JP2000301502A - 穴あけ装置 - Google Patents

穴あけ装置

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JP2000301502A
JP2000301502A JP11117856A JP11785699A JP2000301502A JP 2000301502 A JP2000301502 A JP 2000301502A JP 11117856 A JP11117856 A JP 11117856A JP 11785699 A JP11785699 A JP 11785699A JP 2000301502 A JP2000301502 A JP 2000301502A
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U KENCHIKU KOBO KK
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Kenchiku Kobo Kk U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 第1穴に直交する第2の穴を、その中心を第
1の穴の中心に略一致させて木質部材に、簡単にあける
ことのできる穴あけ装置を提供する。 【解決手段】 第1ガイドレール2,3が所定間隔で対
向するガイド部1に、第1平面部材6と、第1摺動子駆
動機構9を操作することで第2平面部材8を移動させる
第1摺動子7と、ダボ14を有する第2摺動子12とを
設け、この第2摺動子12に対して第1ガイドレール
2,3の軸方向と直交する水平方向へ移動可能な水平移
動部材15を設けるとともに、水平移動部材15をロッ
クする水平ロック機構18を設け、水平移動部材15に
対して垂直方向へ移動可能な垂直移動部材24を設ける
とともに、垂直移動部材24をロックする垂直ロック機
構27を設け、垂直移動部材24にダボ14の中心線と
自身の中心線とで平面を形成する円筒体30を取り付
け、この円筒体30の中心線の延長上を保持孔34の中
心が移動するように、第3摺動子33を水平方向へ案内
する第2ガイドレール31,32を垂直移動部材24に
設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、木造建築におい
て、例えば柱と梁とを連結したり、柱を介して梁と梁と
を連結する木質部材連結具を挿通するための穴を木質部
材にあける穴あけ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】木造建築において、柱と梁などを連結す
る場合、古来から軸組が行われてきていた。しかし、近
年では、古来からの軸組に代わって、例えば本出願人が
先に特開平10−46679号公報として提案したよう
に、両端に頭部が設けられたシャフトと、このシャフト
の端部に設けた細径部が挿通される係合溝がシャフトと
直交する方向の一端から他端側へ直線状に設けられ、頭
部に当接する係合溝の両縁部分の肉厚が一端から他端側
へ順次増加する円筒状の楔部材とからなる木質部材連結
具が使用されるようになってきている。
【0003】上記した木質部材連結具を利用する場合、
例えば梁に、梁の軸方向と直交する第1の穴(垂直穴)
を端部にあけた後、端面から梁の軸方向へ第2の穴(水
平穴)をあけるとともに、この第2の穴の中心を第1の
穴の中心に一致させ、また、柱に、第2の穴と同じ径の
水平孔をあける。そして、柱の水平孔へ両端を突出させ
てシャフトを挿通した後、柱から突出するシャフトの部
分を第2の穴へ挿入させて左右の梁を、柱を介して対峙
させる。
【0004】次に、左右の梁の第1の穴に頭部を位置さ
せるように、所定の治具を利用してシャフトを移動させ
た後、各第2の穴内へこの第2の穴の内径と外径が略同
一の楔部材を挿入して係合溝をシャフトの頭部に係合さ
せる。このように係合溝を頭部に係合させた状態で工具
を使用して楔部材を打ち込むと、頭部に当接する係合溝
の両縁部分の肉厚が一端から他端側へ順次増加している
ので、楔部材の打ち込み量が多くなるのに連れて左右の
梁が柱側へ移動し、柱に左右の梁が連結される。なお、
柱に左右の梁を連結した後、各第1の穴を木栓で閉塞す
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来、例えば梁に第1
および第2の穴をあける場合、罫引、差金、竹筆などを
使用して墨掛けを行った後、ドリルで第1および第2の
穴をあける。しかし、第1の穴と第2の穴とは、一平面
を基準にして墨掛けを行った中心線を利用してあけるの
で、第1の穴の中心と第2の穴の中心とを略一致させて
あけるのに熟練を要するとともに、第1の穴の中心と第
2の穴の中心とを略一致させるのはむずかしかった。そ
こで、第1の穴に直交する第2の穴を、その中心を第1
の穴の中心に略一致させて木質部材に、簡単にあけるこ
とのできる穴あけ装置が要望されている。
【0006】この発明は、上記したような要望に応える
ためになされたもので、第1の穴に直交する第2の穴
を、その中心を第1の穴の中心に略一致させて木質部材
に、簡単にあけることのできる穴あけ装置を提供するも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の穴あけ装置
は、一対の第1ガイドレールが所定間隔で対向するガイ
ド部と、一対の第1ガイドレールの軸方向に平面部分を
直交させてガイド部の一端に下側へ突出させて取り付け
られた第1平面部材と、一対の第1ガイドレールで案内
される第1摺動子と、一対の第1ガイドレールの軸方向
に平面部分を直交させて第1摺動子の下側に取り付けら
れた、第1平面部材と対面する第2平面部材と、第1摺
動子を一対の第1ガイドレールの軸方向へ移動させる第
1摺動子駆動機構と、第1摺動子よりも第1平面部材側
の一対の第1ガイドレールで案内され、下面に垂直方向
へ向いた所定径のダボが突設された第2摺動子と、この
第2摺動子に対し、この第2摺動子の移動方向と直交す
る水平方向へ水平ガイド機構で案内される水平移動部材
と、この水平移動部材を第2摺動子にロックする水平ロ
ック機構と、水平移動部材に対して垂直ガイド機構で垂
直方向へ案内され、下部の中央部分に水平移動部材の移
動方向と平行に所定径で開設された案内孔を有する垂直
移動部材と、この垂直移動部材を水平移動部材にロック
する垂直ロック機構と、垂直移動部材の下部に、水平移
動部材の移動方向と平行で、ガイド部と反対側へ所定間
隔で延びる一対の第2ガイドレールと、この一対の第2
ガイドレールで案内され、案内孔の中心の延長線上に中
心を有する保持孔が設けられた第3摺動子とを備え、ダ
ボの中心線と案内孔の中心線とが平面を形成するもので
ある。そして、一対の第1ガイドレールと平行に第2摺
動子に貫通させて取り付けられ、第1摺動子駆動機構の
ねじ杆に沿って第2摺動子をがたつきなく案内するガイ
ドパイプを設けるのが望ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図に
基づいて説明する。図1はこの発明の一実施形態である
穴あけ装置を示す斜視図、図2は図1に示した穴あけ装
置の一部を省略、破断した平面図、図3は図1に示した
穴あけ装置の一部を省略した正面図、図4は図2のA−
A線による断面図、図5は図2のB−B線による水平ガ
イド機構、水平ロック機構を示す断面図、図6は図2の
C−C線による水平ガイド機構を示す断面図、図7は図
1に示した穴あけ装置の一部を破断した右側面図であ
る。
【0009】これらの図において、1はガイド部を示
し、図1に示すように、所定間隔で対向する断面がコ字
状の一対の第1ガイドレール2,3と、この第1ガイド
レール2,3の両端部に差し渡して取り付けられた連結
部材4,5とで構成され、平面形状は、図2に示すよう
に、各角度が略90度の長方形のロ形である。6は第1
平面部材を示し、図3および図7に示すように、L字状
の部材で、第1ガイドレール2,3の軸方向に平面部分
を直交させてガイド部1の一端に下側へ突出させて取り
付けられている。
【0010】7は第1摺動子を示し、第1ガイドレール
2,3で案内され、第1ガイドレール2,3の軸方向へ
移動するものである。8は第2平面部材を示し、図4お
よび図7に示すように、L字状の部材で、第1ガイドレ
ール2,3の軸方向に平面部分を直交させて第1摺動子
7の下側に取り付けられ、第1平面部材6と対面してい
る。9は第1摺動子駆動機構を示し、第1ガイドレール
2,3と平行に連結部材4,5に差し渡して回転可能に
取り付けられ、一端が連結部材4から突出したねじ杆1
0と、連結部材4から突出したねじ杆10の部分に取り
付けられたハンドル11とで構成され、ねじ杆10は第
1摺動子7に螺合している。
【0011】12は第2摺動子を示し、第1摺動子7よ
りも第1平面部材6側の第1ガイドレール2,3で案内
され、第1ガイドレール2,3の軸方向へ移動するもの
である。12Aはガイドパイプを示し、第2摺動子12
に第1ガイドレール2,3と平行に設けた貫通孔に、第
1ガイドレール2,3と平行に第2摺動子12の貫通孔
に貫通、嵌合させて取り付けられ、第1摺動子駆動機構
9のねじ10杆に沿って第2摺動子12をがたつきなく
案内するものである。
【0012】13は水平ガイド突部を示し、第1ガイド
レール2,3の軸方向と直交させて第2摺動子12の上
面に一体的に、第1ガイドレール2,3の間隔の長さ
で、所定の幅に第1ガイドレール2,3から突出、形成
されている。14はダボを示し、図3および図4に示す
ように、第2摺動子12の下面に、前後方向の中央に垂
直方向へ向いた状態で突設されている。15は水平移動
部材を示し、水平ガイド突部13が嵌合した状態で、第
1ガイドレール2,3の上を水平方向へ移動できる水平
被ガイド孔16が設けられ、この水平被ガイド孔16の
中心線の延長上の端部に、図2に示すように、左右対称
で階段状の垂直ガイド突部17が設けられている。
【0013】なお、ダボ14は水平被ガイド孔16の中
心を通る垂直面上に中心が位置し、後述する梁61に設
ける第1の穴62に、着脱可能に嵌合できるように、第
1の穴62と略同一径で、僅かに先端(下側)が窄む形
状に形成されている。そして、水平移動部材15を第1
ガイドレール2,3と直交する方向へ案内する水平ガイ
ド機構は、主に、水平ガイド突部13と、水平被ガイド
孔16とで構成される。
【0014】18は水平ロック機構を示し、水平ガイド
突部13、第2摺動子12に螺合するねじ部の上端部分
にハンドルが設けられクランプ部材19と、このクラン
プ部材19と水平移動部材15との間に位置する座金2
0とで構成されている。なお、クランプ部材19を回動
させて水平移動部材15をロックした状態で、水平ガイ
ド突部13と座金20との間には、間隙が存在する。2
1は水平ガイド突部13に螺合する取付ねじ、22は座
金、23は取付ねじ21のねじ部が貫通するカラーを示
し、この取付ねじ21、座金22およびカラー23は、
水平ガイド機構を構成する。
【0015】24は垂直移動部材を示し、水平移動部材
15の垂直ガイド突部17が嵌合した状態で垂直方向へ
移動できる垂直被ガイド孔25と、この垂直被ガイド孔
25の中心線の下側への延長上の端部に、図4に示すよ
うに、水平移動部材15の移動方向と平行に所定径で開
設された孔26とが設けられている。27は垂直ロック
機構を示し、垂直ガイド突部17に螺合するねじ部の先
端部分にハンドルが設けられたクランプ部材28と、こ
のクランプ部材28と垂直移動部材24との間に位置す
る座金29とで構成されている。なお、クランプ部材2
8を回動させて垂直移動部材24をロックした状態で、
垂直ガイド突部17と座金20との間には、間隙が存在
する。
【0016】30は孔26内に、孔26の中心に中心を
略一致させて取り付けられた円筒体を示し、後述するド
リル51の先端を案内する案内孔を形成するものであ
る。31,32は一対の第2ガイドレールを示し、垂直
移動部材24の孔26の左右に、中心が円筒体30の中
心となるように取り付けられ、水平移動部材15の移動
方向と平行で、ガイド部1と反対側へ所定間隔で延びて
いる。
【0017】33は第2ガイドレール31,32で案内
される第3摺動子を示し、第2ガイドレール31,32
の間隔に対応させて孔が設けられるとともに、この孔の
中心部分を連通させるスリットが設けられ、円筒体30
の中心の延長線上に中心が位置し、ドリル51のチャッ
ク52を挿入、固定する保持孔34が設けられている。
そして、第2ガイドレール31,32の間隔に対応させ
た孔には第2ガイドレール31,32が貫通、摺動する
スリーブ35,36が取り付けられ、また、保持孔34
の両側には、スリットの間隔を調整して保持孔34内に
チャック52固定する取付ねじ37,38が取り付けら
れている。
【0018】上記のように各部分が構成されているの
で、ダボ14の中心線、円筒体30の中心線、保持孔3
4の中心線が平面(垂直平面)を形成する。なお、61
は木質部材としての梁を示す。
【0019】図8はこの発明の一実施形態の穴あけ装置
で梁に穴をあける説明図、図9は梁に形成された穴、木
質部材連結具を示す説明図である。図8または図9にお
いて、51はドリル、52はドリル51のチャック、5
3はチャック51に取り付けられた刃を示す。61は
梁、62は梁61の一端の平面の中心に軸方向と直交さ
せてあけた第1の穴、63は梁61の端面の中心から第
1の穴62の中心に中心を一致させてあけた第2の穴を
示す。
【0020】71は木質部材連結具を構成するシャフト
を示し、両端部に細径部72が設けられ、この細径部7
2の先端に頭部73が設けられている。74は木質部材
連結具を構成する円筒状の楔部材を示し、一端から他端
へ直線状にシャフト71の細径部72が進入する係合溝
75が設けられている。そして、係合溝75のシャフト
71の頭部73に当接する両縁部分は、一端から他端へ
肉厚が順次増加している。
【0021】次に、梁61への第1および第2の穴6
2,63の穴あけについて説明する。まず、従来と同様
に、罫引、差金、竹筆などを使用して梁61に第1の穴
62および第2の穴63をあける墨掛けをする。そし
て、所定の治具を使用してドリル51で、梁61の端部
に、図9に示すように、梁61の軸と直交する第1の穴
62を一平面の中心に、その平面に垂直にあける。
【0022】次に、クランプ部材19を回動させて水平
移動部材15を移動可能な状態にし、ダボ14と垂直移
動部材24との間隔が、第1の穴62と梁61の端面と
の間隔よりも長くなるように、水平ガイド突部13に沿
って水平移動部材15を移動させた後、クランプ部材1
9を回動させて水平移動部材15をロックする。そし
て、ハンドル11を操作してねじ杆10を回動させるこ
とにより、第1ガイドレール2,3に沿って第1摺動子
7を移動させて第1平面部材6と第2平面部材8との間
隔を梁61の幅よりも広くし、第1平面部材6と第2平
面部材8との中央部分へ第2摺動子12を移動させた
後、図4に示すように、ダボ14を第1の穴62へ嵌合
させる。
【0023】次に、ハンドル11を操作してねじ杆10
を回動させることにより、図7に示すように、第1ガイ
ドレール2,3に沿って第1摺動子7を移動させて第1
平面部材6と第2平面部材8とを梁61に当接させ、第
1平面部材6と第2平面部材8とで梁61を挟持、固定
する。そして、クランプ部材19を回動させて水平移動
部材15を移動可能な状態にし、図2、図3および図4
に示すように、水平ガイド突部13に沿って水平移動部
材15を梁61側へ移動させて垂直移動部材24を梁6
1の端面へ当接させた後、クランプ部材19を回動させ
て水平移動部材15をロックする。
【0024】次に、クランプ部材28を回動させて垂直
移動部材24を移動可能な状態にし、図3、図4および
図7に示すように、例えば垂直移動部材24に設けられ
た目盛りにより、または円筒体30内を覗き見ることに
より、円筒体30の中心を第2の穴63の墨掛けの中心
に一致させるように、垂直ガイド突部17に沿って垂直
移動部材24を移動させた後、クランプ部材28を回動
させて垂直移動部材24をロックする。
【0025】そして、取付ねじ37,38を緩めて保持
孔34を少し大きくし、図8に示すように、保持孔34
内へドリル51のチャック52を挿通させた後、取付ね
じ37,38を締め付けて保持孔34内にチャック52
を固定する。次に、図8に示すように、第2ガイドレー
ル31,32に沿って第3摺動子33を梁61側へ移動
させ、刃53の先端部分を円筒体30内へ挿入して梁6
1の端面へ当接させた後、ドリル51を動作させ、第2
ガイドレール31,32に沿ってドリル51を梁61側
へ移動させることにより、図4および図9に示すよう
に、第1の穴62に直交する第2の穴63を、その中心
を第1の穴62の中心に略一致させてあけることができ
る。
【0026】上述したように、この発明の位置実施形態
によれば、第1の穴62に直交する第2の穴63を、そ
の中心を第1の穴62の中心に略一致させて梁61に、
簡単にあけることができる。そして、第2摺動子12に
ガイドパイプ12Aを取り付け、第1ガイドレール2,
3に対して第2摺動子12をがたつかせずに直交させて
移動させたので、第1の穴62と第2の穴63との中心
を確実に一致させることができる。また、第2摺動子1
2にガイドパイプ12Aを取り付けたので、第2摺動子
12の幅が狭くても、第1の穴62と第2の穴63との
中心を確実に一致させることができる。
【0027】上記した実施形態における各構成部分の構
成は、一例を示したもので、同様に機能すれば、他の構
成、例えば垂直ガイド突部17の形状を単なる突部にし
たり、円筒体30を省略して孔26の大きさを、刃53
の先端を案内する構成などであってもよいことは言うま
でもない。また、第2摺動子12にガイドパイプ12A
を取り付けたが、第2摺動子12の幅が充分ある場合
は、ねじ杆10が貫通する貫通孔にガイドパイプ12A
の機能を持たせることができるので、ガイドパイプ12
Aを省くことができる。
【0028】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、第1
の穴に直交する第2の穴を、その中心を第1の穴の中心
に略一致させて木質部材に、簡単にあけることができ
る。そして、第2摺動子にガイドパイプを取り付け、一
対の第1ガイドレールに対して第2摺動子をがたつかせ
ずに直交させて移動させたので、第1の穴と第2の穴と
の中心を確実に一致させることができる。また、第2摺
動子にガイドパイプを取り付けたので、第2摺動子の幅
が狭くても、第1の穴と第2の穴との中心を確実に一致
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態である穴あけ装置を示す
斜視図である。
【図2】図1に示した穴あけ装置の一部を省略、破断し
た平面図である。
【図3】図1に示した穴あけ装置の一部を省略した正面
図である。
【図4】図2のA−A線による断面図である。
【図5】図2のB−B線による水平ガイド機構、水平ロ
ック機構を示す断面図である。
【図6】図2のC−C線による水平ガイド機構を示す断
面図である。
【図7】図1に示した穴あけ装置の一部を破断した右側
面図である。
【図8】この発明の一実施形態の穴あけ装置で梁に穴を
あける説明図である。
【図9】梁に形成された穴、木質部材連結具を示す説明
図である。
【符号の説明】
1 ガイド部 2 第1ガイドレール 3 第1ガイドレール 4 連結部材 5 連結部材 6 第1平面部材 7 第1摺動子 8 第2平面部材 9 第1摺動子駆動機構 10 ねじ杆 11 ハンドル 12 第2摺動子 12A ガイドパイプ 13 水平ガイド突部 14 ダボ 15 水平移動部材 16 水平被ガイド孔 17 垂直ガイド突部 18 水平ロック機構 19 クランプ部材 20 座金 21 取付ねじ 22 座金 23 カラー 24 垂直移動部材 25 垂直被ガイド孔 26 孔 27 垂直ロック機構 28 クランプ部材 29 座金 30 円筒体 31 第2ガイドレール 32 第2ガイドレール 33 第3摺動子 34 保持孔 35 スリーブ 36 スリーブ 37 取付ねじ 38 取付ねじ 51 ドリル 52 チャック 53 刃 61 梁 62 第1の穴 63 第2の穴 71 シャフト 72 細径部 73 頭部 74 楔部材 75 係合溝

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の第1ガイドレールが所定間隔で対
    向するガイド部と、 前記一対の第1ガイドレールの軸方向に平面部分を直交
    させて前記ガイド部の一端に下側へ突出させて取り付け
    られた第1平面部材と、 前記一対の第1ガイドレールで案内される第1摺動子
    と、 前記一対の第1ガイドレールの軸方向に平面部分を直交
    させて前記第1摺動子の下側に取り付けられた、前記第
    1平面部材と対面する第2平面部材と、 前記第1摺動子を前記一対の第1ガイドレールの軸方向
    へ移動させる第1摺動子駆動機構と、 前記第1摺動子よりも前記第1平面部材側の前記一対の
    第1ガイドレールで案内され、下面に垂直方向へ向いた
    所定径のダボが突設された第2摺動子と、 この第2摺動子に対し、この第2摺動子の移動方向と直
    交する水平方向へ水平ガイド機構で案内される水平移動
    部材と、 この水平移動部材を前記第2摺動子にロックする水平ロ
    ック機構と、 前記水平移動部材に対して垂直ガイド機構で垂直方向へ
    案内され、下部の中央部分に前記水平移動部材の移動方
    向と平行に所定径で開設された案内孔を有する垂直移動
    部材と、 この垂直移動部材を前記水平移動部材にロックする垂直
    ロック機構と、 前記垂直移動部材の下部に、前記水平移動部材の移動方
    向と平行で、前記ガイド部と反対側へ所定間隔で延びる
    一対の第2ガイドレールと、 この一対の第2ガイドレールで案内され、前記案内孔の
    中心の延長線上に中心を有する保持孔が設けられた第3
    摺動子とを備え、 前記ダボの中心線と前記案内孔の中心線とが平面を形成
    する、 ことを特徴とする穴あけ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の穴あけ装置において、 前記一対の第1ガイドレールと平行に前記第2摺動子に
    貫通させて取り付けられ、前記第1摺動子駆動機構のね
    じ杆に沿って前記第2摺動子をがたつきなく案内するガ
    イドパイプを設けた、 ことを特徴とする穴あけ装置。
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