JP4292045B2 - 二重床 - Google Patents

二重床 Download PDF

Info

Publication number
JP4292045B2
JP4292045B2 JP2003336559A JP2003336559A JP4292045B2 JP 4292045 B2 JP4292045 B2 JP 4292045B2 JP 2003336559 A JP2003336559 A JP 2003336559A JP 2003336559 A JP2003336559 A JP 2003336559A JP 4292045 B2 JP4292045 B2 JP 4292045B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
floor
floor panel
partition wall
plate
gap
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003336559A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005105540A (ja
Inventor
慶治 小西
孝明 赤木
誠二 湯浅
Original Assignee
オーエム機器株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by オーエム機器株式会社 filed Critical オーエム機器株式会社
Priority to JP2003336559A priority Critical patent/JP4292045B2/ja
Publication of JP2005105540A publication Critical patent/JP2005105540A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4292045B2 publication Critical patent/JP4292045B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Floor Finish (AREA)

Description

本発明は、二重床を敷設したオフィスのレイアウト変更やテナントの入れ替わりに対応して、基礎床から立設する間仕切壁とこの間仕切壁に直近の床パネルとの隙間W1を埋める間仕切溝を確保できる二重床に関する。
基礎床上に標準支柱を用いて敷設した床パネルからなる二重床施工後、レイアウト変更やテナントの入れ替わりに伴って、間仕切壁を新設、移設又は撤去する場合、通常、二重床上に間仕切壁を設置することで、前記間仕切壁の簡単な新設、移設又は撤去を図ることができる。しかし、床パネル下の床下空間は間仕切壁を越えて繋がっているため、防音性に劣るとされている。
そこで、図15に見られるように、基礎床40上に標準支柱41を用いて敷設した床パネル42を、間仕切壁43の設置ラインに沿って一列抜き取り、このスペースに基礎床40から間仕切壁43を立設し、床下空間も遮断して防音性を上げることが知られている。この場合、間仕切壁43が通常150〜200mm厚であるのに対し、床パネル42は一般に500mm又は600mm角の正方形であるから、間仕切壁43と床パネル42,42との間に、各々150〜175mm(500mm角の床パネル)又は200〜225mm(600mm角の床パネル)ずつの隙間W1が発生する。このため、隙間W1に合わせて抜き取った床パネル42を切断してカットパネル44とし、このカットパネル44を間仕切壁43に沿って設置した際用支柱45に載せて隙間W1を塞ぎ、最後にカーペット46等の表面仕上げ材を上面に貼着して仕上げている。
このほか、この隙間W1を塞ぐ手段として、抜き取った床パネルに代えて、切断性のよい木質系の調整板を切断する場合がある(例えば特許文献1)。また、金属製としながらも切断作業を省略するため、一端が間仕切壁に当接し、他端が床パネル上に載せられる床板部と、この床板部の一端部分の裏面に一体に設けられ、下端が床面に接地して床板部を支える標準支柱部とからなる二重床用端部部材を用いることもある(例えば特許文献2)。
実開平02-71737号公報(3〜6頁、図1) 実公平07-12536号公報(2頁、図1)
図15に見られる二重床の構成や、特許文献1に見られる調整板は、隙間W1に合わせてカットパネル44や調整板を切断する作業が非常に手間であるほか、切断作業に伴う騒音や粉塵の問題も発生することから、改装工事の場合では、他の入居者との関係で昼間に工事できないケースも見られる問題がある。また、切断した調整板の残材は廃棄物となるし、壁際に新たに際用支柱を設置する手間や費用もかかる。更に、間仕切壁を撤去して現状復帰しようとすると、床パネルを切断したカットパネル44を用いる場合には新たな床パネルが必要となるし、床パネルに代えて調整板を用いた場合でも、保管コストの観点から、通常撤去した多数の床パネルを保管しておくことがないため、やはり新しい床パネルを要することになる。
特許文献2の二重床の構成は、カットパネルや調整板の切断作業が不要になる利点を有するが、間仕切壁を設置するために抜き取った床パネルに代えて新たに壁際専用部材を手配して設置する必要があり、当然コストも嵩む。また、床パネル表面に端部部材の床板部を載置しているため、端部部材の床板部表面と床パネル表面との間に段差が生じて見苦しく、間仕切壁設置に際して撤去した床パネルの保管問題も依然として残る。そこで、二重床に対して間仕切壁を設置した際に発生する隙間W1を埋めるため、床パネルの切断作業や新たな壁際専用部材の手配や設置を不要に、間仕切壁を撤去した後の現状復帰を容易にする新しい二重床を開発するため、検討した。
検討の結果開発したものが、基礎床から立設する間仕切壁と、基礎床に敷設する床パネルの前記間仕切壁に直近の側縁との隙間W1を埋めるため、基礎床に設置する際用支柱と床パネル表面に倣う際用部材とを用いた二重床である。際用支柱は基礎床から接地する支柱本体と、この支柱本体に設けた載置部とからなり、前記載置部は間仕切壁に隣接する床パネルのこの間仕切壁に直近な側縁又は隅部を載せ、床パネルを支柱本体により支持し、際用部材は床パネル表面に倣う表面部と、前記際用支柱の載置部に載せて支持される裏面部とからなり、前記表面部を隙間W1以下かつ(隙間W1−2×許容幅Wc)以上の隙間仕舞幅W5の平面視略長方形とし、間仕切壁に隣接する床パネルのこの間仕切壁に直近の側縁から前記床パネルに直近の表面部の側縁までの床パネル側隙間W2と、間仕切壁に直近の表面部の側縁から間仕切壁までの壁側隙間W4とを、いずれも許容幅Wc以下にする範囲で裏面部を際用支柱の載置部に載せることにより、際用部材を際用支柱間に架け渡し、間仕切壁に隣接する床パネルのこの間仕切壁に直近な側縁に沿ってこの床パネル表面に表面部を倣わせて隙間W1を埋める。
本発明は、床パネル側隙間W2と壁側隙間W4とが、いずれも許容幅Wc以下になるように、隙間W1以下かつ(隙間W1−2×許容幅Wc)以上の隙間仕舞幅W5の表面部により間仕切壁と床パネルの間仕切壁に直近の側縁との隙間W1を埋める。これにより、従来に比べて埋めることのできる隙間W1の大きさを大きくすることができる。ここで、Wcは、要求される二重床の仕様に応じて決定されるが、通常のオフィスフロアでは、女性のハイヒール(特にピンヒール)の踵が落ち込まない最大値=8mmを目安に決定する。
更に、上記際用部材は、(1)床パネル側隙間W2が許容幅Wc以下となる範囲で、裏面部を間仕切壁に対して接近離反自在に際用支柱の載置部に載せる構成、(2)壁側隙間W4が許容幅Wc以下となる範囲で、裏面部を間仕切壁に対して接近離反自在に際用支柱の載置部に載せる構成、又は(3)床パネル側隙間W2及び壁側隙間W4がいずれも許容幅Wc以下となる範囲で、裏面部を間仕切壁に対して接近離反自在に際用支柱の載置部に載せる構成にすると、隙間W1をその大きさに合わせて埋めることができる。裏返せば、設置できる間仕切壁の幅に自由度を持たせることができる。
具体的は、際用部材が、隙間仕舞幅W5の平面視略長方形の表面板である表面部と、際用支柱の載置面に接面する裏面板である裏面部とを、繋ぎ部により平行に接続してなり、際用支柱の載置面に突設した係合部を裏面板に開口した装着孔に嵌合して前記支持面に接面することにより、際用部材を際用支柱に係合支持する構成を例示できる。この場合は、際用部材の表面部が隙間W1を埋め、際用支柱の係合部により係合支持された裏面部が連結部を介して表面部を安定して支持する。
記際用部材は、表面部、裏面部及び連結部の3部材を別部材として、すべてを組み付けて構成してもよいが、繋ぎ部が折返面板で、表面板、折返面板及び裏面板からなる略C型断面のチャンネル部材から構成すると、本発明に適した際用部材を簡単に得ることができる。このほか、本発明に適した際用部材として、同様に繋ぎ部が折返面板からなる略Z型断面のチャンネル部材や、表面板と裏面板とを別部材の連結部(板又は棒)で連結した略H型断面又は略I型断面の構造部材を例示できる。
ここで、上記際用部材は、装着孔が間仕切壁に対してこの際用部材が接近離反する方向の長孔であり、際用支柱の載置面に突設した係合部に対して前記装着孔の範囲で、間仕切壁に対して接近離反自在にこの際用支柱に係合支持される構成にすると、幅の異なる間仕切壁による異なる隙間W1に対応して、表面板(表面部)を位置調節できるようになる。
このほか、表面部自体の大きさを適宜短縮したり、延長できるようにすることで、更に大きな隙間W1を埋めることができる。こうした際用部材の具体的構成としては、(a)引き起こすことにより表面板の幅を隙間仕舞幅W5より拡大する折曲面板を、表面板の床パネル側端縁から下方に向けて延設した構成や、(b)床パネルの周縁フランジ下方に潜り込む拡大面板を、表面板の床パネル側端縁から延設した構成を例示できる。ここで、前記(b)構成では、(b-1)拡大面板が段差部を介して表面板から延設することにより、この表面板より低くしたり、(b-2)引き起こすことにより拡大面板の幅を拡大する折曲面板を、この拡大面板の床パネル側端縁から下方に向けて延設したり、(b-3)引き下げることにより拡大面板の幅を縮小する折曲面板を、表面板の床パネル側端縁から延設すると、埋めることのできる隙間W1の範囲を更に拡げることができる。
こうして、基礎床から立設する間仕切壁の幅に相当する間仕切溝を任意の床パネル間に確保して構成する二重床を容易に実現できる。この二重床は、間仕切壁を基礎床から立設するために必要な幅の空間である間仕切溝を、任意の床パネルを離隔して確保し、基礎床から間仕切壁を立設しない常態で間仕切溝を溝蓋で閉蓋する構成の二重床であって、間仕切溝の両側に沿って基礎床に設置する際用支柱と、際用支柱の間仕切溝から反対側の基礎床に設置する標準支柱と、前記際用支柱又は標準支柱に側縁又は隅部を支持されて基礎床上に敷き詰める床パネルと、間仕切溝に隣接する床パネルのこの間仕切溝に直近な側縁に沿って際用支柱間に架設する際用部材と、間仕切溝を挟んで対向する際用部材間へ着脱自在に装着する溝蓋とから構成してなり、際用部材は床パネル表面に倣う表面部と、前記際用支柱に載せて支持される裏面部とからなり、前記表面部を、溝蓋を取り除いて現れる間仕切溝の範囲で基礎床から立設する間仕切壁とこの間仕切壁に隣接する床パネルとの間に形成される隙間W1以下かつ(隙間W1−2×許容幅Wc)以上である隙間仕舞幅W5の平面視略長方形とし、間仕切壁に隣接する床パネルのこの間仕切壁に直近の側縁から前記床パネルに直近の表面部の側縁までの床パネル側隙間W2と、間仕切壁に直近の表面部の側縁から間仕切壁までの壁側隙間W4とを、いずれも許容幅Wc以下にする範囲で裏面部を際用支柱の載置部に載せることにより、際用部材を際用支柱間に架け渡し、間仕切壁に隣接する床パネルのこの間仕切壁に直近な側縁に沿ってこの床パネル表面に表面部を倣わせて隙間W1を埋めた構成である。
上記二重床でも、(a)床パネル側隙間W2が許容幅Wc以下となる範囲で、裏面部を間仕切壁に対して接近離反自在に際用支柱の載置部に載せる、(b)壁側隙間W4が許容幅Wc以下となる範囲で、裏面部を間仕切壁に対して接近離反自在に際用支柱の載置部に載せる、(c)床パネル側隙間W2及び壁側隙間W4がいずれも許容幅Wc以下となる範囲で、裏面部を間仕切壁に対して接近離反自在に際用支柱の載置部に載せる構成にすれば、大きさの異なる隙間W1に対応できる二重床を提供できる。このほか、溝蓋は、対向する際用部材間に掛け渡して載せる平板で構成してもよいが、際用部材が床パネルとの間に形成する床パネル側隙間W2を利用して、位置固定するとよい。こうした具体的な溝蓋は、間仕切溝に略等幅な平面視長方形の覆蓋部と、この覆蓋部から垂下して床パネル側隙間W2に嵌入する一対の掛止片とからなる構成である。
本発明によれば、所定の床パネル間に間仕切壁の幅に相当する間仕切溝を確保して床パネルを敷設する二重床を容易に構築できるようになる。具体的には、間仕切溝は、間仕切溝を塞ぐ溝蓋を取り外すだけで、容易に形成できる。また、この間仕切溝より小さい幅の間仕切壁を基礎床から立設する場合にできる床パネルと間仕切壁との隙間W1は、別途特別な部材を必要とせず、容易に埋めることができる。これから、本発明は、防音性の高い基礎床に立設する間仕切壁の新設又は移設が容易に実現できるようにし、レイアウト変更やテナントの入れ替わりによっても、快適なオフィス空間の提供を可能にする効果をもたらす。
以下、本発明の実施形態について図を参照しながら説明する。図1は本発明の二重床の斜視図、図2は際用部材と際用支柱との関係を表した斜視図、図3は二重床を施工した部屋の平面図、図4は二重床の平面図、図5は図4中A−A断面図、図6は間仕切壁を設置した状態を表す図4中A−A断面相当図、図7は際用部材のスライドの様子を表した図4中B−B断面図である。
本発明の二重床は、施工後、床上空間を仕切る間仕切壁を基礎床から容易に立設できるようにする。具体的には、基礎床1に設置する標準支柱2と、標準支柱2に載置して敷き並べる床パネル3と、床パネル3間に所定間隔で形成した間仕切溝4と、前記標準支柱2に代えて間仕切溝4の両側に設置した際用支柱5と、際用支柱5間に架設する際用部材6と、際用部材6間に載置して間仕切溝4を覆う溝蓋7とから構成される。間仕切壁8は、溝蓋7を取り外した間仕切溝4内に基礎床1から立設する。
標準支柱2は、基礎床1に接着固定して、4枚の床パネル3のコーナー集合箇所をまとめて支持する独立タイプのもので、本体を構成するボルトを調整することによって、床パネル3の高さを調整可能に支持する。この標準支柱2の上部には、床パネル3を押圧固定するパネル押え9が螺合され、床パネル3は標準支柱2に対して強固に固定される。床パネル3は、一辺500mmの平面視略正方形の鋼板製パネルからなり、図7に見られるように、上板3a及び下板3bをカシメ部3cでかしめ結合しているほか、周縁フランジ3dでもかしめ結合することにより、全体として一体化している。各床パネル3は、隅部(角部の先端部分)を切り欠いて低段部3eを設けており、4枚の床パネル3をそれぞれの隅部で突き合わせて、各低段部3eに囲まれて形成される孔から挿入した前記パネル押え9を標準支柱2に螺合させることで、標準支柱2に対して床パネル3を4枚単位で固定する。
間仕切溝4は、任意の床パネル3間を離隔して形成する空間であって、間仕切壁8を基礎床1から立ち上げ設置するのに必要な幅を確保する。例えば、約160mm幅の間仕切壁8に対しては、対向する床パネル3同士の間隔、すなわち間仕切溝4の幅を約200mmとする。本発明の二重床は、図3に見られるように、常設壁10で四方を囲まれた長方形の部屋(横長スペース)に対し、10枚の床パネル3(約5m)毎に、前記部屋を長手方向に区切って前記間仕切溝4を設け、常態として各間仕切溝4を溝蓋7で閉蓋して構成する。前記二重床の構成は、小規模事務所が入居するテナントビルを想定しており、全間仕切溝4に間仕切壁8を設置した場合、間口5m、奥行き15mの分割スペース13に5分割できる。
際用支柱5は、間仕切溝4に沿って、床パネル3同士の突合せ箇所に対応して基礎床2に設置し、2枚の床パネル3の隅部集合箇所をまとめて支持する。本例の際用支柱5は、基礎床1に接着固定するベース5aと、ベース5aから一体に立設したネジ棒5bと、ネジ棒5bに螺合した支持ナット5cと、支持ナット5c上に載置して床パネル3を支持する支持体5dとから支柱本体を構成する。支持体5dは、ネジ棒5bを挿入して収容する挿通孔5eを貫通させた筒部5fを上端に有し、この筒部5f外周に載置板(載置部)5gを溶接により取り付けている。ネジ棒5bは、支持ナット5cの下に緩み止めナット5hを螺合してあり、支持ナット5cに対して締め付けて、緩みによって支持体5dの高さが狂わないようにしている。
際用部材6は、2本の際用支柱5間に架け渡して支持される長さの裏面板6a、折返面6j及び表面板6cからなるC型断面のチャンネル材である。本例の際用部材6は、支持される際用支柱5から両端を延設し、隣の床パネル3の辺中央位置に位置する約1mの長さ(床パネル3の2枚分の長さ)に設定している。表面板6cは、床パネル3と間仕切壁8との隙間W1を埋める隙間仕舞幅W5の平面視略長方形である。前記隙間仕舞幅W5は、隙間W1以下かつ(隙間W1−2×許容幅Wc)以上の大きさで、隙間W1を20mm、許容幅Wcを8mmとすれば、4〜16mmの範囲で決定できる。
裏面板6aは、際用支柱5に合わせた位置に装着孔(長孔)6bを開口し、この装着孔6bに際用支柱5の筒部5fを挿入して係合され、際用支柱5の載置板5gに接面、支持される。折返面6jは、前記裏面板6aの間仕切溝4側を上方へ90度折り曲げられて形成され、表面板6cは、更に折返面6jから床パネル3側へ90度折り返して水平に形成されている。また、裏面板6aの床パネル側は、床パネル3と際用支柱5の載置板5gとに挟持され、位置固定されるようになっている。
溝蓋7は、対向する際用部材6の表面板6c,6c間に架け渡し、間仕切溝4を覆って塞ぐ。本例の溝蓋7は、床パネル3と目地を揃えてパネル押え9で際用支柱5に押圧固定するため、床パネル3の一辺に等しい長さを有しているが、床パネル3の一辺より長く、例えば際用部材6と同じ長さに設定してパネル押え9で押圧固定しても構わない。本例の溝蓋7は、ほぼ全域に亘って形成された平坦な覆蓋部7aの長辺から90度下方に折り曲げて係止片7bを垂下させた構造で、際用部材6の表面板6cと床パネル3との間の床パネル側隙間W2に前記係止片7bを差し込むことにより、位置決めすると共に、際用部材6の表面板6c上に溝蓋7の覆蓋部7a両端を載置する。これから、際用部材6の表面板6cの高さは、溝蓋7と床パネル3の表面部が面一になるように、床パネル3表面から溝蓋7における覆蓋部7aの厚みだけ低く設定している。際用部材6は、表面板6cにより溝蓋7をほぼ全長にわたって支持する構造であるから、溝蓋7の補強の役割を有し溝蓋7の薄板化にも貢献している。また本例の溝蓋7は、隅部の先端を切り欠いた円周状の低段部7cを設け、溝蓋7と床パネル3との各隅部を突き合わせた際、溝蓋7の低段部7cと床パネル3の低段部3eとを同時に、一つのパネル押え9で押圧固定されるようにし、溝蓋7と際用部材6や、際用部材6と際用支柱5との間にガタ付きが生じないようにしている。その他、覆蓋部7aの短辺には90度下方に折り曲げて補強片7dを垂下させている。
間仕切壁8は、図6に見られるように、溝蓋7を取り外して間仕切溝4から覗く基礎床1から立設する。ここで、床パネル3と溝蓋7とを面一にすることで、溝蓋7を取り外した後、際用部材6の表面板6cと床パネル3表面との間に形成される僅かな段差は、表面板6c表面に貼着したCR(ネオプレン)ゴム等の充填材11で補うとよい。この僅かな段差は、壁際のために人が踏み付けることもなく、カーペット12等の表面仕上げ材で覆われて隠れる(図6の状態)ことから、充填材11は特に表面板6cに貼着する必要はないが、より奇麗な仕上がりを求める場合に用いるとよい。取り外した溝蓋7は、幅も小さく厚みも薄いため、間仕切壁8に直近の床パネル3の床下空間内に保管しておき、間仕切壁8を撤去して間仕切溝4を塞ぐ場合に再度使用できる。
間仕切壁8は、際用部材6,6間(本例では160mm)に合わせて設定すれば、床パネル3と間仕切壁8との隙間W1を際用部材6でほぼ完全に埋めることができ、床パネル3と間仕切壁8との間に大きな隙間は生じない。ところが、間仕切壁8の厚さは施工誤差によってばらつくので、間仕切壁8と際用部材6との間にハイヒールの踵が落ち込んでしまう危険性のある8mm以上の隙間W1が生じる虞れがある。この場合、前記隙間W1がいくら壁際にあるとしても、ハイヒールの踵が落ち込んでしまう可能性が否定できない。そこで、本例の際用部材6は、間仕切壁8に対して接近離反自在に位置調節できるように、際用支柱5に載置している。具体的には、長孔である装着孔6b内に挿入された際用支柱5の筒部5fと前記装着孔6bとの係合により、装着孔6bの延設範囲内で、際用部材6が間仕切壁8に対して接近離反する。
際用部材6の位置調整範囲W3は、図7に見られるように、床パネル側隙間W2が溝蓋7の係止片7bが挿入可能な約4mm(=溝蓋挿入隙間)となる位置(最も際用部材6が床パネル3側に接近した位置)から、前記床パネル側隙間W2がハイヒールの踵が落ち込まない程度の約8mmとなる位置(最も際用部材6が床パネル3から遠ざかった位置)までとしている。すなわち、本例の際用部材6の位置調整量W3は約4mmとなる。また、壁側隙間W4は、ハイヒールの踵が落ち込まない限度(=8mm)まで大きくなっても実際上安全性に問題はないから、最大8mmにできる。これから、間仕切壁8の厚さは、間仕切溝4の片側で位置調整量W3+壁側隙間W4=12mm、両側では24mmまで許すことができる。
図8は際用部材6の他の実施例の位置調整の様子を表した断面図である。本例は、床パネル3の周縁フランジ3dの下面に潜り込ませる拡大面板6kを表面板6cから延設し、より大きな隙間W1を埋めることができるようにした例である。本例の表面板6cは、際用部材6が床パネル3に最も接近した状態で、延設した拡大面板6kが床パネル3の側壁3fに略当接する位置まで床パネル3の周縁フランジ3dの下面に潜り込ませることができる(図8中二点鎖線で示した状態)。際用部材6が床パネル3から最も遠ざかった状態で、床パネル側隙間W2がハイヒールの踵が落ち込まない程度の約8mmとなるよう設定している点は上記例と同じであるが、拡大面板6kの長さ=約20mmだけ、表面板6cの位置調整範囲W3を大きくしている。
図9は際用部材6の他の実施例の斜視図、図10は際用部材6の位置調整の様子を表した断面図である。本例の際用部材6は、表面板6cの床パネル3側端縁から下向きに延長して折曲片6dを垂下させている。表面板6cと折曲片6dとの境界となる折曲縁には、複数のスリット6eを形成してあり、ペンチ等の工具を使った折曲片6dの引き起こしを容易にしている。また、折曲片6dには、前記折曲縁に至る切込み6fを一定間隔で形成してあり、曲げ戻しも容易にしている。本例の際用部材6は、折曲片6dを垂下させたまま、床パネル側隙間W2が溝蓋7の係止片7bが挿入可能な約4mmとなる位置まで、床パネル3側に接近させることができる。また、際用部材6は、折曲片6dを水平に引き起こし、床パネル側隙間W2がハイヒールの踵が落ち込まない程度の約8mmになるまで、床パネル3から遠ざけることができる。これは、本例の位置調整範囲W3が、表面板6cを曲げ戻した折曲片6dの長さ=約8mm分だけ、上記実施例に比べて更に大きくなっていることを意味する。折曲片6dの長さを約8mmに設定したのは、際用部材6を床パネル3側に最も接近させた状態から床パネル側隙間W2が約8mmになるまで床パネル3から遠ざけた時に折曲片6dを水平に引き起こしできるようにして、際用部材6がどの位置にあっても8mm以上の床パネル側隙間W2を生じさせないようにするためである。このほか、壁側隙間W4は、ハイヒールの踵が落ち込まない8mmに設定する。
図11は際用部材6の他の実施例の位置調整の様子を表した断面図である。本例は、上記各例を組み合わせた構成で、際用部材6の位置調整範囲W3を更に大きくしている。床パネル側隙間W2は、際用部材6が床パネル3から最も遠ざかった位置で、ハイヒールの踵が落ち込まない程度の約8mmとなるよう設定する。表面板6cは、床パネル3側に向かって床パネル3の周縁フランジ3dの下面に潜り込ませる拡大面板6kを延設し、更に拡大面板6kは床パネル3側に向かってスリット6eを介して下方に折り曲げ可能な折曲片6dを延設している。この折曲片6dは、際用部材6を床パネル3側に最も接近させて折曲片6dと拡大面板6kの一部を床パネル3の周縁フランジ3dの下面側に重ねたときに、床パネル3の側壁3fとの干渉を避けるため下方へ折り曲げる。こうして、本例の位置調整範囲W3は、折り曲げた折曲片6dの幅(8mm)に拡大面板6kの一部を床パネル3の周縁フランジ3dの下面に重合させて延長した幅(18mm)を加えた約28mmだけ増加している。
図12は際用部材6の他の実施例の斜視図である。本例は、際用部材6の裏面板6aに新たに設けた長孔6gに通したビス6hを際用支柱5の載置板5gに設けたネジ孔5iに捩じ込み、際用部材6の浮き上がりを防止している。この長孔6gも、装着孔6bの長孔と同様に間仕切壁8に対して際用部材6が接近離反する方向に延設されていて、これにより、際用部材6を間仕切溝4側へ寄せたときに、際用部材6の重心が際用支柱5の載置板5gから外れた場合でも、裏面板6aが載置板5gから浮き上がって脱落することを防止できる。こうした際用部材6の脱落防止は、二重床の施工中やメンテナンス等で、床パネル3や溝蓋7を取り外した際に有効である。
図13及び14は際用部材6の他の実施例の斜視図である。本例も、際用部材6を間仕切溝4側に向けて位置調整させたとき、重心が際用支柱5の載置板5gから外れて浮き上がるのを防止する例である。際用部材6は、間仕切溝4側に向けて接近させると際用支柱5の載置板5gの両側及び両側の裏面を抱きかかえる一対のアーム6iを有している。これにより、際用部材6は際用支柱5と一体化している。この際用部材6は、床パネル3側へ最大限引き寄せることにより載置板5gとアーム6iとの係合が解除され、際用支柱5から上方へ引き抜いて取り外すことができる。
本発明の二重床の斜視図である。 際用部材と際用支柱の関係を表した斜視図である。 二重床を施工した部屋の平面図である。 二重床の平面図である。 図4中A−A断面図である。 間仕切壁8を設置した状態を表す図4中A−A断面相当図である。 際用部材のスライドの様子を表した図4中B−B断面図である。 際用部材の他の実施例のスライドの様子を表した断面図である。 際用部材の他の実施例の斜視図である。 際用部材のスライドの様子を表した断面図である。 際用部材の他の実施例のスライドの様子を表した断面図である。 際用部材の他の実施例の斜視図である。 際用部材の他の実施例の斜視図である。 際用部材の斜視図である。 従来の二重床における間仕切壁の設置状態を表した部分断面図である。
符号の説明
1 基礎床
2 標準支柱
3 床パネル
4 間仕切溝
5 際用支柱
6 際用部材
7 溝蓋
8 間仕切壁
P 配設ピッチ
W1 隙間
W2 床パネル側隙間
W3 位置調整範囲
W4 壁側隙間
W5 隙間仕舞幅

Claims (12)

  1. 仕切壁を基礎床から立設するために必要なの空間である間仕切溝を任意の床パネルを離隔して確保し、基礎床から間仕切壁を立設しない常態で間仕切溝を溝蓋で閉蓋する構成二重床であって、
    間仕切溝の両側に沿って基礎床に設置する際用支柱と、
    際用支柱の間仕切溝から反対側の基礎床に設置する標準支柱と、
    前記際用支柱又は標準支柱に側縁又は隅部を支持されて基礎床上に敷き詰める床パネルと、
    間仕切溝に隣接する床パネルの該間仕切溝に直近な側縁に沿って際用支柱間に架設する際用部材と、
    間仕切溝を挟んで対向する際用部材間へ着脱自在に装着する溝蓋とから構成してなり、
    際用部材は床パネル表面に倣う表面部と、前記際用支柱に載せて支持される裏面部とからなり、前記表面部を、溝蓋を取り除いて現れる間仕切溝の範囲で基礎床から立設した間仕切壁と該間仕切壁に隣接する床パネルとの間に形成される隙間W1以下である隙間仕舞幅W5の平面視略長方形とし、
    間仕切壁に隣接する床パネルの該間仕切壁に直近の側縁から前記床パネルに直近の表面部の側縁までの床パネル側隙間W2と、間仕切壁に直近の表面部の側縁から間仕切壁までの壁側隙間W4とを、いずれも許容幅Wc以下にする範囲で裏面部を際用支柱の載置部に載せることにより、際用部材を際用支柱間に架け渡し、間仕切壁に隣接する床パネルの該間仕切壁に直近な側縁に沿って該床パネル表面に表面部を倣わせて隙間W1を埋めてなる二重床。
  2. 溝蓋は、間仕切溝に略等幅な平面視長方形の覆蓋部と、該覆蓋部から垂下して床パネル側隙間W2に嵌入する一対の掛止片とからなる請求項記載の二重床。
  3. 際用部材は、表面部が床パネルの上面と溝蓋の上面とが面一になるよう覆蓋部を支持してなる請求項記載の二重床。
  4. 際用部材は、床パネル側隙間W2及び壁側隙間W4がいずれも許容幅Wc以下となる範囲で、裏面部を間仕切壁に対して接近離反自在に際用支柱の載置部に載せてなる請求項1〜3いずれか記載の二重床。
  5. 際用部材は、隙間仕舞幅W5の平面視略長方形の表面板である表面部と、際用支柱の載置面に接面する裏面板である裏面部とを、繋ぎ部により平行に接続してなり、際用支柱の載置面に突設した係合部を裏面板に開口した装着孔に嵌合して前記支持面に接面することにより、際用部材を際用支柱に係合支持してなる請求項1又は3いずれか記載の二重床
  6. 際用部材は、繋ぎ部が折返面板で、表面板、折返面板及び裏面板からなる略C型断面のチャンネル部材からなる請求項記載の二重床
  7. 際用部材は、装着孔が間仕切壁に対して該際用部材が接近離反する方向の長孔であり、際用支柱の載置面に突設した係合部に対して前記装着孔の範囲で、間仕切壁に対して接近離反自在に該際用支柱に係合支持されてなる請求項記載の二重床
  8. 際用部材は、引き起こすことにより表面板の幅を隙間仕舞幅W5より拡大する折曲面板を、表面板の床パネル側端縁から下方に向けて延設してなる請求項記載の二重床
  9. 際用部材は、床パネルの周縁フランジ下方に潜り込む拡大面板を、表面板の床パネル側端縁から延設してなる請求項記載の二重床
  10. 際用部材は、拡大面板が段差部を介して表面板から延設することにより、該表面板より低くしてなる請求項記載の二重床
  11. 際用部材は、引き起こすことにより拡大面板の幅を拡大する折曲面板を、該拡大面板の床パネル側端縁から下方に向けて延設してなる請求項記載の二重床
  12. 際用部材は、引き下げることにより拡大面板の幅を縮小する折曲面板を、該拡大面板の床パネル側端縁から延設してなる請求項記載の二重床
JP2003336559A 2003-09-26 2003-09-26 二重床 Expired - Fee Related JP4292045B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003336559A JP4292045B2 (ja) 2003-09-26 2003-09-26 二重床

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003336559A JP4292045B2 (ja) 2003-09-26 2003-09-26 二重床

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005105540A JP2005105540A (ja) 2005-04-21
JP4292045B2 true JP4292045B2 (ja) 2009-07-08

Family

ID=34532623

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003336559A Expired - Fee Related JP4292045B2 (ja) 2003-09-26 2003-09-26 二重床

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4292045B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4805898B2 (ja) * 2007-10-31 2011-11-02 オーエム機器株式会社 二重床システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005105540A (ja) 2005-04-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2521094C (en) Structurally integrated accessible floor system
KR930006276A (ko) 부조식 플로워의 조립방법
JP4292045B2 (ja) 二重床
JP3638679B2 (ja) フリーアクセスフロア
KR100935154B1 (ko) 방음벽
JP2010013826A (ja) 間仕切装置
JPH09242291A (ja) デザイン可変手摺装置
JP4154530B2 (ja) 間仕切及びパネル要素の取付構造
JP5216493B2 (ja) ボーダー支柱
JP3557956B2 (ja) 間仕切りパネルとその取付構造
JP7370649B1 (ja) エレベータ乗場用止水板
JP2595692Y2 (ja) 可動間仕切壁
JP2710018B2 (ja) 床における配線ダクト支持構造
JP4805898B2 (ja) 二重床システム
JP3123701B2 (ja) オフィス構造
JPS6329053Y2 (ja)
JPH10121586A (ja) エキスパンションジョイント
JPH0352883Y2 (ja)
JPH071419Y2 (ja) 床パネルの支持装置
JPH0539142Y2 (ja)
JPH0540189Y2 (ja)
KR100442980B1 (ko) 칸막이판넬용 하부 고정부재
JPH0540187Y2 (ja)
JP2003253847A (ja) 建物外装用パネルの取り付け構造
JPH0235963Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060830

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080710

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081118

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090116

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090310

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090406

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4292045

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120410

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130410

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140410

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees