JP5759864B2 - 建築構造体 - Google Patents

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Description

本発明は、左右の縦材間に横材を取付けた構造の建築構造体に関する。
非特許文献1には、図7に示すように、左右の縦材101の対向する側面に各々取付金具103、103を固定して、取付金具103、103間に横材105を固定することが開示されている。この従来技術では、取付金具103、103は各々対向する側に突設する突設部104を有し、横材105は中空109を有し、横材105の左右両端部には各々上面を切除した切除部107が設けてあり、切除部107を上に向けて切除部107から取付金具103の突設部104を横材105の中空109内に挿入して、横材105の下面108と取付金具103の突設部104とを重ね合わせて下から止めるねじ111で固定している。
第28頁「テラス メニーウェル 1500、3000タイプ 施工要領書」三協立山アルミ株式会社 2009年2月発行
しかし、非特許文献1では、横材105を止めるねじ111の頭が下から見えるので外観を損なうという問題があった。
また、施工時には、作業者は横材105の切除部107から取付金具103の突設部104を中空109内に挿入して、取付金具103の突設部104と横材105の下面108を上下に重ね合わせたままねじ111で固定する必要があるので、横材105の配置から横材105の取付けまでを一度に行う必要がある為、作業し難いという問題があった。
そこで、本発明は、外観が良く、施工作業がし易い建築構造体の提供を目的とする。
請求項1に記載の発明は、左右の縦材と、左右の縦材間に固定する横材と、取付金具とを備え、左右の縦材は互いに対向する側面に各々取付金具を固定してあり、取付金具は対向する取付金具側に向けて突設する突設部を有し、横材は中空を有すると共に横材の中空を上下に仕切る中壁を有し、横材の両端部には各々外周壁の上面を切除した切除部が形成してあり、切除部の幅は取付金具の突設部の幅よりも狭くしてあり、取付金具の突設部と横材の中壁の上面とを上下に重ね合わせて、切除部から挿入して止めるねじで上から固定してあることを特徴とする建築構造体である。
請求項1に記載の発明によれば、施工時には、横材の切除部を取付金具の突設部の幅方向一端部に向けて、取付金具の突設部を横材の切除部から横材の中空内に挿入した後、横材を回転して横材の切除部を上方に向け、取付金具の突設部を上にして横材の中壁を重ね合わせた後、切除部から挿入したねじで上から固定する。
横材の中壁と取付金具の突設部とを切除部から挿入したねじで上から固定しているので、ねじの頭が下から見えないため、外観が良い。
切除部の幅は取付金具の突設部の幅よりも狭くしてあるので、横材の中空に取付金具の突設部を挿入して横材を回転して切除部を上に向けた後、ねじ止めする前に、作業者が横材から手を離しても左右の取付金具の突設部に横材の切除部を係止できるので、例えば、作業の途中に横材から手を放すこともでき、作業し易い。
取付金具の突設部の幅方向一端部から横材の切除部を挿入して回転し、切除部を上に向けているので、横材の幅寸法は取付金具の突設部の幅寸法の制限を受けないので、横材の幅を従来よりも小さくでき、横材の材料使用量を従来よりも低減できる。
本実施の形態にかかる建築構造体の図であり、図6に示すA−A断面図である。 本実施の形態にかかる建築構造物の平面図である。 本実施の形態を示す図であり、縦材間に横材を取付ける施工手順を示す斜視図である。 本実施の形態を示す図であり、縦材間に横材を取付ける施工手順における取付金具と横材との関係を示す縦断面図である。 図1に示すB−B断面を横材を除いて示す断面図である。 本実施の形態にかかる建築構造体の斜視図である。 従来技術の図であり、(a)は従来の縦材と横材と施工手順を示す斜視図であり、(b)は施工後の横材の断面図である。
以下に、添付図面の図1〜図6を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。図6に示すように、本実施の形態に係る建築構造体1はテラスであり、支柱3と、支柱3の上端部に架設された桁5と、縦材(垂木)7と、縦材7、7間に取付けた横材(中桟)9とを備えており、縦材7にはパネル押さえ11(図2及び図5参照)が設けてあり、縦材7、7間に配置したパネル13をパネル押さえ11で縦材7に固定している。
図1及び図5に示すように、左右に隣合う縦材7、7は、互いに対向する側面7aに各々取付金具15を固定してある。縦材7の側面7aには溝19が形成してあり、溝19の底面に取付金具15が固定されている。
取付金具15は、図3及び図5に示すように、L字形状の板材であり、L字の一側部を固定部15aとして縦材7の側面7aにねじ17で固定してあり、他側部を突設部15bとして縦材7の側面7aから対向する取付金具15に向けて突設して設けてある。
図5に示すように、取付金具15の固定部15aには、縦材7側に突出した係合部21が設けてあり、縦材7の溝19の底面に形成してある被係合部23に係合してある。
取付金具15の突設部15bには、ねじ挿通孔25が形成してある。
図1及び図3に示すように、横材9は四角筒形状であり、中空27を有すると共に横材9の長手方向に亘って中空27内を上下に仕切る中壁29が形成されている。中壁29は幅方向の中央部の肉厚を厚くするように肉盛してある。
横材9の両端部には上面9aを切除した切除部31が形成してある。図1に示すように、切除部31の幅W1は取付金具15の突設部15bの幅W2よりも狭くしてある。図3(b)に示すように、横材9の上面9aには、パネル13の下面を受ける緩衝材30を取付ける緩衝材取付部32が形成されており、横材9の両端部において、各々緩衝材取付部32を切除した切除部31が形成されている。尚、緩衝材30はゴム製であり、緩衝材取付部32に横材9の端部から挿入し又は上から押し込んだ後に、緩衝材取付部32をかしめて固定してある。
横材6の中壁29は取付金具15の突設部15bの下に重ねてあり、切除部31から挿入して止めるねじ33で上から固定してある。
次に、本実施の形態にかかる建築構造体1の施工、作用効果について、説明する。
支柱3を立設して、支柱3に桁5を架設し、躯体側に設けた垂木掛け35と桁5と間に縦材7を取付ける。
そして、隣合う縦材7、7間に横材9を取付けるが、横材9の取付けは次のように行う。
図5に示すように、隣合う縦材7、7が対向する各側面7aの溝部19の底面に取付金具15の固定部15aを重ね合わせて、係合部21と被係合部23とを係合した後、ねじ17で取付金具15を縦材7に固定する。
次に、図3(a)に二点鎖線で示すように、横材9の切除部31を取付金具15の突設部15bの幅方向一端部に向けて横材9を配置し、図3(a)及び図4(a)に示すように、取付金具15の突設部15bの幅方向一端部を横材9の切除部31から横材9の中空27内に挿入した後、図4(b)及び(c)に示すように、横材9を約90度回転して、図3(b)及び図4(d)に示すように、横材9の切除部31を上方に向ける。
切除部31を上に向けた状態で、取付金具15の突設部15bは、横材9の切除部31と略平行に位置しているが、切除部の幅W1は取付金具15の突設部15bの幅より小さいから、作業者が横材9から手を放しても図4(d)に示すように、突設部15bは切除部31に係止するので、横材9が取付金具15から外れることがない。
次に、図3(b)及び図4(d)、(e)に示すように、取付金具15に対して横材9を持ち上げて取付金具15の突設部15bを上にして横材9の中壁29を下に重ね合わせた後、切除部31から挿入したねじ33で上から固定する。
本実施の形態によれば、横材9は中壁29と取付金具15の突設部15bとを切除部31から挿入したねじ33で上から固定しているので、図7に示す従来技術のようにねじ111の頭が下から見えないため、外観が良い。
図1に示すように、切除部31の幅W1は取付金具15の幅W2よりも狭くしてあるので、取付金具15の突設部15bの幅方向一端部を横材9の切除部31から中空27内に挿入し、横材9を回転して切除部31を上に向けた後、ねじ止めする前に、作業者が横材9から手を離しても、図4(d)に示すように、左右の取付金具15の突設部15bに横材9の切除部31を係止できるので、例えば、作業の途中に横材9から手を放してねじやドライバ等をとりにいくことができ、作業し易い。
取付金具15の突設部15bの幅方向一端部から横材9の切除部31を挿入して回転し、切除部31を上に向けているので、横材9の幅寸法は取付金具15の突設部15bの幅寸法の制限を受けないので、横材9の幅を従来よりも小さくでき、横材の材料使用量を従来よりも低減できる。
図1に示すように、中壁29にはねじ33を止める為のスリットやねじ挿通穴等を形成していないのでねじ33を強固に固定することができる。更に、中壁は幅方向の中央部の肉厚を厚くするように肉盛してあるので、ねじ33で固定金具15の突設部15bを固定する強度が高い。
図3(b)に示すように、切除部31は、緩衝材取付部32の長手方向両端部を切除して形成しているので、斜め上から見た場合にも、中壁29に固定したねじ33の頭は緩衝材取付部32に隠れて見え難い。
図5に示すように、縦材7の側面7aには、溝19が形成してあり、取付金具15の固定部15aがこの溝19内に収納されているので、図3(a)に示すように、横材9を回転して取付ける際に、取付金具15の固定部15aと横材9の端部とが干渉し難く且つ隙間も生じ難い。
取付金具15には係合部21が設けてあり、縦材7の溝19の底面に形成してある被係合部23に係合しているので、固定金具15を縦材7に固定する際の位置決めが容易であり、また固定金具15を縦材にねじ17で固定するときに縦材7に対して固定金具15が回転するのを防止できる。
本発明は、上述した実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能である。
例えば、本発明の建築構造体1はテラスに限らず、カーポート等の簡易建物の屋根に用いても良いし、壁やフェンス等でも良く、縦材間に横材を取付けるものであれば特に制限されない。
例えば、建築構造体1が壁の場合には、縦材7を支柱とし、縦材7、7間に上下に間隔をあけて横材9、9を配置して、上横材9の下面と下横材9の上面とに各々パネル挿入溝を形成しておき、左右の支柱7、7と上下の横材9、9との間にパネルを配置するものであっても良い。
また、建築構造体1がフェンスの場合には、縦材7を支柱とし、横材9を支柱7、7間に固定する横桟としても良い。
1 建築構造体
7 縦材
9 横材
15 取付金具
15b 突設部
27 中空
29 中壁
31 切除部
W1 切除部の幅
W2 取付金具の幅

Claims (1)

  1. 左右の縦材と、左右の縦材間に固定する横材と、取付金具とを備え、左右の縦材は互いに対向する側面に各々取付金具を固定してあり、取付金具は対向する取付金具側に向けて突設する突設部を有し、横材は中空を有すると共に横材の中空を上下に仕切る中壁を有し、横材の両端部には各々外周壁の上面を切除した切除部が形成してあり、切除部の幅は取付金具の突設部の幅よりも狭くしてあり、取付金具の突設部と横材の中壁の上面とを上下に重ね合わせて、切除部から挿入して止めるねじで上から固定してあることを特徴とする建築構造体。
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