58内に突入係合する。連結部材14が受容室58内に装入され終わると、保持アーム17もしくはボルト部材18は、その弾性により初期位置に戻り、本発明による接合装置もしくは拘束装置16を実現する。この有利な構成により、輸送容器2の特別経済的な取り扱いが保証され、輸送容器2を折りたたむ際、もしくは使用姿勢にもたらす際に大幅な時間の節約が実現される。
【0055】
念のために言っておくと、接合装置12の構造をより良く理解するために、接合装置12もしくはその構成部材は、一部縮尺を無視し、および/または拡大し、および/または縮小して示した。
本発明による独自の解決手段の基礎をなす課題は、説明から読み取ることができる。
【0056】
特に図1、図2、図3、図4、図5、図6に示されている個々の構成は、本発明による独自の解決の目的物を形成し得る。これに関する本発明の課題および解決は、これらの図の詳細な説明から読み取れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明による拘束装置を有する輸送容器の斜視図である。
【図2】 図2は、輸送容器の互いに拘束された2つの側壁の断面した平面図である。
【図3】 図3は、図2の矢印IIIから見た輸送容器の互いに拘束された側壁を示す図である。
【図4】 図4は、拘束装置の別の実施例の断面した平面図である。
【図5】 図5は、図4の矢印Vから見た図4の拘束装置を示す図である。
【図6】 図6は、拘束装置の別の実施例の断面した平面図である。

Claims (22)

  1. 底部と、この底部とリンク機構を介して旋回可能に接合された少なくとも2つの側壁と、一方の該側壁の端面と他方の該側壁の内面との重なり領域に配置されていて、該底部に対してほぼ垂直に延びている充填姿勢で該側壁を取り外し可能に接合するための接合装置と、該接合装置が自動的に外れるのを防止する手段とを有しており、拘束装置が該側壁内で移動可能に支承されているボルト部材によって形成されていて、このボルト部材が少なくとも1つの弾性変形可能な保持アームを介して該側壁と接合されていて、この保持アームを介して該接合装置内のロック位置からロック解除位置に移動可能である、プラスチックからなる輸送容器において、
    該ボルト部材(18)に向かって所定の距離(28)を置いて補剛リブ(15)に対して平行に延びるように別の補剛リブ(15)が配置されており、この別の補剛リブ(15)が貫通部(19)内で該保持アーム(17)によって貫通されることを特徴とする輸送容器。
  2. 該保持アーム(17)が内面(7)と外面(9)との間でこれら内面(7)と外面(9)に対して平行に、かつ該底部(3)に対して平行に延びており、該ボルト部材(18)が該接合装置(12)に向かって拡張していることを特徴とする請求項1記載の輸送容器。
  3. 該ボルト部材(18)が該保持アーム(17)に一体的に成形されていて、該接合装置(12)に向かって、該保持アーム(17)の長手方向延在に対してほぼ垂直に延びているロック面(27)を形成していることを特徴とする請求項1または2記載の輸送容器。
  4. 該保持アーム(17)が該内面(7)と該外面(9)との間で該底部(3)に対して角位置で延びていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項以上記載の輸送容器。
  5. 該保持アーム(17)もしくは該ボルト部材(18)が連結受容部(13)に対して予荷重を加えることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項以上記載の輸送容器。
  6. 該保持アーム(17)が該ボルト部材(18)とは反対の端部領域で、該側壁(6)の、このボルト部材の長手方向延在に対して垂直に延びている該補剛リブ(15)に成形されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項以上記載の輸送容器。
  7. 該貫通部(19)が、該保持アーム(17)の、該ボルト部材(18)を形成する端部領域に対する案内機構を形成していることを特徴とする請求項1記載の輸送容器。
  8. 該側壁(6)が縁板と該補剛リブ(15)との間の領域で貫通部を有していることを特徴とする請求項6または7記載の輸送容器。
  9. 該補剛リブ(15)の間の該距離(28)が、該補剛リブ(15)との接合箇所と該ボルト部材(18)のロック面(27)との間の全長(45)の約2/3に相当することを特徴とする請求項7または8記載の輸送容器。
  10. 該側壁(6)の端面(26)と該ボルト部材(18)の該ロック面(27)との間の間隔が、該側壁(6)の厚さにほぼ等しいことを特徴とする請求項1からのいずれか1項以上記載の輸送容器。
  11. 該貫通部(19)を有する該補剛リブ(15)に対して平行に、かつ直接的に隣接して、該保持アーム(17)に対する該貫通部(19)を備えた別の補剛リブ(43)が該側壁(6)内に配置されていることを特徴とする請求項から10のいずれか1項以上記載の輸送容器。
  12. 直接的に隣接している2つの該補剛リブ(15、43)が、該保持アーム(17)の、該ボルト部材(18)を有する端部領域に対する直線案内のための案内軌道(46)を形成していることを特徴とする請求項11記載の輸送容器。
  13. 2つの該補剛リブ(15)の間の中間領域で、矢印(35)に従い該輸送容器(2)の内部空間(8)に向かって該保持アーム(17)に圧力を加えると、該保持アーム(17)の、該ボルト部材(18)を有する端部領域が該側壁(6)の平面から該外面(9)に向かって旋回することを特徴とする請求項1から12のいずれか1項以上記載の輸送容器。
  14. 2つの該補剛リブ(15)の間の領域で、該矢印(35) に従い内部空間(8)に向かって該保持アーム(17)に圧力を加えると、該保持アーム(17)の、該ボルト部材(18)を有する端部領域が該保持アーム(17)の長手方向延在の方向で直線的に移動し、該端面(26)と該ロック面(27)との間の間隔(25)が拡大することを特徴とする請求項1から13のいずれか1項以上記載の輸送容器。
  15. 第1の側壁(6)の該ボルト部材(18)の該ロック面(27)が、該側壁(6)の連結要素(14)をヨーク状に取り囲んでいる、別の側壁(6)の連結受容部(13)に作用することを特徴とする請求項1から14のいずれか1項以上記載の輸送容器。
  16. 該側壁(6)の該端面(26)を形成している縁板が、該ボルト部材(18)の該ロック面(27)に対して接合装置の当接面を形成していることを特徴とする請求項1から15のいずれか1項以上記載の輸送容器。
  17. 該保持アーム(17)が該側壁(6)の該内面(7)に対して垂直方向に曲げ弾性的に形成されていることを特徴とする請求項1から16のいずれか1項以上記載の輸送容器。
  18. 該保持アーム(17)が該側壁(6)の該内面(7)に対して平行に延びている平面内で曲げ弾性的に形成されていることを特徴とする請求項1から17のいずれか1項以上記載の輸送容器。
  19. 該保持アーム(17)の全長(45)と幅(32)とが、該保持アーム(17)の厚さ(31)の数倍であることを特徴とする請求項1から18のいずれか1項以上記載の輸送容器。
  20. 該ボルト部材(18)が該保持アーム(17)の表面から突き出している少なくとも1つのウェブ(29)によって形成されていることを特徴とする請求項1から19のいずれか1項以上記載の輸送容器。
  21. ウェブ(29)が側方ウェブを介して該保持アーム(17)に支持されていることを特徴とする請求項20記載の輸送容器。
  22. ウェブ(29)と側方ウェブとが該保持アーム(17)に一体的に成形されていることを特徴とする請求項21記載の輸送容器。
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