JPS5926964B2 - 基準電圧発生装置 - Google Patents

基準電圧発生装置

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JPS5926964B2
JPS5926964B2 JP3974277A JP3974277A JPS5926964B2 JP S5926964 B2 JPS5926964 B2 JP S5926964B2 JP 3974277 A JP3974277 A JP 3974277A JP 3974277 A JP3974277 A JP 3974277A JP S5926964 B2 JPS5926964 B2 JP S5926964B2
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gate
voltage
semiconductor
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substrate
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モ−レイ・シ−・トビ−・ジユニア
デ−ビツド・ジエ−・ジヤリアニ
ピ−タ−・ビ−・アスキン
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Yokogawa Hewlett Packard Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は少なくとも一対の電界効果型素子を用いた基準
電圧発生装置に関するものである。
一般に、固体素子を用いた基準電圧発生装置は接合素子
の予知しうる降伏電圧や、順方向にバイアスされた接合
素子の既知の電流一電圧特性から基準電圧を得ている。
ある素子の温度依存性は、温度依存性をもつ他の素子と
いつしよに使用することにより補償される。また、より
精度を高めるためには一般に定電流源が必要とされる。
本発明による基準電圧発生装置は少なくとも一対の電界
効果型素子を含み、そしてこれらの素子はゲート・チャ
ンネル間電位障壁特性を除いてほぼ同一である。
2個の電界効果型素子のゲートのチャンネルとの各境界
部の障壁電位(barrierpotentlal)の
差に比例する基準電圧を発生させるために、前記各素子
はほぼ同一ドレイン電流にバイアスされる。
本発明装置は動作点、供給電圧の大きさおよび温度変化
に依存しない基準電圧を提供する。以下図面を用いて本
発明を説明する。ターンオン以上で且つピンチオフ以下
で動作するNチャンネル電界効果型トランジスタの電気
的特性は、例えばニューヨークにあるジヨン・ウイレィ
・アンド・サンズ(JohnWileyandSo一n
s)会社により1967年に発行された著作物フィジク
ズ・アンド・テクノロジー・オブ・セミコンダクタ・デ
バイス(physicsandTechnol一ogy
ofSemicondnotorDeuices)に述
べられており、ドレイン電流IDは次式で表わされる。
、D■’””’LND゛(VD−号囁・(VD+3/2
3/2φB−VG) −(φB−VG) )・・・・・
・・・・方程式 (1)ここで、Zはチャンネル幅、q
は電荷の大きさ、μnは電子の移動度、NDはチャンネ
ル領域中のドア濃度、dはチャンネルの厚さ、Lはチャ
ンネルの長さ、VDはドレインとソース間で測定したド
レイン電圧、εSは半導体の誘電定数、φBはゲートと
チヤンネル間で生じた電位の大きさ(障壁電位と称する
)、Gはゲートとソース間で測定したゲート電圧である
ピンチオフ状態で動作するFETの特性も方程式(1)
で説明でき、この場合VDの値は一定となり次式で与え
られる。
第1図は接合型電界効果型トランジスタの断面図である
方程式(1)および(2)は第1図と同様な幾何構造を
もつ接合型FETに適用できる。また、方程式(1),
(2)と同様な方程式は金属ゲートFETやヘテロ接合
FETにも適用できる。ゲートとチヤンネル間の電位は
異なるが、ピンチオフ状態においては等しいIDをもつ
ように、またピンチオフ状態以下では等しいIDとVD
をもつようにバイアスされた2個のFETにおいて、方
程式(2)または(1)より(φB−o)は等しくなる
よつて、基準電圧VRが得られ、これは次式で示される
。この基準電圧はFETがピンチオフ状態以上で動作し
ていても以下で動作していても得られる。
またFETがターンオン状態以下で動作している場合で
も、ID.l!l:VDとが等しく維持される限り基準
電圧を得ることができる。第1図において、FETは、
P型半導体物質のバツクゲート804に接続されている
nチヤンネル802、P型半導体物質のフロントゲート
806、ソース電極808、ドレイン電極810を含む
第1図にはフロントゲート806とバツクゲート804
とをもつ接合型FETが示されているが、本発明により
基準電圧をうるには、少なくとも1個のゲート・チヤン
ネル接合に形成される障壁電位が異なることを除いて2
個のFETが実質的に同一であればよい。φBの違いは
、例えば基板と整流性接触を作り且つゲートとチヤンネ
ル間に異なる障壁電位を作る2個の異なる金属を使用す
ることにより得られる。
第2図は2個の実質的に同一の半導体基板に、第1型の
金属ゲートを設けた場合と第2型の金属ゲートを設けた
場合のエネルギー帯をそれぞれ示した特性図である。第
2A図は実質的に同一な2個の半導体基板402と40
4において、該基板402に第1ゲート金属406を該
基板404に第2ゲート金属408をそれぞれ接続した
場合が示されている。第1,第2ゲート金属406,4
08イま半導体基板402,404とそれぞれ整流性接
触を作りそして第1FETの障壁電位φB1は第2FE
Tの障壁電位φB2よりも大きいように選択される。φ
B2はφB1よりも小さいので、第2半導体基板404
中のチヤンネル幅は第1半導体基板402中のチヤンネ
ル幅よりも大きい。ここでチヤンネル幅とは、ドレイン
・ソース間での電流が通過しうる幅、即ち電流通過幅で
ある。この幅は空乏層の幅の大小により決定される。上
記の場合402中の空乏層の幅の方が404中のそれよ
りも大なので、404中のチヤンネル幅の方が大となる
。第2B図に示されているように、第2半導体基板40
4に対して第2ゲート金属408を(φB2−φBl)
だけバイアスすると、第2半導体基板404中のチヤン
ネル幅は第1半導体基板402中のチヤンネル幅と等し
くなる。その結果、基準電圧VR−φB2−φB1が発
生される。換言すれば、チヤンネル幅が等しくなるよう
に制御して、両半導体基板に流れる電流が等しくなるよ
うにすれば、そのとき接合部電圧は異なり、その差とし
て基準電圧が得られることになる。第2C図において、
第1、第2ゲート金属406,408は異なる電圧でそ
れぞれバイアスされる。しかしながら、第2半導体基板
404中のチヤンネル幅は第1半導体基板402中のチ
ヤンネル幅と同一である。その結果、第2B図に示した
場合と等しい基準電圧VR=φB2−φB1を生ずる。
φBの違いはまた、半導体基板と同一の半導体物質をゲ
ートに用い、そして第1ゲート半導体物質のドーピング
濃度と第2ゲート半導体物質の濃度とを異ならせること
によつても得られる。
第3図は基板と同一物質であるが異なる濃度でドーブさ
れそして各基板とP−N接合を形成させた2個の半導体
基板のエネルギー帯を示した特性図である0第3A図は
実質的に同一な2個の半導体基板502,504に対す
るエネルギ帯を示した特性図である。
第1半導体基板502は第1半導体ゲート506に接続
され、また第2半導体基板504は第2半導体ゲート5
08に接続される。半導体ゲート506と508のドー
ピング材は半導体基板502と504の多数キヤリアが
該ゲート506と508のキヤリアとその極性が異なる
ように選択される。第1半導体ゲート506中のドーピ
ング濃度は第2半導体ゲート508中の濃度と異なり、
それによりゲートとチヤンネル間に異なる障壁電位が発
生する。(!)B2はφB,よりも小さいので、第2半
導体基板504中のチヤンネル幅は第1半導体基板50
2中のそれよりも大きい。第3B図に示されているよう
に、第2半導体基板504に対して第2半導体ゲート5
08を(φB2−φB1)だけバイアスすると、第1、
第2半導体基板502,504中のチヤンネル幅は同一
となる。それにより基準電圧VR−φB2−φB1が発
生する。第3C図においては第3B図と異なり、半導体
ゲート506,508はそれぞれ異なる電圧でバイアス
される。しかしながら、第1、第2半導体基板506,
508中のチヤンネル幅は同一で、その結果同一の基準
電圧VR−φB2−φB1が発生する。φBの違いはま
た各ゲートに対して異なる半導体物質を用いることによ
つても得られる。第4図は第1型の第1半導体基板と該
基板と実質的に同一な第2半導体基板とを用い、さらに
第1半導体基板は第2型の半導体ゲートをもちまた第2
半導体基板は第3型の半導体ゲートをもつ場合のエネル
ギ帯を示した特性図である。第4A図は例えばn型の第
1半導体物質である実質的に同一な2個の半導体基板6
02と604を用いた場合を示している。第1半導体基
板602は例えばP型の第2半導体物質である第1半導
体ゲート606に接続される。第2半導体基板604は
例えばP型の第3半導体物質である第2半導体ゲート6
08に接続される。半導体ゲート606と608の物質
およびドーピング材は半導体基板602と604とでそ
れぞれ整流性接触が得られ且つφB1はφB2に等しく
ならないように選択される。φB2はφB1よりも小さ
いので、第2半導体基板604中のチヤンネル幅は第1
半導体基板602中のそれよりも大きい。第4B図に示
されているように、第2半導体基板604に対して第2
半導体ゲート608を(φB2−φB1)だけバイアス
すると、第1、第2半導体基板602,604中のチヤ
ンネル幅は等しくなる。その結果、基準電圧VR−φB
−φBが第2半導体ゲート608と第1半導体ゲート6
06との間に発生する。第4C図において、半導体ゲー
ト606,608は第4B図とは異なり、異なる電圧で
バイアスされる。しかしながら、第1、第2半導体基板
602,604中のチヤンネル幅は同一で、その結果第
4B図の場合と同様に基準電圧VR=φB2−φB1が
発生する。ゲート物質と半導体基板との結合は基準電圧
を発生させるために種々の形態が考えられる。例えば、
(1)ホモ接合とシヨツキバリア、(2)ホモ接合とヘ
テロ接合、(3)シヨツトキバリアとヘテロ接合等であ
る。第5図は本発明の一実施例による基準電圧発生装置
のプロツク図である。
図において、第1nチヤンネルFET5と第2nチヤン
ネルFET7とは異なる障壁電位をもつことを除いて実
質的に同一である。バイアス回路1はFET5のソース
電極13とドレイン電極17との間に接続される。そし
てバイアス回路3はFET7のソース電極15とドレイ
ン電極19との間に接続される。FET5のゲート電極
35の電位とFET7のゲート電極37の電位とは第5
図に示していないゲートバイアス手段によつて調整され
る。前記ゲートバイアス手段およびバイアス回路1,3
はFET5のドレイン・ソース間電圧とFET7のドレ
イン・ソース問電圧とがほぼ等しく且つFET5のドレ
イン電流とFET7のドレイン電流とがほぼ等しくなる
ように調整される。基準電圧Rはゲート電極35の電位
とゲート電極37の電位との差電位としで発生される。
これらの電圧、電流を等しくする理由は、第4頁第1行
から第7行に示すとおりである。2個のFETの整合状
態は同一基板上に互に接近してそれらを作ることにより
高められる。
それにより両方のFETにおいて、基板のドーピング濃
度と移動度とはほぼ等しくなる。第6図は本発明による
基準電圧発生装置をモノリシツクに製造する方法を示し
た図であり、この図はゲート金属を除いて他は同一であ
る2個のシヨツトキ・バリアFETの製造方法を示して
いる。第6A図において、まず最初に、例えばシリコン
である高抵抗基板702が清浄されそして研磨される。
そして次に基板702上に低抵抗エピタキシヤル層70
4が成長される。次に、酸化物層706が形成され、そ
して拡散窓708が形成され、そして隔離拡散層710
が形成される。第6B図に示されているように、次にソ
ースおよびドレイン窓712,714がエツチングされ
、次にソースおよびドレイン用拡散領域716,718
が形成される。第6C図に示されているように、ゲート
窓720が作られ、次に例えば白金の第1金属725が
蒸着される。第1金属はソースおよびドレイン電極部分
722,724およびゲート電極部分を除いて除去され
る。第6D図において、第2ゲート窓726がエツチン
グされ、そして例えばチタンである第2金属727が蒸
着される。第2金属727は以前に蒸着した第1金属部
分725、接続配線部分、接続パツド部分および第2ゲ
ート部分等を除いて除去される。なお、以上説明した製
造方法以外の方法も使用可能である。例えば、電極マス
クを作る工程まで同じ工程を用いて同一又は異なる基板
上に2個のFETを作つてもよい。FETは分離され、
そして異なるゲート金属および接続配線用金属がそれぞ
れの部分に蒸着される。基準電圧VRは2個のFETの
不整合の程度および2個のFETのゲートとチヤンネル
間の障壁の高さの温度係数の違いの程度に関してのみ温
度依存性をもつ。第7図は本発明の他の実施例による基
準電圧発生装置のプロツク図である。
図において、第1PチヤンネルFET2と第2Pチヤン
ネルFET4とはゲート・チヤンネル間の障壁の高さが
異なることを除いてほぼ同一である。増幅器6はFET
4のゲートを駆動するように接続される。FET2のソ
ース電極20および抵抗器8の一方の端子は増幅器6の
非反転入力端に接続され、FET4のソース電極40お
よび抵抗器10の一方の端子は増幅器6の反転入力端に
接続される。増幅器6は抵抗器8および10の抵抗値よ
りも大きな入力インピーダンスをもつ。負電圧が端子1
2と基準(又は接地)端子14との間に印加される。ド
レイン電極22,42は端子12に接続される。FET
2のゲート電極24、抵抗器8,10の他方の端子は基
準端子14に接続される。FET2および4のドレイン
電流およびドレイン電圧は抵抗器8,10の抵抗値をほ
ぼ等しくさせ、またFET4のゲート電極44を駆動す
る増幅器6の動作によつてほぼ等しく維持される。即ち
、増幅器6は抵抗器8,10の端子間電圧が等しくなる
ようにFET4のゲート電圧を制御するからFET2,
4のドレイン電流が等しくなる。基準電圧は端子16と
14間に得られる。出力電圧VO,FET2のゲート電
圧、ソース電圧、ゲート・ソース間電圧をそれぞれG2
,VS2,VGS2とし、FET4のゲート電圧、ソー
ス電圧、ゲート・ソース間電圧をそれぞれVG4,VS
4,VGS4とし、抵抗器8,10の端子間電圧をV8
,VlOとすると(8=V,O)、出力電圧VO−VG
4−VG2=(VG4一VG2)−(VlO−V8)一
(VG4−VlO)−〜2一V8)−VGS4−VGS
2となるo第8図は本発明の他の実施例による基準電圧
発生装置のプロツク図である。
図には第7図の装置で得られる基準電圧を2個結合した
ものである。基準電圧は端子16と14間に得られる。
より大きな基準電圧を得るには、第7図の装置をより多
く結合すれば得られることは勿論である。出力電圧V。
は、第7図の回路から明らかなように、0−(VGS4
−VGS2)+(VGS4−V′GS2)となり、第7
図の場合よりも大となる。第9図は本発明のさらに他の
実施例による基準電圧発生装置のプロツク図であり、集
積回路の製造に対して必要とされる面積を小さくできる
場合を示したものである。
本実施例では、第7図に示した抵抗器8,10が特性の
等しいFETl8,2Oにより置換される。この置換に
よつて、抵抗器8,10に対して大きな抵抗値を必要と
する場合には、基板面積を節約できる。出力電圧は第7
図の場合と同様である〇例えば、FETの交流コンダク
タンスや相互コンダクタンスのようなφBに関する他の
パラメータを検出し、そして基準電圧が得られるように
バイアス条件を調整するために使用してもよい。
本発明装置はまた2個の電圧可変コンデンサ(容量値が
印加電圧の大きさにより変化するもの)を用いても作る
ことができる。ゲート一基板間の接合部はFETに関し
上述した方法で作ることができる。第2図において、ゲ
ート406が半導体基板402に関してバイアスされて
いるよりも電圧VRだけ負にゲート408が半導体基板
404に関してバイアスされると、半導体基板404中
の空乏層は半導体基板402中のそれとほぼ等しくなる
。このようなバイアス状態において、ゲート406と基
板402間の容量値はゲート408と基板404間のそ
れとほぼ等しくなる。第3図および第4図に示した場合
においては、空乏層の大部分が基板中に広がつている限
り、第3図における半導体接合および第4図におけるヘ
テロ接合を用いることができる。第10図は本発明のさ
らに他の実施例による基準電圧発生装置のプロツク図で
、この装置は電圧可変コンデンサを用いたものである。
交流電圧は2個の電圧可変コンデンサの空乏層の幅が等
しくなるように各コンデンサに印加される。その結果各
コンデンサに対して等しい容量値が得られる。2個のコ
ンデンサはそれらの障壁電位が異なることを除いてほぼ
同一である。
基準電圧が発生され、これは次式によつて表わされる。
ここで、VGl,G2は第1、第2電圧可変コンデンサ
202,204の各ゲート一基板間電圧、?1φB2は
該コンデンサ202,204の各障壁電位である。
ゲート一基板間電圧は整合した容量値をうるために変化
される。交流電圧源206は結合コンデンサ208,2
09によつて、電圧可変コンデンサ202,204のゲ
ート電極210,212にそれぞれ接続される。
コンデンサ202,204の基板電極214,216は
抵抗器218,219によつて基準端子200にそれぞ
れ接続される。抵抗器218と219とはほぼ等しい抵
抗値をもち、そしてその一方の端子は整流およびフイル
タ回路220,222にそれぞれ接続される。整流およ
びフイルタ回路220および222の出力端228,2
30は増幅器224の差動入力端に接続される。増幅器
224の出力端子は電圧可変コンデンサ202のゲート
電極210に接続される。抵抗器218,219の抵抗
値は電圧可変コンデンサ202,204のリアクタンス
の大きさよりも小さいように選択される。
バイアス回路226は電圧可変コンデンサ204の容量
値を適切な値に調整する。バイアス回路226は電圧可
変コンデンサ204のリアクタンスの大きさよりも大き
なインピーダンスをもつ。結合コンデンサ208と20
9のリアクタンス値は、交流電圧源206の信号周波数
において、コンデンサ202,204のリアクタンスよ
りも小さいように選ばれる。したがつてコンデンサ20
2,204の容量値にほぼ比例する大きさの交流電圧が
基板電極214,216に生ずる。即ち、各コンデンサ
の容量値に比例した電流が抵抗器218,219に流れ
る。これらの交流電圧は整流およびフイルタ回路220
,222によつてそれぞれ直流電圧に変換され、そして
差動増幅器224に印加される。差動増幅器224は電
圧可変コンデンサ202のゲート電極210に印加され
る電圧を制御し、電圧可変コンデンサ202の容量値を
電圧可変コンデンサ204の容量値にほぼ等しくする。
即ち、差動増幅器224は抵抗器218,219の両端
子間電圧、即ち両抵抗器に流れる電流が等しくなるよう
に制御する。換言すればコンデンサ202,204のリ
アクタンス即ち容量値が等しくなるようにコンデンサ2
02のゲート電極210に印加される電圧を制御する。
基準電圧VRはゲート電極210と212との電圧の差
電圧として得られる。そして基準電圧VRは電界効果型
コンデンサ202,204の障壁電位の差にほぼ等しく
なる。出力電圧(基準電圧)VOは、コンデンサ202
,204の端子間電圧をVCl,VC2、抵抗器218
,219の端子間電圧をV2l8,V2,9すると、0
−(VOl+V2l8)一(02+219)−VCl−
VC2となる。そしてこの差は障壁電位の差に等しい。
なお、バイアス回路226は上記制御により、電圧可変
コンデンサ202の容量値を電圧可変コンデンサ204
の容量値に等しくできる範囲に204の容量値を予じめ
調整するために用いられる。
電圧可変コンデンサとしての障壁電位の違いは電界効果
トランジスタに関して前述した方法により得られる。
以下に、種々の基板物質に種々の金属を使用して、本発
明装置によつて得られた近似的な基準電圧を示した。
一般的に、以下に示した値は、製造工程の良さに依存し
、また基板ドーピング材やドーピング濃度によつて影響
をうける。したがつて実際に得られるVRは以下の表で
示した値とは異なることもありうる。
【図面の簡単な説明】
第1図は接合型電界効果型トランジスタの断面図、第2
図は実質的に同一な2個の半導体基板に第1、第2の型
の金属ゲートを設けた場合のエネルギー帯をそれぞれ示
した特性図、第3図は基板と同一物質であるが異なる濃
度でドープされそして各基板とP−N接合を形成させた
2個の半導体基板のエネルギー帯を示した特性図、第4
図は実質的に同一な2個の半導体基板に異なる第1、第
2型の半導体ゲートを設けた場合のエネルギー帯の特性
図、第5図は本発明の一実施例による基準電圧発生装置
のプロツク図、第6図は本発明装置をモノリシツクに製
造する方法を示した図、第7図から第10図は本発明の
他の実施例による基準電圧発生装置のプロツク図である

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 異なるゲート・チャンネル間障壁電位をもつ2個の
    電界効果型素子と、前記2個の電界効果型素子にほぼ等
    しいドレイン電流を発生させる手段と、前記2個の電界
    効果型素子にほぼ等しいドレイン・ソース間電圧を発生
    させる手段と、前記2個の電界効果型素子のゲート・ソ
    ース間電圧の電位差を基準電圧として発生する手段とよ
    り成る基準電圧発生装置。
JP3974277A 1976-04-07 1977-04-07 基準電圧発生装置 Expired JPS5926964B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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US05/674,453 US4068134A (en) 1975-06-16 1976-04-07 Barrier height voltage reference
US000000674453 1976-04-07

Publications (2)

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JPS52122856A JPS52122856A (en) 1977-10-15
JPS5926964B2 true JPS5926964B2 (ja) 1984-07-02

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ID=24706660

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