JP4137888B2 - 半導体集積回路装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ヒューズ回路および半導体集積回路装置に関し、特に、低電圧で使用されるヒューズ回路および半導体集積回路装置に関する。
ヒューズ回路は、ヒューズの切断の有無により、例えば、DRAM(Dynamic Random Access Memory)の不良セルの冗長処理を行ったり、或いは、汎用的なDRAMをユーザの要求に応じたデータ幅やメモリ構成(例えば、×8、×16、または、×32)に設定するといった様々な半導体集積回路装置の内部処理や仕様の設定等を行うために利用されている。そして、このヒューズ回路の情報は、通常、半導体集積回路装置の電源起動時(パワーオン時)に読み込まれるようになっている。
なお、従来、メモリセルのパワーオン時にヒューズセルのデータをセンシングしてラッチするための設定時間をリファレンス回路により決定し、このリファレンス回路が工程の変化によるセンシング時間をトラッキングすることで、メモリセルのパワーオン時にヒューズセルのデータを確実にラッチするようにしたフラッシュメモリのヒューズセルセンシング回路が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−283389号公報
ところで、一般に、ヒューズの特性としては、ヒューズの切断側にリセットするようになっており、ヒューズのセット信号によって、ヒューズが切れていなければ未切断側に情報が反転し、逆に、ヒューズが切れていれば切断側のままとなる特性を示す。
しかしながら、このような特性を有するヒューズ回路においては、低電圧での動作に問題が生じる。すなわち、ヒューズ回路が使用される電圧が低くなればなるほど、ヒューズが切断されていると判断され易く(反転する能力が足りなく)なり、その結果、誤った情報が読み込まれる恐れがある。また、その情報をラッチする回路においても、低電圧でのラッチは不安定であるため、正しくラッチされないこともあり得る。
本発明は上述した従来技術が有する問題点に鑑みてなされたものであり、低い動作電圧でもヒューズによる情報の取り込みを正確に行い、さらに、ラッチ回路によるラッチも確実に行うことのできるヒューズ回路および半導体集積回路装置の提供を目的とする。
本発明の第1の形態によれば、ヒューズ情報を記憶する実ヒューズ回路部と、電源投入時に前記ヒューズ情報を取り込むために使用されるスタータ信号を発生するスタータ信号発生回路と、電源電圧が前記実ヒューズ回路部からのヒューズ情報を正しく取り込むことが可能な取り込み可能電圧になったかどうかをモニターするヒューズモニター回路と、該ヒューズモニター回路の出力信号から取り込み信号を生成するパルス信号発生回路と、を備え、前記実ヒューズ回路部は、前記パルス信号発生回路からの取り込み信号および前記スタータ信号を受け取ってヒューズ情報を出力し、前記電源電圧に対する前記ヒューズモニター回路のヒューズの状態に対するヒューズ特性を、前記実ヒューズ回路部のヒューズ特性と逆にしたことを特徴とする半導体集積回路装置が提供される。
本発明の第2の形態によれば、ヒューズ情報を記憶する実ヒューズ回路部と、電源投入時に前記ヒューズ情報を取り込むために使用されるスタータ信号を発生するスタータ信号発生回路と、電源電圧が前記実ヒューズ回路部からのヒューズ情報を正しく取り込むことが可能な取り込み可能電圧になったかどうかをモニターするヒューズモニター回路と、該ヒューズモニター回路の出力信号から取り込み信号を生成するパルス信号発生回路とを備え、前記実ヒューズ回路部は、前記パルス信号発生回路からの取り込み信号および前記スタータ信号を受け取ってヒューズ情報を出力し、前記ヒューズモニター回路は、前記実ヒューズ回路部に対応する回路構成を有し、該実ヒューズ回路部の前記ヒューズとして抵抗を使用することを特徴とする半導体集積回路装置が提供される。
本発明の第3の形態によれば、ヒューズ情報を記憶する実ヒューズ回路部と、電源投入時に前記ヒューズ情報を取り込むために使用されるスタータ信号を発生するスタータ信号発生回路と、前記スタータ信号および該スタータ信号を遅延させた遅延スタータ信号に基づいて、電源電圧が前記実ヒューズ回路部からのヒューズ情報を正しく取り込むことが可能な取り込み可能電圧になったかどうかをモニターするヒューズモニター回路と、該ヒューズモニター回路の出力信号から取り込み信号を生成するパルス信号発生回路と、を備え、前記実ヒューズ回路部は、前記パルス信号発生回路からの取り込み信号および前記スタータ信号を受け取ってヒューズ情報を出力することを特徴とする半導体集積回路装置が提供される。
以上、詳述したように、本発明によれば、低い動作電圧でもヒューズによる情報の取り込みを正確に行い、さらに、ラッチ回路によるラッチも確実に行うことのできるヒューズ回路および半導体集積回路装置を提供することができる。
まず、本発明に係るヒューズ回路および半導体集積回路装置の実施例を説明する前に、従来のヒューズ回路および半導体集積回路装置、並びに、その問題点を、添付図面(図1〜図7)を参照して詳述する。
図1は従来の半導体集積回路装置(ヒューズ回路およびその周辺回路)の一例を概略的に示すブロック図である。
図1に示されるように、従来の半導体集積回路装置(ヒューズ回路およびその周辺回路)は、スタータ信号発生回路101、ヒューズ回路102、および、パルス信号発生回路103を備えている。なお、半導体集積回路装置は、例えば、DRAMであり、ヒューズ回路102は、例えば、DRAMの不良セルの冗長処理を行うための情報(欠陥セルのアドレス情報)を記憶したり、或いは、汎用的なDRAMをユーザの要求に応じたデータ幅やメモリ構成(例えば、×8、×16、または、×32)に設定するための情報等を記憶するために使用される。
図2は図1の半導体集積回路装置におけるスタータ信号発生回路の一例を示す回路図である。
図2に示されるように、スタータ信号発生回路101は、抵抗1011,1012、nチャネル型MOSトランジスタ(nMOSトランジスタ)1013、および、インバータ1014,1015を備えて構成される。このスタータ信号発生回路101は、例えば、半導体集積回路装置の電源がオンされて、実際の電源電圧PVが低電位電源電圧Vss(0V)から次第に上昇して高電圧電源電圧(定常時の電源電圧)Vddになる過程において、まず、低電位電源電圧Vssの信号stを出力している状態から、実際の電源電圧PVがnMOSトランジスタ1013のゲートに印加される抵抗1011,1012により分圧された電圧よりも該トランジスタ1013の閾値電圧(Vth)以上になると、トランジスタ1013がオンして上昇過程の電源電圧波形を含んだスタータ信号st(図5参照)を出力する。
図3は図1の半導体集積回路装置におけるヒューズ回路の一例を示す回路図である。
図3に示されるように、ヒューズ回路102は、pチャネル型MOSトランジスタ(pMOSトランジスタ)1021,1022、nMOSトランジスタ1023,1024,1025、ヒューズ1026、および、インバータ1027,1028を備えて構成される。ここで、pMOSトランジスタ1021およびnMOSトランジスタ1023,1024、並びに、pMOSトランジスタ1022,nMOSトランジスタ1025およびヒューズ1026は、それぞれ電源電圧PVが印加された高電位電源線(Vdd)と低電位電源線(Vss)との間に直列に接続されている。
pMOSトランジスタ1022およびnMOSトランジスタ1023のゲートには、スタータ信号stが供給され、また、nMOSトランジスタ1025のゲートには、取り込み信号fsが供給されている。さらに、pMOSトランジスタ1022とnMOSトランジスタ1025との接続個所、および、pMOSトランジスタ1021とnMOSトランジスタ1023との接続個所の共通接続ノードN01からの信号はインバータ1027を介してトランジスタ1021および1024のゲートに供給されると共に、さらに、インバー1028を介して出力信号outとして出力される。
図4は図1の半導体集積回路装置におけるパルス信号発生回路の一例を示す回路図である。
図4に示されるように、パルス信号発生回路103は、複数(偶数個)のインバータ1031−1〜1031−n、複数(奇数個)のインバータ1032−1〜1032−m、NANDゲート1033、および、インバータ1034を備えて構成されている。ここで、インバータ1031−1〜1031−nは、後述する図5における遅延時間dt1を与え、また、インバータ1032−1〜1032−mは、取り込み信号fsのパルス幅dt2を与えるためのものである。
図5は図1の半導体集積回路装置の動作を説明するための波形図である。
図5および図3に示されるように、まず、半導体集積回路装置の電源をオンすると、実際の電源電圧PVはVss(0V)から次第に上昇して定常時の電源電圧Vddになって安定するが、この過程において、前述したスタータ信号st(または、スタータ信号に準ずる信号)が低レベル『L』から高レベル『H』に変化する。すなわち、スタータ信号stは、トランジスタ1022および1023のゲートに供給されており、最初は低レベル『L』(Vss)になっている。そして、上述したように、実際の電源電圧PVが抵抗1011,1012により分圧された電圧よりもトランジスタ1013の閾値電圧(Vth)以上になると、スタータ信号stは高レベル『H』(上昇過程の電源電圧波形も多少含むが実質的にはVdd)になり、トランジスタ1023がオンしてトランジスタ1022がオフする。
これにより、出力信号outは高レベル『H』(Vdd)になる。この状態は、ヒューズ1026の切断状態と同じである。その後、取り込み信号fsの高レベル『H』のパルスにより、トランジスタ1025がオンし、ヒューズ1026が切れていなければ、出力信号outを低レベル『L』(Vss)へ反転(未切断状態)させてその状態を保持し、逆に、ヒューズ1026が切れていれば、出力信号outは高レベル『H』の状態(切断状態)をそのまま保持する。
このように、従来のヒューズ回路は、通常、切断状態にリセットしておき、未切断状態に反転させることで、ヒューズ情報の取り込みを行っている。
図6は図3のヒューズ回路のヒューズ特性を示す図であり、縦軸はヒューズの抵抗値[KΩ]を示し、横軸は電圧(動作電圧)[V]を示している。
図6から明らかなように、従来のヒューズ回路において、ヒューズが切断されていると判断される切断判断エリアとヒューズが切断されていない(未切断である)と判断される未切断判断エリアとの境界曲線は、動作電圧が低く(例えば、1.2V程度)なると急激に高いヒューズ抵抗値となるような特性を有している。ここで、ヒューズ回路の出力outは、ヒューズが切断されていれば変化せず、逆に、ヒューズが未切断であれば変化するようになっており、ヒューズの動作方向は、図6中の矢印の方向になる。
このように、従来のヒューズ回路は、動作電圧が低くなればなるほど、ヒューズが未切断であると判断され易くなる。そのため、ヒューズの切断が不十分であったり、或いは、ヒューズのグローバック(Growback:ヒューズが切断しているにも関わらず、ヒューズ部分の抵抗値が下がってくる現象)等により、ヒューズ情報を誤って読み込む恐れが生じ易くなる。そして、近年、半導体集積回路装置は低消費電力および高速動作等の要求に伴って、その電源電圧は益々低くなる方向にあり、より一層大きな問題となって来ている。
図7は従来のヒューズ回路のDC特性およびAC特性を示す図であり、図7(a)は、ヒューズが切断された状態で、しかも、例えば、上述したヒューズのグローバックによりヒューズの抵抗値が100KΩになっているときの電源電圧(動作電圧VP)とヒューズ回路の出力電圧との関係(直流的に見た実際のヒューズ特性のDC特性)を示し、図7(b)は、同様に、ヒューズが切断された状態でヒューズの抵抗値が100KΩになっている場合の電源をオンして動作電圧VPが0VからVddまで上昇しているときの取り込み信号stの電圧と時間との関係(交流的に見た実際のヒューズ特性のAC特性)を示している。なお、図7は、動作電圧が1.2Vでヒューズの抵抗値が100KΩのときに、切断判断エリアと未切断範囲エリアとの境界になる場合を説明する。
すなわち、図7(a)に示されるように、ヒューズ回路のDC特性は、実際の電源電圧(動作電圧)PVが1.2Vを境として、ヒューズの切断か未切断かが判断される。すなわち、たとえヒューズを切断したとても、グローバック等によりヒューズの抵抗値が100KΩになっていると、実際の電源電圧PVが1.2Vよりも低い場合には、ヒューズ回路はヒューズが未切断であると判断して低レベル『L』を出力する。
そして、図7(b)に示されるように、ヒューズ回路のAC特性は、例えば、ヒューズ回路が設けられている半導体集積回路装置の電源がオンして実際の電源電圧PVが低電位電源電圧Vss(0V)から次第に上昇して高電圧電源電圧(定常時の電源電圧)Vddになる過程において、ヒューズ情報の取り込みを実際の電源電圧PVが1.2Vよりも高くなる前(例えば、PV=1.1V)のタイミングft1で行うと、たとえヒューズを切断していたとしても、グローバック等によりヒューズの抵抗値が100KΩになっている場合には、ヒューズは未切断であると判断して誤ったヒューズ情報を取り込んでしまう(ヒューズ回路は低レベル『L』を出力してしまう)。すなわち、例えば、切断したヒューズの抵抗が100KΩになっている場合、ヒューズ情報を正しく取り込むには、実際の電源電圧PVが1.2Vよりも高くなった後(例えば、PV=1.3V)のタイミングft2で行わなければならないことが分かる。
以下、本発明に係るヒューズ回路および半導体集積回路装置の実施例を、添付図面を参照して詳述する。
図8は本発明に係る半導体集積回路装置(ヒューズ回路およびその周辺回路)の一例を概略的に示すブロック図である。
図8に示されるように、本発明に係る半導体集積回路装置(ヒューズ回路およびその周辺回路)は、スタータ信号発生回路1、ヒューズ回路200、および、パルス信号発生回路3を備えている。ここで、図8と前述した図1との比較から明らかなように、本発明に係るヒューズ回路200は、従来のヒューズ回路102に対応するものであり、実際に情報を格納する実ヒューズ回路部2、スタータ信号遅延回路4、および、ヒューズモニター回路5を備えている。なお、実ヒューズ回路部2は、従来のヒューズ回路102と同様の回路構成となっている。また、半導体集積回路装置は、例えば、DRAMであり、ヒューズ回路200は、例えば、DRAMの不良セルの冗長処理を行うための情報を記憶したり、或いは、汎用的なDRAMをユーザの要求に応じたデータ幅やメモリ構成(例えば、×8、×16、または、×32)に設定するための情報等を記憶するために使用されるのは、従来と同様である。
図9は図8の半導体集積回路装置におけるスタータ信号発生回路の一例を示す回路図である。この図9に示す本実施例のスタータ信号発生回路1は、前述した図2に示す従来のスタータ信号発生回路101と同様の回路構成となっている。
すなわち、図9に示されるように、スタータ信号発生回路1は、抵抗11,12、nMOSトランジスタ13、および、インバータ14,15を備え、半導体集積回路装置の電源がオンされて、実際の電源電圧PVが低電位電源電圧Vssから高電圧電源電圧Vddになる過程において、所定の波形(従来のスタータ信号stと同様の波形)を有するスタータ信号ST(図14参照)を出力する。
図10は図8の半導体集積回路装置における実ヒューズ回路部の一例を示す回路図である。
図10と前述した図3との比較から明らかなように、本実施例の実ヒューズ回路部2は、従来のヒューズ回路102と同様の回路構成とされており、pMOSトランジスタ21,22、nMOSトランジスタ23,24,25、ヒューズ26、および、インバータ27,28を備えて構成される。すなわち、本実施例の実ヒューズ回路部2においては、図3の従来のヒューズ回路102に入力される取り込み信号fsが、新たな回路(スタータ信号遅延回路4およびヒューズモニター回路5)を介して処理された信号(MO)をパルス信号発生回路3に供給して得られた信号(取り込み信号FS)となっている。なお、本実施例の実ヒューズ回路部2自身の動作は、従来のヒューズ回路102の動作と同様である。
図11は図8の半導体集積回路装置におけるパルス信号発生回路の一例を示す回路図である。この図11に示す本実施例のパルス信号発生回路3も、前述した図4に示す従来のパルス信号発生回路103と同様の回路構成となっている。
すなわち、図11に示されるように、パルス信号発生回路3は、複数(偶数個)のインバータ31−1〜31−n、複数(奇数個)のインバータ32−1〜32−m、NANDゲート33、および、インバータ34を備えて構成されている。ここで、インバータ31−1〜31−nは、後述する図14における遅延時間DT1を与え、また、インバータ32−1〜32−mは、取り込み信号FSのパルス幅DT2を与えるためのものである。
図12は図8の半導体集積回路装置におけるスタータ信号遅延回路の一例を示す回路図である。
図12から明らかなように、本実施例のスタータ信号遅延回路4は、複数(奇数個)のインバータ41−1〜41−kを備えて構成され、これらインバータ41−1〜41−kは、後述する図14における遅延時間DT3を与えるためのものである。
図13は図8の半導体集積回路装置におけるヒューズモニター回路の一例を示す回路図である。
図13に示されるように、本実施例のヒューズモニター回路5は、pMOSトランジスタ51,52、nMOSトランジスタ53〜55,57、抵抗56、NANDゲート58,59、NORゲート60、および、インバータ61〜64を備えている。ここで、NANDゲート58および59はラッチを構成し、また、抵抗56は、実ヒューズ回路部2におけるヒューズ26のレプリカとしての機能を持たせるために所定の抵抗値とされている。この抵抗56の抵抗値は、実際のヒューズ(実ヒューズ)の特性に合わせるようになっていて、具体的に、電源電圧が1.2V、実ヒューズが100KΩよりも大きな抵抗値で反転するような場合、抵抗56の抵抗値は、例えば、100KΩに設定される。すなわち、ヒューズモニター回路5における抵抗56の抵抗値は、実ヒューズ回路部2における切断されたヒューズ(26)の抵抗値の最小値(例えば、グローバック等の影響で最も抵抗値が小さくなっている切断状態のヒューズの抵抗値)よりも余裕を持ってさらに小さい抵抗値としている。
まず、図13と図10との比較から明らかなように、本実施例のヒューズモニター回路5におけるpMOSトランジスタ51,52、nMOSトランジスタ53〜55、および、インバータ61,62は、実質的に、それぞれ図10に示す実ヒューズ回路部2におけるpMOSトランジスタ21,22、nMOSトランジスタ23〜25、および、インバータ27,28に相当している。ただし、本ヒューズモニター回路5において、pMOSトランジスタ52のゲートは高電位電源線(Vdd)に接続され、また、nMOSトランジスタ53のゲートは低電位電源線(Vss)に接続され、さらに、nMOSトランジスタ55のゲートには、一方の入力に出力信号MOが供給され他方の入力にスタータ信号遅延回路4の出力信号(ヒューズモニター回路イネーブル信号)MEが供給されたNORゲート60の出力信号が供給されている。
また、NORゲート60の出力信号は、NANDゲート58および59で構成されるラッチに対してインバータ64を介してスタータ信号STと共に入力され、このラッチの出力はpMOSトランジスタ51のゲートに供給されている。なお、トランジスタ51と53の接続ノードには、ゲートにスタータ信号STをインバータ63で反転した信号が供給されたnMOSトランジスタ57のドレインが接続されている。このトランジスタ57のソースは、低電位電源線(Vss)に接続されている。ここで、pMOSトランジスタ52およびnMOSトランジスタ53,54は、ヒューズモニター回路5の動作には直接関与しないが、ヒューズモニター回路5に実ヒューズ回路部2と同様の構成を持たせることにより、ヒューズモニター回路における寄生容量等の影響を実ヒューズ回路部に合わせるようになっている。
図14は図8の半導体集積回路装置の動作を説明するための波形図である。
図14および図13に示されるように、まず、半導体集積回路装置の電源をオンすると、実際の電源電圧PVはVss(0V)から次第に上昇して定常時の電源電圧Vddになって安定するが、この過程において、スタータ信号STが低レベル『L』から高レベル『H』に変化する。ヒューズモニター回路5においては、まず、スタータ信号STが低レベル『L』のとき、nMOSトランジスタ57は電源電圧PVの上昇によりオンしてノードN1の電位を低レベル『L』(Vss)にリセット(初期化)する。そして、スタータ信号STが高レベル『H』に変化してインバータ63の出力が低レベル『L』になると、トランジスタ57はオフする。なお、ゲートに低電位電源電圧(Vss)が印加されたnMOSトランジスタ53およびゲートに高電位電源電圧(Vdd)が印加されたpMOSトランジスタ53は、常にオフ状態を維持しており、nMOSトランジスタ54と共に、ヒューズモニター回路5の動作には直接関与しないが、前述したように、これらトランジスタのゲート容量等によりヒューズモニター回路5に実ヒューズ回路部2の動作を再現させるようになっている。
ところで、スタータ信号遅延回路4は、複数(奇数個)のインバータ41−1〜41−kで構成され、その出力信号MEは、スタータ信号STを反転した信号であって、スタータ信号STが立ち上がるタイミングから遅延時間DT3だけ遅れて立ち下がる信号となっている。この信号(ヒューズモニター回路イネーブル信号)MEは、NORゲート60の一方の入力に供給されており、この時点で出力信号MOは低レベル『L』(Vss)となっているので、信号MEが立ち下がると、NORゲート60の出力は高レベル『H』(Vdd)となり、トランジスタ55がオンする。さらに、NORゲート60の出力は、インバータ64を介してNANDゲート58の一方の入力に供給され、また、NANDゲート59の一方の入力に供給されているスタータ信号STは高レベル『H』となっているので、ラッチ(58,59)の出力は低レベル『L』に保持されてトランジスタ51はオン状態を保持する。
これにより、オン状態のトランジスタ51を介して高電位電源線(Vdd)から電流が流れ込み、また、オン状態のトランジスタ55および抵抗56を介して低電位電源線(Vss)に電流が流れる。そして、実際の電源電圧VPの上昇、並びに、pMOSトランジスタ51の駆動能力(オン抵抗)および抵抗56の抵抗値の相関関係により、次第にノードN1の電位が高レベル『H』(Vdd)になって、インバータ61,62を介して出力される出力信号MOが高レベル『H』(Vdd)になる。すなわち、実ヒューズ回路部2においてヒューズ26の切断状態を再現(例えば、グローバック等により切断したヒューズ26の抵抗値が100KΩとなっているのを再現)したとき、実際の電源電圧VPが、そのヒューズ26が正しく切断状態であると判断できる電圧まで上昇したときに、ノードN1の電位が高レベル『H』になる。これにより、NORゲート60の出力が低レベル『L』になってトランジスタ55がオフし、以後、出力信号MOは高レベル『H』を保持する。
従って、ヒューズモニター回路5の出力信号MOは、実際の電源電圧VPが、グローバック等を考慮した実ヒューズ回路部2における切断状態のヒューズ26を正しく切断状態であると判断できる電圧になった後に直ちに低レベル『L』から高レベル『H』に変化する信号になる。
そして、ヒューズモニター回路5の出力信号MOは、パルス信号発生回路3に供給され、パルス信号発生回路3から取り込み信号FSが出力される。ここで、本実施例において、パルス信号発生回路3に供給されるヒューズモニター回路5の出力信号MOは、例えば、図1に示す従来の半導体集積回路装置において、パルス信号発生回路103に供給されるスタータ信号stに相当する。従って、本実施例の取り込み信号FSは、実ヒューズ回路部2におけるヒューズ26の切断/未切断を正しく判断できるタイミングで出力されることになる。
以上において、ヒューズモニター回路5における設定値(例えば、グローバック等により切断したヒューズ26の抵抗値を100KΩと設定)を変えるには、抵抗56の抵抗値を変化させる以外に、例えば、pMOSトランジスタ57の駆動能力を変えるためにそのゲート幅/ゲート長を変化させることもできる。
図15は図13のヒューズモニター回路の変形例を示す図であり、図13のヒューズモニター回路におけるpMOSトランジスタ51を、駆動能力の異なる複数のpMOSトランジスタ511〜514から選択して使用するものである。
図15に示されるように、本変形例のヒューズモニター回路5は、pMOSトランジスタ552,511〜514、nMOSトランジスタ555,557、抵抗556、NANDゲート521〜524、および、インバータ563を備えている。ここで、pMOSトランジスタ511〜514は、それぞれ駆動能力(トランジスタサイズ)が異なっており、例えば、pMOSトランジスタ511のゲート幅をWにすると共にゲート長をLにしたとき、pMOSトランジスタ512はゲート幅がWでゲート長が1.5×Lとされ、また、pMOSトランジスタ513はゲート幅が1.5×Wでゲート長がLとされ、そして、pMOSトランジスタ514はゲート幅が1.5×Wでゲート長が1.5×Lとされている。
pMOSトランジスタ511〜514の選択は、例えば、テストモードを設定しておき、そのテストモードにおいて、各トランジスタ511〜514に対応するNANDゲート521〜524の一方の入力に供給される選択信号SS1〜SS4を順に切り換えて、最も好ましい状態を規定する。なお、各NANDゲート521〜524の他方の入力には、ヒューズモニター回路イネーブル信号(スタータ信号遅延回路4の出力信号)MEが供給されている。なお、pMOSトランジスタ511〜514の選択は、1つのトランジスタの選択に限定されるものではなく、複数のトランジスタ(例えば、pMOSトランジスタ511および512)を選択してもよいのはもちろんである。
図16は本発明に係るヒューズ回路のDC特性およびAC特性を示す図(その1)であり、図16(a)および図16(b)は、ヒューズモニター回路5の特性(抵抗56の抵抗値)を実ヒューズ回路部2の特性(切断されたヒューズ26の抵抗値)に合わせた場合のヒューズ回路のDC特性およびAC特性を示すものである。なお、図16(a)において、実ヒューズ回路部の特性曲線L11とヒューズモニター回路の特性曲線L12はほぼ一致している。
図16(a)および図16(b)に示されるように、ヒューズモニター回路5のDC特性(L12)は実ヒューズ回路部2のDC特性(L11)と同じであるが、ヒューズモニター回路のAC特性(L22)は、リセット状態が未切断なので異なっている。なお、図16(b)において、曲線L21は図7(b)の特性曲線に相当する。
もし、ヒューズモニター回路5が、反転電圧(例えば、1.2V)よりも低い電圧でスタートしても、出力状態は変化せず、モニターは終了しない。すなわち、ヒューズモニター回路5は、半導体集積回路装置の電源がオンされて、実際の電源電圧(VP)が上昇して反転電圧を超え、ヒューズモニター回路5の出力信号MOが反転してからモニター完了になる。
この完了動作(例えば、図13および図14に示されるヒューズモニター回路5の出力信号MOが低レベル『L』から高レベル『H』への立ち上がり)を受けて、実ヒューズ回路部2におけるヒューズ情報の取り込み動作が開始される。これにより、半導体集積回路装置の電源がオンして実際の電源電圧PVが上昇するとき、電源オンから短い時間の間でヒューズ情報を正しく取り込むことができる。
図17は本発明に係るヒューズ回路のDC特性およびAC特性を示す図(その2)であり、図17(a)および図17(b)は、モニター特性を悪く(例えば、ヒューズモニター回路5における抵抗56の抵抗値を実ヒューズ回路部2の切断されたヒューズ26の抵抗値よりも小さく(例えば、50KΩ))した場合のヒューズ回路のDC特性およびAC特性を示すものである。
図17(a)および図17(b)に示されるように、ヒューズモニター回路5のDC特性(L32)は実ヒューズ回路部2のDC特性(L31)よりも右側(高電圧側)となっており、また、ヒューズモニター回路のAC特性(L42)は、反転電圧(例えば、1.25V)よりも電圧が高くなると切断状態になる。なお、図17(b)において、曲線L41は図7(b)の特性曲線に相当する。
すなわち、図17(a)および図17(b)は、ヒューズモニター回路のモニター特性を悪くすることにより、反転電圧を上昇(例えば、1.2Vから1.25Vへ上昇)させ、より一層、実ヒューズ(26)の取り込み動作にマージンを持たせた場合を示している。なお、上記のモニター特性の設定は、前述したようなヒューズモニター回路5における抵抗56の抵抗値を小さくしたり、或いは、pMOSトランジスタ51のゲート長Lを長く(または、ゲート幅Wを小さく)することにより行う。
すなわち、ヒューズモニター回路5のモニターの反転電圧は1.2Vから1.25Vまで上昇し(実ヒューズ26は、1.2Vが反転電圧)、ヒューズモニター回路5が、それよりも低い電圧でスタートしても、反転電圧(1.25V)まで電圧上昇を待つことになる。そして、ヒューズモニター回路5の出力信号MOは、実際の電源電圧(PV)が反転電圧(1.25V)を超えてから低レベル『L』から高レベル『H』へ立ち上がるため、実ヒューズ回路部2によるヒューズ情報の取り込みの誤りは生じ難くなる。
従来の半導体集積回路装置(ヒューズ回路およびその周辺回路)の一例を概略的に示すブロック図である。 図1の半導体集積回路装置におけるスタータ信号発生回路の一例を示す回路図である。 図1の半導体集積回路装置におけるヒューズ回路の一例を示す回路図である。 図1の半導体集積回路装置におけるパルス信号発生回路の一例を示す回路図である。 図1の半導体集積回路装置の動作を説明するための波形図である。 図3のヒューズ回路のヒューズ特性を示す図である。 従来のヒューズ回路のDC特性およびAC特性を示す図である。 本発明に係る半導体集積回路装置(ヒューズ回路およびその周辺回路)の一例を概略的に示すブロック図である。 図8の半導体集積回路装置におけるスタータ信号発生回路の一例を示す回路図である。 図8の半導体集積回路装置における実ヒューズ回路部の一例を示す回路図である。 図8の半導体集積回路装置におけるパルス信号発生回路の一例を示す回路図である。 図8の半導体集積回路装置におけるスタータ信号遅延回路の一例を示す回路図である。 図8の半導体集積回路装置におけるヒューズモニター回路の一例を示す回路図である。 図8の半導体集積回路装置の動作を説明するための波形図である。 図13のヒューズモニター回路の変形例を示す図である。 本発明に係るヒューズ回路のDC特性およびAC特性を示す図(その1)である。 本発明に係るヒューズ回路のDC特性およびAC特性を示す図(その2)である。

Claims (15)

  1. ヒューズ情報を記憶する実ヒューズ回路部と、
    電源投入時に前記ヒューズ情報を取り込むために使用されるスタータ信号を発生するスタータ信号発生回路と、
    電源電圧が前記実ヒューズ回路部からのヒューズ情報を正しく取り込むことが可能な取り込み可能電圧になったかどうかをモニターするヒューズモニター回路と、
    該ヒューズモニター回路の出力信号から取り込み信号を生成するパルス信号発生回路と、を備え、
    前記実ヒューズ回路部は、前記パルス信号発生回路からの取り込み信号および前記スタータ信号を受け取ってヒューズ情報を出力し、
    前記電源電圧に対する前記ヒューズモニター回路のヒューズの状態に対するヒューズ特性を、前記実ヒューズ回路部のヒューズ特性と逆にしたことを特徴とする半導体集積回路装置
  2. 請求項1に記載の半導体集積回路装置において、前記実ヒューズ回路部による前記ヒューズ情報の取り込みを、前記ヒューズモニター回路により前記電源電圧が前記取り込み可能電圧になったと判断された後に行うことを特徴とする半導体集積回路装置
  3. 請求項1に記載の半導体集積回路装置において、
    前記実ヒューズ回路部は、前記ヒューズが切れていなければ未切断側に情報が反転し、逆に、前記ヒューズが切れていれば切断側のままとなるヒューズ特性を有し、
    前記ヒューズモニター回路は、前記電源電圧が前記取り込み可能電圧以上であれば切断側に情報が反転し、逆に、前記電源電圧が前記取り込み可能電圧よりも低ければ未切断側のままとなるヒューズ特性を有することを特徴とする半導体集積回路装置
  4. 請求項1に記載の半導体集積回路装置において、
    前記ヒューズモニター回路は、前記実ヒューズ回路部に対応する回路構成を有し、該実ヒューズ回路部の前記ヒューズとして抵抗を使用することを特徴とする半導体集積回路装置
  5. 請求項1に記載の半導体集積回路装置において、さらに、
    前記スタータ信号を遅延させて出力する遅延回路を備え、
    前記ヒューズモニター回路は、前記スタータ信号および前記遅延させたスタータ信号に基づいてモニターすることを特徴とする半導体集積回路装置
  6. ヒューズ情報を記憶する実ヒューズ回路部と、
    電源投入時に前記ヒューズ情報を取り込むために使用されるスタータ信号を発生するスタータ信号発生回路と、
    電源電圧が前記実ヒューズ回路部からのヒューズ情報を正しく取り込むことが可能な取り込み可能電圧になったかどうかをモニターするヒューズモニター回路と、
    該ヒューズモニター回路の出力信号から取り込み信号を生成するパルス信号発生回路とを備え、
    前記実ヒューズ回路部は、前記パルス信号発生回路からの取り込み信号および前記スタータ信号を受け取ってヒューズ情報を出力し、
    前記ヒューズモニター回路は、前記実ヒューズ回路部に対応する回路構成を有し、該実ヒューズ回路部の前記ヒューズとして抵抗を使用することを特徴とする半導体集積回路装置。
  7. 請求項6に記載の半導体集積回路装置において、
    前記実ヒューズ回路部による前記ヒューズ情報の取り込みを、前記ヒューズモニター回路により前記電源電圧が前記取り込み可能電圧になったと判断された後に行うことを特徴とする半導体集積回路装置。
  8. 請求項6に記載の半導体集積回路装置において、
    前記電源電圧に対する前記ヒューズモニター回路のヒューズ特性を、ヒューズの状態に対する前記実ヒューズ回路部のヒューズ特性と逆にしたことを特徴とする半導体集積回路装置。
  9. 請求項8に記載の半導体集積回路装置において、
    前記実ヒューズ回路部は、前記ヒューズが切れていなければ未切断側に情報が反転し、逆に、前記ヒューズが切れていれば切断側のままとなるヒューズ特性を有し、
    前記ヒューズモニター回路は、前記電源電圧が前記取り込み可能電圧以上であれば切断側に情報が反転し、逆に、前記電源電圧が前記取り込み可能電圧よりも低ければ未切断側のままとなるヒューズ特性を有することを特徴とする半導体集積回路装置。
  10. 請求項6に記載の半導体集積回路装置において、さらに、
    前記スタータ信号を遅延させて出力する遅延回路を備え、
    前記ヒューズモニター回路は、前記スタータ信号および前記遅延させたスタータ信号に基づいてモニターすることを特徴とする半導体集積回路装置。
  11. ヒューズ情報を記憶する実ヒューズ回路部と、
    電源投入時に前記ヒューズ情報を取り込むために使用されるスタータ信号を発生するスタータ信号発生回路と、
    前記スタータ信号および該スタータ信号を遅延させた遅延スタータ信号に基づいて、電源電圧が前記実ヒューズ回路部からのヒューズ情報を正しく取り込むことが可能な取り込み可能電圧になったかどうかをモニターするヒューズモニター回路と、
    該ヒューズモニター回路の出力信号から取り込み信号を生成するパルス信号発生回路と、を備え、
    前記実ヒューズ回路部は、前記パルス信号発生回路からの取り込み信号および前記スタータ信号を受け取ってヒューズ情報を出力することを特徴とする半導体集積回路装置。
  12. 請求項11に記載の半導体集積回路装置において、
    前記実ヒューズ回路部による前記ヒューズ情報の取り込みを、前記ヒューズモニター回路により前記電源電圧が前記取り込み可能電圧になったと判断された後に行うことを特徴とする半導体集積回路装置。
  13. 請求項11に記載の半導体集積回路装置において、
    前記電源電圧に対する前記ヒューズモニター回路のヒューズ特性を、ヒューズの状態に対する前記実ヒューズ回路部のヒューズ特性と逆にしたことを特徴とする半導体集積回路装置。
  14. 請求項13に記載の半導体集積回路装置において、
    前記実ヒューズ回路部は、前記ヒューズが切れていなければ未切断側に情報が反転し、逆に、前記ヒューズが切れていれば切断側のままとなるヒューズ特性を有し、
    前記ヒューズモニター回路は、前記電源電圧が前記取り込み可能電圧以上であれば切断側に情報が反転し、逆に、前記電源電圧が前記取り込み可能電圧よりも低ければ未切断側のままとなるヒューズ特性を有することを特徴とする半導体集積回路装置。
  15. 請求項11に記載の半導体集積回路装置において、
    前記ヒューズモニター回路は、前記実ヒューズ回路部に対応する回路構成を有し、該実ヒューズ回路部の前記ヒューズとして抵抗を使用することを特徴とする半導体集積回路装置。
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