JP6909002B2 - 構造体 - Google Patents

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Description

本発明は、ブロック塀等に設置する構造体に関する。
従来、ブロック塀の上などに設置される手摺等の構造体は、支柱の中空部内に補助材を取付け、補助材をブロックの穴に挿入し、モルタル等を充填して固定している。
「ガーデンエクステリア施工手引き書 門まわり(3)(STX0358A)」三協立山アルミ株式会社、2008年11月、p.69
このような手摺において、支柱は、長さを調整するために下部を切断した後、補助材を取付けるためのネジ穴を下端に設けなければならず、施工に手間が掛かっていた。また、ネジが露出するため、意匠性が良くなかった。支柱を細くした場合は、支柱の中空部内に挿入する補助材はさらに細くなるため、十分な強度が得られないという問題もあった。
本発明は上記実情に鑑み、施工性が良く、強度も十分で、意匠性の高い構造体を提供することを目的とする。
本発明のうち請求項1に記載の構造体は、支柱と、横材と、スペーサーを備え、支柱は、支柱本体とカバー材とからなり、支柱本体の下端は、ブロックの設置穴に挿入して固定してあり、カバー材は、ブロックより上部において、支柱本体の前側面及び後側面に取り付けて支柱の断面を拡大させるものであり、下端がブロックの上面に隣接して位置するとともに、上端が支柱本体の上端まで延びるものであり、スペーサーは、支柱本体とカバー材の上端を覆い、横材は、スペーサー上部に取り付けてあることを特徴とする。
本発明のうち請求項2に記載の構造体は、支柱と、横材を備え、支柱は、支柱本体とカバー材とからなり、支柱本体の下端は、ブロックの設置穴に挿入して固定してあり、カバー材は、ブロックより上部において、支柱本体の前側面及び後側面のうちの少なくとも一方に取り付けて支柱の断面を拡大させるものであり、下端がブロックの上面に隣接して位置するとともに、上端が支柱本体の上端まで延びるものであり、横材は、支柱の上部に取り付けてあることを特徴とする。
本発明のうち請求項1の発明によれば、支柱本体の下端を、ブロックの設置穴に挿入できるので、補強材を必要とせず、施工性が良い。支柱は、露出部分にネジ穴を設けないため、意匠性が良い。また、支柱本体自体をブロックの設置穴に挿入することにより、設置穴内において断面積を広く確保できるので、十分な強度が得られる。カバー材は、ブロックより上部において、支柱本体に取り付けてあるため、ブロックの設置穴に立設しない支柱を組み合わせた際に、その支柱の断面とカバー材を取付けた支柱の断面が略同じ大きさに揃い、支柱の意匠を合わせることができる。そして、スペーサーが、支柱本体とカバー材の上端を覆うため意匠性が良い。
本発明のうち請求項2の発明によれば、支柱本体の下端を、ブロックの設置穴に挿入できるので、補強材を必要とせず、施工性が良い。支柱は、露出部分にネジ穴を設けないため、意匠性が良い。また、支柱本体自体をブロックの設置穴に挿入することにより、設置穴内において断面積を広く確保できるので、十分な強度が得られる。カバー材は、ブロックより上部において、支柱本体の少なくとも一側面を覆うことにより、支柱の断面を拡大させるものであるため、ブロックの設置穴に立設しない支柱を組み合わせた際に、その支柱の断面とカバー材を取付けた支柱の断面が略同じ大きさに揃い、支柱の意匠を合わせることができる。
構造体の側面図であり、図3のA−A線断面図である。 構造体の一部を示す正面図である。 構造体の全体正面図である。 (a)はブロックに立設する支柱の横断面図、(b)はブロックに立設しない支柱の横断面図、(c)はブロックに立設する支柱の分解斜視図である。 支柱をブロックに挿入した状態で示す斜視図である。 スペーサーを示し、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は受け具とともに支柱に固定した状態を示す正面図である。 受け具を示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図である。 連結具を示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。なお左右とは、図3のように、正面視した際の左右方向を示す。
本発明に係る構造体は、図1乃至図3に示すように、ブロック塀等のブロック1の上に設置するものであり、ブロック1の設置穴1aに支柱2が間隔をあけて複数立設してあり、支柱2の上端には、スペーサー3と、受け具4及び連結具5を介して、横材6が架設してある。なお図3は、ブロック1の設置穴1aに立設しない支柱Xを組み合わせた際の本発明を示す正面図である。
支柱2は、ブロック1の設置穴1aに立設するものであり、図4(a)(c)及び図5に示すように、支柱本体21とカバー材22とからなる。図4(a)(b)に示すように、支柱2と、ブロック1に立設しない支柱Xの断面を比較すると、長辺及び短辺の長さは夫々略等しい。
支柱本体21は、ブロック1の設置穴1aに納まるほどの寸法であり、横断面の外形が略矩形の中空材である。中空内部には、上端に取り付けるスペーサー3と受け具4を固定するためのタッピングホールが設けてあり、支柱本体21の外周の角には夫々、カバー材22,22を固定するための鉤状の被係合部21aと取付溝21bが長手方向に亘って設けてある。
カバー材22は、ブロック1より上部において、支柱本体21の前側面及び後側面を覆うことにより、支柱2の断面を拡大させるものである。カバー材22は、長手方向の寸法が支柱本体21よりも短く、左右方向の外寸は支柱本体21の左右方向の外寸と等しい。また、横断面略コ字形状に形成されており、両端部には向かい合う方向に突出する鉤状の係合部22aが、長手方向に亘って形成されている。カバー材22を支柱本体21の前側面及び後側面に取り付けた状態で、支柱2の左右の側面において、支柱本体21とカバー材22は面一である。
横材6は、図1に示すように、縦断面の外形が下向きの略C字形状をなす中空材であり、上面は上に凸の緩やかな円弧状に形成されている。支柱2が連結される下面中央部には長手方向に亘って、連結具5を取り付けるための連結具取付溝6aと、連結具取付溝6aの上部には裏板9を挿入するための裏板取付溝6bが形成されている。
スペーサー3は、支柱本体21とカバー材22の上端を覆う。図6(a)に示すように、支柱2の断面よりやや大きな矩形平板状であり、中央部には、後述する受け具4に設けたネジ穴4aと支柱2のタッピングホールに対向する位置にネジ穴3aが設けてある。
受け具4は、スペーサー3の上部にネジ止めされ、横材6に取り付けられた連結具5を支持して支柱2と横材6とを連結するものである。図7(a)に示すように、平面視するとスペーサー3よりやや小さい矩形であって、中央部には左右方向に亘って溝部4dが設けてあり、溝部4dの底部には、スペーサー3のネジ穴3aに対向する位置にネジ穴4aが設けてある。また、破線で示すように、受け具4の前側面において、左右方向の略中央には、連結具5を連結するための連結穴4bが前後方向に設けてある。図7(b)に示すように正面視すると、連結具5を傾斜させて取り付けることができるよう、受け具4の上部は円弧状に形成されており、破線で示すように、溝部4dの下部は凹んだ円弧状に形成されている。側面視すると、図7(c)に示すように、受け具4は溝部4dが上向きの開口を形成する略コ字形状である。
連結具5は、図8に示すように、横材6に固定される横材取付部51と、受け具4に連結される連結部52とからなる、正面視略T字状の部材である。横材取付部51は、左右方向に伸びる平板状であり、見込方向の幅は横材6に設けた連結具取付溝6aの内寸に略等しく、左右の端部には、横材6に固定するためのネジ穴5aが上下方向に設けてある。連結部52は、横材取付部51の中央部から下方へ伸び、端部が円弧状に形成してあり、受け具4の連結穴4bに対応する連結穴5bが前後方向に亘って設けてある。連結部52は、受け具4の溝部4dに挿入され、受け具4の連結穴4bから差し込まれたネジ8が、連結穴5bを挿通して連結具5に固定される。
次に、本構造体の施行手順を説明する。
まず、支柱本体21の前側面及び後側面にカバー材22,22を取り付けて、支柱2を組み立てる。支柱本体21のブロック1から露出する部分において、カバー材22の係合部22aを、支柱本体21の取付溝21bへ嵌め込んで、カバー材22の係合部22aと支柱本体21の被係合部21aを係合させることによって、支柱本体21の前側面及び後側面へカバー材22が取り付けられる。支柱本体21とカバー材22との間に空間が形成されるため、支柱2の断面が拡大される。支柱2の上端には、スペーサー3を介して受け具4を取り付ける。詳しくは、図6(c)に示すように、受け具4の上方からネジ7,7を差し込むと、ネジ7は受け具4のネジ穴4a及びスペーサー3のネジ穴3aに挿通され、支柱本体21のタッピングホールへ固定される。そして、組み立てた支柱2をブロック1の設置穴1aに立設する。横材6は、裏板取付溝6bへ裏板9を挿入し、横材取付溝6aへ連結具5の横材取付部51を嵌め込む。裏板9を横材取付部51の位置に合わせ、連結具5を裏板9とともにネジ止めすることにより、横材6に連結具5を取り付ける。次いで、連結具5の連結部52を受け具4の溝部4dに挿入する。受け具4の連結穴4bへ差し込まれたネジ8は、連結具5の連結穴5bを挿通して、支柱2に横材6が連結される。
なお、連結具5及び裏板9が取り付けられていない部分の横材6の取付溝6a,6bには、図示しない目板を嵌め込むことができる。
このように構成した構造体によれば、支柱本体21の下端を、ブロック1の設置穴1aに挿入できるので、補強材を必要とせず、施工性が良い。支柱2の露出部分にネジ穴を設けないため、意匠性が良い。また、支柱本体21自体をブロック1の設置穴1aに挿入することにより、設置穴1a内において断面積を広く確保できるので、十分な強度が得られる
カバー材22を、ブロック1より上部において支柱本体21に取り付けることによって、本発明の構造体にブロック1の設置穴1aに立設しない支柱Xを組み合わせた際に、支柱Xの断面とカバー材22を取付けた支柱2の断面が略同じ大きさに揃い、支柱2,Xの意匠を合わせることができる。またカバー材22は、支柱本体21とカバー材22との間に空間を形成し、支柱2の断面を拡大させるものであるため、他の部材と意匠を揃えることができる。さらに、カバー材22の係合部22aと支柱本体21の被係合部21aを係合させることによって、カバー材22を支柱本体21に取り付けるため、ネジ止めする手間が掛からず、意匠性も高い。
そして、スペーサー3が、支柱本体21とカバー材22の上端を覆うため、意匠性が良い。
本発明は、上記の実施形態に限定されない。例えば、上記実施形態例において、二つのカバー材は、支柱本体の前側面及び後側面の二面を覆うことによって支柱の断面を拡大するが、カバー材の数や形態は限定されず、支柱本体の少なくとも一側面を覆って支柱の断面を拡大するものであればよい。
1 ブロック
1a 設置穴
2 支柱
21 支柱本体
22 カバー材
3 スペーサー
6 横材

Claims (2)

  1. 支柱と、横材と、スペーサーを備え、
    支柱は、支柱本体とカバー材とからなり、
    支柱本体の下端は、ブロックの設置穴に挿入して固定してあり、
    カバー材は、ブロックより上部において、支柱本体の前側面及び後側面に取り付けて支柱の断面を拡大させるものであり、下端がブロックの上面に隣接して位置するとともに、上端が支柱本体の上端まで延びるものであり、
    スペーサーは、支柱本体とカバー材の上端を覆い、
    横材は、スペーサー上部に取り付けてあることを特徴とする構造体。
  2. 支柱と、横材を備え、
    支柱は、支柱本体とカバー材とからなり、
    支柱本体の下端は、ブロックの設置穴に挿入して固定してあり、
    カバー材は、ブロックより上部において、支柱本体の前側面及び後側面のうちの少なくとも一方に取り付けて支柱の断面を拡大させるものであり、下端がブロックの上面に隣接して位置するとともに、上端が支柱本体の上端まで延びるものであり、
    横材は、支柱の上部に取り付けてあることを特徴とする構造体。
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