JP5032100B2 - 配線ボックスの取付方法及び配線ボックスの挟持工具 - Google Patents

配線ボックスの取付方法及び配線ボックスの挟持工具 Download PDF

Info

Publication number
JP5032100B2
JP5032100B2 JP2006320094A JP2006320094A JP5032100B2 JP 5032100 B2 JP5032100 B2 JP 5032100B2 JP 2006320094 A JP2006320094 A JP 2006320094A JP 2006320094 A JP2006320094 A JP 2006320094A JP 5032100 B2 JP5032100 B2 JP 5032100B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wiring box
construction material
clamping tool
contact
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006320094A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008136297A (ja
Inventor
昭八 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mirai Kogyo KK
Original Assignee
Mirai Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mirai Kogyo KK filed Critical Mirai Kogyo KK
Priority to JP2006320094A priority Critical patent/JP5032100B2/ja
Publication of JP2008136297A publication Critical patent/JP2008136297A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5032100B2 publication Critical patent/JP5032100B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Connection Or Junction Boxes (AREA)

Description

本発明は、配線ボックスの造営材への取付方法及び配線ボックスを造営材に取り付ける際に用いられる配線ボックスの挟持工具に関する。
例えば、建築物としての軽量間仕切壁は、間隔をおいて立設された複数の軽量形鋼材(造営材)を挟むように壁材が立設されて構築されるものである。この軽量間仕切壁内には、該軽量間仕切壁に設置する配線器具を収容するための配線ボックスが配設される(例えば、特許文献1参照。)。
図10に示すように、特許文献1に記載の配線ボックス90は、前面に開口を有する有底四角箱状に形成されたボックス本体91を備える。ボックス本体91を形成する一対の側壁91aのうち一方の側壁91aには、長孔状をなすビス貫通孔92が3箇所形成されている。また、前記一対の側壁91aにおいて、ボックス本体91の開口面(前面)側の端面には、軽量形鋼材95に配線ボックス90が取り付けられたとき、軽量形鋼材95(造営材)の角部(丸み部)95aに係合可能な一対の係合突片93が外方へ向けて突設されている。そして、特許文献1に記載の配線ボックス90を軽量形鋼材95に取り付ける際に、一方の側壁91aの外面を軽量形鋼材95の側面に当接させ、さらに、軽量形鋼材95の角部95aに一対の係合突片93を係合させながら、ビス貫通孔92から軽量形鋼材95にビス94を螺入して配線ボックス90が軽量形鋼材95に取り付けられる。
特開平11−275732号公報
ところで、配線ボックス90を軽量形鋼材95に取り付ける際、該取付作業を行う作業者は一方の手で配線ボックス90を持ち、一方の側壁91aの外面を軽量形鋼材95の側面に当接させながら、他方の手に持ったビス94をビス貫通孔92を貫通させ軽量形鋼材95に対する螺入を行っている。このため、配線ボックス90の取付作業は、例えば配線ボックス90を軽量形鋼材95の下部や上部に取り付ける場合等に非常に行いにくいものであった。
本発明は、前記従来の問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、造営材に対する配線ボックスの取付作業を容易にする配線ボックスの取付方法及び配線ボックスの取り付けの際に用いられる配線ボックスの挟持工具を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、少なくとも前面に開口面を有するとともに、前記開口面に対し直交し、建築物の造営材の側面に当接させる当接面を側壁に備える配線ボックスの前記造営材への取付方法であって、前記当接面を前記造営材の側面に当接させ、前記造営材の側面に隣接する造営材の前面と前記開口面とを平行にした状態の配線ボックスと前記造営材とを共に挟持可能とするように、回動可能なまたは移動可能な一対のクランプ片により構成される挟持部と、該挟持部による配線ボックスと造営材の挟持状態をロックするロック機構と、前記開口面と前記造営材の前面とを平行に位置合わせする位置合わせ面とを備えた配線ボックスの挟持工具を用いて行われ、前記挟持部による挟持状態をロック機構によりロックして配線ボックスを造営材に仮止めし、前記当接面が形成された側壁から前記造営材に取付部材を取り付けて配線ボックスを造営材に取り付けた後、前記挟持工具による配線ボックスの仮止め状態を解除し、前記挟持工具を配線ボックスから取り外して行われることを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、少なくとも前面に開口面を有するとともに、前記開口面に対し直交し、建築物の造営材の側面に当接させる当接面を側壁に備える配線ボックスを前記造営材に取り付ける際に用いられる配線ボックスの挟持工具であって、前記当接面を前記造営材の側面に当接させた配線ボックスと前記造営材とを共に挟持可能とするように、回動可能なまたは移動可能な一対のクランプ片により構成される挟持部と、該挟持部による配線ボックスと造営材の挟持状態をロックするロック機構とを備えるとともに、前記開口面と前記造営材の側面に隣接する造営材の前面とを平行に位置合わせする位置合わせ面を備えていることを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の配線ボックスの挟持工具において、前記位置合わせ面は、前記開口面を形成する配線ボックスの開口端と前記造営材の前面とに当接することを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の配線ボックスの挟持工具において、前記開口面を形成する配線ボックスの開口端に当接する位置合わせ面と前記造営材の前面に当接する位置合わせ面のうちいずれか一方は、他方の位置合わせ面に対して相対移動可能に設けられていることを要旨とする。
請求項5に記載の発明は、請求項3に記載の配線ボックスの挟持工具において、前記開口端に当接する位置合わせ面と前記造営材の前面に当接する位置合わせ面とは一部材の同一平面上に設けられていることを要旨とする。
本発明によれば、造営材に対する配線ボックスの取付作業を容易にする。
(第1の実施形態)
以下、本発明を具体化した配線ボックスの取付方法及び挟持工具の第1の実施形態を図1〜図3にしたがって説明する。なお、以下の説明において、配線ボックスの「前」及び「後」は図1の前後方向に延びる矢印Y1における前後に対応する。また、配線ボックスの「左」及び「右」は図3の左右方向に延びる矢印Y2における左右に対応し、配線ボックスの「上」及び「下」は図3の上下方向に延びる矢印Y3における上下に対応している。
まず、図示しない軽量間仕切壁(建築物)を構成する造営材としての軽量形鋼材について説明する。図1及び図3に示すように、軽量形鋼材Rは、薄鋼板からなり、軽量形鋼材Rの立設方向に対して直交する方向への平断面視が略C字状をなすC型鋼であるとともに、四角柱状(角柱状)をなす。軽量形鋼材Rは、立設方向に延びる開口部Raと、該開口部Raに相対向する背面板部Rbと、該背面板部Rbを挟む一対の側板部Rcとからなる。また、前記開口部Raは、前記一対の側板部Rcから延設された相対向する一対のリップ部Rdの間に形成されるとともに、各リップ部Rdは前記背面板部Rbと相対向している。
なお、軽量形鋼材Rにおいて、リップ部Rdの外壁面Rdaから背面板部Rbの外壁面Rbaまでの長さを軽量形鋼材Rの幅W1とする(図1参照)。また、軽量形鋼材Rは、一対の側板部Rcのうち一方の側板部Rcの外壁面Rcaが軽量間仕切壁の壁表側に面するように立設され、該外壁面Rcaが軽量形鋼材Rの前面となる。
次に、前記軽量形鋼材Rに取り付けられる配線ボックス10について説明する。図3に示すように、配線ボックス10は合成樹脂材料よりなり、有底四角箱状に形成されている。配線ボックス10は、四角板状をなす底壁12と、該底壁12の側縁に立設された側壁13〜16とから形成されているとともに、前記側壁13〜16によって囲み形成されたボックス開口部Saを一面(前面)に有している。配線ボックス10において、底壁12と相対向し前記ボックス開口部Saが開口する前記前面を、配線ボックス10の開口面Sとし、全ての側壁13〜16において、ボックス開口部Sa側の開口端は全て開口面S上に位置している(図1参照)。なお、側壁13〜16のうち短辺側の一対の側壁を上側壁13と下側壁14とし、長辺側の一対の側壁を左側壁15と右側壁16とする。
右側壁16には、当接台座21が右側壁16から外方へ膨出されている。当接台座21において右側壁16の外壁面16aに対して平行をなす面は、配線ボックス10の軽量形鋼材Rへの取り付けの際、軽量形鋼材Rの側面(リップ部Rdの外壁面Rda)に当接する当接面21aを構成している。さらに、当接台座21には略円孔状をなす挿通孔27が複数(本実施形態では3つ)形成されるとともに、各挿通孔27は配線ボックス10を軽量形鋼材Rに取り付けるための取付部材Nを挿通可能に形成されている。なお、配線ボックス10において、前記当接面21aから右側壁16の内壁面16bまでの長さを配線ボックス10の側部における幅W2とする(図1参照)。
図1に示すように、配線ボックス10を軽量形鋼材Rへ取り付ける際、当接面21aは、軽量形鋼材Rの側面たるリップ部Rdの外壁面Rdaに当接するようになっている。また、この当接状態において、挿通孔27は軽量形鋼材Rの前面側の一方のリップ部Rdと対向する位置に形成されている。そして、挿通孔27に取付部材Nが挿通され、該取付部材Nは軽量形鋼材Rのリップ部Rdへ螺入されるようになっている(図3参照)。
次に、配線ボックス10を軽量形鋼材Rに取り付ける際に用いられる挟持工具30について説明する。図1に示すように、挟持工具30は細長棒状をなす基杆31を有し、該基杆31には、略L字状をなす揺動杆32が支軸33によって回動可能に軸支されている。前記基杆31の先端側には第1クランプ片31aが設けられ、揺動杆32の先端側には第2クランプ片32aが設けられている。そして、揺動杆32は、第2クランプ片32aが第1クランプ片31aに対し一定間隔を有する位置(規制位置)で基杆31側への回動が規制されるようになっている(図1に示す状態)。
また、揺動杆32が前記規制位置にある状態において、揺動杆32に対向する第1クランプ片31a内側面には、基杆31の軸方向に延びる挟持面31bが形成されるとともに、該挟持面31b対し直交する方向へ延びる位置合わせ面31cが形成されている。一方、第2クランプ片32aにおいて、基杆31に対向する内側面には、揺動杆32の軸方向に沿ってスライド移動可能な位置調節部材42が取り付けられている。この位置調節部材42はL字状をなし、位置調節部材42の基杆31に対向する面には、第2クランプ片32aの軸方向に延びる挟持面42bが形成されるとともに、該挟持面42bに対し直交する方向へ延びる位置合わせ面42cが形成されている。そして、揺動杆32が前記規制位置にある状態では、第1クランプ片31aの挟持面31bと位置調節部材42の挟持面42bとは一定間隔を空けて対向している。また、第1クランプ片31aの位置合わせ面31cと、位置調節部材42の位置合わせ面42cにおいて、一方の位置合わせ面42cは、他方の位置合わせ面31cに対して相対移動可能になっている。
なお、前記一定間隔とは、前記軽量形鋼材Rの幅W1と配線ボックス10の側部の幅W2の和と同じ間隔又は極僅かに狭い間隔である。すなわち、一定間隔は、リップ部Rdの外壁面Rdaに配線ボックス10の当接面21aを当接させた状態で、第1クランプ片31aの挟持面31bと位置調節部材42の挟持面42bとの間に軽量形鋼材Rと配線ボックス10の右側壁16とを挟持する間隔である。よって、本実施形態では、第1クランプ片31aと第2クランプ片32a(位置調節部材42)とが配線ボックス10と軽量形鋼材Rとを共に挟持する挟持部を構成している。
また、位置調節部材42は、その先端面が第2クランプ片32aの先端面と面一となる位置(図1に示す位置)でそれ以上の第2クランプ片32aの先端側への移動が規制されるようになっている。そして、位置調節部材42の移動が規制された状態では、位置合わせ面42cが第1クランプ片31aの位置合わせ面31cと同一平面上に位置するようになっている。そして、位置合わせ面31c,42cは、配線ボックス10の開口面Sと軽量形鋼材Rにおける側板部Rcの外壁面Rca(前面)とが平行になるように、具体的には同一平面上に位置するように位置合わせする位置合わせ部を構成している。
前記揺動杆32には細長棒状をなす作動杆34の先端が第1回動軸35によって回動可能に軸支されている。この作動杆34の先端側には、連動杆36の先端が第2回動軸37によって回動可能に軸支され、該連動杆36の基端が第3回動軸38によって前記基杆31に回動可能に軸支されている。そして、連動杆36は作動杆34の回動に連動して第3回動軸38を回動中心として回動するとともに、前記第2回動軸37は作動杆34と共に位置が移動するようになっている。
ここで、前記第1回動軸35の中心点P1と第3回動軸38の中心点P3とを結ぶ仮想線を直線L1とする。そして、揺動杆32が前記規制位置にあるとき、第2回動軸37の中心点P2が前記直線L1を基杆31側に越える位置に移動すると、揺動杆32の回動が規制されるようになっている。すなわち、揺動杆32が前記規制位置にロックされ、第1クランプ片31aと第2クランプ片32aによる配線ボックス10と軽量形鋼材Rの挟持状態がロックされるようになっている。そして、本実施形態では、第1回動軸35、連動杆36、第2回動軸37、及び第3回動軸38により、第1クランプ片31aと第2クランプ片32aによる配線ボックス10と軽量形鋼材Rの挟持状態をロックするロック機構が構成されている。一方、第2クランプ片32aが第1クランプ片31aから離れるように揺動杆32が回動すると、第2回動軸37の中心点P2が直線L1を基杆31から離れる側へ越える。すると、揺動杆32のロック状態が解除されるようになっている。
前記連動杆36には、解除杆39の先端が第4回動軸40によって回動可能に軸支されている。また、連動杆36には引っ張りばね41の先端が取り付けられ、該引っ張りばね41の基端は前記基杆31に取り付けられている。そして、連動杆36は引っ張りばね41によって引っ張られており、この引っ張りばね41の引っ張りによって作動杆34の基端側が基杆31から離れる方向に向けて回動するように付勢されている。そして、揺動杆32が規制位置にロックされた状態で、解除杆39の基端側を基杆31に向けて引き寄せるように回動すると、解除杆39によって揺動杆32が回動し、第2回動軸37の中心点P2が直線L1を越え、ロック状態が解除されるようになっている。
次に、上記挟持工具30を用いた配線ボックス10の軽量形鋼材Rへの取付方法について説明する。
まず、図1に示すように、配線ボックス10を取り付ける軽量形鋼材Rに対し、当接面21aをリップ部Rdの外壁面Rda(側面)に当接させる。このとき、リップ部Rdの外壁面Rdaに隣接する側板部Rcの外壁面Rcaが軽量形鋼材Rの前面となっている。このため、配線ボックス10の開口面Sと側板部Rcの外壁面Rca(前面)とが平行に位置する。次に、図2に示すように、挟持工具30の作動杆34を回動させ、第1クランプ片31aに対し第2クランプ片32aを離れる方向へ回動させるとともに、第1クランプ片31aと第2クランプ片32aとの間隔を広げる。そして、作動杆34を回動させ、図1に示すように、揺動杆32を規制位置まで回動させ、軽量形鋼材Rと配線ボックス10を第1クランプ片31aと第2クランプ片32a(位置調節部材42)とで挟み込む。このとき、第1クランプ片31aの挟持面31bを背面板部Rbの外壁面Rbaに当接させるとともに、位置合わせ面31cを側板部Rcの外壁面Rcaに当接させる。
続いて、位置調節部材42をスライド移動が規制される位置までスライドさせ、挟持面42bを右側壁16の内壁面16bに当接させるとともに、位置合わせ面42cを右側壁16の開口端に当接させる。このとき、第1クランプ片31aの位置合わせ面31cと、位置規制された位置調節部材42の位置合わせ面42cとは同一平面上に位置するため、側板部Rcの外壁面Rcaと配線ボックス10の開口面Sとが平行をなし、同一平面上に位置される。
次に、作動杆34を基杆31に向けて回動させ、第2回動軸37の中心点P2を前記直線L1を基杆31側に越える位置に移動させる。すると、揺動杆32が規制位置にロックされるとともに、軽量形鋼材Rと配線ボックス10とが第1クランプ片31aと第2クランプ片32aとによって挟持される。すなわち、配線ボックス10が軽量形鋼材Rに対し当接した状態に仮止めされる。
そして、作業者は、両手を使って取付部材Nによる配線ボックス10の軽量形鋼材Rへの取付作業を行う。すなわち、配線ボックス10の挿通孔27に取付部材Nを挿通し、さらに取付部材Nをリップ部Rdに強制的に螺入し、取付部材Nをリップ部Rdに固定すると、配線ボックス10が軽量形鋼材Rに取付られる。その後、解除杆39を基杆31に向けて回動させると、解除杆39によって揺動杆32が基杆31から離れる方向へ回動し、規制位置におけるロック状態が解除される。そして、挟持工具30を軽量形鋼材R及び配線ボックス10から取り外すことにより、軽量形鋼材Rに対する配線ボックス10の取付作業が終了する。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)挟持工具30により配線ボックス10を軽量形鋼材Rに仮止めして、配線ボックス10の軽量形鋼材Rに対する取付作業を行うようにした。このため、配線ボックス10の取付作業を行う作業者は、両手を使って取付部材Nの螺入作業を行うことができる。したがって、一方の手で配線ボックス10を軽量形鋼材Rに押し当て、他方の手だけで取付部材Nの螺入作業を行う場合に比して配線ボックス10の取付作業を行い易くすることができる。例えば、配線ボックス10を軽量形鋼材Rの下部や上部に取り付ける場合や、取付部材Nの螺入作業が作業者の利き手とは反対側で行う必要がある場合は特に取付作業が行い易くなり、該取付作業が容易となる。その結果として、配線ボックス10の開口面Sが側板部Rcの外壁面Rcaから前方へ突出するといったように配線ボックス10がずれて軽量形鋼材Rに取り付けられることを防止することができる。
(2)挟持工具30は、側板部Rcの外壁面Rcaと配線ボックス10の開口面Sとを同一平面上に位置させる位置合わせ面31c,42cを備えている。このため、軽量形鋼材Rに対し配線ボックス10を仮止めしながら軽量形鋼材Rの前面と配線ボックス10の開口面Sとを面一にすることができる。したがって、挟持工具30によって配線ボックス10の仮止めと位置合わせを行うことができ、配線ボックス10の軽量形鋼材Rに対する取付作業の簡素化に寄与することができる。
(3)挟持工具30の第2クランプ片32aには位置調節部材42がスライド移動可能に設けられ、位置調節部材42の位置合わせ面42cは第1クランプ片31aの位置合わせ面31cに対し相対移動可能になっている。そして、位置調節部材42をスライド移動させることで、配線ボックス10を移動させ開口面Sを側板部Rcの外壁面Rcaと同一平面上に位置させる作業を容易に行うことができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の取付方法及び挟持工具を具体化した第2の実施形態を図4〜図6にしたがって説明する。なお、以下に説明する第2の実施形態では、既に説明した第1の実施形態と同一構成については、同一符号を付すなどして、その重複する説明を省略又は簡略する。
図4及び図5に示すように、挟持工具50は、細長に延びる基体51を有し、該基体51の一方の端部には矩形板状をなす連結部52が接合されている。前記基体51において、その軸方向へ延びる一側面は配線ボックス10の開口端及び側板部Rcの外壁面Rcaが当接する位置合わせ面51bを構成し、位置合わせ部を構成している。すなわち、配線ボックス10の開口端が当接する位置合わせ面と側板部Rcの外壁面Rcaが当接する位置合わせ面とが同一平面上に設けられている。また、位置合わせ面51bには、基体51の軸方向へ延びる溝部51aが形成されている。
前記連結部52は、該連結部52の軸線が基体51の軸線に対し直交するように基体51に接合されている。また、連結部52の内側面には第1クランプ片53が接合され、該第1クランプ片53には前記位置合わせ面51bに対し直交するように延びる挟持面53bが形成されている。
挟持工具50は、基体51の軸方向へスライド移動可能な第2クランプ片54を備えている。この第2クランプ片54は、基端側に係合突部55を一体に備え(図5参照)、該係合突部55は前記溝部51a内に挿入されるとともに、溝部51aに沿った基体51の内面に係合している。さらに、第2クランプ片54において、第1クランプ片53に対向する内側面には前記位置合わせ面51bに対し直交するように延びる挟持面54bが形成されている。また、前記第1クランプ片53にはボルト56が挿通されるとともに、該ボルト56の先端側は前記第2クランプ片54に挿通されている。そして、第2クランプ片54を貫通したボルト56の先端にはナット57が螺合可能になっている。第2の実施形態では、第1クランプ片53と第2クランプ片54が軽量形鋼材Rと共に配線ボックス10を挟持する挟持部を構成している。
そして、第2の実施形態の挟持工具50を用いて軽量形鋼材Rに配線ボックス10を取り付けるには、まず、ナット57をボルト56から螺退するとともに、ボルト56を第1クランプ片53及び第2クランプ片54から抜き取る。次に、軽量形鋼材Rに対し、当接台座21の当接面21aを、軽量形鋼材Rのリップ部Rdの外壁面(側面)に当接させる。
次に、挟持工具50の第1クランプ片53に対し第2クランプ片54を離れる方向へスライド移動させ、第1クランプ片53と第2クランプ片54との間隔を広げる。そして、図6に示すように、軽量形鋼材Rと配線ボックス10を第1クランプ片53と第1クランプ片53とで挟み込む。このとき、側板部Rcの外壁面Rcaと配線ボックス10の開口端とを基体51の位置合わせ面51bに当接させる。すると、配線ボックス10の開口面Sと側板部Rcの外壁面Rcaとが同一平面上に位置する。
続いて、第2クランプ片54を第1クランプ片53に向けてスライド移動させ、第2クランプ片54の挟持面54bを左側壁15の外壁面15aに当接させる。そして、当接した位置で第1クランプ片53及び第2クランプ片54にボルト56を挿通し、ボルト56にナット57を螺合する。すると、第1クランプ片53と第2クランプ片54によって軽量形鋼材Rと配線ボックス10が挟持されるとともに、該挟持状態がボルト56とナット57によってロックされる。よって、本実施形態では、ボルト56とナット57がロック機構を構成している。
そして、配線ボックス10が軽量形鋼材Rに対し当接した状態に仮止めされ、第1の実施形態と同様に配線ボックス10が取付部材Nによって軽量形鋼材Rに取り付けられる。その後、ナット57をボルト56から螺退するとともに、ボルト56を第1クランプ片53及び第2クランプ片54から取り外し、第2クランプ片54を第1クランプ片53から離れる方向へスライド移動させる。そして、挟持工具50を軽量形鋼材R及び配線ボックス10から取り外すことにより、軽量形鋼材Rに対する配線ボックス10の取付作業が終了する。したがって、第2の実施形態によれば、第1の実施形態に記載の(1)及び(2)と同様の効果に加え、以下のような効果を得ることができる。
(4)挟持工具50において、位置合わせ面51bには配線ボックス10の開口端と側板部Rcの外壁面Rcaが当接して位置合わせが行われる。このため、配線ボックス10の開口面Sと側板部Rcの外壁面Rcaとを確実に同一平面上に位置させることができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
○ 第2の実施形態の挟持工具50を図7に示すように変更してもよい。挟持工具50において、第2クランプ片54を基体51に対し着脱可能に形成する。また、基体51に、溝部51aの代わりに、基体51の軸方向に沿って、ピン60が挿通される多数の貫通孔51cを形成する。また、第2クランプ片54の基端面に、前記ピン60が嵌挿可能な嵌挿孔54aを形成する。そして、上記挟持工具50においては、第2クランプ片54と第1クランプ片53とで軽量形鋼材Rと共に配線ボックス10を挟持した位置で貫通孔51cから嵌挿孔54aにピン60を嵌挿して第2クランプ片54を基体51に位置決めする。その結果、第1クランプ片53と第2クランプ片54による軽量形鋼材Rと配線ボックス10の挟持状態がロックされる。よって、貫通孔51c、嵌挿孔54a及びピン60がロック機構を構成している。
○ 配線ボックス10の取付方法において、配線ボックス10の開口面Sは軽量形鋼材Rの前面(側板部Rcの外壁面Rca)から突出していなければ前面と同一平面上になくてもよく、例えば、開口面Sが軽量形鋼材Rの前面より後退した位置にあってもよい。
○ 挟持工具30又は挟持工具50を用いた取付方法によって造営材としての木柱に配線ボックス10を取り付けてもよい。
○ 配線ボックス10において、左側壁15の外壁面15aを軽量形鋼材Rにおけるリップ部Rdの外壁面Rda又は背面板部Rbの外壁面Rbaに当接させた状態で、当接台座21の当接面21aと背面板部Rbの外壁面Rba又はリップ部Rdの外壁面Rdaとを挟持工具30又は挟持工具50によって挟持してもよい。この場合、左側壁15の外壁面15aが軽量形鋼材Rの外壁面Rda,Rba(側面)に当接する当接面を構成する。
○ 造営材としての木柱に配線ボックス10を取り付ける際、前記木柱の前面に設置される胴縁材の前面と配線ボックス10の開口面Sとが平行をなすとともに配線ボックス10の開口面Sが軽量形鋼材Rの前面より前方へ突出した状態となるように挟持工具30,50を用いて配線ボックス10を軽量形鋼材Rに取り付けてもよい。
○ 図8及び図9に示すように、配線ボックス10として、その開口端に把持部61が形成されたタイプのものを挟持工具30を用いて軽量形鋼材Rに仮止めして該軽量形鋼材Rに取り付けてもよい。なお、軽量形鋼材Rは開口部Raが形成されない角型鋼であり、四側面が側板部Rcによって形成されている。また、挟持工具30における第1クランプ片31a及び第2クランプ片32aは、実施形態に比して軸方向への長さが延長されている。
図9に示すように、前記把持部61は、配線ボックス10の一側壁(右側壁16)の開口端から右側壁16の外壁面16aより外方へ突出するように延設され、該把持部61が形成された右側壁16に当接台座21が形成されている。そして、前記把持部61は当接台座21の当接面21aよりも外方へ突出するように延設されている。また、把持部61の裏面は配線ボックス10の開口面Sと同一平面上に位置している。
さて、挟持工具30を用いて配線ボックス10を軽量形鋼材Rに取り付けるには、まず、当接台座21の当接面21aを軽量形鋼材Rの側板部Rcの外壁面Rca(側面)に当接させ、さらに、把持部61の裏面を当接面21aが当接した外壁面Rcaに隣接する別の側板部Rcの外壁面Rca(前面)に当接させる。すると、配線ボックス10の開口面Sと軽量形鋼材Rの前面(外壁面Rca)とが同一平面上に位置するとともに、平行になる。
次に、挟持工具30の第1クランプ片31aと第2クランプ片32aによって把持部61と軽量形鋼材R(配線ボックス10)とを挟持し、その挟持状態をロックさせる。すると、配線ボックス10が軽量形鋼材Rに対し当接した状態に仮止めされる。その後、配線ボックス10が軽量形鋼材Rに取り付けられ、挟持工具30が配線ボックス10及び軽量形鋼材Rから取り外される。
上記のように把持部61を備えた配線ボックス10を挟持工具30を用いて軽量形鋼材Rに仮止めすると、図9に示すように、挟持工具30は、配線ボックス10のボックス開口部Saを覆う位置には配置されない。このため、配線ボックス10を仮止めした後の挿通孔27への取付部材Nの挿通作業、さらには軽量形鋼材Rへの螺入作業が容易に行われる。なお、第2の実施形態の挟持工具50又は図7に示す挟持工具50を用いて把持部61を備えた配線ボックス10を軽量形鋼材Rに取り付けてもよい。
○ 挟持工具30において、揺動杆32が規制位置にあるときの挟持面31bと挟持面42bとの間隔を軽量形鋼材Rや配線ボックス10のサイズに合わせて変更してもよい。
○ 挟持工具30において、第1クランプ片31aに位置調節部材42を設け、軽量形鋼材Rの外壁面Rca(前面)に当接する位置合わせ面42cを、配線ボックス10の開口面Sを形成する開口端に当接する位置合わせ面31cに対し相対移動可能に構成してもよい。
○ 配線ボックス10は、当接面21aを背面板部Rbの外壁面Rbaに当接させた状態で軽量形鋼材Rに取り付けられてもよい。
○ 配線ボックス10は上側壁13、下側壁14、左側壁15、及び右側壁16よりなる四角枠状のボックス本体を備え、前後両面に開口面Sを有する構成であってもよい。
挟持工具によって配線ボックスと軽量形鋼材を挟持した状態を示す平面図。 第1の実施形態の挟持工具を示す正面図。 配線ボックスと軽量形鋼材を示す正面図。 第2の実施形態の挟持工具を示す斜視図。 第2の実施形態の挟持工具を示す正面図。 挟持工具によって配線ボックスと軽量形鋼材を挟持した状態を示す平面図。 第2の実施形態の挟持工具の別例を示す斜視図。 配線ボックスの別例を示す正面図。 別例の配線ボックスを軽量形鋼材と共に挟持した状態を示す平面図。 背景技術を示す斜視図。
符号の説明
N…取付部材、R…造営材としての軽量形鋼材、Rca…前面としての外壁面、Rba,Rda…側面としての外壁面、S…開口面、10…配線ボックス、15a…当接面としての外壁面、16…側壁としての右側壁、21a…当接面、30,50…挟持工具、31a,53…挟持部を構成する第1クランプ片、31c,42c…位置合わせ部としての位置合わせ面、32a,54…挟持部を構成する第2クランプ片、35…ロック機構を構成する第1回動軸、36…ロック機構を構成する連動杆、37…ロック機構を構成する第2回動軸、38…ロック機構を構成する第3回動軸、51b…位置合わせ部としての位置合わせ面、51c…ロック機構を構成する貫通孔、54a…ロック機構を構成する嵌挿孔、56…ロック機構を構成するボルト、57…ロック機構を構成するナット、60…ロック機構を構成するピン。

Claims (5)

  1. 少なくとも前面に開口面を有するとともに、前記開口面に対し直交し、建築物の造営材の側面に当接させる当接面を側壁に備える配線ボックスの前記造営材への取付方法であって、
    前記当接面を前記造営材の側面に当接させ、前記造営材の側面に隣接する造営材の前面と前記開口面とを平行にした状態の配線ボックスと前記造営材とを共に挟持可能とするように、回動可能なまたは移動可能な一対のクランプ片により構成される挟持部と、該挟持部による配線ボックスと造営材の挟持状態をロックするロック機構と、前記開口面と前記造営材の前面とを平行に位置合わせする位置合わせ面とを備えた配線ボックスの挟持工具を用いて行われ、
    前記挟持部による挟持状態をロック機構によりロックして配線ボックスを造営材に仮止めし、前記当接面が形成された側壁から前記造営材に取付部材を取り付けて配線ボックスを造営材に取り付けた後、前記挟持工具による配線ボックスの仮止め状態を解除し、前記挟持工具を配線ボックスから取り外して行われる配線ボックスの取付方法。
  2. 少なくとも前面に開口面を有するとともに、前記開口面に対し直交し、建築物の造営材の側面に当接させる当接面を側壁に備える配線ボックスを前記造営材に取り付ける際に用いられる配線ボックスの挟持工具であって、
    前記当接面を前記造営材の側面に当接させた配線ボックスと前記造営材とを共に挟持可能とするように、回動可能なまたは移動可能な一対のクランプ片により構成される挟持部と、該挟持部による配線ボックスと造営材の挟持状態をロックするロック機構とを備えるとともに、前記開口面と前記造営材の側面に隣接する造営材の前面とを平行に位置合わせする位置合わせ面を備える配線ボックスの挟持工具。
  3. 前記位置合わせ面は、前記開口面を形成する配線ボックスの開口端と前記造営材の前面とに当接する請求項2に記載の配線ボックスの挟持工具。
  4. 前記開口面を形成する配線ボックスの開口端に当接する位置合わせ面と前記造営材の前面に当接する位置合わせ面のうちいずれか一方は、他方の位置合わせ面に対して相対移動可能に設けられている請求項3に記載の配線ボックスの挟持工具。
  5. 前記開口端に当接する位置合わせ面と前記造営材の前面に当接する位置合わせ面とは一部材の同一平面上に設けられている請求項3に記載の配線ボックスの挟持工具。
JP2006320094A 2006-11-28 2006-11-28 配線ボックスの取付方法及び配線ボックスの挟持工具 Expired - Fee Related JP5032100B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006320094A JP5032100B2 (ja) 2006-11-28 2006-11-28 配線ボックスの取付方法及び配線ボックスの挟持工具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006320094A JP5032100B2 (ja) 2006-11-28 2006-11-28 配線ボックスの取付方法及び配線ボックスの挟持工具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008136297A JP2008136297A (ja) 2008-06-12
JP5032100B2 true JP5032100B2 (ja) 2012-09-26

Family

ID=39560749

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006320094A Expired - Fee Related JP5032100B2 (ja) 2006-11-28 2006-11-28 配線ボックスの取付方法及び配線ボックスの挟持工具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5032100B2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3851982B2 (ja) * 1994-08-20 2006-11-29 大和ハウス工業株式会社 先付け溶接ナット固定治具
JP3481110B2 (ja) * 1997-12-04 2003-12-22 未来工業株式会社 配線・配管用ボックス
JP3472128B2 (ja) * 1998-03-18 2003-12-02 未来工業株式会社 配線・配管用ボックス

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008136297A (ja) 2008-06-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2380635B1 (en) Sprinkler mounting device
US20050260893A1 (en) Connector assembly for clamping tool and system utilizing same
JP2010133543A (ja) コルゲートチューブのクランプ
TW200424417A (en) Slide hinge
JP4584885B2 (ja) ボックス固定具及びボックス固定具の取付方法
JP4010902B2 (ja) コンクリート型枠用締結具
JP5032100B2 (ja) 配線ボックスの取付方法及び配線ボックスの挟持工具
JP6931273B2 (ja) 膜体取付構造体及び膜体取付方法
CA2569528A1 (en) Locking system for concrete form panels
JP4088181B2 (ja) 先行手摺枠
WO2007026849A1 (ja) 配線ボックス及び配線ボックスの取付方法
JP4263793B2 (ja) 折畳自転車の締結装置
JP4627292B2 (ja) 配設体固定補助具、配設体固定装置及び配設体の取り付け方法
JP5660843B2 (ja) 扉付移動壁
JPH04244459A (ja) 自動車の車体を修理するために修理用スタンド上に車体の底部を保持するクランプを装着する装置
JP4627279B2 (ja) 配線ボックス
JP4138829B2 (ja) 配線ボックスの取付方法及び配線ボックス
JP6822449B2 (ja) 切断治具
JP5129947B2 (ja) 足場固定装置におけるキャッチクランプ
JP2000301502A (ja) 穴あけ装置
JP3076201U (ja) アングル材固定金具におけるアングル材の固定構造
JP2001173727A (ja) タイミングベルト連結用具のベルト押さえ部
JP5964343B2 (ja) 引下線用コネクタ支持具
JP4050127B2 (ja) 物品固定具、物品の固定構造及び物品の固定方法
JPH0714643Y2 (ja) ロッド連結用ホルダ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090730

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110405

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110520

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111115

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120113

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120626

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120628

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5032100

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150706

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150706

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees