JP4138829B2 - 配線ボックスの取付方法及び配線ボックス - Google Patents

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本発明は、配線ボックスの軽量形鋼材への取付方法及び配線ボックスに関する。
軽量間仕切壁は、間隔をおいて立設された複数の軽量形鋼材を挟むように壁材が立設されて構築されるものである。この軽量間仕切壁を構築するには、まず、略コ字状をなす長尺状のランナーを、天井と床のそれぞれに該ランナーの開口が互いに対向するように固定する。次に、上下両ランナーの内側に各軽量形鋼材の上下両端部をそれぞれ差し込み、次いで、立設される壁材に合わせて軽量形鋼材をランナーの長さ方向へスライド移動させて位置調整し、その調整された位置で壁材を軽量形鋼材及びランナーに固定することにより、軽量間仕切壁が構築される。
上記軽量間仕切壁への配線器具の設置は、壁材の立設前に前記軽量形鋼材に配線ボックスを取り付けておき、軽量間仕切壁の構築後に、該軽量間仕切壁の表側から前記壁材に穿孔を穿設して配線ボックスを軽量間仕切壁の表側に臨ませ、さらに、穿孔から前記配線ボックスに配線器具を収容することで行われる。前記配線ボックスは前面に開口部を有する有底四角箱状に形成されており、前記穿孔が壁材に穿設されたとき、前記開口部が穿孔を介して軽量間仕切壁の表側に臨むように軽量形鋼材に取り付けられている。また、配線器具の設置時、該配線器具が配線ボックス内へ収容されるようにするため、配線ボックスはその開口部が壁材の裏面の直近に位置するように軽量形鋼材に取り付けられる。このため、軽量形鋼材への配線ボックスの取付は、該配線ボックスの開口面が、軽量形鋼材において壁材の裏面に臨む壁部の外壁面(以下、前面とする)と略同一平面上に位置するように軽量形鋼材に取り付けられる。
この取付作業は、配線ボックスの側壁を軽量形鋼材の壁部に当接させ、配線ボックスの側壁を貫通させたねじを軽量形鋼材に強制的に螺入して行われる。そして、特許文献1には、配線ボックスの開口面と、軽量形鋼材の前面とを略同一平面上に位置させることを容易とする配線ボックスが開示されている。すなわち、特許文献1に開示された配線ボックスは、軽量形鋼材への取付の際、該軽量形鋼材に当接する側壁(当接部)の端面に一対の係合突片(係合突部)が設けられている。この係合突片は、前記側壁(当接部)を軽量形鋼材の壁部に当接させたときに軽量形鋼材のコーナ角部に係合し、この係合により配線ボックスの開口面を、軽量形鋼材の前面と略同一平面上に位置させるようになっている。そして、係合突片を用いて配線ボックスの開口面を、軽量形鋼材の前面と略同一平面上に位置させた状態で、配線ボックスの軽量形鋼材への取付作業が行われるようになっている。
特開平11−275732号公報
ところが、特許文献1の配線ボックスにおける係合突片は、側壁から外方へ僅かに突出し、コーナ角部のみに係合可能な構成であるため、係合突片による軽量形鋼材に対する係合が不安定であった。また、配線ボックスが係合突片を備えた構成であっても、軽量形鋼材は金属製であるため、配線ボックスは軽量形鋼材に対して滑りやすい。このため、配線ボックスを軽量形鋼材に取り付ける際に、配線ボックスが位置ずれしやすく、配線ボックスの開口面が軽量形鋼材の前面と略同一平面上に位置するように取り付ける作業が行いにくいという問題があった。また、軽量間仕切壁の施工上、軽量形鋼材は壁材と固定されるまでランナーに沿って移動可能となっている。このため、ねじを軽量形鋼材に螺入するために、該ねじを軽量形鋼材に押し付けたとき軽量形鋼材がランナーに沿って移動してしまうことがあり、配線ボックスの開口面を軽量形鋼材の前面と略同一平面上に位置するように取り付ける作業が非常に行いにくいという問題があった。
本発明は、前記従来の問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、ボックス本体の開口面が軽量形鋼材の外壁面と略同一平面上に位置するように配線ボックスを軽量形鋼材に取り付ける作業を容易に行うことができる配線ボックスの取付方法及び配線ボックスを提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、複数の軽量形鋼材を間隔をおいて立設し、前記軽量形鋼材を挟むように壁材を設けてなる軽量間仕切壁における前記軽量形鋼材に対する配線ボックスの取付方法であって、前記配線ボックスは、側壁によって囲み形成されたボックス開口部が少なくとも前面及び後面のうち少なくとも前面に開口するボックス本体を備えており、前記ボックス本体の側壁に設けられた当接部を前記軽量形鋼材の壁部に当接させ、前記軽量形鋼材の壁部に当接させた当接部における前記ボックス開口部側よりボックス本体の外方へ延設され、かつ裏面が前記ボックス開口部の開口面と略同一平面上に位置する突出部の前記裏面を、前記軽量形鋼材において前記ボックス本体の当接部が当接された壁部に対して隣接し、かつ直交する別の壁部に当接させ、手により前記軽量形鋼材を掴むとともに前記突出部を手と軽量形鋼材との間に挟持することにより配線ボックスを軽量形鋼材に保持し、前記ボックス本体の側壁から前記当接部が当接された軽量形鋼材の壁部に固定部材を固定することを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の配線ボックスの取付方法において、前記当接部は前記ボックス本体の側壁に一体形成されるとともに、前記突出部は前記当接部が形成された側壁に一体形成され、前記突出部は、前記配線ボックスが軽量形鋼材に取り付けられた後、ボックス本体から除去されることを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の配線ボックスの取付方法において、前記突出部は、把持工具により把持しながらボックス本体から分断されて除去されることを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項2に記載の配線ボックスの取付方法において、前記突出部の裏面と、該裏面が当接した軽量形鋼材の別の壁部の外壁面との間にドライバの先端が挿入され、該ドライバの先端を突出部の裏面に係合させながらドライバを傾動させることに伴う突出部の折り曲げによって、突出部はボックス本体から折り取り除去されることを要旨とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の配線ボックスの取付方法において、前記突出部は、ボックス本体から分離可能にボックス本体に組み付けられ、突出部をボックス本体から組み外すことによりボックス本体から除去されることを要旨とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1に記載の配線ボックスの取付方法において、前記当接部は、前記ボックス本体の側壁に取り付けられて配線ボックスを前記軽量形鋼材に取り付けるために該軽量形鋼材に固定される取付台座によって形成されるとともに、前記突出部は前記取付台座に一体形成され、前記突出部は、前記取付台座が軽量形鋼材に固定され、配線ボックスが軽量形鋼材に取り付けられた後、取付台座から除去されることを要旨とする。
請求項7に記載の発明は、複数の軽量形鋼材を間隔をおいて立設し、前記軽量形鋼材を挟むように壁材を設けてなる軽量間仕切壁における前記軽量形鋼材に取り付けられる配線ボックスであって、側壁によって囲み形成されたボックス開口部が少なくとも前面及び後面のうち少なくとも前面に開口するボックス本体を備え、前記ボックス本体の側壁には、軽量形鋼材の壁部に当接させる当接部が設けられているとともに、該当接部における前記ボックス開口部側には、ボックス本体の外方へ延設され、かつ裏面が前記ボックス開口部の開口面と略同一平面上に位置する突出部が設けられ、前記突出部は、前記当接部を前記軽量形鋼材の側面に当接させるとともに前記突出部の裏面を前記軽量形鋼材において前記当接部が当接された壁部に対して隣接し、かつ直交する別の壁部に当接させた状態において、前記軽量形鋼材と共に手により掴むことが可能に形成され、前記突出部の表面には、前記軽量形鋼材と共に突出部を手により掴んだ状態で突出部の裏面を軽量形鋼材の別の壁部に押し当て可能とする押圧部が設けられていることを要旨とする。
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の配線ボックスにおいて、前記当接部を軽量形鋼材の壁部に当接させるとともに前記突出部の裏面を軽量形鋼材の別の壁部に当接させた状態において、軽量形鋼材における前記壁部に対向する他の壁部に係止する係止部が前記ボックス本体に設けられていることを要旨とする。
請求項9に記載の発明は、請求項7又は請求項8に記載の配線ボックスにおいて、前記当接部は前記ボックス本体の側壁に一体形成されるとともに、前記突出部は前記当接部が形成された側壁に一体形成されていることを要旨とする。
請求項10に記載の発明は、請求項9に記載の配線ボックスにおいて、前記突出部には、把持工具によって把持される被把持部が設けられ、突出部は前記被把持部を把持工具により把持しながらボックス本体から分断されて除去されることを要旨とする。
請求項11に記載の発明は、請求項9に記載の配線ボックスにおいて、前記突出部には、前記当接部を軽量形鋼材の壁部に当接させるとともに前記突出部の裏面を軽量形鋼材の別の壁部に当接させた状態において、該突出部の裏面と軽量形鋼材の別の壁部の外壁面との間にドライバの先端を挿入可能とする挿入部が形成され、突出部は前記挿入部に挿入されたドライバの先端を突出部の裏面に係合させながらドライバを傾動させることに伴う突出部の折り曲げによってボックス本体から折り取り除去されることを要旨とする。
請求項12に記載の発明は、請求項7〜請求項11のうちいずれか一項に記載の配線ボックスにおいて、前記当接部が設けられたボックス本体の側壁には、前記当接部を軽量形鋼材の壁部に当接させるとともに前記突出部の裏面を軽量形鋼材の別の壁部に当接させた状態で軽量形鋼材の壁部に対応する位置に、ボックス本体を軽量形鋼材に固定する固定部材を挿通可能な固定孔が形成されていることを要旨とする。
請求項13に記載の発明は、請求項7〜請求項12のうちいずれか一項に記載の配線ボックスにおいて、前記当接部が設けられたボックス本体の側壁には、前記当接部を軽量形鋼材の壁部に当接させるとともに前記突出部の裏面を軽量形鋼材の別の壁部の外壁面に当接させた状態で、軽量形鋼材の壁部と前記別の壁部との間のコーナ部に係合する係合突部が形成されていることを要旨とする。
請求項14に記載の発明は、請求項7に記載の配線ボックスにおいて、前記当接部は、前記ボックス本体の側壁に取り付けられて配線ボックスを前記軽量形鋼材に取り付けるために該軽量形鋼材に固定される取付台座によって形成されるとともに、前記突出部は前記取付台座に一体形成されていることを要旨とする。
本発明によれば、ボックス本体の開口面が軽量形鋼材の外壁面と略同一平面上に位置するように配線ボックスを軽量形鋼材に取り付ける作業を容易に行うことができる。
(第1の実施形態)
以下、本発明を具体化した配線ボックスの取付方法及び配線ボックスの第1の実施形態を図1〜図7にしたがって説明する。
まず、軽量間仕切壁Wについて説明する。図1に示すように、軽量間仕切壁Wは、天井(図示せず)と床(図示せず)に固定される上下一対のランナーRと、該ランナーR間に立設された複数の軽量形鋼材Pと、該軽量形鋼材P及び前記ランナーRに固定されることで立設される壁材Waとから構築されている。前記壁材Waは、一般的に使用される石膏ボードが用いられる。前記ランナーRは長尺状をなすとともに、ランナーRの長さ方向に対して直交する断面視がコ字状をなし、長さ方向へ延びる開口を有する。そして、ランナーRが天井と床それぞれに固定された状態では、両ランナーRの開口が互いに対向している。
図1及び図5に示すように、前記軽量形鋼材Pは、薄鋼板からなり、軽量形鋼材Pの立設方向(長さ方向)に対して直交する方向への平断面視が略C字状をなすC型鋼である。軽量形鋼材Pは、立設方向に延びる開口部Paと、該開口部Paに相対向する背面板部Pbと、該背面板部Pbを挟む一対の側板部Pcとからなる。また、前記開口部Paは、前記一対の側板部Pcから延設された相対向する一対のリップ部Pdの間に形成されているとともに、各リップ部Pdは前記背面板部Pbと相対向している。
そして、軽量間仕切壁Wを構築するには、まず、図1に示すように、天井と床に固定された上下各ランナーRの内側へ軽量形鋼材Pの上端部及び下端部をそれぞれ挿入し、ランナーRを用いて軽量形鋼材Pを立設する。このとき、軽量形鋼材PはランナーRに対して固定されず、該ランナーRの長さ方向へ移動可能になっている。また、このとき、軽量形鋼材Pの開口部Paが同じ方向に向けられるとともに、前記壁材Waが設置される側の一対の側板部Pcは、それぞれ同一平面上に配置される。次に、壁材Waの上下方向へ延びる両側縁部及び該両側縁部間の中央部に軽量形鋼材Pが位置するように軽量形鋼材PをランナーRに沿って移動させた後、壁材Waをビス(図示せず)によってランナーRに固定するとともに、壁材Waと軽量形鋼材Pとをビス(図示せず)によって固定すると、軽量間仕切壁Wが構築される。
次に、軽量間仕切壁Wに配線器具(例えば、スイッチ)を設置するため、前記軽量形鋼材Pに取り付けられる配線ボックス10について説明する。図2及び図3に示すように、配線ボックス10は合成樹脂材料よりなり、有底四角箱状に形成されたボックス本体11を備えている。前記ボックス本体11は、四角板状をなす底壁12と、該底壁12の側縁に立設された側壁13〜16とから形成されているとともに、前記側壁13〜16によって囲み形成されたボックス開口部Saを前面に有している。図2及び図5の2点鎖線に示すように、ボックス本体11において、底壁12と相対向し前記ボックス開口部Saが開口する前記前面を、ボックス本体11の開口面Sとし、全ての側壁13〜16において、ボックス開口部Sa側の端面は全て開口面S上に位置している。なお、側壁13〜16のうち、ボックス本体11の短辺側の一対の側壁を上側壁13と下側壁14とし、長辺側の一対の側壁を左側壁15と右側壁16とする。
前記左側壁15の開口面S側には、該左側壁15に隣接する上側壁13と下側壁14とを連結する方向(以下、左側壁15の長さ方向とする)に延びる延設部15aが設けられている。この延設部15aは、左側壁15の壁面に対して直交するように外方へ延設されているとともに、延設部15aにおけるボックス開口部Sa側の面は開口面S上に位置している。すなわち、延設部15aは、左側壁15におけるボックス開口部Sa側の端面の一部を構成している。また、左側壁15には、複数(本実施形態では3つ)の当接部21が等間隔おきに一体形成されている。なお、3つの当接部21のうち中央の当接部21は、左側壁15の長さ方向の中央部に位置している。各当接部21において、ボックス本体11の外方へ臨み、左側壁15の壁面に対して平行をなす面は当接面21aを構成しているとともに、この当接面21aは前記延設部15aにおいて左側壁15の壁面に対して平行をなす面と同一平面上に位置している。
また、各当接部21には略円孔状をなす複数(本実施形態では2つ)の固定孔27が形成されているとともに、各固定孔27はボックス本体11を軽量形鋼材Pに固定する固定部材としてのねじNを挿通可能に形成されている(図5参照)。各固定孔27は、当接部21の貫通方向への長さが当接部21の厚みと同じになっており、固定孔27の貫通方向に沿った長さは、固定孔27の内面に当接したねじNの傾倒を防止可能とする長さになっている。
各当接部21の2つの固定孔27のうち1つはボックス開口部Sa側に位置し、もう1つはボックス本体11の深さ方向の中央部に位置している。そして、図5に示すように、配線ボックス10を軽量形鋼材Pに取り付ける際、各当接部21の当接面21aは、軽量形鋼材Pの壁部であるリップ部Pdに当接されるようになっている。なお、本実施形態では、配線ボックス10を軽量形鋼材Pへ取り付ける際、当接部21(当接面21a)は、開口部Pa側の一方のリップ部Pdに当接するようになっている。また、この当接状態において、2つの固定孔27のうち、ボックス本体11のボックス開口部Sa側の固定孔27にねじNが挿通され、軽量形鋼材Pのリップ部Pdへ螺入されるようになっている。
図4(a)、(b)及び図5に示すように、前記延設部15a(左側壁15)には、2つの係合突部22が左側壁15の壁面に対して直交するように、外方へ突設されている。各係合突部22は、前記当接部21(当接面21a)をリップ部Pdに当接させた状態で、リップ部Pdと、該リップ部Pdに隣接する側板部Pcとの間のコーナ部Cに係合可能に形成されている。すなわち、各係合突部22は、前記コーナ部Cに沿った円弧状をなしている。
図2〜図5に示すように、延設部15aにおいて、左側壁15の長さ方向における中央部であり、2つの係合突部22の間には突出部23が突設されている。すなわち、突出部23は、当接部21が形成された左側壁15に一体形成されている。突出部23は、全体が平板状に形成されているとともに、正面視コ字状に形成されている。そして、突出部23は、延設部15aに対して2箇所で連結されているとともに、突出部23における延設部15aへの2つの連結部が、その先端側で繋がっている。すなわち、突出部23における延設部15aへの2つの連結部の間には透孔23aが形成されている。
また、突出部23は、表面23Aを軽量形鋼材P(側板部Pc)に向けて押圧したとき、該突出部23そのものが自身を回転軸として軽量形鋼材P上で回転しないように全体が平板状に形成されている。また、突出部23は、表面23Aを軽量形鋼材Pに向けて押圧したとき、突出部23を回動中心としたボックス本体11の軽量形鋼材Pに向かう方向への回動、及び突出部23が当接した側板部Pcとは別の側板部Pcに向かう側(後側)への移動を防止する大きさに形成されている。
また、この突出部23は、所要の厚みを有するとともに、成人男性の手、具体的には指によって押圧可能な平板状に形成されている。また、突出部23は、その表面23A及び裏面23Bが左側壁15の壁面に対して直交するようにボックス本体11の外方へ延設されている。なお、突出部23の表面23Aとは、配線ボックス10が軽量形鋼材Pに取り付けられたとき、壁表側に臨む面のことであり、突出部23の裏面23Bは前記表面23Aと相対向する面のことである。突出部23の裏面23Bは、ボックス本体11の開口面Sと同一平面上に位置している。そして、突出部23の表面23Aには、複数の凹部23dが形成されているが、表面23Aからは何も突設されていない。このため、突出部23の表面23Aは、指で押圧することに不都合が発生せず、また、指で押さえるのに適したサイズに形成されている。すなわち、突出部23は、指より小さすぎず、また大きすぎないサイズに形成されている。そして、突出部23の表面23Aは、指で押圧するのに適した押圧部を構成している。
突出部23の延設部15a側(基端側)には、突出部23を厚み方向へ貫通する透孔23aが形成されている。図7に示すように、該透孔23aには把持工具としてのペンチ50の一方の把持片50aの先端が挿入可能になっている。そして、透孔23aにペンチ50の一方の把持片50aを挿入し、該一方の把持片50aとペンチ50の他方の把持片50bとで、突出部23の一部を突出部23の短辺方向から把持することが可能となっている。すなわち、突出部23において、その短辺方向へ透孔23aと並ぶ部位はペンチ50によって把持される被把持部23bを構成している。
また、図6に示すように、突出部23の裏面23Bには、挿入部としての挿入凹所23cが凹設されている。この挿入凹所23cは、突出部23の裏面23Bが軽量形鋼材Pの側板部Pcに当接した状態において、突出部23の裏面23Bと側板部Pcの外壁面との間に隙間が形成されるように外方に向けて開放しており、該隙間、すなわち、挿入凹所23cにドライバ(マイナス)Dの先端を挿入することが可能となっている。そして、挿入凹所23cへドライバDの先端が挿入された状態で該ドライバDを傾動させると、ドライバDの先端が挿入凹所23cの内面に係合するようになっている。すなわち、挿入凹所23cの内面が、ドライバDが係合する被係合部を構成している。また、図3に示すように、延設部15aにおいて、突出部23と延設部15aとの連結箇所の近傍には、それぞれ細溝状をなす挿入溝24が凹設されている。この挿入溝24には、前記ドライバDの先端を挿入することが可能となっている。
次に、上記配線ボックス10の軽量形鋼材Pへの取付方法について説明する。
まず、図1に示すように、ランナーRに複数の軽量形鋼材Pが立設された状態において、配線ボックス10を取り付ける軽量形鋼材Pに対し、ボックス本体11の当接部21の当接面21aを、軽量形鋼材Pの壁部としてのリップ部Pdに当接させる。さらに、図5に示すように、突出部23の裏面23Bを、軽量形鋼材Pにおいて、前記リップ部Pdに隣接し、かつ直交する別の壁部である側板部Pcの外壁面に当接させる。すると、図4(b)に示すように、係合突部22が、リップ部Pdと側板部Pcとの間のコーナ部Cに係合する。
このとき、図5に示すように、突出部23の裏面23Bは、ボックス本体11の開口面Sと同一平面上に位置するため、突出部23の裏面23Bが当接した側板部Pcの外壁面とボックス本体11の開口面Sとは略同一平面上に位置している。なお、この略同一平面とは、ボックス本体11の開口面Sと側板部Pcとが同一平面上に位置する場合は当然のこと、ボックス本体11の開口面Sが側板部Pcより僅かに後退した位置にある場合も含むものとする。そして、突出部23の裏面23Bが側板部Pcの外壁面に当接した状態では、突出部23は、軽量形鋼材Pにおいて、側板部Pcの幅方向の中心線よりリップ部Pd側に位置している。
このため、軽量形鋼材Pを背面板部Pb側から手で掴んだとき、指(親指)が位置する場所に突出部23が配設されており、軽量形鋼材Pと共に突出部23を手により掴むことが可能になっているとともに、突出部23の表面23Aを側板部Pcに向けて親指で押圧することができる。そして、該親指によって突出部23の表面23Aを押圧すると突出部23の裏面23Bが側板部Pcに押し当てられるとともに、親指と側板部Pcとの間に突出部23が挟持される。すると、配線ボックス10は、ボックス本体11の開口面Sが側板部Pcの外壁面と略同一平面上に位置するように軽量形鋼材Pに保持される。この保持状態では、開口面S側の固定孔27は、リップ部Pdに対向する位置にある。
なお、突出部23は、全体として平板状をなすとともに正面視コ字状に形成されている。すなわち、突出部23は、表面23Aを側板部Pc(別の壁部)に向けて押圧したとき、該突出部23そのものが自身を回転軸として側板部Pc上で回転しないように全体が平板状に形成されている。また、突出部23は延設部15aに対して2箇所で連結されているため、突出部23は側板部Pcに対して、軽量形鋼材Pの立設方向に離れた位置で当接している。加えて、突出部23は、表面23Aを側板部Pc(別の壁部)に向けて押圧したとき、ボックス本体11が軽量形鋼材Pに向かう方向への突出部23を回動中心とした回動及び軽量形鋼材P後側への移動を防止する大きさに形成されている。よって、親指(手)によって突出部23を側板部Pcとの間に挟持することにより、配線ボックス10をその開口面Sが側板部Pcの外壁面と略同一平面上に位置するように軽量形鋼材Pに保持することができる。
そして、前記保持状態のまま固定孔27に固定部材としてのねじNを貫通させ、さらにねじNをリップ部Pdに強制的に螺入する。ねじNが挿入される固定孔27は、左側壁15の長さ方向の中央部に位置する当接部21の固定孔27のうち、ボックス開口部Sa側に位置する固定孔27である。ここで、固定孔27は略円孔状をなす。このため、例えば、固定孔27がボックス本体11の深さ方向へ延びる長孔状に形成されている場合のように、ねじNをリップ部Pdに螺入するとき、ねじNが固定孔27に沿って移動してしまうことを防止することができる。したがって、固定孔27によってリップ部PdにガイドされたねじNをリップ部Pdへ螺入する作業性をより一層向上させることができる。
そして、リップ部PdへのねじNの螺入により、軽量形鋼材PにはランナーRの長さ方向へ移動させる大きな力が作用するが、軽量形鋼材Pは手によって掴まれているため、軽量形鋼材Pが移動することが防止される。したがって、ねじNの螺入作業が行われる際、配線ボックス10は突出部23によって所定位置に保持され、さらに、軽量形鋼材Pの移動も無いため、配線ボックス10の所定位置への取付作業が容易に行われる。
そして、ねじNがリップ部Pdに螺入され、配線ボックス10が軽量形鋼材Pに取付られた後は、突出部23がボックス本体11から除去される。配線ボックス10が軽量形鋼材Pに取り付けられた状態において、側板部Pcの外壁面と突出部23の裏面23Bとの間には、挿入凹所23cが側方へ開放されている。そして、図6に示すように、ドライバDの先端を挿入凹所23c内に挿入し、該ドライバDの先端を突出部23の裏面(挿入凹所23cの内面)に係合させた状態でドライバDを傾動させる。すると、図6の2点鎖線に示すように、突出部23が基端側から折り曲げられる。このドライバDの傾動を繰り返すことにより、突出部23が基端側から折り取られ、ボックス本体11から除去される。
又は、図7に示すように、ペンチ50の把持片50aを透孔23aに挿入し、両把持片50a,50bによって被把持部23bを把持する。その後、被把持部23bを把持したペンチ50によって突出部23をボックス本体11から切り離して除去してもよい。そして、図1に示すように、配線ボックス10が軽量形鋼材Pに取り付けられ、さらに、突出部23がボックス本体11から除去された後、ランナーRに壁材Waが固定され、さらに、軽量形鋼材Pと壁材Waとが固定されて軽量間仕切壁Wが構築される。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)ボックス本体11の当接部21(左側壁15)を軽量形鋼材Pのリップ部Pd(壁部)に当接させ、突出部23の裏面23Bを軽量形鋼材Pの側板部Pc(別の壁部)に当接させた状態では、ボックス本体11の開口面Sが軽量形鋼材Pの側板部Pcの外壁面と略同一平面上に位置するように配線ボックス10を構成した。そして、突出部23は、軽量形鋼材Pを手で掴んだとき軽量形鋼材Pと共に掴むことができるとともに、表面23Aを親指で押圧することが可能な位置に配置されている。このため、親指(手)によって突出部23を側板部Pcとの間に挟持することにより、配線ボックス10をその開口面Sが側板部Pcの外壁面と略同一平面上に位置するように軽量形鋼材Pに保持することができる。このため、ねじNをリップ部Pdに螺入する際に、配線ボックス10や軽量形鋼材Pに大きな力が作用しても、手で掴まれた軽量形鋼材PがランナーRに沿って移動することが防止され、配線ボックス10は軽量形鋼材Pに対して位置ずれすることが防止される。したがって、配線ボックス10の開口面Sが側板部Pcの外壁面と略同一平面上に位置するように配線ボックス10を軽量形鋼材Pに取り付ける作業を容易に行うことができる。
(2)突出部23は全体に平板状をなすとともに、表面23Aから前方へ向けて何も突設されていない。また、突出部23の平面サイズは、親指によって押圧しやすいサイズに形成されている。このため、軽量形鋼材Pを手で掴んだとき、突出部23の表面23Aを親指で押圧し易く、ボックス本体11の開口面Sが側板部Pcの外壁面と略同一平面上に位置するように配線ボックス10を保持する作業を抵抗なく行うことができる。
(3)配線ボックス10を軽量形鋼材Pに取り付けた後は、突出部23はボックス本体11から除去される。このため、配線ボックス10が軽量形鋼材Pへ取り付けられた後、突出部23が除去されず、側板部Pc上に突出部23が存在することで、突出部23の厚みによって壁材Waの立設位置が所定位置からずれてしまうことを防止することができる。
(4)突出部23には挿入凹所23cが設けられているため、軽量形鋼材Pの側板部Pcの外壁面に突出部23の裏面23Bが当接した状態で配線ボックス10が軽量形鋼材Pに取り付けられても挿入凹所23cにドライバDの先端を挿入することで、該ドライバDの先端を突出部23の裏面23Bに係合させることができる。このため、ドライバDを傾動させることにより、突出部23をボックス本体11から容易に折り曲げることができ、突出部23の除去作業を容易に行うことができる。
(5)突出部23には透孔23aが形成されているため、透孔23aにペンチ50の一方の把持片50aの先端を挿入することができ、突出部23の被把持部23bをペンチ50で把持することができる。したがって、ペンチ50を用いて突出部23をボックス本体11から容易に切り離すことができ、突出部23の除去作業を容易に行うことができる。
(6)当接部21には固定孔27が2つずつ形成され、当接面21aをリップ部Pdに当接させ、突出部23の裏面23Bを側板部Pcの外壁面に当接させた状態では、ボックス開口部Sa側の固定孔27はリップ部Pdと対向するようになっている。このため、固定孔27にねじNを挿入することで、ねじNをリップ部Pdに案内し、そのままねじNをリップ部Pdに螺入することができ、配線ボックス10を軽量形鋼材Pに取り付ける作業の作業性を向上させることができる。
(7)3つの当接部21のうち、中央の当接部21の固定孔27からねじNをリップ部Pdに螺入したとき、該ねじNを挟む位置で係合突部22がコーナ部Cに係合している。そして、1つのねじNで配線ボックス10を軽量形鋼材Pに取り付けた状態であっても、2つの係合突部22の係合により配線ボックス10がねじNを中心として回転することを防止することができる。その結果として、1つのねじNだけで配線ボックス10を軽量形鋼材Pに回転不能に取り付けることができ、ねじNを2つ、3つ用いる場合に比して、配線ボックス10の軽量形鋼材Pへの取付作業を簡単に行うことができる。
(8)延設部15aには係合突部22が形成され、この係合突部22は当接部21をリップ部Pdに当接させ、突出部23の裏面23Bを側板部Pcに当接させた状態ではコーナ部Cに係止するようになっている。このため、突出部23とともに配線ボックス10を所定位置に保持することができる。
(9)当接部21は、ボックス本体11の左側壁15に一体形成され、突出部23は当接部21が形成された左側壁15(延設部15a)に一体形成されている。このため、ボックス本体11に当接部21を別途設ける場合に比して、配線ボックス10の軽量形鋼材Pへの取付作業の簡易化を図ることができる。
(10)突出部23は、全体として平板状をなすとともに正面視コ字状に形成されることで、裏面23Bを軽量形鋼材Pの側板部Pcに当接させ、突出部23を側板部Pcに向けて押圧したとき、例えば、突出部23が1本の細板状に形成されている場合のように、突出部23そのものが自身を回転軸として側板部Pc上で回転してしまうことが防止できる。加えて、突出部23は、表面23Aを側板部Pcに向けて押圧したとき、軽量形鋼材Pに向かう方向への突出部23を回動中心とした回動及び軽量形鋼材P後側への移動を防止する大きさに形成されている。したがって、突出部23を側板部Pcに向けて押圧することでボックス本体11が開口部Paの内側に入り込むことを防止することができる。その一方で、突出部23は、延設部15aに対して2箇所で連結されているため、例えば、突出部23の基端側全体が延設部15aに連結されている場合と異なり、突出部23のボックス本体11からの分断を容易に行うことができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明を具体化した配線ボックスの取付方法及び配線ボックスの第2の実施形態を図8〜図10にしたがって説明する。なお、第2の実施形態は、突出部を配線ボックス10に取り付けられる取付台座70に設けた実施形態であるため、同様の部分についてはその詳細な説明を省略する。
まず、取付台座70に取り付けられる配線ボックス10について説明する。図8に示すように、配線ボックス10は、左側壁15に複数(本実施形態では5つ)の固定孔27が、ボックス本体11の前後方向(深さ方向)へ長孔状に延びるように形成されている。5つの固定孔27のうち、左側壁15における底壁12側からボックス開口部Sa側へ延びる3つの固定孔27は、左側壁15における底壁12側に開口している。さらに、5つの固定孔27のうち、左側壁15におけるボックス開口部Sa側から底壁12側へ延びる2つの固定孔27は、左側壁15におけるボックス開口部Sa側に開口している。また、左側壁15の延設部15aにおいて、前記2つの固定孔27におけるボックス開口部Sa側の開口の周囲には凹所21bが凹設されている。また、ボックス本体11においては、係合突部22が削除されている。
第2の実施形態では、突出部23は、該突出部23を一体に備えた取付台座70をボックス本体11の左側壁15に取り付けることで配線ボックス10に設けられている。図9に示すように、前記取付台座70は、合成樹脂材料よりなる矩形板状の台座本体71と、該台座本体71から突設された第1の実施形態と同一構成の前記突出部23とを一体に備えてなる。台座本体71の一面75の中央部には、取付突部76が突設されるとともに、該取付突部76の先端には係合突起76aが突設されている。台座本体71の一面75において、台座本体71の一側辺(短側辺)に対し直交する一対の他側辺(長側辺)のうち一方の長側辺側には、2つの係止片77が形成されている。
そして、図8に示すように、前記取付突部76が、配線ボックス10の固定孔27のうち底壁12側に開口する固定孔27に挿入されると、係合突起76aが固定孔27の周囲に係合するとともに、係止片77が前記凹所21bに係止することで、取付台座70に配線ボックス10が取り付けられるようになっている。係止片77が凹所21bに係止した状態では、係止片77が形成された側となる台座本体71の一方の長側辺側の端面71aは、ボックス本体11の開口面Sと同一平面上に位置するようになっている。
図10に示すように、前記台座本体71において、前記一面75に相対向する他面には、取付台座70を軽量形鋼材Pに固定する際に、軽量形鋼材Pのリップ部Pdに当接される当接部としての当接面73を構成している。また、図9に示すように、台座本体71には、該台座本体71を軽量形鋼材Pに固定するためにねじNが挿通される固定用取付孔74が台座本体71を厚み方向へ貫通して形成されている。各固定用取付孔74は、台座本体71の貫通方向への長さが台座本体71の厚みと同じになっており、固定用取付孔74の貫通方向に沿った長さは、該固定用取付孔74に挿通されたねじNが該固定用取付孔74の内面に当接することでねじNの傾倒を防止可能とする長さになっている。台座本体71において、その一方の長側辺側の端面71aに突出部23が一体形成されている。この突出部23の裏面23Bは、台座本体71の当接面73に連続するとともに、端面71aと同一平面上に位置している。
さて、上記取付台座70を用いて配線ボックス10を軽量形鋼材Pに取り付けるには、まず、取付台座70の取付突部76を配線ボックス10の固定孔27に挿入して配線ボックス10を取り付けるとともに、係止片77を凹所21bに係止させる。すると、配線ボックス10には突出部23が一体に設けられるとともに、取付台座70の当接面73によって当接部が形成される。
そして、図8及び図10に示すように、台座本体71の当接面73を、軽量形鋼材Pの壁部としてのリップ部Pdに当接させる。さらに、突出部23の裏面23Bを、軽量形鋼材Pにおいて、前記リップ部Pdに隣接し、かつ直交する別の壁部である側板部Pcの外壁面に当接させる。
このとき、突出部23の裏面23Bは、台座本体71において、突出部23が形成された端面71aと同一平面上に位置するため、突出部23の裏面23Bが当接した側板部Pcの外壁面とボックス本体11の開口面Sとは略同一平面上に位置している。そして、軽量形鋼材Pを背面板部Pb側から手で掴み、軽量形鋼材Pと共に突出部23を掴むとともに、親指によって突出部23の表面23A(押圧部)を押圧して突出部23の裏面23Bを側板部Pcに押し当てて、取付台座70を軽量形鋼材Pに保持する。すなわち、取付台座70が軽量形鋼材Pに保持されることによって、該取付台座70に取り付けられた配線ボックス10も軽量形鋼材Pに保持される。
この保持状態では、ボックス本体11の固定孔27、及び台座本体71において突出部23側の固定用取付孔74は、リップ部Pdに対向する位置にある。また、突出部23は、全体として平板状をなすとともに正面視コ字状に形成されている。すなわち、突出部23は、表面23Aを側板部Pc(別の壁部)に向けて押圧したとき、該突出部23そのものが自身を回転軸として側板部Pc上で回転しないように全体が平板状に形成されている。また、突出部23は台座本体71に対して2箇所で連結されているため、突出部23は側板部Pcに対して、軽量形鋼材Pの立設方向に離れた位置で当接している。このため、例えば、突出部23が1本の細板状に形成されている場合のように、突出部23の表面23Aを側板部Pcに向けて押圧したとき、突出部23が自身を回転軸として側板部Pc上で回転してしまうことが防止できる。
また、突出部23は、表面23Aを側板部Pc(別の壁部)に向けて押圧したとき、台座本体71の軽量形鋼材Pに向かう方向への突出部23を回動中心とした回動及び軽量形鋼材P後側への移動を防止する大きさに形成されている。このため、親指で突出部23を押圧し、突出部23を親指と側板部Pcとの間に挟持することで、台座本体71がその厚み方向へ回動して軽量形鋼材Pにおける開口部Paの内側へ入り込んでしまうことが防止される。
次に、固定孔27から固定用取付孔74にねじNを挿入し、リップ部PdへねじNを螺入する。すると、取付台座70が軽量形鋼材Pに固定されるとともに、配線ボックス10が軽量形鋼材Pに取り付られる。その後、突出部23が台座本体71から除去される。
したがって、第2の実施形態によれば、第1の実施形態に記載の(1)〜(5),(9),(10)の効果と同様の効果を得ることができる。また、第2の実施形態によれば、取付台座70に配線ボックス10を取り付けることで突出部23を配線ボックス10に設けることができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
○ 図11及び図12に示すように、配線ボックス60は側壁61〜64よりなる四角枠状のボックス本体65を備え、前後両面にボックス開口部Saが開口する構成であってもよい。この配線ボックス60の深さ方向への長さは、軽量形鋼材Pの幅方向への長さと略同じとなっている。このため、当接部21の当接面21aをリップ部Pdに当接させ、突出部23の裏面23Bを側板部Pcの外壁面に当接させたとき、ボックス本体65の前方の開口面Sは一方の側板部Pcの外壁面と略同一平面上に位置し、後方の開口面Sは他方の側板部Pcの外壁面と略同一平面上に位置している。なお、この枠状をなす配線ボックス60においては、両ボックス開口部Saのいずれからも配線ボックス60内に配線器具を収容し、取り付けることが可能となっている。
○ 第1の実施形態の配線ボックス10を、図12に示すように、その深さ方向への長さを長くし、ボックス本体11の開口面Sが一方の側板部Pcの外壁面と略同一平面上に位置し、ボックス本体11の底壁12の外面が他方の側板部Pcの外壁面と略同一平面上に位置するようにしてもよい。
○ 図13に示すように、配線ボックス10は、その深さ方向への長さが実施形態のものより短いタイプであってもよく、この場合、当接部21の当接面21aを一方のリップ部Pdに当接させ、突出部23の裏面23Bを側板部Pcの外壁面に当接させたとき、左側壁15は他方のリップ部Pdに当接しなくなる。このように深さ方向への長さが短くされた配線ボックス10を軽量形鋼材Pに取り付けるとき、親指(手)によって突出部23を側板部Pcとの間に挟持することにより、左側壁15の底壁12側を軽量形鋼材Pの開口部Pa内へ入り込ませることなく軽量形鋼材Pへの取付作業を行うことができる。すなわち、配線ボックス10が開口部Paへ入り込みやすい状態であっても、該入り込みによる配線ボックス10の傾きを防止して軽量形鋼材Pへの取付作業を行うことができる。
○ 図14に示すように、配線ボックス10は、当接部21の当接面21aを軽量形鋼材Pの背面板部Pbに当接させ、突出部23の裏面23Bを側板部Pcの外壁面に当接させた状態で軽量形鋼材Pに取り付けられてもよい。この場合、ねじNは、配線ボックス10の深さ方向の中央から背面板部Pbに螺入される。すると、ねじNは、軽量形鋼材Pの幅方向の略中央に螺入されるため、例えば、ねじNが側板部Pc側へ偏った位置に螺入される場合に比して安定した状態で取り付けることができる。
○ 第1の実施形態において、図15に示すように、当接部21の当接面21aをリップ部Pdに当接させ、突出部23の裏面23Bを側板部Pcの外壁面に当接させたとき、軽量形鋼材Pにおいてリップ部Pd(壁部)と対向する別の壁部である背面板部Pbに係止する係止部材40をボックス本体11の左側壁15から延設してもよい。この係止部材40は、左側壁15に対して連結突起41(図15の破線に示す)を左側壁15に係合させることで左側壁15に組み付けられているとともに、背面板部Pbに係止する係止部40aを一体に備えている。すなわち、ボックス本体11に係止部材40が組み付けられることで、ボックス本体11には係止部40aが設けられている。また、係止部材40がボックス本体11に組み付けられた状態で、当接部21の当接面21aがリップ部Pdに当接した状態では、係止部材40の一面(裏面)は側板部Pcの外壁面に当接するようになっており、ボックス本体11の開口面Sは側板部Pcの外壁面と同一平面上に位置している。
そして、軽量形鋼材Pを手で掴むとともに係止部材40及び突出部23を手と軽量形鋼材Pの側板部Pcとの間に挟持することにより配線ボックス10を軽量形鋼材Pに保持することができる。したがって、係止部材40(係止部40a)は突出部を構成しており、図15に示す配線ボックス10は、2つの突出部を備えている。そして、このように構成することで、係止部材40の係止部40aと当接部21によって軽量形鋼材Pが挟まれ、配線ボックス10が軽量形鋼材Pの幅方向へ移動することが規制される。したがって、配線ボックス10を軽量形鋼材Pに取り付ける際は、軽量形鋼材Pの立設方向に沿った配線ボックス10の移動だけを防止するように突出部23及び係止部材40を把持すればよい。その結果、係止部材40を設けることで、さらに配線ボックス10を軽量形鋼材Pに取り付ける作業を行いやすくすることができる。また、係止部材40の連結突起41を左側壁15から取外すことにより、係止部材40を左側壁15から組み外すことができ、突出部23とともにボックス本体11から除去することができる。
○ 図15において、突出部23は削除してもよく、この場合は、係止部材40が突出部を構成する。
○ 第1の実施形態において、図16に示すように、当接部21の当接面21aをリップ部Pdに当接させたとき、軽量形鋼材Pにおいてリップ部Pd(壁部)と対向する他の壁部としての背面板部Pbに係止する係止部43を突出部23から延設してもよい。又は、第2の実施形態において、取付台座70の突出部23に係止部43を延設し、ボックス本体11に係止部43を設けてもよい。
○ 各実施形態において、突出部23の透孔23aや挿入凹所23cは無くてもよく、この場合は、手作業で突出部23をボックス本体11から除去したり、切断工具(例えば、ナイフや鋸等)で突出部23をボックス本体11から切断して除去してもよい。
○ 第1の実施形態において、係合突部22は削除してもよい。
○ 各実施形態において、延設部15aに形成された挿入溝24又は突出部23の凹部23dにドライバDの先端を挿入し、挿入溝24又は凹部23d内でドライバDをこじって突出部23を折り曲げることで突出部23をボックス本体11から除去してもよい。
○ 各実施形態において、軽量形鋼材PはC型鋼ではなく角型鋼であってもよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について以下に追記する。
(1)前記ボックス本体の当接部が当接される軽量形鋼材の壁部は、該軽量形鋼材の立設方向へ延びる開口部を形成する一対のリップ部よりなり、前記当接部を前記リップ部に当接させるとともに前記突出部の裏面を軽量形鋼材の別の壁部に当接させた状態では、前記固定孔は、前記軽量間仕切壁の壁表側に位置する一方のリップ部と対向する位置に形成されている請求項12に記載の配線ボックス。
(2)複数の軽量形鋼材を間隔をおいて立設し、前記軽量形鋼材を挟むように壁材を設けてなる軽量間仕切壁における前記軽量形鋼材に対する配線ボックスの取付方法であって、前記配線ボックスは、側壁によって囲み形成されたボックス開口部が少なくとも前面及び後面のうち少なくとも前面に開口するボックス本体を備えており、前記ボックス本体の側壁を前記軽量形鋼材の壁部に当接させ、前記軽量形鋼材の壁部に当接させた側壁における前記ボックス開口部側よりボックス本体の外方へ延設され、かつ裏面が前記ボックス開口部の開口面と略同一平面上に位置する突出部の前記裏面を、前記軽量形鋼材において前記ボックス本体の側壁が当接された壁部に対して隣接し、かつ直交する別の壁部に当接させ、手により前記軽量形鋼材を掴むとともに前記突出部を手と軽量形鋼材との間に挟持することにより配線ボックスを軽量形鋼材に保持し、前記ボックス本体の側壁から該側壁が当接された軽量形鋼材の壁部に固定部材を固定することによって配線ボックスを軽量形鋼材に取り付ける配線ボックスの取付方法。
(3)複数の軽量形鋼材を間隔をおいて立設し、前記軽量形鋼材を挟むように壁材を設けてなる軽量間仕切壁における前記軽量形鋼材に取り付けられる配線ボックスであって、側壁によって囲み形成されたボックス開口部が少なくとも前面及び後面のうち少なくとも前面に開口するボックス本体を備え、前記ボックス本体の側壁には、軽量形鋼材の壁部に当接させる当接部が設けられているとともに、該当接部が設けられた側壁における前記ボックス開口部側には、ボックス本体の外方へ延設され、かつ裏面が前記ボックス開口部の開口面と略同一平面上に位置する突出部が設けられ、前記突出部の裏面に相対向する表面には、前記当接部を前記軽量形鋼材の側面に当接させるとともに前記突出部の裏面を前記軽量形鋼材において前記当接部が当接された壁部に対して隣接し、かつ直交する別の壁部に当接させた状態において、前記軽量形鋼材を手により掴んだ状態で突出部の裏面を軽量形鋼材の別の壁部に押し当て可能とする押圧部が設けられている配線ボックス。
軽量間仕切壁を示す斜視図。 第1の実施形態の配線ボックスを示す斜視図。 第1の実施形態の配線ボックスを示す正面図。 (a)は軽量形鋼材に配線ボックスを保持した状態を示す斜視図、(b)は係合突部がコーナ部に係合した状態を示す断面図。 軽量形鋼材に配線ボックスを保持した状態を示す断面図。 ドライバの傾動により突出部を折り曲げた状態を示す斜視図。 ペンチで突出部を把持した状態を示す斜視図。 軽量形鋼材に取付台座を保持した状態を示す斜視図。 取付台座を示す斜視図。 軽量形鋼材に取付台座及び配線ボックスを保持した状態を示す断面図。 配線ボックスの別例を示す斜視図。 第1の実施形態の配線ボックスの別例を示す断面図。 第1の実施形態の配線ボックスの別例を示す断面図。 第1の実施形態の配線ボックスの別例を示す断面図。 別例の配線ボックスを示す斜視図。 別例の配線ボックスを示す斜視図。
符号の説明
C…コーナ部、D…ドライバ、N…固定部材としてのねじ、P…軽量形鋼材、Pb…他の壁部としての背面板部、Pc…別の壁部としての側板部、Pd…壁部としてのリップ部、Sa…ボックス開口部、S…開口面、Wa…壁材、W…軽量間仕切壁、10…配線ボックス、11…ボックス本体、13〜16…側壁、21…当接部、22…係合突部、23…突出部、23A…押圧部としての表面、23B…裏面、23b…被把持部、23c…挿入部としての挿入凹所、27…固定孔、40a,43…係止部、50…把持工具としてのペンチ、60…配線ボックス、61〜64…側壁、65…ボックス本体、70…取付台座、73…当接部としての当接面。

Claims (14)

  1. 複数の軽量形鋼材を間隔をおいて立設し、前記軽量形鋼材を挟むように壁材を設けてなる軽量間仕切壁における前記軽量形鋼材に対する配線ボックスの取付方法であって、
    前記配線ボックスは、側壁によって囲み形成されたボックス開口部が少なくとも前面及び後面のうち少なくとも前面に開口するボックス本体を備えており、
    前記ボックス本体の側壁に設けられた当接部を前記軽量形鋼材の壁部に当接させ、
    前記軽量形鋼材の壁部に当接させた当接部における前記ボックス開口部側よりボックス本体の外方へ延設され、かつ裏面が前記ボックス開口部の開口面と略同一平面上に位置する突出部の前記裏面を、前記軽量形鋼材において前記ボックス本体の当接部が当接された壁部に対して隣接し、かつ直交する別の壁部に当接させ、
    手により前記軽量形鋼材を掴むとともに前記突出部を手と軽量形鋼材との間に挟持することにより配線ボックスを軽量形鋼材に保持し、
    前記ボックス本体の側壁から前記当接部が当接された軽量形鋼材の壁部に固定部材を固定することによって配線ボックスを軽量形鋼材に取り付ける配線ボックスの取付方法。
  2. 前記当接部は前記ボックス本体の側壁に一体形成されるとともに、前記突出部は前記当接部が形成された側壁に一体形成され、前記突出部は、前記配線ボックスが軽量形鋼材に取り付けられた後、ボックス本体から除去される請求項1に記載の配線ボックスの取付方法。
  3. 前記突出部は、把持工具により把持しながらボックス本体から分断されて除去される請求項2に記載の配線ボックスの取付方法。
  4. 前記突出部の裏面と、該裏面が当接した軽量形鋼材の別の壁部の外壁面との間にドライバの先端が挿入され、該ドライバの先端を突出部の裏面に係合させながらドライバを傾動させることに伴う突出部の折り曲げによって、突出部はボックス本体から折り取り除去される請求項2に記載の配線ボックスの取付方法。
  5. 前記突出部は、ボックス本体から分離可能にボックス本体に組み付けられ、突出部をボックス本体から組み外すことによりボックス本体から除去される請求項1に記載の配線ボックスの取付方法。
  6. 前記当接部は、前記ボックス本体の側壁に取り付けられて配線ボックスを前記軽量形鋼材に取り付けるために該軽量形鋼材に固定される取付台座によって形成されるとともに、前記突出部は前記取付台座に一体形成され、前記突出部は、前記取付台座が軽量形鋼材に固定され、配線ボックスが軽量形鋼材に取り付けられた後、取付台座から除去される請求項1に記載の配線ボックスの取付方法。
  7. 複数の軽量形鋼材を間隔をおいて立設し、前記軽量形鋼材を挟むように壁材を設けてなる軽量間仕切壁における前記軽量形鋼材に取り付けられる配線ボックスであって、
    側壁によって囲み形成されたボックス開口部が少なくとも前面及び後面のうち少なくとも前面に開口するボックス本体を備え、
    前記ボックス本体の側壁には、軽量形鋼材の壁部に当接させる当接部が設けられているとともに、該当接部における前記ボックス開口部側には、ボックス本体の外方へ延設され、かつ裏面が前記ボックス開口部の開口面と略同一平面上に位置する突出部が設けられ、
    前記突出部は、前記当接部を前記軽量形鋼材の側面に当接させるとともに前記突出部の裏面を前記軽量形鋼材において前記当接部が当接された壁部に対して隣接し、かつ直交する別の壁部に当接させた状態において、前記軽量形鋼材と共に手により掴むことが可能に形成され、前記突出部の表面には、前記軽量形鋼材と共に突出部を手により掴んだ状態で突出部の裏面を軽量形鋼材の別の壁部に押し当て可能とする押圧部が設けられている配線ボックス。
  8. 前記当接部を軽量形鋼材の壁部に当接させるとともに前記突出部の裏面を軽量形鋼材の別の壁部に当接させた状態において、軽量形鋼材における前記壁部に対向する他の壁部に係止する係止部が前記ボックス本体に設けられている請求項7に記載の配線ボックス。
  9. 前記当接部は前記ボックス本体の側壁に一体形成されるとともに、前記突出部は前記当接部が形成された側壁に一体形成されている請求項7又は請求項8に記載の配線ボックス。
  10. 前記突出部には、把持工具によって把持される被把持部が設けられ、突出部は前記被把持部を把持工具により把持しながらボックス本体から分断されて除去される請求項9に記載の配線ボックス。
  11. 前記突出部には、前記当接部を軽量形鋼材の壁部に当接させるとともに前記突出部の裏面を軽量形鋼材の別の壁部に当接させた状態において、該突出部の裏面と軽量形鋼材の別の壁部の外壁面との間にドライバの先端を挿入可能とする挿入部が形成され、突出部は前記挿入部に挿入されたドライバの先端を突出部の裏面に係合させながらドライバを傾動させることに伴う突出部の折り曲げによってボックス本体から折り取り除去される請求項9に記載の配線ボックス。
  12. 前記当接部が設けられたボックス本体の側壁には、前記当接部を軽量形鋼材の壁部に当接させるとともに前記突出部の裏面を軽量形鋼材の別の壁部に当接させた状態で軽量形鋼材の壁部に対応する位置に、ボックス本体を軽量形鋼材に固定する固定部材を挿通可能な固定孔が形成されている請求項7〜請求項11のうちいずれか一項に記載の配線ボックス。
  13. 前記当接部が設けられたボックス本体の側壁には、前記当接部を軽量形鋼材の壁部に当接させるとともに前記突出部の裏面を軽量形鋼材の別の壁部の外壁面に当接させた状態で、軽量形鋼材の壁部と前記別の壁部との間のコーナ部に係合する係合突部が形成されている請求項7〜請求項12のうちいずれか一項に記載の配線ボックス。
  14. 前記当接部は、前記ボックス本体の側壁に取り付けられて配線ボックスを前記軽量形鋼材に取り付けるために該軽量形鋼材に固定される取付台座によって形成されるとともに、前記突出部は前記取付台座に一体形成されている請求項7に記載の配線ボックス。
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