JP6884641B2 - 簡易建物 - Google Patents

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本発明は、カーポート等の簡易建物に関する。
一般に、カーポート等の簡易建物では、梁を連結して用いる場合がある。従来、梁を連結する場合、図8に示すように、一方の梁101aと他方の梁101bの内部に補強材103を設けて、一方の梁101aの端と他方の梁101bの端を突き合せた後、一方及び他方の梁101a、101bの側面から複数のボルト105で梁101a、101bと補強材103とを固定していた。
一方、敷地の状況に応じて、簡易建物の屋根部を梁の長手方向の所望の位置に取付けたいという要求があった。
しかし、従来の簡易建物(カーポート)では、梁101(101a,101b)の側面にボルト105を設けているので意匠性が悪いという問題があった。
これに対して、梁の上面にボルトを設けると、ボルトの頭部が邪魔になって、所望の位置に垂木を取付けることができず、屋根部の取付け位置が制限され、梁に対して屋根部を自由な位置に取付けることができないという問題があった。
そこで本発明は、意匠性が良く、梁に対して屋根部を自由な位置に取付けることができる簡易建物の提供を目的とする。
請求項1に記載の発明は、梁と、補強材と、垂木と、垂木取付金具とを備え、梁は、上面の前側と後側に設けたボルト取付部と、ボルト取付部の間に設けた垂木取付部とを有し、垂木取付部がボルト取付部のボルトの頭部よりも立ち上げてあり、補強材は梁の内部に設けてあり、垂木は垂木取付部に設けた垂木取付金具により所望の角度で固定し、ボルト取付部に取付けたボルトで梁の内部に補強材を固定してある簡易建物である。
請求項1に記載の発明によれば、ボルトは梁の上面に設けられており、側面に露出しないので意匠性が良い。
また、ボルトを梁の上面に設けても、垂木取付部がボルト取付部のボルトの頭部よりも立ち上げてあるため、ボルトの頭部と垂木とが干渉せず、梁に対して屋根部を自由な位置に取付けることができる。
本発明の実施の形態に係る簡易建物であって、図7に示すA−A断面図である。 図1に示す梁の断面図である。 簡易建物であって、図4に示すB−B断面図である。 簡易建物の一部を示す平面図である。 垂木取付金具の図であり、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は側面図である。 簡易建物の側面図である。 簡易建物を前側から見た正面図である。 従来の簡易建物であって、(a)は梁に補強材とボルトを取付ける前の状態を示す斜視図、(b)は梁に補強材とボルトを取付けた状態を示す縦断面図である。
以下に、添付図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。図6及び図7に示すように、本実施の形態に係る簡易建物1は、カーポートであり、柱3と、梁5と、屋根部7とが設けてある。
柱3は中空形状であって、前後左右に合計4本設けられている。図1に示すように、柱3は、柱取付金具9を介してボルト11で、各梁5の両端に固定されている。梁5の下面には、長手方向に亘って平行に2つのボルト係止溝13が形成されている。梁5には、ボルト係止溝13に頭部15aを係止したボルト15とナット17で柱取付金具9を固定してある。柱3には、柱取付金具9を挿入してあり、側面から止めるボルト11で固定されている。
図1及び図2に示すように、各梁5は中空形状であって、図3に示すように、それぞれ2つの梁5a、5bの端6a、6bを突き合わせて、連結している。2つの梁5a、5bが連結している部分では、梁5a、5bの内部に補強材19を挿入して梁5の強度を確保している。補強材19は、図2に示すように、略四角筒形状を成し、上面の前側と後側に上ボルト(ボルト)21のネジ孔19aが形成され、下面の前側と後側に下ボルト23のネジ孔19bが形成されている。
梁5は、上面の前側と後側にボルト取付部25を、ボルト取付部25の間に垂木取付部27を有する。ボルト取付部25には、上ボルト21の軸挿通孔25aが形成されている。上ボルト21は、梁5と補強材19とを固定している。垂木取付部27は、梁5上面の長手方向に亘って設けられている。図2に示すように、垂木取付部27は、上ボルト21の頭部21aの高さ寸法H1よりも高い、高さH2の寸法で立ち上げてある。
また、梁5の下面には、梁5の長手方向に2つのボルト係止溝13が形成されている。ボルト係止溝13には、溝壁29に溝の開口31を狭めるボルト係止部33が形成され、底壁35に下ボルト23の軸挿通孔35aが形成されている。下ボルト23は、梁5と補強材19とを固定している。なお、下ボルト23が取り付けられている部分のボルト係止溝13では、ボルト係止部33を切り欠いて溝の開口31を広くしてある。また、ボルト係止溝13の開口31には、目板37を嵌めて、ボルト係止溝13内に納めた下ボルト23の頭部23aを隠している。目板37の下面には、図1に示すように、梁連結板38が設けられている。図3に示すように、梁連結板38は、梁5aの端6aと梁5bの端6bをまたいで、後述する梁連結キャップ39の幅寸法で配置してあり、各梁5a、5bにネジ38aで固定されている。この梁連結板38により、梁5aの端6aと梁5bの端6bとが開くのを防止している。
図1及び図3に示すように、梁5には、2つの梁5a、5bを突き合せている部分において、梁5の下面、両側面及び上面のボルト取付部25を覆う梁連結キャップ39が、ネジ39bで固定されている。なお、符号39aは両面テープである。また各梁5の両端には、図4に示すように、雨水等が梁5の内部に浸入しないよう梁キャップ41が嵌められている。
梁5の垂木取付部27には、垂木取付金具43が設けられている。垂木取付金具43は、図5に示すように、対向する2つの側壁45と底壁47とでコの字形を成し、開口49を有している。各側壁45には、ネジ挿通孔45aが形成されており、底壁47には、左右の側壁45側にネジ挿通孔47aが1つずつ形成されており、底壁47の中央側に上方に向かって突出する2つのスペーサ部47bが形成されている。
図4に示すように、屋根部7は、垂木53と、側枠55と、雨樋57と、後枠59と、屋根パネル61とを備えている。図3及び図4に示すように、垂木53は、垂木取付部27に固定された垂木取付金具43の側壁45、45間に配置してあり、側壁45、45にネジ63で固定されている。垂木53の上側には、パネル押え53aが設けられている。側枠55は、上側にパネル押え55aが設けられ、梁5の両端面にそれぞれ取付けられている。雨樋57は、2つの雨樋を樋連結スリーブ57aと樋連結キャップ57bで連結して形成され、複数の垂木53の前側に取付けられている。後枠59は、2つの後枠を後枠連結スリーブ59aと後枠連結キャップ59bで連結して形成され、複数の垂木53の後側に取付けられている。屋根パネル61は、一端を垂木53とパネル押え53aの間に挟み、他端を別の垂木53とパネル押え53aの間又は側枠55とパネル押え55aの間に挟むことによって固定されている。
次に、本実施の形態にかかる簡易建物1の施工について説明する。
まず、梁5と柱3の施工について説明する。図2及び図3に示すように、梁5は、2つの梁5a、5bの内部に突き合せ端側から2つの梁に亘って補強材19を挿入して、各梁5a、5bの端6a、6bを突き合せた後に、上ボルト21を、梁5の上面側からボルト取付部25の軸挿通孔25aに挿通し、補強材19のネジ孔19aに螺合し、上ボルト21の頭部21aをボルト取付部25に係止して、梁5と補強材19とを固定する。
次に、下ボルト23の取付位置において、梁5の下面に形成されたボルト係止溝13のボルト係止部33を切り欠いた後に、下ボルト23を、梁5の下面側から底壁35の軸挿通孔35aに挿通し、補強材19のネジ孔19bに螺合して、梁5と補強材19とを固定する。ボルト係止溝13の開口31には、目板37を嵌める。
次に、梁連結板38を、梁5a、5bが連結している部分の目板37の下面に配置して、各梁5a、5bにネジ38aで固定する。
次に、2つの梁5a、5bが連結している部分にある梁連結板38の下面と梁5の前側及び後側の両側面とに各々両面テープ39aを貼り付け、梁連結キャップ39を各両面テープ39aに貼り付けて仮固定した後に、上面側からネジ39bで本固定する。
梁5の端部において、下面にあるボルト係止溝13に、ボルト15の頭部15aを梁5の端部側から挿入した後に、ボルト15の軸を柱取付金具9に挿入して下側からナット17で固定する。続いて、梁5の下面に固定された柱取付金具9を柱3の上端に挿入し、柱3の側面からボルト11で柱3と柱取付金具9とを固定して、柱3を梁5の一端に連結する。柱3に梁5を架設し、柱3の下端を地面に埋設する。
次に、屋根部7の施工について説明する。梁5の垂木取付部27の所望の位置で垂木取付金具43を、ネジ挿通孔47aにネジ51の軸を挿通させネジ51を螺合して固定する。続いて垂木53を、垂木取付金具43の側壁45、45間に配置して、ネジ挿通孔45aからネジ63の軸を挿通させ、ネジ63を螺合して垂木取付金具43に固定する。
次に、側枠55を梁5の両端面にネジ固定する。続いて雨樋57を、各垂木53及び側枠55の前端部にネジ固定する。
次に、後枠59を、各垂木53及び側枠55の後端部にネジ固定する。
次に、屋根パネル61の一端を垂木53とパネル押え53aの間に挟み、他端を別の垂木53とパネル押え53aの間又は側枠55とパネル押え55aの間に挟んで、屋根パネル61を固定する。
次に、本実施の形態に係る簡易建物1の作用効果について説明する。
本実施の形態に係る簡易建物1によれば、図1及び図2に示すように、上ボルト21は梁5の上面に設けられており、側面に露出しないので意匠性が良い。
また、上ボルト21を梁5の上面に設けても、垂木取付部27がボルト取付部25の上ボルト21の頭部21aよりも立ち上げてあるため、上ボルト21の頭部21aと垂木53とが干渉せず、梁5に対して屋根部7を自由な位置に取付けることができる。例えば、梁5に対して樹木等の邪魔なものがあったとしても、上ボルト21が設けられている梁の連結箇所、連結していない箇所のいずれにおいても、梁5に対して垂木53を所望の位置に取付けることができるため、屋根部7を自由な位置に取付けることができる。
梁5の下面にある下ボルト23の頭部23aをボルト係止溝13に納めて、ボルト係止溝13の開口31に目板37を嵌めて隠しているので、意匠性が良い。
垂木取付金具43は、垂木取付金具43と垂木53との間に上下の隙間を埋めるスペーサ部47bを有しているため、垂木取付金具43への垂木53の取付けの際に隙間が狭くなり、垂木53のネジ止め位置を容易に合わせることができ、施工が容易になる。
また、垂木取付金具43はスペーサ部47bを有しているため、スペーサ部47bを別の部品として設ける場合と比較して部品点数と施工の工程数を削減できる。
本発明は、上述した実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能である。
簡易建物1は、カーポートに限らず、サイクルポート、テラス、サンルーム、通路シェ
ルター等であってもよい。
上ボルト21の数は、図4に示すように上下に各8本に限らず、6本、10本等増減させてもよい。
垂木53は、垂木取付金具43を用いないで梁5の垂木取付部27に直接に固定してもよい。
1 簡易建物
5 梁
19 補強材
21 上ボルト(ボルト)
21a 頭部
25 ボルト取付部
27 垂木取付部
53 垂木

Claims (1)

  1. 梁と、補強材と、垂木と、垂木取付金具とを備え、梁は、上面の前側と後側に設けたボルト取付部と、ボルト取付部の間に設けた垂木取付部とを有し、垂木取付部がボルト取付部のボルトの頭部よりも立ち上げてあり、補強材は梁の内部に設けてあり、垂木は垂木取付部に設けた垂木取付金具により所望の角度で固定し、ボルト取付部に取付けたボルトで梁の内部に補強材を固定してある簡易建物。
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