JPS60178284A - 撹拌翼付乾燥機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は上水７Ｉ５泥や下水７１ノ泥のような粘着性の
ある湿潤物質を乾燥するために用いられる撹拌翼用乾燥
機に関するものである。

（従来技術） ケーシングの内部に互いに逆方向に回転する２本の中空
の攪拌翼イづ乾燥軸を配設し、該攪拌翼付乾燥機の内部
に熱媒体を供給してケーシングの一端から供給された湿
潤物質をＩＷ拌翼により搬送する間に乾燥させる攪拌翼
付乾燥機は従来から知られているが、従来の攪拌翼付乾
燥機は粘着性の高い湿潤物質を乾燥する場合には湿潤物
質が攪拌翼に粘着して硬い固着層を形成し易く、湿潤物
質の移動及び熱伝達を妨げて湿潤物質の槽内滞留時間の
制御が不可能となるうえ攪拌翼の寿命低下、回転負荷の
増大、乾燥の不均一等の種々の問題を生じていた。

（発明の目的） 本発明はこのような従来の問題点を解決し、粘着性の高
い湿潤物質を処理する場合にも攪拌翼への固着を生し難
く、しかも、湿潤物質の移動や熱伝達を妨げることがな
いうえに湿潤物質の槽内滞留時間の制御が行い易い湿潤
物質の攪拌解砕等の効果に優れた攪拌翼付乾燥機を目的
として完成されたものである。

（発明の構成） 本発明はケーシングの内部に互いに逆方向に回転する少
なくとも２木の撹拌翼付乾燥軸を隣接する攪拌翼をＪｌ
ｉ−いに入り込ませて平行に配設した攪拌翼伺乾燥（幾
におい゛（、各＋ｓｑ、　＋＜＋゛翼の送り翼部を攪拌
翼イ」乾燥軸に対して所要の送り角度を持たせて取イτ
１りるとともに送゛り翼部の後端には該送り翼部に対し
’（１２０〜１７０度の相対角度をなし、該送り翼部の
中心角Ｇこ対して１０〜２０％の中心角を有する返し翼
部を設りたことを特徴とするものであり、以下、図示の
実施例につき詳細に説明する。

（１）は横長のケーシング、（２）はその端部」一方に
形成された湿潤物質の供給口、（３）はケーシング（１
）の他端部後方に形成された排出口、（４）はケーシン
グ（１）の外周壁部に形成されたハ１１熱室、（５）及
び（６）はＪＪＩＩ妨室（４）への蒸気等の供給１］及
びその排出口である。ケーンンク（」）は水上［；而に
対して１〜４度（〕１出［」（３）側が低くなるよう（
Ｌｌ′を斜させて配置ξさ才１ている。

ノノ−−シング（１）の内部には互いに逆方向に同一　
また目立なる速度−ζ回転する２木の中央の攪拌翼付乾
燥軸（７）、（８）が平行に配設されている。各攪拌翼
付乾燥軸（７）、（８）には一定間隔をおいて中空の攪
拌翼（９）が配設されており、各攪拌翼イ」乾燥軸（７
）、（８）の一端から供給された蒸気等の加熱媒体が該
攪拌翼付乾燥軸（７）、（８）及び攪拌翼（９）を内側
から加熱してケーシング（１）内の湿潤物質を乾燥させ
る構造とされている。各攪拌Ｍ（９）は５ＵＳ３０４等
のステンレス鋼から成るものであり、第３図に示される
ように攪拌翼付乾燥軸（７）、（８）の回転面に対して
１０度以下程度の所要の送り角度αを持つ送り翼部００
）と該送り翼部００）の後端に送り翼部００）に対して
１２０〜１７０度の相対角度βをなして形成された返し
翼部（１１）とからなるものである。実施例においては
各攪拌Ｒ（９）は攪拌翼（ｊ乾燥軸（７）、（８）上に
一定間隔で２枚ずつ形成されているものであり、各送り
翼部００）が９０〜１７０度、好ましくは１２０〜１５
０度の中心角γを持つに対して返し翼部（ＩＩ）はその
１０〜２０％に相当する中心角δを持たせるものとする
。これらの中心角は湿潤物質の性状や目的とする乾燥度
に応して上記範囲内において選択されるべきであり、低
水分となるまで乾燥させる場合には例えば送り翼部（（
０）の中心角Ｔを１４５度、返し翼部（１１）の中心角
δをその約１７％に相当する２５度とし、高水分でもよ
いときには前者を１３０度、後者をその１５％に相当す
る２　（ｌ　Ｊｉとすればよい。各撹拌翼（９）は同一
の攪拌翼トｊ乾燥軸−ヒに１１０度宛位相をずらせて形
成されζいるが、本実施例のような２枚羽根形に変えて
３枚羽根形とした場合には６０度ずつ位相をすら−ｌて
形成する。二とが好ましい。また、各攪拌翼イ声１乾燥
軸（７）、（８）は第３図に示すようにそれぞれの１％
ｉＪ拌翼（９）の位置を半ピツチずらせることにより隣
接する攪１！ｌ’　ｇ　ｉ９１間の軸方向の間隙Ｓを１
０１程度持たせて互いの干渉を防止するとともに隣接す
る攪拌翼（９）を互いに入り込ませて配置し−ご湿潤物
質の撹拌解砕効果を高めている。なお、（１３）は各攪
拌翼付乾燥軸（７）、（８）の内部へ蒸気等のＪＪＬＩ
熱媒体を供給する供給口、（１４）はその排出ｌ」であ
る。

このように構成されたものは、ケーシング（１１の供給
口（２）からド水ｌり泥のような湿潤物質を供給しつつ
ケーシング（１）の内部に平行に配設された攪拌翼イ（
ｊ乾燥軸（７）、（８）を０．０１〜１　ｍ／ｓの周速
度で互いに逆方向に回転させれば、湿潤物質は撹拌翼イ
リ乾燥軸（７）、（８）に対して所要の送り角度を持た
せ゛ζ取イリげられた送り翼部００）により次第に後方
へ移送されつつ攪拌翼付乾燥軸（７）、（８）及び攪拌
翼（９）の内部に供給された加熱媒体により加熱乾燥さ
れるとともに送り翼部（ｔｅｌＯ後端に送り翼部θΦに
対して１２０〜１７０度の相対角度βをなし、送り翼部
００）の中心角γに対して１０〜２０％の中心角δをな
して形成された返し翼部（１１）によって激しく攪拌解
砕されてケーシングｉｌｌ内を後方へ移動し、排出口（
３）から排出されるものである。しかも、ケーシング（
１）はその外周壁部に形成された加熱室（４）に供給さ
れる蒸気により加熱されるので湿潤物質はケーシングｆ
ｉｌとの接触面においても加熱乾燥される水分は蒸気と
なって上部の排気口（１２）から排出されるものである
。このように湿潤物質は互いに入り込ませて配設された
攪拌翼（９）の送り翼部ＱＯＩにより移送されるととも
に返し翼部（１１）により激しく撹拌解砕されるため、
粘着性の高い湿潤物質を処理する場合にも攪拌翼（９）
に固着することがなく、湿潤物質の移動や熱伝達が妨げ
られることがない。

（発明の効果） 本発明は以上の説明からも明らかなように、粘着性の高
い湿潤物質をも攪拌翼への固着を生じさせることなく乾
燥させることができるものであり、湿潤物質の移動や熱
伝達が妨げられることがないから湿潤物質の槽内滞留時
間を正確に制御することができて均質な乾燥が可能とな
るうえに攪拌翼の寿命低下や回転質（！！Ｊの増大等の
問題をなくすることができるものであり、従来の攪拌翼
付乾燥機の問題点を解決したものとして産業の発展に寄
与するとごろは極めて大である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す一部切欠正面図、第２図
は同しく一部切欠側面図、第３図は同しく一部切欠平面
図である。 （１）：ケーシング、（７）、（８）　：攪拌翼付乾燥
軸、（’９）：攪拌翼、（１０）　：送り翼部、（１１
）　：返し翼部。 第１図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ゲルシンク（１）の内部に互いに逆方同番に回１匠する
   少なくとも２本の攪拌翼付乾燥軸（７）　、（８）を隣
   接する攪拌翼（９）を互いに入り込ませζ平行に配設し
   た攪１！１゛翼伺乾燥機において、各攪拌Ｒ（９）の送
   り翼部（１０）を攪拌翼イ”ＪＩＡ、燥軸（７）　、（
   ８）に対して所要の送り角度αを持たせ°Ｃ取付けると
   ともに送り翼部（１０）の後端には該送り翼部（１０）
   に対して１２０−１７０度の相対角度βをなし、該送り
   翼部（１０）の中心角γに対してＩｆ１〜２０％の中心
   角δを有する返し翼部（１１）を設りたごとを′１．′
   ｌ徴とするＩＷ拌翼イマ１乾燥機。