JP4132820B2 - 金属ベルト式無段変速機のvブロックの製造方法およびその金型 - Google Patents

金属ベルト式無段変速機のvブロックの製造方法およびその金型 Download PDF

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Description

技 術 分 野
本発明は、プレス成形が容易でプレス型の耐久性が高い金属ベルト式無段変速機のVブロックの製造方法に関するものである。
背 景 技 術
薄肉金属リングを厚み方向に複数枚層状に重ねた薄肉金属リング複合体に多数のVブロックの左右両部がリング周方向に亘って支持されてなる無端金属ベルトをドライブプーリとドリブンプーリとに巻掛け、前記両プーリの溝巾を変更することにより、変速比を制御する金属ベルト式無段変速機において、特開平2−225840号公報の図2aおよび図2b(図14、図15参照)に図示の形状のVブロックを製造するには、厚さが均一の板材を、Vブロックの正面形状に打抜きながら、Vブロックの外周部を均等な厚さに残すとともに、ロッキングエッジを境にVブロックの内周部の厚さを内周方向に向い緩やかに比例的に減少させるように内周部をプレス潰し成形していた。
また、このプレス潰し体積を減少させるために、図16および図17に示すようにVブロックの内周部を予め段状に薄く成形し、カウンターパンチによりロッキングエッジを境に内周部に向いて傾斜面を形成していた。
図14および図15に図示のVブロックを素材の板厚に手を加えることなく製造する場合には、Vブロックにおけるロッキングエッジより内周部の平均潰し深さが大きいため、金型の摩耗が激しく金型の寿命が短く、その結果、コスト高であった。
また、Vブロックの重心をロッキングエッジより外周部側に寄せた図16ないし図17に図示のVブロックの製造では、Vブロックの内周部と外周部との間の段部よりロッキングエッジ迄の部分のみに大きな変形を伴なう成形をしたため、プレス潰し量は小さくなるものの、プーリのV溝面に強く圧縮力を受けるVブロック内周部が薄く、これによるVブロック内周部の強度・剛性不足により、プーリのV溝面に接するVブロック内周部の側面が変形し、この部分の摩耗が激しくなるとともにサドル面変形によりVブロックと金属リングとの間の荷重分担に偏りが生じ、金属ベルトの耐久性と動力伝達効率の低下が避けられない欠点があった。
さらに、図16,図17に示される従来例では、プレス成形の際のプレス潰し部分がVブロックの外周側から内周側へ厚くなる方向に一方的に片寄ってしまうため、メインパンチやカウンターパンチのプレス反力がVブロックの外周方向へ生じ、ダイとメインパンチ、ダイとカウンターパンチ間の間隙が一定でなくなって、一部が広くなり、Vブロックの形状精度が落ちたり、一部にせん断面ではない破断面が生じてしまうことがあった。
発 明 の 開 示
このような難点を克服するために、本発明は、薄肉金属リングを厚み方向に複数枚層状に重ねた薄肉金属リング複合体に多数のVブロックがリング周方向に亘って支持されてなる無端金属ベルトをドライブプーリとドリブンプーリとに巻掛け、前記両プーリの溝巾を変更することにより、変速比を制御する金属ベルト式無段変速機のVブロックの製造方法において、前記Vブロックプレス素材の断面形状を、外周部では略均等巾で、ロッキングエッジより所定距離だけ内周側に離れた個所から内周端に向い緩やかに傾斜して先細に形成し、前記Vブロックプレス素材を前後から挟むメインパンチおよびカウンターパンチの正面形状を該Vブロックの正面形状と略同の形状に形成するとともに、前記ロッキングエッジに面する側のパンチの内周端に向う傾斜始端を、該ロッキングエッジにし、該メインパンチおよびカウンターパンチでもって前記Vブロックプレス素材を打ち抜きプレス成形してVブロックを製造することを特徴とするものである。
本発明は、前記したように構成されているので、Vブロックプレス素材のプレス潰し加工部分は、該Vブロックプレス素材における傾斜始端の厚さが最も厚く、この傾斜始端からロッキングエッジに向って次第に薄くなるとともに、この傾斜始端から内周端に向って同様に次第に薄くなっている結果、前記Vブロックプレス素材のプレス潰し加工部分平均潰し深さが、ロッキングエッジから内周端に向って次第に厚くなる従来のものの平均潰し深さよりも小さくなり、プレス成形時のカウンターパンチの金型局部面圧を低くすることができ、プレス型の寿命が大巾に延びる。
そして、本発明によれば、Vブロックの内周部の厚さが外周部の厚さに比べて著しく減少しないため、プーリのV溝面に強く圧縮荷重を受けるVブロックの内周部の強度・剛性がそれ程大巾に低下せず、その結果、該Vブロックのプーリ接触部の摩耗が小さくなるとともに、サドル面変形によるVブロックと金属リングとの間の荷重分担の偏りが生じにくくなり、金属ベルトの耐久性と動力伝達効率が向上する。
本発明の一形態では、Vブロックプレス素材の傾斜始端から前記ロッキングエッジ迄のプレス潰し体積と、前記Vブロックプレス素材の傾斜始端から前記Vブロック内周端に向う範囲のプレス潰し体積が略等しいようにすることによって、プレス成形に伴なうパンチへのプレス反力が殆んどなく、ダイに対するパンチの相対位置を正確に維持でき、Vブロックの形状、寸法精度を大巾に向上させることができるとともに、破断面が生じることもない。
また、Vブロックの正面形状と略同一の形状に正面形状が形成されるとともに、断面形状が外周部では略均等巾でロッキングエッジより所定距離だけ内周側に離れた個所から内周端に向い緩やかに傾斜した先細形状に形成されたVブロックプレス素材に対し、該Vブロックプレス素材を挟むメインパンチおよびカウンターパンチの内、前記ロッキングエッジに面する側のパンチの内面において、前記ロッキングエッジを境にして外周部は他のパンチの内面と平行に形成されるとともに、内周部は、内周端に向い緩やかに浅くなるように傾斜して形成されることにより、上記一形態の発明を容易にかつ確実に遂行することができる。
発明を実施するための最良の形態
以下、図1ないし図7および図10ないし図13に図示された本発明の一実施形態について説明する。
金属ベルト式無段変速機0の薄肉金属リング1は、例えば、周長660mm,巾9.2mm,厚さ約0.18mmであり、図2に図示されるように、これら薄肉金属リング1は厚み方向へ12枚殆ど隙間なく積層されて、該薄肉金属リング複合体2が形成され、該左右1対の薄肉金属リング複合体2に多数の金属Vブロック3が支持されて、無端金属ベルト4が構成されている。
また、この無端金属ベルト4は、図1に図示されるように、金属ベルト式無段変速機0のドライブプーリ5およびドリブンプーリ6に架渡され、該ドライブプーリ5は、図示されない発進クラッチを介して内燃機関(図示されず)に連結され、前記ドリブンプーリ6は図示されない歯車変速機およびディファレンシャルを介して左右の車輪(図示されず)に連結されており、内燃機関の動力が車輪に接続・遮断可能に伝達されるようになっている。
さらに、ドライブプーリ5およびドリブンプーリ6には、それぞれ図示されない油室が設けられており、この油室にそれぞれ適正に調整された油圧が加えられ、該ドライブプーリ5およびドリブンプーリ6のプーリ溝の溝巾が調節されて、金属ベルト式無段変速機0は最適の速度比となるように制御されるようになっている。
さらにまた、前記金属Vブロック3は、巾約24mm,高さ13mm,厚さ1.5mmの寸法を有しており、金属Vブロック3の正面投影形状は、図3に図示されるように、外周部が笠状で、中間部に左右から巾中央に向って切欠き3cが存在するように弥次郎兵衛状に形成され、金属Vブロック3の進行方向前面3aの外周部には矩円柱状突起3dが突設されるとともに金属Vブロック3の背面3bの外周部には前記矩円柱状突起3dと嵌合する凹み3eが形成され、金属Vブロック3の背面3bは平面に形成され、金属Vブロック3の前面3aの外周部は背面3bと平行な平面となっているが、金属Vブロック3の前面3aの内周縁3fから外周側に4.2mm離れたロッキングエッジ3gから内周縁3fが薄くなる方向へ緩やかに傾斜している。
このような形状の金属Vブロック3を製造するに当り、図7に示すVブロック素材8が予め形成される。
このVブロック素材8では、厚さが1.5mmの一定の厚さで巾が金属Vブロック3の高さ13mmより板押え分だけ巾の広い約40mmの一定巾の細長い帯状材の一方の面8aを平面にしたまま他方の面8bを一方の側縁8cから約17mm(金属Vブロック3の内周縁3fから約2.8mm)離れた個所の稜角縁8dを境にその一側縁に向って薄くなる方向へ圧延および削り加工により、約6°の傾斜角となるように、傾斜面8eが形成されている。
このVブロック素材8の打ち抜き加工を施して金属Vブロック3を製造する図10に図示の打ち抜き加工装置10では、枠体11の下部に下側ダイ12が設置されるとともに、該下側ダイ12に対し接離自在に枠体11に上側ダイ13が嵌装されており、枠体11の上部に設けられたダイ駆動油圧シリンダ14でもって、上側ダイ13は上下に昇降駆動されるようになっている。
また、下側ダイ12の上面12aには、金属Vブロック3の正面形状と同一の形状(厳密にはやや大きい)の凹み12bが形成され、この凹み12bに隙間なく嵌合しうるカウンターパンチ15が上下に摺動自在に嵌装され、該カウンターパンチ15および枠体11の底部にカウンターパンチ駆動油圧シリンダ16が介装されており、該カウンターパンチ駆動油圧シリンダ16によってカウンターパンチ15は上下に昇降駆動されるようになっている。
さらに、上側ダイ13の下面13aには、下側ダイ12の凹み12bと同一形状の凹み13bが形成され、この凹み13bに隙間なく嵌合しうるパンチ17が上下へ摺動自在に嵌装され、上側ダイ13を貫通するピストン18aを有するパンチ駆動油圧シリンダ18が枠体11およびパンチ17の頂部に介装されており、該パンチ駆動油圧シリンダ18によってパンチ17が上下へ昇降駆動されるようになっている。
そして、カウンターパンチ15の上面15aの外周部には、金属Vブロック3の突起3dを形成するための矩円柱状凹み15bが突設され、メインパンチ17の下面17aの外周部には、金属Vブロック3の矩円柱状凹み3eを形成するための突起17bが設けられ、カウンターパンチ15の上面15aの内周部には、カウンターパンチ15の内周縁15cから4.2mm離れた地点15dから内周縁15cに向い約3.5度の傾斜面15eが形成されている。
図1ないし図7および図10ないし図13に図示の実施形態は前記したように構成されているので、図10に図示するように、Vブロック素材8を下側ダイ12とカウンターパンチ15の上面に載置し、ダイ駆動油圧シリンダ14とメインパンチ駆動油圧シリンダ18を動作させて、図11に図示するように、上側ダイ13およびメインパンチ17の下面13a、17aをVブロック素材8の他方の面8bに接触させた後、メインパンチ駆動油圧シリンダ18およびカウンターパンチ駆動油圧シリンダ16を動作させ、メインパンチ駆動油圧シリンダ18およびカウンターパンチ駆動油圧シリンダ16の油圧圧力を所定の圧力に保持させることにより、Vブロック素材8を一定の挟み力でもって挟んだまま、図12に図示するように、下降させれば、1個の金属Vブロック3が打ち抜き加工でもって製造できる(図13参照)。
その後、ダイ駆動油圧シリンダ14,カウンターパンチ駆動油圧シリンダ16,メインパンチ駆動油圧シリンダ18を復動させて、図10に図示した状態に復帰させた後、Vブロック素材8を金属Vブロック3の巾24mmより広い例えば50mmだけ金属Vブロック3の巾方向、Vブロック素材8の長手方向へずらし、前記したと同様な打ち抜き加工を反復することにより、金属Vブロック3を大量に生産することができる。
また、Vブロック素材8の稜角縁8dと金属Vブロック3の傾斜開始縁であるロッキングエッジ3gとは、図8に図示されるように、1.4mmの距離があり、カウンターパンチ15の上面15a,15eによりVブロック素材8が圧し潰される部分は、黒く塗り潰された形状のように、2等辺3角形状となっているので、圧し潰しの際のVブロック素材8の巾方向すなわち金属Vブロック3の高さ方向の反力は殆どなく、打ち抜き加工の際にVブロック素材8の巾方向のずれが発生しない結果、ダイとメインパンチ、ダイとカウンターパンチ間の間隙が一定でなくなり、一部が広くなるということがなく、金属Vブロック3の形状精度が落ちたりすることはなく、また、一部にせん断面ではない破断面が生じてしまうことも防止できる。
さらに、図16および図17に図示されたVブロックの圧し潰し断面積Aは、0.08522mmであるのに対し、図14,15に示された本実施形態の金属Vブロック3の圧し潰し断面積Aは0.112295mmであるが、図16および図17のVブロックの圧し潰し長さLは1.966mmであるのに対し、図14,15の本実施形態の金属Vブロック3圧し潰し長さは、3.218mmであって、平均潰し深さA/Lでは、図19に図示の表2から明らかなように、本実施形態の方が図16および図17の従来例のVブロックよりも値が低く(80.5%)、そのため、本実施形態の全型すなわちメインパンチ17の寿命が図16および図17のものよりも長くなる。
さらにまた、金属Vブロック3の切欠き3cより内周寄り部分3hが図9に示され、図14,15に示された本実施例によるものが、左方部分に示され、図16および図17の従来例によるものが、同じような部分が図9の右方部分に示されている。このように、図16および図17従来例のVブロックでは、内周端に近い近傍の厚さが本実施形態の金属Vブロック3における同じ部分と比べて薄いため、前記内周寄り部分3hの重心Gを通る上下方向の中立軸Nに関する断面2次モーメントIでは、図16および図17の従来例のVブロック(図9の右方部分)の内周寄り部分3hのIが図14,15の本実施形態の金属Vブロック3の内周寄り部分3hのIよりも小さい。
従って、図3に図示されるように、ドライブプーリ5およびドリブンプーリ6のプーリ溝面で挟まれる金属Vブロック3の内周寄り部分3hにMなる曲げモーメントが働いた際に、内周寄り部分3hの切欠き3cに隣接した個所に引張応力が発生するとともに、内周縁3fに圧縮応力が発生するが、図18に図示の表1で明らかなように、本実施形態では、断面2次モーメントIが、図16および図17に図示の従来例のものに比べて大きいため、本実施形態の引張応力σおよび圧縮応力σの方が図16および図17に示した従来例に比べて小さく(図16および図17の従来例の応力を100とした場合の比率は90.71,97.12)、破損および変形がしにくい。
【図面の簡単な説明】
図1は、本発明のVブロック製造方法で製造されたVブロックを有する金属ベルト式無端変速機の概略側面図である。
図2は、無端金属ベルトの一部欠除斜視図である。
図3は、Vブロック9の正面図である。
図4は、図3のIV−IV線に沿って裁断した横断面図である。
図5は、図3のV−V線に沿って裁断した横断面図である。
図6は、Vブロック素材の一部欠除平面図である。
図7は、図6のVII−VII線に沿って裁断した横断面図である。
図8は、本発明実施例と従来のものとの圧し潰し状態の差を示したVブロックの内周寄り部分の横断説明図である。
図9は、本発明実施例と従来のものの成形後の形状と中立軸から端部迄の距離を示した図である。
図10は、本発明の打ち抜き加工装置の断面図で、Vブロック素材を装入した状態を示す図である。
図11は、図10でVブロック素材を上下ダイ、メインパンチおよびカウンターパンチで挟んだ状態を示す図である。
図12は、図10で打ち抜き途中を示す図である。
図13は、図13で打ち抜き完了した状態を示す図である。
図14は、本発明のVブロック正面図である。
図15は、図14のXV−XVに沿って裁断した横断面図である。
図16は、従来のVブロック正面図である。
図17は、図16のXVII−XVIIに沿って裁断した横断面図である。
図18は、本発明実施形態のVブロックと従来のVブロックの曲げ強度を求めた表である。
図19は、本発明実施形態のVブロックと従来のVブロックの圧し潰し断面積Aと平均潰し深さA/Lを求めた表である。

Claims (3)

  1. 薄肉金属リングを厚み方向に複数枚層状に重ねた薄肉金属リング複合体に多数のVブロックがリング周方向に亘って支持されてなる無端金属ベルトをドライブプーリとドリブンプーリとに巻掛け、前記両プーリの溝巾を変更することにより、変速比を制御する金属ベルト式無段変速機のVブロックの製造方法において、
    前記Vブロックプレス素材の断面形状を、外周部では略均等巾で、ロッキングエッジより所定距離だけ内周側に離れた個所から内周端に向い緩やかに傾斜して先細に形成し、
    前記Vブロックプレス素材を前後から挟むメインパンチおよびカウンターパンチの正面形状を該Vブロックの正面形状と略同の形状に形成するとともに、前記ロッキングエッジに面する側のパンチの内周端に向う傾斜始端を、該ロッキングエッジにし、該メインパンチおよびカウンターパンチでもって前記Vブロックプレス素材を打ち抜きプレス成形してVブロックを製造することを特徴とする金属ベルト式無段変速機のVブロック製造方法。
  2. 前記Vブロックプレス素材の傾斜始端から前記ロッキングエッジ迄のプレス潰し体積と、前記Vブロックプレス素材の傾斜始端から前記Vブロック内周端に向う範囲のプレス潰し体積が略等しいことを特徴とする請求項1記載の金属ベルト式無段変速機のVブロック製造方法。
  3. Vブロックの正面形状と略同一の形状に正面形状が形成されるとともに、断面形状が外周部では略均等巾でロッキングエッジより所定距離だけ内周側に離れた個所から内周端に向い緩やかに傾斜した先細形状に形成されたVブロックプレス素材に対し、該Vブロックプレス素材を挟むメインパンチおよびカウンターパンチの内、前記ロッキングエッジに面する側のパンチの内面において、前記ロッキングエッジを境にして外周部は他のパンチの内面と平行に形成されるとともに、内周部は、内周端に向い緩やかに浅くなるように傾斜して形成されたことを特徴とする金属ベルト式無段変速機のVブロックの金型。
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