JP4170588B2 - ラジカル重合の即時停止法およびその装置、防止剤溶液、および該装置を備える船 - Google Patents
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Description
本発明はラジカル重合を即時停止するための方法に関する。一度開始すると、ラジカル重合は通常著しい発熱により、すなわち熱を強力に発生させて経過し、この際遊離した重合熱は取り出さない限りラジカル重合を更に促進する。
【0002】
従って、所望のラジカル重合において前記の熱取出しが不十分であった場合、重合が激しく行われ、制御から外れた重合(例えば、少なくとも1つのエチレン性不飽和基を有する化合物(モノマー)のラジカル塊状重合、溶液重合、乳化重合または懸濁重合)に対抗しない限り、重合混合物を含有する容器は爆発する。そのような有効な対抗措置は、所望せずに開始したラジカル重合の場合にも特に必要とされる。所望せずに開始するラジカル重合は、熱も光も不所望なラジカルもモノマーのラジカル重合を開始することが可能であるので、例えば貯蔵においておよび/またはモノマー含有物質の運搬の際に生じることがある。そのような不所望なラジカル重合に対して、モノマーにわずかな量(一般に1000質量ppmまで)のラジカル重合防止剤(ラジカル捕捉剤、重合防止剤)を添加することにより、通常予防的に対抗措置をとることを試みている。しかしながら、その防止作用は強すぎてはいけない、それというのも強すぎると、ラジカル重合目的のために後からモノマーを使用する前に再び重合防止剤を分離しなければならないためである。例えばヒドロキノンのモノメチルエーテル(MEHQ)が示すような適当な防止作用は、ラジカル重合開始剤がこの防止作用に対して通常優位であり、従ってMEHQはモノマーのために特にしばしば適用される貯蔵安定剤および/または運搬安定剤である。しかしながら、経験は貯蔵安定剤および/または運搬安定剤で安定化されたモノマーにおいても不所望なラジカル重合はそれ自体全く生じないわけではないということを示した。モノマーがラジカル、特に容易に重合する(メタ)アクリルモノマーおよび/またはスチレンである場合には、このことは特に当てはまる。
【0003】
概念(メタ)アクリルモノマーとはここでは、アクロレイン、メタクロレイン、アクリル酸、メタクリル酸からおよび/または前記の両方の酸のエステルからなる物質である。(メタ)アクリルはこの明細書においてはアクリル−および/またはメタクリル−に関する短縮形として使用されている。
【0004】
特に、少なくとも90質量%まで(メタ)アクリルモノマーおよび/またはスチレンからなる物質は不所望なラジカル重合の危険にさらされている(このことは予防的重合防止剤添加においても言える)。このことは、特にこのような物質を運搬する際におよび/または貯蔵の際に過激な外部条件に曝される際に、(例えば、異なる気候帯域を越えて船で運搬する際に(例えば、赤道を越えて)、例えばヨーロッパから東南アジアへの運搬におけるような極端に高い温度、または北欧の国の屋外のタンク中への貯蔵におけるような著しく低い温度)該当する。特に、低い温度は問題があり、著しい場合には、部分的にまたは完全なモノマーの結晶化に導くことがある。このことは通常モノマーと安定化剤との分離を引き起こし(“結晶化精製”)、このことは後の溶融の際に一定の時間の間安定化されていないモノマー領域の存在に導き、そこから非常に高い確率で不所望なラジカル重合が開始することがある。
【0005】
従って、モノマーを含有する物質の安全な運搬および/または安全な貯蔵のために、不所望に開始したモノマーのラジカル重合をできるだけ迅速に停止することのできる方法が必要とされている。同様に、制御から外れた所望のラジカル重合を即時に停止することのできる方法も必要とされている。
【0006】
従って、本発明の課題は、そのような方法をできるだけ有利で、かつできるだけ広く適用可能な方法を提供することであった。
【0007】
それに応じて、ラジカル重合系にフェノチアジン含有防止剤溶液を添加することによりラジカル重合を即時停止するための方法が見いだされ、この方法はこの防止剤溶液の溶剤が少なくともその質量の50%までN−アルキルピロリドンからなることを特徴とする。
【0008】
本発明による方法の利点は、強力で、広い研究活動の結果として以下に記載したものである:
−EP−B64628並びにEP−A200181がラジカル重合の即時停止のためにヒドロキノンまたはブチルピロカテキンまたはその誘導体を基礎とする重合防止剤溶液を添加することを勧めているのに対して、本発明において添加すべきフェノチアジン含有防止剤溶液は、著しく効果的でかつ広い適用可能性のラジカル重合防止剤を含有する;
−Res. Dicl. 1989、300、245 (Eng.) がアクリル酸の不所望なラジカル重合を即時停止するために、Cu(II)−塩−水溶液を添加することを勧めているのに対して、N−アルキルピロリドンを基礎とする防止剤溶液は一般に、一方では水性系および非水性系とも混和可能であり、かつ他方ではそのような系から後に容易に分離可能である;
−Saf. Prog. (1993), 12(2)、111-4、の方法においては、不所望なアクリル酸のラジカル重合の即時停止のために、フェノチアジンを基礎とする防止剤溶液を添加することを勧めているが、この公知技術は主にN−アルキルピロリドンからなる溶剤中にフェノチアジンを溶かすということに関する示唆を全く記載していない。
【0009】
本発明方法の他の利点は、N−アルキルピロリドンが多くの物質に対して不活性であるということにある。更に、N−アルキルピロリドンの沸点は多くのモノマーの沸点より高く、このことはモノマーからの後からの分離を容易にし、モノマーのその後の使用を可能にする。更に、N−アルキルピロリドンの高沸点は、熱帯の地域における爆発性の蒸気−/酸素混合物の形成を阻止する。更に、N−アルキルピロリドンは一般に、低い融点を示し、このことは北欧諸国においてもその適用を可能にする。更に、N−アルキルピロリドンの低い引火点および特にその低い毒性が利点である。しかしながら、本発明方法において特に有利であるのは、常温(25℃)においてフェノチアジンがN−アルキルピロリドン中に高い溶解性を有することである。このことは外側温度の変化と直接結びついてフェノチアジンが部分的にまたは完全に溶液から沈殿するという危険性なしに、高いフェノチアジン含量のフェノチアジン溶液を本発明において適用することを可能にした。
【0010】
ラジカル重合の即時停止のためにフェノチアジンをそのまま物質の形で添加することは、フェノチアジンの物質の形で提供できる僅かな分散度が、所望の即時停止に適さないので、有利ではない。
【0011】
本発明において有利なN−アルキルピロリドンは、そのアルキル基が炭素原子1〜8個のものである。特に有利であるのは、その中でもアルキル基が1〜6個の炭素原子を有するものである。殊に有利なN−アルキルピロリドンはN−メチルピロリドンおよびN−エチルピロリドンである。
【0012】
本発明により添加すべきフェノチアジン溶液は、N−アルキルピロリドンの他に、他の溶剤も含有していてよい。そのような溶剤としては、N−アルキルピロリドンと混和性の全ての溶剤を考慮することができる。そのような溶剤の例としては、ジフェニル、ジフェニルエーテル、トルエン、キシレン、フタル酸ジメチルエステル、酢酸ブチルまたは酢酸2−エチルヘキシルを挙げることができる。更に、そのような他の溶剤としてはN,N−ジアルキルカルボン酸アミドを挙げることができ、そのアルキル基が1〜8個の炭素原子を有するものが有利である。特に有利なアルキル基は、メチル基、エチル基およびn−ブチル基である。更に、C1〜C3−アルカンカルボン酸のN,N−ジアルキルカルボン酸アミドが特に有利である。本発明による特に有利なN,N−ジアルキルカルボン酸アミドはN,N−ジメチルホルムアミドおよびN,N−ジメチルアセトアミドである。
【0013】
本発明により添加すべきフェノチアジン溶液の溶剤は少なくともその質量の75%、特に有利にその質量の85%および殊に有利には少なくともその質量の95%までがN−アルキルピロリドンからなるのが有利である。本発明において、有利であるのはフェノチアジン溶液の溶剤がN−アルキルピロリドンのみから、特に有利にはN−メチルピロリドンのみから、またはN−エチルピロリドンのみからなる。
【0014】
本発明により添加すべき防止剤溶液は、フェノチアジンの他に、更に他の重合防止剤を含有していてもよい。そのようなものとしては、例えば、ヒドロキノン、ジフェニルアミン、p−フェニレンジアミン、ニトロキシルラジカル(少なくとも1つの>N−O・−基を有する化合物)、ニトロソ基、すなわち原子群−N=Oを有する化合物、およびヒドロキシルアミンを挙げることができる。
【0015】
本発明に好適なニトロキシルラジカル(N−オキシルラジカルとも言う)としては、特にα−C−原子に全く水素原子を有さない第二アミンから誘導されたものを挙げることができる(すなわち、N−オキシル基は相応する第二アミノ基から誘導される)。この中でも、特にEP−A−135280、先願DE−A−19651307、US−A−5322912、US−A−5412047、US−A−4581429、DE−A−1618141、CN−A−1052847、US−A−4670131、US−A−5322960、先願DE−A−19602539、EP−A−765856および特開平5−320217号公報に挙げられた全てのN−オキシルラジカルが好適である。
【0016】
そのような好適な、第二アミンから誘導された、安定なN−オキシルラジカルは例えば一般式I
【0017】
【化1】
【0018】
[式中、
R1、R2、R5およびR6=同一または異なる、直鎖または分枝鎖の、非置換または置換されていてもよいアルキル基であり、かつ
R3およびR4=同一または異なる、直鎖または分枝鎖の、非置換または置換されていてもよいアルキル基であるか、または
R3CNCR4=非置換または置換されていてよい環式構造である]の化合物である。
【0019】
本発明に好適な化合物Iは特に、EP−A−135280、先願DE−A−19651307、US−A5322912、US−A−5412047、US−A−4581429、DE−A−1618141、CN−A−1052847、US−A−4670131、US−A−5322960並びに先願DE−A−19602539に挙げられた化合物である。
【0020】
この例としては、一般式Iの安定なN−オキシルラジカルであり、ここでR1、R2、R5およびR6は(同一または異なる)C1〜C4−アルキル基、例えばメチル−、エチル−、n−プロピル−、イソ−プロピル−、n−ブチル−、イソ−ブチル−またはt−ブチル−、直鎖または分枝鎖のペンチル−、フェニル−またはこれらの置換した基を表し、およびR3およびR4は(同一または異なる)C1〜C4−アルキル基、例えばメチル−、エチル−、n−プロピル−、イソプロピル−、n−ブチル−、イソブチル−またはt−ブチル、直鎖または分枝鎖のペンチル−、これらの置換した基を表すか、またはCNCと一緒になって環式構造
【0021】
【化2】
【0022】
[式中、nは1〜10の整数であり、しばしば1〜6の整数である]を表し、これは置換されたこの種の環式構造をも包含する。代表的な例としては、2,2,6,6−テトラメチル−1−オキシル−ピペリジン、2,2,5,5−テトラメチル−1−オキシル−ピロリジンおよび4−オキソ−2,2,6,6−テトラメチル−1−オキシル−ピペリジンを挙げることができる。
【0023】
N−オキシル−ラジカルIは相当する第二アミンを酸化により、例えば過酸化水素を用いる酸化により製造することができる。一般に純粋な物質として製造可能である。
【0024】
本発明において好適なN−オキシル−ラジカルIには特に、次の一般式II〜IXのピペリジン−、ピロリジン−N−オキシルおよびジ−N−オキシルを挙げることができる:
【0025】
【化3】
【0026】
[式中、m=2〜10であり、
R7、R8およびR9=相互に独立して
【0027】
【化4】
【0028】
を表し、
M+=水素イオンまたはアルカリ金属イオンを表し、
q=1〜10の整数を表し、
R1 ′、R2 ′、R5 ′、R6 ′=相互に独立して、かつR1、R2、R5、R6から独立して、R1と同じ基を表し、
R10=C1〜C4−アルキル、−CH=CH2、−C≡CH、−CN、
【0029】
【化5】
【0030】
を表し、
R11=少なくとも第一、第二(例えば−NHR1)または第三アミノ基(例えば−NR1R2)、または少なくとも1個のアンモニウム基、−N+R14R15R16X-を表し、X-はF-、Cl-、Br-、HSO4 -、SO4 2-、H2PO4 -、HPO4 2-またはPO4 3-を表し、かつR14、R15、R16は相互に独立した有機基を表し(例えば、相互に独立し、かつR1とは独立して、R1と同じ基を表す)、
R12=R11とは独立してR11と同じ基を表すか、または−H、−OH、C1〜C4−アルキル、−COO-M+、−C≡CH、
【0031】
【化6】
【0032】
またはヒドロキシ置換C1〜C4−アルキル(例えば、ヒドロキシエチルまたはヒドロキシプロピル)または
R11、R12=一緒になってカルボニル基の酸素を表し、かつ
R13=
【0033】
【化7】
【0034】
を表す]。有利には、R1=R2=R5=R6=R1 ′=R2 ′=R5 ′=R6 ′=−CH3である。
【0035】
本発明の好適なN−オキシルラジカルの代表的な例としては、
4−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−1−オキシル−ピペリジン、
4−ヒドロキシ−2,6−ジフェニル−2,6−ジメチル−1−オキシル−ピペリジン、
4−カルボキシ−2,2,6,6−テトラメチル−1−オキシル−ピペリジン、
4−カルボキシ−2,6−ジフェニル−2,6−ジメチル−1−オキシル−ピペリジン、
3−カルボキシ−2,2,5,5−テトラメチル−1−オキシル−ピロリジン、
3−カルボキシ−2,5−ジフェニル−2,5−ジメチル−1−オキシル−ピロリジン、
4−アセチル−2,2,6,6−テトラメチル−1−オキシル−ピペリジン、
N,N′−ビス(1−オキシル−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−4−イル)−N,N′−ビスホルミル−1,6−ジアミノヘキサンおよび
ビス(1−オキシル−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−4−イル)アジペートを挙げることができる。
【0036】
3−カルボキシ−2,2,5,5−テトラメチル−1−オキシル−ピペリジンの製造は、例えばRomanelli, M. ; Ottaviani, M. F. ; Martini, G. ; Kevan, L. , JPCH J: Phys. Chem., EN, 93, 1 , 1989, s. 317-322 に記載されている。
【0037】
化合物(VI)および(VII)はUS−A−4665185(例えば実施例7)並びにDE−A−19510184により得ることができる。
【0038】
更に好適な代表的な例は次の化合物である:
【0039】
【化8】
【0040】
【化9】
【0041】
【化10】
【0042】
【化11】
【0043】
【化12】
【0044】
【化13】
【0045】
【化14】
【0046】
【化15】
【0047】
勿論、本発明において、N−オキシル−ラジカルの混合物もフェノチアジンの他に適用することができる。
【0048】
本発明において好適な有機ニトロソ化合物は例えば、N−ニトロソアリールアミンまたは芳香族核の炭素原子に直接結合するニトロソ基を有するニトロソ化合物である。例として挙げることのできるのは、ニトロソフェノール、例えば4−ニトロソフェノール、ニトロソナフトール、例えば2−ニトロソ−1−ナフトール、ニトロソベンゾール、N−ニトロソ−N−メチル尿素、アルキル基がメチル、エチル、プロピルおよび/またはブチルであるニトロソ−N,N−ジアルキルアニリン、N−ニトロソジフェニルアミン、N−ニトロソフェニルナフチルアミン、4−ニトロソジナフチルアミンおよびp−ニトロソジフェニルアミンである。勿論、フェノチアジンの他に、前記ニトロソ化合物の混合物も使用することができる。
【0049】
本発明において、好適なp−フェニレンジアミンは一般式X
【0050】
【化16】
【0051】
[R16、R17、R18=相互に独立して、炭素原子20個までのアルキル、アリール、アルカリールまたはアラルキル、または水素原子である]の化合物である。
【0052】
特に、R16、R17、R18=相互に独立して、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、イソブチル、sec−ブチル、n−ブチル、ペンチル、フェニルまたはナフチルである化合物Xが好適である。好適な化合物Xの例としては次の化合物を挙げることができる:N,N′−ビス−sec−ブチル−p−フェニレンジアミン、N−フェニル−N′−イソプロピル−フェニレンジアミン、N−ナフチル−N′−sec−ブチル−p−フェニレンジアミン、N,N,N′−トリメチル−p−フェニレンジアミン、N,N,N′−トリエチル−p−フェニレンジアミン、N,N−ジメチル−p−フェニレンジアミン、N,N−ジエチル−p−フェニレンジアミン、N−フェニル−N′,N′−ジメチル−p−フェニレンジアミン、N−フェニル−N′,N′−ジエチル−p−フェニレンジアミン、N−フェニル−N′,N′−ジプロピル−p−フェニレンジアミン、N−フェニル−N′,N′−ジ−n−ブチル−p−フェニレンジアミン、N−フェニル−N′,N′−ジ−sec−ブチル−p−フェニレンジアミン、N−フェニル−N′−メチル−N′−エチル−p−フェニレンジアミン、N−フェニル−N′−メチル−N′−プロピル−p−フェニレンジアミン、N−フェニル−N′−メチル−p−フェニレンジアミン、N−フェニル−N′−エチル−p−フェニレンジアミン、N−フェニル−N′−プロピル−p−フェニレンジアミン、N−フェニル−N′−イソプロピル−p−フェニレンジアミン、N−フェニル−N′−ブチル−p−フェニレンジアミン、N−フェニル−N′−イソブチル−p−フェニレンジアミン、N−フェニル−N′−sec−ブチル−p−フェニレンジアミン、N−フェニル−N′−tert−ブチル−p−フェニレンジアミン、N−フェニル−N′−n−ペンチル−p−フェニレンジアミン、N−フェニル−N′−n−ヘキシル−p−フェニレンジアミン、N−フェニル−N′−(1−メチルヘキシル)−p−フェニレンジアミン、N−フェニル−N′−(1,3−ジメチルブチル)−p−フェニレンジアミン、N−フェニル−N′−(1,4−ジメチルペンチル)−p−フェニレンジアミンおよびp−フェニレンジアミン。勿論、本発明によりフェノチアジンの他にp−フェニレンジアミンの混合物も使用することができる。そのような混合物としては、WO92/01665中で推奨されているp−フェニレンジアミン混合物を特に挙げることができる。
【0053】
勿論、本発明によりフェノチアジンの他に異なる前記の全ての重合防止剤の混合物も使用することができる。
【0054】
本発明において有利であるのは、重合防止剤の全含量が少なくとも50質量%、特に有利には少なくとも75質量%および殊に有利には少なくとも90質量%までフェノチアジンからなるフェノチアジン溶液である。特に有利であるのは、本発明において添加すべき防止剤溶液中にフェノチアジンの他に、その他の重合防止剤を含有しない。一般には、本発明において添加すべき防止剤溶液中のフェノチアジンの含量はこの溶液に対して少なくとも10質量%、有利には少なくとも20質量%、特に有利には少なくとも30質量%である。この溶液に対してフェノチアジン含量が35〜45質量%であることが多い。一般には、本発明において添加すべき溶液の前記のフェノチアジン含量は粘度の理由から60質量%を越えない。
【0055】
本発明においてはメチルピロリドン中のフェノチアジン溶液が有利であり、フェノチアジンの含量が溶液に対して、35〜50または40〜50質量%であるのが有利である。しばしば、前記の溶液のフェノチアジン含量は45質量%である。
【0056】
本発明による方法は、ラジカル重合、特に該明細書の冒頭において挙げた不所望な、かつ/または制御から外れたラジカル重合の迅速な停止のために好適である。
【0057】
これには特に、少なくとも95質量%まで、または少なくとも98質量%まで、または少なくとも99質量%まで、または100質量%まで(メタ)アクリルモノマーからなる物質の不所望なラジカル重合を挙げることができる。この際、(メタ)アクリルモノマーとしては、特に(メタ)アクリル酸および(メタ)アクリル酸と一価または多価のアルコールとからのエステルが挙げられる。このことは特に、一価または多価のアルコールが1〜20個の炭素原子、または1〜12個の炭素原子、または1〜8個の炭素原子を有している場合にあてはまる。そのようなエステルの代表的な例は、例えばメチルアクリレート、エチルアクリレート、n−ブチルアクリレート、イソブチルアクリレート、tert−ブチルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレート、メチルメタクリレート、エチルメタクリレート、n−ブチルメタクリレートおよびtert−ブチルメタクリレートである。
【0058】
適用技術において有利な方法は、本発明において添加すべきフェノチアジン溶液の供給をスプレーノズルを介して実施し、ラジカル重合系中へのできるだけ迅速な均質な分配を達成する。勿論、前記均質化はポンプによる循環および/または攪拌によっても補助することができる。しかしながら、そのような機械的な補助手段は、同時にラジカル重合系中へのエネルギー導入と結びついており、重合促進の危険性をも有する。供給すべきフェノチアジン溶液は有利に好適な貯蔵容器中に含有されているのがよい。不所望な塊状重合する(メタ)アクリルモノマーのラジカル重合を迅速に停止するための本発明による方法を適用する場合には、添加するフェノチアジンの全量は(メタ)アクリルモノマーに対して約0.01〜3質量%であるのがよい。一般に、フェノチアジンの添加量は0.01〜0.05で十分であり、しばしば0.025質量%である。
【0059】
実施例
実施例1
100℃に加熱した油浴中に浸した、内容量1リットルの攪拌容器中にMEHQ10質量ppmで安定化した2−エチルヘキシルアクリレート500mlを窒素雰囲気下に供給した。攪拌容器はバルブを介して50mlの貯蔵容器と結合しており、この貯蔵容器はN−メチルピロリドン中のフェノチアジンの40質量%溶液10mlを有しており、かつ9.5バールの過圧下にある。攪拌容器中に浸した温度検知器を介して攪拌容器と貯蔵容器との間に設けられたバルブを制御した。この制御を、攪拌容器中の温度が105℃を越える際にバルブが自動的に開き、貯蔵容器中に存在するフェノチアジン溶液を攪拌容器中に押しだし、同時に加熱を中断するように調節した。バルブ制御は2−エチルヘキシルアクリレートを攪拌容器中に供給した75時間後に開始した。開始した2−エチルヘキシルアクリレートの重合はすぐに停止した。攪拌容器の内容物はさらさらとしたままで、容易に容器を完全に空にすることができた。
【0060】
比較例
実施例1と同様に実施したが、貯蔵容器はN−メチルピロリドン10mlのみを有した。バルブ制御の開始は攪拌容器中に2−エチルヘキシルアクリレートを供給した81時間後であった。0.7時間の間に2−エチルヘキシルアクリレートは高粘性の塊状に重合した。
【0061】
実施例2
次の表は種々の溶剤中へのフェノチアジンの溶解性を25℃で調べた結果を示す。
【0062】
【表1】
Claims (8)
- フェノチアジン含有防止剤溶液のラジカル重合系への添加を包含するラジカル重合の即時停止法において、この防止剤溶液の溶剤がその質量の50%〜100%までN−アルキルピロリドンからなることを特徴とする、ラジカル重合の即時停止法。
- N−アルキルピロリドンがN−メチルピロリドンおよび/またはN−エチルピロリドンである、請求項1記載の方法。
- 防止剤溶液のフェノチアジン含量が、防止剤溶液の質量に対して、少なくとも10質量%である、請求項1または2記載の方法。
- ラジカル重合系がラジカル塊状重合する(メタ)アクリルモノマーである、請求項1から3までのいずれか1項記載の方法。
- (メタ)アクリルモノマーが(メタ)アクリル酸である、請求項4記載の方法。
- (メタ)アクリルモノマーが(メタ)アクリル酸エステルである、請求項4記載の方法。
- フェノチアジンおよびN−アルキルピロリドンを含有するラジカル重合の即時停止法用の防止剤溶液。
- フェノチアジンおよびN−メチルピロリドンを含有する、請求項7記載の防止剤溶液。
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