JP2001324269A - 伝熱式竪型乾燥装置 - Google Patents
伝熱式竪型乾燥装置Info
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/141—Feedstock
- Y02P20/143—Feedstock the feedstock being recycled material, e.g. plastics
Abstract
(57)【要約】
【課題】低動力で熱効率が高く、排ガスの発生量も少な
くなり、排ガス処理費用も低減でき、また、極めて均一
な乾燥処理を行うことができる伝熱式竪型乾燥装置を提
供する。 【解決手段】被処理物の導入口及び処理物の排出口が設
けられ、外部加熱手段が付設された乾燥処理容器と、乾
燥処理容器内に垂直に配設され、一端側に駆動装置が接
続した回転軸の周囲に螺旋状翼が設けられた攪拌移動手
段とを具備する伝熱式竪型乾燥装置において、乾燥処理
容器内に蓄熱体を充填したことを特徴とする伝熱式竪型
乾燥装置。
くなり、排ガス処理費用も低減でき、また、極めて均一
な乾燥処理を行うことができる伝熱式竪型乾燥装置を提
供する。 【解決手段】被処理物の導入口及び処理物の排出口が設
けられ、外部加熱手段が付設された乾燥処理容器と、乾
燥処理容器内に垂直に配設され、一端側に駆動装置が接
続した回転軸の周囲に螺旋状翼が設けられた攪拌移動手
段とを具備する伝熱式竪型乾燥装置において、乾燥処理
容器内に蓄熱体を充填したことを特徴とする伝熱式竪型
乾燥装置。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、固形物を乾燥する
伝熱式竪型乾燥装置に関する。
伝熱式竪型乾燥装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の湿潤無機物、化成品、有機汚泥、
厨房塵芥などの固形物を乾燥する乾燥装置は、主に、熱
風乾燥装置と伝熱乾燥装置とがあり、熱風乾燥装置に
は、蓄熱材充填乾燥機、横形攪拌翼付乾燥機、回転ドラ
ム式乾燥機及び噴霧乾燥機などがあり、また、伝熱乾燥
装置には、攪拌薄膜乾燥機、円筒攪拌乾燥機及び回転ド
ラム式乾燥機などがある。なお、本発明でいう乾燥と
は、加熱により固形物から水分や溶剤を蒸発除去するこ
とと共に、乾燥固形物を更に加熱して炭化させることも
含んでいう。
厨房塵芥などの固形物を乾燥する乾燥装置は、主に、熱
風乾燥装置と伝熱乾燥装置とがあり、熱風乾燥装置に
は、蓄熱材充填乾燥機、横形攪拌翼付乾燥機、回転ドラ
ム式乾燥機及び噴霧乾燥機などがあり、また、伝熱乾燥
装置には、攪拌薄膜乾燥機、円筒攪拌乾燥機及び回転ド
ラム式乾燥機などがある。なお、本発明でいう乾燥と
は、加熱により固形物から水分や溶剤を蒸発除去するこ
とと共に、乾燥固形物を更に加熱して炭化させることも
含んでいう。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記熱風乾燥装置にお
ける蓄熱材充填乾燥機は、乾燥処理容器内に球状のセラ
ミックス蓄熱体を充填し、蓄熱体の表面に被処理物を付
着させて蓄熱体を移動させながら熱風を吹込み乾燥する
が、熱効率が低いと共に排ガス量が多量となる問題があ
り、横形攪拌翼付乾燥機においては、横型の乾燥処理容
器内に攪拌翼が設けられ、熱風を吹込みながら攪拌翼で
被処理物を掻き混ぜて乾燥するが、被処理物が塊状にな
り乾燥ムラができ易く、また、被処理物が容器壁に付着
し易く熱効率が低い問題があり、回転ドラム式乾燥機は
横型の乾燥処理容器自体が回転し、熱風を吹込みながら
内部に設けたリフタ−で被処理物を掻き上げ落下させて
乾燥するが、設備費や動力費が嵩む問題があり、また、
噴霧乾燥機においては、乾燥処理容器内にスプレ−ノズ
ルを設け、吹込まれる熱風中にスラリ−を噴霧して乾燥
するが、熱風量が多くなり燃料費が嵩むと共に処理対象
が液状物に限定される問題もある。
ける蓄熱材充填乾燥機は、乾燥処理容器内に球状のセラ
ミックス蓄熱体を充填し、蓄熱体の表面に被処理物を付
着させて蓄熱体を移動させながら熱風を吹込み乾燥する
が、熱効率が低いと共に排ガス量が多量となる問題があ
り、横形攪拌翼付乾燥機においては、横型の乾燥処理容
器内に攪拌翼が設けられ、熱風を吹込みながら攪拌翼で
被処理物を掻き混ぜて乾燥するが、被処理物が塊状にな
り乾燥ムラができ易く、また、被処理物が容器壁に付着
し易く熱効率が低い問題があり、回転ドラム式乾燥機は
横型の乾燥処理容器自体が回転し、熱風を吹込みながら
内部に設けたリフタ−で被処理物を掻き上げ落下させて
乾燥するが、設備費や動力費が嵩む問題があり、また、
噴霧乾燥機においては、乾燥処理容器内にスプレ−ノズ
ルを設け、吹込まれる熱風中にスラリ−を噴霧して乾燥
するが、熱風量が多くなり燃料費が嵩むと共に処理対象
が液状物に限定される問題もある。
【０００４】また前記伝熱乾燥装置における攪拌薄膜乾
燥機は、攪拌翼が設けられたジャケット構造の乾燥処理
容器のジャケット内部に熱媒体を流通させて被処理物を
加熱すると共に攪拌翼での遠心力で被処理物を伝熱面に
薄膜として形成させて乾燥するが、被処理物が塊状にな
り乾燥ムラができ易く、また、被処理物が容器壁に付着
し易い問題があり、円筒攪拌乾燥機においては、攪拌翼
が設けられたジャケット構造の乾燥処理容器のジャケッ
ト内部に、熱媒体を流通させて被処理物を加熱すると共
に、攪拌翼で被処理物を掻き混ぜて乾燥するが、攪拌薄
膜乾燥機と同様に、被処理物が塊状になり乾燥ムラがで
き易く、また、被処理物が容器壁に付着し易い問題があ
り、また、回転ドラム式乾燥機においては、ドラム内に
スチ−ムなどの熱媒体を流通させて被処理物をドラム表
面に付着させながら加熱乾燥し、スクレ−パで掻き取
り、蒸気などは排気フ−ドで吸引排出させるが、臭気の
発生や環境汚染などの問題がある。
燥機は、攪拌翼が設けられたジャケット構造の乾燥処理
容器のジャケット内部に熱媒体を流通させて被処理物を
加熱すると共に攪拌翼での遠心力で被処理物を伝熱面に
薄膜として形成させて乾燥するが、被処理物が塊状にな
り乾燥ムラができ易く、また、被処理物が容器壁に付着
し易い問題があり、円筒攪拌乾燥機においては、攪拌翼
が設けられたジャケット構造の乾燥処理容器のジャケッ
ト内部に、熱媒体を流通させて被処理物を加熱すると共
に、攪拌翼で被処理物を掻き混ぜて乾燥するが、攪拌薄
膜乾燥機と同様に、被処理物が塊状になり乾燥ムラがで
き易く、また、被処理物が容器壁に付着し易い問題があ
り、また、回転ドラム式乾燥機においては、ドラム内に
スチ−ムなどの熱媒体を流通させて被処理物をドラム表
面に付着させながら加熱乾燥し、スクレ−パで掻き取
り、蒸気などは排気フ−ドで吸引排出させるが、臭気の
発生や環境汚染などの問題がある。
【０００５】本発明は、前記の問題に鑑みてなされたも
のであり、低動力で熱効率が高く、排ガスの発生量も少
なくなり、排ガス処理費用も低減でき、また、極めて均
一な乾燥処理を行うことができる伝熱式竪型乾燥装置を
提供する目的で成されたものである。
のであり、低動力で熱効率が高く、排ガスの発生量も少
なくなり、排ガス処理費用も低減でき、また、極めて均
一な乾燥処理を行うことができる伝熱式竪型乾燥装置を
提供する目的で成されたものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明の要旨は、請求項１に記載の発明においては、
被処理物の導入口及び処理物の排出口が設けられ、外部
加熱手段が付設された乾燥処理容器と、乾燥処理容器内
に垂直に配設され、一端側に駆動装置が接続した回転軸
の周囲に螺旋状翼が設けられた攪拌移動手段とを具備す
る伝熱式竪型乾燥装置において、乾燥処理容器内に蓄熱
体を充填したことを特徴とする伝熱式竪型乾燥装置であ
る。蓄熱体を充填した前記の構成により、装置の単位容
積当りの有効伝熱面積を大きくすることができるため、
低動力で熱効率が高く、また、蓄熱体により被処理物の
塊を破砕できると共に容器壁面に付着する被処理物を剥
ぎ取ることができ、極めて均一な乾燥処理を行うことが
できる。更に、外部加熱手段で熱風を吹込まないため、
排ガスの発生量も少なくなり、排ガス処理費用も低減で
きる。なお、蓄熱体としては、球状セラミック、球状ガ
ラス又は鋼球などを用いることができる。
の本発明の要旨は、請求項１に記載の発明においては、
被処理物の導入口及び処理物の排出口が設けられ、外部
加熱手段が付設された乾燥処理容器と、乾燥処理容器内
に垂直に配設され、一端側に駆動装置が接続した回転軸
の周囲に螺旋状翼が設けられた攪拌移動手段とを具備す
る伝熱式竪型乾燥装置において、乾燥処理容器内に蓄熱
体を充填したことを特徴とする伝熱式竪型乾燥装置であ
る。蓄熱体を充填した前記の構成により、装置の単位容
積当りの有効伝熱面積を大きくすることができるため、
低動力で熱効率が高く、また、蓄熱体により被処理物の
塊を破砕できると共に容器壁面に付着する被処理物を剥
ぎ取ることができ、極めて均一な乾燥処理を行うことが
できる。更に、外部加熱手段で熱風を吹込まないため、
排ガスの発生量も少なくなり、排ガス処理費用も低減で
きる。なお、蓄熱体としては、球状セラミック、球状ガ
ラス又は鋼球などを用いることができる。
【０００７】また、請求項２に記載の発明においては、
被処理物の導入口及び処理物の排出口が設けられ、外部
加熱手段が付設された乾燥処理容器と、乾燥処理容器内
に垂直に配設され、一端側に駆動装置が接続した回転軸
の周囲に螺旋状翼が設けられた攪拌移動手段とを具備す
る伝熱式竪型乾燥装置において、乾燥処理容器を、一部
に連通口を有する隔壁で上から下方向に、乾燥処理室と
処理物排出室とに区画し、乾燥処理室に被処理物の導入
口、処理物排出室に処理物の排出口を設け、乾燥処理室
内に蓄熱体を充填したことを特徴とする伝熱式竪型乾燥
装置である。乾燥処理室と処理物排出室とに区画した前
記の構成により、処理物である乾燥固形物や炭化固形物
などを効率的に排出回収することができ、更に効率的な
処理が可能となる。
被処理物の導入口及び処理物の排出口が設けられ、外部
加熱手段が付設された乾燥処理容器と、乾燥処理容器内
に垂直に配設され、一端側に駆動装置が接続した回転軸
の周囲に螺旋状翼が設けられた攪拌移動手段とを具備す
る伝熱式竪型乾燥装置において、乾燥処理容器を、一部
に連通口を有する隔壁で上から下方向に、乾燥処理室と
処理物排出室とに区画し、乾燥処理室に被処理物の導入
口、処理物排出室に処理物の排出口を設け、乾燥処理室
内に蓄熱体を充填したことを特徴とする伝熱式竪型乾燥
装置である。乾燥処理室と処理物排出室とに区画した前
記の構成により、処理物である乾燥固形物や炭化固形物
などを効率的に排出回収することができ、更に効率的な
処理が可能となる。
【０００８】請求項３に記載の発明においては、請求項
２記載の伝熱式竪型乾燥装置において、攪拌移動手段の
回転軸の周囲に設けられた螺旋状翼を乾燥処理容器の乾
燥処理室内に位置させ、処理物排出室内に回転軸の周囲
から突設して少なくとも１つの掻き寄せ部材を設けた伝
熱式竪型乾燥装置である。乾燥処理室と処理物排出室と
に区画し、乾燥処理室内に螺旋状翼、処理物排出室内に
掻き寄せ部材を設けた前記の構成により、蓄熱体の攪拌
や処理物である乾燥固形物や炭化固形物などの排出回収
が効率的に行われるため、更に効率的な処理が可能とな
る。
２記載の伝熱式竪型乾燥装置において、攪拌移動手段の
回転軸の周囲に設けられた螺旋状翼を乾燥処理容器の乾
燥処理室内に位置させ、処理物排出室内に回転軸の周囲
から突設して少なくとも１つの掻き寄せ部材を設けた伝
熱式竪型乾燥装置である。乾燥処理室と処理物排出室と
に区画し、乾燥処理室内に螺旋状翼、処理物排出室内に
掻き寄せ部材を設けた前記の構成により、蓄熱体の攪拌
や処理物である乾燥固形物や炭化固形物などの排出回収
が効率的に行われるため、更に効率的な処理が可能とな
る。
【０００９】また、請求項４に記載の発明においては、
被処理物の導入口及び処理物の排出口が設けられ、外部
加熱手段が付設された乾燥処理容器と、乾燥処理容器内
に垂直に配設され、一端側に駆動装置が接続した回転軸
の周囲に螺旋状翼が設けられた攪拌移動手段とを具備す
る伝熱式竪型乾燥装置において、乾燥処理容器を、多孔
部材の隔壁で上から下方向に、乾燥処理室と処理物排出
室とに区画し、乾燥処理室に被処理物の導入口、処理物
排出室に処理物の排出口を設け、乾燥処理室内に蓄熱体
を充填したことを特徴とする伝熱式竪型乾燥装置であ
る。多孔部材の隔壁で乾燥処理室と処理物排出室とに区
画した前記の構成により、処理物である乾燥固形物や炭
化固形物などを自然落下で排出することができ、処理物
を低動力で効率的に排出回収することができる。なお、
多孔部材の隔壁としては、多孔板、金網又はスリット板
などを用いることができる。
被処理物の導入口及び処理物の排出口が設けられ、外部
加熱手段が付設された乾燥処理容器と、乾燥処理容器内
に垂直に配設され、一端側に駆動装置が接続した回転軸
の周囲に螺旋状翼が設けられた攪拌移動手段とを具備す
る伝熱式竪型乾燥装置において、乾燥処理容器を、多孔
部材の隔壁で上から下方向に、乾燥処理室と処理物排出
室とに区画し、乾燥処理室に被処理物の導入口、処理物
排出室に処理物の排出口を設け、乾燥処理室内に蓄熱体
を充填したことを特徴とする伝熱式竪型乾燥装置であ
る。多孔部材の隔壁で乾燥処理室と処理物排出室とに区
画した前記の構成により、処理物である乾燥固形物や炭
化固形物などを自然落下で排出することができ、処理物
を低動力で効率的に排出回収することができる。なお、
多孔部材の隔壁としては、多孔板、金網又はスリット板
などを用いることができる。
【００１０】請求項５に記載の発明においては、請求項
４記載の伝熱式竪型乾燥装置において、攪拌移動手段の
回転軸の周囲に設けられた螺旋状翼を乾燥処理容器の乾
燥処理室内に位置させ、処理物排出室に回転軸の周囲か
ら突設して少なくとも１つの掻き寄せ部材を設け、処理
物排出室の処理物の排出口に処理物排出装置を付設した
伝熱式竪型乾燥装置である。乾燥処理室と処理物排出室
とに区画し、乾燥処理室内に螺旋状翼、処理物排出室内
に掻き寄せ部材を設けた前記の構成により、蓄熱体の攪
拌や処理物である乾燥固形物や炭化固形物などの排出回
収が効率的に行われるため、更に効率的な処理が可能と
なる。
４記載の伝熱式竪型乾燥装置において、攪拌移動手段の
回転軸の周囲に設けられた螺旋状翼を乾燥処理容器の乾
燥処理室内に位置させ、処理物排出室に回転軸の周囲か
ら突設して少なくとも１つの掻き寄せ部材を設け、処理
物排出室の処理物の排出口に処理物排出装置を付設した
伝熱式竪型乾燥装置である。乾燥処理室と処理物排出室
とに区画し、乾燥処理室内に螺旋状翼、処理物排出室内
に掻き寄せ部材を設けた前記の構成により、蓄熱体の攪
拌や処理物である乾燥固形物や炭化固形物などの排出回
収が効率的に行われるため、更に効率的な処理が可能と
なる。
【００１１】また、請求項６に記載の発明においては、
請求項１〜請求項５のいずれか１項に記載の伝熱式竪型
乾燥装置において、処理物の排出口に接続して処理物捕
集用サイクロン装置を付設した伝熱式竪型乾燥装置であ
る。処理物の排出口に接続して処理物捕集用サイクロン
装置を付設した前記の構成により、処理物と排出ガスを
確実且つ効率的に分離できるため、処理物である乾燥固
形物や炭化固形物などの排出回収が効率的に行われ、ま
た、排出ガスをより浄化することができる。
請求項１〜請求項５のいずれか１項に記載の伝熱式竪型
乾燥装置において、処理物の排出口に接続して処理物捕
集用サイクロン装置を付設した伝熱式竪型乾燥装置であ
る。処理物の排出口に接続して処理物捕集用サイクロン
装置を付設した前記の構成により、処理物と排出ガスを
確実且つ効率的に分離できるため、処理物である乾燥固
形物や炭化固形物などの排出回収が効率的に行われ、ま
た、排出ガスをより浄化することができる。
【００１２】また、請求項７に記載の発明においては、
請求項１〜請求項６のいずれか１項に記載の伝熱式竪型
乾燥装置において、乾燥処理容器に付設された外部加熱
手段を、乾燥処理容器の少なくとも一部をジャケット構
造とし、ジャケット内部に熱媒体を流通させて被処理物
を加熱する伝熱式竪型乾燥装置である。外部加熱手段
を、乾燥処理容器の少なくとも一部をジャケット構造と
した前記の構成により、装置の構造がシンプルとなり、
また、高い熱効率を得ることができる。なお、熱媒体
は、乾燥又は炭化処理する温度によって相違するが、ス
チ−ム、加熱油、燃焼ガス又は排ガスなどを用いること
ができる。
請求項１〜請求項６のいずれか１項に記載の伝熱式竪型
乾燥装置において、乾燥処理容器に付設された外部加熱
手段を、乾燥処理容器の少なくとも一部をジャケット構
造とし、ジャケット内部に熱媒体を流通させて被処理物
を加熱する伝熱式竪型乾燥装置である。外部加熱手段
を、乾燥処理容器の少なくとも一部をジャケット構造と
した前記の構成により、装置の構造がシンプルとなり、
また、高い熱効率を得ることができる。なお、熱媒体
は、乾燥又は炭化処理する温度によって相違するが、ス
チ−ム、加熱油、燃焼ガス又は排ガスなどを用いること
ができる。
【００１３】また、請求項８に記載の発明においては、
請求項１〜請求項７のいずれか１項に記載の伝熱式竪型
乾燥装置において、攪拌移動手段の回転軸を中空の回転
軸とし、中空軸の駆動装置側の一端側から熱媒体が導入
及び排出される熱媒体の流通流路が中空軸内に形成さ
れ、熱媒体により中空軸及び攪拌翼を介して被処理物を
加熱する伝熱式竪型乾燥装置である。中空軸を被処理物
の加熱手段とした前記の構成により、更に、装置の単位
容積当りの有効伝熱面積を大きくすることができ、低動
力で高い熱効率を得ることができる。
請求項１〜請求項７のいずれか１項に記載の伝熱式竪型
乾燥装置において、攪拌移動手段の回転軸を中空の回転
軸とし、中空軸の駆動装置側の一端側から熱媒体が導入
及び排出される熱媒体の流通流路が中空軸内に形成さ
れ、熱媒体により中空軸及び攪拌翼を介して被処理物を
加熱する伝熱式竪型乾燥装置である。中空軸を被処理物
の加熱手段とした前記の構成により、更に、装置の単位
容積当りの有効伝熱面積を大きくすることができ、低動
力で高い熱効率を得ることができる。
【００１４】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。図１は本発明の一実施の形態の伝熱式竪
型乾燥装置の概略構成図、図２は本発明の他の実施の形
態の伝熱式竪型乾燥装置の概略構成図、図３は本発明の
他の実施の形態の伝熱式竪型乾燥装置の概略構成図、図
４は本発明の他の実施の形態の伝熱式竪型乾燥装置の概
略構成図である。なお、各図においては、共通する作用
を有する部材については同一の番号を付した。
いて説明する。図１は本発明の一実施の形態の伝熱式竪
型乾燥装置の概略構成図、図２は本発明の他の実施の形
態の伝熱式竪型乾燥装置の概略構成図、図３は本発明の
他の実施の形態の伝熱式竪型乾燥装置の概略構成図、図
４は本発明の他の実施の形態の伝熱式竪型乾燥装置の概
略構成図である。なお、各図においては、共通する作用
を有する部材については同一の番号を付した。
【００１５】図１において、符号１は上部に被処理物の
導入口７、処理物の排出口８及び排ガスの排出口９が設
けられ、側面及び底面がジャケット構造の外部加熱手段
２が付設され、ジャケット内部に熱媒体を流通させて被
処理物を加熱する構造の乾燥処理容器であり、乾燥処理
容器１内に垂直に配設され、一端側に駆動装置６が接続
した回転軸４の周囲に螺旋状翼５が設けられた攪拌移動
手段３が付設されている。また、乾燥処理容器１を、回
転軸４が貫通し、回転軸４の周囲に連通口１１を有する
山型の隔壁１２で上から下方向に、乾燥処理室Ａと処理
物排出室Ｂとに区画し、乾燥処理室Ａに被処理物の導入
口７及び排ガスの排出口９、処理物排出室Ｂに処理物の
排出口８が夫々設けられている。なお、内部には、球状
セラミックスの蓄熱体１０が充填されているが、蓄熱体
１０は、球状セラミックス以外に球状ガラスや鋼球など
も用いることができる。
導入口７、処理物の排出口８及び排ガスの排出口９が設
けられ、側面及び底面がジャケット構造の外部加熱手段
２が付設され、ジャケット内部に熱媒体を流通させて被
処理物を加熱する構造の乾燥処理容器であり、乾燥処理
容器１内に垂直に配設され、一端側に駆動装置６が接続
した回転軸４の周囲に螺旋状翼５が設けられた攪拌移動
手段３が付設されている。また、乾燥処理容器１を、回
転軸４が貫通し、回転軸４の周囲に連通口１１を有する
山型の隔壁１２で上から下方向に、乾燥処理室Ａと処理
物排出室Ｂとに区画し、乾燥処理室Ａに被処理物の導入
口７及び排ガスの排出口９、処理物排出室Ｂに処理物の
排出口８が夫々設けられている。なお、内部には、球状
セラミックスの蓄熱体１０が充填されているが、蓄熱体
１０は、球状セラミックス以外に球状ガラスや鋼球など
も用いることができる。
【００１６】また、攪拌移動手段３の回転軸は中空軸と
なっており、中空軸には熱媒体の流通流路が形成され、
駆動装置側の一端側に熱媒体の導入管１４ａ及び熱媒体
の排出管１４ｂが接続し、熱媒体により中空軸及び攪拌
翼を介して被処理物を加熱する構成となっている。な
お、中空軸に形成された熱媒体の流通流路は、折り返し
形、Ｕ字管形又は螺旋形など適宜に形成することができ
る。
なっており、中空軸には熱媒体の流通流路が形成され、
駆動装置側の一端側に熱媒体の導入管１４ａ及び熱媒体
の排出管１４ｂが接続し、熱媒体により中空軸及び攪拌
翼を介して被処理物を加熱する構成となっている。な
お、中空軸に形成された熱媒体の流通流路は、折り返し
形、Ｕ字管形又は螺旋形など適宜に形成することができ
る。
【００１７】図２において、乾燥処理容器１を、回転軸
４が貫通し、回転軸４の周囲に連通口１１を有する山型
の隔壁１２で上から下方向に、乾燥処理室Ａと処理物排
出室Ｂとに区画し、乾燥処理室Ａ下部に被処理物の導入
口７、処理物排出室Ｂに処理物の排出口８が夫々設けら
れ、攪拌移動手段３の回転軸４の周囲に設けられた螺旋
状翼５を乾燥処理容器１の乾燥処理室Ａ内に位置させ、
処理物排出室Ｂに回転軸４の周囲から突設して少なくと
も１つの掻き寄せ部材２１が設けられており、被処理物
の導入口７にはスクリュ−フィ−ダ２２が付設されてい
る。なお、掻き寄せ部材２１は、半径方向の対向する位
置に複数設けるのも好ましい。
４が貫通し、回転軸４の周囲に連通口１１を有する山型
の隔壁１２で上から下方向に、乾燥処理室Ａと処理物排
出室Ｂとに区画し、乾燥処理室Ａ下部に被処理物の導入
口７、処理物排出室Ｂに処理物の排出口８が夫々設けら
れ、攪拌移動手段３の回転軸４の周囲に設けられた螺旋
状翼５を乾燥処理容器１の乾燥処理室Ａ内に位置させ、
処理物排出室Ｂに回転軸４の周囲から突設して少なくと
も１つの掻き寄せ部材２１が設けられており、被処理物
の導入口７にはスクリュ−フィ−ダ２２が付設されてい
る。なお、掻き寄せ部材２１は、半径方向の対向する位
置に複数設けるのも好ましい。
【００１８】図３において、乾燥処理容器１を、回転軸
４が貫通し、回転軸４の周囲に連通口１１を有する山型
の隔壁１２で上から下方向に、乾燥処理室Ａと処理物排
出室Ｂとに区画し、乾燥処理室Ａに被処理物の導入口７
及び搬送気体の導入口３４が設けられ、処理物排出室Ｂ
には処理物の排出口８及び排ガスの排出口９が夫々設け
られ、搬送気体の導入口３４には送風機３２が熱媒体と
搬送気体とを熱交換する熱交換器３３を介して接続さ
れ、処理物の排出口８には処理物と排出ガスを確実且つ
効率的に分離し、処理物である乾燥固形物や炭化固形物
などを排出回収すると共に排出ガスをより浄化する処理
物捕集用サイクロン装置３１が接続している。
４が貫通し、回転軸４の周囲に連通口１１を有する山型
の隔壁１２で上から下方向に、乾燥処理室Ａと処理物排
出室Ｂとに区画し、乾燥処理室Ａに被処理物の導入口７
及び搬送気体の導入口３４が設けられ、処理物排出室Ｂ
には処理物の排出口８及び排ガスの排出口９が夫々設け
られ、搬送気体の導入口３４には送風機３２が熱媒体と
搬送気体とを熱交換する熱交換器３３を介して接続さ
れ、処理物の排出口８には処理物と排出ガスを確実且つ
効率的に分離し、処理物である乾燥固形物や炭化固形物
などを排出回収すると共に排出ガスをより浄化する処理
物捕集用サイクロン装置３１が接続している。
【００１９】図４において、回転軸４が貫通し、乾燥処
理容器１を多孔部材４２の隔壁で上から下方向に、乾燥
処理室Ａと処理物排出室Ｂとに区画し、乾燥処理室Ａに
被処理物の導入口７及び排ガスの排出口９、処理物排出
室Ｂに処理物の排出口８を夫々設け、攪拌移動手段３の
回転軸４の周囲に設けられた螺旋状翼５を、乾燥処理容
器１の乾燥処理室Ａ内に位置させ、処理物排出室Ｂに回
転軸３の周囲から突設して少なくとも１つの掻き寄せ部
材４３を設け、処理物排出室Ｂの処理物の排出口１２に
処理物排出装置４４を付設している。また、処理物排出
装置４４には処理物を搬送する処理物搬送用送風機４５
が接続し、更に、処理物と排出ガスを確実且つ効率的に
分離し、処理物である乾燥固形物や炭化固形物などを排
出回収すると共に排出ガスをより浄化する処理物捕集用
サイクロン装置４１が接続している。なお、掻き寄せ部
材４３は、半径方向の対向する位置に複数設けるのも好
ましい。
理容器１を多孔部材４２の隔壁で上から下方向に、乾燥
処理室Ａと処理物排出室Ｂとに区画し、乾燥処理室Ａに
被処理物の導入口７及び排ガスの排出口９、処理物排出
室Ｂに処理物の排出口８を夫々設け、攪拌移動手段３の
回転軸４の周囲に設けられた螺旋状翼５を、乾燥処理容
器１の乾燥処理室Ａ内に位置させ、処理物排出室Ｂに回
転軸３の周囲から突設して少なくとも１つの掻き寄せ部
材４３を設け、処理物排出室Ｂの処理物の排出口１２に
処理物排出装置４４を付設している。また、処理物排出
装置４４には処理物を搬送する処理物搬送用送風機４５
が接続し、更に、処理物と排出ガスを確実且つ効率的に
分離し、処理物である乾燥固形物や炭化固形物などを排
出回収すると共に排出ガスをより浄化する処理物捕集用
サイクロン装置４１が接続している。なお、掻き寄せ部
材４３は、半径方向の対向する位置に複数設けるのも好
ましい。
【００２０】前記の図１〜図４においては、夫々隔壁１
２、４２により乾燥処理容器１を乾燥処理室Ａと処理物
排出室Ｂとに区画しているが、処理物の排出口８の前段
に蓄熱体を排出しないよう多孔部材を設けて処理物と分
離する構成としてもよく、また、回転軸３を中空軸と
し、中空軸には熱媒体の流通流路が形成されているが、
特に回転軸を加熱しない構成であってもよく、また、ジ
ャケットは乾燥処理室Ａのみの外面全体を覆う構造とな
っているが、本発明は図の構成には限定されない。
２、４２により乾燥処理容器１を乾燥処理室Ａと処理物
排出室Ｂとに区画しているが、処理物の排出口８の前段
に蓄熱体を排出しないよう多孔部材を設けて処理物と分
離する構成としてもよく、また、回転軸３を中空軸と
し、中空軸には熱媒体の流通流路が形成されているが、
特に回転軸を加熱しない構成であってもよく、また、ジ
ャケットは乾燥処理室Ａのみの外面全体を覆う構造とな
っているが、本発明は図の構成には限定されない。
【００２１】次に前記構成の伝熱式竪型乾燥装置の作用
について述べる。図１において、乾燥処理容器１の被処
理物の導入口７から乾燥又は炭化する被処理物を乾燥処
理室Ａに供給し、外部加熱手段２のジャケット内部及び
熱媒体の流通流路が形成された中空軸に熱媒体の導入管
１３ａ、１４ａから熱媒体が導入され、熱媒体の排出管
１３ｂ、１４ｂから排出することにより熱媒体を流通さ
せて被処理物を加熱する。
について述べる。図１において、乾燥処理容器１の被処
理物の導入口７から乾燥又は炭化する被処理物を乾燥処
理室Ａに供給し、外部加熱手段２のジャケット内部及び
熱媒体の流通流路が形成された中空軸に熱媒体の導入管
１３ａ、１４ａから熱媒体が導入され、熱媒体の排出管
１３ｂ、１４ｂから排出することにより熱媒体を流通さ
せて被処理物を加熱する。
【００２２】前記の加熱と共に、乾燥処理容器１内に垂
直に配設された攪拌移動手段３を駆動装置６で回転駆動
して、回転軸４の周囲に設けられた螺旋状翼５により、
蓄熱体１０と共に被処理物を攪拌しながら上下移動させ
るため、装置の単位容積当りの有効伝熱面積を大きくす
ることができ、低動力で熱効率が高く、また、蓄熱体１
０により被処理物の塊を破砕できると共に容器壁面や回
転軸４などに付着する被処理物を剥ぎ取ることができ、
極めて均一な乾燥処理を行うことができる。
直に配設された攪拌移動手段３を駆動装置６で回転駆動
して、回転軸４の周囲に設けられた螺旋状翼５により、
蓄熱体１０と共に被処理物を攪拌しながら上下移動させ
るため、装置の単位容積当りの有効伝熱面積を大きくす
ることができ、低動力で熱効率が高く、また、蓄熱体１
０により被処理物の塊を破砕できると共に容器壁面や回
転軸４などに付着する被処理物を剥ぎ取ることができ、
極めて均一な乾燥処理を行うことができる。
【００２３】乾燥又は炭化処理された処理物は、蓄熱体
１０と分離されて連通口１１を経て処理物排出室Ｂに導
入され、処理物の排出口８から排出される。前記におい
て、図２の装置では、被処理物が被処理物の導入口７に
付設されたスクリュ−フィ−ダ２２により供給され、処
理物は連通口１１を経て処理物排出室Ｂに導入され、処
理物排出室Ｂに設けられた回転軸４の周囲から突設した
少なくとも１つの掻き寄せ部材２１により、処理物を処
理物の排出口８側に掻き寄せて排出する。
１０と分離されて連通口１１を経て処理物排出室Ｂに導
入され、処理物の排出口８から排出される。前記におい
て、図２の装置では、被処理物が被処理物の導入口７に
付設されたスクリュ−フィ−ダ２２により供給され、処
理物は連通口１１を経て処理物排出室Ｂに導入され、処
理物排出室Ｂに設けられた回転軸４の周囲から突設した
少なくとも１つの掻き寄せ部材２１により、処理物を処
理物の排出口８側に掻き寄せて排出する。
【００２４】図３の装置では、送風機３２で搬送気体を
熱交換器３３に供給し、熱媒体との熱交換器３３で加熱
された搬送気体を、乾燥処理室Ａに設けられた搬送気体
の導入口３４から処理物搬送用の乾燥処理室Ａに供給
し、処理物を連通口１１を経て処理物の排出口８から排
出して処理物捕集用サイクロン装置３１に供給し、処理
物と排出ガスを分離して回収する。なお、搬送気体とし
ては、空気、窒素などの不活性ガス又は排ガスなどを用
いることができる。
熱交換器３３に供給し、熱媒体との熱交換器３３で加熱
された搬送気体を、乾燥処理室Ａに設けられた搬送気体
の導入口３４から処理物搬送用の乾燥処理室Ａに供給
し、処理物を連通口１１を経て処理物の排出口８から排
出して処理物捕集用サイクロン装置３１に供給し、処理
物と排出ガスを分離して回収する。なお、搬送気体とし
ては、空気、窒素などの不活性ガス又は排ガスなどを用
いることができる。
【００２５】図４の装置では、乾燥処理室Ａと処理物排
出室Ｂとに区画する多孔部材４２で蓄熱体１０と処理物
が分離され、処理物を処理物排出室Ｂに落下させ、処理
物排出室Ｂに設けられた回転軸４の周囲から突設した少
なくとも１つの掻き寄せ部材４３により、処理物を処理
物の排出口８側に掻き寄せて処理物の排出口８に付設さ
れた処理物排出装置４４により排出し、処理物を処理物
搬送用送風機４５により処理物捕集用サイクロン装置４
１に搬送して処理物と排出ガスを分離して回収する。な
お、分離した排ガスは乾燥処理室Ａに戻され、排ガスの
排出口９から排出される。
出室Ｂとに区画する多孔部材４２で蓄熱体１０と処理物
が分離され、処理物を処理物排出室Ｂに落下させ、処理
物排出室Ｂに設けられた回転軸４の周囲から突設した少
なくとも１つの掻き寄せ部材４３により、処理物を処理
物の排出口８側に掻き寄せて処理物の排出口８に付設さ
れた処理物排出装置４４により排出し、処理物を処理物
搬送用送風機４５により処理物捕集用サイクロン装置４
１に搬送して処理物と排出ガスを分離して回収する。な
お、分離した排ガスは乾燥処理室Ａに戻され、排ガスの
排出口９から排出される。
【００２６】
【発明の効果】本発明は低動力で熱効率が高く、排ガス
の発生量も少なくなり、排ガス処理費用も低減でき、ま
た、極めて均一な乾燥処理を行うことができる伝熱式竪
型乾燥装置である。
の発生量も少なくなり、排ガス処理費用も低減でき、ま
た、極めて均一な乾燥処理を行うことができる伝熱式竪
型乾燥装置である。
【図１】本発明の一実施の形態の伝熱式竪型乾燥装置の
概略構成図
概略構成図
【図２】本発明の他の実施の形態の伝熱式竪型乾燥装置
の概略構成図
の概略構成図
【図３】本発明の他の実施の形態の伝熱式竪型乾燥装置
の概略構成図
の概略構成図
【図４】本発明の他の実施の形態の伝熱式竪型乾燥装置
の概略構成図
の概略構成図
１：乾燥処理容器 ２：外部加熱手段 ３：攪拌移動手段 ４：回転軸 ５：螺旋状翼 ６：駆動装置 １０：蓄熱体 ２１、４３：掻き寄せ部材 ２２：スクリュ−フィ−ダ２２ ３１、４１：処理物捕集用サイクロン装置 ４２：多孔部材 ４４：処理物排出装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｃ１０Ｂ 53/00 ＺＡＢ Ｆ２６Ｂ 3/24 Ｆ２６Ｂ 3/24 Ｂ０９Ｂ 3/00 ３０３Ｍ Ｆターム(参考） 3L113 AA09 AB03 AB05 AC16 AC28 AC40 AC45 AC46 AC48 AC49 AC52 AC53 AC54 AC56 AC58 AC60 AC62 AC65 AC72 AC74 AC86 BA39 DA02 DA06 DA11 4D004 AA02 AA03 AB01 AC04 CA26 CA42 CB04 CB27 CB43 CB50 4D059 AA07 BD11 BD13 BD24 BJ01 CB30 4H012 HA03 HA05 HB03 HB05
Claims (8)
- 【請求項１】被処理物の導入口及び処理物の排出口が設
けられ、外部加熱手段が付設された乾燥処理容器と、乾
燥処理容器内に垂直に配設され、一端側に駆動装置が接
続した回転軸の周囲に螺旋状翼が設けられた攪拌移動手
段とを具備する伝熱式竪型乾燥装置において、乾燥処理
容器内に蓄熱体を充填したことを特徴とする伝熱式竪型
乾燥装置。 - 【請求項２】被処理物の導入口及び処理物の排出口が設
けられ、外部加熱手段が付設された乾燥処理容器と、乾
燥処理容器内に垂直に配設され、一端側に駆動装置が接
続した回転軸の周囲に螺旋状翼が設けられた攪拌移動手
段とを具備する伝熱式竪型乾燥装置において、乾燥処理
容器を、一部に連通口を有する隔壁で上から下方向に、
乾燥処理室と処理物排出室とに区画し、乾燥処理室に被
処理物の導入口、処理物排出室に処理物の排出口を設
け、乾燥処理室内に蓄熱体を充填したことを特徴とする
伝熱式竪型乾燥装置。 - 【請求項３】攪拌移動手段の回転軸の周囲に設けられた
螺旋状翼を乾燥処理容器の乾燥処理室内に位置させ、処
理物排出室に回転軸の周囲から突設して少なくとも１つ
の掻き寄せ部材を設けた請求項２記載の伝熱式竪型乾燥
装置。 - 【請求項４】被処理物の導入口及び処理物の排出口が設
けられ、外部加熱手段が付設された乾燥処理容器と、乾
燥処理容器内に垂直に配設され、一端側に駆動装置が接
続した回転軸の周囲に螺旋状翼が設けられた攪拌移動手
段とを具備する伝熱式竪型乾燥装置において、乾燥処理
容器を、多孔部材の隔壁で上から下方向に、乾燥処理室
と処理物排出室とに区画し、乾燥処理室に被処理物の導
入口、処理物排出室に処理物の排出口を設け、乾燥処理
室内に蓄熱体を充填したことを特徴とする伝熱式竪型乾
燥装置。 - 【請求項５】攪拌移動手段の回転軸の周囲に設けられた
螺旋状翼を乾燥処理容器の乾燥処理室内に位置させ、処
理物排出室に回転軸の周囲から突設して少なくとも１つ
の掻き寄せ部材を設け、処理物排出室の処理物の排出口
に処理物排出装置を付設した請求項４記載の伝熱式竪型
乾燥装置。 - 【請求項６】処理物の排出口に接続して処理物捕集用サ
イクロン装置を付設した請求項１〜請求項５のいずれか
１項に記載の伝熱式竪型乾燥装置。 - 【請求項７】乾燥処理容器に付設された外部加熱手段
を、乾燥処理容器の少なくとも一部をジャケット構造と
し、ジャケット内部に熱媒体を流通させて被処理物を加
熱する請求項１〜請求項６のいずれか１項に記載の伝熱
式竪型乾燥装置。 - 【請求項８】攪拌移動手段の回転軸を中空の回転軸と
し、中空軸の駆動装置側の一端側から熱媒体が導入及び
排出される熱媒体の流通流路が中空軸内に形成され、熱
媒体により中空軸及び攪拌翼を介して被処理物を加熱す
る請求項１〜請求項７のいずれか１項に記載の伝熱式竪
型乾燥装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000144211A JP2001324269A (ja) | 2000-05-17 | 2000-05-17 | 伝熱式竪型乾燥装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000144211A JP2001324269A (ja) | 2000-05-17 | 2000-05-17 | 伝熱式竪型乾燥装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001324269A true JP2001324269A (ja) | 2001-11-22 |
Family
ID=18650902
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000144211A Pending JP2001324269A (ja) | 2000-05-17 | 2000-05-17 | 伝熱式竪型乾燥装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001324269A (ja) |
Cited By (17)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100674450B1 (ko) | 2005-03-31 | 2007-02-15 | 주식회사 청천바텍 | 음식물 쓰레기, 하수 슬러지, 동 식물류의 건조 탄화처리장치 |
| US7624514B2 (en) | 2003-03-19 | 2009-12-01 | Green Seiju Co., Ltd. | Drying system |
| JP2010025524A (ja) * | 2008-07-24 | 2010-02-04 | Tokyo Aluminum Rod Wire Co Ltd | リジェネレイティブバーナー |
| JP2013146716A (ja) * | 2012-01-23 | 2013-08-01 | Joyo Kasei Kk | 金属回収装置 |
| CN105091543A (zh) * | 2015-09-01 | 2015-11-25 | 浙江宏辉胶丸有限公司 | 一种全自动的螺旋式胶囊干燥机 |
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| CN105157392A (zh) * | 2015-09-01 | 2015-12-16 | 浙江宏辉胶丸有限公司 | 一种立式的全自动胶囊干燥装置 |
| CN105403013A (zh) * | 2015-11-23 | 2016-03-16 | 重庆市合川区九峰煤炭有限公司 | 一种煤炭干燥机 |
| KR101622812B1 (ko) * | 2013-12-27 | 2016-05-19 | 현대제철 주식회사 | 슬러지 건조 장치 |
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| CN117628866A (zh) * | 2024-01-26 | 2024-03-01 | 江苏中治制药有限公司 | 一种提高软胶囊内容物的均一性加工设备及制备方法 |
| CN117628866B (zh) * | 2024-01-26 | 2024-05-03 | 江苏中治制药有限公司 | 一种提高软胶囊内容物的均一性加工设备及制备方法 |
-
2000
- 2000-05-17 JP JP2000144211A patent/JP2001324269A/ja active Pending
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