JP4139372B2 - 真空乾燥装置 - Google Patents

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Description

本発明は、水分を含んだ有機廃棄物を真空状態で加熱して乾燥する真空乾燥装置に関するものである。
一般に水分を含んだ有機廃棄物としては、食堂やホテルにおける厨房残滓物や残飯、学校や病院等の給食の残飯、スーパーマッケット、コンビニ、デパート、食料品店等における保証期間の過ぎた食料品、食品工場における残滓物等がある。このような有機廃棄物はそのままでは産業廃棄物処理業者に引き取って貰う量が極めて多くなり、コストが嵩んだりするという問題がある。
そこで、有機廃棄物を減量するために近年、有機廃棄物を真空状態で加熱して乾燥する真空乾燥装置が提供されている(例えば、特許文献1参照)。かかる真空乾燥装置は、内部が真空状態で加熱される乾燥釜と、被乾燥物を攪拌するために乾燥釜に設けられた攪拌機とを具備し、真空状態で被乾燥物を加熱すると共に攪拌して乾燥を行うようになっている。
特開平11−337258号公報
かかる真空乾燥装置では真空状態で加熱して乾燥を行うために乾燥が円滑にできるが、より効率的に乾燥を行うためには図10や図11に示すように真空乾燥処理を行う乾燥機aとは別に付帯設備として破砕装置bを設置し、有機廃棄物である被乾燥物cを破砕装置bで破砕した後に乾燥機aに投入して乾燥処理を行う必要がある。ところがこのような付帯装置としての破砕装置bが必要な真空乾燥装置は、破砕装置b自体の費用が発生するという問題、破砕装置bの設置場所の問題、破砕した被乾燥物の投入方法の問題等がある。それは被乾燥物cの処理量が多い程顕著に現れる。図10に示すものの場合、破砕装置bから乾燥機aとの間の搬送部dにコンベア等の搬送装置が必要になり、コストアップや搬送トラブルの要因があり、また符号eに示すように水平方向の設置スペースが大になるという問題がある。図11に示すものの場合、破砕装置bを設置するための架台fが必要でコストアップとなり、また符号gに示すように上下方向の設置スペースが大になるという問題がある。
また上記従来の真空乾燥装置では被乾燥物を攪拌するために攪拌羽根で攪拌するようになっているが、従来のこの種の攪拌羽根としては図12に示すようなリボンスクリュー式攪拌羽根hや図13に示すようなパドル式攪拌羽根iが主流である。特に乾燥性能がよいリボンスクリュー式は多くの真空乾燥装置に採用されている。しかしリボンスクリュー式では、被乾燥物を伝熱面に押し当てて攪拌をおこなうため、被乾燥物が白米等の澱粉系食品残渣である場合、練りこねる動作によって、攪拌軸部等への固着(団子現象)が発生し、良好な乾燥が困難である。またパドル式の場合、大きな塊状となり、(場合によっては、大きな塊同士が付着し、巨大な塊となる)、やはり良好な乾燥処理が困難である。
本発明は上記の従来の問題点に鑑みて発明したものであって、別途破砕装置を設けるような弊害がなく、しかも被乾燥物が白米等の澱粉系食品残渣でも乾燥処理することができる高効率の真空乾燥装置を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために本発明の請求項1の真空乾燥装置は、内部が真空状態で加熱される乾燥釜1と、被乾燥物3を攪拌するために乾燥釜1に設けられた攪拌機2とを具備し、真空状態で被乾燥物3を加熱すると共に攪拌して乾燥を行う真空乾燥装置において、攪拌機2で攪拌して乾燥する前に乾燥釜1に投入口4から投入された被乾燥物3を破砕する破砕機5を乾燥釜1内に設け、この破砕機5にて被乾燥物3を破砕するとき破砕機5自体を加熱する破砕機加熱手段を設け、被乾燥物3を破砕するとき加熱しながら破砕して一次乾燥をすると共に攪拌機2で攪拌しながら二次乾燥をするようにしたことを特徴とする。
上記の構成によれば、投入口4から乾燥釜1内に被乾燥物3が投入されると、破砕機5にて被乾燥物3が破砕されるが、このとき乾燥釜1内の真空状態で加熱された雰囲気で破砕されると共に破砕機加熱手段で加熱しながら破砕され、破砕しながら被乾燥物3の一次乾燥が行なわれ、破砕して一次乾燥した被乾燥物3が攪拌機2で攪拌されながら乾燥釜1内の雰囲気で二次乾燥される。このように被乾燥物3が乾燥されるが、破砕機5で破砕されるために乾燥の効率が良くなるのは勿論、破砕機5が乾燥釜1内に設けてあるために従来のように別途破砕装置を設けるような弊害を生じない。また破砕機5で破砕するとき被乾燥物3の一次乾燥を行うために攪拌機2で攪拌しながら乾燥する二次乾燥に要する時間が短くなり、結果的に乾燥に要する時間を短縮でき、さらに破砕機5で破砕するとき一次乾燥するために被乾燥物3がある程度乾燥されてから二次乾燥が行なわれるため、被乾燥物が白米等の澱粉系食品残渣でも攪拌機2で攪拌しながら乾燥するときに団子状態になったりしにくく、被乾燥物3が白米等の澱粉系食品残渣でも弊害なく乾燥処理することができる。また上記のように2段階に乾燥するのに加えて攪拌機2で二次乾燥する部分に破砕機5から定量的にゆっくり被乾燥物3を落下させることができ、この点でも乾燥を促進することができる。
また本発明の請求項2の真空乾燥装置は、内部が真空状態で加熱される乾燥釜1と、被乾燥物3を攪拌するために乾燥釜1に設けられた攪拌機2とを具備し、真空状態で被乾燥物を加熱すると共に攪拌して乾燥を行う真空乾燥装置において、攪拌機2は回転駆動される攪拌軸7から放射状に複数の羽根支持軸8が突設されると共に羽根支持軸8の先端に短いリボン状の板からなる羽根9を設けて形成され、乾燥釜1は乾燥釜1の内壁が加熱されるように乾燥釜1の外部から加熱され、攪拌軸7が回転駆動されて羽根9にて攪拌するとき、被乾燥物3の団子を破砕する角度、被乾燥物3を乾燥釜1の内壁にゆっくり押し付ける角度、被乾燥物3を乾燥釜1の内壁に強く押し付ける角度、被乾燥物3を乾燥釜1の内壁から掻き取る角度になるように攪拌軸7の周方向に羽根9の角度を順に変えて設けたことを特徴とする。
上記構成によれば、攪拌軸7を回転駆動して羽根9にて攪拌して乾燥するとき、羽根9が短いリボン状の板にて形成されているために従来のリボンスクリュー式のものに比べて団子状になったりしにくく、被乾燥物3が白米等の澱粉系食品残渣でも乾燥処理ができる。このとき加熱される乾燥釜1の内壁に被乾燥物3を押し付けて乾燥を促進し、乾燥釜1の内壁に付着した被乾燥物3を乾燥釜1の内壁から掻き取り、乾燥釜1の内壁から掻き取った被乾燥物3の団子を破砕し、再び被乾燥物3を乾燥釜1の内壁に押し付けて乾燥を促進するように攪拌が繰り返され、乾燥を促進しながら団子にならないように攪拌でき、被乾燥物が白米等の澱粉系食品残渣でも一層弊害なく乾燥処理することができる。特に加熱された乾燥釜1の内壁に被乾燥物3を強く押し付けることにより被乾燥物の乾燥の効率がよくなり、乾燥が促進される。
また本発明の請求項3の真空乾燥装置は、請求項1において、破砕機5は平行な一対の駆動軸10に夫々破砕刃11が軸方向に複数並べて並設されると共に一方の駆動軸10の破砕刃11と他方の駆動軸10の破砕刃11とが軸方向に交互位置するように破砕刃11が噛み合わせて形成され、各破砕刃11は周方向に等間隔に突出する複数個の突片状の切刃部11aが設けられたことを特徴とする。この場合、駆動軸10を駆動することにより、破砕刃11の切刃部11aにて細かく破砕できると共に被乾燥物3に円滑に熱を加えて効果的に乾燥することができる。
また本発明の請求項4の真空乾燥装置は、請求項1または請求項3において、攪拌機2は回転駆動される攪拌軸7から放射状に複数の羽根支持軸8が突設されると共に羽根支持軸8の先端に羽根9を設けて形成され、上記羽根9が短いリボン状の板で形成されたことを特徴とする。この場合、攪拌軸7を回転駆動して羽根9にて攪拌するが、羽根9が短いリボン状の板で形成されているために従来のリボンスクリュー式のものに比べて練られて団子状になったりしにくく、被乾燥物3が白米等の澱粉系食品残渣でも乾燥処理がしやすい。
また本発明の請求項5の真空乾燥装置は、請求項1または請求項3または請求項4において、乾燥釜1は乾燥釜1の内壁が加熱されるように乾燥釜1の外部から加熱したことを特徴とする。この場合、被乾燥物3を攪拌して乾燥するとき被乾燥物3を乾燥釜1の内壁に押し付けることで被乾燥物3を加熱して乾燥を促進できる。
また本発明の請求項6の真空乾燥装置は、請求項5において、攪拌軸7が回転駆動されて羽根9にて攪拌するとき、被乾燥物3の団子を破砕する角度、被乾燥物3を乾燥釜1の内壁にゆっくり押し付ける角度、被乾燥物3を乾燥釜1の内壁に強く押し付ける角度、被乾燥物3を乾燥釜1の内壁から掻き取る角度になるように攪拌軸7の周方向に羽根9の角度を順に変えて設けたことを特徴とする。この場合、攪拌軸7を回転駆動して被乾燥物3を乾燥するとき、乾燥釜1の内壁に被乾燥物3を押し付けて乾燥を促進し、乾燥釜1の内壁に付着した被乾燥物3を乾燥釜1の内壁から掻き取り、乾燥釜1から掻き取った被乾燥物の団子を破砕し、再び被乾燥物3を乾燥釜1の内壁に押し付けて乾燥を促進するように攪拌が繰り返され、乾燥を促進しながら団子にならないように攪拌でき、被乾燥物3が白米等の澱粉系食品残渣でも一層弊害なく乾燥処理することができる。
本発明は叙述の如く破砕機で破砕されるために乾燥の効率が良くなるのは勿論、破砕機が乾燥釜内に設けてあるために従来のように別途破砕装置を設けるような弊害を生じないという効果がある。つまり、破砕機を乾燥釜内に内蔵した内蔵型にすることにより、従来のように破砕装置と乾燥機との取り合いの心配が不要になり、また別途破砕装置を設置するより低コストになる。しかも別途破砕装置の設置の場合、その破砕装置の設置場所が問題となるが、内蔵型により設置スペースが低減できる。また破砕機で破砕するとき被乾燥物の一次乾燥を行うために攪拌機で攪拌しながら乾燥する二次乾燥に要する時間が短くなり、結果的に乾燥に要する時間を短縮できるという効果があり、さらに破砕機で破砕するとき一次乾燥するために被乾燥物がある程度乾燥されてから二次乾燥が行なわれるため、被乾燥物が白米等の澱粉系食品残渣でも攪拌機で攪拌しながら乾燥するときに団子状態になったりしにくく、被乾燥物が白米等の澱粉系食品残渣でも弊害なく乾燥処理することができるという効果がある。
また攪拌軸を回転駆動して羽根にて攪拌して乾燥するとき、羽根が短いリボン状の板にて形成されているために従来のリボンスクリュー式のものに比べて団子状になったりしにくく、被乾燥物が白米等の澱粉系食品残渣で乾燥処理ができるという効果があり、さらに加熱される乾燥釜の内壁に被乾燥物を押し付けて乾燥を促進し、乾燥釜の内壁に付着した被乾燥物を乾燥釜の内壁から掻き取り、乾燥釜の内壁から掻き取った被乾燥物の団子を破砕し、再び被乾燥物を乾燥釜の内壁に押し付けて乾燥を促進するように攪拌が繰り返され、乾燥を促進しながら団子にならないように攪拌でき、被乾燥物が白米等の澱粉系食品残渣でも一層弊害なく乾燥処理することができるという効果がある。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。図1は本発明の真空乾燥装置の全体のシステムを示すものである。この装置の主体となる乾燥釜1は内部に投入した被乾燥物3を真空状態で加熱して乾燥するようになっている。乾燥釜1の周囲には加熱ジャケット12を設けてあり、この加熱ジャケット12に温水、蒸気等の熱媒で熱を供給することで乾燥釜1の内壁を加熱できるようになっている。このとき熱媒が温水の場合、図1の矢印Aのように加熱ジャケット12に熱媒が入り、加熱ジャケット12から図1の矢印Bのように熱媒が出るように熱源機を介して循環するようになっている。矢印Aにように加熱ジャケット12に入る熱媒の温度は例えば85℃で、矢印Bのように加熱ジャケット12から出る熱媒の温度は例えば80℃である。熱媒が蒸気の場合は、図1の矢印Bと逆方向に熱媒が加熱ジャケット12に入り、図1の矢印Aと逆方向に加熱ジャケット12から熱媒が出るようになっている。
また乾燥釜1内の空気は集塵部14、熱交換器(コンデンサー)15、ドレンタンク16、逆止弁17を介して真空ポンプ13で吸引されて真空状態が維持されるようになっている。またクーリングタワー18で冷却された冷却水が熱交換器15に循環させられて熱交換器15が冷却されるようになっている。真空ポンプ13を駆動して乾燥釜1内を真空引きしたとき乾燥釜1内が60〜100Torr程度に減圧されるようになっている。乾燥釜1の加熱により乾燥釜1内の被乾燥物3に含有した水が蒸発されて行き、真空ポンプ13の吸引により蒸発水含有排ガスは集塵器14を通り、熱交換器15で冷却凝縮されて気液分離され、凝縮水がドレンタンク16に溜まると共にドライ排ガスは大気に排気される。ドンレンタンク16には液面計19が設けられており、ドレンタンク16に一定量の凝縮水が溜まると排水されるようになっている。
乾燥釜1の上部には水分を含んだ有機廃棄物からなる被乾燥物3が投入される投入口4を設けてあり、投入口4は投入口蓋20にて気密的に閉塞されている。乾燥釜1内の上部には投入口4から投入した被乾燥物3を受けるホッパー21を設けてあり、ホッパー21の下端の出口には破砕機5を配置してある。この破砕機5はモータにて回転駆動される一対の駆動軸10と、各駆動軸10に軸方向に複数枚並べるように装着した破砕刃11とで構成されている。この破砕機5の駆動軸10の内部には破砕機5を加熱する加熱ジャケットを設けてあり、この加熱ジャケットにも温水、蒸気等の熱媒で熱を供給するようになっており、例えば矢印Cに示すように熱媒が入り、矢印Dのように熱媒が出るようになっている。矢印Cのように入る熱媒の温度は例えば85℃で、矢印Dのように出る熱媒の温度は例えば80℃である。
乾燥釜1内の下部には攪拌機2を内装してあり、被乾燥物3を攪拌機2にて攪拌することにより乾燥できるようになっている。この攪拌機2はモータで駆動される攪拌軸7から羽根支持軸8を放射状に突設すると共に羽根支持軸8の先端に羽根9を装着してあり、攪拌軸7を回転駆動することで羽根9にて攪拌できるようになっている。この攪拌軸7は正転と逆転とを繰り返すように駆動されるようになっており、回転速度は2〜3rpm程度である。乾燥釜1の底部には乾燥した乾燥物を排出する乾燥物排出部28を設けてある。
上記のように構成せる真空乾燥装置で水分を含んだ有機廃棄物からなる被乾燥物3を乾燥する場合バッチ式で次のように行う。投入口4から乾燥釜1内のホッパー21に被乾燥物3を投入し、乾燥釜1の加熱ジャケット12に熱媒を供給して乾燥釜1内を加熱すると共に乾燥釜1内を真空引きし、破砕機5を駆動すると共に破砕機5を加熱し、攪拌機2を駆動する。すると、ホッパー21に投入された被乾燥物3は加熱釜1内の雰囲気で乾燥され、また破砕機5で破砕されると共に破砕されるとき加熱されて乾燥される。これにより被乾燥物3が乾燥釜1内の上部の一次乾燥部で一次乾燥され、乾燥釜1内の下部の二次乾燥部に供給される。ホッパー21内の被乾燥物3を全て破砕してしまうまでの時間は被乾燥物3の量にもよるが例えば4時間程度である。また一次乾燥部で被乾燥物3を乾燥するとき、例えば、含水率が65%から50%程度になるように乾燥される。一次乾燥部で一次乾燥されて二次乾燥部に落下した被乾燥物3は攪拌機2で攪拌されながら乾燥釜1の雰囲気で乾燥される。かかる二次乾燥部で乾燥する時間は例えば20時間程度である。二次乾燥部で乾燥することにより例えば含水率が50%から10%になるように乾燥される。この乾燥された乾燥物は細かな粒状となり、乾燥物排出部28から排出される。
上記のようにして被乾燥物3を乾燥するが、一次乾燥部と二次乾燥部とで2段階の乾燥をするための乾燥に要する時間を短縮することができるのは勿論、破砕機5で被乾燥物3を破砕すると共に一次乾燥部で一次乾燥してから二次乾燥部で二次乾燥するために被乾燥物3が白米等の澱粉系食品の残渣でも攪拌機2の攪拌軸7等に団子状に付着したり、大きな塊となったりせず、良好に乾燥することができる。また上記のように2段階に乾燥するのに加えて攪拌機2で二次乾燥する部分に破砕機5から定量的にゆっくり被乾燥物3を落下させることができ、この点でも乾燥を促進することができる。このように乾燥することにより減量され、産業廃棄物としての引き取り量を減らすことができる。またこのように乾燥したものは肥料化したりすることもできる。
次に破砕機5の構造についてさらに詳しく説明する。図2や図3は野菜の残滓の破砕に適した破砕刃11を装着した破砕機5を示すものである。破砕刃11は円環状の本体11bの外周に周方向に等間隔に外に突出する切刃部11aを複数設けてある。かかる切刃部11aは本例の場合、5個設けてあって5枚刃となっている。かかる破砕刃11は板厚が12mm程度の厚いものであるが、切刃部1aの外周方向への突出量は少ない。駆動軸10の外周には円筒状のたいこ部23を軸方向に設けてあり、このたいこ部23に複数枚の破砕刃11を被嵌するように装着してあり、破砕刃11をねじ具24の締め付けにてたいこ部23に固着してある。たいこ部23に複数個の破砕刃11を軸方向に並べて固着するとき破砕刃11の厚みだけ間隔を隔てて装着してあり、隣り合う駆動軸10の破砕刃11が交互に重なって噛み合うようにしてある。駆動軸10の軸方向に複数枚の破砕刃11を並べて装着するとき隣り合う破砕刃11の周方向の位相が少しづつずらせてあることが好ましい。そして一対の駆動軸10を回転駆動することにより対応する破砕刃11の切刃部11a間で被乾燥物3を切断して破砕できるようになっている。
また図4は白米等の澱粉系食品の残渣の破砕に適した破砕刃11を装着した破砕機5を示すものである。破砕刃11は中央に正方形の角穴25を穿孔した本体11bの外周に周方向に等間隔に外に突出する切刃部11aを設けてある。かかる切刃部11aは本例の場合、5個設けてあって5枚刃となっている。かかる破砕刃11は板厚が5mm程度の薄いものであるが、切刃部1aの外周方向への突出量は大きい。駆動軸10の外周には四角筒状の筒体26を軸方向に装着してあり、この筒体26に角穴25を挿通するように複数枚の破砕刃11を装着してある。筒体26に複数枚の破砕刃11を並べて装着するとき破砕刃11の厚みだけ間隔を隔てて装着してあり、隣り合う駆動軸10の破砕刃11が交互に重なって噛み合うようにしてある。また駆動軸10の軸方向に複数枚の破砕刃11を並べて装着するとき隣り合う破砕刃11の周方向の位相が少しづつずらせてあることが好ましい。そして一対の駆動軸10を回転駆動することにより対応する破砕刃11の切刃部11a間で被乾燥物3を切断して破砕できるようになっているが、破砕刃11が薄いと共に切刃部11aの突出長さ長いため白米等の澱粉系食品残渣でも破砕することができる。
また図5の破砕刃11は切刃部11aを6個設けた6枚刃となっている。また本体11bの中央にはには位相を45°ずらせた正方形を2個重ねて形状の角穴27を設けてある。かかる破砕刃11を図4に示す例と同様に駆動軸10の筒体26に角穴27を挿通して装着してある。
次に攪拌機2について説明する。攪拌機2は図6に示すように正転と逆転とを繰り返して回転駆動される攪拌軸7に複数本の羽根支持軸8を放射方向に突設してあり、羽根支持軸8の先端に短リボン状の羽根9を装着してある。羽根支持軸8は攪拌軸7の周方向及び軸方向に複数本並べて突設してある。本例の場合、攪拌軸7の周方向に90°づつ位相をずらせて4本突設してある。ここで周方向に位相のずれた羽根支持軸8を便宜上、羽根支持軸8a,8b,8c,8dとする。羽根支持軸8aには掻き取り用羽根9aが装着され、羽根支持軸8bには破砕用羽根9bが装着され、羽根支持軸8cには第1押し付け用羽根9cが装着され、羽根支持軸8dには第2押し付け用羽根9dがされている。
掻き取り用羽根9aは図7に示すように長方形の平板状の羽根板30に接続筒31を一体に接合して形成されるが、羽根板30に対して接続筒31が交差する角度αが略45°になるように交差させてある。この掻き取り用羽根9aは接続筒31を羽根支持軸8aに被嵌して締め付けネジ32を締め付けることで固定してある。
破砕用羽根9bは図8に示すように扇形の平板状の羽根板33に接続筒31を一体に接合して形成されるが、羽根板33に対して接続筒31が交差する角度βが略45°になるように交差させてある。この破砕用羽根9bは接続筒31を羽根支持軸8bに被嵌して締め付けネジ32の締め付けにて固定してあるが、図9に示すように羽根板33が攪拌軸7と平行な状態からγ(本例の場合45°)の角度傾斜させてある。
第1押し付け用羽根9cは図8に示すように扇形の平板状の羽根板33に接続筒31を一体に接合して形成されるが、羽根板33に対して接続筒31が交差する角度βが例えば67.5°になるように交差させてある。この第1押し付け用羽根9cは接続筒31を羽根支持軸8cに被嵌して締め付けネジ32の締め付けにて固定してあるが、図9に示すように羽根板33が攪拌軸7と平行な状態からγ(本例の場合45°)の角度傾斜させてある。
第2押し付け用羽根9dは図8に示すように扇形の平板状の羽根板33に接続筒31を一体に接合して形成されるが、羽根板33に対して接続筒31が交差する角度βが例えば77.6°になるように交差させてある。この第2押し付け用羽根9dは接続筒31を羽根支持軸8dに被嵌して締め付けネジ32の締め付けにて固定してあるが、図9に示すように羽根板33が攪拌軸7と平行な状態からγ(本例の場合45°)の角度傾斜させてある。
上記のように構成せる攪拌機2で攪拌軸7を回転駆動することで羽根支持軸8を介して羽根9が回転駆動されて二次乾燥部で被乾燥物3が攪拌しながら乾燥される。このとき攪拌軸7は正転{ここでは図6(a)の反時計方向とする}と逆転とを繰り返して駆動される。このとき羽根9は短リボン状に形成されているため被乾燥物3が白米等の澱粉食品残渣でも練られて団子になりにくく、円滑に攪拌されて乾燥できる。
特に攪拌軸2を正転させて攪拌するときは乾燥釜1の内壁に付着した被乾燥物3が掻き取り羽根9aに掻き取られ、この掻き取った被乾燥物3の団子が破砕用羽根9bで破砕され、次いで第1押し付け用羽根9cにて被乾燥物3が外部から加熱される乾燥釜1の内壁にゆっくり押し付けられ、次いで第2押し付け用羽根9dにて被乾燥物3が外部から加熱される乾燥釜1の内壁に強く押し付けられ、次いで再び乾燥釜1の内壁に付着した被乾燥物3が掻き取られるように被乾燥物2が攪拌され、被乾燥物3が白米等の澱粉食品残渣でも団子や塊になったりしないように一層円滑に攪拌されて乾燥される。このとき加熱された乾燥釜1の内壁に被乾燥物3を強く押し付けることにより被乾燥物3の加熱の効率がよくなり乾燥がより促進される。乾燥釜1の内壁を加熱しないで、乾燥釜1内部をヒーター等を用いることによって加熱した状態で攪拌を実施しても良好な乾燥状態にならず、米飯だけの乾燥では乾燥されるどころか、餅状の塊となってしまった。
また上記実施の形態の説明では放射状の羽根支持軸8a,8b,8c,8dに掻き取り羽根9a、破砕用羽根9b、第1押し付け用羽根9c、第2押し付け用羽根9dを設けるとき、攪拌軸7の軸方向に亙って同じ位相のものを図示して説明したが、攪拌軸7の軸方向で掻き取り羽根9a、破砕用羽根9b、第1押し付け用羽根9c、第2押し付け用羽根9dの位相を周方向にずらせてもよい。このように位相をずらせる方が攪拌が効果的に行われる。
本発明の真空乾燥装置の実施の形態の一例の全体をシステムを示す概念図である。 同上の破砕機の一例を示し、(a)は平面図、(b)は破砕刃の噛み合いを示す側面図である。 (a)は破砕刃の斜視図、(b)は破砕刃の取り付け状態を示す平面図である。 同上の破砕機の他の例を示し、(a)は破砕刃の側面図、(b)は破砕刃の取り付け状態を示す斜視図である。 同上の破砕刃の他の例の側面図である。 (a)同上の攪拌機を示す側面図、(b)は要部の斜視図、(c)は(b)とは異なる状態の斜視図である。 同上の掻き取り用羽根を説明する斜視図である。 (a)(b)は同上の破砕用羽根や第1押し付け用羽根や第2押し付け用羽根を説明する斜視図である。 同上の同上の破砕用羽根や第1押し付け用羽根や第2押し付け用羽根の取り付け状態を説明する正面図である。 一従来例を説明する概念図である。 他の従来例を説明する概念図である。 リボンスクリュー式攪拌羽根を示す正面図である パドル式攪拌羽根を示す正面図である。
符号の説明
1 乾燥釜
2 攪拌機
3 被乾燥物
4 投入口
5 破砕機
7 攪拌軸
8 羽根支持軸
9 羽根
10 駆動軸
11 破砕刃
11a 切刃部

Claims (6)

  1. 内部が真空状態で加熱される乾燥釜と、被乾燥物を攪拌するために乾燥釜に設けられた攪拌機とを具備し、真空状態で被乾燥物を加熱すると共に攪拌して乾燥を行う真空乾燥装置において、攪拌機で攪拌して乾燥する前に乾燥釜に投入口から投入された被乾燥物を破砕する破砕機を乾燥釜内に設け、この破砕機にて被乾燥物を破砕するとき破砕機自体を加熱する破砕機加熱手段を設け、被乾燥物を破砕するとき加熱しながら破砕して一次乾燥をすると共に攪拌機で攪拌しながら二次乾燥をするようにしたことを特徴とする真空乾燥装置。
  2. 内部が真空状態で加熱される乾燥釜と、被乾燥物を攪拌するために乾燥釜に設けられた攪拌機とを具備し、真空状態で被乾燥物を加熱すると共に攪拌して乾燥を行う真空乾燥装置において、攪拌機は回転駆動される攪拌軸から放射状に複数の羽根支持軸が突設されると共に羽根支持軸の先端に短いリボン状の板からなる羽根を設けて形成され、乾燥釜は乾燥釜の内壁が加熱されるように乾燥釜の外部から加熱され、攪拌軸が回転駆動されて羽根にて攪拌するとき、被乾燥物の団子を破砕する角度、被乾燥物を乾燥釜の内壁にゆっくり押し付ける角度、被乾燥物を乾燥釜の内壁に強く押し付ける角度、被乾燥物を乾燥釜の内壁から掻き取る角度になるように攪拌軸の周方向に羽根の角度を順に変えて設けたことを特徴とする真空乾燥装置。
  3. 破砕機は平行な一対の駆動軸に夫々破砕刃が軸方向に複数並べて並設されると共に一方の駆動軸の破砕刃と他方の駆動軸の破砕刃とが軸方向に交互位置するように破砕刃が噛み合わせて形成され、各破砕刃は周方向に等間隔に突出する複数個の突片状の切刃部が設けられたことを特徴とする請求項1記載の真空乾燥装置。
  4. 攪拌機は回転駆動される攪拌軸から放射状に複数の羽根支持軸が突設されると共に羽根支持軸の先端に羽根を設けて形成され、上記羽根が短いリボン状の板で形成されたことを特徴とする請求項1または請求項3記載の真空乾燥装置。
  5. 乾燥釜は乾燥釜の内壁が加熱されるように乾燥釜の外部から加熱したことを特徴とする請求項1または請求項3または請求項4記載の真空乾燥装置。
  6. 攪拌軸が回転駆動されて羽根にて攪拌するとき、被乾燥物の団子を破砕する角度、被乾燥物を乾燥釜の内壁にゆっくり押し付ける角度、被乾燥物を乾燥釜の内壁に強く押し付ける角度、被乾燥物を乾燥釜の内壁から掻き取る角度になるように攪拌軸の周方向に羽根の角度を順に変えて設けたことを特徴とする請求項5記載の真空乾燥装置。
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