JP4172326B2 - スロットマシン - Google Patents

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【0001】
本発明は、各々が識別可能な複数種類の識別情報を変動表示可能な可変表示装置の表示結果に応じて所定の入賞が発生可能なスロットマシンに関し、特には、遊技者にとって有利な特別遊技状態を発生させることが可能なスロットマシンに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のスロットマシンでは、ビッグボーナス入賞等、特別入賞が発生することを契機として遊技者にとって有利な特別遊技状態を発生させることが可能なスロットマシンが多数実用化されている。
【0003】
これら特別遊技状態を発生させることが可能なスロットマシンにおいては、特別遊技状態の発生に対する遊技者の期待感を高めるために、特別遊技状態の発生が許容されている可能性を報知する演出(以下予告演出と称す)を行うものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特許3056742号公報(第4−14頁、第1−27図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述のようなスロットマシンにおいては、バックライトの点灯状態を変化させたり、予告音を出力することによって予告演出を行っているが、これらバックライトや音声による演出態様には一定の限界があるため、演出が単調化してしまい、十分に興趣を高めることができないという問題があった。
【0006】
本発明は、このような問題点に着目してなされたものであり、より興趣の高い演出により特別遊技状態の発生が許容されている可能性を報知することが可能なスロットマシンを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明のスロットマシンは、
1ゲームに対して賭数を設定することによりゲームが開始可能となるとともに、各々が識別可能な複数種類の識別情報を変動表示可能な可変表示装置の表示結果が導出表示されることにより1ゲームが終了し、該可変表示装置の表示結果に応じて入賞が発生可能とされたスロットマシンであって、
遊技者の操作により前記可変表示装置の表示結果を導出表示させるための停止操作手段と、
前記可変表示装置に特別の表示結果が導出されたときに遊技者にとって有利な特別遊技状態を発生させる特別遊技状態発生手段と、
前記停止操作手段の操作が有効となる前に前記可変表示装置の表示結果が前記特別の表示結果、特定の表示結果となることを許容するか否かを決定する事前決定手段と、
前記事前決定手段により前記特別の表示結果となることを許容する旨が決定され、該特別の表示結果が導出されなかったときに当該特別の表示結果となることを許容する旨の決定を次ゲーム以降に持ち越す持越手段と、
前記事前決定手段により前記特定の表示結果となることを許容する旨が決定されたときに、前記停止操作手段の操作手順が予め定められた異なる複数の操作手順のうちいずれの操作手順であっても前記特定の表示結果を前記可変表示装置の表示結果として導出させる特定導出制御手段と、
を備え、
前記事前決定手段は、前記持越手段により前記特別の表示結果となることを許容する旨の決定が持ち越されているか否かに関わらず、前記特定の表示結果となることを許容するか否かを決定し、
前記スロットマシンは、前記特別の表示結果となることを許容する旨の決定が前ゲームから持ち越されている状態において、前記事前決定手段により、前記停止操作手段の操作手順に関わらず導出される前記特定の表示結果となることを許容する旨が決定されたことを条件に、前記予め定められた複数の異なる操作手順のうちいずれかの操作手順を報知する疑似操作手順報知演出を実行する疑似操作手順報知演出実行手段をさらに備えることを特徴としている。
この特徴によれば、事前決定手段により許容された表示結果が擬似手順報知演出により報知された操作手順に応じた停止操作手段の操作によって出現率が影響を受けない表示結果であるにも関わらず擬似手順報知演出が行われること、すなわち予想外の演出が行われることで、特別の表示結果となることを許容する旨が決定されている旨が報知されるので、従来よりも興趣の高い演出を行うことができる。
尚、本発明における特別遊技状態とは、例えば、通常に比較して入賞の発生確率が高い遊技状態や入賞の発生により通常よりも高い価値が付与される遊技状態等が該当する。
【0010】
本発明のスロットマシンの前記事前決定手段により前記特別の表示結果となることを許容する旨が決定されていることを条件に、該特別の表示結果となることを許容する旨が決定されていることを確定的に告知する告知演出を実行する告知演出実行手段備え
前記疑似操作手順報知演出実行手段は、前記告知演出実行手段により前記告知演出が実行される割合よりも低い割合で前記疑似操作手順報知演出を実行することが好ましい。
このようにすれば、告知演出により特別の表示結果となることを許容する旨が決定されている旨が告知される場合に比較して擬似手順報知演出により特別の表示結果となることを許容する旨が決定されている旨が告知される場合の希少性が高まるため、擬似手順報知演出の出現により遊技者の期待感を高められるうえに遊技者の満足感も高めることができる。
【0012】
本発明のスロットマシンの前記特定の表示結果は、前記入賞に対応する表示結果のうち、前記事前決定手段により最も許容される確率の高い表示結果であることが好ましい。
このようにすれば、特別の表示結果となることを許容する旨が決定されている旨が示されるうえに、入賞も発生するのでより興趣を高めることができる。更に、事前決定手段により入賞に対応する表示結果のうち、最も許容される確率の高い表示結果が許容されたことを条件に擬似手順報知演出が行われるので、擬似手順報知演出の出現頻度を適度な頻度に保つことができる。
【0013】
本発明のスロットマシンの前記特定の表示結果は、いずれの入賞の発生も伴わない表示結果であることが好ましい。
このようにすれば、擬似手順報知演出により報知された操作手順に従って停止操作手段の操作を行っても入賞が発生しないことでより明確に特別の表示結果となることを許容する旨が決定されている旨を報知することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0015】
本発明が適用されたスロットマシンの実施例を図面を用いて説明すると、図1に示すように、本実施例のスロットマシン1には、外周に複数種の図柄が配列されたリール2L、2C、2R(以下、左リール、中リール、右リールともいう)が水平方向に並設されており、これらリール2L、2C、2Rに配列された図柄のうち連続する3つの図柄がスロットマシン1の前面に設けられた透視窓3から見えるように配置されている。
【0016】
各リール2L、2C、2Rは、各々対応して設けられたリールモータ34L、34C、34R(図2参照)によって回転されることで、各リール2L、2C、2Rの図柄が透視窓3に連続的に変化しつつ表示されるとともに、各リール2L、2C、2Rの回転を停止させることで、透視窓3に3つの連続する図柄が表示結果として導出表示されるようになっている。
【0017】
また、本実施例のスロットマシン1には、メダルが投入可能なメダル投入口4、クレジットを用いて賭数を設定する際に操作される1枚BETスイッチ5及びMAXBETスイッチ6、ゲームを開始する際に操作されるスタートスイッチ7、リール2L、2C、2Rの回転を各々停止する際に操作されるストップスイッチ8L、8C、8Rが設けられている。
【0018】
本実施例のスロットマシン1においてゲームを行う場合には、まず、メダルをメダル投入部4から投入するか、あるいはクレジットを使用して賭数を設定する。クレジットを使用するにはMAXBETスイッチ6、または1枚BETスイッチ5を操作すれば良い。賭数が設定されると、設定された賭数に応じて入賞ラインL1、L2、L2’、L3、L3’(図1参照)が有効となり、スタートスイッチ7の操作が有効な状態、すなわち、ゲームが開始可能な状態となる。
【0019】
ゲームが開始可能な状態でスタートスイッチ7を操作すると、各リール2L、2C、2Rが回転し、各リール2L、2C、2Rの図柄が連続的に変動する。この状態でいずれかのストップスイッチ8L、8C、8Rを操作すると、対応するリール2L、2C、2Rの回転が停止し、表示結果が導出表示される。
【0020】
そして全てのリール2L、2C、2Rが停止されることで1ゲームが終了し、賭数に応じて有効化されたいずれかの入賞ラインL1、L2、L2’、L3、L3’上に予め定められた図柄の組合せが各リール2L、2C、2Rの表示結果として停止した場合には入賞が発生し、その入賞にして定められた枚数のメダルが遊技者に対してクレジットに加算される。また、クレジットが上限数(本実施例では50)に達した場合には、メダルが直接メダル払出穴9(図1参照)から払い出されるようになっている。
【0021】
図2は、スロットマシン1の構成を示すブロック図である。スロットマシン1には、図2に示すように、遊技制御基板40、演出制御基板90が設けられており、遊技制御基板40によって主に遊技状態が制御され、演出制御基板90によって遊技状態に応じた演出が制御される。
【0022】
遊技制御基板40には、前述した1枚BETスイッチ5、MAXBETスイッチ6、スタートスイッチ7、ストップスイッチ8L、8C、8Rが接続されているとともに、メダル投入部4から投入されたメダルを検出する投入メダルセンサ31、メダル払出穴9から払い出されるメダルを検出する払出センサ33、リール2L、2C、2Rの基準位置を検出するリールセンサ35が接続されており、これら接続されたスイッチ、センサの検出信号が入力されるようになっている。
【0023】
また、遊技制御基板40には、前述したリールモータ34L、34C、34Rが接続されているとともに、メダル払出穴9よりメダルを払い出すためのホッパーモータ32が接続されており、これら電気部品は、遊技制御基板40に搭載された後述のメイン制御部41の制御に基づいて駆動されるようになっている。
【0024】
遊技制御基板40には、所定の手順で演算を行うCPU、CPUの制御プログラムや各種データテーブル等を格納するROM、必要なデータの書き込み及び読み出しを行うRAMを備えるメイン制御部41、遊技制御基板40に接続されたスイッチ、センサから入力された検出信号が入力されるスイッチ回路42、ホッパーモータ32、リールモータ34L、34C、34Rの駆動制御を行うモータ回路43等、が搭載されており、メイン制御部41は、遊技制御基板40に接続されたスイッチ、センサの検出信号を受けて、ゲームの進行に応じた各種の制御を行う。
【0025】
演出制御基板90には、スロットマシン1の前面に配置された液晶表示器51(図1参照)、遊技効果LED52、スピーカ53、54が接続されており、これら電気部品は、演出制御基板90に搭載された後述のサブ制御部91による制御に基づいて駆動されるようになっている。
【0026】
演出制御基板90には、メイン制御部41と同様のCPU、ROM、RAMを備えるサブ制御部91、演出制御基板90に接続された液晶表示器51の駆動制御を行う液晶駆動回路92、遊技効果LED52の駆動制御を行うランプ駆動回路93、スピーカ53、54からの音声出力制御を行う音声出力回路94等、が搭載されており、サブ制御部91は、遊技制御基板40に搭載されたメイン制御部41から送信されるコマンドや、演出制御基板90に接続されたスイッチ、センサからの検出信号を受けて、演出を行うための各種の制御を行う。
【0027】
図3は、各リール2L、2C、2Rの図柄配列を示す図であり、各リール2L、2C、2Rには「1」〜「21」の各図柄番号に対応して、「7」、「BAR」、「スイカ」、「ベル」、「チェリー」、「リプレイ」の図柄が21個配列されている。
【0028】
本実施例では、図4に示すように、通常遊技状態において「チェリー−any−any」の組合せが有効化された1本の入賞ライン上に揃った場合には、2枚のメダルが払い出されるチェリー入賞が発生する。また、「スイカ−スイカ−スイカ」の組合せが有効化された1本の入賞ライン上に揃った場合には、12枚のメダルが払い出されるスイカ入賞が発生する。また、「ベル−ベル−ベル」の組合せが有効化された1本の入賞ライン上に揃った場合には、8枚のメダルが払い出されるベル入賞が発生する。本実施例では、チェリー入賞、スイカ入賞、ベル入賞を小役入賞ともいう。また、「リプレイ−リプレイ−リプレイ」の組合せが有効化された1本の入賞ライン上に揃った場合には、当該ゲームと同一の賭数にて次回のゲームを実施可能なリプレイゲーム(再ゲーム)が付与されるリプレイ(再遊技)入賞が発生する。
【0029】
また、通常遊技状態において有効化されたいずれかの入賞ライン上に「BAR−BAR−BAR」の図柄の組合せが揃えば、RB入賞が発生し、その対価として15枚のメダルが払い出されるとともに、遊技者にとって有利なレギュラーボーナス(RB)が発生し、「リプレイ−リプレイ−リプレイ」の組合せが有効化された1本の入賞ライン上に揃って、15枚のメダルが払い出されるJac入賞が高確率で発生するレギュラーボーナスゲーム(RBゲーム)が遊技者に対して付与される。
【0030】
また、通常遊技状態において有効化された入賞ライン上に、「黒7−黒7−黒7」または「白7−白7−白7」図柄の組合せが揃えば、特別入賞であるBB入賞が発生し、その対価として15枚のメダルが払い出されるとともに、遊技者にとって有利なビッグボーナス(BB)が発生し、通常遊技状態よりも小役入賞の発生確率が高いビッグボーナスゲーム(BBゲーム)と前述したRBが遊技者に対して付与される。
【0031】
これら通常遊技状態におけるRB入賞の発生を契機としてメイン制御部41が前述したRBを発生させる制御を行うとともに、通常遊技状態におけるBB入賞の発生を契機としてメイン制御部41が前述したBBを発生させる制御を行う。すなわちメイン制御部41は、本発明の特別遊技状態発生手段に該当する。
【0032】
本実施例では、遊技制御基板40に搭載されたメイン制御部41が、乱数抽選により入賞の発生を許容するか否かを決定するための内部抽選処理を毎ゲーム実行するとともに、この内部抽選処理においていずれかの入賞の発生が許容されたときに、その旨を示す内部当選フラグを設定する(以下フラグの当選ともいう)。
【0033】
内部当選フラグは、図4に示すように、各入賞に対応して定められており、内部抽選処理により各々対応する内部当選フラグが設定されたことを条件に対応する入賞の発生が許容されることとなる。すなわちメイン制御部41が行う内部抽選処理は、本発明の事前決定手段として機能する。
【0034】
図4に示すように、通常遊技状態におけるチェリー入賞、スイカ入賞、ベル入賞、リプレイ入賞の組合せは、内部抽選処理により該当する入賞を許容する内部当選フラグ(チェリーフラグ、スイカフラグ、ベルフラグ、リプレイフラグ)が当選した場合であって、各リール2L、2C、2Rが停止された際に該当する図柄が引込範囲(本実施例では停止された際の図柄を除き最大4図柄)内にあればリールの停止順に関わらず有効化された入賞ラインに揃う。更に、これら入賞のうちベル入賞、リプレイ入賞の組合せは、図3に示すように、全てのリールにおいて該当する図柄(ベル図柄、リプレイ図柄)が引込範囲となるように配列されているため、各リールの停止操作のタイミングに関わらず必ず有効化された入賞ラインに揃う。
【0035】
また、チェリー入賞、スイカ入賞、ベル入賞、リプレイ入賞の組合せは、該当する内部当選フラグが当選することで、リールランプ55や液晶表示器51の表示内容等により操作手順(例えば、リールの停止順や停止タイミングの指標となる図柄)が報知されたか否かに関わらず有効化された入賞ラインに揃う。すなわちこれらチェリー入賞、スイカ入賞、ベル入賞、リプレイ入賞の組合せは、本発明における擬似手順報知演出により報知された操作手順に応じた前記停止操作手段の操作によって出現率が影響を受けない表示結果に該当する。一方で、いずれの内部当選フラグも当選していないとき、すなわちハズレのときには、リールランプ55や液晶表示器51の表示内容等により操作手順が報知されたか否かに関わらず入賞の組合せが有効化された入賞ラインに揃うことはない。すなわちハズレに対応する表示結果も、本発明における擬似手順報知演出により報知された操作手順に応じた前記停止操作手段の操作によって出現率が影響を受けない表示結果に該当する。
【0036】
また、本実施例のスロットマシンでは、内部抽選処理におけるチェリーフラグの当選確率が約1/100、スイカフラグの当選確率が約1/150、ベルフラグの当選確率が約1/10、リプレイフラグの当選確率が約1/7.3である。更に本実施例では、前述のように、チェリー入賞、スイカ入賞、ベル入賞、リプレイ入賞の組合せが、該当する入賞を許容する内部当選フラグが当選し、各リール2L、2C、2Rが停止された際に該当する図柄が引込範囲内にあれば有効化された入賞ラインに揃うので、各リール2L、2C、2Rの停止操作のタイミングが正確であればチェリー入賞、スイカ入賞、ベル入賞、リプレイ入賞の出現率は、該当する入賞を許容する内部当選フラグの当選確率に等しくなる。
【0037】
また、通常遊技状態におけるBB入賞、RB入賞の組合せは、内部抽選処理によりBB入賞またはRB入賞を許容する内部当選フラグ(BBフラグまたはRBフラグ)が当選した後、ストックタイム(BBフラグまたはRBフラグにより許容されるBB入賞またはRB入賞が発生不可能に制御される状態)が解除されてBB入賞またはRB入賞を発生可能な状態(以下BBフラグまたはRBフラグの放出状態ともいう)となった場合で、各リール2L、2C、2Rの停止操作が行われた際に該当する図柄が引込範囲内にあればリールの停止順に関わらず有効化された入賞ラインに揃う。これらストックタイムの制御や解除はメイン制御部41によって行われる。
【0038】
また、通常遊技状態において対象となる入賞の内部当選フラグのうち、チェリーフラグ、スイカフラグ、ベルフラグ、リプレイフラグは、当該内部当選フラグが当選したゲームにおいてのみ有効とされており、そのゲームの終了後にクリアされる。これに対してBBフラグまたはRBフラグは、当該BBフラグまたはRBフラグにより許容されるBB入賞またはRB入賞が発生不可能な状態(以下ストックタイムともいう)に制御されることで次ゲーム以降に持ち越される(ストックされる)。
【0039】
また、既にBBフラグまたはRBフラグが持ち越されている状態でも、内部抽選処理によるBBフラグまたはRBフラグの抽選が行われるようになっており、この状態でBBフラグまたはRBフラグが当選したときには、既に持ち越されているBBフラグまたはRBフラグとは別個に、当選したBBフラグまたはRBフラグも次ゲーム以降に持ち越されるようになっている。すなわち本実施例では、複数のBBフラグまたはRBフラグを持ち越すことができるようになっている。
【0040】
これら持ち越されているBBフラグまたはRBフラグは、前述したストックタイムが解除されることで1つ放出され、この放出されたBBフラグまたはRBフラグに応じてBB入賞またはRB入賞が発生可能な状態(以下放出状態ともいう)に制御されるとともに、それ以降のゲームにおいてBB入賞またはRB入賞が発生することで、放出されたBBフラグまたはRBフラグはクリアされる。これらBBフラグやRBフラグを持ち越す制御はメイン制御部41によって行われる。
【0041】
図5は、本実施例のスロットマシン1においてBBフラグ及びRBフラグが当選してから放出されるまでのメイン制御部41の制御の流れを示すフローチャートである。
【0042】
まず、BBフラグまたはRBフラグが1つも持ち越されていない状態においては、BBフラグまたはRBフラグが当選するまでその状態が継続する(S1)。
【0043】
この状態でBBフラグまたはRBフラグが当選した場合には、当選したBBフラグまたはRBフラグを放出用フラグ、すなわち次回放出する内部当選フラグとしてセットするとともに(S2)、予め定められた複数のゲーム数からストックタイムの規定ゲーム数を選択するゲーム数抽選を行い(S3)、当選した規定ゲーム数をセットする(S4)。
【0044】
次いで、セットされた規定ゲーム数を消化するまでBB入賞またはRB入賞が発生不可能なストックタイムに制御する(S5)。尚、この間当選したBBフラグまたはRBフラグは全てストックされる。
【0045】
そして、規定ゲーム数を全て消化することで、放出用フラグとしてセットされているBBフラグまたはRBフラグを放出し、放出されたBBフラグまたはRBフラグにより許容されるBB入賞またはRB入賞が発生可能な放出状態に制御する(S6)。
【0046】
放出状態となってBB入賞またはRB入賞が発生すると(S7)、放出用フラグをクリアするとともに、BB入賞またはRB入賞の発生に基づくBBまたはRBを発生させる制御を行い(S8)、BBまたはRBの終了後、次回放出可能なBBフラグまたはRBフラグが持ち越されているか否かを確認し(S9)、次回放出可能なBBフラグまたはRBフラグが持ち越されているときには、最も早い段階で当選したBBフラグまたはRBフラグを放出用フラグとしてセットし(S10)、S3のステップへ移行する。すなわち、再びゲーム数抽選を行って、再びストックタイムに制御する。また、次回放出可能なBBフラグまたはRBフラグが1つも持ち越されていないときには、S1のステップに戻る。
【0047】
本実施例のサブ制御部91は、内部抽選処理の結果やストックタイムか否か等、メイン制御部41の制御状態に応じて定められた演出パターンを選択する演出パターン選択処理を行うとともに、演出パターン選択処理において選択した演出パターンに応じた演出を実行するための演出実行処理を行う。すなわちサブ制御部91は、本発明の演出パターン選択手段及び演出実行手段として機能する。
【0048】
これら演出パターンは、BBフラグまたはRBフラグの放出状態であることを条件に選択されるボーナス告知パターン01〜07(図6)参照)を含み、これらボーナス告知パターン01〜07に応じた演出が実行されることでBBフラグまたはRBフラグの放出状態、すなわちBB入賞またはRB入賞の発生が可能な状態である旨が報知される。
【0049】
これらボーナス告知パターン01〜07のうち、ボーナス告知パターン01は、全リール停止後に液晶表示器51に、図7に示すボーナス告知画面を表示させることでBBフラグまたはRBフラグの放出状態である旨を報知する演出パターンであり、BBフラグまたはRBフラグの放出後、内部抽選処理の結果がハズレのときの1/5の割合で選択される。また、通常遊技状態における内部抽選処理のハズレ確率を1/1.3(図6参照)とすると、BBフラグまたはRBフラグ放出後におけるボーナス告知パターン01に基づくボーナス告知画面の出現率は、1/6.5となる。
【0050】
また、ボーナス告知パターン02〜07は、図8(a)〜(c)に示すように、各リールの停止順を示す6種類の押し順ナビが行われる演出パターンである。すなわち各リール2L、2C、2Rに導出される表示結果の出現率に影響しないストップスイッチ8L、8C、8Rの操作手順を報知する演出パターンである。
【0051】
これら押し順ナビが行われる演出パターンは、本来であれば、停止順や停止タイミングの目安となる図柄等の操作手順を報知し、報知された操作手順に従って各リール2L、2C、2Rの停止操作を行うか否かによって対象となる入賞の出現率が変動する機能を搭載した機種(いわゆるアシストタイム(AT)を搭載した機種)において前述の操作手順を報知する際に適用される演出パターンであり、本実施例では、これら押し順ナビが行われる演出パターンに基づく演出、すなわち当該スロットマシン1の機能とは関係のない演出を行うことによってBBフラグまたはRBフラグの放出状態である旨が報知される。
【0052】
これらボーナス告知パターン02〜07は、BBフラグまたはRBフラグの放出後、内部抽選処理においてリプレイフラグが当選したときの1/60の割合で各々選択される。また、通常遊技状態におけるリプレイフラグの当選確率は前述のように約1/7.3であるので、BBフラグまたはRBフラグ放出後におけるボーナス告知パターン02〜07に基づく押し順ナビの各々の出現率は約1/438となり、押し順ナビ全体の出現率は約1/73となる。
【0053】
以上説明したように、本実施例のスロットマシン1では、押し順ナビにより報知された操作手順に応じたストップスイッチ8L、8C、8Rの操作によって出現率が影響を受けない表示結果(リプレイ入賞)を導出させることが許容されたにも関わらず押し順ナビが行われること、すなわち予想外の演出が行われることで、BBフラグまたはRBフラグの放出状態、すなわちBB入賞またはRB入賞が発生可能な状態である旨が報知されるので、従来よりも興趣の高い演出を行うことができる。
【0054】
尚、本実施例では、操作手順を報知する演出、すなわち本発明における擬似手順報知演出としてリールの停止順を報知する押し順ナビを適用しているが、例えば、リールを停止させるタイミングの目安となる図柄、すなわち操作手順としてリールの停止タイミングを報知する演出を擬似手順報知演出として適用しても良い。また、擬似手順報知演出とは、ストップスイッチ8L、8C、8Rの停止順や停止タイミング等の操作方法を報知する演出であり、許容された入賞の種類を報知する演出(いわゆる小役ナビ)等は該当しない。このため、例えば、操作手順に加えて許容された入賞の種類が報知される演出を行った場合には、このうち操作手順の報知のみが擬似手順報知演出に該当し、入賞の種類の報知は擬似手順報知演出に該当しない。
【0055】
また、本実施例では、押し順ナビを実行するためのボーナス告知パターン02〜07が、BBフラグまたはRBフラグの放出状態であることを条件に選択されるため、すなわち押し順ナビの出現によりBBフラグまたはRBフラグの放出状態が確定するため、これら押し順ナビの出現によりより興趣を高めることができる。
【0056】
尚、本発明はこれに限定されるものではなく、少なくとも押し順ナビを実行するためのボーナス告知パターン02〜07が、BBフラグまたはRBフラグの放出状態以外のときよりもBBフラグまたはRBフラグの放出状態のときに高い割合で選択される構成とされていれば良い。すなわち押し順ナビの出現によりBBフラグまたはRBフラグの放出状態である可能性が高い旨を報知できれば良い。
【0057】
また、本実施例では、BBフラグまたはRBフラグの放出後、ボーナス告知画面の表示によりBBフラグまたはRBフラグの放出状態を告知するボーナス告知パターン01が選択されるよりも押し順ナビの実行によりBBフラグまたはRBフラグの放出状態を告知するボーナス告知パターン02〜07の選択率の方が低い選択率とされているため、押し順ナビの希少性が高まり、ボーナス告知画面の表示によりBBフラグまたはRBフラグの放出状態が告知されるよりも遊技者の満足感を高めることができる。
【0058】
また、本実施例では、押し順ナビを実行するためのボーナス告知パターン02〜07が、BBフラグまたはRBフラグの放出後、リプレイフラグが当選したことを条件に選択されるため、押し順ナビの出現によりBBフラグまたはRBフラグの放出状態が告知されるうえに、入賞も発生させることができるのでより興趣を高めることができる。また、最も出現率の高いリプレイ入賞の発生を許容するリプレイフラグの当選を条件にボーナス告知パターン02〜07が選択されることから、押し順ナビの出現頻度を適度な頻度に保つことができる。
【0059】
尚、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、ベル入賞の発生を許容するベルフラグの当選を条件にボーナス告知パターン02〜07が選択されるようにしたり、ベルフラグまたはリプレイフラグのいずれか一方の当選を条件にボーナス告知パターン02〜07が選択されるようにしたりしても良く、この場合には、押し順ナビの出現によりBBフラグまたはRBフラグの放出状態が告知されるうえに、ベル入賞の発生によりメダルも獲得することができるのでより興趣を高めることができる。更に、リプレイ入賞ほどではないが、他の入賞に比較して出現率の高いベル入賞の発生を許容するベルフラグの当選を条件にボーナス告知パターン02〜07が選択されることから、押し順ナビの出現頻度を適度な頻度に保つことができる。
【0060】
また、BBフラグまたはRBフラグの放出後、内部抽選処理の結果がハズレであること、すなわちBB入賞またはRB入賞を除いていずれの入賞の発生も許容されていないことを条件に押し順ナビを実行するためのボーナス告知パターン02〜07が選択されるようにしても良く、この場合には、報知された操作手順、すなわち押し順に従って各リールの停止操作を行っても入賞が発生しないため、明確にBBフラグまたはRBフラグの放出状態を報知することができる。
【0061】
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、本発明はこの実施例に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれることは言うまでもない。
【0062】
例えば、前記実施例では、内部抽選処理によりBBフラグまたはRBフラグが当選した後、これらBBフラグまたはRBフラグをBB入賞またはRB入賞を発生させることが不可能なストックタイムに制御され、当該ストックタイムが終了しBBフラグまたはRBフラグが放出されることで、BB入賞またはRB入賞の発生が許容されるようになっているが、例えば、内部抽選処理によりBBフラグまたはRBフラグが当選することでBB入賞またはRB入賞の発生が許容されるようにしても良い。尚、この場合には、BBフラグまたはRBフラグの抽選を行う内部抽選処理が本発明の特別遊技状態許容手段として機能する。
【0063】
また、前記実施例では、遊技用価値としてメダル並びにクレジットを使用してゲームを実施可能な通常のスロットマシンを用いているが、本発明はこれに限定されるものではなく、遊技用価値としてパチンコ球を用いてゲームを行うスロットマシンや、メダルが外部に排出されることなくクレジットを使用して遊技可能な完全クレジット式のスロットマシン、更には可変表示装置が画像にて表示される画像式のスロットマシンにも適用可能であることはいうまでもなく、これら遊技機の種別が限定されるものではない。
【0064】
前記実施例における各要素は、本発明に対して以下のように対応している。
【0065】
本発明の請求項1は、
1ゲームに対して賭数を設定することによりゲームが開始可能となるとともに、各々が識別可能な複数種類の識別情報(図柄)を変動表示可能な可変表示装置(リール2C、2L、2R)の表示結果が導出表示されることにより1ゲームが終了し、該可変表示装置の表示結果に応じて入賞が発生可能とされたスロットマシン1であって、
遊技者の操作により前記可変表示装置の表示結果を導出表示させるための停止操作手段(ストップスイッチ8L、8C、8R)と、
前記可変表示装置に特別の表示結果が導出されたときに遊技者にとって有利な特別遊技状態(BB、RB)を発生させる特別遊技状態発生手段(メイン制御部41)と、
前記停止操作手段の操作が有効となる前に前記可変表示装置の表示結果が前記特別の表示結果(BB入賞、RB入賞の組み合わせ、特定の表示結果(リプレイ入賞の組み合わせ)となることを許容するか否かを決定する事前決定手段(メイン制御部41(内部抽選処理))と、
前記事前決定手段により前記特別の表示結果となることを許容する旨が決定され、該特別の表示結果が導出されなかったときに当該特別の表示結果となることを許容する旨の決定(BBフラグ、RBフラグ)を次ゲーム以降に持ち越す持越手段と、
前記事前決定手段により前記特定の表示結果(リプレイ入賞の組合せ)となることを許容する旨が決定されたときに、前記停止操作手段(ストップスイッチ8L、8C、8R)の操作手順(停止順)が予め定められた異なる複数の操作手順のうちいずれの操作手順であっても前記特定の表示結果(リプレイ入賞の組合せ)を前記可変表示装置の表示結果として導出させる特定導出制御手段と、
前記事前決定手段(内部抽選処理)は、前記持越手段により前記特別の表示結果となることを許容する旨の決定(BBフラグ、RBフラグ)が持ち越されているか否かに関わらず、前記特定の表示結果(リプレイ入賞の組合せ)となることを許容するか否かを決定し、
前記スロットマシンは、前記特別の表示結果となることを許容する旨の決定(BBフラグ、RBフラグ)が前ゲームから持ち越されている状態において、前記事前決定手段により、前記停止操作手段(ストップスイッチ8L、8C、8R)の操作手順に関わらず導出される前記特定の表示結果となることを許容する旨が決定されたことを条件に、前記予め定められた複数の異なる操作手順のうちいずれかの操作手順(停止順)を報知する疑似操作手順報知演出(押し順ナビ)を実行する疑似操作手順報知演出実行手段をさらに備える。
【0068】
本発明の請求項は、前記事前決定手段により前記特別の表示結果となることを許容する旨が決定されていること(BBフラグ、RBフラグの当選)を条件に、該特別の表示結果となることを許容する旨が決定されていることを確定的に告知する告知演出(ボーナス告知画面の表示)を実行する告知演出実行手段備え
前記操作手順報知演出実行手段は、前記告知演出実行手段により前記告知演出が実行される割合よりも低い割合で前記疑似操作手順報知演出(押し順ナビ)を実行する。
【0070】
本発明の請求項は、前記特定の表示結果は、前記入賞に対応する表示結果のうち、前記事前決定手段により最も許容される確率の高い表示結果(リプレイ入賞の組合せ)である。
【0071】
本発明の請求項は、前記特定の表示結果は、いずれの入賞の発生も伴わない表示結果(ハズレに対応する表示結果)である。
【0072】
【発明の効果】
本発明は以下の効果を奏する。
【0073】
(a)請求項1項の発明によれば、事前決定手段により許容された表示結果が擬似手順報知演出により報知された操作手順に応じた停止操作手段の操作によって出現率が影響を受けない表示結果であるにも関わらず擬似手順報知演出が行われること、すなわち予想外の演出が行われることで、特別の表示結果となることを許容する旨が決定されているが報知されるので、従来よりも興趣の高い演出を行うことができる。
【0075】
)請求項項の発明によれば、告知演出により特別の表示結果となることを許容する旨が決定されている旨が告知される場合に比較して擬似手順報知演出により特別の表示結果となることを許容する旨が決定されている旨が告知される場合の希少性が高まるため、擬似手順報知演出の出現により遊技者の期待感を高められるうえに遊技者の満足感も高めることができる。
【0077】
)請求項項の発明によれば、特別の表示結果となることを許容する旨が決定されている旨が示されるうえに、入賞も発生するのでより興趣を高めることができる。更に、事前決定手段により入賞に対応する表示結果のうち、最も許容される確率の高い表示結果が許容されたことを条件に擬似手順報知演出が行われるので、擬似手順報知演出の出現頻度を適度な頻度に保つことができる。
【0078】
)請求項項の発明によれば、擬似手順報知演出により報知された操作手順に従って停止操作手段の操作を行っても入賞が発生しないことでより明確に特別の表示結果となることを許容する旨が決定されている旨を報知することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された実施例のスロットマシンの正面図である。
【図2】スロットマシンの構成を示すブロック図である。
【図3】リールの図柄配列を示す図である。
【図4】通常遊技状態において入賞の対象となる図柄の組合せ等を示す図である。
【図5】BBフラグまたはRBフラグが当選してから放出されるまでのメイン制御部の制御の流れを示す図である。
【図6】ボーナス告知パターンの選択率を示す図である。
【図7】ボーナス告知画面を示す図である。
【図8】押し順ナビの演出パターンを示す図である。
【符号の説明】
1 スロットマシン、2L、2C、2R リール、41 メイン制御部、91 サブ制御部

Claims (4)

  1. 1ゲームに対して賭数を設定することによりゲームが開始可能となるとともに、各々が識別可能な複数種類の識別情報を変動表示可能な可変表示装置の表示結果が導出表示されることにより1ゲームが終了し、該可変表示装置の表示結果に応じて入賞が発生可能とされたスロットマシンであって、
    遊技者の操作により前記可変表示装置の表示結果を導出表示させるための停止操作手段と、
    前記可変表示装置に特別の表示結果が導出されたときに遊技者にとって有利な特別遊技状態を発生させる特別遊技状態発生手段と、
    前記停止操作手段の操作が有効となる前に前記可変表示装置の表示結果が前記特別の表示結果、特定の表示結果となることを許容するか否かを決定する事前決定手段と、
    前記事前決定手段により前記特別の表示結果となることを許容する旨が決定され、該特別の表示結果が導出されなかったときに当該特別の表示結果となることを許容する旨の決定を次ゲーム以降に持ち越す持越手段と、
    前記事前決定手段により前記特定の表示結果となることを許容する旨が決定されたときに、前記停止操作手段の操作手順が予め定められた異なる複数の操作手順のうちいずれの操作手順であっても前記特定の表示結果を前記可変表示装置の表示結果として導出させる特定導出制御手段と、
    を備え、
    前記事前決定手段は、前記持越手段により前記特別の表示結果となることを許容する旨の決定が持ち越されているか否かに関わらず、前記特定の表示結果となることを許容するか否かを決定し、
    前記スロットマシンは、前記特別の表示結果となることを許容する旨の決定が前ゲームから持ち越されている状態において、前記事前決定手段により、前記停止操作手段の操作手順に関わらず導出される前記特定の表示結果となることを許容する旨が決定されたことを条件に、前記予め定められた複数の異なる操作手順のうちいずれかの操作手順を報知する疑似操作手順報知演出を実行する疑似操作手順報知演出実行手段をさらに備えることを特徴とするスロットマシン。
  2. 前記事前決定手段により前記特別の表示結果となることを許容する旨が決定されていることを条件に、該特別の表示結果となることを許容する旨が決定されていることを確定的に告知する告知演出を実行する告知演出実行手段を備え、
    前記疑似操作手順報知演出実行手段は、前記告知演出実行手段により前記告知演出が実行される割合よりも低い割合で前記疑似操作手順報知演出を実行する請求項1に記載のスロットマシン。
  3. 前記特定の表示結果は、前記入賞に対応する表示結果のうち、前記事前決定手段により最も許容される確率の高い表示結果である請求項1または2に記載のスロットマシン。
  4. 前記特定の表示結果は、いずれの入賞の発生も伴わない表示結果である請求項1または2に記載のスロットマシン。
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