JP4122909B2 - 半導体装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体基板上に、位相補償を要するレギュレータ回路を備える半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般にレギュレータ回路は例えば図18に示すような回路で構成される。図18に示すレギュレータ回路は、トランジスタMP0と、2つの分圧抵抗素子RA(第1分圧抵抗素子)、RB(第2分圧抵抗素子)と、差動アンプI1(差動演算増幅素子)と、位相補償コンデンサと、でレギュレータ回路が構成されている。
【0003】
トランジスタMP0は、そのソース及びバックバイアスがソース電源ノードN1(電源端子)に、ゲートはノードN4(差動演算増幅素子の差動出力端子)に、ドレインはレギュレート電圧出力ノードN5(トランジスタの出力端子)にそれぞれ接続され、ノードN1から入力される入力電圧から特定の出力電圧をノードN5に出力する。
【0004】
分圧抵抗素子RAは、一端がノードN3(差動演算増幅素子の非反転入力端子)と接続され、他端がノードN5(出力端子)と接続されている。分圧抵抗素子RBは、一端がノードN3と接続されており、他端が接地(GROUND)ノード(接地端子)と接続されている。これら分圧抵抗素子RA、RBは、ノードN5と接地ノードの間に直列接続されている。
【0005】
差動アンプI1は、差動入力がリファレンス電圧入力ノードN2(反転入力端子)とノードN3(非反転入力端子)に、出力がノードN4(差動演算増幅素子の差動出力端子)に接続される。また、差動アンプI1の電源はソース電源ノードN1(電源端子)に、電流源はソース電流ノードN6に接続される。差動アンプI1は、基準電圧、及び前記分圧抵抗素子により分圧された電圧がそれぞれノードN2及びノードN3から入力され、差動増幅してノードN4からトランジスタMP0のゲートに出力し、トランジスタMP0の出力電圧を制御する。
【0006】
位相補償コンデンサC1は、ノードN4とレギュレート電圧出力ノードN5との間に接続されている。
【0007】
本回路は、ノードN1とノードN2に電圧が、ノードN6に電流が供給されると、動作を開始する。差動アンプI1はノードN3の電位がノードN2よりも低い時はMP0のしきい電圧よりも低い電圧を、ノードN3の電位がノードN2よりも高い時はMP0のしきい電圧よりも高い電圧を出力し、MP0のゲートを制御する。差動アンプI1、トランジスタMP0、分圧抵抗素子RAはフィードバックループを構成しているので、これにより、やがてノードN3はノードN2と同じ電位に収束し、ノードN5はRAとRBの抵抗比で決定される一定の電圧が出力されることになる。
【0008】
位相補償コンデンサC1は、本回路の差動アンプI1、トランジスタMP0、分圧抵抗素子RAで構成されるフィードバックループでの、各素子における応答の遅延で生じる位相の遅れをまかなうもので、ノードN4とノードN5の間に設けることにより、ノードN4の応答をN5にいち早く伝える役割を果たしている。これにより、MP0での応答の遅れを解消し、発振防止をしている。
【0009】
しかしながら、図19に示すように、半導体装置では、分圧抵抗素子RA,分圧抵抗素子RB,差動増幅素子I1,トランジスタMP0,位相補償コンデンサC1がそれぞれ独立したレイアウト領域に配置されており、位相補償コンデンサC1のレイアウト領域が別途設けられているため、レイアウト面積が大きくなるという問題がある。
【0010】
このように半導体装置における各素子のレイアウト面積増大を改善する目的として、抵抗素子上に、容量素子(コンデンサ)を平面的に重ねて形成した半導体装置が提案されている(例えば特開平05−090502号公報など)。この提案は、RCフィルタ回路を構成する抵抗素子上に、容量素子(コンデンサ)を平面的に重ねて形成し、レイアウト面積の増大を改善し、半導体装置の小チップ化を目的としたものである。
【0011】
【特許文献1】
特開平05−090502号公報
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
一方、半導体装置におけるレキュレータ回路でも、上記と同様の手法で、レイアウト面積の増大を改善させることが考えられるが、このレギュレータ回路の場合、抵抗素子上に平面的に重ねて形成される位相補償コンデンサ(容量素子)の位相マージンの確保が問題になってくる。位相補償コンデンサ(容量素子)の位相マージンが低下してしまうと、レギュレータ回路の位相補償が十分に行なわれず、回路の発振が生じてしまうといった問題が生じてくる。
【0013】
従って、本発明は、前記従来における諸問題を解決し、以下の目的を達成することを課題とする。即ち、本発明の目的は、レイアウト面積を小さくすると共に、位相マージンを向上させたレギュレータ回路を備える半導体装置を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記課題は、以下の手段により解決される。即ち、本発明は、
(1) 半導体基板上に、
ソース及びドレインのいずれか一方が電源端子に接続され、他方が出力端子に接続され、前記電源端子から入力される入力電圧から特定の出力電圧を前記出力端子に出力するトランジスタと、
接地端子、及び前記トランジスタの出力端子の間に直列接続される第1分圧抵抗素子及び第2分圧抵抗素子からなる分圧抵抗素子と、
基準電圧、及び前記分圧抵抗素子により分圧された電圧がそれぞれ反転入力端子及び非反転入力端子から入力され、差動増幅して差動出力端子から前記トランジスタのゲートに出力し、前記トランジスタの出力電圧を制御する差動演算増幅素子と、
電極層を含んで構成され、応答の遅延で生じる位相の遅れを補償する位相補償コンデンサと、
を含んで構成されるレギュレータ回路を備える半導体装置であって、
前記位相補償コンデンサは、前記分圧抵抗素子上に平面的に重ねて設けられると共に、前記半導体基板に近い方の電極層が前記トランジスタの出力端子と接続され、
前記トランジスタの出力端子と、前記分圧抵抗素子と、の間に容量を寄生させる、
ことを特徴とする半導体装置。
【0015】
(1)に記載の半導体装置によれば、レギュレータ回路において、位相補償コンデンサを分圧抵抗素子上に平面的に重ねて設けると共に、位相補償コンデンサにおける前記半導体基板に近い方の電極層を前記トランジスタの出力端子と接続し、トランジスタの出力端子と、前記分圧抵抗素子と、の間に容量を寄生させることで、位相補償コンデンサとは別途に(若しくは位相補償コンデンサと共に)、この容量がトランジスタの出力端子と、差動演算増幅素子の非反転入力端子とを接続するバイパスコンデンサの役目を果たし、回路の位相を効果的に進ませる。このため、レイアウト面積を小さくできると共に、位相マージンの向上が図れる。
【0016】
(2) 前記位相補償コンデンサは、前記半導体基板に近い方の電極層が前記トランジスタの出力端子と接続されると共に、前記半導体基板に遠い方の電極層が前記差動演算増幅素子の差動出力端子と接続され、前記トランジスタの出力端子及び差動演算増幅素子の差動出力端子間に設けられていることを特徴とする前記(1)に記載の半導体装置。
【0017】
(2)に記載の半導体装置によれば、位相補償コンデンサをトランジスタの出力端子及び差動演算増幅素子の差動出力端子間に設けると、当該位相補償コンデンサが差動演算増幅素子の出力応答の遅延で生じる位相の遅れを補償しつつ、別途、トランジスタの出力端子と分圧抵抗素子との間に寄生した容量が、差動演算増幅素子の非反転入力端子とを接続するバイパスコンデンサとして機能し、位相を効果的に進ませる。
【0018】
(3)前記位相補償コンデンサは、前記半導体基板に近い方の電極層が前記トランジスタの出力端子と接続されると共に、前記半導体基板に遠い方の電極層が前記差動演算増幅素子の非反転入力端子と接続され、前記トランジスタの出力端子及び前記差動演算増幅素子の非反転入力端子間に設けられていることを特徴とする前記(1)に記載の半導体装置。
【0019】
(3)に記載の半導体装置によれば、位相補償コンデンサをトランジスタの出力端子及び差動演算増幅素子の非反転入力端子間に設けると、当該位相補償コンデンサが分圧抵抗素子に寄生する接合容量よる位相の遅れの影響を低減すると共に、トランジスタの出力端子と分圧抵抗素子との間に寄生した容量も、差動演算増幅素子の非反転入力端子とを接続するバイパスコンデンサとして機能して、分圧抵抗素子に寄生する接合容量よる位相の遅れの影響を低減し、より位相を効果的に進ませる。
【0020】
(4)前記位相補償コンデンサは、前記分圧抵抗素子のうち前記トランジスタの出力端子側に接続される第1分圧抵抗素子上のみに平面的に重ねて設けられ、前記トランジスタの出力端子と、前記第1分圧抵抗素子と、の間のみに容量を寄生させる、
ことを特徴とする前記(1)に記載の半導体装置。
【0021】
(4)に記載の半導体装置によれば、位相補償コンデンサを分圧抵抗素子のうちトランジスタの出力端子側に接続される第1分圧抵抗素子上のみに平面的に重ねて設けることで、位相を遅らせる原因となる接地端子側に接続される第2分圧抵抗素子との間に容量を寄生させず、位相を進ませるトランジスタの出力端子とトランジスタの出力端子側に接続される第1分圧抵抗素子との間のみに容量を寄生させ、回路の位相をより効果的に進ませる。
【0022】
(5)半導体基板上に、
ソース及びドレインのいずれか一方が電源端子に接続され、他方が出力端子に接続され、前記電源端子から入力される入力電圧から特定の出力電圧を前記出力端子に出力するトランジスタと、
接地端子、及び前記トランジスタの出力端子の間に直列接続される第1分圧抵抗素子及び第2分圧抵抗素子からなる分圧抵抗素子と、
基準電圧、及び前記分圧抵抗素子により分圧された電圧がそれぞれ反転入力端子及び非反転入力端子から入力され、差動増幅して差動出力端子から前記トランジスタのゲートに出力し、前記トランジスタの出力電圧を制御する差動演算増幅素子と、
電極層間の層間膜で構成され、応答の遅延で生じる位相の遅れを補償する位相補償コンデンサと、
を含んで構成されるレギュレータ回路を備える半導体装置であって、
前記分圧抵抗素子は、前記位相補償コンデンサの半導体基板に近い方の電極層で構成され、
前記トランジスタの出力端子と、前記分圧抵抗素子と、の間に容量を寄生させる、
ことを特徴とする半導体装置。
【0023】
(5)に記載の半導体装置によれば、位相補償コンデンサの構成電極層のうち、半導体基板に近い方の電極層を分圧抵抗素子として機能させると、コンデンサ構成電極層間の層間膜が薄いので、トランジスタの出力端子と分圧抵抗素子との間に寄生する容量は非常に大きくなり、位相マージンをより向上できると共に、位相補償コンデンサ(分圧抵抗素子)のレイアウト面積が大幅に縮小され、回路のレイアウト面積がより効果的に小さくできる。
【0024】
(6) 前記分圧抵抗素子は、前記位相補償コンデンサの半導体基板に近い方の電極層で構成され、且つ前記位相補償コンデンサの前記半導体基板に遠い方の電極層が前記分圧抵抗素子うち前記トランジスタの出力端子側に接続される第1分圧抵抗素子上のみに平面的に重ねて設けられ、
前記トランジスタの出力端子と、前記第1分圧抵抗素子と、の間のみに容量を寄生させる、
ことを特徴とする前記(5)に記載の半導体装置。
【0025】
(6)に記載の半導体装置によれば、位相補償コンデンサの構成電極層のうち、半導体基板に近い方の電極層を分圧抵抗素子として機能させると共に、半導体基板に遠い方の電極層を分圧抵抗素子うちトランジスタの出力端子側に接続される第1分圧抵抗素子上のみに平面的に重ねて設けることで、位相を遅らせる原因となるトランジスタの出力端子と接地端子側に接続される第2分圧抵抗素子との間に容量を寄生させず、位相を進ませるトランジスタの出力端子とトランジスタの出力端子側に接続される第1分圧抵抗素子との間のみに容量を寄生させ、回路の位相をより効果的に進ませる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。なお、実質的に同様の機能を有するものには、全図面通して同じ符号を付して説明し、場合によってはその説明を省略することがある。
【0027】
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態に係る半導体装置におけるレギュレータ回路の回路図である。図2は、第1の実施の形態に係る半導体装置におけるレギュレータ回路のレイアウトイメージ図である。図3は、第1の実施の形態に係る半導体装置におけるレギュレータ回路の部分断面図である。図4は、第1の実施の形態に係る半導体装置におけるレギュレータ回路の部分平面図である。
【0028】
本実施形態の半導体装置は、図1〜4に示すように、トランジスタMP0と、2つの分圧抵抗素子RA(第1分圧抵抗素子)、RB(第2分圧抵抗素子)と、差動アンプI1(差動演算増幅素子)と、位相補償コンデンサと、で構成されたレギュレータ回路を備える。
【0029】
トランジスタMP0は、そのソース及びバックバイアスがソース電源ノードN1(電源端子)に、ゲートはノードN4(差動演算増幅素子の差動出力端子)に、ドレインはレギュレート電圧出力ノードN5(トランジスタの出力端子)にそれぞれ接続され、ノードN1から入力される入力電圧から特定の出力電圧をノードN5に出力する。
【0030】
分圧抵抗素子RAは、一端がノードN3(差動演算増幅素子の非反転入力端子)と接続され、他端がノードN5(トランジスタの出力端子)と接続されている。分圧抵抗素子RBは、一端がノードN3と接続されており、他端が接地ノード(接地端子:GND)と接続されている。これら分圧抵抗素子RA、RBは、ノードN5と接地ノードの間に直列接続されている。
【0031】
差動アンプI1は、差動入力がリファレンス電圧入力ノードN2(反転入力端子)とノードN3(非反転入力端子)に、出力がノードN4(差動演算増幅素子の差動出力端子)に接続される。また、差動アンプI1の電源はソース電源ノードN1(電源端子)に、電流源はソース電流ノードN6に接続される。差動アンプI1は、基準電圧、及び前記分圧抵抗素子により分圧された電圧がそれぞれノードN2及びノードN3から入力され、差動増幅してノードN4からトランジスタMP0のゲートに出力し、トランジスタMP0の出力電圧を制御する。
【0032】
位相補償コンデンサC1は、ノードN4とレギュレート電圧出力ノードN5との間に接続されている。
【0033】
また、図2に示すように、トランジスタMP0及び差動アンプI1(差動演算増幅素子)が、それぞれ独立したレイアウト領域に形成される一方で、位相補償コンデンサC1は、2つの分圧抵抗素子RA、RBのレイアウト領域に形成される。このように位相補償コンデンサC1は、2つの分圧抵抗素子RA、RB上全面にに平面的に重ねて形成されている。
【0034】
また、図3〜4に示すように、分圧抵抗素子RA、RBは、半導体基板10に、比較的にドーパント濃度が薄く高抵抗なNウェル或いはPウェルなどの拡散層で屈曲させて構成(パルス波形状に形成)されており、位相補償コンデンサC1は、分圧抵抗素子RA、RB上全面に平面的に重ねて形成された一対の電極層としてのポリシリコン層12(1poly)、14(2poly)間の層間膜(例えばNO2、SiO2等)により構成されている。位相補償コンデンサC1は、半導体基板10に近いポリシリコン層12がメタル層16からコンタクト層18を介してノードN5に接続され、半導体基板10に遠い方のポリシリコン層14はメタル層16からコンタクト層18を介してノードN4と接続されている。
【0035】
なお、これら分圧抵抗素子RA、RBとしての拡散層上に形成されるポリサイド層は、フィールド酸化膜(例えばNO SiO2等)を介して形成されることが好ましく、このフィールド酸化膜を厚く形成すれば、トランジスタなどの他の素子が形成されることもなく、分圧抵抗素子及び位相補償コンデンサを独立して機能させることができる。
【0036】
本実施形態では、位相補償コンデンサC1を分圧抵抗素子RA、RBに平面的に重ねて設けると共に、位相補償コンデンサC1における半導体基板10に近い方のポリシリコン層12をノードN5と接続させ、半導体基板10に遠い方のポリシリコン層14をノードN4と接続させることで、ノードN5と分圧抵抗素子RA、RBとの間に容量を寄生させる。仮に、位相補償コンデンサC1における半導体基板10に近いポリシリコン層12をノードN4と接続させ、半導体基板10に遠い方のポリシリコン層14をノードN5と接続させると、ノードN4と分圧抵抗素子RA、RBとの間に容量が寄生するが、この寄生容量は、位相補償コンデンサC1の効果を低減させてしまう寄生容量である。このため、本実施形態では、位相補償コンデンサC1を分圧抵抗素子RA、RBに平面的に重ねて設けると共に、ノードN5と分圧抵抗素子RA、RBとの間に容量を寄生させることで、位相補償コンデンサC1が差動アンプI1の出力応答の遅延で生じる位相の遅れを補償しつつ、別途、ノードN5と分圧抵抗素子RA、RBとの間に寄生する容量がノードN5とノードN3とを接続するバイパスコンデンサの役目を果たし、回路の位相を進ませる。
【0037】
このように、本実施形態では、レイアウト面積を小さくできると共に、位相マージンの向上が図れる。しかも、位相マージンの向上がするので、位相補償コンデンサC1を従来必要とされた大きさよりも小さく構成することができるので、よりレイアウト面積を小さくすることもできる。
【0038】
(第2の実施の形態)
図5は、第2の実施の形態に係る半導体装置におけるレギュレータ回路の回路図である。図6は、第2の実施の形態に係る半導体装置におけるレギュレータ回路のレイアウトイメージ図である。図7は、第2の実施の形態に係る半導体装置におけるレギュレータ回路の部分断面図である。図8は、第2の実施の形態に係る半導体装置におけるレギュレータ回路の部分断面図である。
【0039】
本実施形態の半導体装置は、図5〜8に示すように、第1の実施の形態に係る半導体装置に対し、各素子を、それぞれ独立したレイアウト領域に形成され、新たに位相補償コンデンサC2が2つの分圧抵抗素子RA、RBのレイアウト領域に、分圧抵抗素子RA、RBと平面的に重ねて形成されている構成である。
【0040】
また、図7〜8に示すように、位相補償コンデンサC2は、分圧抵抗素子RA、RB上全面に平面的に重ねて形成された一対の電極層としてのポリシリコン層12(1poly)、14(2poly)間の層間膜(例えばNO2、SiO2等)により構成されている。位相補償コンデンサC2は、半導体基板10に近いポリシリコン層12がメタル層16からコンタクト層18を介してノードN5に接続され、半導体基板10に遠い方のポリシリコン層14はメタル層16からコンタクト層18を介してノードN3と接続されている。
【0041】
本実施形態では、位相が遅れる大きな原因の1つである分圧抵抗素子RA、RBに寄生する接合容量による影響を最小限に抑えるため、位相補償コンデンサC2を、ノードN5及びノードN3間を接続して、分圧抵抗素子RA、RB上全面に平面的に重ねて設ける。これにより、当該位相補償コンデンサC2が分圧抵抗素子に寄生する接合容量よる位相の遅れの影響を低減すると共に、ノードN5と分圧抵抗素子RA、RBとの間に寄生した容量も、ノードN5とノードN3とを接続するバイパスコンデンサとして機能し、分圧抵抗素子に寄生する接合容量よる位相の遅れの影響をより低減させ、より位相を効果的に進ませる。
【0042】
また、本実施形態では、位相補償コンデンサC2の容量値によっては、位相補償コンデンサC2のみで位相マージンを向上させることが可能となり、当初必要な位相補償コンデンサC1の容量値を大幅に減らす、或いは位相補償コンデンサC1自体が不要となる場合もある。その結果、位相補償コンデンサC1を小さく構成する或いは無くすことができ、レイアウトサイズを減らすことができる効果が得られる。
【0043】
(第3の実施の形態)
図9は、第3の実施の形態に係る半導体装置におけるレギュレータ回路の部分断面図である。図10は、第3の実施の形態に係る半導体装置におけるレギュレータ回路の部分平面図である。
【0044】
本実施形態の半導体装置は、図9〜10に示すように、第2の実施の形態に係る半導体装置において、位相補償コンデンサC2を、分圧抵抗素子RA、RBのうちノードN5側に接続される分圧抵抗素子RA上のみに平面的に重ねて形成し、ノードN5と分圧抵抗素子RAとの間のみに容量を寄生させる構成である。即ち、位相補償コンデンサC2を、分圧抵抗素子RBのレイアウト領域に上に形成させず、ノードN5と分圧抵抗素子RBとの間には容量を寄生させない構成である。
【0045】
第2の実施の形態に係る半導体装置では、位相補償コンデンサC2を分圧抵抗素子RA、RB上全面に平面的に重ねて形成して、ノードN5と分圧抵抗素子RA、RBとの間に容量を寄生させていたが、ノードN5と分圧抵抗素子RBとの間に寄生する容量は、GROUNDノード(接地ノード)に近くなるに従って、位相を遅らせる原因にもなっている。
【0046】
そこで、本実施形態では、位相補償コンデンサC2を分圧抵抗素子RA、RBのうちノードN5側に接続される分圧抵抗素子RA上のみに平面的に重ねて設け、位相を遅らせる原因となるGROUNDノード(接地ノード)側に接続される分圧抵抗素子RBとの間に容量を寄生させず、即ちGROUNDノードに近い容量を除外し、位相を進ませるノードN5と分圧抵抗素子RAとの間のみに容量を寄生させ、回路の位相をより効果的に進ませる。
【0047】
(第4の実施の形態)
図11は、第4の実施の形態に係る半導体装置におけるレギュレータ回路の部分断面図である。図12は、第4の実施の形態に係る半導体装置におけるレギュレータ回路の部分平面図である。図13は、第4の実施の形態に係る半導体装置におけるレギュレータ回路の部分回路図である。
【0048】
本実施形態の半導体装置は、図10〜12に示すように、第2の実施の形態に係る半導体装置において、位相補償コンデンサC2の半導体基板10に近い方のポリサイド層12を屈曲させて形成して、分圧抵抗素子RA、RBを当該ポリシリコン層12で構成し、ノードN5と分圧抵抗RA、RBの間に容量を寄生させている。このような構成にすると、位相補償コンデンサC2(ノードN5と分圧抵抗RA、RBの間に寄生する容量も含む)は、図13に示すように、分圧抵抗素子RA、RBがn個に分割され、それぞれの分圧抵抗素子RA、RB(RA−1〜RA−n、RB−1〜RB−n)間に対して並列に、毎々設けられる構成となる。
【0049】
本実施形態では、位相補償コンデンサC2を構成するポリシリコン層12、14のうち、半導体基板10に近い方のポリシリコン層12を分圧抵抗素子RA、RAとして機能させると、コンデンサを構成するポリシリコン層12、14の層間膜が薄いので、ノードN5と分圧抵抗素子RA、RBとの間に寄生する容量は非常に大きくなり、位相マージンをより向上できると共に、位相補償コンデンサC2(分圧抵抗素子RA、RB)のレイアウト面積が大幅に縮小され、回路のレイアウト面積がより効果的に小さくできる。
【0050】
また、上記第1〜3の実施の形態に係る半導体装置では、分圧抵抗素子RA、RBをウェル(Well)で構成していたが、この層は拡散層であり、仕上がり時の広がりの影響から抵抗図形幅及び間隔を広くする必要がある。そのため、分圧抵抗RA,RBの面積が多くなってしまう。
【0051】
これに対して本実施形態では、分圧抵抗素子RA、RBをポリシリコン層で構成したことにより、拡散による仕上がり時の広がりを考慮しなくてもよく、各抵抗図形幅及び間隔が、拡散層で構成させる抵抗間隔よりも狭くすることができ、その結果、分圧抵抗素子RA、RBの面積をより縮小することができる。
【0052】
また、本実施形態では、ノードN5と分圧抵抗RA、RBの間に寄生する容量(位相補償コンデンサC2)は、2つのポリシリコン層12、14で構成させていることから、容量値は第2の実施の形態に係る半導体装置において寄生させた容量よりも大きく、位相マージン向上効果の影響も大きくなり、その結果、位相補償コンデンサC1のレイアウトサイズを大幅に縮小、或いは無くすことができる。
【0053】
(第5の実施の形態)
図14は、第5の実施の形態に係る半導体装置におけるレギュレータ回路の部分断面図である。図15は、第5の実施の形態に係る半導体装置におけるレギュレータ回路の部分平面図である。図16は、第5の実施の形態に係る半導体装置におけるレギュレータ回路の部分回路図である。
【0054】
本実施形態の半導体装置は、図14〜15に示すように、第4の実施の形態に係る半導体装置において、位相補償コンデンサC2における半導体基板10に遠い方のポリシリコン層14を、分圧抵抗素子RA、RBのうちノードN5側に接続される分圧抵抗素子RA上のみに平面的に重ねて形成し、ノードN5と分圧抵抗RAとの間のみに容量を寄生させている構成である。このような構成にすると、位相補償コンデンサC2(ノードN5と分圧抵抗RAの間に寄生する容量も含む)は、図16に示すように、分圧抵抗素子RAがn個に分割され、それぞれの分圧抵抗素子RA(RA−1〜RA−n)間に対して並列に、毎々設けられる構成となる。
【0055】
本実施形態では、位相補償コンデンサC2を構成するポリシリコン層12、14のうち、半導体基板10に近い方のポリシリコン層12を分圧抵抗素子RA、RBとして機能させると共に、半導体基板10に遠い方の電極層14を分圧抵抗素子RA、RBうちノードN5側に接続される分圧抵抗素子RA上のみに平面的に重ねて設けることで、第3の実施の形態同様に、位相を遅らせる原因となるノードN5と接地端子側に接続される分圧抵抗素子RBとの間に容量を寄生させず、位相を進ませるノードN5とノードN5側に接続される分圧抵抗素子RAとの間のみに容量を寄生させ、回路の位相をより効果的に進ませる。
【0056】
上記第1〜5の実施の形態に係る半導体装置では、レギュレータ回路の1つの例を使って説明したが、これに限定されず、他のレギュレータ回路でも適用可能である。
【0057】
上記第1〜5の実施の形態に係る半導体装置では、2つのポリシリコン層間の層間膜によるコンデンサを例に説明したが、多層メタルのメタル層間膜によるコンデンサや、図17に示すような平面的に近接して形成された2つのメタル層20間で構成するメタルフリンジング容量にも適用可能である。
【0058】
上記第3の実施の形態に係る半導体装置では、ポリシリコン層間の層間膜よる位相補償コンデンサC2を分圧抵抗素子RA(分圧抵抗素子RAのレイアウト領域)上のみに構成した例を説明したが、分圧抵抗素子RAと分圧抵抗素子RBのノードN3側の一部のレイアウト領域上にも構成可能である。
【0059】
上記第5の実施の形態に係る半導体装置では、位相補償コンデンサC2を構成する半導体基板に遠い方のポリシリコン層(ノードN5と接続されたポリシリコン層)を分圧抵抗素子RA(分圧抵抗素子のレイアウト領域)上のみに構成した例を説明したが、分圧抵抗素子RAと分圧抵抗素子RBのノードN3側の一部のレイアウト領域上にも構成可能である。
【0060】
上記第2の実施の形態に係る半導体装置では、位相補償コンデンサC2を構成する半導体基板に遠い方のポリシリコン層をノードN5に接続した例を説明したが、ノードN3に接続しても適用可能である。
【0061】
なお、上記何れの実施の形態に係る本発明の半導体装置、及びその製造方法においても、限定的に解釈されるものではなく、本発明の要件を満足する範囲内で実現可能であることは、言うまでもない。
【0062】
【発明の効果】
以上、本発明によれば、レイアウト面積を小さくすると共に、位相マージンを向上させたレギュレータ回路を備える半導体装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施の形態に係る半導体装置におけるレギュレータ回路の回路図である
【図2】 第1の実施の形態に係る半導体装置におけるレギュレータ回路のレイアウトイメージ図である。
【図3】 第1の実施の形態に係る半導体装置におけるレギュレータ回路の部分断面図である。
【図4】 第1の実施の形態に係る半導体装置におけるレギュレータ回路の部分平面図である。
【図5】図 第2の実施の形態に係る半導体装置におけるレギュレータ回路の回路図である。
【図6】 第2の実施の形態に係る半導体装置におけるレギュレータ回路のレイアウトイメージ図である。
【図7】 第2の実施の形態に係る半導体装置におけるレギュレータ回路の部分断面図である。
【図8】 第2の実施の形態に係る半導体装置におけるレギュレータ回路の部分断面図である。
【図9】 第3の実施の形態に係る半導体装置におけるレギュレータ回路の部分断面図である。
【図10】 第3の実施の形態に係る半導体装置におけるレギュレータ回路の部分平面図である。
【図11】 第4の実施の形態に係る半導体装置におけるレギュレータ回路の部分断面図である。
【図12】 第4の実施の形態に係る半導体装置におけるレギュレータ回路の部分平面図である。
【図13】 第4の実施の形態に係る半導体装置におけるレギュレータ回路の部分回路図である。
【図14】 第5の実施の形態に係る半導体装置におけるレギュレータ回路の部分断面図である。
【図15】 第5の実施の形態に係る半導体装置におけるレギュレータ回路の部分平面図である。
【図16】 第5の実施の形態に係る半導体装置におけるレギュレータ回路の部分回路図である。
【図17】 メタル層間で構成するメタルフリンジング容量の一例を示す平面図である。
【図18】 レギュレーター回路の一例を示す回路図である。
【図19】 従来の半導体装置におけるレギュレータ回路のレイアウトイメージ図である。
【符号の説明】
10 半導体基板
12 ポリシリコン層
14 ポリシリコン層
C1 位相補償コンデンサ
C2 位相補償コンデンサ
I1 差動アンプ
MP0 トランジスタ
RA 分圧抵抗素子
RB 分圧抵抗素子

Claims (5)

  1. 半導体基板上に、
    ソース及びドレインのいずれか一方が電源端子に接続され、他方が出力端子に接続され、前記電源端子から入力される入力電圧から特定の出力電圧を前記出力端子に出力するトランジスタと、
    接地端子、及び前記トランジスタの出力端子の間に直列接続される第1分圧抵抗素子及び第2分圧抵抗素子からなる分圧抵抗素子と、
    基準電圧及び前記分圧抵抗素子により分圧された電圧がそれぞれ反転入力端子及び非反転入力端子から入力され、差動増幅して差動出力端子から前記トランジスタのゲートに出力し、前記トランジスタの出力電圧を制御する差動演算増幅素子と、
    電極層間の層間膜で構成され、応答の遅延で生じる位相の遅れを補償する位相補償コンデンサと、
    を含んで構成されるレギュレータ回路を備える半導体装置であって、
    前記位相補償コンデンサは、前記分圧抵抗素子上に平面的に重ねて設けられると共に、前記半導体基板に近い方の電極層が前記トランジスタの出力端子と接続され、
    前記トランジスタの出力端子と、前記分圧抵抗素子と、の間に容量を寄生させる、
    ことを特徴とする半導体装置。
  2. 前記位相補償コンデンサは、前記半導体基板に近い方の電極層が前記トランジスタの出力端子と接続されると共に、前記半導体基板に遠い方の電極層が前記差動演算増幅素子の差動出力端子と接続され、前記トランジスタの出力端子及び差動演算増幅素子の差動出力端子間に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記位相補償コンデンサは、前記半導体基板に近い方の電極層が前記トランジスタの出力端子と接続されると共に、前記半導体基板に遠い方の電極層が前記差動演算増幅素子の非反転入力端子と接続され、前記前記トランジスタの出力端子及び前記差動演算増幅素子の非反転入力端子間に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  4. 前記位相補償コンデンサは、前記分圧抵抗素子のうち前記トランジスタの出力端子側に接続される第1分圧抵抗素子上のみに平面的に重ねて設けられ、
    前記トランジスタの出力端子と、前記第1分圧抵抗素子と、の間のみに容量を寄生させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  5. 前記位相補償コンデンサの前記半導体基板に近い方の電極層が、前記半導体基板の前記分圧抵抗素子上に絶縁膜を介して形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の半導体装置。
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