JP2004024573A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】各図柄群にそれぞれ対応して、図柄の変動表示を停止させるための停止手段を設ける。各停止手段は、独立して停止信号を発生する複数の操作部を備える。表示窓4a,4b,4cに臨ませた透光性を有するタッチパネルにより停止手段を構成する。タッチパネルは、それぞれ複数の区画に分割され、各区画毎に操作部13a,13b,13cを設ける。また、各図柄群に個別に対応したストップスイッチ9a,9b,9cにより停止手段を構成することができる。この場合には、各ストップスイッチ9a,9b,9c毎に操作部部を設ける。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、変動表示される複数の図柄を遊技者の操作により停止させ、その停止表示態様が所定の賞態様を構成した場合に遊技者に利益を付与する遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の遊技機としてスロットマシンが知られている。
従来のスロットマシンは、遊技機筐体の内部に複数のリールを収納するとともに、遊技機筐体の前面に設けた表示窓内にリールの表面を臨ませることにより、各リールの表面に表示された複数の図柄を表示窓内に変動表示させるようになっている。
【0003】
スロットマシンで遊技を行うには、まず所定数の遊技メダルを投入し、スタートスイッチを操作して全リールの回転を開始させる。リールの回転が所定速度に達するとストップスイッチが有効化され、各リールに対応して設けられたストップスイッチを操作することにより、各リール毎にその回転を停止させることができる。
そして、所定の有効ライン上に停止表示された図柄の組合せが所定の賞態様を構成すると、所定数の遊技メダルを賞として払い出したり、ビッグボーナスあるいはレギュラーボーナスと称される特別遊技を行うことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、従来のスロットマシンでは、各リール毎にストップスイッチが設けられている。そして、遊技者がストップスイッチを操作したタイミングに従ってリールの停止が制御される。すなわち、遊技者がストップスイッチの操作タイミングを調節することはできるものの、ストップスイッチの操作にバリエーションを持たせることはできなかった。
このため、遊技機における遊技動作が単純なものとなり、遊技の面白さを十分に楽しむことができない場合があった。特に、長時間にわたって遊技を継続した場合には、遊技者がストップスイッチの操作という単純な動作に飽きてしまうため、遊技の面白さを損なうおそれがあった。
【0005】
また、ストップスイッチを操作すればリールが停止するという単純な動作のみでは、遊技内容を多様化して遊技の面白さを増加させようとする近年の遊技機における開発コンセプトを満足することができない。
【0006】
本発明は、上述した事情に鑑み提案されたもので、遊技内容を多様化して遊技の面白さを増加させることが可能な遊技機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る遊技機は、上述した目的を達成するため、以下の特徴点を備えている。
【0008】
すなわち、本発明に係る遊技機は、遊技に使用される複数の図柄を複数の図柄群に区別し、前記複数の図柄を各図柄群毎に変動表示させるための図柄表示手段と、
前記複数の図柄群における前記複数の図柄の変動表示を開始させるための開始手段と、
前記各図柄群にそれぞれ対応し、前記各図柄毎に前記複数の図柄の変動表示を停止させるための停止手段と、
前記各図柄群毎に停止表示された図柄の停止態様が所定の賞態様を構成した場合に、遊技者に利益を付与するための利益付与手段とを備えた遊技機において、
前記各図柄群にそれぞれ対応する各停止手段は、独立して停止信号を発生する複数の操作部を備えたことを特徴とするものである。
【0009】
ここで、前記図柄表示手段は、遊技機筐体内に収納された複数のリールを該遊技機筐体の前面に設けた表示窓に臨ませてなり、
前記停止手段は、前記表示窓に臨ませた透光性を有するタッチパネルからなり、
前記タッチパネルは、それぞれ複数の区画に分割され、各区画毎に操作部を設けて構成することが可能である。
【0010】
また、前記停止手段は、前記各図柄群に個別に対応したストップスイッチからなり、
前記各ストップスイッチ毎に操作部を設けて構成することが可能である。
【0011】
なお、具体的な構成として、例えば、図柄表示手段は複数のリール等からなり、開始手段は全てのリールの回転を開始させるためのスタートスイッチからなり、停止手段は各リールの回転を個別に停止させるためのストップスイッチからなり、利益付与手段は遊技メダルを払い出すためのホッパからなる。また、各装置は、CPU、ROMおよびRAM等を備えた制御装置が、予めROM等に記憶されたプログラムに従って動作することにより制御される。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて、本発明に係る遊技機の実施形態を、代表的な遊技機であるスロットマシンを例にとって説明を行う。
【0013】
<スロットマシン>
図1は、本発明の実施形態に係るスロットマシンの正面図、図2は、ストップスイッチの拡大図である。
【0014】
本発明の実施形態に係るスロットマシン1は、図1に示すように、遊技機筐体2の前面のほぼ中央より上部に、遊技機筐体2内に配設したリール3a,3b,3cの表面を臨ませるための3個の表示窓4a,4b,4cを横並びに設け、表示窓4a,4b,4cの下方に、遊技に供する遊技メダルを投入するための遊技メダル投入口5、クレジットされた範囲内で遊技に供する遊技メダルを投入するための貯留メダル投入スイッチ(ベットスイッチ)6a,6b,6c、クレジットされた遊技メダルを払い出すための貯留メダル精算スイッチ7、リール3a,3b,3cの回転を一斉に開始させるためのスタートスイッチ8、および各リール3a,3b,3cの回転を個別に停止させるための3個のストップスイッチ9a,9b,9c等を設けている。
【0015】
なお、貯留メダル投入スイッチ6aは遊技メダルを1枚ずつ投入するためのスイッチであり、貯留メダル投入スイッチ6bは遊技メダルを2枚ずつ投入するためのスイッチであり、貯留メダル投入スイッチ6cは遊技メダルを最大投入可能枚数(例えば3枚ずつ)投入するためのスイッチである。
【0016】
また、遊技機筐体2の前面の下部には、遊技メダルを払い出すための遊技メダル払出口10を設けるとともに、遊技メダル払出口10に臨むようにして遊技メダルを貯留するための遊技メダル貯留皿11を設けている。
【0017】
さらに、遊技機筐体2の内部には、遊技メダル払出口10の左右に位置する透音孔に対向するようにして、それぞれスピーカ12が配設されている。
【0018】
<タッチパネル>
表示窓4a,4b,4cには、それぞれ透光性を有するタッチパネルが取り付けられており、各タッチパネルは、上中下の3区画に分割されている。各タッチパネルにおいて、上方の区画が第1操作部13aとなり、中央の区画が第2操作部13bとなり、下方の区画が第3操作部13cとなっている。
【0019】
各操作部13a,13b,13cは、各リール3a,3b,3cをそれぞれ停止させるためのものであり、各操作部13a,13b,13c毎に独立して停止信号を発生するようになっている。すなわち、例えば左側のリール3aに対して、第1操作部13aを操作した場合、第2操作部13bを操作した場合、第3操作部13cを操作した場合には、それぞれ別個の停止信号が発生する。したがって、各リール3a,3b,3cに対して、それぞれ3つの異なる停止信号を発生させることができ、各リール3a,3b,3cの停止操作のバリエーションが増加して、遊技内容を多様化することができる。
【0020】
例えば、各リール3a,3b,3cの停止操作を行う場合に、左、中央、右の各リール3a,3b,3cの停止操作順序を規定するとともに、各リール3a,3b,3cにおいても各操作部13a,13b,13cの操作順序を規定することにより、9通りのバリエーションを設けることができる。そして、このバリエーションに従って入賞か否かを判断することにより、遊技内容が多様化して遊技の面白さを増加させることができる。
【0021】
<ストップスイッチ>
ストップスイッチ9a,9b,9cは、図2に示すように、上中下の3区画に分割されている。各ストップスイッチ9a,9b,9cにおいて、上方の区画が第1操作部14aとなり、中央の区画が第2操作部14bとなり、下方の区画が第3操作部14cとなっている。
【0022】
各操作部14a,14b,14cは、各リール3a,3b,3cをそれぞれ停止させるためのもので、タッチパネルに設けた各操作部13a,13b,13cと対応しており、各操作部14a,14b,14c毎にそれぞれ独立して停止信号を発生するようになっている。すなわち、例えば左側のリール3aに対して、第1操作部14aを操作した場合、第2操作部14bを操作した場合、第3操作部14cを操作した場合には、それぞれ別個の停止信号が発生する。したがって、各リール3a,3b,3cに対して、それぞれ3つの異なる停止信号を発生させることができ、各リール3a,3b,3cの停止操作のバリエーションが増加して、遊技内容を多様化することができる。
【0023】
<スロットマシンにおける遊技>
上記したスロットマシン1で遊技を行うには、まず実際に遊技メダル投入口5に遊技メダルを投入するか、いずれかの貯留メダル投入スイッチ6a,6b,6cを操作することによりクレジットの範囲内で遊技に供するための遊技メダルを投入する。ここで、遊技メダルの投入枚数に応じて有効となる入賞ラインが決定され、対応する有効ライン表示ランプ(図示せず)が点灯する。例えば、1枚の遊技メダルを投入した場合には、中央の横ライン1本が有効となり、2枚の遊技メダルを投入した場合には、上中下の横ライン3本が有効となり、最大許容賭け数である3枚の遊技メダルを投入した場合には、上中下の横ライン3本と斜めライン2本の合計5本のラインが有効となる。
【0024】
次に、遊技者がスタートスイッチ8を操作すると各リール3a,3b,3cが一斉に回転を開始し、リール3a,3b,3cの外周表面に表示された複数種類の図柄が表示窓4a,4b,4c内を上下に移動表示される。そして、リール3a,3b,3cの回転が所定の速度に達すると各ストップスイッチ9a,9b,9cが有効化される。遊技者がタッチパネルの操作部13a,13b,13c、あるいは各ストップスイッチ9a,9b,9cの操作部14a,14b,14cを操作すると、対応するリール3a,3b,3cの回転がそれぞれ停止する。
【0025】
ここで、有効となった入賞ライン上に停止表示された図柄の組み合わせが予め定めた入賞態様となっている場合には、各入賞態様に対応した枚数の遊技メダルが賞として払い出され、あるいはクレジットとして加算される。
【0026】
<入賞態様>
予め定めた入賞態様には、一般的な入賞態様の他に、一般遊技と比較して遊技者に有利な特別遊技の開始条件となる特別入賞態様がある。さらに、特別入賞態様には、いわゆるビッグボーナスの入賞態様とレギュラーボーナスの入賞態様とがある。
一般的な入賞態様は、例えば、有効となった入賞ライン上に停止表示された図柄の組み合わせが「スイカ」「スイカ」「スイカ」となった場合、左側の表示窓に「チェリー」が停止表示された場合等であり、所定枚数、例えば2枚〜10枚の遊技メダルが払い出される。本実施形態では、停止表示された図柄の組み合わせが「スイカ」「スイカ」「スイカ」となった場合に10枚の遊技メダルが払い出され、左側の表示窓に「チェリー」が停止表示された場合等に2枚の遊技メダルが払い出される。
【0027】
さらにこの他にも、リプレイの入賞態様が設定されており、有効となった入賞ライン上に停止表示された図柄の組み合わせが「JAC」「JAC」「JAC」となった場合に、直前の遊技と同様の条件によりリプレイを行うことができる。
【0028】
<ビッグボーナス>
上記したビッグボーナスの入賞態様とは、例えば、有効となった入賞ライン上に停止表示された図柄の組み合わせが、「赤7」「赤7」「赤7」、「白7」「白7」「白7」となったことを開始条件として行われる遊技であり、所定枚数、例えば15枚の遊技メダルが払い出された後、さらに、一般遊技と比較して多くの遊技メダルを獲得でき遊技者にとって有利なビッグボーナスゲームを行うことができる。
【0029】
このビッグボーナスゲームでは、ビッグボーナス中一般遊技(BB中一般遊技)を最大30回まで行うことができる。このBB中一般遊技とは、小役(賞として払い出される遊技メダル数が比較的少ない入賞態様)の抽選確率が高くなった一般遊技と同様の遊技のことである。
このBB中一般遊技において、有効となった入賞ライン上に停止表示された図柄の組み合わせが「スイカ」「スイカ」「スイカ」となると、10枚の遊技メダルが払い出され、左側の表示窓に「チェリー」が停止表示されると、2枚の遊技メダルが払い出され、有効となった入賞ライン上に停止表示された図柄の組み合わせが「JAC」「JAC」「JAC」となると、5枚の遊技メダルが払い出されるとともに最大3回のJACゲームを行うことができる。
【0030】
<JACゲーム>
JACゲームでは、所定枚数、例えば1枚の遊技メダルを投入してスタートスイッチ20を操作し、リール5a〜5cの回転を開始させた後、各ストップスイッチ21a〜21cを操作して各リール5a〜5cの回転を停止させる。
そして、停止図柄の組み合わせが所定の組み合わせ、例えば「JAC」「JAC」「JAC」となった場合に、所定枚数、例えば15枚の遊技メダルが払い出される。
このJACゲームでは、最大ゲーム回数と最大入賞回数が制限されており、例えば上記したゲームが、最大ゲーム回数である12回行われるか、または、上記した入賞が、最大入賞回数である8回に達するとJACゲームが終了する。
【0031】
<レギュラーボーナス>
また、上述したビッグボーナスの他に、いわゆるレギュラーボーナスと称される特別遊技の態様がある。
このレギュラーボーナスの入賞態様とは、例えば、有効となった入賞ライン上に停止表示された図柄の組み合わせが、「BAR」「BAR」「BAR」となったことを開始条件として行われる遊技であり、所定枚数、例えば15枚の遊技メダルが払い出された後、レギュラーボーナスゲームを行うことができる。
このレギュラーボーナスゲームは、上述したビッグボーナスゲームと比較して獲得できる利益が少なくなっており、例えば上述したJACゲームを最大1回行うことができるようになっている。
【0032】
<制御装置>
スロットマシンは、制御装置により電気的に制御される。図3、図4に基づいて、制御装置の構成を説明する。図3は、メイン制御基板および周辺機器のブロック図、図4は、サブ制御基板および周辺機器のブロック図である。
制御装置は、スロットマシンの遊技動作に関する主制御を行うためのメイン制御基板50と、このメイン制御基板50の制御の下に、スピーカ12からの効果音発生等を制御するためのサブ制御基板90とを主な構成要素としている。
【0033】
<メイン制御基板>
メイン制御基板50は、図3に示すように、メインCPU51、遊技処理手順等を記憶したROM52、一時記憶領域であるRAM53、およびIOポート54等を備えている。
メインCPU51には、一定範囲の乱数を発生するための乱数発生器61、乱数発生器61で発生した乱数の中から任意の乱数を抽出するためのサンプリング回路62、所定周波数の基準クロック信号を発生するためのクロックパルス発生器64、および基準クロック信号を分周することによりメインCPU51の動作クロック信号を生成するための分周器63が接続されている。
【0034】
また、メインCPU51には、I/Oポート54を介して、表示部駆動回路65、ホッパ駆動回路66、サブ制御部通信ポート67、およびモータ駆動回路69が接続されており、これらの回路等に対して制御信号を送信する。
【0035】
表示部駆動回路65は、各種ランプ15および各種表示部16における表示駆動を制御するための回路であり、ホッパ駆動回路66は、ホッパ17における遊技メダルの払い出しを制御するための回路であり、サブ制御部通信ポート67は、サブ制御基板90に対する信号を中継するための通信ポートであり、モータ駆動回路69は、リール3a,3b,3cを回転駆動するためのステッピングモータ18a,18b,18cの回転を制御するための回路である。ホッパ17の駆動制御では、メダル検出部19により遊技メダルを検出し、この検出出力がI/Oポート54を介してメインCPU51に入力され、メインCPU51からの制御信号によりホッパ駆動回路66を制御して、所定数の遊技メダルが払い出される。
【0036】
また、メインCPU51には、I/Oポート54を介して、リール位置検出回路68、リール停止信号回路70、スタートスイッチ8、メダル投入センサ20、貯留メダル投入スイッチ6a,6b,6c、および貯留メダル精算スイッチ7が接続されており、これらの回路およびスイッチからメインCPU51に対して信号が入力される。
【0037】
リール位置検出回路68には、各リール3a,3b,3cの回転位置を検出するための光学センサ等からなる位置検出センサ(図示せず)が設けられており、この位置検出センサで検出された各リール3a,3b,3cの位置検出信号がメインCPU51へ送信される。
【0038】
リール停止信号回路70には、ストップスイッチ9a,9b,9cおよびタッチパネル(図示せず)が接続されており、遊技者がストップスイッチ9a,9b,9cあるいはタッチパネルを操作すると、これを検知してストップスイッチ検出信号がメインCPU51へ送信される。なお、ストップスイッチ9a,9b,9cおよびタッチパネルには、それぞれ第1操作部13a,14a、第2操作部13b,14b、および第3操作部13c,14cが設けられており、各操作部毎に独立して別個のストップスイッチ検出信号が送信される。
【0039】
<サブ制御基板>
サブ制御基板90は、メイン制御基板50からの制御信号に基づいてスピーカ11からの効果音の発生に関する制御を行う。
このサブ制御基板90は、図4に示すように、サブCPU71、音源IC84の制御手順等を記憶したROM72、一時記憶領域であるRAM73、およびIOポート74等を備えている。
【0040】
サブCPU71には、所定周波数の基準クロック信号を発生するためのクロックパルス発生器82、および基準クロック信号を分周することによりサブCPU71の動作クロック信号を生成するための分周器81が接続されている。
【0041】
また、サブCPU71には、I/Oポート74を介して、メイン制御部通信ポート86が接続されている。このメイン制御部通信ポート86は、メイン制御基板50のサブ制御部通信ポート67と接続されており、メイン制御基板50からの制御信号を受信する。
【0042】
また、サブCPU71には、I/Oポート74を介して、音源IC84が接続されている。音源IC84は、サウンドROM83に記憶された音源データに基づいて効果音信号を生成し、この効果音信号がパワーアンプ84により増幅されてスピーカ12から出力される。
【0043】
なお、液晶表示装置等からなる表示装置が搭載されている場合には、サブ制御基板90により表示装置の制御が行われる。
【0044】
<他の実施形態>
上述した実施形態では、タッチパネルおよびストップスイッチの双方に操作部を設けているが、操作部は、タッチパネルおよびストップスイッチのいずれか一方のみに設けてもよい。また、操作部の数は各停止手段毎に3つずつ設けているが、各停止手段毎に、2つ、あるいは4つ以上設けてもよい。
【0045】
また、本発明はスロットマシンに限られず、パチンコ機、パチスロ遊技機、アレンジボール遊技機、ポーカーゲーム機等の他の遊技機にも適用することができる。
【0046】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る遊技機では、各図柄群にそれぞれ対応する各停止手段が、独立して停止信号を発生する複数の操作部を有することにより、停止手段の操作にバリエーションを持たせることができ、遊技内容を多様化して遊技の面白さを増加させることができる。
【0047】
また、本発明に係る遊技機では、リールにより図柄表示手段を構成するとともに、リールの表面が臨む表示窓に透光性を有するタッチパネルを取り付け、タッチパネルを複数の区画に分割して各区画毎に操作部を設けることにより、図柄の表示位置と操作部との関係が明白となり、直感的に操作部を操作することができる。
【0048】
また、本発明に係る遊技機では、各図柄群に個別に対応したストップスイッチ毎に操作部を設けることにより、既存の装置の構成を大幅に変更することなく、遊技内容を多様化して遊技の面白さを増加させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るスロットマシンの正面図
【図2】ストップスイッチの拡大図
【図3】メイン制御基板および周辺機器のブロック図
【図4】サブ制御基板および周辺機器のブロック図
【符号の説明】
1 スロットマシン
3a,3b,3c リール
4a,4b,4c 表示窓
5 遊技メダル投入口
6a,6b,6c ベットスイッチ
8 スタートスイッチ
9a,9b,9c ストップスイッチ
13a,13b,13c タッチパネルの操作部
14a,14b,14c ストップスイッチの操作部
Claims (3)
- 遊技に使用される複数の図柄を複数の図柄群に区別し、前記複数の図柄を各図柄群毎に変動表示させるための図柄表示手段と、
前記複数の図柄群における前記複数の図柄の変動表示を開始させるための開始手段と、
前記各図柄群にそれぞれ対応し、前記各図柄毎に前記複数の図柄の変動表示を停止させるための停止手段と、
前記各図柄群毎に停止表示された図柄の停止態様が所定の賞態様を構成した場合に、遊技者に利益を付与するための利益付与手段とを備えた遊技機において、
前記各図柄群にそれぞれ対応する各停止手段は、独立して停止信号を発生する複数の操作部を備えたことを特徴とする遊技機。 - 前記図柄表示手段は、遊技機筐体内に収納された複数のリールを該遊技機筐体の前面に設けた表示窓に臨ませてなり、
前記停止手段は、前記表示窓に臨ませた透光性を有するタッチパネルからなり、
前記タッチパネルは、それぞれ複数の区画に分割され、各区画毎に操作部を設けてなることを特徴とする請求項1記載の遊技機。 - 前記停止手段は、前記各図柄群に個別に対応したストップスイッチからなり、
前記各ストップスイッチ毎に操作部を設けてなることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
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- 2002-06-26 JP JP2002185842A patent/JP2004024573A/ja active Pending
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