JP4154530B2 - 間仕切及びパネル要素の取付構造 - Google Patents

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Description

本発明は、板状のパネル要素を支柱を有する間仕切構造体の前面側又は後面側の少なくとも一方に取付可能な間仕切、及び支柱を有する間仕切構造体の少なくとも1面に板状のパネル要素を取り付ける際のパネル要素の取付構造に関する。
従来より、ガラス板等により構成されるパネルを支柱に支持させて形成される間仕切において、上下方向に複数分割されて個々のパネルが着脱できるように構成されるものが考えられてきている。このようなパネルの取付構造において、上下のパネルの間に横架材を介在させ、その横架材の下端部を下段側に位置するパネルの上縁部に係わり合わせるとともに、当該横架材の上端部に上段側に位置するパネルの下縁部を係わり合わせて、パネル同士を積み上げるようにしているものが考えられてきている。(例えば、特許文献1を参照。)
特開2003−147887号公報
ところで、このようなパネルに用いられるガラス板等の高さ寸法は所定の規格に対応して一定であることが多く、このことを利用して横架材を所定ピッチで取り付けるようにするとともに、後からガラス板等を取り付けるようにして施工を容易にする要望が存在する。
しかし、上述した特許文献1の構成では、横架材がガラスの縁部を保護する枠材としての機能を兼ねていて、パネルを取り付ける際に、あくまで下段側のパネル、横架材、上段側のパネルの順に取り付ける必要がある。すなわち、上述した特許文献1の構成では、横架材を先に支柱に取り付ける態様を採用できず、このような要望に対応することが困難である。
本発明は、上記問題を解決すべく、パネルの取付がより容易な構造を有する間仕切を提供するものである。
すなわち本発明に係る間仕切は、起立して複数設けられる支柱及び前記支柱間に横架して設けられる横架材を少なくとも有する間仕切構造体と、前記間仕切構造体の前面側又は後面側の少なくとも一方に取り付けられ、前記支柱に側端縁部を、前記横架材に上端縁及び下端縁をそれぞれ支持される板状のパネル要素とを具備するものであって、前記横架材が、前記支柱に取り付けられる横架材本体と、前記横架材本体を上方から被覆する形状をなし前記パネル要素を上下両側に保持可能なパネル要素保持部材とを別体に有することを特徴とする。
このようなものであれば、前記横架材本体を先に支柱に取り付けておき、前記パネル要素の取り付けの際に該パネル要素及び前記横架材本体を上方から被覆するように前記パネル要素保持部材を取り付ける態様を採用できるので、予め隣接する横架材本体間の距離を設定しておけば、この距離に対応する高さ寸法のパネル要素とこのパネル要素を保持可能な前記パネル要素保持部材とを交互に積み重ねて取り付ける態様を採用できるので、前記パネル要素の取付作業を容易に行うことができるようになる。また、横架材本体の取付作業と前記パネル要素の取付作業とを別々に行うことができるようになり、これらの施工業者が別々である場合であってもこのような間仕切の設置を容易に行うことができるようになる。
特に、前記パネル要素保持部材が、間仕切構造体の前後両面に前記パネル要素を保持可能であれば、パネル要素を互いにその厚さ方向に重合させて設けることができるので、このような間仕切に防音効果を与えることができる。
前記支柱の全てが、長手方向の略全域にわたって同一の断面形状を有するとともに、前記支柱の断面形状を点対称に形成しているものであれば、この支柱を鉛直軸周りに180度回転しても平面形状が同一であるので、パネル要素の一側端縁を先に前記パネル要素保持部に保持させ、次いで他側端縁を前記パネル要素保持部に保持させる態様において、支柱を間違えて左右逆に取り付けてしまうことに伴い一方のパネル要素の左右の空間が少なくなりすぎパネル要素の取り付けが困難になる不具合の発生を予防できる。
パネル要素の一側端縁を先に前記パネル要素保持部に保持させ、次いで他側端縁を前記パネル要素保持部に保持させる態様を実現するための具体的な態様として、前記支柱の前面側及び後面側の左右両側に、前記パネル要素の側端縁部を保持可能なパネル要素保持部を有するとともに、左右いずれか一方のパネル要素保持部に前記パネル要素の一側端縁を一杯に差し込んだ状態で前記パネル要素保持部に対向する支柱のパネル要素保持部とパネル要素の他側端縁との間に空間が形成されるものが挙げられる。
また、前記横架材を、高さ方向に所定の間隔で離間させて複数設けているものであれば、前記パネル要素の高さ寸法を前記横架材の間隔に対応させることにより、このような間仕切の製造及び施工を規格化できるようになる。
さらに、間仕切以外の場合であっても、起立して複数設けられる支柱及び前記支柱間に横架して設けられる横架材を少なくとも有する間仕切構造体に、前記支柱に側端縁部を、前記横架材に上端縁及び下端縁をそれぞれ支持される板状のパネル要素を取り付けるものであって、前記横架材が、前記支柱に取り付けられる横架材本体と、前記横架材本体を上方から被覆する形状をなし前記パネル要素を上下両側に保持可能なパネル要素保持部材とを別体に有することを特徴とするパネル要素の取付構造を採用すれば、同様に上述したうちの主要な効果が得られる。
なお、本発明において、「板状をなすパネル要素」とは、板状をなしてこのパネル要素が設けられる空間を区画する機能を有するもの全般を含む。
本発明に係る間仕切及びパネル要素の取付構造のうち1つによれば、前記横架材が、前記支柱に取り付けられる横架材本体と、前記横架材本体を上方から被覆する形状をなし、両側にパネル要素を保持可能なパネル要素保持部材とを別体に有するので、前記横架材本体を先に支柱に取り付けておき、パネル要素の取り付けの際に該パネル要素及び前記横架材本体を被覆するように前記パネル要素保持部材を取り付ける態様を採用できる。従って、予め隣接する本体間の距離を設定しておけば、この距離に対応する高さ寸法のパネル要素とこのパネル要素を保持可能な前記パネル要素保持部材とを交互に積み重ねて取り付ける態様を採用できるので、前記パネル要素の取付作業を容易に行うことができるようになる。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。
本実施形態に係る間仕切は、この間仕切Aを配置すべき屋内空間(例えばオフィス空間など)の天井Cに取り付ける天井レール1、前記屋内空間の床Fに取り付ける巾木2、前記天井レール1と前記巾木2との間に起立して取り付けられる複数の支柱3、及びこれら複数の支柱3に対して横架させた複数の横架材4とを備える間仕切構造体Mと、前記間仕切構造体Mの前面側及び後面側にそれぞれ支持されるパネル要素たるガラス板5とを有する。
以下、具体的に各部について説明すると、天井レール1は、平面視略矩形状の頂壁11とこの頂壁11の両側縁から略垂下する垂下壁12とを備えた長手方向に沿って各部等断面の下向きコ字型形状をなすものであって、アルミ押出材等を所定の長さ寸法に切断して形成してなる。
巾木2は、平面視略矩形状の底壁21とこの底壁21の両側縁から略起立する起立壁22とを備えた長手方向に沿って各部等断面の下向きコ字型形状をなすものであって、アルミ押出材等を所定の長さ寸法に切断して形成してなる。
支柱3は、床F−天井C間の寸法よりも若干短い寸法を有するとともに、長手方向に沿って各部等断面形状をなすものであって、アルミ押出材等を所定の長さ寸法に切断して形成してなる。具体的には、断面視矩形状をなす支柱本体31と、この支柱本体31の前面の幅方向中心から所定距離変位した位置から前方に起立させて設けた第1起立壁321と、この第1起立壁321から前記支柱本体に対向させて設けた第1対向壁322と、前記支柱本体31の後面の幅方向中心から所定距離変位した位置から後方に起立させて設けた第2起立壁331と、この第2起立壁331から前記支柱本体に対向させて設けた第2対向壁332とを有する。前記第1起立壁321と、前記第2起立壁331とは、前記支柱本体の後面の幅方向中心からそれぞれ反対側に変位させて設けている。すなわち、この支柱3の断面形状を点対称に形成している。そして、前記支柱本体31と前記第1対向壁322との間、及び前記支柱本体31と前記第2対向壁332との間に、ガラス板5を保持可能に構成している。すなわち、前記支柱本体31、前記第1起立壁321、及び前記第1対向壁322によりこの支柱3の前面側の左右両側に開口しガラス板5を保持可能な透明板保持部たる第1ガラス板保持部32を形成しているとともに、前記支柱本体31、前記第2起立壁331、及び前記第2対向壁332によりこの支柱3の後面側の左右両側に開口しガラス板を保持可能な透明板保持部たる第2ガラス板保持部33を形成している。なお、前記第1ガラス板保持部32及び前記第2ガラス板保持部33の開口幅は、いずれもガラス板5の厚みよりも少し大きくしている。そして、前記ガラス板5と前記支柱本体31との間の空間に第1のビード51、前記ガラス板5と前記第1対向壁322又は前記第2対向壁332との間の空間に第2のビード52を挿入してガラス板5をこの支柱3に固定するようにしている。加えて、前記天井レール1及び巾木2に対応する箇所にはそれぞれ切り込み3a、3bを形成していて、前記天井レール1及び巾木2を該切り込み3a、3bにそれぞれ収納するようにしている。なお、この支柱3は、本実施形態では巾木2に取り付けるようにしているが、床Fから直接起立させて取り付けるようにしてもよい。また、本実施形態では、ガラス板5の巾寸法を、互いに隣接する支柱3の互いに対向する側端縁間の距離よりは大きく、互いに対向する前記第1ガラス板保持部32内部の前記第1起立壁321間の距離よりは小さくし、ガラス板5の一側端縁を互いに対向する前記第1ガラス板保持部32の開口のうち開口深さが深い方に一杯に挿入した際に、ガラス板5の他側端縁が他方の前記第1ガラス板保持部32の開口の外側に位置するようにしている。すなわち、ガラス板5の一側端縁を一方の支柱3の前記第1ガラス板保持部32に挿入してからガラス板5の他側端縁を他方の支柱3の前記第1ガラス板保持部32に挿入する取り付け方法を可能にしている。
しかして本実施形態では、前記横架材4は、ガラス板5の上端縁又は下端縁を保持可能であり、前記支柱3に取り付けられる横架材本体41と、前記横架材本体41を被覆する形状をなし、両側にガラス板5を保持可能な透明板保持部材たるガラス保持枠42とを別体に有する。
具体的には、前記横架材本体41は、上方に開口するチャネル状をなすとともに、長手方向に沿って各部等断面形状をなすものであって、アルミ押出材等を所定の長さ寸法に切断して形成してなるとともに、本実施形態では高さ方向に所定の間隔で離間させて複数設けている。さらに詳述すると、この横架材本体41は、平面視略矩形状の底板411と、前記底板411の前後両側端縁からそれぞれ起立して設けられる1対の起立板412と、前記1対の起立板412の高さ方向中央部下寄りの位置から相寄る方向にそれぞれ突出して設けられる下突起413と、前記1対の起立板412の高さ方向中央部で前記下突起413よりも上方の位置から相寄る方向にそれぞれ突出して設けられる上突起414とを少なくとも有する。そして、前記上突起413と下突起414との間に、支柱3に固定された横架材取付具40を挿入し、この横架材取付具40と前記下突起414とをねじ止めして支柱3に固定するようにしている。
一方、前記ガラス保持枠42は、下方に開口するチャネル状をなすとともに、長手方向に沿って各部等断面形状をなすものであって、アルミ押出材等を所定の長さ寸法に切断して形成してなる。さらに詳述すると、このガラス保持枠42は、前記横架材本体41の上面を被覆し、前記横架材本体と略同一の巾寸法を有する平面視略矩形状の被覆板421と、断面視略H字状をなして幅方向に開口するとともに、上下両側にガラス板5をくわえ込むように保持可能なガラス板保持部422と、前記被覆板421及び前記ガラス板保持部422を接続する接続部423とを有する。なお、前記ガラス板保持部422の開口幅は、ガラス板5の厚みよりも少し大きくしている。さらに、このガラス保持枠42の前記被覆板421下方で前後両側のガラス板保持部422により区画される領域に前記横架材本体41を収納可能に構成している。そして、前記ガラス板5と前記ガラス板保持部422の開口との間の空間のうち、ガラス板5の内面側に第3のビード53、ガラス板5の外面側に第4のビード54を挿入して、ガラス板5をこのガラス保持枠42に固定するようにしている。
なお、最上段のガラス板5の上端縁は、支柱3の上端部間に横架して設けられるとともに前記天井レール1に収納される第1上ガラス保持枠71により内側から、また、前記第1上ガラス保持枠71に係合させて取り付けられる第2上ガラス保持枠72により外側から挟み込むようにしている。そして、前後両側のガラス板5の内面と前記第1上ガラス保持枠71との間の空間に第5のビード55、前後両側のガラス板5の外面と前記第2上ガラス保持枠72との間の空間に第6のビード56を挿入して該当するガラス板5を保持するようにしている。
また、最下段のガラス板5の下端縁は、支柱3の下端部間に横架して設けられ、両側にガラス板5を保持可能な下ガラス保持枠6により保持するようにしている。そして、前後両側のガラス板5の内面と前記下ガラス保持枠6との間の空間に第5のビード55、前後両側のガラス板5の外面と前記下ガラス保持枠6との間の空間に第6のビード56を挿入して該当するガラス板5を保持するようにしている。
このような間仕切Aの組み立ては以下のようにして行う。
まず、支柱3を巾木2から起立させて天井レール1に取り付ける。次いで、支柱3間に横架材本体41を取り付ける。さらに、最下段のガラス板5を前記下ガラス保持枠6に取り付けて、このガラス板5に前記ガラス保持枠42をかぶせて取り付ける。その後、このガラス保持枠42に次のガラス板5を取り付け、以下ガラス保持枠42とガラス板5とを下側から順に取り付けていく。そして、最上段のガラス板5は、その上端部を天井レール1に挿入してから下端部をガラス保持枠42に挿入するいわゆるけんどん方式で取り付ける。
このように、本発明に係る間仕切Aは、前記支柱3間に横架して設けられる横架材4が、前記支柱3に取り付けられる横架材本体41と、前記横架材本体41を上方から被覆する形状をなし、上下両側にガラス板5を保持可能なガラス保持枠42とを別体に有するので、上述したように、前記横架材本体41を先に支柱3に取り付けておき、ガラス板5の取り付けの際に該ガラス板5及び前記横架材本体41を被覆するように前記ガラス保持枠42を取り付ける態様を採用できる。従って、予め設定した横架材本体41間の距離に対応する高さ寸法のガラス板5とこのガラス板5を保持可能な前記ガラス保持枠42とを交互に取り付けることにより、横架材本体41の取付作業とガラス5の取付作業とを別々に行うことができるようになる。すなわち、これらの施工業者が別々である場合であってもこのような間仕切Aの設置を容易に行うことができるようになる。
また、前記支柱3の断面形状を点対称に形成しているので、この支柱3を鉛直軸周りに180度回転しても平面形状が同一であり、従って、ガラス板5の一側端縁を先に前記ガラス保持枠42に保持させ、次いで他側端縁を前記ガラス保持枠42に保持させる態様において、支柱3を間違えて左右逆に取り付けてしまうことに伴い一方のガラス板5の左右の空間が少なくなりすぎガラス板5の取り付けが困難になる不具合の発生を予防できる。
さらに、前記横架材4を、高さ方向に所定の間隔で離間させて複数設けているとともに、ガラス板5の高さ寸法を前記横架材4の間隔に対応させているので、このような間仕切Aの製造及び施工を規格化できるようになる。
なお、本発明は以上に述べた実施形態に限られない。
例えば、支柱の左側端縁部ないし右側端縁部に上下方向に延伸する溝等の左右識別手段を設けて支柱の左右両端縁を区別可能にし、左右両側に透明板を保持する透明板保持部のうち一方の透明板を保持する側の開口の開口深さを他方の透明板を保持する側の開口の開口深さよりも深くする態様を採用してもよい。このようなものであっても、支柱に左右識別手段を設けることにより、支柱の左右を間違えて透明板の取り付けが困難になってしまう不具合の発生を抑えることができる。
また、横架材間の間隔は、必ずしも等間隔である必要はなく、横架材を1箇所だけに設けるものであってもよい。
さらに、起立して複数設けられる支柱103及び前記支柱間に横架して取り付けられる横架材104を少なくとも有する間仕切構造体と、該間仕切構造体の前面側又は後面側の少なくとも一方に取り付けられ、前記支柱103に側端縁を、前記横架材に上端縁及び下端縁をそれぞれ支持される透明板たるガラス板5とを有する間仕切において、以下に示すような態様が考えられる。すなわち、要部の横断面図を図9に示すように、横架材104の前面側及び後面側にガラス板5を上下両側に保持可能な透明板保持部たるガラス板保持部を一体に備えるとともに、横架材取付具1040を介して前記横架材104が取り付けられる支柱本体1031と、前記支柱本体103を側方から被覆する形状をなし、左右両側にガラス板5を保持可能な透明板保持部材たるガラス保持枠1032とを別体に有するものとする態様が考えられる。そして、このような構成においては、いわゆるけんどん方式によりガラス板5の上下両端縁を横架材104に保持させ、その後支柱のガラス保持枠1032を支柱本体1031及びガラス板5の側端縁にかぶせるようにして取り付けるようにするとよい。なお、この態様においても、上述した実施形態と略同様に、ガラス板5とガラス保持枠1032との間に形成される空間には第1及び第2のビード51、52を挿入するとともに、ガラス板5と横架材104との間に形成される空間には第3及び第4のビード53、54を挿入して、ガラス板5を支柱103及び横架材104に固定するようにしている。
加えて、パネル要素として、ガラス板でなく、例えばアクリル板等のその他の透明ないし半透明な板材を取り付ける際にこのような取付構造を採用するようにしてもよく、パネル要素として不透明な板材を取り付ける際にこのような取付構造を採用するようにしてももちろんよい。また、パネル要素を間仕切構造体の片側にのみ取り付ける態様を採用してももちろんよい。
そして、間仕切だけでなく、例えばショーケースの前面に板状のパネル要素たる透明板を取り付ける際や、デスクトップパネルに板状のパネル要素を取り付ける際にこのようなパネル要素の取付構造を採用してもよい。
その他、本発明の趣旨を損ねない範囲で種々に変形してよい。
本発明の一実施形態に係る間仕切を示す全体斜視図。 同実施形態に係る間仕切を示す分解斜視図。 図1におけるa−a断面の高さ方向中央部を示す図。 図1におけるa−a断面の上端部を示す図。 図1におけるa−a断面の下端部を示す図。 図1におけるb−b断面の要部を示す図。 同実施形態に係る間仕切に用いられる横架材本体を示す図。 同実施形態に係る間仕切に用いられるガラス保持枠を示す図。 本発明の他の実施形態に係る間仕切の要部を示す横断面図。
符号の説明
A…間仕切
M…間仕切構造体
3、103…支柱
32…第1ガラス板保持部(透明板保持部)
33…第2ガラス板保持部(透明板保持部)
1031…支柱本体
1032…ガラス保持枠(横架材支持部材)
4…横架材
41…横架材本体
42…ガラス保持枠(横架材支持部材)
5…ガラス板(パネル要素)

Claims (6)

  1. 起立して複数設けられる支柱及び前記支柱間に横架して設けられる横架材を少なくとも有する間仕切構造体と、前記間仕切構造体の前面側又は後面側の少なくとも一方に取り付けられ、前記支柱に側端縁部を、前記横架材に上端縁及び下端縁をそれぞれ支持される板状のパネル要素とを具備するものであって、前記横架材が、前記支柱に取り付けられる横架材本体と、前記横架材本体を上方から被覆する形状をなし前記パネル要素を上下両側に保持可能なパネル要素保持部材とを別体に有することを特徴とする間仕切。
  2. 前記パネル要素保持部材が、間仕切構造体の前後両面に前記パネル要素を保持可能であることを特徴とする請求項1記載の間仕切。
  3. 前記支柱の全てが、長手方向の略全域にわたって同一の断面形状を有するとともに、前記支柱の断面形状を点対称に形成していることを特徴とする請求項1又は2記載の間仕切。
  4. 前記支柱の前面側及び後面側の左右両側に、前記パネル要素の側端縁部を保持可能なパネル要素保持部を有するとともに、左右いずれか一方のパネル要素保持部に前記パネル要素の一側端縁を一杯に差し込んだ状態で前記パネル要素保持部に対向する支柱のパネル要素保持部とパネル要素の他側端縁との間に空間が形成されることを特徴とする請求項3記載の間仕切。
  5. 前記横架材を、高さ方向に所定の間隔で離間させて複数設けていることを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の間仕切。
  6. 起立して複数設けられる支柱及び前記支柱間に横架して設けられる横架材を少なくとも有する間仕切構造体に、前記支柱に側端縁部を、前記横架材に上端縁及び下端縁をそれぞれ支持される板状のパネル要素を取り付けるものであって、前記横架材が、前記支柱に取り付けられる横架材本体と、前記横架材本体を上方から被覆する形状をなし前記パネル要素を上下両側に保持可能なパネル要素保持部材とを別体に有することを特徴とするパネル要素の取付構造。
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