JP3287401B2 - 間接加熱型撹拌乾燥機 - Google Patents
間接加熱型撹拌乾燥機Info
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Description
に高水分材料や粘着性の高い材料を伝導加熱により撹拌
乾燥するとともにセルフクリーニング性を有する間接加
熱型撹拌乾燥機に関するものである。
粒体)を伝導加熱より撹拌乾燥する間接加熱型撹拌撹拌
乾燥機は種々提案されている。この種乾燥機としてチュ
ーブ形、スクリュー形および部材形などがよく知られて
いる。この中で部材形としては、たとえば、この出願人
が提案した間接加熱型撹拌撹拌乾燥機を挙げることがで
きる(特開昭63−279086号)。このものは、ケ
ーシングの内部に互いに反対方向に同速度で回転する一
対の中空軸が平行に水平配置され、両中空軸上に中空扇
形の撹拌ディスクがそれぞれ中空軸の軸心と直交する向
きで回転方向に一定角度ずらして、かつ中空軸の中空内
部と連通して等間隔で多数配置されてなる間接加熱型撹
拌乾燥機にであって、前記撹拌ディスクが、異なる形状
の第1撹拌ディスクと第2撹拌ディスクとからなり、前
記第1撹拌ディスクの回転方向の前端面が各中空軸の軸
心に対し付着性粉体の送り方向側に所定角度傾斜した送
りカット面におよび後端面に撹拌羽根が形成されるとと
もに、前記第2撹拌ディスクの回転方向の前端面が各中
空軸の軸心に対し付着性粉体の送り方向と反対側に所定
角度傾斜した戻しカット面におよび後端面に撹拌羽根が
形成されており、また、第1撹拌ディスクと第2撹拌デ
ィスクは、各中空軸の軸方向においてはそれぞれ互い違
いであって、直交方向においては軸心に対し対称に配置
され、かつ両中空軸間の軸方向おいては一方の中空軸上
の第1撹拌ディスクまたは第2撹拌ディスク間に他方の
中空軸上の第2撹拌ディスクまたは第1撹拌ディスクが
相対向して配置された構成となっている(この発明の実
施の形態で挙げた図8,9参照)。そして、この撹拌乾
燥機はデッドスペースに滞留する付着性粉体と滞留せず
移送される付着性粉体との乾燥の不均一をなくして、製
品の品質の低下をきたすのを防止することを目的として
なされたものである。
ような構造の間接加熱型撹拌乾燥機にあっては、それぞ
れの中空扇形撹拌ディスクの後端面に該ディスクの厚み
より大きな幅を有する撹拌羽根が設けられているため、
該ディスクの対向する側面間の隙間が大きくなって、高
水分などの付着性粉体の処理の場合、該ディスクの側面
などに付着した付着性粉体を充分に掻き取ることができ
ないという問題があった。
改良し、高水分などの付着性粉体のディスクなどへの付
着を可及的に少なくし、セルフクリーニング性を有し、
かつ乾燥効率を高めることができる間接加熱型撹拌乾燥
機を提供することを目的とするものである。
めに、この発明の間接加熱型撹拌乾燥機は、一端上部に
付着性粉体の供給口と他端下部に乾燥された粉体の排出
口を有するケーシングの内部に互いに反対方向に同速度
で回転する一対の中空軸がほぼ平行に水平配置され、一
方の中空軸上に中空扇形のディスクが、他方の中空軸5
上に中空扇形の撹拌ディスクがそれぞれ中空軸の軸心と
直交する向きで回転方向に一定角度ずらして、かつ中空
軸の中空内部と連通して等間隔で多数配置されてなる間
接加熱型撹拌乾燥機において、前記ディスクが中空軸
5,6の軸心方向略前半部上の第1移送ディスク7,第
2移送ディスク8と、略後半部上の第1撹拌ディスク1
5,第2撹拌ディスク18とからなり、前記第1、第2
移送ディスク7,8はその外周面がケーシング1の内面
とほぼ平行に形成され、かつ回転方向の前端面が送り方
向に対し傾斜した送りカット面9,11に形成されてお
り、また前記第1、第2移送ディスク7,8は各中空軸
5,6の軸心方向において、一方の中空軸6上の第1移
送ディスク7間に他方の中空軸5上の第2移送ディスク
8が他方の中空軸5上の第2移送ディスク8間に一方の
中空軸6上の第1移送ディスク7が第1移送ディスク7
と第2移送ディスク8の対向する側面間に、および第
1、第2移送ディスク7,8の外周面と中空軸5,6の
表面間に僅少隙間δ1,δ2が形成され、さらに第1、第
2移送ディスク7,8はその外周面と中空軸5,6の軸
心より下方のケーシングの内面の間には僅少隙間δ3 が
形成され、前記第1撹拌ディスク15の回転方向の前端
面が各中空軸5,6の軸心方向に対し付着性粉体の送り
方向側に所定角度傾斜した送りカット面13におよび端
面に撹拌羽根14が形成されるとともに、前記第2撹拌
ディスク18の回転方向の前端面が各中空軸5,6の軸
心方向に対し付着性粉体の送り方向と反対側に所定角度
傾斜した戻しカット面16におよび後端面に撹拌羽根1
7が形成されており、また、第1撹拌ディスク15と第
2撹拌ディスク18は、各中空軸5,6の軸方向におい
てはそれぞれ互い違いであって、直交方向においては軸
心方向に対し対称に配置され、かつ各中空軸間5,6の
軸心方向おいては一方の中空軸6上の第1撹拌ディスク
15または第2撹拌ディスク18間に他方の中空軸5上
の第1撹拌ディスク15または第2撹拌ディスク18
が、一方の中空軸6上の第2撹拌ディスク18または第
1撹拌ディスク15と相対向して配置されていることで
ある。
ら前記排出口側にかけて下向きに数度以下傾斜させたこ
とである。
面を参照して説明する。図1〜6において、1はダブル
U型ケーシングで、外側面にジャケット2を取り付け、
ケーシング1の開口部3には蓋4が取り付けられてい
る。ケーシング1の内部には互いに矢印で示すように反
対方向に同じ速度で回転する中空軸5,6が平行に水平
配設されている。中空軸6上の軸心方向の略前半部上に
は中空扇形の第1移送ディスク7が、中空軸5には同様
な中空扇型の第2移送ディスク8が、中空軸5,6の軸
心と直交する向きにそれぞれ複数個ずつ等間隔で配設さ
れている。すなわち、第1移送ディスク7および第2移
送ディスク8は、それぞれ中空軸5,6上において軸心
方向に隣接するもの同士では周方向に重なり合わず、か
つ1つおきに回転方向に一定の角度ずらして、第1移送
ディスク7の回転方向の前端面は付着性粉体の送り方向
に対し傾斜したカット面9に、また後端面は付着性粉体
の送り(軸心)方向に対し平行なカット面10に形成さ
れ、第2移送ディスク8の回転方向の前端面も付着性粉
体の送り(軸心)方向に対し傾斜したカット面11が、
また後端面は付着性粉体の送り(軸心)方向に対し平行
なカット面12に形成されている。
の関係について、さらに図5〜図7に基づいて説明す
る。第1、第2移送ディスク7,8は、軸心方向の厚み
T、軸直交平面での扇形角α、カット面9、11の角度
γ、外径Dとなっており、かつ等間隔Pとなっている。
δ1 は接触することのない第1、第2移送ディスク7,
8の対向する側面間の僅少隙間であり、P=T+δ1の
関係にある。β´は第1、第2移送ディスク7,8のカ
ット面9,11の角度γによって計算される該ディスク
外周展開上の角度で、 sinβ′= T・tanγ / 1/2・D (1) の関係にあり、βは sinβ= P・tanγ / 1/2・D (2) の関係にある。
図を示す図7において、中空軸6上の第1移送ディスク
7は、第1ピッチの位置の第1移送ディスク7(右1)
が0°を基準点とし、奇数のピッチの位置の第1移送デ
ィスク7(右3…)が角度(β+θ)ずつずれており、
第2ピッチの位置の第1移送ディスク7(右2)が18
0°+θを基準点とし、偶数のピッチの位置の第1移送
ディスク7(右4…)が角度(β+θ)ずつずれてい
る。同様に中空軸5は、第1ピッチの位置の第2移送デ
ィスク8(左1)が180°を基準点とし、奇数のピッ
チの位置の第2移送ディスク8(左3…)が角度(β+
θ)ずつずれており、第2ピッチの位置の第2移送ディ
スク8(左2)が角度θを基準点とし、偶数のピッチの
位置の第2移送ディスク8(左4…)が角度(β+θ)
ずつずれている。β=θになるように第1、第2移送デ
ィスク7,8を配設した中空軸5,6を図7に矢印で示
す方向へ等速で回転させると、D点とE点およびD′点
とE´点は重なりあう。すなわち、第2移送ディスク8
(左2)のE−E´で表される側面とD−D´に僅少隙
間δ1 にて相対向する第1移送ディスク7(右1)の側
面は1回転に1回互いにスクレーピングし合う(セルフ
クリーニング)。前記のようなセルフクリーニングの条
件はθがβまたはβ´に等しいことであるが、第1、第
2移送ディスク7,8のカット面9,11は角度γで形
成される平面であるので、該ディスク根元部(中空軸表
面に近い部位)でのセルフクリーニングも考慮する必要
がある。そのためには、γ、D、Pによって決められる
βに対し、適当なずらし角度θを選択することにより、
ほぼ全面にスクレーピングすることが可能となる。
角α=140°、ずらし角θ=20°および角度γ=4
5°を選択し、図7で表される第1移送ディスク7(右
1)と第2移送ディスク8(左2)の相対向する側面の
噛合軌跡をコンピュータにより図形化した結果(図示省
略)相対向する2面のほとんど全面をスクレーピングし
合うことが判った。通常、第1、第2移送ディスク7,
8の扇形角αは120〜150°、カット面9,11の
角度γは5〜45°、第1移送ディスク7と第2移送デ
ィスク8間の僅少間隔δ1を3〜5mmにし、かつ第1
移送ディスク7、第2移送ディスク8の先端(外周面)
と中空軸5,6の外周面との僅少隙間δ2 を2.5
(3)〜5mmおよび第1移送ディスク7、第2移送デ
ィスク8の先端(外周面)とケーシング1の内壁との僅
少隙間δ3 を3〜5mmに設定することが好ましい。
の側面は僅少隙間δ 1をもって1回転に1回相対向する
ことにより、該ディスク側面に付着する粉体を掻き取る
(落とす)効果が大なるとともに、僅少隙間δ1 の間で
の撹拌がなされるので、該ディスク側面から粉体への伝
熱係数が極めて大きくなる。さらに、第1移送ディスク
7、第2移送ディスク8の外周面によりケーシング1内
壁面(伝熱面)および中空軸5,6の外表面(伝熱面)
に付着した付着性粉体を掻き取ることができ、該伝熱面
と付着性粉体との接触が常に更新され、伝熱効率が著し
く大となる。
は図8〜図9に示すように前端面が中空軸5,6の軸心
に対し、原料としての付着性粉体の送り方向側に所定角
度傾斜したカット面13に形成され、かつ後端面に撹拌
羽根14をもった第1撹拌ディスク15と、回転方向の
前端面が中空軸5,6の軸心に対し付着性粉体の送り方
向と反対側に前記送りカット面13と逆向きとなるよう
に所定角度傾斜した戻しカット面16に形成され、かつ
後端面に撹拌羽根17をもった第2撹拌ディスク18が
それぞれ所定間隔で多数、軸心に対し直角向きに取れ付
けられている。第1撹拌ディスク15、撹拌ディスク1
8は、中空軸5,6の軸方向においてそれぞれ互い違い
であって、直交方向においては軸心に対し対称となるよ
うに配置され、また両中空軸5,6間の軸方向において
は、例えば一方の中空軸5上の第1撹拌ディスク15ま
たは第2撹拌ディスク18間に他方の中空軸6上の第1
撹拌ディスク15または第2撹拌ディスク18が、中空
軸5上の第1撹拌ディスク15または第2撹拌ディスク
18と相対向して配置されている。第1撹拌ディスク1
5、第2撹拌ディスク18の送りカット面14および戻
しカット面16はこの実施例では、中空軸5,6の軸心
に対し45°にカットされている。ただし、カットの角
度はそれに限定されるものではなく、30°〜60°の
範囲であってもよい。
ィスク18間の僅少隙間を5〜10mmにし、かつ第1
撹拌ディスク15、第2撹拌ディスク18の撹拌羽根1
4、17の先端(外周面)と中空軸5,6の外周面間の
僅少隙間を4.5〜15mmおよび第1撹拌ディスク1
5、第2撹拌ディスク18の撹拌羽根14、17の先端
(外周面)とケーシング1内壁面間の僅少隙間を5〜1
5mmに設定する。これにより、第1撹拌ディスク1
5、第2撹拌ディスク18の側面、中空軸5,6の外周
面ならびにケーシング1内壁面への付着性粉体の付着が
少ないばかりか付着したとしてもに容易に剥離しあるい
は掻き取りることができて、第1撹拌ディスク15、第
2撹拌ディスク18およびケーシング1内壁面の伝熱面
と付着性粉体との接触が常に更新され、伝熱効率が大と
なる。
出した端部にはロータリージョイント19,20が取り
付けられており、熱媒体(水蒸気、温水など)がロータ
リージョイント19から中空軸5,6内に導入され、図
示しない連通孔を経て第1移送ディスク7、第2移送デ
ィスク8、第1撹拌ディスク15、第2撹拌ディスク1
8内に流入した後、図示しない別の連通孔を経て第1移
送ディスク7、第2移送ディスク8、第1撹拌ディスク
15、第2撹拌ディスク18から再び中空軸5,6内に
戻り、ロータリージョイント20から排出されるように
なっている。この例では、ロータリージョイント19,
20を中空軸5,6の両端部に設けているが、中空軸
5,6の一端部にのみ設けて、前記のような熱媒体を第
1移送ディスク7、第2移送ディスク8、第1撹拌ディ
スク15、第2撹拌ディスク18への流入、排出をさせ
るようにしてもよい。
6上に互いに噛合して取り付けられた歯車、23はチェ
ーンスプロケットであり、チェーンスプロケット23に
巻き回される図示しないチェーンが電動機などで駆動さ
れることにより歯車21,22を介して中空軸5,6を
回転するようになっている。また、24はジャケット2
内へ熱媒体を供給する熱媒体供給管、25は同排出管、
26はケーシング1内へキャリアガスを送入する入口、
27は同出口、28は付着性粉体の供給口、29は乾燥
された粉体の排出口を示す。
クレーピング作用および撹拌混合作用について説明する
と、まず両中空軸5,6が互いに反対方向に回転してい
る状態で、供給口28よりケーシング1内に供給された
付着性粉体は、中空軸5,6の前半部上の第1移送ディ
スク7,第2移送ディスク8の前端面に形成されたカッ
ト面9,11により攪拌されながら移送される過程で、
中空軸5,6および第1移送ディスク7,第2移送ディ
スク8の中空内に供給される熱媒体により加熱乾燥され
る。この際、付着性粉体が第1移送ディスク7,第2移
送ディスク8の側面に付着しても第1移送ディスク7,
第2移送ディスク8の対向する側面間は僅少隙間δ1 で
あるため、この付着した付着性粉体は該ディスクの側面
が1回転に1回毎にスクレーピングし合うことにより、
すなわち、セルフクリーニング作用により掻き取られ
る。また、第1移送ディスク7,第2移送ディスク8の
外周面と中空軸5,6の表面および第1移送ディスク
7,第2移送ディスク8の外周面とケーシング1の内面
とは僅少隙間δ2およびδ3をもって対向しているため、
付着性粉体はスクレーピング作用により掻き取られ、こ
れらへの付着性粉体の付着もない。したがって、付着性
粉体は、効率的に予備加熱乾燥される。
送ディスク8で予備乾燥された付着性粉体は中空軸5,
6の後半部の第1撹拌ディスク15,第2撹拌ディスク
18で、すなわち第1撹拌ディスク15の送りカット面
13と第2撹拌ディスク18の戻しカット面16によ
り、軸方向および半径方向に往復移動を繰り返して強力
な撹拌混合作用を受け、かつ撹拌羽根14,17により
掻き上げ作用を受ける。このような作用を受ける付着性
粉体は熱伝達係数が極めて大きくなるため、中空軸5,
6および第1撹拌ディスク15,第2撹拌ディスク18
の中空内に供給される熱媒体により加熱乾燥が均一、か
つ高効率に行なわれる。
ディスク18では、前半部で予備乾燥されて水分の低下
した粉体を加熱乾燥するものであるから、該粉体の第
1、第2撹拌ディスク15,18の側面および外周面、
中空軸5,6の表面およびケーシング1の内面への付着
が極めて少ない。さらに後半部ではケーシング1内に乾
燥空間を大きく採れるから、それだけ乾燥効果を高める
ことが可能となる。また、第1撹拌ディスク15、撹拌
ディスク18が一方の中空軸5上のは第1撹拌ディスク
15または第2撹拌ディスク18間に他方の中空軸6と
相対向するように設けられているため、ケーシング1内
に付着性粉体の滞留を起こさせるようなデッドスペース
は大きくないことから、撹拌混合を効果的に行なうこと
が可能となる。前記のように乾燥された粉体(製品)は
排出口29から排出される。また、付着性粉体の含有水
分の度合によって、前記ケーシング1を供給口28側か
ら前記排出口29側にかけて下向きに数度以下(好まし
くは2°)傾斜させることにより、該付着性粉体の移送
を円滑に行なうことができる。
実施されるので、以下に記載されるような効果を奏す
る。中空軸の軸心方向略前半部上に第1移送ディスク、
第2移送ディスクを設けた構成としたので、高水分の付
着性粉体をセルフクリーニング作用およびスクレーピン
グ作用により該移送ディスクの側面への付着を著しく少
なくすることは勿論のこと、該移送ディスクの外周面と
中空軸の表面への付着、さらにケーシングの内面への付
着をも少なくすることができ、効率的に予備加熱乾燥す
ることができると共に、移送が確実となる。
撹拌ディスク、第2撹拌ディスクを設けた構成としたの
で、付着性粉体を積極的に撹拌混合することができ、し
たがって該粉体の乾燥を均一に行なうことができ、品質
のばらつきのない乾燥製品を得ることができ、かつ乾燥
効率を大きくアップすることができる。
の略前半部に第1移送ディスク、第2移送ディスクを、
略後半部に第1撹拌ディスク、第2撹拌ディスクを設け
たものであるから、装置がコンパクトとなる。
排出口側にかけて下向きに数度以下傾斜させることによ
り、付着性粉体を円滑に移送することができる。
面図。
ィスクの拡大側断面図。
ィスクの要部拡大平面図。
位置を示す該ディスクの外周展開図。
位置を示す一部破断の斜視図。
平面図。
Claims (2)
- 【請求項1】 一端上部に付着性粉体の供給口と他端下
部に乾燥された粉体の排出口を有するケーシングの内部
に互いに反対方向に同速度で回転する一対の中空軸がほ
ぼ平行に水平配置され、両中空軸上に中空扇形のディス
クがそれぞれ中空軸の軸心と直交する向きで回転方向に
一定角度ずらして、かつ中空軸の中空内部と連通して等
間隔で多数配置されてなる間接加熱型撹拌乾燥機におい
て、前記ディスクが中空軸5,6の軸心方向略前半部上
の第1移送ディスク7,第2移送ディスク8と、略後半
部上の第1撹拌ディスク15,第2撹拌ディスク18と
からなり、前記第1、第2移送ディスク7,8はその外
周面がケーシング1の内面とほぼ平行に形成され、かつ
回転方向の前端面が送り方向に対し傾斜した送りカット
面9,11に形成されており、また前記第1、第2移送
ディスク7,8は各中空軸5,6の軸心方向において、
一方の中空軸6上の第1移送ディスク7間に他方の中空
軸5上の第2移送ディスク8が他方の中空軸5上の第2
移送ディスク8間に一方の中空軸6上の第1移送ディス
ク7が第1移送ディスク7と第2移送ディスク8の対向
する側面間に、および第1、第2移送ディスク7,8の
外周面と中空軸5,6の表面間に僅少隙間δ1,δ2が形
成され、さらに第1、第2移送ディスク7,8の外周面
と中空軸5,6の軸心より下方のケーシングの内面の間
に僅少隙間δ3 が形成され、前記第1撹拌ディスク15
の回転方向の前端面が各中空軸5,6の軸心方向に対し
付着性粉体の送り方向側に傾斜した送りカット面13に
および後端面に撹拌羽根14が形成されるとともに、前
記第2撹拌ディスク18の回転方向の前端面が各中空軸
5,6の軸心方向に対し付着性粉体の送り方向と反対側
に傾斜した戻しカット面16におよび後端面に撹拌羽根
17が形成されており、また、第1撹拌ディスク15と
第2撹拌ディスク18は、各中空軸5,6の軸心方向に
おいてはそれぞれ互い違いであって、直交方向において
は軸心に対し対称に配置され、かつ各中空軸間の軸心方
向おいては一方の中空軸6上の第1撹拌ディスク15ま
たは第2撹拌ディスク18間に他方の中空軸5上の第2
撹拌ディスク18または第1撹拌ディスク15が相対向
して配置されていることを特徴とする間接加熱型撹拌乾
燥機。 - 【請求項2】 前記ケーシングを、前記供給口側から前
記排出口側にかけて下向きに数度以下傾斜させたことを
特徴とする請求項1に記載の間接加熱型撹拌乾燥機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP37756598A JP3287401B2 (ja) | 1998-12-28 | 1998-12-28 | 間接加熱型撹拌乾燥機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP37756598A JP3287401B2 (ja) | 1998-12-28 | 1998-12-28 | 間接加熱型撹拌乾燥機 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2000199684A JP2000199684A (ja) | 2000-07-18 |
JP3287401B2 true JP3287401B2 (ja) | 2002-06-04 |
Family
ID=18508964
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP37756598A Expired - Lifetime JP3287401B2 (ja) | 1998-12-28 | 1998-12-28 | 間接加熱型撹拌乾燥機 |
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CN102954680A (zh) * | 2012-10-29 | 2013-03-06 | 中信重工机械股份有限公司 | 高效组合式扬料装置 |
CN102954680B (zh) * | 2012-10-29 | 2015-03-11 | 中信重工机械股份有限公司 | 高效组合式扬料装置 |
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