JPH01204918A - 新規な感光性組成物 - Google Patents

新規な感光性組成物

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JPH01204918A
JPH01204918A JP2885188A JP2885188A JPH01204918A JP H01204918 A JPH01204918 A JP H01204918A JP 2885188 A JP2885188 A JP 2885188A JP 2885188 A JP2885188 A JP 2885188A JP H01204918 A JPH01204918 A JP H01204918A
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JP
Japan
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group
formula
carbon
polymer
general formula
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Application number
JP2885188A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Sakuma
佐久間 徹夫
Hideo Ai
愛 英夫
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、新規な感光性組成物、更に詳しくは、加熱処
理によって耐熱性高分子に変換しうる感光性組成物に関
するものである。
(従来の技術及びその問題点) 近年、ポリイミドは優れた耐熱性、絶縁性及び機械的強
度が大きいことから種々の用途が広がっている。例えば
、フィルムとしての用途のほか半導体デバイスへの応用
が行なわれている0従来、半導体デバイスの耐熱性絶縁
膜や表面保護膜は、ポリアミド酸を半導体素子に塗布し
て塗膜を形成し、これを加熱によシポリイミド膜に変換
せしめることによって形成されている。
また、耐熱性感光性高分子組成物として、例えば、ポリ
アミド酸と感光性化合物の混合物又はポリアミド酸エス
テルの側鎖に二重結合等の活性官能基を導入したポリマ
ーに、光重合開始剤等を加え、光照射によシ架橋構造が
形成される組成物が知られている(特公昭55−302
07号公報、特公昭55−41422号公報、特開昭5
4−145794号公報)。これらは、感光性ポリイミ
ドと呼ばれ、塗布、露光、現像等の工程を経た後、加熱
処理を行うことにより耐熱性被膜を与えるものである。
これらの組成物は、ポリマーの側鎖に活性な官能基を有
する特徴があり、多官能性モノマーを主成分とする従来
の紫外線硬化塗料やプリント基板作成用のドライフィル
ムレジスト等の感光性組成物に比べて高感度となり、局
所的なわずかな架橋でさえ組成物全体のゲル化を伴う。
このゲル化の問題は特に、これら組成物を極性溶媒に溶
解した状態で保存する場合に顕著となるが、これら感光
性組成物の商品形態としては、溶液状態が好ましい。
ゆえに、組成物の保存安定性の向上は極めて重要な課題
である。
従来の感光性組成物で用いられるラジカル重合禁止剤、
例えばヒドロキノン、p−メトキシフェノール、4−t
−ブチルカテコール、2,6−ジーt−ブチル−p−ク
レゾール等ではゲル化防止効果が不十分であり、また、
事実上満足しうる程度に加えると光感度が低下するとい
う問題があった。
また、キノン、フェノール等の熱重合禁止剤では、酸素
の存在下でのみ効果を示すがゆえに、特に密閉貯蔵する
場合には、空気との接触が不十分となシ重合防止効果が
得られないとbう問題もあった。
(問題点を解決するための手段) 本発明者らは、このような事情に鑑み、十分な貯蔵安定
性を有する耐熱性感光性組成物を提供すべく鋭意研究を
重ねた結果、必須成分として、特定の構造を有する重合
体、及びN−ニトロソ−N−アリールヒドロキシルアミ
ンアンモ冊ウつ塩ヲ含有してなる組成物がその目的に適
合しうろことを見い出し、この知見に基づいて本発明全
完成するに至った。
すなわち、本発明は、(イ)一般式(I)〔式中、Xは
(2+n)価の炭素環式基又は複素環式基、Yは(2十
m )価の炭素環式基又はを有するアルコキシ基又は塩
を含む基、Wは熱処理により−COR*のカルボニル基
と反応して環を形成しうる基、nはl又は2、mは0.
1又は2であり、かつ−COR*と2は互いにオルト位
又はベリ位の関係にある。〕 で表される繰り返し単位を有する重合体、及び(ロ)一
般式(X) 〔式中、Arはフェニル基又はナフチル基を示す〕で表
されるN−ニトロソ−N−アリールヒドロキシルアミン
アンモニウム塩よりなる感光性組成物に関するものであ
る。
一般式(I)で示される重合体についてさらに詳しく述
べると、式中のXは3または4価の炭素環式基または複
素環式基であって、このよりなXとしては、例えば、ベ
ンゼン環や、ナフタレン環、アントラセン環などの縮合
多環芳香環、ピリジン、チオフェンなどの複素環式基、
および一般式(L)X2はCH3またはCF3である。
〕 で示される基などが挙げられる。これらの中で炭素数6
〜14の芳香族炭化水素基や、X工が+CH,す6F3 または−〇−である一般式(■□)で示される基が好F
3 ましく、さらに式 %式%) で示されるものが好ましい。
前記−能代(I)におけるYは2.3または4価の炭素
環式基または複素環式基であって、このようなものとし
ては、例えば、ナフタレン、アントラセンなどに由来す
る炭素数10〜18の2価の芳香族炭化水素環、ピリジ
ン、イミダゾールなどに由来する複素環式基および式 (II、)          (1,)(III6)
         (■r)(■8) 〔式中)Y□はH,CH3、(CH,)2CB、OCH
,、C0OH、ハロゲン原子または5O3HXY2は+
CH2−)  (ただし、pは0または1である)、一
5O2−1 CH,CH。
OCR,、ハロゲン原子、C0OH,5O3HまたはN
o、、Y、およびY6はHSCN、  ハロゲン原子、
CH3、OCH,,5o3HまたはOHテある。〕で示
される基などが挙げられる。これらの中で炭素数lO〜
14の2価の芳香族炭化水素環や、Y2O −5O2−1−〇−または−S−で、かつY3およびY
4がともに水素原子である式(■、)で示される基が好
ましく、さらに式 で示される基が好ましい。
前記一般式(I)におけるWは、熱処理によシーCOR
*のカルボニル基と反応して環を形成しうる基であって
、このようなものとしては、特に−C−NH,が好適で
ある。また、nとしては2が好ましい。
さらに、前記一般式(I)におけるR*は炭素−炭素二
重結合を有するアルコキシ基または塩を含む基であって
、このようなものとしては、例えば、OR’ −0−R“−CH= CHz            
   (IIIs )OR’ R’        OR’ 〔式中、R′は水素原子またはメチル基、R“は炭素数
1ないし3のアルキレン基、nは1または2〕などが挙
げられる。
(■1)の例としては、 一〇−CH,−0−C−CH=CH。
 CH3 一〇−CH,−CH,−0−C−CH=CH2(■2)
の例としては、 (■3)の例としては、 (■4)の例としては、 OHOCR。
(■5)の例としては、 −0−CH2−CH=CH2 −0−CH,−OH,−0H=CH2 (■6)の例としては CH3 −0−CH,−CH2−NH−C−CH=CH。
(■ンの例としては、 )I      OC:E(。
CH30CH3 などが挙げられる。
これらのうち、光感度、および保存安定性等から 0CR3CH,0 0HOCR。
−0−CH2−CH2−NH−C−CH=CH2などが
好ましい。
本発明に用いられる重合体は、−能代 %式%() で示される化合物と、一般式 Z2−Y−Z、           (M)で示され
る化合物とを重縮合または重付加することKより得られ
る。前記一般式(V)におけるzlの例としては、−C
OOH(Vり、−COC1(V2)、−NGO(V3)
、−MHz (V4)、−0H(Vs)  があり、そ
れぞれに対応する一般式(V)の略号ヲ()内に示す。
また、一般式(W)におけ;bZz(1)例、!: L
、”?[、−COCl (Vh)、−COOH(V[2
)、−NCO(Vs)、−MHz (L)  カあり、
それぞれに対応する一般式(■)の略号を()内に示す
なお、X、R,YおよびWは前記と同じ意味をもつ0 前記の一般式(V)で示される化合物と一般式(■)で
示される化合物との重縮合または重付加反応により、2
□と22とが反応して結合鎖2が形成する。この際の2
1と22との好ましい組み合わせ、生成するzly)穏
類および得られた重合体を加熱処理したときに生成する
環構造名をまとめて第1表に示す。
第  1  表 〔却*1 環構造 工M:イミ ド環 QD:キナゾリンジオン環 ODニオキサジンジオン環 なお、第1表における番号lおよび2の組み合わせで、
WがCONH2の場合は、加熱処理によりイソインドロ
キナゾリンジオン環が形成され、この構造のものは特に
高い耐熱性を示すので好ましい。
また、式(I)の重合体は、次に示す方法によっても製
造することができる。すなわち、−能代%式%() (式中のXは前記と同じ意味をもつ)゛で示される化合
物を前記一般式(■、)または(■4)で示される化合
物と反応させて得られた生成物のカルボキシル基を、−
能代 %式% (式中のRは炭素−炭素二重結合を有する基)で示され
るエポキシ化合物、または、例えば−能代 %式% (式中のRは前記と同じ意味をもつ) で示されるアミン化合物、または−能代(式中のRは前
記と同じ意味をもつ) で示される四級アンモニウム塩と反応させることにより
、該重合体が得られる。
なお、これらの反応は、例えば、特開昭56−3252
4号公報、特開昭60−194444号公報に記載され
ている。
前記の一般式(Vl)で示される化合物は、例えば−能
代(■6)で示される酸無水物をR*Hで表わされるア
ルコール(R*は前記と同じ意味金もつ)で開環させて
得られる。核酸無水物(■6)としては、例えば、無水
ピロメリット酸、3.3’、4.4’−ベンゾフェノン
テトラカルボン酸二無水物、3.3’、4.4’−ジフ
ェニルエーテルナト2カルボン酸二無水物、3.3’、
4.4’−ジフェニルテトラカルボン酸二無水物、3.
3’、4.4’ −’)フェニルスルホンテトラカルボ
ン酸二無水物、2,3,6.7 −す7タレンテトラカ
ルボン酸無水物、チオフェン−2,3,4,5−テトラ
カルボン酸無水物、2,2−ビス(3,4−ビスカルボ
キシフェニル)プロパン無水物などが挙げられ、アルコ
ールR”Hとしては、2−ヒドロキシエチルメタクリレ
ート、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロ
キシプロピルメタクリレート、2−ヒドロキシエチルア
クリレート、アリアルコールおよびエチレングリコール
モノアリルエーテル等が挙げられる。
これらの酸無水物(Vs) ’にアルコールR*Hと反
応させるに際して、ピリジン、ジメチルアミノピリジン
等を添加することによシ反応が加速される。
前記の第1表における番号1および20組合わせは好ま
しい実施態様の1例であり、この組合わせで用いられる
一般式(L)で示されるジアミンとしては、例えば4,
4′−ジアミノジフェニルエーテル、4.4’−ジアミ
ノビフェニル、2,4−ジアミノトルエン、4,4′−
ジアミノベンゾフェノン、4.4’−ジアミノジフェニ
ルスルホン、−フェニルインダンジアミン、4.4’−
ジアミノジフェニルメタン、p−フェニレンジアミン、
m−フェニレンジアミシ、1,5−ジアミノナフタレン
、3.3’−ジメトキシ−4,4′−ジアミノビフェニ
ル、3.3′−ジメチル−4,4’−ジアミノビフェニ
ル、o−トルイジンスルホン、2,2−ビス(4−アミ
ノフェノキシフェニル)プロパン、ビス(4−アミノフ
ェノキシフェニル)スルホン、ビス(4−アミノフェノ
キシフェニル)スルフィド、l、4−ビス(4−アミノ
フェノキシ)ベンゼン、1,3−ビス(4−アミノフェ
ノキシ)ベンゼン、3.4’−ジアミノジフェニルエー
テル、9,9−ビス(4−アミノフェニル)アントラセ
ン−(10)、9,9−ビス〔4−アミノフェニル)フ
ルオレン、3.3′−ジアミノジフェニルスルホン、4
.4′−ジー(3−アミノフェノキシ)ジフェニルスル
ホン、4.4’−ジアミノベンズアニリド、3.4’−
ジアミノジフェニルエーテル、4.4’−(1,3−フ
ェニレンビス(1−メチルエチリデン)〕、4.4’−
(1,4−フェニレンビス(1−メチルエチリデン)〕
、4.4’−(m−フェニレンジイソプロピリデン)ビ
ス(m−)ルイジン)、4.4’−(p −7xニレン
ジイソプロビリデン)ビス(m−)ルイジン)などが挙
げられる。
この組合わせのうち、−能代(vo)で示される化合物
と一般式(■4)で示される化合物との反応は、カルボ
ジイミド型脱水縮合剤、例えば、ジシクロへキシルカル
ボジイミド等を用いて行なうことができる。
また、前記−能代(■2)で示される化合物は、−能代
(■□)で示される半エステルに塩化チオニルや五塩化
リンなどを反応させることにより得ることができ、これ
はそのまま(■4)で示される化合物と反応できる。
これらの反応の方法については、例えば特開昭61−7
2022号公報、特公昭55−41422号公報、特開
昭61−118423号公報等に詳しく記載されている
また、本発明における感光性ポリイミド前躯体としては
、特開昭60−198537号公報、特開昭59−31
948号公報、特開昭57−179242号公報、特公
昭55−41422号公報、特開昭60−228537
号公報、特開昭58−49748号公報、特開昭54−
145794号公報、特開昭59−212832号公報
、特開昭53−127723号公報、特開昭56−24
343号公報、特開昭55−45746号公報などに記
載されている感光性ポリイミド前躯体も含まれる。
また、本発明における感光性ポリイミドとしては、特開
昭59−108031号公報、特開昭59−14521
6号公報、特開昭59−220730号公報、特開昭5
9−232122号公報、特開昭59−219330号
公報、特開昭59−231533号公報などに記載され
ている感光性ポリイミドも含まれる。
また、感光基を持たないポリイミドあるいはポリイミド
前躯体と、感光性のモノマーとの混合物も、組成物全体
としては感光性となり、本発明に含まれる。
本発明において、(ロ)成分として用いる重合禁止剤で
あるN−ニトロソ−N−アリールヒドロキシアミンアン
モニウム塩は、一般式(X)〔式中、Arはフェニル基
又はナフチル基を示す〕で表される。具体的には、例え
ばN−ニトロソ−N−フェニルヒドロキシルアンモニウ
ム塩、N−二トロン−N −(1−ナフチル)ヒドロキ
シルアンモニウム塩が挙げられる。これらの化合物は単
独で用いても良いし併用しても良い。前記一般式(X)
で示される化合物を、本発明の感光性組成物に含有させ
る量は、該重合体に対して0.001〜5重量%、好ま
しくは0.01〜1重量%である。
本発明の感光性組成物には、必要に応じて光開始剤、ア
ジド化合物、およびジアゾ化合物を添加することができ
る。
本発明の組成物に用いるアジド化合物としては種々のも
のが選びうる。その具体的な好ましい例としては、1.
4−ベンゼンビススルフォンアジド、4−スk 7 オ
ンアp)”yエニルマレインイミト、4.4′−ジアジ
ドカルコン、1,3−ビス(4−アジドベンザル−)ア
セトン、2,6−ビス(4−アジドベンザル−)シクロ
ヘキサン、2.6−ビス(4−アジドベンザル−)4−
メチルシクロヘキサンなどが挙げられる。
本発明の組成物に用いるジアゾ化合物としては、種々の
ものが選びうる。その具体的な好ましい例トシてハ、4
−シアシーN−エチル−N−β−ヒドロキシエチルアニ
リン、1,2−ナフトキノンジアジド−4−スルフォン
酸、p−ベンゾキノンジアジド−p−ジアゾフェニルア
ミンなどが挙げられる。
本発明の組成物に用いる光開始剤としては種々のものが
選びうる。その具体的な好ましい例としては、ベンゾフ
ェノン、0−ベンゾイル安息香酸メチル、4.4’−ビ
ス(ジメチルアミノ)ベンゾフェノン、4.4’−ビス
(ジエチルアミノ)ベンゾフェノン、4.4’−ジクロ
ロベンゾフェノン、4−ベンソイ#−4’−メfルジフ
ェニルヶトン、ジベンジルケトン、フルオレノン等ベン
ゾフェノン誘導体、2.2’−ジェトキシアセトフェノ
ン、2−ヒドロキシ−2−メチルプロピオフェノン、p
 8−ブチルジクロロアセトフェノン等アセトフェノン
誘導体、l−ヒドロキシシクロへキシルフェニルケトン
、チオキサントン、2−メチルチオキサントン、2−ク
ロロチオキサントン、2−イソプロピルチオキサントン
、ジエチルチオキサントン等チオキサントン誘導体、ベ
ンジル、ベンジルジメチルケタール、ベンジル−β−メ
トキ゛ジエチルアセタール等ベンジル誘導体、ベンゾイ
ン、ベンゾインメチルエーテル、ペンゾインイソブチル
エーチル等ベンゾイン誘導体、アントラキノン、2−t
−ブチルアントラキノン、2−アミルアントラキノン、
β−クロルアントラキノン等アントラキノン誘導体、ア
ントロン、ベンズアンスロン、ジベンゾスペロン、メチ
レンアントロン等アントロン誘導体、1−フェニル−1
,2−フロパンジオン−2−(0−エトキシカルボニル
)オキシム、1−フェニル−1,2−プロパンジオン−
2−(o −ベンゾイルオキシム)、α−ベンゾインオ
キシム等オキシム類、ナフタレンスルホニルクロライド
、キノリンスルホニルクロライド、N−フェニルチオア
クリドン、4.4’−アゾビスイソブチロニトリル、ジ
フェニルジスルフィド、ベンズチアゾールジスルフィド
、トリフェニルホスフィン、カンファーキノ/、四臭化
炭素、トリブロモフェニルスルホン、過酸化ベンゾイル
、およびエオシン、メチレンブルー等光還元性色素とア
スコルビン酸、トリエタノールアミン等の還元剤の組み
合わせ等である。
光開始剤には適当な増感剤を加えることもてきる。増感
剤の例としては、トリエチルアミン、ジェタノールアニ
リン、ミヒラーズケトン、ジメチルアミノ安息香酸イン
アミル、ジエチルアミノ安息香酸エテルのほか、増感性
色素等がある。
これらの光活性物質は、単独または数種類の混合物で用
いられる。感光性組成物としてこれらの開始剤はポリイ
ミドまたはその前躯体に対して0.1〜20チ添加され
る。
本発明の組成物には、必要に応じて炭素−炭素二重結合
を有する化合物を添加することができる。
この炭素−炭素二重結合を有する化合物は添加すること
により光重合反応を容易にするような化合物であって、
このようなものとしては、2−エチルへキシルアクリレ
ート、2−ヒドロキシエチルアクリレート、N−ビニル
−2−ピロリドン、カルピトールアクリレート、テトラ
ヒドロフルフリルアクリレート、インボルニルアクリレ
ート、1.6−ヘキサンジオールジアクリレート、ネオ
ペンチルグリコールジアクリレート、エチレングリコー
ルジアクリレート、ポリエチレングリコールジアクリレ
ート、ペンタエリスリトールジアクリレー)、)IJメ
−F−ロールプロノ、くントリアクリレート、ペンタエ
リスリトールトリアクリレート、ジペンタエリスリトー
ルへキサアクリレート、テトラメチロールメタンテトラ
アクリレート、上記のアクリレートをメタクリレートに
変えたもの、メチレンビスアクリルアミド、N−メチロ
ールアクリルアミド、ジ(アクリルアミノメチル)エー
テル、上記のアクリルアミドをメタクリルアミドに変え
たもの、N−フェニルマレインイミド、ジフェニルメタ
ン−4,4′−ビスマレインイミド、トリメチロールプ
ロパントリアリルエーテル、ペンタエリスリトールトリ
アリルエーテルなどが挙げられ、これらの中で好ましい
ものは、2つ以上の炭素−炭素二重結合を有する化合物
である。
これらの炭素−炭素二重結合を有する化合物はポリイミ
ドまたはその前躯体に対して、必要に応じて50%以下
の範囲で添加することができる。
また、上記の炭素−炭素二重結合を有する化合物として
アリルエーテル系の化合物を用いる場合、およびポリア
ミドとして炭素−炭素二重結合の感応基を持つジカルボ
ン酸より合成されたポリアミドのうち、感応基がアリル
基であるものを用いる場合には、光活性物質としてアジ
ド化合物を組み合わせるか、あるいは光開始剤とポリチ
オール化合物を含む組成物として用いることが好ましい
これらポリチオール化合物は、−能代 %式%) (ただし、”1とR2は「反応性」不飽和炭素−炭素結
合基を含まない有機基であり、nは2以上の整数である
)で示される。ここで「反応性炭素−炭素不飽和結合基
」という語は、適当な条件下でを生じる基金意味する。
本発明に適切なポリチオール化合物の例には、チオグリ
コール酸([8−CH2C00H)、α−メルカプトプ
ロピオン酸(H8−CH(CH,) −COOH)’お
よびβ−メルカプトプロピオン酸(MS−CH2CH2
COOH)とグリコール、トリオール、テトラオール、
ベンチオール、ヘキサオール等のようなポリヒドロキシ
化合物とのエステルが含まれるが、それらに限定される
わけではない。適切なポリチオールの特定の例には、エ
チレングリコールジチオグリコレート、エチレングリコ
ールジ(3−メルカプトプロピオネート)、トリメチロ
ールプロパントリチオグリコレート、トリメチロールプ
ロパントリ(3−メルカプトプロピオレート)、ペンタ
エリスリトールテトラチオグリコレート、ペンタエリス
リトールテトラ(3−メルカプトプロピオネート)、ト
リメチロールエタントリチオグリコレート、トリメチロ
ールエタントリ(3−メルカプトプロピオネート、ジペ
ンタエリスリトールヘキサ(3−メルカプトプロピオネ
ート)等が挙げられるが、これらに限定されるものでは
ない。
これらのポリチオール化合物は、ポリイミドまたはその
前躯体に対して、必要に応じて0〜30多添加される。
さらに、本発明組成物にメルカプタン化合物を添加する
ことにより、光感度をさらに向上させることができる。
メルカプタン化合物の例としては、例えば2−メルカプ
トベンズイミダゾール、2−メルカプトベンゾチアゾー
ル、1−フェニル−5−メルカプト−IH−テトラゾー
ル、2−メルカプトチアゾリン、2−メルカプト−4−
フェニルチアゾール、2−アミノ−5−メルカプト−1
,3゜4−チアジアゾール、2−メルカプトイミダゾー
ル、2−メルカプト−5−メチル−1,3,4−チアジ
アゾール、5−メルカプト−1−メチル−IH−テトラ
ゾール、2,4.6−)ジメルカプト−8−トリアジン
、2−ジブチルアミノ−4,6−ジメルカプト−S −
)リアジン、2,5−ジメルカプト−1,3,4−チア
ジアゾール、5−メルカプト−1,3゜4−チアジアゾ
ール、1−エチル−5−メルカプ) −1,2,3,4
−テトラゾール、2−メルカプト−□6−ニトロチアゾ
ール、2−メルカプトベンゾオキサゾール、4−フェニ
ル−2−メルカプトチアゾール、メルカプトピリジン、
2−メルカプトキノリン、1−メチル−2−メルカプト
イミダゾール、2−メルカプト−β−ナフトチアゾール
などが挙げられる。
また、本発明の重合禁止剤であるN−ニトロソ−N−ア
リールヒドロキシルアミンアンモニウム塩は、特公昭4
3−26869号公報、特公昭45−25231号公報
に開示されている感光性ドライフィルムレジストや特公
昭43−19125号公報、特公昭45−3915号公
報、特公昭45−23165号公報、特公昭45−25
224号公報、特公昭45−25829号公報に開示さ
れている不飽和ポリエステル系の感光性樹脂の貯蔵安定
性を改良する目的にも利用できる。
以下に本発明の組成物の使用法を述べる。
本発明の組成物は、該組成物中のすべての成分を溶解し
うる溶媒に溶解して所定の基体上に塗布する。
この際、基体との密着性を高めるために、例えハ、トリ
エトキシビニルシラン、トリメトキシビニルシラン、3
−グリドキシプロピルトリメトキシシラン、3−アミノ
プロピルトリエトキシシラン、3−アミノプロピルジメ
トキシメチルシラン、3−(2−アミノエチルアミノプ
ロビルントリメトキシシラン、3−メタクリロキシグロ
ビルジメトキシメチルシランなどのシランカップリング
剤を添加するか、基板にプレコートすることが望ましい
前記溶媒としては極性溶媒が好ましく、例えばジメチル
ホルムアミド、N−メチルピロリドン、ジメチルアセト
アミド、ジグライム、酢酸イソブチル、シクロペンタノ
ンなど沸点が高すぎないものが望ましい。さらに、アル
コール、芳香族炭化水素、エーテル、ケトン、エステル
などの溶媒を成分を析出させない範囲で加えることもで
きる。
基体上に塗布する方法としては、前記のようにして得ら
れた溶液を、フィルターで濾過した後、スピンコーター
、バーコーター、ブレードコーター、スクリーン印刷法
などで基体に塗布する方法、基体を該溶液に浸漬する方
法、該溶液を基体に噴霧する方法など種々の方法を用い
るこ蓄ができる。
基体としては、金属、ガラス、シリコン半導体、金属酸
化物絶縁体、り化ケイ素膜、ポリエステルフィルム、ガ
ラスエポキシ板など種々の材料を選ぶことができる。
次に、このようにして得られた塗me風乾、加熱乾燥、
真空乾燥などを組み合わせて乾燥したのち、露光を行な
う。この際、用いる活性光線としては、例えば、紫外線
、X線、電子線などが挙げられ、これらの中で紫外線が
好ましく、その光源としては、例えば、低圧水銀灯、高
圧水銀灯、超高圧水銀灯、ハロゲンランプ、殺菌灯など
が挙げられる。これらの光源の中で超高圧水銀灯が好適
である。また、露光は窒素雰囲気下で行なうことが好ま
しい。この露光の際に、フォトマスクを用いる、縮小投
影装置を用いる、などの公知のプロセス管用いて、必要
とするパターンに従って露光を行なう。
このようにして露光したのち、未照射部を除去すべく、
浸漬法やスプレー法など金円いて現象を行なう。この除
用いる現象液としては、未露光膜を適尚な時間内に完全
に溶解除去しうるようなものが好ましく、例えば、N−
メチルピロリドン、N−アセチル−2−ピロリドン、N
、N−ジメチルホルムアミド、N、N−ジメチルアセト
アミド、ジメチルスルホキシド、ヘキサメチルホスホリ
ックトリアミド、N−ベンジル−2−ピロリドン、r−
プチロラクトンなどの非プロトン性極性溶媒を単独で用
いてもよいし、あるいはこれらに第2成分として、例え
ば、エタノール、イソプロパツールなどのアルコール、
ヘキサン、シクロヘキサンなどの脂肪族炭化水素、トル
エン、キシレンなどの芳香族炭化水素化合物、メチルエ
チルケトン、メチルイソブチルケトンなどのケト/、酢
酸エチル、プロピオン酸メチルなどのエステル、テトラ
ヒドロフラン、ジオキサンのようなエーテルなどの溶媒
を混合して用いてもよい。さらに、現像直後に前記第2
成分として示したような溶媒でリンスすることが好まし
い。
このようにして得られた画像を、通常200°Cないし
400℃に加熱して揮発成分F除き、あるいは化学構造
を変換してポリイミドのパターンを得る。このパターン
は絶縁膜、保護膜、レジスト材料等の多くの用途に用い
うる有用なものである。
(発明の効果) 本発明の感光性組成物は、従来の組成物に比べ多くの利
点を有している。この利点としては、N−ニトロソ−N
−了り−ルヒドロキシルアミンアンモニウム塩を含む該
組成物は、その貯蔵安定性において大幅に向上した。例
えば、従来の感光性組成物は、この貯蔵安定性において
問題があり、長期保存が困難であった。それに対し、本
発明の感光性組成物は、常温で数カ月放置してもその性
能においては何ら変化せず、40℃加速試験でも従来の
キノン、フェノール類熱重合禁止剤が1日でゲル化する
のに対し、30日以上の安定性を有する。また、本発明
の組成物においては、光硬化に際し必要な照射時間はN
−ニトロソ−N−アリールヒドロキシルアミンアンモニ
ウム塩を加えない場合と何ら変化はない。
考にポリアミド酸側鎖に共有結合を介して、二重結合等
の活性官能基を含む組成物は、高濃度の溶液調製が可能
ゆえに、スピンコーティングで厚膜の塗Mを形成できる
という特g、を有するが、高濃度になると加速度的にゲ
ル化しやすくなるが、本発明の効果は、この場合特に発
揮されるものでおる。
(実施例) 次に、実施例により本発明を更に詳細に説明するが、本
発明はこれらの例によって何ら限定されるものではない
参考例1 第2表に示す原料を用いて感光性ポリイミド前躯体を合
成した。
以下余白 実施例1〜2及び比較例1 重合体としてP−1109に対し、モノマーとしてテト
ラエチレングリコールジアクリレート0.6r、増感剤
として1,3−ジフェニル−プロパントリオン−2−(
o−エトキシカルボニル)オキシム0.3j’、1−フ
ェニル−5−メルカフトIH−テトラゾール0.2F、
ジェタノールアニリン0.2 F 、重合禁止剤として
N−ニトロン−N−フェニルヒドロキシルアミンアンモ
ニウム塩(実施例1)、N−ニトロソ−N−(1−ナフ
チル〕ヒドロキシルアミンアンモニウム塩(実施例2)
をそれぞれ0.012添加、または添加しないもの(比
較例1)をN−メチル−2−ピロリドン152に溶かし
均一な溶液とし、これら各溶液の室温における貯蔵安定
性試験を行った。試験結果を第3表に示す。
以下余白 第  3  表 *5 重合体に対する重合禁止剤の添加量実施例3〜4
及び比較例2〜5 重合体としてP−11ofに対し、モノマーとしてテト
ラエチレングリコールジアクリレートo−61、増感剤
として1.3−ジフェニル−プロパントリオン−2−(
o−エトキシカルボニル)オキシムo、3y、i−フェ
ニル−5−メルカプトIH−テトラゾール0.25’、
ジェタノールアニリン0.2r、重合禁止剤としてN−
ニトロシーN−フェニルヒドロキシルアミンアンモニウ
ム!(芙m例3)、N−ニトロン−N−(1−ナフチル
)ヒドロキシルアミンアンモニウム塩(実施例4)をそ
れぞれ0.01f添加、もしくは4−t−ブチルカテコ
ール(比較例2)、ヒドロキノン(比較例3)、2,6
−ジーt−ブチル−p−クレゾール(比較例4)をそれ
ぞれ0.01f添加したもの、あるいは添加していない
もの(比較例5)=iN−メチルー2−ピロリドン15
Fに溶かし均一な溶液として40℃室内に静置し、促進
貯蔵試験を行った。試験結果を第4表に示す。
以下余白 第  4  表 *6 重合体に対する重合禁止剤の添加量*7 促進貯
蔵試験(40℃)のゲル化日数特許出願人 旭化成工業
株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (イ)一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、Xは(2+n)価の炭素環式基又は複素環式基
    、Yは(2+m)価の炭素環式基又は複素環式基、Zは
    ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼ 又は▲数式、化学式、表等があります▼、R^*は炭素
    −炭素二重結合を有するアルコキシ基又は塩を含む基、
    Wは熱処理により−COR^*のカルボニル基と反応し
    て環を形成しうる基、nは1又は2、mは0、1又は2
    であり、かつCOR^*とZは互いにオルト位又はペリ
    位の関係にある。〕 で表される繰り返し単位を有する重合体、及び (ロ)一般式(X) ▲数式、化学式、表等があります▼(X) 〔式中、Arはフェニル基又はナフチル基を示す〕で表
    されるN−ニトロソ−N−アリールヒドロキシルアミン
    アンモニウム塩よりなる新規な感光性組成物
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001521046A (ja) * 1997-10-29 2001-11-06 ビーエーエスエフ アクチェンゲゼルシャフト ラジカル重合の即時停止法およびその装置、防止剤溶液、および該装置を備える船

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001521046A (ja) * 1997-10-29 2001-11-06 ビーエーエスエフ アクチェンゲゼルシャフト ラジカル重合の即時停止法およびその装置、防止剤溶液、および該装置を備える船

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