JP4805898B2 - 二重床システム - Google Patents

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本発明は、オフィスのレイアウト変更やテナントの入れ替わりに対応して間仕切壁を基礎床から立設できる二重床システムに関する。
基礎床上に基本床パネルを敷設して構築される二重床システムでは、オフィスのレイアウト変更やテナントの入れ替わりに対応して間仕切壁を新設、移設又は撤去する場合、間仕切壁の簡単な新設、移設又は撤去を図るため、基本床パネル上に間仕切壁を設置している。このため、基本床パネル下方の床下空間は、間仕切壁により区画されず、間仕切壁に関係なく繋がってしまい、基礎床パネル上に間仕切壁を設置した従来の二重床システムは、防音性や防犯性の面で劣るとされている。
そこで、基本床パネルを一列抜き取り、間仕切壁を基礎床から立設することもあるが、間仕切壁の厚みが通常100mm〜200mmであるのに対し、基本床パネルは例えば500mm角の正方形であるから、間仕切壁に隣り合う基本床パネルとの間に150mm〜200mmの隙間が発生する。このため、例えば特許文献1は、取り除いた基本床パネルを切断して際用床パネル(ボーダーパネル6)とし、間仕切壁(壁10)に沿って設置した際用支柱(ボルト支柱3)に前記際用床パネルを載せて隙間を塞ぎ、最後にカーペット等の表面仕上げ材を際用床パネルに貼り付けている(特許文献1第3頁〜第5頁及び図3参照)。
また、特許文献2は取り除いた基本床パネルを用いるのではなく、切断性のよい木製基本床パネル(調整板20)を切断して、際用床パネルとして利用している(特許文献2第3頁〜第6頁及び図1参照)。すなわち、特許文献1の二重床システムでは、間仕切壁を設置する箇所に対応して取り除いた基本床パネルを適宜切断して際用床パネルを作るのに対し、特許文献2の二重床システムは、取り除いた基本床パネルとは別の木製基本床パネルを適宜切断して際用床パネルを作る点が異なるほか、ほとんど同じ施工により、間仕切壁を設置していた。
特開2001-173212号公報 実開平02-71737号公報
特許文献1や特許文献2に見られる二重床システムは、間仕切壁の設置に際し、基礎床に際用支柱を設置するほか、新たに際用床パネルを作ることによる問題がある。まず、新たに際用支柱を設置したり、際用床パネルを作る二重床工事を伴うため、間仕切壁を設置する業者のほかに、二重床を設置する業者が必要となる。また、際用支柱や際用床パネルを作るための木製基礎床パネル等が別途必要になることから、間仕切壁の施工コストが高くなる問題がある。また、間仕切壁の設置工事を行う度に際用床パネルを作る作業が必要となり、前記作業時に騒音が生じ、施工場所によっては昼間に工事できない問題がある。更に、基本床パネルを切断して作られる際用床パネルは強度が低下するため、根太材や補助脚を追加して補強しなければならず、コスト増を招いていた。このほか、特許文献1及び特許文献2の二重床システムでは、間仕切壁を撤去して現状復帰する場合に新たな基本床パネルが必要になる問題があり、更に特許文献2の二重床システムでは、間仕切壁の設置のために抜き取った基本床パネルが不要となる問題がある。
こうした特許文献1又は特許文献2の二重床システムにおける間仕切壁に関わる問題を解決するには、予め基本床パネル間に間仕切壁を立設できる幅の間仕切溝を確保しておき、間仕切壁を設置しないときに前記間仕切溝を溝蓋で閉蓋しておくことが考えられる。しかし、オフィスビルの設計仕様によって決定される間仕切壁の設置間隔は、例えば7200mmとなる場合が多いが、基本床パネルが500mm角である場合、14枚の基本床パネル(7000mm幅)おきしか設置できないので、二重床システムの設計の自由度が大幅に制約される。そこで、間仕切壁の設置に際し、基本床パネルの切断や新たな際用支柱の手配及び設置を不要にし、間仕切壁の設置間隔(モジュール)や設置する間仕切壁の幅種について設計の自由度の高い新しい二重床システムを開発するため、検討した。
検討の結果開発したものが、間仕切壁の設置予定範囲外の基礎床に基本床パネルの支持間隔で設置する標準支柱と、間仕切壁の設置予定範囲に隣接する間仕切壁の設置予定範囲外の基礎床に間仕切壁の厚みの間隔で設置する際用支柱と、標準支柱間に架設する基本床パネルと、際用支柱間に架設する溝蓋と、標準支柱及び際用支柱間に架設する際用床パネルとから構成される二重床システムである。本発明の二重床システムは、溝蓋が、間仕切壁に直交する辺の長さが前記間仕切壁の設置幅に等しく、間仕切壁に平行な辺の長さが基本床パネルの辺の長さに等しい覆蓋部と、前記覆蓋部の間仕切壁に平行な側の両辺から一段下がったフランジ部とからなり、際用床パネルは、間仕切壁に直交する辺が前記覆蓋部と基本床パネルとの対向する辺の直交距離に等しく、間仕切壁に平行な辺の長さが基本床パネルの辺の長さに等しくしてなり、前記際用パネルの間仕切壁に平行な辺の一方を際用支柱又は際用支柱と溝蓋のフランジ部との双方に乗せ、間仕切壁に平行な辺の他方を標準支柱に載せて構築される。
本発明の二重床システムは、間仕切壁を設置する位置に相当する二重床の部分を際用床パネル及び溝蓋の組み合わせにより構築する。これにより、間仕切壁は、前記溝蓋を取り除いた後に形成される際用支柱間の間仕切溝に嵌め込み、基礎床から立設させることができる。また、間仕切壁を撤去した後は、再び溝蓋を嵌め込むだけでよく、改めて基本床パネルを用意したり、際用支柱を撤去したりする必要がない。際用床パネル及び溝蓋の間仕切壁に直交する辺の長さの組み合わせは自由であるから、本発明の二重床システムは、設置できる間仕切壁の間隔や幅といった仕様も自由にできる。
本発明に用いる標準支柱は、基礎床に設置するベースと、前記ベースに立設したネジ棒と、前記ネジ棒に高さ調節自在に螺合する支持体とからなる支柱本体に標準載置体を装着し、標準載置体は、基本床パネル又は際用床パネルの隅部を載せる区画を4箇所形成した載置プレートからなり、支柱本体の支持体に上方から装着する構成にするとよい。この標準支柱は、支柱本体に別体の標準載置体を装着し、前記標準載置体に形成した4箇所の区画それぞれに基本床パネル又は際用床パネルの隅部を拘束すると共に固定するとよい。
また、本発明に用いる際用支柱は、基礎床に設置するベースと、前記ベースに立設したネジ棒と、前記ネジ棒に高さ調節自在に螺合する支持体とからなる支柱本体に際用載置体を装着してなり、際用載置体は、溝蓋のフランジ部を載せる下載置部、際用床パネルを載せる前記下載置部より高い上載置部とを備えた載置プレートからなり、支柱本体の支持体に上方から装着するとよい。この際用支柱は、際用載置体の下載置部に溝蓋のフランジ部を載せ、前記フランジ部の隅部と上載置部とを面一にして際用床パネルを支持するとよい。このとき、支柱本体に支持させた固定具の係止爪を際用床パネルに係合させ、際用パネルを拘束すると共に固定するとよい。
本発明に用いる標準支柱と際用支柱とは、それぞれ個別に構成してもよいが、支柱本体を共通化し、支柱本体に装着する標準載置体と際用載置体との選択により、適宜標準支柱又は際用支柱を構成するようにしてもよい。部品の共通化は、標準支柱及び際用支柱の製造コストを低減させる効果をもたらす。また、例えば施工現場において、標準支柱の支柱本体から標準載置体を取り外し、前記支柱本体に改めて際用載置体を装着して際用支柱とすることもできるようになり、施工の自由度及び効率化を高め、ひいては施工コストを低減させる効果をもたらす。
本発明に用いる基本床パネルと際用床パネルとは、それぞれ個別に構成してもよいが、特許文献1同様、基本床パネルを切断して際用床パネルを構成することが好ましい。すなわち、際用床パネルは、基本床パネルの間仕切壁に平行な一辺を切断し、間仕切壁に直交する一辺の長さを基本床パネルと溝蓋の覆蓋部との間に生じる隙間と等しい構成とし、切断により形成された間仕切壁に平行な辺を溝蓋のフランジ部に重ね、併せて際用支柱に載置する。基本床パネルを切断した際用床パネルは、切断により形成された間仕切壁に平行な辺が強度低下を来たしているが、溝蓋のフランジ部の上に重ね合わせることにより、際用床パネルが荷重を受けて撓んだ際にフランジ部での支持も可能となり、必要強度が確保でき、補助脚を不要にすることができる。そして、本発明は、特許文献1と異なり、間仕切壁の撤去に際し、改めて基本床パネルを用意する必要がなく、更に特許文献2と異なり、間仕切壁の撤去に際して際用床パネルが不要になることがない。
これから、本発明の二重床システムは、次のような構成となる、すなわち、際用支柱は、基礎床に設置するベースと、前記ベースに立設したネジ棒と、前記ネジ棒に高さ調節自在に螺合する支持体とからなる支柱本体に際用載置体を装着してなり、基本床パネルは、表面部と裏面部とを結ぶ側面部の内側に沿って空間部を形成し、際用床パネルは、前記基本床パネルを切断して形成され、切断端面の両端部を係止部とし、際用支柱は、係止爪を半径方向内向きに突出させた固定具を水平回動可能に取り付けてなり、前記係止部に出現する空間部に際用支柱の固定具から突出させた係止爪を挿入して係合させ、際用床パネルを際用支柱に位置固定させる。
この二重床システムでは、固定具は、支柱本体に支持させることから、支持体や支柱本体の向きによって係止爪の突出向きが拘束されないように、前記支持体に対して水平回動可能としながら、係合する際用床パネルに対して係止爪の高さがずれないように、支持体に対して高さ調整不能かつ水平回動不能に位置固定可能な構造としている。これにより、際用床パネルは、ビス等を用いることなく、切断端面に現れる係止部に際用支柱の係止爪を係合させて、切断により形成された間仕切壁に平行な辺の隅部を固定できる。また、際用床パネルの切断しない間仕切壁に平行な辺の隅部は、基本床パネル同様、標準支柱に固定できる。
側面部の内側に沿って空間部を形成する基本床パネルは、例えば表面部を構成する表面板と裏面部を構成する裏面板との間に芯材を充填しつつ、前記側面の内側に沿った空間部のみを確保した構成にするとよい。この基本床パネルを切断して形成する際用床パネルは、表面板と裏面板との間に芯材が充填されているから、切断による強度低下の影響が少ない。しかし、側面部に沿って空間部を確保しているから、どの位置で基本床パネルを切断しても、係止部が形成できる。表面板と裏面板との間に充填される芯材は、例えばパーティクルボードがある。
本発明によれば、任意の幅の間仕切溝を任意の間隔で確保できることになり、設計の自由度の高い二重床システムが構築できるようになる。例えば本発明による標準的な二重床システムであれば、際用床パネルに挟まれた溝蓋(間仕切溝の設置間隔によっては、溝蓋の片側に切断しない基本床パネルを際用床パネルとしてそのまま設置する場合も想定される。)を取り外すだけで間仕切溝を出現させ、間仕切壁を基礎床から立設できる。これは、防音性及び防犯性に優れた間仕切壁が設置できることを意味する。また、間仕切壁が不要になれば、間仕切壁を撤去し、現れた間仕切溝に対して溝蓋を再び被せればよい。これは、間仕切壁の新設又は移設が容易であることを意味する。こうして、本発明は、レイアウト変更やテナントの入れ替わりによっても、快適なオフィス空間の提供を可能にする効果をもたらす。
以下、本発明の実施形態について図を参照しながら説明する。図1は本発明の二重床システムの斜視図、図2は標準支柱2と基本床パネル3との載置関係を表す斜視図、図3は際用支柱5と溝蓋6との関係を表す斜視図、図4は際用支柱5の斜視図、図5は二重床システムの部分拡大平面図、図6は際用支柱5と溝蓋6との関係を表す平面図、図7は図5中A−A断面図、図8は図5中B−B断面図、図9は際用床パネル7の施工の様子を表す図5中B−B断面相当図、図10は図5中C−C断面図、図11は図5中D−D断面相当図、図12は間仕切壁8を設置した状態を表す図5中D−D断面相当図である。
本発明の二重床システムは、基礎床1から間仕切壁8を立設できるようにする。具体的には、図1に見られるように、基礎床1に一定間隔で接着固定して設置する多数の標準支柱2と、標準支柱2に四隅を載置して敷き並べる基本床パネル3と、任意の幅で形成した基本床パネル3を設けない空間である間仕切溝4と、間仕切溝4の両側の基礎床1に設置した際用支柱5と、際用支柱5間に載置して間仕切溝4を覆う溝蓋6と、際用支柱5と標準支柱2との間に載置して溝蓋6と基本床パネル3との間の空間を覆う際用床パネル7とから構成される。間仕切壁8は、溝蓋6を取り外して出現する間仕切溝4を通じて基礎床1から立設する。
標準支柱2は、基礎床1に接着固定して、4枚の基本床パネル3の隅部をまとめて支持する支持部材で、図2に見られるように、基礎床1に設置するベース22と、前記ベース22に立設したネジ棒23と、前記ネジ棒23に螺合する支持ナット25により一体に支持される金属製の逆円錐台外形部材である支持体24と、前記支持体24上面に装着される樹脂製の標準載置体26とから構成される。このうち、ベース22、ネジ棒23、支持ナット25及び支持体24が支柱本体である。支持体24は、ネジ棒23に対する支持ナット25の螺合位置を加減して高さ調整自在になっている。基本床パネル3は、前記支持体24を基準に支持されるから、支持体24の高さ調整は基本床パネル3の高さ調整となっている。基本床パネル3は、標準載置体26に隅部を載せ、前記標準載置体26を貫通してネジ棒23にパネル押え21を螺合して、標準載置体26とパネル押え21とにより隅部の低段部35が挟持されることにより、標準支柱2に対して強固に固定される。
基本床パネル3は、一辺が約500mmの平面視略正方形の規格部材であり、図2に見られるように、鋼板製の表面板31及び裏面板32を、傾斜した外周壁36の上縁にある周縁フランジ33でカシメ結合することにより一体化している。基本床パネル3は、パーティクルボード等の木質系ボードからなる芯材34を内部に充填され、前記芯材34を表面板31及び裏面板32にそれぞれ接着固定して、基本床パネル3としての構造強度を高めている。基本床パネル3は、隅部を突き合わせた4枚を1組として1本の標準支柱2に支持される。各基本床パネル3の隅部は平面視四分円形に切り欠かれ、前記切欠の周縁に沿って低段部35が設けられている。4枚の基本床パネル3は、それぞれの隅部で突き合わせ、各低段部35に囲まれて形成される孔にパネル押え21を差し込み、標準支柱2のネジ棒23先端にパネル押え21を螺合させることにより、各低段部35をパネル押え21で押圧し、標準支柱2に対して固定する。
間仕切溝4は、図1に見られるように、基本床パネル3を設けない空間内に基礎床1から立ち上げて設置する間仕切壁8の幅に合わせた溝蓋6を取り除いて形成される。溝蓋6は、間仕切溝4の両側に沿って並べた際用支柱5の間に載せる。そして、際用床パネル7は、前記際用支柱5と基本床パネル3を設けない空間に隣接する標準支柱2との間に載せる。例えば、建築仕様の関係から、110mm幅の間仕切壁8を7400mmの設置間隔で設置する場合、500mm角の基本床パネル3を13枚毎(約6500mm毎)に基本床パネル3を設けない空間(900mm)を設け、前記基本床パネル3を設けない空間の基礎床1上に一対の際用支柱5,5を間仕切溝4の幅に相当する110mm間隔で設け、前記間仕切溝4を溝蓋6で閉蓋すると共に、溝蓋6の両側に残る395mmの空間を際用床パネル7で閉蓋する。
際用支柱5は、間仕切溝4に沿って基本床パネル3同士の目地に合わせて、すなわち標準支柱2の列に合わせて基礎床1に設置され、2枚の溝蓋6の隅部を突合せて支持する。本例の際用支柱5は、図4に見られるように、基礎床1に接着固定するベース51と、ベース51から立設するネジ棒52と、ネジ棒52に螺合する支持ナット53と、支持ナット53に固着して溝蓋6及び際用床パネル7を支持する支持体54と、支持体54に装着する樹脂製の際用載置体55とから構成される。支柱本体は、ベース51、ネジ棒52、支持ナット53及び支持体54から構成され、標準支柱2の支柱本体と同じ構成である。これにより、標準載置体26と際用載置体55とを交換することにより選択的に標準支柱2又は際用支柱5として用いることができるようになり、部材共通化によるコスト低減を図ることができる。
支持体54は、支持ナット53から上方に突出するネジ棒52の先端部分を収容する凹部541を形成する逆錐台形状で、上縁全周に際用載置体55を介して溝蓋6及び際用床パネル7を支持する水平なフランジ状の支持部542を環状に設けている。際用載置体55は、支持体54の上面に被さるドーナツ形状の樹脂製キャップであり、図7に見られるように、外周から半径方向内向きかつ下側に折り返した係止突起を、支持体54の支持部542の外周裏面に係止させて取り付ける。樹脂製である際用載置体55は、支持する溝蓋6や際用床パネル7が金属製の支持体54に直接触れないようにして音鳴りを防ぐ利点を有する。
際用載置体55は、図4及び図6に見られるように、平面視の半分の一方(図6中右側)に溝蓋6のフランジ部62を載せる平坦な下載置部551が、溝蓋6のフランジ部62を宛てがう壁状の位置決め部554,554を挟んで2箇所形成され、平面視の半分の残る他方(図6中左側)に下載置部551より高い上載置部552が周方向に分断されて2箇所設けられている。各上載置部552の下載置部551側の端面は、溝蓋6のフランジ部62を宛てがう位置決め部555,555である。開口部553は、際用載置体55の中央から前記壁状の位置決め部554,554の間まで延び、固定具56の装着方向を決める。
本例の際用支柱5には、際用床パネル7を位置固定する固定具56が取り付けてある。固定具56は、図4に見られるように、際用載置体55の半径の長さで上向きに折れ曲がった板材の一端に貫通孔を設けた取付部561を、上向きに折れ曲がった方の他端に際用床パネル7を係止する係止爪562を設けた構成である。取付部561は、際用載置体55の開口部553から差し込んで貫通孔を支持体54の凹部541内に突出したネジ棒52の先端部分に挿通し、更に上方からネジ棒52に螺合させた固定ナット57を締め付けて固定する。このとき、固定ナット57は取付部561を介して支持ナット53に締め付けられる(図7参照)ため、固定具56と同時に支持ナット53も位置固定できる。
固定具56は、図4及び図8に見られるように、取付部561から支持体54の凹部541に沿って斜め上方へ延設し、水平に曲げ戻して支持部542に載せ、支持部542の外周付近で先端を上方へ90度折り曲げて際用床パネル7を突き当てて位置決めする突当部563が形成されている。係止爪562,562は、突当部563の両側端から半径方向内向きに90度で折り曲げて形成されている。係止爪562は、先端の下側部分を上方から下方に向けて面取して逃がし565が形成されている。また、本例の固定具56は、突当部563の上縁から半径方向内向きに90度で折り返した補助係止爪564を水平に設けている。
溝蓋6は、図3に見られるように、間仕切溝4を覆う覆蓋部61と、覆蓋部61の側面下縁から水平に張り出すフランジ部62とからなり、4本の際用支柱5間に架け渡して間仕切溝4を塞ぐ。本例の溝蓋6は、図11に見られるように、鋼板製の表面板63及び裏面板64の間にパーティクルボード等の木質系ボードからなる芯材65を挟み込んで接着固定した構造で、表面板63は間仕切溝4とほぼ同じ幅を有する平坦な覆蓋部61を構成し、両縁から90度下方に折り曲げた側面を形成し、更に前記側面の下端を外方へ90度折り曲げて水平なフランジ部62を形成している。裏面板64は、平坦な板材で、表面板63のフランジ部62で重ね合わせ、表面板63と一体化している。また、覆蓋部61は、表面板63の間仕切壁8に直交する辺を90度下方に折り曲げ、裏面板64の間仕切壁8に直交する辺は90度上方に折り曲げて重ね合わせることで、芯材65の端面を包み込み、美観向上及び耐火性能の向上を図っている(図示省略)。溝蓋6は、際用支柱5の片方の下載置部551にフランジ部62の角部を載置して間仕切溝4を塞ぐ。このとき、図6に見られるように、際用支柱5の位置決め部554と、上載置部552の側端の段差により形成した位置決め部555とに、フランジ部62の角部を突き当てて位置決めする。
本例の際用床パネル7は、間仕切溝4の設置間隔及び設定幅に応じて基本床パネル3を切断した構造である。これから、切断端面以外は基本床パネル3の構造と同じである。すなわち、際用床パネル7は、鋼板製の表面板71及び裏面板72の間にパーティクルボード等の木質系ボードからなる芯材73を挟み込んで接着固定した断面構造で、図10に見られるように、裏面板72は平坦な底面部74の外周を上方へ折り曲げて外周壁75を形成し、前記外周壁75の上端を水平に折り返して形成した周縁フランジ76を形成して、前記周縁フランジ76に平坦な表面板71の外周を重ね合わせ、表面板71の周縁を周縁フランジ76の下方へ巻き込んだ上でかしめ、表面板71及び裏面板72を一体化している。際用床パネル7は、際用支柱5と標準支柱2との間に架け渡し、基本床パネル3と溝蓋6との間の空間を塞ぐ。本例の基本床パネル3は、切断後の強度低下が抑えられており、前記フランジ部62による補強によって、二重床システムに要求される構造強度を満足させやすい利点がある。
更に、本例の際用床パネル7は、切断した側の辺が溝蓋6のフランジ部62の上に重ね合わせて支持されるため、切断による強度低下に対する補強がなされる。ここで、溝蓋6は、フランジ部62の角部のみが下面板64を上面板61の上側に巻き込んで、上面が際用支柱5の上載置部552と同じ高さとなる当接支持部66を部分的に形成し、それ以外のフランジ部62の上面は当接支持部66より1mm〜2mm低く設定するとよい(図3、図6及び図8参照)。これにより、際用床パネル7は、常態で際用支柱5の当接支持部66のみに接触して支持されるが、荷重が加わって撓むと、前記当接支持部66以外の重合部分に直接支持されるようになる。このような溝蓋6は、際用床パネル7が当接支持部66を押圧してガタツキを防止しつつ、係止爪562の下方に広い空間を確保する構造となり、際用床パネル7の係止部78を係止爪562に係止させる操作が容易となる。当接支持部66は、発泡樹脂によるブロックや樹脂板からなる緩衝体をフランジ部62上に貼り付けて構成してもよいが、本例のようにフランジ部62と一体に成形することでコスト低減を図ることができる。
際用床パネル7は、際用支柱5に設けた固定具56の係止爪562を挿入して係合させる空間である係止部78を設けている。係止部78は、図7及び図8に見られるように、際用床パネル7の切断した辺の両端にあり、裏面板72と芯材73との間に形成した挿入隙間79内に係止爪562を挿入させ、前記係止爪562を外周壁75と底面部74との接続部分に当接させる。係止部78は、例えば表面板71及び裏面板72に囲まれる空間が芯材73で満たされている場合、ドリル等を用いる現場加工により前記芯材73に形成できる。しかし、本例のように、外周壁75に対して芯材73を小さめにして基本床パネル3の4辺全て(全周)に隙間を設けておくと、どの幅に切断して際用床パネル7を得ても、前記際用床パネル7の切断端面に挿入隙間79が現れるから、別途係止部78を形成する必要がない。
本例は、裏面板72の傾斜した曲げアール部分に対して係止爪562の下縁を上方から当接させるため、際用床パネル7の上下方向及び左右方向の位置決めを図ることができる。補助係止爪564は、付き合わされた2枚の際用床パネル7,7の外周壁75,75間に差し込み、外周壁75上縁の曲げアール部分に側縁を押し当てている。このように、係止爪562と補助係止爪564とが外周壁75を挟持することにより、際用支柱5は際用床パネル7,7を強固に位置規制できる。また、際用床パネル7は、突当部563に外周壁75の切断端面が突き当たるまで係止部78を差し込むため、間仕切溝4に向けた移動が規制される。このほか、補助係止爪564は、周縁フランジ76の切断した端部を支持して、上方からの荷重に対して周縁フランジ76を補強する働きを有する。
以下、本例の際用床パネル7を際用支柱5と標準支柱2との間に載せる施工方法について説明する。図9に見られるように、際用床パネル7は、溝蓋6のフランジ部62上に重ね合わせる構造であるので、先行して溝蓋6を際用支柱5上に載置しておく。ここで、隙間部材9は、図9中溝蓋6に予め載置した状態で図示しているが、際用床パネル7を設置した後で載置してもよい。際用床パネル7は、切断した側の辺を下げて傾けた状態で際用支柱5の係止爪562に向けて近付ける。このとき、際用床パネル7は、係止爪562より長く設定した補助係止爪564上に周縁フランジ76の切断側先端が載るように左右方向の位置決めをする。そして、補助係止爪564上に載せた周縁フランジ76の先端を支点に、非切断側の辺を下げつつ係止爪562に向けて押してやれば、自ずと係止爪562が挿入隙間79に差し込まれる。このように、係止爪562の下側に逃がし565を設けていることや、フランジ部62に部分的な当接支持部66を設けて係止爪562の下縁と溝蓋6のフランジ部62上面との高低差(隙間)を大きく設定したこととにより、係止爪562は容易に挿入隙間79に差し込むことができる(図8参照)。
最後に、際用床パネル7の非切断側の隅部を標準支柱2に載置すれば、際用床パネル7の設置は完了する(図10参照)。本例の際用床パネル7は、基本床パネル3を切断して作るため、当然、非切断側の隅部先端に基本床パネル3の低段部35と全く同じ構造の低段部77を備える。これから、図10に見られるように、2枚の際用床パネル7の隅部と2枚の基本床パネル3の隅部とを突き合わせて形成される孔にパネル押え21を挿入し、ネジ棒23に締め込めば、際用床パネル7の低段部77と基本床パネル3の低段部35とを同時に標準支柱2に固定できる。間仕切壁8は、図1及び図12に見られるように、溝蓋6を取り外して現れる間仕切溝4を通じて基礎床1から立設する。取り外した溝蓋6は、幅も小さく厚みも薄いため、間仕切壁8に直近の際用床パネル7又は基本床パネル3の床下空間内に保管することができ、例えば間仕切壁8を撤去して間仕切溝4を塞ぐ場合に再使用しやすい。ここで、本例の溝蓋6のフランジ部62は、際用床パネル7や基本床パネル3の床下空間内に保管する際、両端が標準支柱2のネジ棒23や際用支柱5のネジ棒52と干渉しないように、覆蓋部61の間仕切壁8に直交する辺から控えた長さにしている(図5及び図6参照)。
本発明は、間仕切溝4の溝幅(本例では110mm)と同じ幅の間仕切壁8を設置するため、間仕切壁8と際用床パネル7との間に基本的に大きな隙間は発生しない。ところが、実際には間仕切壁8の厚さが施工誤差によってばらつきがあるほか、際用床パネル7の幅寸法も切断誤差によってばらつきがあり、間仕切壁8と際用床パネル7との間に多少の隙間が生じることも考えられる。前記隙間が小さい場合、上面にタイルカーペット等の表面材を貼着して仕上げるので見栄えの問題はない。しかし、隙間が大きくなると、見栄えの問題が発生する。そこで、本例は隙間を隙間部材9で塞いでいる。
隙間部材9は、0.6mm厚の鋼板を水平板部91と垂下板部92とからなる断面L字状に折り曲げ、垂下板部92の外側面に発泡ゴム等からなる緩衝材93を貼着した構成である。この隙間部材9は、図12に見られるように、隙間に垂下板部92を挿入し、水平板部91を際用床パネル7の上面に載せて隙間を緩衝材93で塞ぐ。本例の二重床システムは、際用床パネル7の挿入隙間79を係止爪562に差し込んで突当部563に突き当てた際、最低でも突当部563の厚み(2mm前後)に相当する隙間(図12中の間仕切壁8左側の隙間)が発生する。隙間部材9は、間仕切壁8の全長にわたって前記隙間に差し込まれ、仕上がりを高めている。また、水平板部91の載置代を調整することで、緩衝材93を間仕切壁8に接近離反させることができるから、緩衝材93の厚みより大きな隙間を塞ぐこともできる(図12中の間仕切壁8右側の隙間)。
隙間部材9は、間仕切壁8を撤去した状態で、溝蓋6に対して装着しておく。具体的には、図11に見られるように、溝蓋6と際用床パネル7とを設置したとき、覆蓋部61の左右の側面と対応する際用床パネル7の切断端面との間にそれぞれ隙間を形成させ、各隙間に対して隙間部材9の垂下板部92を差し込み、溝蓋6の覆蓋部61に水平板部91を載せる。このとき、際用床パネル7と水平板部91とが面一となるように、際用支柱5の下載置部551と上載置部552の高さ位置を設定すれば、段差が全く生じない。また、左右一対の隙間部材9の水平板部91が付き合わさるように、水平板部91の幅は覆蓋部61の半分の幅に設定すると、覆蓋部61と水平板部91との段差が生じないほか、隙間部材9が互いに相手を拘束し、がたつかなくなる。
間仕切壁8を設置した際に際用床パネル7との間に生じる隙間は、間仕切壁8の施工精度や際用床パネル7の切断精度を高めることで小さくし、隙間部材9を省略することも考えられる。この場合は、当然ながら、溝蓋6の覆蓋部61を基本床パネル3及び際用床パネル7と面一になるよう設定しておく。そのほか、覆蓋部61の幅を覆蓋部61側面が突当部563に近接する位置に設定し、隙間の発生が突当部563の厚み(2mm前後)相当に抑えられるようにする。通常、2mm前後の隙間であれば問題にならないが、際用床パネル7の外周壁75の切断側端部を突当部563の厚み分だけ切り欠く等の加工を施すことで、隙間の発生をほぼゼロにすることもできる。
図13は別例の際用床パネル7の切断前の状態を表す斜視図、図14は別例の際用床パネル7の切断前の状態を表す分解斜視図である。別例の際用床パネル7は、図13及び図14に見られるように、例えばパーティクルボードからなる基材711の四辺にアルミ形材からなる縁部材712を接着固定し、各縁部材712同士を樹脂成形品のコーナー部材713により連結した構成である。この別例の際用床パネル7は、上記例示の標準支柱2や際用支柱5にそのまま載置、固定できるように、コーナー部材713を含む外周形状を上記例示の基本床パネル3や際用床パネル7(図1参照)と同じに設定されている。これにより、別例の際用床パネル7は、本発明の二重床システムにおける専用品として使用できるほか、例えば基本床パネル3として兼用させることもできる。
縁部材712は、挿入隙間79となる空間部が全長にわたって形成された押出形材であり、際用床パネル7の切断面に対する挿入隙間79の形成を容易にしている。この縁部材712の上縁外方には周縁フランジ76が、また下方内方には取付フランジ714がそれぞれ延設されている。取付フランジ714は、基材711に縁部材712を取り付ける際、前記基材711の下縁に宛てがい、基材711に対する縁部材712の位置決めをした状態で接着固定させたり、下面側からビス固定したりさせる。また、縁部材712の外側面の両端部にはコーナー部材713と連結するための係止孔715が形成されている。コーナー部材713は、外方に凸となる隅部先端にパネル押え21で固定される低段部77が形成され、低段部77を挟んだ両側に、縁部材712の端部に形成される挿入隙間79にガタなく差し込みできる挿入部716が平面視90度の位置関係で側方へ突出してある。前記挿入部716は、前記縁部材712の係止孔715に係止して抜け止めを図る係止爪717を外側面に設けている。
本発明の二重床システムの斜視図である。 標準支柱の斜視図である。 際用支柱と溝蓋との関係を表す斜視図である。 際用支柱の斜視図である。 二重床システムの部分拡大平面図である。 際用支柱と溝蓋との関係を表す平面図である。 図5中A−A断面図である。 図5中B−B断面図である。 際用床パネルの施工の様子を表す図5中B−B断面相当図である。 際用床パネルを施工し終えた状態を表す図5中B−B断面相当図である。 図5中C−C断面図である。 間仕切壁を設置した状態を表す図5中C−C断面相当図である。 別例の際用床パネルの切断前の状態を表す斜視図である。 別例の際用床パネルの切断前の状態を表す分解斜視図である。
符号の説明
1 基礎床
2 標準支柱
3 基本床パネル
4 間仕切溝
5 際用支柱
6 溝蓋
7 際用床パネル
8 間仕切壁
9 隙間部材

Claims (5)

  1. 間仕切壁の設置予定範囲外の基礎床に基本床パネルの支持間隔で設置する標準支柱と、間仕切壁の設置予定範囲に隣接する間仕切壁の設置予定範囲外の基礎床に間仕切壁の厚みの間隔で設置する際用支柱と、標準支柱間に架設する基本床パネルと、際用支柱間に架設する溝蓋と、標準支柱及び際用支柱間に架設する際用床パネルとから構成され、溝蓋は、間仕切壁に直交する辺の長さが前記間仕切壁の設置幅に等しく、間仕切壁に平行な辺の長さが基本床パネルの辺の長さに等しい覆蓋部と、前記覆蓋部の間仕切壁に平行な側の両辺から一段下がったフランジ部とからなり、際用床パネルは、間仕切壁に直交する辺が前記覆蓋部と基本床パネルとの対向する辺の直交距離に等しく、間仕切壁に平行な辺の長さが基本床パネルの辺の長さに等しくしてなり、前記際用パネルの間仕切壁に平行な辺の一方を際用支柱又は際用支柱と溝蓋のフランジ部との双方に乗せ、間仕切壁に平行な辺の他方を標準支柱に載せて構築される二重床システム。
  2. 標準支柱は、基礎床に設置するベースと、前記ベースに立設したネジ棒と、前記ネジ棒に高さ調節自在に螺合する支持体とからなる支柱本体に標準載置体を装着してなり、標準載置体は、基本床パネル又は際用床パネルの隅部を載せる区画を4箇所形成した載置プレートからなり、支柱本体の支持体に上方から装着する請求項1記載の二重床システム。
  3. 際用支柱は、基礎床に設置するベースと、前記ベースに立設したネジ棒と、前記ネジ棒に高さ調節自在に螺合する支持体とからなる支柱本体に際用載置体を装着してなり、際用載置体は、溝蓋のフランジ部を載せる下載置部と、際用床パネルを載せる前記下載置部より高い上載置部とを備えた載置プレートからなり、支柱本体の支持体に上方から装着する請求項1又は2いずれか記載の二重床システム。
  4. 際用支柱は、基礎床に設置するベースと、前記ベースに立設したネジ棒と、前記ネジ棒に高さ調節自在に螺合する支持体とからなる支柱本体に際用載置体を装着してなり、基本床パネルは、表面部と裏面部とを結ぶ側面部の内側に沿って空間部を形成し、際用床パネルは、前記基本床パネルを切断して形成され、切断端面の両端部を係止部とし、際用支柱は、係止爪を半径方向内向きに突出させた固定具を水平回動可能に取り付けてなり、前記係止部に出現する空間部に際用支柱の固定具から突出させた係止爪を挿入して係合させ、際用床パネルを際用支柱に位置固定させる請求項1又は2いずれか記載の二重床システム。
  5. 標準支柱は、基礎床に設置するベースと、前記ベースに立設したネジ棒と、前記ネジ棒に高さ調節自在に螺合する支持体とからなる支柱本体に標準載置体を装着してなり、標準載置体は、基本床パネル又は際用床パネルの隅部を載せる区画を4箇所形成した載置プレートからなり、支柱本体の支持体に上方から装着してなり、際用支柱は、基礎床に設置するベースと、前記ベースに立設したネジ棒と、前記ネジ棒に高さ調節自在に螺合する支持体とからなる支柱本体に際用載置体を装着してなり、際用載置体は、溝蓋の水平フランジ部を載せる載置部と、際用床パネルを載せる前記載置部より高い上載置部とを備えた載置プレートからなり、支柱本体の支持体に上方から装着し、係止爪を半径方向内向きに突出させた固定具を水平回動可能に取り付けてなり、基本床パネルは、表面部と裏面部とを結ぶ側面部の内側に沿って空間部を形成し、際用床パネルは、前記基本床パネルを切断して形成され、切断端面に現れる空間部を係止部とし、前記係止部に際用支柱の固定具から突出させた係止爪を挿入して係合させ、際用床パネルを際用支柱に位置固定させる請求項1又は2いずれか記載の二重床システム。
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