JP7171381B2 - 簡易建物 - Google Patents
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Description
図11(b)の例は、屋根1の前後長さが5370mmに対し、一方側支持体である両支持フレーム2は、柱4の中心が屋根1の前側の端部から1135mm離れた位置を基準位置とし、その基準位置から500mm後側まで移動させることができる。すなわち、一方側支持体2は、屋根1の前側の端部より1135~1635mm離れた位置に配置することができ、これは屋根1の長さ(5370mm)を3~5等分した寸法の範囲内である。他方側支持体3は、一つの片支持フレーム3aが屋根1の後側端部(具体的には、柱4の中心が屋根1の後側端部から165mm離れた位置)に配置されている。もう一つの片支持フレーム3bは、柱4の中心が屋根1の後側の端部から1135mm離れた位置を基準位置とし、その基準位置から300mm前側まで移動させることができる。すなわち当該片支持フレーム3bは、屋根1の後側の端部より1135~1435mm離れた位置に配置することができ、これは屋根1の長さ(5370mm)を3~5等分した寸法の範囲内である。
また、本カーポートは、他方側支持体3の一つの片支持フレーム3aが屋根1の他方側の端部に配置されていることで、屋根1のねじれを抑える効果が高く、一方側支持体2と他方側支持体3のもう一つの片支持フレーム3bは、それぞれ屋根1の一方側及び他方側端部から屋根1の長さを3~5等分した寸法だけ離れた位置に配置でき、柱4の位置を移動できるので、敷地対応力がより一層向上する。
妻垂木13は、外側の上部に上方に突出するフィン28を有し、フィン28を内側からのねじ26で妻破風9の内側壁23とねじ止めしてある。当該フィン28は、妻垂木13に屋根パネル15及びパネル押え44を取付けた状態で、パネル押え44よりも上方に延びている。そして、湾曲した妻垂木13の全長に亘って、フィン28は妻破風9の内側壁23に当接している。妻破風9の高さ寸法は、湾曲した屋根1の高さ寸法より大きい。
このように妻破風9を取付けることで、図3に示すように、湾曲した妻垂木13や垂木14が妻破風9で隠れている。妻破風9は、図6に示すように、桁6の長手方向端部に取付けた止水板29との間に隙間31を設けてある。
桁破風8の端部と妻破風9の端部とは、連結具35により連結してある。連結具35は、図8に示すように、略L字形に形成され、桁破風8と妻破風9の小口より中空部内に挿入され、内側から桁破風8及び妻破風9にねじ36で固定される腕部37a,37bと、コーナー部の外側に形成したタッピングホール38を有している。
桁破風8の長さ方向の端面33と妻破風9の長さ方向の端面34間の隙間39は、コーナー部に取付けられるキャップ10で隠されている。キャップ10は、樹脂製で、図8,9に示すように、桁破風8の外側の壁と妻破風9の外側の壁に沿う側壁40と、上壁41と下壁42とを有する平面視略正方形の縦長棒状の部材となっている。上述のように、桁破風8の長さ方向の端面33と妻破風9の長さ方向の端面34間の隙間39が小さいため、キャップ10も小さくなっている。キャップ10は、桁破風8と妻破風9とのコーナー部に外側から嵌め込み、図6,7に示すように、上壁41を連結具35のタッピングホール38に螺入するねじ43で固定してある。
桁6の外側には桁破風8が取付けてあり、妻垂木13の外側には妻破風9が取付けてあり、桁破風8の長さ方向の端面33が妻破風9の内側面に当接しており、桁破風8の長さ方向の端面33と妻破風9の長さ方向の端面34とが近接している。桁破風8と妻破風9とのコーナー部には、樹脂製のキャップ10が取付けてあり、キャップ10で桁破風8の端面33と妻破風9の端面34間の隙間39を隠すと共に、止水板29の外側の端部を隠している。キャップ10は、近接した桁破風8と妻破風9の端面33,34同士の隙間39を隠せればよいため、キャップ10を小さくできる。
さらに、破風8は、樋部7の下部に外側から係止する係止部24aを有するとともに、樋部7の壁16の上部に内側からねじ止めされるねじ止め部25を有するので、破風8の取付けが容易に行える。
また、破風8は、外側壁22と内側壁23を有し、外側壁22は、樋部7の下部に外側から係止する係止部24aを有し、内側壁23は、樋部7の上部に内側からねじ止めしてあるので、破風8の取付けが容易に行えるとともに、ねじ26が見えないので意匠性も良い。
破風8は、略上半分が中空状になっていることで、中空状の部分に内側からねじ26を打つことで、ねじ26が露出しない。
桁破風8及び妻破風9はアルミ製であるため、熱伸びが少なく、桁破風8の長さ方向端面33と妻破風9の長さ方向端面34のいずれか一方の端面を他方の部材の内側面に当接させることができる。
さらに、桁破風8の端部と妻破風9の端部とを連結する連結具35を有し、連結具35は、桁破風8と妻破風9の小口に挿入されているので、桁破風8と妻破風9の端部同士を強固に連結することができ、しかも連結具35は外部から見えないので、意匠性が良い。また連結具35は、桁破風8及び妻破風9の一方を他方にあてがう際のガイドとすることができ、キャップ10を固定するための下地とすることもできる。
桁6は、樋部7の小口を塞ぐ止水板29を有し、止水板29は、止水板29と妻破風9との隙間31を隠す隙間隠し部30を有しているので、屋根1を下からのぞいても止水板29と妻破風9との隙間31などが見えず、意匠性を向上できる。
妻垂木13の外側上部に妻破風9をねじ止めするためのフィン26を有し、当該フィン26がパネル押え44より上方に延びているので、屋根1を組み立てた後に妻破風9を取付けることができる。
妻破風9の中空部に妻垂木13のフィン26をねじ止めしているので、ねじ26が見えない。
止水板29と妻破風9との間に隙間31が設けてあるので、桁6に止水板29を取付けるねじ32の頭を逃げることができる。
2 一方側支持体(両支持フレーム)
3 他方側支持体
3a,3b 片支持フレーム
4 柱
5 梁
6 桁
7 樋部
8 桁破風(破風)
9 妻破風
10 キャップ
Claims (2)
- 桁破風と、妻破風と、キャップと、連結具とを備え、桁破風は、桁の外側に取付けてあり、妻破風は、妻垂木の外側に取付けてあり、桁破風の長さ方向端面と妻破風の長さ方向端面のいずれか一方の端面が他方の部材の内側面に当接し、端面同士が近接しており、キャップは、桁破風の端面と妻破風の端面間の隙間を隠す部材であり、連結具は、桁破風と妻破風の内部でそれぞれ内周側からねじ止めすることで桁破風の長手方向端部と妻破風の長手方向端部を連結していることを特徴とする簡易建物。
- 桁破風と、妻破風と、キャップと、連結具とを備え、桁破風は、桁の外側に取付けてあり、妻破風は、妻垂木の外側に取付けてあり、桁破風の長さ方向端面と妻破風の長さ方向端面のいずれか一方の端面が他方の部材の内側面に当接し、端面同士が近接しており、キャップは、桁破風の端面と妻破風の端面間の隙間を隠す部材であり、連結具は、桁破風の長手方向端部と妻破風の長手方向端部を連結するものであり、連結具にキャップを上からのねじで固定してあることを特徴とする簡易建物。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018167404 | 2018-09-07 | ||
JP2018167404 | 2018-09-07 |
Publications (2)
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---|---|
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Family
ID=69797730
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018217619A Active JP7171381B2 (ja) | 2018-09-07 | 2018-11-20 | 簡易建物 |
Country Status (1)
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Citations (1)
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2018
- 2018-11-20 JP JP2018217619A patent/JP7171381B2/ja active Active
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3037142U (ja) | 1996-10-23 | 1997-05-06 | 株式会社田窪工業所 | 組立車庫 |
Also Published As
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JP2020041394A (ja) | 2020-03-19 |
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