JP6155127B2 - 処理対象物付着抑制方法、処理対象物付着抑制機構、及びディスク型処理装置 - Google Patents

処理対象物付着抑制方法、処理対象物付着抑制機構、及びディスク型処理装置 Download PDF

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この発明は、筐体内に配置されて、内部に熱媒体を有し、回転軸の軸方向に配列された複数のディスク羽根を回転させながら、筐体内に投入された一般工業製品や、フィッシュミール、産廃スラッジ、汚泥などの処理対象物の熱処理、反応、冷却処理、含有水分の減量、乾燥等の処理をおこなうディスク型処理装置において、ディスク間に処理対象物が付着することを抑制する処理対象物付着抑制方法、処理対象物付着抑制機構、及びこれを用いたディスク型処理装置に関する。
周知のように、一般工業製品や、フィッシュミール、産廃スラッジ、汚泥などの処理対象物は、内部に含有されている水分などを乾燥装置等の処理装置によって蒸発、乾燥させて、減量、再利用することが一般的に行われている。
このような処理装置による蒸発、乾燥に際しては、処理対象物に対して直接熱風を吹きあてることで乾燥させる直接式乾燥法と、温水、スチームなどの熱媒体によって容器などの接触部材を加熱し、この加熱された接触部材と処理対象物とを接触させることで熱媒体の熱を処理対象物に間接的に与え、乾燥させる間接式乾燥法がある。
このような間接式乾燥法を採用した処理装置として、両端に側壁が設けられた筒状の筐体と、この筐体に対して回転自在に挿通された回転軸とを備えるディスク型処理装置が実用化されている。
このようなディスク型処理装置は、筐体は外周にジャケットを有し、ジャケットに蒸気等の熱媒体が流通可能とされるとともに、上記回転軸とともに回転するディスク羽根が配置されて、ディスク羽根は内部に熱媒体を有する構造とされていて、ディスク羽根を加熱するとともに、筒状筐体内部に供給された処理対象物をディスク羽根で攪拌、乾燥させながら移送するようになっていて、処理対象物との接触面積を増大して処理対象物を効率よく乾燥するために、回転軸の軸方向に、複数のディスク羽根を配列して構成されている。
ディスク羽根は、例えば、中央部が膨出する皿状に形成された同一形状の2枚の羽根構成部材を、羽根構成部材の膨出する側を互いに外方に向けて接続して構成とされており、例えば、処理対象物の処理が進んで処理対象物の水分等が減少した場合や、粘性が高い処理対象物を供給した場合に、処理対象物の粘性によって、ディスク羽根に処理対象物が付着しやすくなる。
ディスク羽根の表面に処理対象物が付着すると、処理対象物に対する熱伝導が低下するので、処理対象物の処理効率が低下するという問題があった。
そこで、処理対象物がディスク羽根の表面に付着するのを抑制するために、ディスク羽根の表面に付着した処理対象物にブラシを接触させて、処理対象物を除去する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開昭52−026822号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された発明では、ディスク羽根にブラシを接触させることから、ディスク羽根に生じる摩耗を増大させて、ディスク羽根の寿命を短縮する可能性があるうえ、ディスク羽根と接触したブラシが摩耗することに起因して、コンタミが増加するという問題があり、例えば、化学製品などの処理に対しては、使用が困難であるという問題があった。
そこで、ディスク羽根を回転させて処理対象物を処理するディスク型処理装置において、コンタミが増大するのを抑制しつつ、をディスク羽根の表面に処理対象物が付着するのを抑制し、ディスク羽根から処理対象物へ熱伝導の低下を抑制することにより、処理対象物を効率的に処理することが可能な技術に対する強い要請がある。
この発明は、このような事情を考慮してなされたもので、ディスク羽根を回転させて処理対象物を処理する際に、コンタミが増大するのを抑制しつつディスク羽根の表面に処理対象物が付着するのを抑制して、ディスク羽根から処理対象物の熱伝導の低下を抑制することにより、処理対象物を効率的に処理することが可能な処理物付着抑制方法、処理物付着抑制機構、及びこれを用いたディスク型処理装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、この発明は以下の手段を提案している。
請求項1に記載の発明は、筒状に形成された筒状体と、前記筒状体の両端に形成された固定部材と、を有する筐体と、前記筐体内に配置され、軸線回りに回転される回転軸と、内部に熱媒体を有し、前記回転軸の軸方向に複数配置され前記軸線方向の長さが基端側で大きく先端側で小さく形成されたディスク羽根と、を備えたディスク型処理装置において、隣接するディスク羽根の間に配置され、前記隣接配置されたディスク羽根の表面に沿って形成され、前記筒状体に対する操業時の前記軸線方向の熱膨張と対応して前記ディスク羽根の表面との間隙が設定されたスクレーパを用いて、前記ディスク羽根の表面に付着した処理対象物を除去することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、筒状に形成された筒状体と、前記筒状体の両端に形成された固定部材と、を有する筐体と、前記筐体内に配置され、軸線回りに回転される回転軸と、内部に熱媒体を有し、前記回転軸の軸方向に複数配置され前記軸線方向の長さが基端側で大きく先端側で小さく形成されたディスク羽根と、を備えたディスク型処理装置において、前記ディスク羽根の表面に付着した処理対象物を除去する処理対象物付着抑制機構であって、隣接するディスク羽根の間に配置され、前記隣接配置されたディスク羽根の表面に沿って形成され、前記筒状体に対する操業時の前記軸線方向の熱膨張と対応して前記ディスク羽根の表面との間隙が設定されたスクレーパを備えることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、ディスク型処理装置であって、請求項3又は請求項4に記載の処理対象物の処理対象物付着抑制機構を備えることを特徴とする。
この発明に係る処理対象物付着抑制方法、処理対象物付着抑制機構及びディスク型処理装置によれば、隣接するディスク羽根の間に配置され、前記隣接配置されたディスク羽根の表面に沿って形成されたスクレーパによって、ディスク羽根の表面に付着した処理対象物を除去するので、ディスク羽根の表面に、処理対象物が付着することが抑制される。
その結果、コンタミが増大するのを抑制しつつディスク羽根の表面に処理対象物が付着するのが抑制され、ディスク羽根表面における熱伝達の低下が抑制されるので、処理対象物を効率的に処理することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の処理対象物付着抑制方法であって、前記スクレーパは、前記ディスク羽根に対して、周方向における位相をずらして掻き取ることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の処理対象物の処理対象物付着抑制機構であって、前記スクレーパは、前記ディスク羽根に対して、周方向における位相をずらして配置されていることを特徴とする。
この発明に係る処理対象物の付着抑制方法、処理対象物付着抑制機構によれば、スクレーパは、前記ディスク羽根に対して周方向における位相をずらして配置されているので、隣接して形成される処理対象物の塊が、軸方向において効率的に分離され、その結果、処理対象物が効率的に脱落される。
この発明に係る処理対象物の付着抑制方法、処理対象物付着抑制機構及びディスク型処理装置によれば、隣接するディスク羽根の間に配置され、前記隣接配置されたディスク羽根の表面に沿って形成されたスクレーパによって、ディスク羽根の表面に付着した処理対象物を除去するので、ディスク羽根の表面に、処理対象物が付着することが抑制される。
その結果、ディスク羽根表面における熱伝達の低下が抑制されて、処理対象物を効率的に処理することができる。
本発明の一実施形態に係るディスク型乾燥装置の概略構成を説明する正面から見た縦断面図である。 本発明の一実施形態に係るディスク型乾燥装置の処理物付着抑制機構の概略構成を説明する図である。 本発明の一実施形態に係るディスク型乾燥装置のディスク羽根の概略構成を説明する図である。 本発明の一実施形態に係る処理物付着抑制機構のスクレーパの概略構成を説明する図である。 本発明の一実施形態に係る処理物付着抑制機構のスクレーパの要部構成を説明する図である。 本発明の一実施形態に係る処理物付着抑制機構の概略構成を説明する側面図である。
以下、図1から図6を参照し、この発明の一実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るディスク型乾燥装置(ディスク型処理装置)の概略構成を示す図であり、符号1は、ディスク型乾燥装置を示している。
ディスク型乾燥装置1は、図1に示すように、間接式乾燥法を採用した乾燥装置の一態様であって、例えば、筐体2と、筐体2に回転自在に挿通された回転軸3と、処理対象物付着抑制機構4とを備えている。
筐体2は、筒状に形成された筒状体21と、筒状体21の一端側に形成された側壁部材(固定部材)22と、他端側に形成された側壁部材(固定部材)23とを備え、筐体2の周囲にはジャケットが形成されていて、このジャケットには、熱媒体として、例えば、熱媒油、蒸気、温水、冷媒等が流通可能とされていて、処理対象物を加熱し、又は冷却可能とされている。
また、筐体2の側壁部材22側の上部には、被乾燥物(処理対象物)W1を供給するための処理対象物導入部2Aが形成されており、側壁部材23側の側面部には、筐体2内を移送され、乾燥された乾燥物(処理物)W2を外部に排出するための処理物排出部2Bが形成されている。
処理対象物導入部2Aは、側壁部材22よりもわずかに、側壁部材23側に形成されており、処理物排出部2Bは側壁部材23よりもわずかに、側壁部材22側に形成されている。
そして、処理対象物導入部2Aから供給された被乾燥物W1は、処理物排出部2Bに向かって、筐体2内を軸線(軸)O方向に移送されながら攪拌されて、乾燥、冷却などの処理がされるようになっている。
また、ディスク型乾燥装置1では、被乾燥物W1を加熱することで発生する水蒸気を排気するためのキャリアガスとして空気が用いられており、筐体2の下流側の上部には、筐体2内に空気を導入するための空気導入口2Cが配置され、筐体2の上流側の上部には筐体2内で、被乾燥物W1を加熱することにより発生した水蒸気を排出するための排気口2Dが配置されている。
ここで、ディスク型乾燥装置1において、上流側とは、筐体2の処理物導入部2Aが配置されている側をいい、下流側とは、筐体2の処理物排出部2Bが配置されている側をいう。
また、筐体2の周囲にはジャケット24が設けられており、筐体2の上流側の側壁に形成された熱媒体供給口24Aから供給された熱媒体がジャケット24内を流通して筐体2の下流側の下方に形成された熱媒体排出口24Bから排出されることで、筐体2の内壁を通じて、処理対象物を加熱するようになっている。
回転軸3は、回転軸本体31と、筒状体21の軸線O方向に配置される複数のディスク羽根35とを備えており、回転軸3は、側壁部材22、23に形成された貫通孔に挿入されていて、筐体2に対して回転自在とされている。
また、回転軸3は、側壁部材22の外部に形成された回転動力伝達機構(例えば、スプロケット&チェーン)を介して、図示しない動力源に連結されていて、動力源が駆動することにより、矢印A方向に回転するようになっている。
回転軸本体31は、内部が中空の円筒形状に形成されており、側壁部材23の側の端部には、回転軸本体31内に、熱媒体として、例えば、蒸気Sを導入するための蒸気導入口32が形成されている。
また、側壁部材22の側には、回転軸本体31内に導入された蒸気Sを、ドレンDとして排出するための蒸気排出口33が形成されている。
複数のディスク羽根35は、回転軸本体31内に導入された蒸気Sが、大きな面積で被乾燥物W1と接触するためのものであり、回転軸本体31の軸線O方向に、等間隔で回転軸本体31の外周に配置されている。
ディスク羽根35は、図2から図4に示すように、軸線O方向に膨出する皿状の板部材を、膨出する側の面が互いに外側に位置するように連結することで、内部が中空とされた円盤形状とされていて、回転軸本体31内を流通する蒸気Sがディスク羽根35の内部に流通されるように形成されている。
また、ディスク羽根35の外周部には、図2、図3に示すように、例えば、撹拌羽根36が配置されていて、撹拌羽根36は、例えば、軸線Oの周方向に90°間隔で配置されていて、回転軸3が回転することにより、被乾燥物W1を、筐体2内で軸線O方向に移送するようになっている。
また、この実施形態では、例えば、隣接するディスク羽根35に形成される撹拌羽根36は、位相が、軸線Oに対して互いに45°ずれた位置に配置されている。
なお、撹拌羽根36の数、位置、軸線Oに対する位相等は、必要に応じて、任意に設定することができる。
ディスク羽根35は、図3に示す矢印B方向に回転され、ディスク羽根35が、回転されることにより、被乾燥物W1が撹拌されて、含まれる水分が減少するとともに、撹拌羽根36により移送される。
処理対象物付着抑制機構4は、図2に示すように、隣接するディスク羽根35の間に配置されていて、各ディスク羽根35の表面に沿って形成され、ディスク羽根35の表面と間隙が形成される複数のスクレーパ41を備えている。
スクレーパ41は、図3、図4、図5に示すように、スクレーパ部材42と、スクレーパ部材45とを備えており、スクレーパ部材42と、スクレーパ部材45とは、隣接するディスク羽根35により軸線O方向に形成される複数の移送空間Uに対して、交互に配置されるようになっている。
また、スクレーパ部材42は、支持部材43と、掻取板44とを備えており、掻取板44の掻取面44Aは、回転軸3の軸線O方向から見た場合に、軸線Oの鉛直上方に回転方向後方側に向かって形成されている。
また、スクレーパ部材45は、支持部材46と、掻取板47とを備えており、掻取板47の掻取面47Aは、例えば、軸線O方向から見て鉛直方向に対して回転軸3の回転方向前方側に25°傾斜して配置され、掻取面44Aとは位相をずらして形成されている。
また、スクレーパ部材42、45の掻取板44、47は、図6に示すように、ディスク羽根35の表面及び底面に対して、例えば、所定の間隙J1、J2、Hをあけて形成されており、ディスク羽根35の径方向における被乾燥物W1の付着、撹拌羽根36との干渉を考慮して、径方向における長さLが設定されている。ここで、間隙J1は、回転軸3が熱膨張した場合に、ディスク羽根35が、近づく側に位置している。すなわち、回転軸3は、側壁部材22側が、熱膨張における基準となっている。
一実施形態に係るディスク型乾燥装置1によれば、隣接するディスク羽根35の間に形成される移送空間Uにディスク羽根35の表面に沿って形成されたスクレーパ41が配置されているので、ディスク羽根35の表面に付着した被乾燥物W1を効率的に除去することができる。
その結果、コンタミが増大するのを抑制しつつディスク羽根35の表面に処理対象物が付着するのが抑制され、ディスク羽根35の表面における熱伝達の低下が抑制されるので、処理対象物を効率的に処理することができる。
また、ディスク型乾燥装置1によれば、スクレーパ41が、ディスク羽根35に対して周方向における位相をずらして配置されているので、隣接して形成される処理対象物の塊が、軸線O方向において効率的に分離され、その結果、被乾燥物W1を効率的に脱落させることができる。
なお、上記の実施形態において記載した技術的事項については、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記実施の形態においては、隣接配置されるディスク羽根35間に形成されるすべての移送空間Uに、スクレーパ41が配置される場合について説明したが、例えば、被乾燥物W1が付着する領域の移送空間Uのみにスクレーパ41を配置してもよいし、任意の移送空間Uのみに配置してもよい。
また、上記実施の形態においては、スクレーパ41が、スクレーパ部材42と、スクレーパ部材45とを備える場合について説明したが、例えば、スクレーパ41が、一種類のスクレーパ部材から構成され、または3種類以上の複数のスクレーパ部材により構成されてもよいし、位相の角度、軸方向における位置、交互に配置するかどうかについては、任意に設定することができ、すべてのスクレーパ部材を同位相に配置してもよい。
また、上記実施の形態においては、スクレーパ部材42、45とディスク羽根35の間隙J1、J2を、異なる数値で設定する場合について説明したが、例えば、操業中における回転軸3の軸線O方向における筐体2に対する熱膨張を考慮して、任意に設定することができる。
また、上記実施の形態においては、ディスク型処理装置が、ディスク型乾燥装置1である場合について説明したが、ディスク型乾燥装置以外に適用してもよい。
本発明に係る処理対象物の付着抑制方法、処理対象物付着抑制機構及びディスク型処理装置によれば、ディスク羽根への処理対象物の付着が抑制されて、ディスク型処理装置の熱効率の低下が抑制されるので、産業上利用可能である。
W1 被乾燥物(処理対象物)
W2 乾燥物(処理対象物)
1 ディスク型乾燥装置(ディスク型処理装置)
2 筐体
3 回転軸
35 ディスク羽根
4 処理対象物付着抑制機構
41 スクレーパ
42、45 スクレーパ部材

Claims (5)

  1. 筒状に形成された筒状体と、前記筒状体の両端に形成された固定部材と、を有する筐体と、
    前記筐体内に配置され、軸線回りに回転される回転軸と、
    内部に熱媒体を有し、前記回転軸の軸方向に複数配置され前記軸線方向の長さが基端側で大きく先端側で小さく形成されたディスク羽根と、を備えたディスク型処理装置において、
    隣接するディスク羽根の間に配置され、前記隣接配置されたディスク羽根の表面に沿って形成され、前記筒状体に対する操業時の前記軸線方向の熱膨張と対応して前記ディスク羽根の表面との間隙が設定されたスクレーパを用いて、前記ディスク羽根の表面に付着した処理対象物を除去することを特徴とする処理対象物付着抑制方法。
  2. 請求項1に記載の処理対象物付着抑制方法であって、
    前記スクレーパは、
    前記ディスク羽根に対して、周方向における位相をずらして掻き取ることを特徴とする処理対象物付着抑制方法。
  3. 筒状に形成された筒状体と、前記筒状体の両端に形成された固定部材と、を有する筐体と、
    前記筐体内に配置され、軸線回りに回転される回転軸と、
    内部に熱媒体を有し、前記回転軸の軸方向に複数配置され前記軸線方向の長さが基端側で大きく先端側で小さく形成されたディスク羽根と、を備えたディスク型処理装置において、前記ディスク羽根の表面に付着した処理対象物を除去する処理対象物付着抑制機構であって、
    隣接するディスク羽根の間に配置され、前記隣接配置されたディスク羽根の表面に沿って形成され、前記筒状体に対する操業時の前記軸線方向の熱膨張と対応して前記ディスク羽根の表面との間隙が設定されたスクレーパを備えることを特徴とする処理対象物付着抑制機構。
  4. 請求項3に記載の処理対象物付着抑制機構であって、
    前記スクレーパは、
    前記ディスク羽根に対して、周方向における位相をずらして配置されていることを特徴とする処理対象物付着抑制機構。
  5. 請求項3又は請求項4に記載の処理対象物付着抑制機構を備えることを特徴とするディスク型処理装置。
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